JP2000005023A - 学習用飲料カップ - Google Patents

学習用飲料カップ

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JP2000005023A JP10586399A JP10586399A JP2000005023A JP 2000005023 A JP2000005023 A JP 2000005023A JP 10586399 A JP10586399 A JP 10586399A JP 10586399 A JP10586399 A JP 10586399A JP 2000005023 A JP2000005023 A JP 2000005023A
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Ryotaro Sato
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絵美 倉本
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洋一 仲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 哺乳期から離乳期にかけての乳幼児が液体も
しくは流動状の食品をこぼさずに、無理なく摂取する訓
練を行うことができる学習用飲料カップを提供するこ
と。 【解決手段】 液体を収容できる容器本体12と、この
容器本体に着脱される蓋部材11と、この蓋部材に形成
した開口17に関連して設けられる飲み口部13とを有
しており、前記飲み口部13は、前記蓋部材の前記開口
に続く傾斜面14aを備えた案内部14と、この傾斜面
の両側側縁にそれぞれ設けたバリア部15,15とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乳幼児が飲料等
の液体もしくは流動状の食品を摂取する訓練をするため
の学習用飲料カップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乳児は、所謂哺乳運動によりミルク等の
液体食品を摂取しているが、乳幼児の成長にともない人
口乳首のついた哺乳瓶ではなく、おおきな開口のあるコ
ップから水やジュース等の液体食品を摂取する訓練を行
う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、従来は、母
親等の介助者が、小さめのスプーン等を使って、液体を
すくって、乳幼児に飲ませる訓練が行われているが、こ
れは、コップから飲むのと違い、液体の容器から液体の
内容物を直接飲む訓練にはならない。ところが、口及び
唇の動きが未発達な乳幼児に対して、コップ状の飲料容
器から直接液体をのませようとしても、大人と同様に液
体をこぼすことなく摂取することは不可能である。
【0004】つまり、乳幼児にあっては、コップから口
腔内に所定量づつの液体をとりいれて、連続的にゴクゴ
クと飲み下す動作をすることができないので、このよう
な飲用動作の練習をするための適切な教習具がのぞまれ
ていた。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、哺乳期から離乳期にかけての乳幼児
が液体もしくは流動状の食品をこぼさずに、無理なく摂
取する訓練を行うことができる学習用飲料カップを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、液体を収容できる容器本体と、この容
器本体に設けられた飲み口部とを有しており、前記飲み
口部は、前記容器本体の開口に続く傾斜面を備えた案内
部と、この傾斜面の両側縁にそれぞれ設けたバリア部と
を備える、学習用飲料カップにより、達成される。
【0007】上記目的は、請求項2の発明にあっては、
液体を収容できる容器本体と、この容器本体に着脱され
る蓋部材と、この蓋部材に形成した開口に関連して設け
られる飲み口部とを有しており、前記飲み口部は、前記
蓋部材の前記開口に続く傾斜面を備えた案内部と、この
傾斜面の両側側縁にそれぞれ設けたバリア部とを備え
る、学習用飲料カップにより、達成される。
【0008】請求項1または2の構成によれば、容器本
体に収容した液体状の食品は、この容器本体のまたは蓋
部材の開口から外部に出るようになっている。この容器
本体には、液体食品を乳幼児の口に適切に導く飲み口部
が設けられている。この飲み口部においては、容器本体
を傾けることによって、傾斜面を備えたその案内部の傾
斜にしたがって、乳幼児の口まで、液体食品が流量調整
されつつ徐々にに導かれる。この場合、容器本体内の液
体は、前記案内部の幅や傾斜,及び案内部の両側のバリ
ア部によって、わきへ流れることなく、適切に乳幼児の
口に導かれる。ここで、液体食品とは、乳幼児が摂取す
ることが可能な液体飲料やスープ等の流動食品を広く含
んでいる。
【0009】また、請求項3の発明では、前記案内部の
前記傾斜面は、少量の前記液体を一時的に貯留できる構
