JP3578137B2 - 画像印刷装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、複数のユーザが、より効率的に各種の操作を行うことができるようにする画像印刷装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザの画像を撮影し、これを予め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに印刷して提供する、いわゆるプリントクラブ(登録商標)などの画像印刷装置が知られている。
【0003】
ところで、この画像印刷装置の中には、用意されている複数のタッチペンなどを利用して、複数のユーザが同時に撮影画像の編集などを行うことができるものも存在する。例えば、1つの画面の表示に対して複数のユーザが同時に各種の操作を行うことができる従来の装置として、図1に示されるような外観を有する画像印刷装置1がある。
【0004】
例えば、第1のユーザは入力ペン17−1を、第2のユーザは入力ペン17−2をそれぞれ使用し、表示部16に表示される案内に従って各種の処理を行う。具体的には、撮影装置12のCCD(Charge Coupled Device)カメラ13により撮影された画像が表示部16に表示されるため、第1、および第2のユーザは、表示部16に表示される画像の編集を行い、編集が終了したとき、作成した編集画像を所定のシール紙に印刷させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図1に示されるような装置においては、第1、および第2のユーザが効率的に各種の操作を同時に行うことができないという課題があった。
【0006】
例えば、入力ペン17−1を利用した第1のユーザが、表示部16の右端に表示されたボタンを操作するのと同時に、入力ペン17−2を利用した第2のユーザが、表示部16の左端に表示されたボタンを操作する場合、双方の体が邪魔し合い、効率的に操作を行うことができない。
【0007】
この課題は、さらに多数の入力ペンが用意されており、2人以上で同時に各種の操作を行うことができる装置の場合、ますます深刻なものとなる。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より効率的に各種の操作を行うことができるようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の画像印刷装置は、被写体を撮影する撮影手段と、自分自身の1つの筐体に固定されて設置され、前記撮影手段により撮影された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示する表示手段と、前記表示手段によりそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられ、それぞれ、各画像に対する編集入力を受け付ける複数の入力受付手段と、複数の前記入力受付手段により受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
撮影手段は、例えば、いわゆるディジタルカメラなどの撮影装置により構成され、例えば、表示手段は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)により構成され、入力手段は、例えば、タッチパネルに各種の情報を入力するペン状の機器や、それにより入力された情報を処理するタッチパネル等により構成される。また、編集手段は、例えば、画像の編集を制御するCPU(Central Processing Unit)により構成される。
【0011】
本発明の第1の画像印刷装置においては、被写体が撮影され、自分自身の1つの筐体に固定されて設置される表示部により、撮影された複数の被写体の画像が、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示され、それぞれ異なる方向に表示された複数の画像毎に設けられた複数の入力部により、それぞれ、各画像に対する編集入力が受け付けられ、複数の入力部により受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像がそれぞれ編集される。
【0012】
従って、編集対象として選択された複数の画像が、それぞれ、互いに角度を有するように位置する複数のユーザに向けられて表示されるため、お互いが邪魔になることなく、効率的に編集等の各種の操作を行うことができる。
【0013】
表示手段は、筐体の両側面からそれぞれ所定の距離だけ内部側の所定の位置に、筐体の前面から突出した状態で設けられているようにすることができる。
【0014】
これにより、表示手段に対して各方向に位置するユーザがそれぞれ互いに邪魔し合うことなく、表示手段による表示に対して各種の操作を行うことができる。
【0015】
編集対象として選択された複数の画像の表示位置の交換を指示する指示手段をさらに備え、表示手段は、指示手段により表示位置の交換が指示されたとき、複数の画像の表示位置をそれぞれ交換して表示するようにすることができる。
【0016】
指示手段は、例えば、表示手段に表示されるだけでなく、表示手段に設定されるそれぞれのユーザ領域毎に表示されるようにしてもよいし、筐体の所定の位置に物理的に構成されるようにしてもよい。
【0017】
指示手段を操作することにより、画像を交換し合うことができ、複数のユーザ間で共同して画像を編集することができる。
【0018】
表示手段は、3つの画像を、撮影手段により撮影される正面、および、正面に対して左右のそれぞれに向けて表示するようにすることができる。
前記表示手段は、1つの表示部よりなり、撮影手段により撮影された複数の被写体の画像が、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示された1つの画面を表示部に表示するようにすることができる。
【0019】
この表示は、1つの表示手段に対してソフトウエア的に複数(例えば、3つ)の画像を表示させるようにしても良いし、表示手段を複数設置し、ハードウエア的に複数の画像を表示させるようにしても良い。
