JP3574342B2 - 変速機の変速操作機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターロックプレートを用いて変速操作を行う変速機の変速操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の変速機の変速操作機構としては、例えば図10に示すようなものが知られている。
【0003】
図10において、101はトランスミッションのケースであり、ケース101には3速−4速用シフトロッド102、1速−2速用シフトロッド103および5速−R(リバース)用シフトロッド104がそれぞれ一直線上に配置される。これらの3速−4速用シフトロッド102、1速−2速用シフトロッド103および5速−R用シフトロッド104はストライキングロッドとともに軸方向に移動する。
【0004】
ケース101には挿入孔105,106,107がそれぞれ形成され、挿入孔105,106,107にはボール108,109,110と、これらのボール108,109,110を付勢するスプリング111,112,113がそれぞれ挿入され、プラグ114,115,116によりそれぞれ閉止する。
【0005】
挿入孔105、ボール108、スプリング111およびプラグ114は、1速−2速用シフトロッド103のシフトチェック機構117を構成し、挿入孔106、ボール109、スプリング112、およびプラグ115は、3速−4速用シフト102用のシフトチェック機構118を構成し、挿入孔107、ボール110、スプリング113およびプラグ116は、5速−R用シフトロッド104用のシフトチェック機構119を構成している。これらのシフトチェック機構117,118,119は、1速−2速用シフトロッド103、3速−4速用シフトロッド102、および5速−R用シフトロッド104の中立状態やシフト位置の位置決めを行うとともに、高速操作時に節度感を与えたり、ギア抜けに対する反力の発生などの機能を果す。
【0006】
ケース101には加工孔120が形成され、1速−2速用シフトロッド103と3速−4速用シフトロッド102との間の加工孔120には大径のインターロックピン121が挿入され、3速−4速用シフトロッド102と5速−R用シフトロッド104との間の加工孔120にも大径のインターロックピン122が挿入される。また、3速−4速用シフトロッド102には内部を貫通する貫通孔123が形成され、貫通孔123には小径のインターロックピン124が挿入される。
【0007】
図11に示すように、ストライキングレバーにより選択された5速−R用シフトロッド104が図中右上方向にシフトされたときは、リバースとなる。5速−R用シフトロッド104のシフトにより、大径のインターロックピン122は押し込められて3速−4速用シフトロッド102の挿入孔125に入るとともに小径のインターロックピン124を押し込み、大径のインターロックピン121を押して、大径のインターロックピン121が1速−2速用シフトロッド103の挿入孔126に入る。
【0008】
このように、5速−R用シフトロッド104がシフトされたときは、他の3速−4速用シフトロッド102および1速−2速用シフトロッド103が動かないように固定される。こうして、リバースに入る。5速−R用シフトロッド104を図11中左下方向にシフトされたときは、3速−4速用シフトロッド102および1速−2速用シフトロッド103は動かないように固定され、5速になる。
【0009】
1速−2速用シフトロッド103を図11中右上方向にシフトさせると、大径のインターロックピン121は3速−4速用シフトロッド102の挿入孔127に入り、小径のインターロックピン124が大径のインターロックピン125を押して大径のインターロックピン122が5速−R用シフトロッド104の挿入孔128に入り、3速−4速用シフトロッド102と5速−R用シフトロッド104が動かないように固定され、2速になる。1速−2速用シフトロッド103を図11中左下方向にシフトさせると、同様に3速−4速用シフトロッド102および5速−R用シフトロッド104は動かないように固定され、1速になる。
【0010】
3速−4速用シフトロッド102を図11中左上方向にシフトさせると、大径のインターロックピン121が1速−2速用シフトロッド103の挿入孔126に入り、また、大径のインターロックピン122が5速−R用シフトロッド104の挿入孔128に入り、1速−2速用シフトロッド103および5速−R用シフトロッド104は動かないように固定されて、4速になる。3速−4速用シフトロッド102を図11中左下方向にシフトさせると、同様に1速−2速用シフトロッド103および5速−R用シフトロッド104は動かないように固定されて、3速になる。なお、加工孔120はプラグ129により閉止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の変速機の変速操作機構にあっては、各シフトロッドのインターロックの構造がインターロックピンによりシフトロッドを固定するようになっていたため、シフトロッドを一直線上に配置しなければならないため、スペース上の制約があった。また、ケースの加工孔も小径の孔を深くあけるため、加工が困難であった。また、組立の時も深い加工孔に小さいインターロックピンをシフトロッドに通しながら、組み立てるため、組立ミスや欠品になることがあった。さらに、6速のあるトランスミッションでは、シフトロッドが4本になるため、スペース上配置が困難であった。