成とされている。
【0010】請求項3の構成によれば、請求項1または
2の作用に加えて、乳幼児に液体食品を飲ませる上で、
容器本体からの液体食品を前記傾斜面に一口ずつの量で
貯留し、少量単位で乳幼児に与えることができる。これ
により、乳幼児には、連続して液体食品を与える練習を
より適切に行うことができる。
【0011】また、請求項4の発明では、前記案内部の
前端部は、飲料容器本体の周縁部とほぼ同一の湾曲した
周縁部を備えるようにされている。
【0012】請求項4の構成によれば、請求項1ないし
3の作用に加えて、前記案内部は、特に飲料容器の周縁
部と同一の前端面を備えることで、乳幼児がコップ等の
飲料容器から直接飲料を飲む練習がより適切に行える。
【0013】請求項5の発明では、前記案内部は前記容
器本体の外周部から外側に突出しており、その幅W1が
約25mmから40mmの範囲に設定されている。
【0014】請求項5の構成によれば、請求項1ないし
4の作用に加えて、幅が小さい乳幼児の口に適切に受容
されて、液体食品を導くことができる。
【0015】請求項6の発明では、前記バリア部は、前
記傾斜面の両側縁からそれぞれ起立する側壁部でなる。
【0016】請求項6の構成によれば、請求項1ないし
5の作用に加えて、前記バリア部を蓋部材の開口に関連
して容易に一体に設けることができる。
【0017】請求項7の発明では、前記開口部は、前記
案内部に近接して設けられており、前記傾斜部は、前記
開口部の前端周縁から連続するように設けられている。
【0018】請求項7の構成によれば、請求項1ないし
6の作用に加えて、容器本体の開口部をこの蓋部材の周
縁付近に設ければ、介助者が飲料を与えるに際して、作
業しやすい適切な位置に飲み口部を形成することができ
る。
【0019】請求項8の発明では、前記バリア部は、前
記案内部の前端から後ろに所定距離を隔てて設定された
位置決め手段を有している。
【0020】請求項8の構成によれば、請求項6の作用
に加えて、乳幼児の口腔内の適切に位置に案内部をさし
入れるように位置決めできる。
【0021】請求項9の発明では、前記案内部の傾斜面
の前端から、前記バリア部の前記位置決め手段までの距
離L1が約10mmから20mmである。
【0022】請求項9の構成によれば、請求項1ないし
6の作用に加えて、乳幼児の口腔内における案内部の位
置決めをより適切に行うことができる。
【0023】請求項10の発明では、前記案内部の前記
傾斜面は、凹状に形成されることにより、少量の前記液
体を一時的に貯留できるように構成されている。
【0024】請求項10の構成によれば、請求項1ない
し9の作用に加えて、乳幼児に液体食品を飲ませる上
で、容器本体からの液体食品を前記傾斜面に一口ずつの
量で貯留し、少量単位で乳幼児に与えるのに必要な構成
を簡単に形成することができる。
【0025】請求項11の発明では、前記凹状部は、約
3cc以下の容量を備えている。
【0026】請求項11の構成によれば、請求項10の
作用に加えて、乳幼児に一回に与える液体食品の量を適
切に貯留することができる。
【0027】請求項12の発明では、前記凹状部は、約
3mmないし7mmの深さを備えている。
【0028】請求項12の構成によれば、請求項11の
作用に加えて、乳幼児に一回に与える液体食品の量を適
切に貯留できる構成とすることができる。そして、凹状
部の深さが上記範囲より深過ぎると、乳幼児は口を閉じ
る力が弱いため、下唇が飲み口部13の底部裏面に触れ
た時に上唇を液面にうまく接触させることができなくな
ってしまう。
【0029】請求項13の発明では、前記容器本体のほ
ぼ中央を通る垂直な仮想線LA1と前記傾斜面の上面を
通る仮想線LA2とのなす角度θが、約30度ないし4
5度に設定されている。
【0030】請求項14の発明では、請求項1の構成に
おいて、前記容器本体の開口周縁部に着脱されるカバー
部材を備え、このカバー部材に前記飲み口部を備えるこ
とを特徴とする。
【0031】請求項15の発明では、請求項14の構成
において、前記容器本体の開口周縁部に着脱されるリン
グ状のカバー部材と、このカバー部材の内側に着脱され
る蓋体とを備え、前記カバー部材の内側に着脱される蓋
体に形成した開口に関連して設けられた前記飲み口部を
を備えることを特徴とする。
【0032】請求項14及び15の発明によれば、容器
本体に飲み口部を設けない場合には、容器本体の開口周
縁に装着するカバー部材またはカバー部材に装着する蓋
体に飲み口部を備えることにより、請求項1または2の
発明と同様の作用を発揮することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下
に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0034】図1は、本発明の第1の実施形態による学
習用飲料カップを示す概略斜視図である。 図におい
て、学習飲料カップ10は、容器本体12とこの容器本
体に着脱される蓋部材11とを備えている。
