JP3573638B2 - 入力クランプ回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に端子からの入力電流に依存せず任意の入力電圧を設定するために構成された入力電圧設定回路に関するものである。
【0002】
入力電圧設定回路には、特に端子からの入力電流に依存せず任意の入力電圧を設定するために構成されているものがある。この目的のために、入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタ(Tr)の構造をMOS構成とし、特に電流増幅度(以下、hFE)を向上させる手段を得ている。
【0003】
PNPトランジスタ(Tr)のhFEはバイポーラプロセス,bi−CMOSでは容易に実現することできるが、フルCMOSにおける標準的なプロセス条件の下では、性能の良いPNPトランジスタ(Tr)を得ることがかなり困難である。
【0004】
このような、入力電圧設定回路は等価回路には同じであるが、PNPトランジスタ(Tr)を実現するために一般的には図4のような構成としている。
【0005】
図4において、1はP型半導体基板、2はNウエル、3はPウエル、4はコレクタ、5はベース、6はエミッタである。図4に示す構造においては、MOS構造で等価PNPトランジスタQ1であり、かつNウエル2の領域内に寄生的にできるため、必要なhFE特性が0.1〜1と非常に低い、むしろhFEを抑えて誤動作等が起きないようにするのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、後述する式1から明らかのように、PNPトランジスタ(Tr)のhFEに関係する第3項が入力電流に依存して変化する。
【0007】
したがって図4に示す構造では図3に点線L1で示すように、入力電圧VCLが入力電流Iと共に上昇してしまい、一定の入力電圧が確保できないという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、入力電流に依存せず、一定な電圧を確保し、かつ任意の入力電圧を設定できる入力電圧設定回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る入力電圧設定回路は、P型半導体基板に形成したPウェルをエミッタとし、Nウェルをベースとし、P型半導体基板をコレクタとするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタであるMOS構造の等価サブストレート型トランジスタと、 該トランジスタのベースに結線された分圧抵抗とから構成された入力電圧設定回路であって、前記トランジスタは、前記エミッタ領域を形成するPウェルの深層部に接触する深層型Nウェルを配置する構造とし、深層型Nウェルについてのイオン注入エネルギー及びトーズ量をコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタの電流増幅度(hFE)を向上させたものである。
【0010】
また前記トランジスタの電流増幅度(hFE)を100以上に設定したものである。
【0013】
また前記深層型Nウェルは、前記エミッタ領域を形成するPウェルと前記P型半導体基板との間に介装したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を示す構成図、図2は、本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路におけるPNPトランジスタ(Tr)を示す断面図である。
【0016】
図1に示す本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路は、PNPトランジスタ(Tr)Q1と、PNPトランジスタ(Tr)Q1のベースに結線された分圧抵抗R1,R2とから構成されている。
【0017】
図2に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタ(Tr)Q1は、P型半導体基板1に形成したPウェル3をエミッタ6とし、Nウェル2をベース5とし、P型半導体基板1をコレクタ4とするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、エミッタ6の領域を形成するPウェル3の深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)7をP型半導体基板1との間に介装したことを特徴とするものである。
【0018】
図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路は、PNPトランジスタ(Tr)Q1と、分圧抵抗R1,R2とから構成されるため、その入力電圧(VCL)は次の式1のように決定される。
【0019】
ここで、VBEはPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース−エミッタ間の電圧、VBはベース電圧、IBはベース電流、VDDは分圧抵抗に印加するの電源電圧、hFEはトランジスタ(Tr)Q1の電流増幅度である。
【0020】
つまり、図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路における入力電圧(VCL)は、PNPトランジスタQ1に固有のVBE電圧と電源電圧VDDと、抵抗R1及びR2による固定分圧電圧と、PNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電流と抵抗R2とにより発生する電圧とから決定される。
【0021】
図1において、端子から入力電流Iが流れると、入力電流Iに対応してPNPトランジスタ(Tr)Q1のVBE電圧が生じ、電源電圧VDDを抵抗R1とR2の比で分圧された分圧電圧がPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電圧となるが、さらにPNPトランジスタ(Tr)Q1に入力する入力電流Iの1/hFEの電流すなわちPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電流分が抵抗R2に流れるため、この分がPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電圧として加算され、最終的な入力電圧VCLとなる。