【0012】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ケースの孔加工をなくしてコストダウンを図り、また、組立性を向上させることができ、さらに6速に対応してスペースを確保することができる変速機の変速操作機構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は次のように構成する。
【0014】
請求項1の発明は、ストライキングロッドにインターロックプレートを設け、前記ストライキングロッドの回動により前記インターロックプレートを複数のシフトロッドに係脱させる変速機の変速操作機構において、
前記ストライキングロッドの両側に一対のシフトロッドを並列してそれぞれ配置するとともに、
前記インターロックプレートの両側に、前記シフトロッドをそれぞれ固定する第1の平面固定部と、該第1の平面固定部に連続して形成され前記シフトロッドをそれぞれ可動させる第1の湾曲可動部と、該第1の湾曲可動部の内側に形成され前記他のシフトロッドをそれぞれ固定する凹字固定部と、
該凹字固定部の一方の内部に形成され前記シフトロッドをそれぞれ可動させる第2の湾曲可動部と、
該第2の湾曲可動部に連続して形成され前記シフトロッドをそれぞれ固定する第2の平面固定部をそれぞれ設ける。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記各シフトロッドに前記第1,第2の平面固定部または前記凹字固定部が係合する周溝を形成した。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートの軸方向の一方の移動を阻止するプレート部材をケースに固定するとともに、前記インターロックプレートの軸方向の他方の移動を前記ケースの端部で阻止する。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートの中央下端部を前記ケースに固定したベアリングリテーナー部材に形成した凹溝に挿入した。
【0018】
請求項5の発明は、請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートを前記ストライキングロッドに挿入したピンの上部に前記ストライキングロッドと一体に回動し軸方向の移動は自由になるように取り付けた。
【0019】
このような構成を備えた本発明によれば、ストライキングロッドの両側に一対のシフトロッドを並列してそれぞれ配置するとともに、インターロックプレートの両側に、シフトロッドをそれぞれ固定する第1の平面固定部と、第1の平面固定部に連続して形成されシフトロッドをそれぞれ可動させる第1の湾曲可動部と、第1の湾曲可動部の内側に形成され他のシフトロッドをそれぞれ固定する凹字固定部と、凹字固定部の一方の内部に形成されシフトロッドをそれぞれ可動させる第2の湾曲可動部と、第2の湾曲可動部に連続して形成されシフトロッドをそれぞれ固定する第2の平面固定部をそれぞれ設けたので、シフトロッドを一直線上に配置する必要がなく、6速のあるトランスミッションでシフトロッドが4本となっても、スペースを十分確保することができる。
【0020】
また、小径で深いケースの加工孔が不要となるため、コストダウンを図ることができる。さらに、組立ミスや欠品がなくなり、組立性を向上させることができる。
【0021】
また、各シフトロッドに第1,第2の平面固定部または凹字固定部が係合する周溝を形成したので、インターロックプレートとシフトロッドの係合が強固になる。
【0022】
また、インターロックプレートの軸方向の一方の移動を阻止するプレート部材をケースに固定するとともに、インターロックプレートの軸方向の他方の移動をケースの端部で阻止するので、インターロックプレートは軸方向に移動しなくなり、シフトロッドとの係合を確実に行うことができる。
【0023】
また、インターロックプレートの中央下端部をケースに固定したベアリングリテーナー部材に形成した凹溝に挿入したので、同様にインターロックプレートが軸方向に移動しなくなり、シフトロッドとの係合を確実に行うことができる。
【0024】
さらに、インターロックプレートをストライキングロッドに挿入したピンの上部にストライキングロッドと一体に回動し軸方向の移動は自由になるように取り付けるので、ストライキングレバーを固定するピンを利用することになり、ストライキングロッドに対するインターロックプレートの取り付けを容易に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態を示す縦半断面図である。
【0026】
図1において、1はトランスミッションのトランスケース、2はトランスケース1に接続されるアダプタケースであり、トランスケース1およびアダプタケース2内にはメインドライブシャフト3が回転自在に収納される。メインドライブシャフト3の上方にはストライキングロッド4が設けられ、ストライキングロッド4は軸方向に移動自在にかつ回動自在にトランスケース1およびアダプタケース2内に収納される。
【0027】
ストライキングロッド4にはロールピン5が打ち込まれ、ロールピン5を介してストライキングレバー6が固定されている。ストライキングレバー6はストライキングロッド4と一体で軸方向に移動するとともに同方向に回動する。
【0028】