【0035】上記容器本体12は、例えば、耐熱性を備
えた合成樹脂材料として、例えばポリプロピレン等を使
用して構成されている。この容器本体12は、例えば、
全体に略半球状に形成されており、上方に向かって大き
く開口した開口部12aを備えている。そして、容器本
体12は、好ましくは透明または半透明に形成すること
で、収容した液体食品の状態や分量を外部から容易に視
認できるようになっている。この容器本体12は、図示
の形状に限らず、より深い態様や浅い態様を適用しても
よい。
【0036】特に、本実施形態では、容器本体12は上
方に向かって徐々に広くなるような内壁を備えている。
このため、介助者が後述するようにして、乳幼児に液体
食品を与える際に、容器本体12を傾けた時、内容物が
減ってきた段階で、容器本体12を傾けるべき角度を小
さくすることで、乳幼児の捕食姿勢が変化しないように
したものである。
【0037】また、容器本体12の側面には、その周方
向に沿って形成した凸条23が形成されており、容器本
体12を手で持った場合の滑り止めとなっており、ま
た、蓋を外すさいの指がかりとなっている。さらに、容
器本体12の下部には、載置用の脚部24が形成されて
おり、この脚部24の下端には、例えばゴム等の滑り止
め部材24aが設けられている。
【0038】蓋部材11は、例えば図1に示す形状でな
っている。そして、この蓋部材11は、図2にその平面
図、図3には、図1と異なる方向に傾けた概略斜視図が
示されている。また、図4は、容器本体12に蓋部材1
1を装着した状態の概略縦断面図である。この蓋部材1
1は、容器本体12に対する着脱を容易にすると同時
に、乳幼児が口をつけた際の違和感をなくすために、例
えばある程度柔軟性を備える合成樹脂材料等が好適に使
用され、例えば硬度85程度のエラストマーにより形成
されている。
【0039】この蓋部材11は、図4に示されているよ
うに、容器本体12の開口の周縁を嵌入できるように、
全体として偏平な円形の形状でなっており、着脱を容易
とするために側面には把手18,18が形成されてい
る。また、蓋部材11の周縁よりには開口部17が形成
されており、この開口部17は蓋部材11を貫通するこ
とで、容器本体12に収容した液体食品が通過できるよ
うになっている。また、蓋部材11には、小さな貫通孔
19が形成されており、空気抜きの孔となっている。
【0040】さらに、上記開口部17に関連して飲み口
部13が設けられている。この飲み口部13は、この実
施形態では、蓋部材11に一体に設けられているが、こ
の部分だけを別体に形成してもよい。飲み口部13は、
開口部17の両側縁から上方に突出するバリア部15,
15と、このバリア部15,15の間に設けられ、開口
部17の周縁部から連続するように一体に設けられて、
外側に向かって徐々に上昇する傾斜面14aを有する案
内部14を備えている。
【0041】上記バリア部15,15は、開口部17か
ら出る液体食品が脇へながれないようにして、上記傾斜
面14aに沿った流路を形成する機能を有するもので、
このため、本実施形態の場合、バリア部15,15は、
例えば蓋部材11の開口部17の両側縁からそれぞれ一
体に起立する壁で構成されている。
【0042】このように、飲み口部13は、図4のよう
に蓋部材11を容器本体12に装着して、後述するよう
に、乳幼児(図示せず)の口腔内に入れた状態で、介助
者が容器本体12を手にもって傾けることにより、容器
本体12に収容された液体食品(図示せず)が蓋部材1
1の開口部17を通って、乳幼児の口腔内に導かれる。
この際、飲み口部13の上記案内部14の傾斜面14a
は、図示されているように、この傾斜面14aの上面を
通る仮想線LA2が、液体飲料カップ10の縦方向の中
心を通る仮想線LA1に対して角度θだけ傾斜されてい
る。この角度θは、好ましくは約30度から45度の範
囲で設定されており、本例の場合には、33.6度であ
る。
【0043】この傾斜面14aの角度θをこのように決
定した理由は、後述するようにして乳幼児に液体飲料を
与える際に、30度より小さいと、乳幼児が正しい姿勢
で口をつけて捕食することができないし、45度より大
きいと、乳幼児はのけぞってしまって、やはり正しい捕
食姿勢をとることができないからである。なお、傾斜面
14aの角度θは、上記範囲で可変することができるよ
うにすれば、介助者が液体食品を与えながら、より適切
な角度を選択できて、さらに好ましい。
【0044】さらに、飲み口部13の傾斜面14aは、
次のような構造を有している。図5は、この傾斜面14
aの構造を分かりやすく示すために、上記仮想線LA2
を水平にして、拡大して示した端面図である。図におい
て、傾斜面14aは、液体食品を少量貯留できるように
なっており、その貯留量は、後述する乳幼児の捕食動作
の一回分に相当するように構成されている。具体的に
は、傾斜面14aは凹部14bを備えており、容器本体
側端部14cと先端側端部14dは高くなっている。こ
れにより全体がボウル状もしくは碗状となっていて、そ
の容量は約3cc以下であって、0.8ccないし2.
