JP3576122B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、乳幼児等が飲み口部を用いて飲料を飲む練習をするための飲料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の飲料容器は、図15に示すように構成されている。すなわち、飲料容器10は、飲料であるジュース類を収容する容器本体11と、この容器本体11の側面に形成され、使用者である乳幼児が把持するための取っ手12とを有している。また、この容器本体11の上部には、蓋の役割を果たすベース部13が載置され、このベース部13には、飲み口14が設けられている。
この飲み口14は、容器本体11内に収容されているジュース類と接触している図示しないストローと接続している。このため、図15に示すように、使用者である乳幼児が、この飲み口14をくわえて、吸い込むと、容器本体11内のジュース類を飲むことができるようになっている。
ところで、このような飲料容器10は、乳幼児が最終的に大人のストローでジュース類等を飲むことができるようになるために用いられるものであるため、その飲み口は乳首に近い形状を成している。
すなわち、乳幼児は当初、哺乳瓶のゴム製の乳首又は母親の乳首をくわえて、蠕動運動を行いミルクを飲んでいたため、直ぐに大人用のストローでジュース類を与えようとしても、このストローを上手に使ってジュース類を飲むことができない。このため、乳幼児がくわえる飲み口を上記乳首に近いものとして、徐々に乳首による飲料摂取から、ストローによる飲料摂取へと切り替えようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、乳幼児が飲み口を上記乳首に近いものから徐々に上記ストローへと変えるのには困難が伴っていた。
すなわち、飲み口14が取り付けられている容器本体11(カップ)方向へ脱落するという問題があった。また、飲み口14がふらつくと、乳幼児が吸引によって飲料を摂取しにくいという問題があった。さらに、飲み口14が設けられているベース部13から飲料が漏出するという問題があった。
【0004】
本発明は、以上の点に鑑み、飲み口部から飲料を摂取しやすく、飲料が漏出しにくいベース部を有する飲料容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、請求項1の発明によれば、飲料が収容される容器本体と、この容器本体に収容された飲料を飲むための柔らかい素材からなる飲み口部と、この飲み口部に着脱可能に配置されるストローと、この飲み口部を配置するためのベース部と、を有する飲料容器であって、前記飲み口部には、この飲み口部が前記ベース部から前記容器本体へ脱落しないための凸部と、前記飲み口部の突出量を規制するための突起部と、前記ストローを接続するためのストロー接続部と、が備えられていると共に、前記ベース部には、飲み口装着用孔が形成されており、且つ、前記飲み口部の前記凸部がこの飲み口装着用孔の縁部を乗り越えて、前記ベース部に装着される構成となると共に、前記突起部がこの飲み口装着用孔で止まる構成となっており、さらに、前記飲み口部が前記飲み口装着用孔に接触して前記ベース部に装着される構成となっている飲料容器により、達成される。
【0006】
好ましくは、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、前記飲み口部の少なくとも使用者の唇が当接する部分がシリコーンゴムまたはエラストマーより構成されており、その硬度が、K6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法におけるスプリング式(デュロメータ硬さ)で、0度乃至70度未満で構成される飲料容器である。
【0008
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0009
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る飲料容器を示す概略図である。図1において、飲料容器100は、飲料である例えばジュースが収容される容器本体である透明の樹脂製のカップ110を有している。このカップ110の側面には、使用者である乳幼児が手で把持するための樹脂製の取っ手120が設けられている。この取っ手120は、同じく樹脂製のリング状部材121により支持されており、このリング状部材121は、前記カップ110の上端部に嵌合されるようになっている。
このリング状部材121の上部には、樹脂製のベース部130が配置されている。このベース部130の図において下部には、カップ110とネジ嵌合するためのネジ溝が、その内側に設けられており、このベース部130をネジ嵌合させることによりリング状部材121も固定するようになっている。また、このベース部130の外周面には、使用者等が、このベース部130をカップ110に装着し易いように、指かかり部131が複数個、例えば8個設けられている。この指かかり部131は、ベース部130の下部の外周部に、その表面から突出するように設けられている。
また、このベース部130の指かかり部131の上部には、開閉可能な透明な樹脂製の蓋132と飲み口部140を配置するためのベース本体133が備えられている。