【0020】
本発明の第1の画像印刷装置の画像印刷方法は、被写体を撮影するように制御する撮影制御ステップと、1つの筐体に固定されて設置される表示部に、前記撮影制御ステップの処理により制御されて撮影された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示するように制御する表示制御ステップと、前記表示制御ステップの処理により制御されてそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられた複数の入力部を制御し、それぞれの入力部において、各画像に対する編集入力を受け付けるように制御する入力受付制御ステップと、前記入力受付制御ステップにより受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集ステップとを含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の画像印刷装置の画像印刷方法においては、撮影された被写体の複数の画像が、それぞれ互いに角度を有するように異なる方向に表示される。
【0022】
この第1の画像印刷方法によれば、本発明の第1の画像印刷装置と同様の効果を奏することが可能である。
【0023】
本発明の第1のプログラムは、撮影した被写体の画像の取得を制御する取得制御ステップと、1つの筐体に固定されて設置される表示部に、前記取得制御ステップの処理により制御されて取得された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示するように制御する表示制御ステップと、前記表示制御ステップの処理により制御されてそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられた複数の入力部を制御し、それぞれの入力部において、各画像に対する編集入力を受け付けるように制御する入力受付制御ステップと、前記入力受付制御ステップにより受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
本発明の第2の画像印刷装置は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された被写体の画像をそれぞれ表示する複数の表示手段と、複数の表示手段によりそれぞれ表示された画像に対する編集を入力する入力手段と、入力手段による入力に基づいて画像を編集する編集手段とを備え、複数の表示手段は、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされることを特徴とする。
【0028】
本発明の第2の画像印刷装置の構成は、基本的に、上述した本発明の第1の画像印刷装置の構成と同様であり、撮影手段は、例えば、いわゆるディジタルカメラなどの撮影装置により構成され、例えば、表示手段は、LCDやCRTにより構成され、入力手段は、例えば、タッチパネルに各種の情報を入力するペン状の機器や、それにより入力された情報を処理するタッチパネル等により構成される。また、編集手段は、例えば、画像の編集を制御するCPUにより構成される。
【0029】
本発明の第2の画像印刷装置においては、撮影された被写体の画像が表示され、表示された画像に対する編集が入力され、入力に基づいて画像が編集される。また、被写体の画像が表示される表示手段が筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされるように構成される。
【0030】
従って、ユーザは、表示手段を移動させ、表示手段による表示に対して各種の操作を効率的に行うことができる。
【0034】
表示手段をこのように構成することによっても、複数のユーザが、お互い邪魔することなく、効率的に編集等の各種の操作を行うことができる。また、お互いの位置を移動することなく、編集対象の画像を交換することができ、所定の画像に対して編集を共同して行うことができる。
【0036】
また、例えば、第1の表示手段を利用しているユーザが画像の編集を終了し、所定の「終了ボタン」を操作したとき、その画像が、第2の表示手段において、編集対象画像を選択するための画像の一覧であるサムネイルに加えられるようにしても良い。また、第1の表示手段を利用しているユーザと、第2の表示手段を使用しているユーザが共に画像の編集を終了したとき、双方の画像が交換され、双方の表示手段にそれぞれの画像が表示されるようにしても良い。
【0037】
本発明の第2の画像印刷装置の画像印刷方法は、被写体を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された被写体の画像を、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる複数の表示部に表示する表示ステップと、表示ステップの処理により表示された画像に対する編集を入力する入力ステップと、入力ステップの処理による入力に基づいて画像を編集する編集ステップとを含むことを特徴とする。
【0038】
本発明の第2の画像印刷装置の画像印刷方法においては、被写体が撮影され、その撮影された被写体の画像が、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる複数の表示部に表示され、その表示された画像に対する編集が入力され、その入力に基づいて画像が編集される。
【0039】
この第2の画像印刷方法によれば、本発明の第2の画像印刷装置と同様の効果を奏することが可能である。
【0040】
本発明の第2のプログラムは、撮影した被写体の画像の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御ステップの処理により取得された画像を、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる複数の表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、表示制御ステップの処理により表示された画像に対する編集の入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理による入力に基づいて画像を編集する編集ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明を適用した画像印刷装置1の外観の構成例を示す斜視図である。図1の従来の画像印刷装置と同様の構成については、同一の符号を付してある。