3ccの範囲に設定されている。本例では、この容量は
1.5ccである。
【0045】ボウル部である傾斜面14aの容量が2.
3ccを越えると、乳幼児は一回に捕食する量としては
多過ぎて吐き出す傾向があることが実験により確認され
ている。また、容量が0.8ccより少ないと液体を捕
食する練習には不足する。そして、上記のように容量に
幅があるのは、碗状部にすりきり状態で適切な容量をも
とめようとしても、液体の特性である表面張力の影響に
より、多少の違いがでるからである。
【0046】また、上記凹部14bの深さL2は、約3
mmないし7mmが好ましく、本例では5mmに設定さ
れている。凹部14bの深さL2は、乳幼児が液体を捕
食する動作に関連して定められており、傾斜面14a上
に液体食品をいれたとき、乳幼児の下唇が飲み口部13
の底部裏面に触れると同時に、上唇は液面に触れること
ができるが、直ちに底面に触れることがないような範囲
とされている。凹部14bの深さL2が3mmより小さ
いと、乳幼児の下唇が飲み口部13の底部裏面に触れる
と同時に、上唇が碗状部の底面に直ちに触れると、飲用
動作において、上唇の感触に基づいて、口の動きによっ
て口腔内への流量を調整しながら飲用する練習ができな
くなる。凹部14bの深さL2が7mmより大きいと、
深過ぎて、上記容量を越えることになったり、吸い込む
流量が多過ぎてしまう。また、乳幼児は口を閉じる力が
弱いため、下唇が飲み口部13の底部裏面に触れた時に
上唇を液面にうまく接触させることができなくなってし
まう。
【0047】また、案内部14の前端14bは、例えば
容器本体12の周縁部とほぼ一致する曲線でなる湾曲し
た周縁部となっている。これにより、案内部14の先端
側を乳幼児の口腔内に差し入れた場合に、コップ等の通
常の飲料容器の周縁部を口に含ませた状態における感触
等を経験させることができ、液体食品を摂取する上で重
要な訓練を果たすことになる。したがって、この案内部
14の先端14bの曲率は、容器本体12の周縁部の曲
率に限定されるものでなく、飲料容器一般に対応する湾
曲となっていればよい。尚、蓋部材11に関しては、図
2の左側を前側、右側を後側とさだめて、説明する。
【0048】さらに、図2に示すように飲み口部13の
上記案内部は、その幅W1が次のようにして決定されて
いる。哺乳期から離乳期にかけて(ほぼ月齢5ないし9
月)の期間の乳幼児の口角(上唇と下唇が接する箇所)
幅は25mmないし32mmである。そして、乳幼児の
口はこの口角幅よりもやや大きく開くことができる。し
かしながら、この時期の乳幼児は、上唇と下唇をきちっ
と閉じることはできない。そして、案内部14の形状に
あわせて唇を変形するしてすぼめる能力を十分獲得して
いない。
【0049】このような離乳期の乳幼児の口の特性に基
づいて、案内部14の幅W1は、約25mmないし40
mmが適しており、好ましくは約25mmないし35m
mに設定され、本例では29mmとなっている。案内部
14の幅Wが25mmより狭いと、上唇と下唇を閉じた
ときに、隙間を生じて液体を口から外へこぼしやすくな
る。つまり、案内部14の幅W1を十分広くして口にフ
ィットさせ、口の脇から液体がこぼれにくくする必要が
ある。一方、案内部14の幅Wが40mmより広いと、
下唇が傾斜面14aに対応するボウル部の下面に接した
ときに、上唇が液面に接する適切な位置にすることがで
きないのである。また、この開口部17の開口面積は、
液体食品を乳幼児に与える場合に適切な量だけ取り出せ
るように、設定されており、例えば本例では、20mm
×23mm程度である。
【0050】上記案内部14の先端側は、さらに、蓋部
材11の周縁から、図2にて示すように外側に突出して
いる。これにより、案内部14は、その幅W1を上記の
ように定めることとあいまって、乳幼児の口腔内にとら
えやすくされている。
【0051】つまり、前記したバリヤ部15の前端側
は、図1及び図4に示されているように徐々に傾斜する
段部とされており、この段部の頂点の箇所は位置決め部
21とされている。この位置決め部21は、位置決め部
21は、例えば母親等の介助者がこの学習用飲料カップ
10の案内部14を乳幼児の口腔内に差し入れるとき
に、必要以上に深く入らないように位置決めするための
手段である。したがって、位置決め部21は、少なくと
も外部から視認により位置を確認できる手段であること
が必要である。この位置決め手段13は、この実施形態
にあっては、上述したように段部として構成されてい