【0010
図2は、図1のベース部130の蓋132を開けた状態を示す斜視図である。図2においては、指かかり部131が省略されているベース部130のみが示されている。図2に示すように、ベース本体133には、略円形の案内部134が設けられている。この案内部134は、その外周に縁部134aが形成されており、この縁部134aの内周から案内部134の中心に向かって凹部134bが形成されている。
この凹部134bの直径Aは、例えば36mmに形成されており、この凹部134bの凹面の曲率は、図3に示すように、使用者である例えば乳幼児の唇が閉じる際の、唇の先端の軌道を結んだ線であるR36mm乃至R38mmに形成されている。
【0011】
この凹部134bの中心には、飲み口部140が備えられている。この飲み口部140は、その外側にトレーニングタイプの飲み口部140bが配置されており、その内側にはストロータイプの飲み口部140aが配置されている。このトレーニングタイプの飲み口部140bの断面形状は、図2に示すように、使用者の唇が閉じる方向に幅が狭くなる略楕円形で形成されている。
また、このトレーニングタイプの飲み口部140bは、例えばJISスプリング式で硬度が0度乃至70度未満であり、具体的には例えば40度に形成されている。そして、材質は、例えばシリコゴム又はエラストマー等により形成されている。
【0012
この硬度は、JISのK6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法におけるスプリング式(デュロメータ硬さ)で測定されるものである。すなわち、試験機には、試験片表面を加圧する加圧面が設けられており、この加圧面の中心には孔が設けられ、この孔からバネによって突き出されている押針が配置されている。
そして、この押針を試験片に押しつけ、押針が試験片により押し戻される距離(押し込み深さ)を硬さとして示す目盛りを読むことによって試験片の硬度を測るものである。
【0013
一方、このようなトレーニングタイプの飲み口部140bの内側に配置されている前記ストロータイプの飲み口部140aは、その断面形状が略円形に形成されている。そして、このストロータイプの飲み口部140aの硬度は、例えばJISのK6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法におけるスプリング式(デュロメータ硬さ)で硬度が70度乃至100度であり、具体的には例えば70度に形成されている。そして、材質は、例えばポリプロピレンやポリエチレン等で形成され、これらを射出成形又は押出成形して成るものである。
【0014
また、図3は図2と同様にベース部130の蓋132を開けた状態を示す斜視図である。しかし、図3においては、図2と異なり飲み口部140がストロータイプの飲み口部140aのみから構成され、その外側にトレーニングタイプの飲み口部140bは設けられていない。
このようにベース部130には、凹部134bの中心には、飲み口部140として、その中央にストロータイプの飲み口部140aを有するトレーニングタイプの飲み口部140bを備えることができるだけでなく、このトレーニングタイプの飲み口部140bを外した状態のストロータイプの飲み口部140aだけを備えることもできるようになっている。
このように飲み口形状が異なる複数の飲み口部を前記ベース部130に備えることができるのであるが、具体的には図4及び図6に示すようにして、ベース部130に対して飲み口部140、ストロータイプの飲み口部140aを取り付けることになる。
【0015
図4は、上記トレーニングタイプの飲み口部140bを有する飲み口部140がベース部130に取り付けられた状態を示す概略端面図である。図5は、図4の概略平面図である。
図4に示すように、ベース部130の案内部134の略中央には、飲み口部140をベース部130に装着する場合に用いられる飲み口装着用孔134cが設けられている。一方、図6に示すように、この飲み口装着用孔134cは、ストロータイプの飲み口部140aを装着しようとする場合は、この飲み口装着用孔134cの内部に調整具160を取り付けることにより、トレーニングタイプの飲み口部140bより、その外径が小さいストロータイプの飲み口部140aをベース部130の案内部134に取り付けることができるようになっている。
したがって、この飲み口装着用孔134cと調整具160によって共通装着部が形成されることになる。
ところで、図4に示すように、飲み口部140は、その内側に上記ストロータイプの飲み口部140aが配置されており、その外側にトレーニングタイプの飲み口部140bが配置されるようになっている。
そして、これらストロータイプの飲み口部140aとトレーニングタイプの飲み口部140bは、相互に分離可能に形成されている。
【0016
また、この飲み口部140は、図4に示すように案内部134の凹部134bの中心で最も凹んでいる部分に形成されている上記飲み口装着用孔134cに差し込まれて、固定されるようになっている。このとき、この飲み口部140のトレーニングタイプの飲み口部140bは、図4の案内部134を平面から見た図である図5に示すように略楕円形に形成されているため、この飲み口装着用孔134cも、同様に略楕円形に形成されている。