【0044】
筐体11の垂直な面11aには、その上方の中央に撮影装置12が設けられている。撮影装置12は、面11aに設けられているレール(図示せず)に沿って、上下方向に移動可能とされている。従って、被写体であるユーザは、撮影装置12を上下方向に移動させて、好みの角度で撮影することができる。
【0045】
撮影装置12は、被写体を撮影するためのCCD(Charge Coupled Device)カメラ13と、CCDカメラ13により取り込まれている画像(動画像)を表示する取り込み画像表示部14により構成されている。
【0046】
撮影装置12の左右には、フラッシュ照射部15−1、および15−2が設けられており、フラッシュ照射部15−1、および15−2は、筐体11の内部に設けられている照明装置からのフラッシュ光を透過し、被写体を照射する。
【0047】
面11aの左端、および右端からそれぞれ所定の距離だけ内側であって、面11aに臨む場所に立ったユーザの手元付近の高さに相当する位置には、若干斜め上方を向いている面11bが形成されており、面11bの中央には、LCD(Liquid Crystal Display)、またはCRT(Cathode−Ray Tude)により構成される表示部16が設けられている。
【0048】
表示部16には、撮影した画像の他に、撮影処理や印刷処理の進行段階に応じて、様々な選択ボタン、或いはメッセージなどが表示され、ユーザは、表示部16の近傍に設けられる入力ペン17−1乃至17−3を利用して、撮影処理等を行う。従って、図1の画像印刷装置1においては、表示部16の表示に対して、3人のユーザが各種の操作を同時に行うことができる。
【0049】
なお、面11bの縁から面11aの最下部の縁を結んだ面として、若干斜め下方を向いた面11cが形成されている。また、面11a、面11b、および面11cにより囲まれる空間の側面として、面11dと面11eがそれぞれ形成されている。
【0050】
すなわち、面11a、面11b、面11c、および面11dにより囲まれる表示ユニット11Aのみが、一部突出した状態で筐体11に形成されており、面11bの3方の縁に沿って、3人のユーザが表示部16を取り囲み、面11eの正面に位置するユーザが入力ペン17−1を、面11a(面11c)の正面に位置するユーザが入力ペン17−2を、面11dの正面に位置するユーザが入力ペン17−3をそれぞれ利用し、表示部16の表示に対して各種の操作を同時に行うことができる。
【0051】
後に詳述するように、3人のユーザは、入力ペン17−1乃至17−3をそれぞれ利用して撮影を行い、その後、表示部16に表示される画像に対して、同時に、いわゆる落書き(編集)を施すことができる。
【0052】
面11aの照明装置15−2の下には、硬貨投入口18が設けられている。ユーザは、画像印刷装置1を利用して撮影するとき、所定の代金を硬貨投入口18に投入する。
【0053】
筐体11の右側面の面11fには、シール取出口19が設けられており、編集が施された画像が、所定の数に分割されたシール紙に印刷され、シール取出口19から排出される。
【0054】
図3は、図2の画像印刷装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述したものと同様の構成について、その詳細な説明は適宜省略する。
【0055】
パーソナルコンピュータなどよりなる制御装置31は、画像印刷装置1の全体の動作を制御する。具体的には、制御装置31に設けられているCPU(Central Processing Unit)41により、図示せぬROM(Read Only Memory)やハードディスクに記憶されているプログラムに従って、各種の処理が実行される。
【0056】
硬貨処理部32は、ユーザにより所定の代金が硬貨投入口18に投入されたとき、それを検出し、制御装置31に通知する。照明制御部33は、制御装置31からの指示に基づいて、撮影装置12が被写体を撮影するタイミングに合わせてフラッシュ光を出射する。出射されたフラッシュ光は、図2のフラッシュ照射部15−1、および15−2を介して被写体(ユーザ)を照射する。
【0057】
面11bに設けられている表示部16にはタッチパネル34が積層されている。タッチパネル34は、入力ペン17−1乃至17−3により入力されたユーザからの指示を制御装置31に出力する。
【0058】
プリンタユニット35は、プリンタ部42と制御タグリーダライタ43により構成され、プリンタユニット35に装着されるシール紙ユニット36は、シール紙44と、個々のシール紙ユニット36を識別する識別情報等を管理する制御タグ45により構成される。
【0059】
プリンタ部42は、編集処理等が施された画像データが制御装置31から供給されたとき、供給された画像データを、複数のシールが所定の位置、および大きさに配置されてなるシール紙44に印刷し、シール紙44をシール取出口19に排出する。
【0060】
制御タグリーダライタ43は、制御タグ45に記憶されている識別情報を接触、または非接触により読み出し、制御装置31に出力する。制御装置31は、制御タグリーダライタ43から供給された識別情報に基づいて、装着されているシール紙ユニット36が、図2の画像印刷装置1において利用可能なユニットであるか否かを判定し、利用可能なユニットであると判定したときにのみ、プリンタ部42等を動作可能にする。すなわち、制御装置31により、画像印刷装置1において利用可能とされるシール紙ユニットの識別情報が管理されている。
【0061】
これにより、画像印刷装置1に対応していない(純正のものでない)シール紙が利用されるのを抑制することができる。また、制御タグ45により、シール紙44の残量等も管理される。なお、シール紙ユニットが純正のものであるか否かを、シール紙ユニットにプリントされているバーコードなどにより確認させるようにしてもよい。