【0022】
したがって図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路では、分圧抵抗R1とR2の分圧比を変更することにより、入力電圧VCLを任意に設定することができる。
【0023】
さらに本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタQ1は図2に示すように、Pウェル3をエミッタ6とし、Nウェル2をベース5とし、P型半導体基板1をコレクタ4とするるMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、かつエミッタ領域を形成するPウェル2の深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)7を配置する構成であるため、D−Nウェル7についてのイオン注入エネルギー及びトーズ量を最適にコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタ(Tr)Q1のhFEを100以上に決定することができる。
【0024】
したがって、従来のPNPトランジスタにおけるhFEが0.1〜1であるのに対して、本発明の実施形態によれば、PNPトランジスタ(Tr)Q1のhFEを充分大きくする(100以上)ことにより、式1の第3項の変化量を1/1000〜1/100に抑えることができ、入力電流Iに対する依存性を押えて上記式1の第3項も固定値となり、PNPトランジスタ(Tr)Q1に入力する広範囲の入力電流Iに対して一定のクランプ電圧VCLを確保することができる。
【0025】
したがって本発明の実施形態によれば、式1から明らかなように入力電流I及びhFEに依存する第3項が固定値化されるため、図3に実線L2で示すように広範囲の入力電流Iに対して一定の入力電圧VCLを確保することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、MOS構造の等価サブストレート型トランジスタと、該トランジスタのベースに結線された分圧抵抗とから構成し、前記トランジスタの電流増幅度(hFE)を充分大きく(例えば100以上)設定したため、入力電流に対応して前記トランジスタの電源電圧VDDを分圧抵抗で分圧した分圧電圧が前記トランジスタのベース電圧となるが、さらに前記トランジスタに入力する入力電流Iの1/hFEの電流が分圧抵抗に流れて、この分が前記トランジスタのベース電圧として加算され、最終的な入力電圧となり、分圧抵抗の分圧比を変更することにより、入力電圧を任意に設定することができる。
【0027】
さらに、入力電圧設定回路を構成するトランジスタは、Pウェルをエミッタとし、Nウェルをベースとし、P型半導体基板をコレクタとするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、エミッタ領域を形成するPウェルの深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)を配置する構成とし、D−Nウェルについてのイオン注入エネルギー及びトーズ量を最適にコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタQ1のhFEを100以上にすることができ、入力電流に対する依存性を押えて、広範囲の入力電流に対して一定の入力電圧を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路におけるPNPトランジスタを示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態による効果を示す特性図である。
【図4】従来例に係る入力電圧設定回路を示す構成図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板
2 Nウエル
3 Pウエル
4 コレクタ
5 ベース
6 エミッタ
7 深層型Nウエル
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に端子からの入力電流に依存せず任意の入力電圧を設定するために構成された入力電圧設定回路に関するものである。
【0002】
入力電圧設定回路には、特に端子からの入力電流に依存せず任意の入力電圧を設定するために構成されているものがある。この目的のために、入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタ(Tr)の構造をMOS構成とし、特に電流増幅度(以下、hFE)を向上させる手段を得ている。
【0003】
PNPトランジスタ(Tr)のhFEはバイポーラプロセス,bi−CMOSでは容易に実現することできるが、フルCMOSにおける標準的なプロセス条件の下では、性能の良いPNPトランジスタ(Tr)を得ることがかなり困難である。
【0004】
このような、入力電圧設定回路は等価回路には同じであるが、PNPトランジスタ(Tr)を実現するために一般的には図4のような構成としている。
【0005】
図4において、1はP型半導体基板、2はNウエル、3はPウエル、4はコレクタ、5はベース、6はエミッタである。図4に示す構造においては、MOS構造で等価PNPトランジスタQ1であり、かつNウエル2の領域内に寄生的にできるため、必要なhFE特性が0.1〜1と非常に低い、むしろhFEを抑えて誤動作等が起きないようにするのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、後述する式1から明らかのように、PNPトランジスタ(Tr)のhFEに関係する第3項が入力電流に依存して変化する。
【0007】