しかし、図4及び図5に示すように、トレーニングタイプの飲み口部140bには、凸部140hが設けられている。したがって、トレーニングタイプの飲み口部140bを飲み口用装着孔134cに装着する際、この凸部140hが飲み口用装着孔134cの縁部を乗り越えるようになっている。このように凸部140hが飲み口用装着孔134cの縁部を乗り越えることで、トレーニングタイプの飲み口部140bが、図において下方向のカップ110方向へ脱落しないようになっている。
【0017
また、このトレーニングタイプの飲み口部140bの内側には、図4に示すようにストロータイプの飲み口部140aが挿入されるようになっているが、このストロータイプの飲み口部140aには、図1に示す容器本体110内に収容される飲料である例えばジュースを、ストロータイプの飲み口部140aまで搬送するストロータイプ用ストロー本体150を接続するためのストロー接続部140cが設けられている。
【0018
このストロー接続部140cには、その内側にストロータイプ用ストロー本体150を挿入するためのストロー挿入孔140dが設けられ、このストロー挿入孔140dにストロータイプ用ストロー本体150を挿入することで、ストロータイプ用ストロー150とストロータイプの飲み口部140aとが接続されるようになっている。
この場合において、前記ストロー接続部140cの図において上下方向の長さが比較的長く形成されているため、前記ストロー挿入孔140dにおいて、ストロータイプ用ストロー本体150と接触する面積が大きくなり、ストロータイプ用ストロー150が、より強固に接続されることになる。
また、上記トレーニングタイプの飲み口部140bの図において上端部には、ストロータイプの飲み口部140aの先端部が当接して、このストロータイプの飲み口部140aが、トレーニングタイプの飲み口部140bの上端部から抜け出るのを防止するための抜け防止部140eが設けられている。これにより、トレーニングタイプの飲み口部140b先端部の孔から、ストロータイプの飲み口部140aが抜け出るのを有効に防ぐことができるようになっている。
【0019
そして、トレーニングタイプの飲み口部140bには、図示するように、突起部140fが設けられている。この突起部140fは、案内部134の凹部134bからのトレーニングタイプの飲み口部140bの突出量を規制すると共に、このトレーニングタイプの飲み口部140bがふらつくのを防止するためのものである。この突出量としては、具体的には、10mm乃至27mm未満の長さだけ突出した状態で止まるようになっているため、乳幼児が吸引によって飲料を摂取し易くなっている。
また、上記案内部134の凹部134bの中心に設けられている飲み口装着用孔134cには、孔部突起部134dが設けられており、この孔部突起部134dが、トレーニングタイプの飲み口部140bに沿うように形成されているため、トレーニングタイプの飲み口部140bとの接触面積が充分にとれ、トレーニングタイプの飲み口部140bのふらつきを、より効果的に防止することができることになると共に、飲み口装着用孔134cからの飲料の漏出をも有効に防止することができるようになっている。
【0020
このように構成されているトレーニングタイプの飲み口部140bの内径とストロータイプの飲み口部140aの外径は、略同一の寸法となっている。このためストロータイプの飲み口部140aをトレーニングタイプの飲み口部140b内に挿入した場合、硬い素材からなるストロータイプの飲み口部140aが、柔らかい素材からなるトレーニングタイプの飲み口部140bを広げるようにして挿入することになる。
したがって、トレーニングタイプの飲み口部140bの内径部分とストロータイプの飲み口部140aの外径部分との密着性が増し、その間に余分な空気を吸い込むことがないため、使用者である乳幼児がトレーニングタイプの飲み口部140bをくわえても、このトレーニングタイプの飲み口部140bがストロータイプの飲み口部140aと分離するような、不快感を感じることがないと共にストロータイプの飲み口部140aにより、トレーニングタイプの飲み口部140bが潰れることを防ぐようになっている。
ところで、図4に示すストロータイプ用ストロー本体150は、図1に示すカップ110内に収容されているジュースにその一端部が浸っている。したがって、乳幼児は、トレーニングタイプの飲み口部140bをくわえて吸引することで、カップ110内のジュースを、ストロータイプ用ストロー本体150を介して飲むことができるようになっている。
【0021
ところで、前記ベース部130の蓋132は、図1及び図2に示すように回転ヒンジ170により、ベース部130の案内部134を開放又は覆うようになっている。そして、この案内部134を覆う、蓋132のドーム部132aは、案内部134を覆う場合、そのドーム部132aの頂点とトレーニングタイプの飲み口部140bの先端が当接されるようになっている。
このため、乳幼児等が飲料容器100を携帯する場合、内部のジュース等がトレーニングタイプの飲み口部140bの先端部から溢れてしまうのを防ぐことができるようになっている。
