JP3573300B2 - 電動流量制御弁 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は冷凍サイクルに用いられる冷媒のような流体の流量制御に使用する電動流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は実公平3―51574号公報で知られている従来の電動流量制御弁を示す。この従来の電動流量制御弁は、流体の流入口1及び流出口2を有しこの流体流入口1と流出口2の連通部に弁口3を設けた弁本体Aと、この弁本体Aの弁口弁座部3aに接離し前記弁口3の開度を制御するニードル弁部4を有した弁棒5と、この弁棒5を開閉作動させるステッピングモータMとを具備する。
【0003】
このステッピングモータMは、前記弁棒5の駆動部を密閉するキャン6(このキャンの下蓋7は弁本体Aの流体流出口2と反対側になる外側部に溶接固定されている)と、このキャン6の外側に配置されるステータコイル8と、前記キャン6の内側に配置されステータコイル8に与えられるパルス信号に応じて回動される弁開閉方向に位置移動可能なロータ9とから構成されている。
【0004】
前記ロータ9は図面では省略しているが筒状のロータマグネットと中心に雌ねじ部10を有するスリーブとからなり、このロータ9の中心雌ねじ部10は管状の固定ガイド11(弁本体Aの弁棒挿通部に固定されている)の外周雄ねじ部12と螺合し、ロータ9の回転によるねじ送り作用で弁棒5を開閉作動させるように構成されている。なお、前記弁棒5はロータ9の中心隔壁孔に上端部を嵌挿してCリング13で係止され、且つスプリング14で下方に付勢されている。
【0005】
前記ロータ9には上端突出ピン15と下端突出ピン16が例えばねじによる螺着で取付けてある。一方、前記キャン6のストッパ受け17には上端ストッパ18が固定され、前記ロータ9の回転により弁棒5が上限に達した時(弁部4の全開点で弁座部3aに対し全開した時)にロータ9の上端突出ピン15が上端ストッパ18に当接して、ロータ9の回転を停止しロータ移動の上限を規制する。
【0006】
また、前記弁棒5が下限に達した時(弁部4の全閉点で弁座部3aを全閉した時)には、ロータ9の下端突出ピン16が弁本体Aに取付けた下端ストッパ19に当接して、ロータ9の回転を停止しロータ移動の下限を規制する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の電動流量制御弁においては、弁本体Aが黄銅材(真鍮材)で構成され、下蓋7とキャン6はステンレス材で構成されている。そして、弁本体Aと下蓋7及び弁本体Aと流体流入・流出口1,2は、それぞれロー付け溶接によって接続固定され、下蓋7とキャン6とは、それぞれテグ溶接によって接続固定されている。
【0008】
かかる構成の電動流量制御弁では、溶接箇所が4箇所存在し、この4箇所の溶接箇所(弁本体Aと下蓋7との溶接部、弁本体Aと流体流入・流出口1,2との溶接部及び下蓋7とキャン6との溶接部)をロー付け溶接とテグ溶接によって接続固定しなければならないので、この溶接作業に手数を要し、また下蓋7の介入による部品点数が増えて、製造コストを押し上げる要因となっていた。更に、弁本体Aと下蓋7との溶接により、下蓋7に歪を生じるために、下蓋7の接合部外径とキャン6の溶接部内径との同軸の確保が困難であった。
本発明は前記従来の問題を解消するためになされたもので、その目的は低コストの製造が可能で、しかも品質の良い電動流量制御弁を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の電動流量制御弁は、流体の流入口及び流出口を有しこの流体流入口と流出口の連通部に弁口を設けた弁本体と、この弁本体の弁口の開度を制御する弁部を有した弁棒と、この弁棒の駆動部を密閉するキャンとを具備する電動流量制御弁において、前記弁本体Aを流体の流入口1及び流出口2とキャン接合部を一体的に設けた鍛造による一体化部品で構成し、前記弁本体 A のキャン接合部20が前記キャン6の開口部に内嵌される突出口22と、この突出口22の外囲部に凹設され前記キャン6の開口端フランジ部6aをOリング23でシールして受入支持する環状の凹部24とからなり、この凹部24内に嵌合したキャン固定リング25を本体カシメ部26でカシメ固定して、このキャン固定リング25と前記弁本体 A との間に前記キャン6の開口端フランジ部6aを挾持固定したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