【0062】
次に、図2の画像印刷装置1の動作について説明する。
【0063】
始めに、図4のフローチャートを参照して、画像印刷装置1の画像印刷処理について説明する。
【0064】
ステップS1において、制御装置31のCPU41は、硬貨処理部32からの出力に基づいて、撮影を開始するユーザがいるか否か、すなわち、代金が投入されたか否かを判定し、所定の代金が投入されたと判定するまで待機する。
【0065】
CPU41は、ステップS1において、所定の代金が投入されたと判定した場合、ステップS2に進み、撮影の方法を案内する案内画面を表示部16に表示するなどして撮影処理を開始する。CPU41は、CCDカメラ13により被写体を撮影するとき、照明制御部33を制御し、フラッシュ光を出射する。照明制御部33から出射されたフラッシュ光は、フラッシュ照射部15−1、および15−2を透過し、被写体を照射する。
【0066】
このような撮影処理が実行され、編集処理において編集する画像が所定の数だけ選択されたとき、CPU41は、ステップS3に進み、編集処理を行う。すなわち、CPU41は、編集対象として選択された画像を表示部16に表示し、タッチパネル34からの入力に基づいて、選択された画像を編集する。編集処理の詳細については、図5のフローチャートを参照して後述する。
【0067】
編集処理を終了したとき、CPU41は、ステップS4において、編集処理により編集され、生成された合成画像をシール紙44に印刷する。すなわち、CPU41は、合成画像データをプリンタユニット35のプリンタ部42に転送し、シール紙44に印刷させ、処理を終了する。
【0068】
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS3において実行される編集処理について説明する。
【0069】
ステップS11において、CPU41は、編集画面を表示し、編集対象として選択された画像(以下、編集対象画像と称する)を表示部16に表示する。
【0070】
図6は、編集対象画像の表示例を示す図である。白抜き矢印で示されるように、表示部16の上方が図2の面11aの方向に対応し、表示部16の下方が面11cの方向に対応している。従って、表示部16の左方が面11eの方向に対応しており、表示部16の右方が面11dの方向に対応している。
【0071】
図6に示されるように、表示部16には、面11e側に位置し、入力ペン17−1を利用して表示部16の表示に対して各種の操作を行う第1のユーザの領域としてユーザ領域61−1が設定され、面11c側に位置し、入力ペン17−2を利用して表示部16の表示に対して各種の操作を行う第2のユーザの領域としてユーザ領域61−2が設定され、面11d側に位置し、入力ペン17−3を利用して表示部16の表示に対して各種の操作を行う第3のユーザの領域としてユーザ領域61−3が設定される。
【0072】
表示部16のユーザ領域61−1には、第1のユーザにより選択された編集対象画像が表示される編集対象画像表示部71−1と、編集のツール(種類)を選択するとき操作されるツール選択ボタン72−1乃至75−1が表示される。
【0073】
例えば、編集のツールとして、入力ペン17−1の軌跡に応じて所定の文字や記号を入力するペンツール、予め用意されている所定の画像を、入力ペン17−1を当接させた位置に入力するスタンプツール、ペンツールにより入力したペン画像や、スタンプツールにより入力したスタンプ画像を消去する消しゴムツールなどが用意されている。
【0074】
例えば、第1のユーザは、ペンツールにより編集対象画像を編集するとき、ツール選択ボタン72−1を操作することにより表示されるメニューの中から好みのペンツールを選択し、入力ペン17−1の軌跡に沿ってペン画像を入力する。また、第1のユーザは、スタンプツールにより編集対象画像を編集するとき、ツール選択ボタン73−1、または74−1を操作することにより表示されるメニューの中から好みのスタンプ画像を選択し、入力ペン17−1を当接した位置にスタンプ画像を入力する。さらに、第1のユーザは、消しゴムツールを利用するとき、ツール選択ボタン75−1を操作し、入力ペン17−1の軌跡に沿ってペン画像やスタンプ画像を消去する。
【0075】
図6の例においては、第1のユーザにより選択された、被写体が1人だけ写っている画像が編集対象画像として編集対象画像表示部71−1に表示されており、所定のペンツールにより「ヤッホー!」のペン画像が入力されている。なお、第1のユーザが編集等を容易に行うことができるように、編集対象画像表示部71−1に表示されている編集対象画像は、面11e方向(図6の左方向)を画像の下方向として表示されている。
【0076】
また、同様に、ユーザ領域61−2には、第2のユーザにより選択された編集対象画像が編集対象画像表示部71−2に表示され、その右側にツール選択ボタン72−2乃至75−2が表示されている。なお、2人の被写体が写っている画像が編集対象画像として選択されており、3つの星型のスタンプ画像が編集対象画像に入力され、編集対象画像表示部71−2に表示されている。編集対象画像表示部71−2に表示されている編集対象画像も同様に、面11c側に位置するユーザが編集等を容易に行うことができるように、面11c方向を画像の下方向として表示されている。
【0077】
ユーザ領域61−3には、第3のユーザにより選択された編集対象画像が編集対象画像表示部71−3に表示され、その右側にツール選択ボタン72−3乃至75−3が表示されている。なお、2人の被写体が写っている画像が編集対象画像として選択されており、ハート型のスタンプ画像と、所定のペンツールによる「Love」のペン画像が編集対象画像に入力され、編集対象画像表示部71−3に表示されている。また、面11d側に位置するユーザが編集等を容易に行うことができるように、面11d方向を画像の下方向として表示されている。
【0078】