また、このドーム部132aは、透明の樹脂等により形成されているため、乳幼児等が、外側から中のトレーニングタイプの飲み口部140bを視認することができるようになっている。
図6は、図4におけるトレーニングタイプの飲み口部140bをストロータイプの飲み口部140aから外し、ストロータイプの飲み口部140aのみを案内部134の中心の飲み口装着用孔134cに挿入した状態を示す図である。また、図7は、この図6における案内部134を平面より見た図である。
【0022
図6においては、図4と異なりトレーニングタイプの飲み口部140bが存在しないため、案内部134の略楕円形でなる飲み口装着用孔134cの方が、略円形でなるストロータイプの飲み口部140aの外径より大きく、ストロータイプの飲み口部140aを案内部134に固定することができなくなってしまう。 したがって、このストロータイプの飲み口部140aを案内部134に固定するため、飲み口装着用孔134cと共に共通装着部を構成する調整具160が備えられている。
この調整具160は、上述のトレーニングタイプの飲み口部140bと同様に柔らかい材質により形成され、その中心に孔を有している。そして、この調整具160の外側の形状は、案内部134の飲み口装着用孔134cと略同一の楕円形を成している。また、この調整具160の孔は、略円形を成しており、その内径は、前記ストロータイプの飲み口部140aの外径と略同一に形成されている。したがって、この調整具160を案内部134の飲み口装着孔134cに挿入すると、比較的柔らかい調整具160が広がって、調整具160が飲み口装着孔134cに、強固に取り付けられることになる。
【0023
また、この調整具160の孔にストロータイプの飲み口部140aを挿入すると、調整具160が広がるため、上述と同様にストロータイプの飲み口部140aが調整具160に対して強固に取り付けられることになる。
さらに、この調整具160には、上述のトレーニングタイプの飲み口部140bの突起部140fと同様の役割をする調整具突起部160fが備えられている。このため、この調整具突起部160fの下部にストロータイプの飲み口部140aの抜け防止突起部140gが当接し、ストロータイプの飲み口部140aの上部方向への抜けを防止することができる。また、このように構成することにより、抜け防止突起部140gは、ストロータイプの飲み口部140aの案内部134表面からの突出量を一定に、例えば18.2mmに規制する規制部の役割も果たすことになる。
さらに、この調整具160は、案内部134の孔部突起部134dに沿うように装着されるため、ストロータイプの飲み口部140aのふらつきを有効に防止することができると同時に、飲み口装着用孔134cからジュース類が漏れ出すのを防ぐことができる。
【0024
また、この調整具160には、調整具ストッパ160gが設けられている。この調整具ストッパ160gにより、調整具160自体の下方向の抜けが有効に防止されると共に、間接的には、この調整具160と強固に装着されているストロータイプの飲み口部140aの下方向の抜けが有効に防止されることになる。
このように、本実施の形態に係る飲料容器100によれば、案内部134の略中心部に形成されている飲み口装着用孔134cと調整具160とを用いることにより、飲み口の形状が異なるトレーニングタイプの飲み口部140bとストロータイプの飲み口部140aを単一の飲料容器100のベース部130に装着することができる。
また、本実施の形態においては、ストロータイプ用ストロー本体150を用いるが、このストロータイプ用ストロー本体150には、肉厚が異なるタイプが用意されている。すなわち、ストロータイプ用ストロー本体150と外径が同じで内径が小さい他のストロータイプ用ストロー本体が用意されている。
この他のストロータイプ用ストロー本体を上記ストロータイプ用ストロー本体150の代わりにストロータイプの飲み口部140aに接続することができる。 このようにストロータイプ用ストロー本体150より、その内径が小さい他のトレーニング用ストロー本体を用いることで、乳幼児が上記トレーニングタイプの飲み口部140bを吸引すると、より容易にジュース類を飲むことができる。
【0025
また、上記トレーニングタイプの飲み口部140bの案内部134の表面からの突出量は、図4に示すように例えば13.2mmに形成されているのに対し、上記ストロータイプの飲み口部140aの突出量は、図6に示すように例えば18.2mmと成っている。したがって、乳幼児はトレーニングタイプの飲み口部140bで充分吸引運動を練習した後、ストロータイプの飲み口部140aを使用する際には、より大人のストローに近い状態で、飲料容器100内のジュース類を飲むことができることになる。
【0026
本実施の形態に係る飲料容器100は、以上のように構成されているが、以下、その動作等を使用方法と共に説明する。
先ず、乳幼児等の保護者等が、図1に示す飲料容器100のベース部130の指かかり部131の部分を把持して、ベース部130を回転させ、ベース部130をカップ110から取り外し、カップ110内に飲料である例えばジュースを必要量入れ、その後、ベース部130を再び、カップ110に装着することになる。