ストライキングロッド4から突出するロールピン5にはインターロックプレート7が一体で同方向に回動するが、軸方向の移動は自由になるように取り付けられる。インターロックプレート7の中央下端部7Aは、ベアリング8を支持するベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aに挿入され、インターロックプレート7の軸方向の移動が規制されている。
【0029】
また、アダプタケース2には一対の突出部10Aが形成されたプレート(プレート部材)10がボルト11により固定され、インターロックプレート7は、このプレート10の突出部10Aにより軸方向の一方への移動が阻止されるとともに、軸方向の他方への移動がアダプタケース2の端部により阻止される。
【0030】
インターロックプレート7の両側端部には第1の平面固定部12A,12Bがそれぞれ形成され、一方の第1の平面固定部12Aは、その略中央部または端部でアダプタケース2に形成した円筒支持部13内に移動自在に収納された1速−2速用シフトロッド14に形成した周溝14Aに当接して1速−2速用シフトロッド14を固定し、動かないようにし、他方の第1の平面固定部12Bはその略中央部または端部でアダプタケース2に形成した円筒支持部13内に移動自在に収納されたリバース用シフトロッド15に形成した周溝15Aに当接してリバース用シフトロッド15を固定し、動かないようにする。第1の平面固定部12A,12Bに連続したインターロックプレート7の両側端部には第1の湾曲可動部16A,16Bがそれぞれ形成されている。ストライキングロッド4が図中右方向に回動すると、インターロックプレート7も同方向に回動し、第1の湾曲可動部16Aが1速−2速用シフトロッド14の周溝14Aの外側に位置し、1速−2速用シフトロッド14はシフト可能となる。
【0031】
この状態において、例えば、1速−2速用シフトロッド14を軸方向前方へ移動させると、2速となり、軸方向後方に移動させると1速になる。ストライキングロッド4を図中左方向に回動すると、インターロックプレート7も同方向に回動し、他方の第1の湾曲可動部16Bがリバース用シフトロッド15の周溝15Aの外側に位置し、リバース用シフトロッド15は、シフト可能となる。この状態において、リバース用シフトロッド15を軸方向前方または軸方向後方に移動させると、リバース(後進)となる。
【0032】
第1の湾曲可動部16A,16Bの内側のインターロックプレート7には凹字固定部17A,17Bがそれぞれ形成されている。図中ストライキングロッド4を右方向に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動し、一方の凹字固定部17Aがその上部で3速−4速用シフトロッド18に形成した周溝18Aをはさみ、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。図中ストライキングロッド4をさらに左方向に回動させると、インターロックプレート7もさらに同方向に回動し、一方の凹部固定部17Aはその底部で3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aに当接し、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。
【0033】
一方、図1のように、ストライキングロッド4を回動させないときは、インターロックプレート7も回動せず、他方の凹部固定部17Bは、その上部で5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aにはさみ、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。図中ストライキングロッド4を右方向に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動し、他方の凹字固定部17Bはその底部で5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aをはさみ、5速−6速シフトロッド19を固定し、動かないようにする。
【0034】
これらの凹字固定部17A,17Bに連続したインターロックプレート7の一方の内側には第2の湾曲可動部20A,20Bがそれぞれ形成されている。図示のように、ストライキングロッド4が回動しないときは、インターロックプレート7も回動せず、一方の第2の湾曲可動部20Aは、3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aの外側に位置し、3速−4速用シフトロッド18は、シフト可能となる。この状態において、3速−4速用シフトロッド18を例えば軸方向前方(図2では左方向)に移動させると、4速となり、軸方向後方(図2では右方向)に移動させると、3速になる。
【0035】
また、図中ストライキングロッド4を左方向に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動し、他方の第2の湾曲可動部20Bが5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aの外側に位置し、5速−6速用シフトロッド19はシフト可能となる。この状態において、例えば5速−6速用シフトロッド19を軸方向前方に移動させると、6速になり、軸方向後方に移動させると、5速になる。
【0036】