このように、それぞれのユーザにより使用される領域を用意し、それぞれのユーザの位置に応じて、画像や各種の選択ボタン等が表示されるようにしたので、3人のユーザが、それぞれ効率的に画像の編集を行うことができる。また、図6に示されるように、それぞれのユーザが、それぞれ異なる画像を編集することができ、撮影処理において保存しておいた、より多くの画像を編集することができる(編集作業を分担して行うことができる)。
【0079】
図6の例においては、編集対象画像を交換するとき操作される画像交換ボタン81が表示部16に表示されている。
【0080】
図5の説明に戻り、ステップS13において、CPU41は、編集対象画像の交換が指示されたか否かを判定し、画像交換ボタン81がいずれかのユーザにより操作され、画像の交換が指示されたと判定した場合、ステップS14に進み、それぞれのユーザ領域に表示されている編集対象画像を交換して表示する。
【0081】
例えば、図6に示されるような画像が編集対象画像表示部71−1乃至71−3にそれぞれ表示されている状態において、画像交換ボタン81が操作されたとき、CPU41は、図7に示されるように、編集対象画像表示部71−1に表示されていた画像を編集対象画像表示部71−2に表示させ、編集対象画像表示部71−2に表示されていた画像を編集対象画像表示部71−3に表示させ、編集対象画像表示部71−3に表示されていた画像を編集対象画像表示部71−1に表示させる。
【0082】
すなわち、CPU41は、編集対象として選択されている画像を左回りの方向に順次移動し、かつ、それぞれのユーザが編集等を容易に行うことができるように画像の方向を適宜変更させ、それぞれの編集対象画像表示部に表示させる。
【0083】
その後、第1のユーザは、第3のユーザがそれまで編集を行っていた画像に対して編集を行い、第2のユーザは、第1のユーザがそれまで編集を行っていた画像に対して編集を行い、さらに、第3のユーザは、第2のユーザがそれまで編集を行っていた画像に対して編集を行う。
【0084】
これにより、複数のユーザ間で画像を回して編集することとなり、それぞれのユーザにより共同して編集された画像を印刷することができる。また、それぞれのユーザが他のユーザの邪魔になることなく、効率的に、共同して画像を編集することができる。
【0085】
なお、図8に示されるように、第1のユーザにより入力された編集を、第3のユーザにより選択されている編集対象画像に対する編集とし、第2のユーザにより入力された編集を、第1のユーザにより選択されている編集対象画像に対する編集とし、第3のユーザにより入力された編集を、第2のユーザにより選択されている編集対象画像に対する編集とするように、それぞれの編集対象画像に対して入力されたペン画像、またはスタンプ画像のみを、例えば、右回りの方向に順次移動して表示するようにしてもよい。
【0086】
また、画像交換ボタン81が操作されたとき、交換の方法を選択するメニューが表示され、上述したものの他に、例えば、第1のユーザと第2のユーザ間でのみ、編集対象画像またはペン画像等を交換する、或いは、第1のユーザと第3のユーザ間でのみ、編集対象画像またはペン画像等を交換するといったように、各種の交換方法を選択できるようにしてもよい。
【0087】
さらに、画像の交換等を指示するとき操作される画像交換ボタン81は、図6に示されるように、表示部16のほぼ中央に表示されるのではなく、それぞれのユーザ領域に用意されるようにしてもよいし、面11b上に物理的に配置されるようにしてもよい。
【0088】
図5の説明に戻り、ステップS14で画像を表示させた場合、または、ステップS13で画像の交換が指示されていないと判定した場合、CPU41は、ステップS15において、次に、編集を終了することが指示されたか否かを判定し、指示されていないと判定した場合、ステップS12に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
【0089】
一方、ステップS15において、CPU41は、編集を終了することが指示されたと判定した場合、図4のそれ以降の処理を実行する。すなわち、以上のように、画像の交換等が行われ、それぞれのユーザにより共同して編集された画像がシール紙44に印刷されて、シール取出口19から排出される。
【0090】
以上のように、表示ユニット11Aのみを筐体11から突出した状態で構成し、そこに設けられている表示部16に表示される画像を、3方に向かってそれぞれ表示するようにしたので、3人のユーザそれぞれが邪魔となることなく、効率的に各種の操作を行うことができる。
【0091】
なお、筐体11の最下端の、面11aと面11cの接合部にヒンジを設け、撮影時には、表示ユニット11Aを筐体11の内部に収納できるようにしてもよい。すなわち、表示ユニット11Aが筐体11の内部に収納されたとき、筐体11の正面には平坦面が形成される。
【0092】
以上においては、図6等に示されるように、編集対象の画像等が3方向に表示されるようにしたが、様々なユーザ領域の表示パターンが予め用意されており、ユーザが、利用する人数に応じて表示パターンを選択できるようにしてもよい。
【0093】
また、以上においては、1つの表示部16に対して複数のユーザ領域が用意され、ソフトウエア的に複数の画像が表示されるとしたが、表示ユニット11Aに複数の表示部を設け、複数の画像の表示がハードウエア的に行われるようにしても良い。この場合、例えば、図6のそれぞれのユーザ領域に対応する位置に、表示部がそれぞれ設けられる。
【0094】
さらに、以上においては、画像交換ボタン81等が操作されたタイミングで画像が交換されるとしたが、例えば、編集が施された画像が、他のユーザのユーザ領域に表示される、編集対象画像を選択する画像の一覧に加えられるようにしても良い。一覧に加えられた画像を選択することで、ユーザは、他のユーザにより編集が施された画像に対して、編集をさらに加えることができる。また、それぞれのユーザが編集を終了し、所定の「終了ボタン」を操作したタイミングでそれぞれの画像が交換されるようにしても良い。
【0095】
図9、および図10は、本発明を適用した画像印刷装置1の他の構成例を示す斜視図である。図2の構成と対応する部分については同一の符号を付してあり、重複する部分について、その説明は適宜省略する。
【0096】