この状態で、保護者等は、乳幼児等に、この飲料容器100を用いジュースを与えることになる。この乳幼児は今まで哺乳瓶の乳首でミルクを飲んでいた乳幼児又は母乳を飲んでいた乳幼児であって、乳首や母乳以外の飲み口で飲料を飲む練習をしようとする乳幼児である。
【0027
上述のように、飲料容器100にジュースを入れた状態で、保護者は、先ず、蓋132のドーム部132aを回転ヒンジ170を回転させながら開く状態にする。そして、大人と同じ飲み方をトレーニングする必要がある乳幼児等に、飲み口部140をくわえさせることになる。
このとき、乳幼児等は、今まで行ってた哺乳運動をしようとして、口を大きく開け、飲み口部140の先端部を、自己の哺乳窩(図8参照)に当接させようとすることになる。
しかし、ベース部130の案内部134の直径は、36mmと成っているため、この案内部134の外側に乳幼児等の唇は達することがなく、唇は案内部134の内側に接することになる。
この案内部134には、図2に示すように、凹部134bが形成され、その凹面の曲率は、R36mm乃至R38mmとなっており、これは、乳幼児等の唇が閉じる際の先端の軌道と略同様となっている。このため、この案内部134に接した乳幼児等の唇は、自然と口をすぼめ吸引運動の口唇の形となる。
そして、その結果、乳幼児等は、哺乳運動とは異なる口をすぼめる動作を繰り返すことにより、トレーニングすることになる。
【0028
また、この乳幼児等がくわえる部分には、柔らかい材質からなるトレーニングタイプの飲み口部140bが配置されているため、乳幼児の口唇が当接すると、その圧力で、トレーニングタイプの飲み口部140bが変形することになる。このトレーニングタイプの飲み口部140bの変形により、乳幼児の口腔内に密閉した空間を作り易くなり、口角からのジュース等の漏れを効果的に防ぎ、トレーニングタイプの飲み口部140bの吸引によりジュース摂取の練習を行うことが可能となる。
そして、このトレーニングタイプの飲み口部140bは、乳首等と同等の柔らかさを有するため、乳幼児がトレーニングタイプの飲み口部140をくわえた際に感じる違和感が軽減され、乳幼児が嫌がらずにトレーニングタイプの飲み口部140bでトレーニングをすることができる。
さらに、このトレーニングタイプの飲み口部140bの内側には、比較的硬い材質からなる上記ストロータイプの飲み口部140aを有しているため、トレーニングタイプの飲み口部140bが変形しても、内側のストロータイプの飲み口部140aは、変形しないようになっている。このため、このストロータイプの飲み口部140aと接続されているストロータイプ用ストロー本体150によってカップ110から搬送されたジュースは、ストロータイプの飲み口部140aを経て、乳幼児の口腔内に運ばれることになる。
【0029
このとき、上述のようにストロータイプ用ストロー本体150より内径の小さいトレーニング用ストロー本体を用いれば、より容易に乳幼児はカップ110内のジュース類を口腔内に運ぶことができる。
このように、本実施の形態に係る飲料容器100の飲み口部140は、乳幼児の口唇が触れる部分であるトレーニングタイプの飲み口部140bは、柔らかく形成され、ジュースが搬送される部分であるストロータイプの飲み口部140aは硬く形成されているため、乳幼児の口唇の圧力により飲み口部140が潰れることない。また、乳児が飲み口部140をくわえたときの違和感を軽減することができる。
また、飲み口部140を構成するトレーニングタイプの飲み口部140bとストロータイプの飲み口部140aとの間に余分な空気を含んでいないため、飲み口部140をくわえた乳幼児に、トレーニングタイプの飲み口部140bとストロータイプの飲み口部140aとが分離するような違和感を感じさせることがなく、より効果的に乳幼児に対してトレーニングを行うことができる。
【0030
また、この飲み口部140のトレーニングタイプの飲み口部140bの断面形状は、乳幼児等の唇が閉じる方向に幅が狭い略楕円形を成しているため、今まで唇を確実に閉じる動作を行っていなかった乳幼児等に対して、確実に唇を閉じる動作を促すと同時に、口角からもれずらくする役割を果たすものである。
さらに乳幼児等は、必要に応じて図1に示す取っ手120を持つ等してカップ110内のジュースを上述のように、吸引し飲み込む練習をしながら飲料を摂取することになる。
このような練習が終わると、蓋132のドーム部132aを閉状態にする。このとき、ドーム部132aの頂上と飲み口部140の先端部が当接するため、保護者等が飲料容器100を持ち歩いても、中のジュースが漏れ出すおそれがない。
【0031
さらに、乳幼児等の上記トレーニングタイプの飲み口部140bを用いた吸引によりジュース飲みが上達した場合は、飲料容器100からこのトレーニングタイプの飲み口部140b等を外して、案内部134の飲み口装着用孔134cに調整具160を装着する。そして、ストロータイプの飲み口部140aからトレーニングタイプの飲み口部140bを外し、ストロータイプの飲み口部140aのみを調整具160を介して案内部134に装着する。このとき、上述のようにストロータイプの飲み口部140aの案内部134表面からの突出量を例えば18.2mmにすれば、乳幼児は上述の哺乳窩を用いる哺乳運動はできなくなり、大人と同じ吸引動作により、ストロータイプの飲み口部140aの先端をくわえてカップ110内のジュースをストローで飲む練習をすることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、乳幼児等に段階的にストロー飲みの練習を同一の飲料容器100で行うことができる。