第2の湾曲可動部20A,20Bに連続して第2の平面固定部21A,21Bがインターロックプレート7にそれぞれ形成されている。図中ストライキングロッド4を右方向に回動させて、インターロックプレート7を同方向に回動させると、一方の第2の平面固定部21Aは、3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aに当接し、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。図中ストライキングロッド4を左方向に回動させて、インターロックプレート7を同方向に回動させると、他方の第2の平面固定部21Bは5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aに当接し、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。
【0037】
22は1速−2速用のシフトチェック機構の一部を構成する第1のプラグであり、第1のプラグ22は、トランスケース1にねじ込みされている。23は1速−2速用のシフトチェック機構で空気を抜くための第1の気抜き孔であり、第1の気抜き孔23はアダプタケース2に形成されている。
【0038】
24は3速−4速用のシフトチェック機構の一部を構成する第2のプラグであり、第2のプラグ24は、トランスケース1にねじ込みされている。25は3速−4速用のシフトチェック機構で空気を抜くための第2の気抜き孔であり、第2の気抜き孔25はアダプタケース2に形成されている。
【0039】
26は5速−6速用のシフトチェック機構の一部を構成する第3のプラグであり、第3のプラグ26は、トランスケース1にねじ込みされている。27は5速−6速用のシフトチェック機構で空気を抜くための第3の気抜き孔であり、第3の気抜き孔27はアダプタケース2に形成されている。
【0040】
28はリバース用のシフトチェック機構の一部を構成する第4のプラグであり、第4のプラグ28は、トランスケース1にねじ込みされている。29は1速−2速用のシフトチェック機構で空気を抜くための第4の気抜き孔であり、第4の気抜き孔29はアダプタケース2に形成されている。
【0041】
図2は図1のA1−A1断面矢視図である。
【0042】
図2において、トランスケース1にはアダプタケース2が接続され、アダプタケース2にはクラッチハウジング30が接続されている。アダプタケース2にはストライキングロッド4が軸方向に移動自在にかつ回動自在に収納されている。
【0043】
ストライキングロッド4が図示の位置にあるときは、中立状態となり、図中右方向に移動させると、例えば1速、3速または5速となり、図中左方向に移動させると、例えば2速、4速、6速またはリバースとなる。ストライキングロッド4にはロールピン5が打ち込まれ、ロールピン5によりストライキングロッド4にはストライキングレバー6が固定されている。ロールピン5の上端には、インターロックプレート7がストライキングロッド4と一体に回動し、ストライキングロッド4が軸方向に移動しても一体にスライドしないで所定の位置を保持するように取り付けられている。ストライキングロッド4とアダプタケース2との間にはスラストボールベアリング31が介装されている。
【0044】
ベアリング8を支持するベアリングリテーナー9には凹溝9Aが形成され、凹溝9Aにはインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入され、インターロックプレート7の軸方向の移動が規制されている。また、インターロックプレート7の図中左方向への移動は、アダプタケース2の端部により阻止され、右方向への移動はアダプタケース2に固定したプレート10により阻止される(図3、参照)。
【0045】
メインドライブシャフト3とアダプタケース2との間にはベアリング8が介装されている。メインドライブシャフト3には変速ギア(4速用ギア)3Aが一体に形成され、メインドライブシャフト3とメインシャフト34の間にはベアリング35が介装されている。
【0046】
図3は図1のA2−A2断面矢視図である。
【0047】
図3において、2はアダプタケースであり、アダプタケース2にはプレート10がボルト11により固定されている。プレート10はその突出部10Aがインターロックプレート7に当接し、インターロックプレート7が図中右方向に移動するのを阻止する。また、アダプタケース2にはトルクスボルト36によりベアリングリテーナー9が固定されている。
【0048】
図4は図1のA3−A3断面矢視図である。
【0049】
図4において、2はアダプタケースであり、アダプタケース2には円筒支持部13が一体に形成されている。円筒支持部13内には5速−6速用シフトロッド19が移動自在に収納される。図示の位置に5速−6速用シフトロッド19が位置しているときは、中立状態であり、図中下方に5速−6速用シフトロッド19を移動させると、例えば6速になり、図中上方に5速−6速用シフトロッド19を移動させると、例えば5速になる。
【0050】
5速−6速用シフトロッド19の外周にはシフトチェック用の3個の溝37,38,39がそれぞれ形成されている。溝37は5速用、溝38は中立用、溝39は6速用としてそれぞれ形成されている。
【0051】
5速−6速用シフトロッド19には周溝19Aが形成され、図1に示すように、ストライキングロッド4を回動させないで、インターロックプレート7も回動しないときは、インターロックプレート7に形成した他方の凹字固定部17Bがその上部で周溝19Aをはさみ、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7はアダプタケース2の端部に当接し、インターロックプレート7の移動が阻止される。