筐体11の若干上方を向いている面11bには、図10に示されるような凹部111−1、および111−2が形成されており、凹部111−1、および111−2には、表示ユニット101−1、および101−2がそれぞれ載置可能になされている。従って、図9は、表示ユニット101−1、および101−2が凹部111−1、および111−2にそれぞれ載置された状態を示している。
【0097】
表示ユニット101−1、および101−2には、LCDなどよりなる表示部16−1、および16−2がタッチパネルに積層してそれぞれ設けられており、ユーザは、例えば、表示ユニット101−1を凹部111−1から取り外し、表示部16−1の表示に対して入力ペン17−1を利用し、各種の操作を行うことができる。
【0098】
表示ユニット101−1、および101−2に入力された指示は、それぞれ、図10のケーブル112−1、および112−2を介して筐体11に供給され、指示に応じた処理が行われる。
【0099】
なお、図10においては、ユーザからの代金の投入を受け付ける硬貨投入口18は、垂直な面11cの中央上方に設けられており、画像が印刷されたシール紙が排出されるシール取出口19は、筐体11の左側面の面11gに設けられている。
【0100】
図11は、図9、および図10に示される画像印刷装置1の内部の構成例を示すブロック図である。
【0101】
表示ユニット101−1は、表示部16−1とタッチパネル34−1から構成され、表示部16−1は、制御装置31からケーブル112−1を介して供給されてきた情報に対応する画像を表示し、タッチパネル34−1は、ユーザからの指示を、ケーブル112−1を介して制御装置31に供給する。
【0102】
同様に、表示ユニット101−2の表示部16−2は、制御装置31からケーブル112−2を介して供給されてきた情報に対応する画像を表示し、タッチパネル34−2は、ユーザからの指示を、ケーブル112−2を介して制御装置31に供給する。
【0103】
このような構成を有する図9、および図10の画像印刷装置1においても、図4を参照して説明したような処理が実行され、図4のステップS3において、撮影された画像に対する編集処理が行われる。
【0104】
すなわち、表示部16−1、および16−2には、CCDカメラ13により撮影された画像が表示されるため、第1のユーザは、表示ユニット101−1を凹部111−1から取り外し、上述したような各種のツールを利用して、入力ペン17−1により画像を編集することができ、第2のユーザは、表示ユニット101−2を凹部111−2から取り外し、入力ペン17−2により画像を編集することができる。
【0105】
このように、編集対象の画像等が表示される表示ユニットを、筐体11に対して着脱可能に構成することにより、第1のユーザと第2のユーザの間で表示ユニットを交換することができ、図2の画像印刷装置1の場合と同様に、双方の操作を邪魔することなく効率的に編集を行うことができる。また、双方の位置を移動することなく編集対象の画像を交換することができる。
【0106】
なお、図9等に示される表示ユニットと同様の構成を有する表示ユニットが、さらに多数設けられるようにしてもよい。これにより、さらに多くのユーザの間で表示ユニットを交換し合うことができ、多数のユーザの間で共同して画像を編集することができる。当然、このような画像の交換をソフトウエア的に行わせるようにしてもよい。
【0107】
また、筐体11と表示ユニットの間が、例えば、Bluetooth(登録商標)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a,802.11b,802.11g(無線LAN(Local Area Network))などにより無線で接続されるようにしてもよい。
【0108】
図12は、本発明を適用した画像印刷装置1のさらに他の構成例を示す斜視図であり、図9等に示される構成と同一の部分については同一の符号を付してある。
【0109】
面11bのほぼ全面には、凹部121が形成されており、この凹部121に表示ユニット101−1、および101−2が埋設されている。表示ユニット101−1、および101−2は、それぞれ、自身の上方(面11a方向)と下方(面11c方向)に横架されるレール131乃至134(図13)に従って、スライド自在とされており、第1のユーザと第2のユーザは、それぞれが使用していた表示ユニットをスライドさせ、使用する表示ユニットを交換することができる。
【0110】
図13は、図12の面11bの構成例を示す平面図であり、図14は、面11bの断面の例を示す図である。図13において、図の上方は面11aが形成されている方向に対応し、図の下方は、面11cが形成されている方向に対応する。
【0111】
図13に示されるように、凹部121の上方には、レール131、および132が横架され、表示ユニットを挟んで凹部121の下方には、レール133、および134が横架されている。このレール131乃至134のうち、表示ユニット101−1は、部材141と部材142を介してレール132とレール133によりスライド自在に掛止される。また、表示ユニット101−2は、部材143と部材144を介してレール131とレール134によりスライド自在に掛止される。
【0112】
具体的には、図14に示されるように、部材141の接合部141aの上面とレール132の下面がスライド自在に掛止され、部材142の接合部142aの上面とレール133の下面がスライド自在に掛止される。また、部材143の接合部143aの上面とレール131の下面がスライド自在に掛止され、部材144の接合部144aの上面とレール134の下面がスライド自在に掛止される。
【0113】
部材141、および142よりも、部材143、および144の方が大きく形成されているため、表示ユニット101−1と101−2がスライドされ、重なり合うとき、表示ユニット101−1が表示ユニット101−2の下方(凹部121の底面方向)を通り、それぞれの表示ユニットの位置が交換される。表示ユニット101−1、および101−2は、電動により、または、ユーザによる付勢によりそれぞれの場所が移動される。なお、FPC(フレキシブルプリント配線板)などによる制御装置31等との電気的な接続は、中空に形成されている部材141乃至144を介して確立されている。