【0032
参考例
図9は、参考例に係る飲料容器300の要部を示す概略断面図である。図9において、飲料容器300は、飲料である例えばジュースが収容される容器本体310と、開閉可能に形成されている蓋部320とを有している。
また、この容器本体310内に収容されたジュースを搬送するためのストローが容器本体310の上部に設けられたベース部330に接続されている。
このベース部330には、屈曲部材であるチューブ360を介して飲み口部材340が設けられている。
この飲み口部材340は、第1の実施の形態と同様で、その外側に柔らかい部材で形成されているトレーニングタイプの飲み口部340bが配置され、このトレーニングタイプの飲み口部340bの内側には、硬い部材で形成されているストロータイプの飲み口部340aが配置されている。
しかし、本参考例では、第1の実施の形態と異なり、チューブ360に対してストロータイプの飲み口部340aが接続され、このストロータイプの飲み口部340aを覆うようにトレーニングタイプの飲み口部340bが配置される構成となっている。そして、このトレーニングタイプの飲み口部340bは、前記ストロータイプの飲み口部340aと分離可能となっている。
【0033
このように形成された飲み口部材340は、チューブ360を介してベース部330、そしてストロー350と接続されている。
また、前記蓋部320と飲み口部材340は、回動部材370と連結されている。したがって、使用者が蓋部320を操作して、参考例である図10に示すように閉状態にしようとすると、この回動部材370も回動中心370aを中心に図において左回りを始めることになる。
この回動部材370は、飲み口部材340と係合部370bで係合されているため、飲み口部材340は、図10に示すように容器本体310内に引き込まれることになる。このとき、飲み口部材340に接続されているチューブ360は、折り曲がるため、飲み口部材340は、容器本体310内に収容され、図10に示すように、蓋部320に覆われ、格納されることになる。
逆に、蓋部320を開状態にするときは、上述と逆の動きをして、飲み口部材340は、飲料容器300から突出した状態、すなわち図9に示す状態となる。このように使用者が蓋部320の開閉を行うだけで、飲み口部材340が連動して突出又は格納する構造なので、保護者等は簡単な動作で乳幼児に飲料容器300内のジュースを与えることができる。
【0034
また、本参考例に係る飲料容器300では、飲み口部材340の表面、すなわち乳幼児の口唇が直接、当接する部分には、柔らかい材質からなるトレーニングタイプの飲み口部340bが配置されているため、第1の実施の形態と同様に、乳幼児は口唇に違和感を感じることなく、飲み口部材340よりジュースを飲むことができる。
また、この場合において、このトレーニングタイプの飲み口部340bの断面形状が、乳幼児の口唇が閉じる方向に幅が狭い略楕円形に形成されている場合は、第1の実施の形態と同様に、今まで口唇を確実に閉じる動作を行っていなかった乳幼児に対し確実に口唇を閉じる動作を促すと共に、口角からジュースをもれずらくすることになる。
そして、このように、トレーニングタイプの飲み口部340bを用いた乳幼児によるジュース飲みが上達した場合、このトレーニングタイプの飲み口部340aを参考例である図11に示すように、取り外すことになる。このようにトレーニングタイプの飲み口部340aを取り外すと、飲み口部材340はストロータイプの飲み口部340aのみから形成されることになる。
【0035
このストロータイプの飲み口部340aは、第1の実施の形態と同様に、硬い材質から形成されていると共に、その断面は略正円となっており通常の大人が用いるストローと略同様の形状を成している。したがって、このストロータイプの飲み口部340aを乳幼児が用いることにより大人と同じストローを使ったジュース飲みの練習をすることができる。
以上のように本参考例に係る飲料容器300によれば、単一の飲料容器300を用いて、乳幼児に段階的にストロー飲みの練習を行うことができる。
【0036
(第の実施の形態)
図12は、本発明の第の実施の形態にかかる飲料容器400の飲み口部440等を示す概略断面図である。
本実施の形態にかかる飲料容器400は、上述の第1の実施の形態にかかる飲料容器100と多くの構成が同様であるため、同様の構成は第1の実施の形態と同一の符号とする等して、その説明を省略する。
本実施の形態の飲料容器400は、上述の第1の実施の形態と異なり飲み口部440の構成が異なる。
すなわち、第1の実施の形態では、飲み口部140は、その外側にトレーニングタイプの飲み口140bが配置され、内側にはストロータイプの飲み口140aが配置されるようになっている。そして、これらトレーニングタイプの飲み口140bとストロータイプの飲み口140aは、相互に分離可能に形成されている。
【0037】