る。
【0052】これにより、乳幼児の口腔内に案内部14
を差し入れた時、この位置決め部としての段部21が乳
幼児の上唇前端に当接する位置に位置決めされる。そし
て、案内部14の前端14bから位置決め部21までの
距離L1は、この時に口腔内に差し込まれている案内部
14の口腔内における長さに対応している。この結果段
部21は、乳幼児の口の両端を塞いで、口の端から液体
がこぼれでないようにする作用も果たす。ここで、乳幼
児の口腔内では、案内部14の前端14bの位置は、乳
幼児の下顎のふたつの乳犬歯を結んだ箇所以上奥側に達
しないように位置決めされると適切であることが、本発
明者等の研究により明らかとなった。
【0053】案内部14の先端が上記より奥に入ると、
乳幼児は母親等が案内部14をひきぬく前にこれを噛ん
でしまう傾向がある。そうすると、案内部14を介して
導かれる液体食品は、乳幼児の口腔内で、歯列より奥側
に流される。このため、口唇を閉じて液体を捕らえて奥
側に運ぶといった口腔の動きを学習することができなく
なる。また上記距離L1が短過ぎると、乳幼児は、液体
食品が十分口の中に入ってこないことを感じ取って、顔
を前に出してしまう傾向があり、捕食姿勢が不自然とな
ってしまう。以上に基づいて、乳幼児について、上述し
たような口唇の先端から、下顎のふたつの乳犬歯を結ん
だ箇所までの長さについて確認すると、15mm程度が
平均的である。このことから、上記距離L1は、約10
mmないし20mmが適しており、12mm乃至18m
mがより適切な範囲として確認されている。本例の場合
は約15mmである。
【0054】本実施形態の学習用飲料カップ10は、以
上のように構成されており、以下のように用いられる。
乳幼児に食品を与える人,例えば母親は、学習用飲料カ
ップ10の容器本体12に、その開口部12aを利用し
て乳幼児に与えるべき液体食品(図示せず)を収容し、
図4に示すように、蓋部材11を装着する。この際、蓋
部材11は、柔軟な材料で構成されており、さらに把手
18,18を備えているから、容器本体12対して着脱
作業が容易である。
【0055】次いで、母親は、乳幼児の口腔内に学習用
飲料カップ10の飲み口部13の案内部14を差し入れ
る。この時、母親は、案内部14の位置決め手段21を
乳幼児の上唇の前端に軽く当てる。これにより、案内部
14は口腔内への差し入れ量に関して、位置決めされ
る。つまり、母親は位置決め部21が蓋部材11の上面
に形成されていることから、乳幼児を見下ろす角度から
容易に位置決め部21を視認でき、しかも位置決め部2
1は段部であることから、この位置決め部21が乳幼児
の上唇の前端に当接した軽い手掛かりからも、きわめて
容易に口腔内への差し入れ量を制御できる。
【0056】この状態において、母親等は、容器本体1
2を前に倒すようにして、図4に示す案内部14の傾斜
面がほぼ水平になる程度に傾ける。そうすると、容器本
体12に収容されている液体食品(図示せず)は、蓋部
材11の開口部17を通って、傾斜面14aに到る。こ
こで、図5に示すように、液体食品は、高くなっている
端部14cを越えて凹部14bに入り、一時貯留され
る。
【0057】つまり、液体食品は、案内部14とバリヤ
部15,15により区画された流路を通り、ボウル状の
凹部14bに貯留される。そして、上述した位置にて、
案内部14は、乳幼児の口腔内において下顎の両乳犬歯
を結んだ箇所よりも口唇側に位置決めされるのである。
この状態で乳幼児が、その下唇を飲み口部13の下面で
ある図5の14eの位置に触れる。さらに上唇は、図5
の仮想線LA1と同じ箇所である液体食品の液面にふれ
るので、この状態では両方の唇は前に突き出すような運
動をしている。そうすると、唇を前に出す頬の筋が口に
引っ張られて前に出るので、口腔内では、頬が内側に入
るような動きがでる。この状態では、頬は上下の歯茎の
外側に密着した状態となる。これによって、口腔前庭と
呼ばれる歯茎と頬の間や歯茎と唇の内側の間が閉じられ
て、液体はこれらを除く口腔内にはいりやすい状態とな
る。このような口の動きが、離乳期の乳幼児にとって、
液体の捕食動作を学習する上で重要な教訓を与える。
【0058】すなわち、乳幼児は、上記のような口の動
きのなかで、この時の上唇の感触から、液体食品の存在
や位置等の情報を学習する。すなわち、母親は、液体食
品を上記貯留された容量づつ、連続して乳幼児の口腔内
に入るように、母親が容器本体12を僅かにさらに傾け
る動作を繰り返すと、この時の、液面の動きから液体の