前記構成の電動流量制御弁によれば、従来の下蓋7をなくして部品点数を減らすこと、溶接箇所を皆無にすることができて、製造コストを低減させることができる。また、弁本体Aとキャン6を本体カシメ部26のカシメ付けで接続固定することによって、アルミニウム等の鍛造品で作られた弁本体Aとステンレス材等で作られたキャン6を容易且つ正確に接続固定することができ、流量制御弁の品質を向上させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図3に従い具体的に説明する。
この実施例における電動流量制御弁の基本的な構造は図5に示す従来のものと略同様であるので、同一部分に同符号を付して詳細な構成説明は省略する。
【0012】
而して、この第1の実施例においては、前記弁本体Aを流体の流入口1及び流出口2とキャン接合部20を一体的に設けた鍛造によるアルミニウムの一体化部品で構成し、この弁本体Aのキャン接合部20と前記キャン6とが接合する部分を本体カシメ部26のカシメ付けによって接続固定したことを特徴とするものである。
【0013】
前記弁本体Aのキャン接合部20は、キャン6の開口部に内嵌される環状の突出口22と、この突出口22の外囲部に凹設され前記キャン6の開口端フランジ部6aをOリング23でシールして受入支持する環状の凹部24とからなり、この凹部24内に嵌合したキャン固定リング25を本体カシメ部26でカシメ固定して、このキャン固定リング25と弁本体Aとの間にキャン6の開口端フランジ部6aを図2の如く挾持固定するように構成されている。
【0014】
なお、図1及び図2に示す符号27は弁取付金具で、ステッピングモータMの外郭体28に溶接固定される腕片部27aと、弁本体Aの金具取付部29にビス止着される足片部27bと、車両等の被取付部に対する係止穴30及びねじ締着穴31とを有している。
【0015】
図4は本発明の第2の実施例を示す。
この第2の実施例は、前記弁本体Aのキャン接合部20がキャン6の開口部にOリング32でシールして内嵌される環状の突出口22と、キャン6の開口端フランジ部6aをOリング23でシールして支持するフランジ支承部33とからなり、このフランジ支承部33に接合するキャンフランジ部6aを本体カシメ部26で直接カシメ固定して、前記キャン6と弁本体Aを接続固定したもので、その他の構成は前述した第1の実施例と同様である。
【0016】
【発明の効果】
本発明の流量制御弁は、前述したように弁本体Aに流体の流入口1及び流出口2とキャン接合部20を一体的に設けたので、従来の下蓋7をなくして部品点数を減らすこと、溶接箇所を皆無にすることができて、製造コストを低減させることができる。
【0017】
また、弁本体Aとキャン6を本体カシメ部26のカシメ付けで接続固定することによって、アルミニウム等の鍛造品で作られた弁本体Aとステンレス材等で作られたキャン6を容易且つ正確に接続固定することができ、流量制御弁の品質を向上させることができる。なお、弁本体Aを鍛造によるアルミニウムの一体化部品で構成した場合には、制御弁の軽量化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による電動流量制御弁を示す中央縦断面図。
【図2】図1を左側から見た側面図。
【図3】図1に示す電動流量制御弁の要部切欠正面図。
【図4】本発明の第2の実施例による電動流量制御弁の要部切欠正面図。
【図5】従来の電動流量制御弁を示した中央縦断面図。
【符号の説明】
A…弁本体、1…流体流入口、2…流体流出口、3…弁口、4…弁部、5…弁棒、6…キャン、6a…キャンの開口端フランジ部、8…ステータコイル、9…ロータ、M…ステッピングモータ、20…キャン接合部、22…突出口、23…Oリング、24…凹部、25…キャン固定リング、26…本体カシメ部、32…Oリング、33…フランジ支承部。
Claims (1)
- 流体の流入口及び流出口を有しこの流体流入口と流出口の連通部に弁口を設けた弁本体と、この弁本体の弁口の開度を制御する弁部を有した弁棒と、この弁棒の駆動部を密閉するキャンとを具備する電動流量制御弁において、前記弁本体を流体の流入口及び流出口とキャン接合部を一体的に設けた鍛造による一体化部品で構成し、
前記弁本体のキャン接合部が前記キャンの開口部に内嵌される突出口と、この突出口の外囲部に凹設され前記キャンの開口端フランジ部をOリングでシールして受入支持する環状の凹部とからなり、この凹部内に嵌合したキャン固定リングを本体カシメ部でカシメ固定して、このキャン固定リングと前記弁本体との間に前記キャンの開口端フランジ部を挾持固定したことを特徴とする電動流量制御弁。
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