【0114】
図13において、表示ユニット101−1の表示部16−1には、撮影した画像がサムネイル表示されるサムネイル表示部151−1、サムネイル表示部151−1に表示されている画像の中から、編集対象の画像として選択された画像が拡大表示される編集対象画像表示部152−1、上述したような各種の編集ツールを選択するとき操作されるツール選択ボタン153−1乃至156−1が表示されている。
【0115】
また、同様に、表示ユニット101−2の表示部16−2には、撮影した画像がサムネイル表示されるサムネイル表示部151−2、編集対象の画像として選択された画像が拡大表示される編集対象画像表示部152−2、および、ツール選択ボタン153−2乃至156−2が表示されている。
【0116】
表示部16−1においては、サムネイル表示部151−1に表示されている画像のうち、上段中央に表示されている画像が編集対象画像として選択されており、表示部16−2においては、サムネイル表示部151−2に表示されている画像のうち、上段右側に表示されている画像が編集対象画像として選択されている。
【0117】
図15は、図12に示される画像印刷装置1の内部の構成例を示すブロック図である。図11の構成と同一の部分について、その説明は適宜省略する。
【0118】
駆動制御部171は、CPU41からの制御に基づいて、表示ユニット101−1、および101−2を、凹部121に配設されているレール131乃至134に沿って移動させる。
【0119】
このような構成を有する図12の画像印刷装置1により、図4を参照して説明したものと同様の処理が行われ、ステップS3で、撮影した画像を編集する編集処理が実行される。
【0120】
次に、図16のフローチャートを参照して、図4のステップS3において実行される、図12の画像印刷装置1の処理について説明する。
【0121】
ステップS21において、CPU41は、例えば、図13に示されるような編集画面を表示部16−1、および16−2にそれぞれ表示する。CPU41は、ステップS22において、タッチパネル34−1からの入力に応じて、表示部16−1において編集対象として選択されている画像を編集し、タッチパネル34−2からの入力に応じて、表示部16−2において編集対象として選択されている画像を編集する。
【0122】
そして、CPU41は、ステップS23において、画像の交換、すなわち、表示ユニット101−1、および101−2の場所の移動が指示されたか否かを判定する。例えば、表示ユニット101−1、および101−2の場所の移動を指示するとき操作されるボタンが面11bの所定の位置に設けられており、ユーザは、表示ユニット101−1、および101−2の場所を移動させるとき、それを操作する。
【0123】
ステップS23において、CPU41は、画像の交換が指示されたと判定した場合、ステップS24に進み、駆動制御部171に対して、表示ユニット101−1と、101−2の場所を移動させる。
【0124】
これにより、例えば、図13に示されるように、表示ユニット101−1が面11bの左側に、表示ユニット101−2が面11bの右側にそれぞれ位置している状態から、図17に示されるように、表示ユニット101−2が面11bの左側に、表示ユニット101−1が面11bの右側にそれぞれ位置する状態に変更される。
【0125】
これにより、表示ユニット101−1を利用し、編集を行っていた第1のユーザは、それまで第2のユーザが利用していた表示ユニット101−2を利用して、その後の編集を行うことができる。また、反対に、表示ユニット101−2を利用し、編集を行っていた第2のユーザは、それまで第1のユーザが利用していた表示ユニット101−1を利用して、その後の編集を行うことができる。すなわち、双方のユーザが場所を移動することなく、編集する画像を交換することができるとともに、共同して画像を編集することができる。
【0126】
以上においては、図12の画像印刷装置1には、2つの表示ユニットが用意されるとしたが、当然、さらに多数の表示ユニットを用意するようにしてもよい。
【0127】
また、以上においては、表示ユニット101−1、および101−2がそれぞれ交換されることにより画像の交換が行われるとしたが、このような画像の交換がソフトウエア的に行われるようにしてもよい。さらに、表示ユニット101−1において編集された画像、および、表示ユニット101−2において編集された画像が相手方の表示ユニットにそれぞれ転送され、それぞれの表示ユニットのサムネイル表示部に加えられるようにしても良い。
【0128】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、より効率的に、各種の操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像印刷装置の外観の例を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用した画像印刷装置の外観の例を示す斜視図である。
【図3】図2の画像印刷装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2の画像印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS3において実行される処理を説明するフローチャートである。
【図6】編集画面の表示例を示す図である。
【図7】編集画面の他の表示例を示す図である。
【図8】編集画面のさらに他の表示例を示す図である。
【図9】本発明を適用した他の画像印刷装置の外観の例を示す斜視図である。
【図10】本発明を適用した他の画像印刷装置の他の外観の例を示す斜視図である。
【図11】図9の画像印刷装置の構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用したさらに他の画像印刷装置の外観の例を示す斜視図である。
【図13】図12の画像印刷装置の面11bの構成例を示す図である。
【図14】図13の画像印刷装置の面11bの断面の例を示す図である。
【図15】図12の画像印刷装置の構成例を示すブロック図である。