【0052】
図5は図1のA4−A4断面矢視図である。
【0053】
図5において、2はアダプタケースであり、アダプタケース2には円筒支持部13が一体に形成されている。円筒支持部2内には3速−4速用シフトロッド18が移動自在に収納される。図示の位置に3速−4速用シフトロッド18が位置しているときは、中立状態であり、図中下方に3速−4速用シフトロッド18を移動させると、例えば4速になり、図中上方に3速−4速用シフトロッド18を移動させると、例えば3速になる。
【0054】
3速−4速用シフトロッド18の外周にはシフトチェック用の3個の溝37,38,39がそれぞれ形成されている。溝37は3速用、溝38は中立用、溝39は4速用としてそれぞれ形成されている。
【0055】
3速−4速用シフトロッド18には周溝18Aが形成され、図1に示すように、ストライキングロッド4を回動させないで、インターロックプレート7も回動しないときは、インターロックプレート7に形成した一方の第2の湾曲可動部20Aが3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aの外側に位置し、3速−4速用シフトロッド18をシフト可能とする。また、インターロックプレート7はアダプタケース2の端部に当接し、インターロックプレート7の移動が阻止される。
【0056】
次に、動作を説明する。
【0057】
図6は3速−4速セレクトの説明図である。
【0058】
図6において、ストライキングロッド4を回動させないときは、インターロックプレート7も回動しないので、インターロックプレート7の一方の第1の平面固定部12Aはその略中央部で1速−2速用シフトロッド14の周溝14Aに当接し、1速−2速用シフトロッド14を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の第1の平面固定部12Bもその略中央部でリバース用シフトロッド15の周溝15Aに当接し、リバース用シフトロッド15を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の凹字固定部17Bもその上部で5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aをはさみ、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。
【0059】
一方、インターロックプレート7の一方の第2の湾曲可動部20Aは、3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aの外側に位置し、3速−4速用シフトロッド18をシフト可能とする。この状態において、ストライキングロッド4の移動により3速−4速用シフトロッド18を軸方向前方に移動させると4速になる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向前方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、アダプタケース2の端部に当接するため阻止される。
【0060】
また、ストライキングロッド4の移動により3速−4速用シフトロッド18を軸方向後方に移動させると3速になる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向後方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、プレート10の突出部10Aに当接するため阻止される。
【0061】
図7は1速−2速セレクトの説明図である。
【0062】
図7において、3速−4速セレクト時の中立状態において、ストライキングロッド4を図7に示すように、右方向に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動する。
【0063】
インターロックプレート7の一方の第2の平面固定部21Aは3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aに当接し、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の第1の平面固定部12Bもその端部がリバース用シフトロッド15の周溝15Aに当接し、リバース用シフトロッド15を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の凹字固定部17Bもその底部で5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aをはさみ、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。
【0064】
一方、インターロックプレート7の一方の第1の湾曲可動部16Aは、1速−2速用シフトロッド14の周溝14Aの外側に位置し、1速−2速用シフトロッド14をシフト可能とする。この状態において、ストライキングロッド4の移動により1速−2速用シフトロッド14を軸方向前方に移動させると2速になる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向前方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、アダプタケース2の端部に当接するため阻止される。