動きや流量に関する情報を学習することができる。これ
により、乳幼児は、液体食品を少しづつ口腔内にとりこ
みながら、呼吸と協調させながら、ゴクン,ゴクンと液
体を飲み下すことができ始る。
【0059】しかも、この際に、案内部14の前端14
bは、飲料カップの周縁部とほぼ同じ湾曲を備えた周縁
部として形成されているから、乳幼児は飲料コップに口
をつけた時の感触を学ぶことができる。さらに、案内部
14の幅W1は上述の範囲に設定されているので、この
時期の乳幼児の唇の動きに無理なく対応しており、適切
に口腔内に差し込まれるとともに、乳幼児が唇を閉じた
ときに、不必要な隙間を形成することがない。これによ
り乳幼児は液体をこぼすことなく摂取することができ
る。
【0060】図6は、本発明の第2の実施形態を示して
いる。図において、図1と同一の符号を付した箇所は共
通の構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を
中心に説明する。学習用飲料カップ30にあっては、飲
み口部13は、蓋部材ではなく、容器本体32の上部に
直接形成されている。そして、容器本体12の上部は開
放されており、液体食品が飲み口部13に流れ出るよう
になっている。この開口部は開口面積を制限するように
してもよい。また、飲み口部13は、図6の位置ではな
く、容器本体のもっと低い位置に形成してもよい。その
場合、バリア部15は、容器本体の内壁が兼ねることと
なる。
【0061】図7は、本発明の第3の実施形態を示す概
略部分断面図である。図において、図1と同一の符号を
付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省
略し、相違点を中心に説明する。この学習用飲料カップ
40は、上述の実施形態よりも底が深い形態の容器本体
42を有している。この容器本体42は、例えば、異な
る成長段階の乳幼児の飲用に共通して用いることができ
るように、その上端開口の周囲に、他の部材を着脱する
ための着脱手段としてネジ部44を備えている。
【0062】このネジ部44の周囲には、カバー部材4
3が装着されている。このカバー部材43は、例えば、
中央が大きく貫通した全体としてほぼリング状の形態で
なっており、容器本体42の上端に装着されることによ
り、容器本体42の開口周縁部をカバーするとともに、
用途に応じた異なる形態を付与したり、その外観を向上
させたりすることができるものである。
【0063】具体的には、このカバー部材43には、他
の実施形態において説明した飲み口部13が一体に形成
されており、このため、深い形態を有する通常のカップ
形状の容器本体42に取付けられることにより、上述の
各実施形態と同じ作用効果を発揮できる学習用カップ4
0を構成することができるようになっている。このた
め、カバー部材43のリング状の内壁47の下部には、
ネジ部41が形成されており、上述した容器本体42の
ネジ部44の周囲に螺合させて着脱することができるよ
うになっている。
【0064】また、この学習用カップ40には、容器本
体42の上部の周囲に装着されるリング状の支持部46
と、この支持部46から一体に延出された2つの把手4
5,45を有する把手手段48が備えられている。この
ような把手手段48は、容器本体42のしたから装着さ
れる。
【0065】これにより、任意にこの把手手段48を容
器本体42に装着することで、乳幼児が自分で飲用動作
を行う訓練をすることもできる。尚、図示の状態では、
飲み口部13と把手45の位置は、容器本体42の上面
から見たときにその周囲方向に90度ずれている。これ
は、把手手段48の構成の理解の便宜のために示したも
のである。
【0066】本実施形態は、以上のように構成されてお
り、上述の第1の実施形態の場合と同様の作用効果を発
揮するとともに、種々の形態のカバー部材を適宜交換着
脱することによって、種々の用途に適用することができ
る。
【0067】図8は、本発明の第4の実施形態を示して
いる。図において、図1と同一の符号を付した箇所は共
通の構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を
中心に説明する。図8の学習用カップ50は、図7で示
した学習用カップ40に蓋体51を装着したものであ
る。この場合、蓋体51には、例えば図1で示した蓋部
材11の開口部17と同様な開口部53を有している。
この開口部53から、容器本体42に収容されている液