したがって図4に示す構造では図3に点線L1で示すように、入力電圧VCLが入力電流Iと共に上昇してしまい、一定の入力電圧が確保できないという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、入力電流に依存せず、一定な電圧を確保し、かつ任意の入力電圧を設定できる入力電圧設定回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る入力電圧設定回路は、P型半導体基板に形成したPウェルをエミッタとし、Nウェルをベースとし、P型半導体基板をコレクタとするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタであるMOS構造の等価サブストレート型トランジスタと、 該トランジスタのベースに結線された分圧抵抗とから構成された入力電圧設定回路であって、前記トランジスタは、前記エミッタ領域を形成するPウェルの深層部に接触する深層型Nウェルを配置する構造とし、深層型Nウェルについてのイオン注入エネルギー及びトーズ量をコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタの電流増幅度(hFE)を向上させたものである。
【0010】
また前記トランジスタの電流増幅度(hFE)を100以上に設定したものである。
【0013】
また前記深層型Nウェルは、前記エミッタ領域を形成するPウェルと前記P型半導体基板との間に介装したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を示す構成図、図2は、本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路におけるPNPトランジスタ(Tr)を示す断面図である。
【0016】
図1に示す本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路は、PNPトランジスタ(Tr)Q1と、PNPトランジスタ(Tr)Q1のベースに結線された分圧抵抗R1,R2とから構成されている。
【0017】
図2に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタ(Tr)Q1は、P型半導体基板1に形成したPウェル3をエミッタ6とし、Nウェル2をベース5とし、P型半導体基板1をコレクタ4とするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、エミッタ6の領域を形成するPウェル3の深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)7をP型半導体基板1との間に介装したことを特徴とするものである。
【0018】
図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路は、PNPトランジスタ(Tr)Q1と、分圧抵抗R1,R2とから構成されるため、その入力電圧(VCL)は次の式1のように決定される。
【0019】
ここで、VBEはPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース−エミッタ間の電圧、VBはベース電圧、IBはベース電流、VDDは分圧抵抗に印加するの電源電圧、hFEはトランジスタ(Tr)Q1の電流増幅度である。
【0020】
つまり、図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路における入力電圧(VCL)は、PNPトランジスタQ1に固有のVBE電圧と電源電圧VDDと、抵抗R1及びR2による固定分圧電圧と、PNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電流と抵抗R2とにより発生する電圧とから決定される。
【0021】
図1において、端子から入力電流Iが流れると、入力電流Iに対応してPNPトランジスタ(Tr)Q1のVBE電圧が生じ、電源電圧VDDを抵抗R1とR2の比で分圧された分圧電圧がPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電圧となるが、さらにPNPトランジスタ(Tr)Q1に入力する入力電流Iの1/hFEの電流すなわちPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電流分が抵抗R2に流れるため、この分がPNPトランジスタ(Tr)Q1のベース電圧として加算され、最終的な入力電圧VCLとなる。
【0022】
したがって図1に示すように本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路では、分圧抵抗R1とR2の分圧比を変更することにより、入力電圧VCLを任意に設定することができる。
【0023】
さらに本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を構成するPNPトランジスタQ1は図2に示すように、Pウェル3をエミッタ6とし、Nウェル2をベース5とし、P型半導体基板1をコレクタ4とするるMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、かつエミッタ領域を形成するPウェル2の深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)7を配置する構成であるため、D−Nウェル7についてのイオン注入エネルギー及びトーズ量を最適にコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタ(Tr)Q1のhFEを100以上に決定することができる。
【0024】
したがって、従来のPNPトランジスタにおけるhFEが0.1〜1であるのに対して、本発明の実施形態によれば、PNPトランジスタ(Tr)Q1のhFEを充分大きくする(100以上)ことにより、式1の第3項の変化量を1/1000〜1/100に抑えることができ、入力電流Iに対する依存性を押えて上記式1の第3項も固定値となり、PNPトランジスタ(Tr)Q1に入力する広範囲の入力電流Iに対して一定のクランプ電圧VCLを確保することができる。