これに対して、本実施の形態に係る飲料容器400のトレーニングタイプの飲み口部440は、2色成形で、柔軟層440bの内側に硬質層440aが一体的に形成されており、その下部にストロータイプの飲み口部となり得るストローが、飲み口としてではなく、飲料搬送用ストローとして連結されている。この柔軟層440bは、シリコゴム又はエラストマー等の柔らかい材質で形成されている
また、柔軟層440bには、嵌合凹部440cが複数個、設けられている。そして、この嵌合凹部440cに対応するように、内側に配置されている硬質層440aには、嵌合凸部440dが形成されている。この硬質層440aは、第1の実施の形態のストロータイプの飲み口140aと同様の材質等により形成されている。
したがって、これら嵌合凹部440cと嵌合凸部440dとが相互に嵌合されるように、上述2色成形が行われると、これら柔軟層440bと硬質層440aとがより強固に接合される。
【0038
また、このトレーニングタイプの飲み口部440には、第1の実施の形態と同様に、ストロー接続部440eやストロー挿入孔440fが設けられている。このため、このトレーニングタイプの飲み口部440が、飲料容器400の案内部134に設けられた飲み口装着用孔134cに図12に示すように装着されたときは、ストローが飲料搬送用ストローとして、上記ストロー挿入孔440fに挿入され、ストロー接続部440eに配置されることになる。
したがって、飲料容器400内の飲料はストローを介してトレーニングタイプの飲み口部440に導入され、使用者である乳幼児等が飲むことになる。
ところで、このトレーニングタイプの飲み口部440は、硬質層440aが柔軟層440bの内側に分離不可能な状態で配置されている。
【0039】
したがって、第1の実施の形態のように、乳幼児等の飲み方が上達し、保護者が乳幼児等に通常のストローでの飲み方を練習させたいと考えた場合は、このトレーニングタイプの飲み口部440を取り外し、上述の飲料搬送用としてストロー接続部440eに連結されていたストローをストロータイプの飲み口部としてこの飲料容器400に装着することになる。
具体的には、第2の実施の形態である図13及び図14に示すように飲料容器400の案内部134に設けられた飲み口装着用孔134cに、図13に示すストロー用調整具450を装着する。
このストロー用調整具450は、図13に示すように、その内部にストローを挿入させるためのストロー挿入孔450dが形成されている。また、このストロー用調整具450は、第1の実施の形態のトレーニングタイプの飲み口部140bと同様に例えばシリコゴム又はエラストマー等の柔らかい材質で形成されていることで、ストローを確実に固定すると同時に、開口とされている案内部134からの飲料の漏れを防ぐ。
【0040
このようなストロー用調整具450を用いるのは、飲料搬送用として連結されていた通常のストローの径が図12の飲み口部440の径より小さいため、そのまま飲料容器400の案内部134の飲み口装着用孔134cに挿入すると、ストローが飲み口装着用孔134cに保持されないからである。
すなわち、このストロー用調整具450は、図13に示すように飲み口装着用孔134cにしっかりと装着されるようになっている。そして、ストロー用調整具450のストロー挿入孔450dは、通常のストローの外形と同等又はやや小さな径となっているため、ストローが容易に脱落しないようになっている。
したがって、保護者が飲料容器400で通常のストローで飲料を飲む練習を乳幼児にさせたい場合は、先ず、図12のトレーニングタイプの飲み口部440を飲み口装着用孔134cから取り外し、代わりに、図13に示すストロー用調整具450を装着する。
このとき、このストロー用調整具450には、図13に示すように脱落防止用凸部451が形成されているので、ストロー用調整具450が容易に飲み口装着用孔134cから脱落することがない。
【0041
また、直接に飲み口装着用孔134cと接触する部分である、装着部452は、その外形が、飲み口装着用孔134cと同様の径及び形状となっているので、装着部452は、図13に示すように精度良く飲み口装着用孔134cに装着されることになる。
さらに、ストロー用調整具450は、ベース部453を有している。このベース部453の表面には、図13に示すように、案内部134の一部が当接するようになっているので、ストロー用調整具450は、より強固に案内部134に装着されることになる。
このように装着されたストロー調整具450のストロー挿入孔450dに上述のトレーニングタイプの飲み口部440に飲料搬送用として連結されていたストローを挿入し、ストローの先端部が、案内部134から所定の高さだけ突出するように調整する。このストローの突出量は、保護者が任意の突出量に調整することができる。
【0042
このとき、ストロー挿入孔450dの内径が通常のストローの外径と略同等又はやや小さな径に形成され、且つストロー調整具450は柔らかな材質で形成されているので、ストローをストロー挿入孔450cに挿入すると、ストローはストロー挿入孔450c内でしっかりと保持されることになる。
このように、ストローがストロー挿入孔450c内でしっかりと保持されるため、上述のようにストローの突出量も保護者の任意の量に定めることが容易にできる。