体食品をリング状部材43の飲み口部13に導くことが
できる。
【0068】したがって、この実施形態では、第1の実
施形態と同様な作用効果を発揮するとともに、これにく
わえて、リング状のカバー部材43の大きな開口を塞い
で、外部からのゴミ等の侵入を防いで衛生的に使用でき
る。尚、カバー部材43と蓋体51を一体に形成し、全
体として蓋部材を形成するようにしてもよい。また、上
記蓋体51の開口部53の大きさや位置を適切に形成し
て、飲み口部13へ導く液体食品の量を予め調整しても
よい。
【0069】図9は、本発明の第5の実施形態を示して
いる。図において、図7と同一の符号を付した箇所は共
通の構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を
中心に説明する。図において、学習用カップ60のカバ
ー部材64は、中央が大きく貫通した全体としてほぼリ
ング状の形態でなっており、容器本体42の上端に装着
されることにより、容器本体42の開口周縁部をカバー
するとともに、用途に応じた異なる形態を付与したり、
その外観を向上させたりすることができるものである。
【0070】しかしながら、カバー部材64は、図7及
び図8の形態と異なり、飲み口部13を備えていない。
これに対して、カバー部材64の内側に装着される蓋体
61には、その周縁部に第1の実施形態とほぼ同様の形
態の飲み口部13が設けられている。また、蓋体61に
は、図8で説明した開口部53と同様な構成の開口部6
3が形成されている。これにより、本実施形態では、容
器本体42内に収容した液体食品を開口部63を介し
て、蓋体61の飲み口部13に導くことができる。この
ため、本実施形態も、上述の各実施形態と同様な作用効
果を発揮することができる。
【0071】しかも、蓋体61を外すと、リング状のカ
バー部材64が容器本体42の開口周縁に残ることにな
るので、これを使って普通のカップから液体を飲用する
訓練をすることもできる。
【0072】本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば、位置決め手段は、バリア部にさらに着色やマー
キングを施して形成してもよい。また、上述の各実施形
態の部分的構成は、これらを任意に組み合わせることが
できる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、哺
乳期から離乳期にかけての乳幼児が液体もしくは流動状
の食品をこぼさずに、無理なく摂取する訓練を行うこと
ができる学習用飲料カップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による学習用飲料カップの実施形態を示
す概略斜視図である。
【図2】図1の学習用飲料カップの蓋部材の平面図であ
る。
【図3】図1の学習用飲料カップの蓋部材の概略斜視図
である。
【図4】図1の学習用飲料カップの縦方向の概略断面図
である。
【図5】図1の学習用飲料カップの飲み口部の傾斜面の
構成を拡大して示す端面図である。
【図6】本発明による学習用飲料カップの第2の実施形
態を示す概略断面図である。
【図7】本発明による学習用飲料カップの第3の実施形
態を示す概略部分断面図である。
【図8】本発明による学習用飲料カップの第4の実施形
態を示す概略部分断面図である。
【図9】本発明による学習用飲料カップの第5の実施形
態を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
10,40,50,60・・・学習用飲料カップ、11
・・・蓋部材、12・・・容器本体、13・・・飲み口
部、14・・・案内部、14a・・・傾斜面、15・・
・バリア部(壁)、17・・・開口部、21・・・位置
決め部、43・・・カバー部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 良太郎 東京都千代田区神田富山町5番地1 ピジ ョン株式会社内 (72)発明者 倉本 絵美 東京都千代田区神田富山町5番地1 ピジ ョン株式会社内 (72)発明者 仲田 洋一 東京都千代田区神田富山町5番地1 ピジ ョン株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容できる容器本体と、 この容器本体に設けられた飲み口部とを有しており、 前記飲み口部は、 前記容器本体の開口に続く傾斜面を備えた案内部と、 この傾斜面の両側縁にそれぞれ設けたバリア部とを備え