【0065】
また、ストライキングロッド4の移動により1速−2速用シフトロッド14を軸方向後方に移動させると1速になる。この場合、ストライキングロッド14が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向後方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、プレート10の突出部10Aに当接するため阻止される。
【0066】
図8は5速−6速セレクトの説明図である。
【0067】
図8において、3速−4速セレクト時の中立状態において、ストライキングレバー4を図8に示すように、左方向に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動する。一方の第1の平面固定部12Aはその略中央部が1速−2速用シフトロッド14の周溝14Aに当接し、1速−2速用シフトロッド14を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の第1の平面固定部12Bもその略中央部がリバース用シフトロッド15の周溝15Aに当接し、リバース用シフトロッド15を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の一方の凹字固定部17Aもその上部で3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aをはさみ、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。
【0068】
一方、インターロックプレート7の他方の第2の湾曲可動部20Bは、5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aの外側に位置し、5速−6速用シフトロッド19をシフト可能とする。この状態において、ストライキングロッド4の移動により5速−6速用シフトロッド19を軸方向前方に移動させると6速になる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向前方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、アダプタケース2の端部に当接するため阻止される。
【0069】
また、ストライキングロッド4の移動により5速−6速用シフトロッド19を軸方向後方に移動させると5速になる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向後方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、プレート10の突出部10Aに当接するため阻止される。
【0070】
図9はリバースセレクトの説明図である。
【0071】
図9において、3速−4速セレクト時の中立状態において、ストライキングロッド4を図中左方向(図8の場合よりもさらに左方向)に回動させると、インターロックプレート7も同方向に回動する。
【0072】
インターロックプレート7の一方の第1の平面固定部12Aはその端部が1速−2速用シフトロッド14の周溝14Aに当接し、1速−2速用シフトロッド14を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の一方の凹字固定部17Aもその底部で3速−4速用シフトロッド18の周溝18Aをはさみ、3速−4速用シフトロッド18を固定し、動かないようにする。また、インターロックプレート7の他方の第2の平面固定部21Bも5速−6速用シフトロッド19の周溝19Aに当接し、5速−6速用シフトロッド19を固定し、動かないようにする。
【0073】
一方、インターロックプレート7の他方の第1の湾曲可動部16Bは、リバース用シフトロッド15の周溝15Aの外側に位置し、リバース用シフトロッド15をシフト可能とする。この状態において、ストライキングロッド4の移動によりリバース用シフトロッド15を軸方向前方または後方に移動させるとリバースになる。この場合、ストライキングロッド4が移動してもそれにスライドしてインターロックプレート7は移動しない。すなわち、インターロックプレート7の軸方向前方または後方への移動は、ベアリングリテーナー9に形成した凹溝9Aにインターロックプレート7の中央下端部7Aが挿入されているため阻止されるとともに、アダプタケース2の端部またはプレート10の突出部10Aに当接するため阻止される。
【0074】
このように、シフトロッドは従来のように一直線に配置する必要がなく、並列して一対ずつ配置するため、6速のあるトランスミッションでシフトロッドが4本になってもスペースを十分確保することができる。また、小径で深いケースの孔加工が不要となり、コストダウンを図ることができる。さらに、組立ミス、欠品がなくなり組立性を向上させることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、ストライキングロッドの両側に一対のシフトロッドを並列してそれぞれ配置するとともに、インターロックプレートの両側に、シフトロッドをそれぞれ固定する第1の平面固定部と、第1の平面固定部に連続して形成されシフトロッドをそれぞれ可動させる第1の湾曲可動部と、第1の湾曲可動部の内側に形成され他のシフトロッドをそれぞれ固定する凹字固定部と、凹字固定部の一方の内部に形成されシフトロッドをそれぞれ可動させる第2の湾曲可動部と、第2の湾曲可動部に連続して形成されシフトロッドをそれぞれ固定する第2の平面固定部をそれぞれ設けたため、シフトロッドを一直線上に配置する必要がなく、6速のあるトランスミッションでシフトロッドが4本となっても、スペースを十分確保することができる。