【図16】ステップS3において実行される、図12の画像印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
【図17】図12の画像印刷装置の面11bの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像印刷装置
13 CCDカメラ
16 表示部
17−1乃至17−3 入力ペン
31 制御装置
34 タッチパネル
35 プリンタユニット
36 シール紙ユニット
41 CPU
42 プリンタ部
43 制御タグリーダライタ
44 シール紙
45 制御タグ
Claims (10)
- 被写体を撮影する撮影手段と、
自分自身の1つの筐体に固定されて設置され、前記撮影手段により撮影された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示する表示手段と、
前記表示手段によりそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられ、それぞれ、各画像に対する編集入力を受け付ける複数の入力受付手段と、
複数の前記入力受付手段により受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集手段と
を備えることを特徴とする画像印刷装置。 - 前記表示手段は、前記筐体の両側面からそれぞれ所定の距離だけ内部側の所定の位置に、前記筐体の前面から突出した状態で設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。 - 編集対象として選択された複数の前記画像の表示位置の交換を指示する指示手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記指示手段により前記表示位置の交換が指示されたとき、複数の前記画像の表示位置をそれぞれ交換して表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像印刷装置。 - 前記表示手段は、3つの前記画像を、前記撮影手段により撮影される正面、および、前記正面に対して左右のそれぞれに向けて表示する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像印刷装置。 - 前記表示手段は、1つの表示部よりなり、前記撮影手段により撮影された複数の前記被写体の画像が、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示された1つの画面を前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像印刷装置。 - 被写体を撮影するように制御する撮影制御ステップと、
1つの筐体に固定されて設置される表示部に、前記撮影制御ステップの処理により制御されて撮影された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示するように制御する表示制御ステップと、
前記表示制御ステップの処理により制御されてそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられた複数の入力部を制御し、それぞれの入力部において、各画像に対する編集入力を受け付けるように制御する入力受付制御ステップと、
前記入力受付制御ステップにより受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集ステップと
を含むことを特徴とする画像印刷方法。 - 撮影した被写体の画像の取得を制御する取得制御ステップと、
1つの筐体に固定されて設置される表示部に、前記取得制御ステップの処理により制御されて取得された複数の前記被写体の画像を、各画像の下方向が互いに角度を有するように、それぞれ異なる方向に表示するように制御する表示制御ステップと、
前記表示制御ステップの処理により制御されてそれぞれ異なる方向に表示された複数の前記画像毎に設けられた複数の入力部を制御し、それぞれの入力部において、各画像に対する編集入力を受け付けるように制御する入力受付制御ステップと、
前記入力受付制御ステップにより受け付けられた各画像に対する編集入力に基づいて各画像をそれぞれ編集する編集ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像をそれぞれ表示する複数の表示手段と、
前記複数の表示手段によりそれぞれ表示された前記画像に対する編集を入力する入力手段と、
前記入力手段による入力に基づいて前記画像を編集する編集手段と
を備え、
前記複数の表示手段は、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる
ことを特徴とする画像印刷装置。 - 被写体を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の画像を、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる複数の表示部に表示する表示ステップと、
前記表示ステップの処理により表示された前記画像に対する編集を入力する入力ステップと、
前記入力ステップの処理による入力に基づいて前記画像を編集する編集ステップと
を含むことを特徴とする画像印刷方法。 - 撮影した被写体の画像の取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得された前記画像を、筐体に配設されるレールに従って、それぞれスライド自在とされる複数の表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、
前記表示制御ステップの処理により表示された前記画像に対する編集の入力を制御する入力制御ステップと、
前記入力制御ステップの処理による入力に基づいて前記画像を編集する編集ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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