    ることを特徴とする、学習用飲料カップ。
  2. 【請求項2】 液体を収容できる容器本体と、 この容器本体に着脱される蓋部材と、 この蓋部材に形成した開口に関連して設けられる飲み口
    部とを有しており、 前記飲み口部は、 前記蓋部材の前記開口に続く傾斜面を備えた案内部と、 この傾斜面の両側側縁にそれぞれ設けたバリア部とを備
    えることを特徴とする、学習用飲料カップ。
  3. 【請求項3】 前記案内部の前記傾斜面は、少量の前記
    液体を一時的に貯留できる構成としたことを特徴とす
    る、請求項1または2のいずれかに記載の学習用飲料カ
    ップ。
  4. 【請求項4】 前記案内部の前端は、飲料容器本体の周
    縁部とほぼ同一の湾曲した周縁部を備えることを特徴と
    する、請求項1ないし3のいずれかに記載の学習用飲料
    カップ。
  5. 【請求項5】 前記案内部は前記容器本体の外周部から
    外側に突出しており、その幅W1が約25mmから40
    mmの範囲に設定されていることを特徴とする、請求項
    1ないし4のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  6. 【請求項6】 前記バリア部は、前記傾斜面の両側縁か
    らそれぞれ起立する側壁部でなることを特徴とする、請
    求項1ないし5のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  7. 【請求項7】 前記開口部は、前記案内部に近接して設
    けられており、前記傾斜部は、前記開口部の前端周縁か
    ら連続するように設けられていることを特徴とする、請
    求項1ないし6のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  8. 【請求項8】 前記バリア部は、前記案内部の前端から
    後ろに所定距離を隔て設定された位置決め手段を有する
    ことを特徴とする、請求項6に記載の学習用飲料カッ
    プ。
  9. 【請求項9】 前記案内部の傾斜面の前端から、前記バ
    リア部の前記位置決め手段までの距離L1が約10mm
    から20mmであることを特徴とする、請求項6ないし
    8のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  10. 【請求項10】 前記案内部の前記傾斜面は、凹状に形
    成されることにより、少量の前記液体を一時的に貯留で
    きるように構成されていることを特徴とする、請求項1
    ないし9のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  11. 【請求項11】 前記凹状部は、約3cc以下の容量を
    備えることを特徴とする、請求項10に記載の学習用飲
    料カップ。
  12. 【請求項12】 前記凹状部は、約3mmないし7mm
    の深さを備えることを特徴とする、請求項10または1
    1のいずれかに記載の学習用飲料カップ。
  13. 【請求項13】 前記容器本体のほぼ中央を通る垂直な
    仮想線lA1と前記傾斜面の上面を通る仮想線LA2と
    のなす角度θが、約30度ないし45度に設定されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれかに
    記載の学習用飲料カップ。
  14. 【請求項14】 前記容器本体の開口周縁部に着脱され
    るカバー部材を備え、このカバー部材に前記飲み口部を
    備えることを特徴とする、請求項1に記載の学習用飲料
    カップ。
  15. 【請求項15】 前記容器本体の開口周縁部に着脱され
    るリング状のカバー部材と、このカバー部材の内側に着
    脱される蓋体とを備え、前記カバー部材の内側に着脱さ
    れる蓋体に形成した開口に関連して設けられた前記飲み
    口部をを備えることを特徴とする、請求項14に記載の
    学習用飲料カップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4632549B2 (ja) * 1999-04-23 2011-02-16 ピジョン株式会社 学習用飲料カップ

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