【0076】
また、小径で深いケースの加工孔が不要となるため、コストダウンを図ることができる。さらに、組立ミスや欠品がなくなり、組立性を向上させることができる。
【0077】
また、各シフトロッドに第1,第2の平面固定部または凹字固定部が係合する周溝を形成したため、インターロックプレートとシフトロッドの係合が強固になる。
【0078】
また、インターロックプレートの軸方向の一方の移動を阻止するプレート部材をケースに固定するとともに、インターロックプレートの軸方向の他方の移動をケースの端部で阻止するため、インターロックプレートは軸方向に移動しなくなり、シフトロッドとの係合を確実に行うことができる。
【0079】
また、インターロックプレートの中央下端部をケースに固定したベアリングリテーナー部材に形成した凹溝に挿入したため、同様にインターロックプレートが軸方向に移動しなくなり、シフトロッドの係合を確実に行うことができる。
【0080】
さらに、インターロックプレートをストライキングロッドに挿入したピンの上部にストライキングロッドと一体に回動し軸方向の移動は自由になるように取り付けるため、ストライキングレバーを固定するピンを利用するので、ストライキングロッドに対するインターロックプレートの取り付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す縦半断面図
【図2】図1のA1−A1断面矢視図
【図3】図1のA2−A2断面矢視図
【図4】図1のA3−A3断面矢視図
【図5】図1のA4−A4断面矢視図
【図6】3速−4速セレクトの説明図
【図7】1速−2速セレクトの説明図
【図8】5速−6速セレクトの説明図
【図9】リバースセレクトの説明図
【図10】従来例を示す図
【図11】図10のB−B断面矢視図
【符号の説明】
1:トランスケース
2:アダプタケース
3:メインドライブシャフト
3A:変速ギア
4:ストライキングロッド
5:ロールピン
6:ストライキングレバー
7:インターロックプレート
7A:中央下端部
8:ベアリング
9:ベアリングリテーナー
9A:凹溝
10:プレート(プレート部材)
10A:突出部
11:ボルト
12A:第1の平面固定部
12B:第1の平面固定部
13:円筒支持部
14:1速−2速用シフトロッド
14A,15A,18A,19A:周溝
15:リバース用シフトロッド
16A:第1の湾曲可動部
16B:第1の湾曲可動部
17A,17B:凹字固定部
18:3速−4速用シフトロッド
19:5速−6速用シフトロッド
20A,20B:第2の湾曲可動部
21A,21B:第2の平面固定部
22:第1のプラグ
23:第1の気抜き孔
24:第2のプラグ
25:第2の気抜き孔
26:第3のプラグ
27:第3の気抜き孔
28:第4のプラグ
29:第4の気抜き孔
30:クラッチハウジング
31:スラストボールベアリング
34:メインシャフト
35:ベアリング
36:トルクスボルト
37〜39:溝
Claims (5)
- ストライキングロッドにインターロックプレートを設け、前記ストライキングロッドの回動により前記インターロックプレートを複数のシフトロッドに係脱させる変速機の変速操作機構において、
前記ストライキングロッドの両側に一対のシフトロッドを並列してそれぞれ配置するとともに、
前記インターロックプレートの両側に、前記シフトロッドをそれぞれ固定する第1の平面固定部と、該第1の平面固定部に連続して形成され前記シフトロッドをそれぞれ可動させる第1の湾曲可動部と、該第1の湾曲可動部の内側に形成され前記他のシフトロッドをそれぞれ固定する凹字固定部と、
該凹字固定部の一方の内部に形成され前記シフトロッドをそれぞれ可動させる第2の湾曲可動部と、
該第2の湾曲可動部に連続して形成され前記シフトロッドをそれぞれ固定する第2の平面固定部をそれぞれ設けたことを特徴とする変速機の変速操作機構。 - 請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記各シフトロッドに前記第1,第2の平面固定部または前記凹字固定部が係合する周溝を形成したことを特徴とする変速機の変速操作機構。 - 請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートの軸方向の一方の移動を阻止するプレート部材をケースに固定するとともに、前記インターロックプレートの軸方向の他方の移動を前記ケースの端部で阻止することを特徴とする変速機の変速操作機構。 - 請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートの中央下端部を前記ケースに固定したベアリングリテーナー部材に形成した凹溝に挿入したことを特徴とする変速機の変速操作機構。 - 請求項1記載の変速機の変速操作機構において、
前記インターロックプレートを前記ストライキングロッドに挿入したピンの上部に前記ストライキングロッドと一体に回動し軸方向の移動は自由になるように取り付けたことを特徴とする変速機の変速操作機構。
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