なお、図14は、図13のストロー用調整具450を底面より見た概略図である。
【0043
以上のように本実施の形態では、保護者が乳幼児にジュース飲みを練習させるときは、先ず図12に示すトレーニングタイプの飲み口部440で練習する。
その後、トレーニングタイプの飲み口部440に飲料搬送用として連結されていたストローを、トレーニングタイプの飲み口部440から取り外し、ストロー用調整具450を用いて、ストロータイプの飲み口部として装着し、ジュース飲みを練習することができる。
したがって、第1の実施の形態のように飲み口部140のトレーニングタイプの飲み口部140bとストロータイプの飲み口部140aとを分離させる必要がないので、保護者の飲料容器400の取り扱いが便利となる。
【0044
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、飲み口部から飲料を摂取しやすく、飲料が漏出しにくいベース部を有する飲料容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る飲料容器を示す概略図である。
【図2】図1のベース部の蓋を開けた状態を示す概略斜視図である。
【図3】図1のベース部にトレーニングタイプの飲み口部のみを取り付けた状態を示す概略斜視図である。
【図4】図2のベース部と飲み口部との関係を示す一部概略断面図である。
【図5】図4の案内部を平面から見た概略平面図である。
【図6】図3のベース部と飲み口部との関係を示す一部概略断面図である。
【図7】図6の案内部を平面から見た概略平面図である。
【図8】乳幼児等の上顎である硬口蓋方向を下から見た概略図である。
【図9】参考例に係る飲料容器の要部を示す概略断面図である。
【図10】参考例に係る図9の飲料容器の蓋部を閉めた状態を示す概略断面図である。
【図11】参考例に係る図9の飲料容器の飲み口部材からトレーニングタイプの飲み口部を取り外した状態を示す概略断面図である。
【図12】本発明の第の実施の形態に係る飲料容器の要部を示す概略断面図である。
【図13】第2の実施の形態にかかる飲料容器にストロー用調整具を取り付けた状態を示す部分概略断面図である。
【図14】図13のストロー用調整具の概略底面図である。
【図15】従来の飲料容器を示す概略図である。
【符号の説明】
100、300、400・・・飲料容器、110・・・カップ、120・・・取っ手、121・・・リング状部材、130、330・・・ベース部、131・・・指かかり部、132・・・蓋、132a・・・ドーム部、133・・・ベース本体、134・・・案内部、134a・・・縁部、134b・・・凹部、134c・・・飲み口装着用孔、134d・・・孔部突起部、140・・・飲み口部、140a、340a・・・ストロータイプの飲み口部,140b,340b、440・・・トレーニングタイプの飲み口部、140c、440e・・・ストロー接続部、140d、440d・・・ストロー挿入孔、140e・・・抜け防止部、140f・・・突起部、140g・・・抜け防止突起部、140h・・・凸部、150・・・ストロータイプ用ストロー本体、160・・・調整具、160f・・・調整具突起部、160g・・・調整部ストッパ、170・・・回転ヒンジ、310・・・容器本体、320・・・蓋部、340・・・飲み口部材、350・・・ストロー、360・・・チューブ、370・・・回動部材、440a・・・硬質層、440b・・・軟質層、440c・・・嵌合凹部、440d・・・嵌合凸部、450・・・ストロー用調整具、450d・・・ストロー挿入孔、451・・・脱落防止用凸部、452・・・装着部、453・・・ベース部

Claims (2)

  1. 飲料が収容される容器本体と、
    この容器本体に収容された飲料を飲むための柔らかい素材からなる飲み口部と、
    この飲み口部に着脱可能に配置されるストローと、
    この飲み口部を配置するためのベース部と、を有する飲料容器であって、
    前記飲み口部には、この飲み口部が前記ベース部から前記容器本体へ脱落しないための凸部と、
    前記飲み口部の突出量を規制するための突起部と、
    前記ストローを接続するためのストロー接続部と、が備えられていると共に、
    前記ベース部には、飲み口装着用孔が形成されており、
    且つ、前記飲み口部の前記凸部がこの飲み口装着用孔の縁部を乗り越えて、前記ベース部に装着される構成となると共に、
    前記突起部がこの飲み口装着用孔で止まる構成となっており、
    さらに、前記飲み口部が前記飲み口装着用孔に接触して前記ベース部に装着される構成となっていることを特徴とする飲料容器。
  2. 前記飲み口部の少なくとも使用者の唇が当接する部分がシリコーンゴムまたはエラストマーより構成されており、その硬度が、K6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法におけるスプリング式(デュロメータ硬さ)で、0度乃至70度未満で構成されることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器。
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