【0025】
したがって本発明の実施形態によれば、式1から明らかなように入力電流I及びhFEに依存する第3項が固定値化されるため、図3に実線L2で示すように広範囲の入力電流Iに対して一定の入力電圧VCLを確保することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、MOS構造の等価サブストレート型トランジスタと、該トランジスタのベースに結線された分圧抵抗とから構成し、前記トランジスタの電流増幅度(hFE)を充分大きく(例えば100以上)設定したため、入力電流に対応して前記トランジスタの電源電圧VDDを分圧抵抗で分圧した分圧電圧が前記トランジスタのベース電圧となるが、さらに前記トランジスタに入力する入力電流Iの1/hFEの電流が分圧抵抗に流れて、この分が前記トランジスタのベース電圧として加算され、最終的な入力電圧となり、分圧抵抗の分圧比を変更することにより、入力電圧を任意に設定することができる。
【0027】
さらに、入力電圧設定回路を構成するトランジスタは、Pウェルをエミッタとし、Nウェルをベースとし、P型半導体基板をコレクタとするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタとし、エミッタ領域を形成するPウェルの深層部に接触する深層型Nウェル(D−Nウェル)を配置する構成とし、D−Nウェルについてのイオン注入エネルギー及びトーズ量を最適にコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタQ1のhFEを100以上にすることができ、入力電流に対する依存性を押えて、広範囲の入力電流に対して一定の入力電圧を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る入力電圧設定回路におけるPNPトランジスタを示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態による効果を示す特性図である。
【図4】従来例に係る入力電圧設定回路を示す構成図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板
2 Nウエル
3 Pウエル
4 コレクタ
5 ベース
6 エミッタ
7 深層型Nウエル
Claims (3)
- P型半導体基板に形成したPウェルをエミッタとし、Nウェルをベースとし、P型半導体基板をコレクタとするMOS構造の等価サブストレート型PNPトランジスタであるMOS構造の等価サブストレート型トランジスタと、
該トランジスタのベースに結線された分圧抵抗と
から構成された入力電圧設定回路であって、
前記トランジスタは、前記エミッタ領域を形成するPウェルの深層部に接触する深層型Nウェルを配置する構造とし、深層型Nウェルについてのイオン注入エネルギー及びトーズ量をコントロールすることにより、MOS構造のPNPトランジスタの電流増幅度(hFE)を向上させたものであることを特徴とする入力電圧設定回路。 - 前記トランジスタの電流増幅度(hFE)を100以上に設定したものであることを特徴とする請求項1に記載の入力電圧設定回路。
- 前記深層型Nウェルは、前記エミッタ領域を形成するPウェルと前記P型半導体基板との間に介装したものであることを特徴とする請求項1に記載の入力電圧設定回路。
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JP01159499A JP3573638B2 (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 入力クランプ回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01159499A JP3573638B2 (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 入力クランプ回路 |
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JP3573638B2 true JP3573638B2 (ja) | 2004-10-06 |
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ID=11782245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP01159499A Expired - Fee Related JP3573638B2 (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 入力クランプ回路 |
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JP3906784B2 (ja) * | 2002-11-25 | 2007-04-18 | 株式会社デンソー | クランプ回路 |
US9182767B2 (en) | 2013-03-11 | 2015-11-10 | Qualcomm Incorporated | Devices and methods for calibrating and operating a snapback clamp circuit |
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1999
- 1999-01-20 JP JP01159499A patent/JP3573638B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000209085A (ja) | 2000-07-28 |
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A521 | Written amendment |
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