JP3572601B2 - 電圧共振型スイッチング電源及び電圧共振型スイッチング電源の制御方法 - Google Patents

電圧共振型スイッチング電源及び電圧共振型スイッチング電源の制御方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電圧共振型スイッチング電源に関し、特に主スイッチ素子に印加する電圧を低減するアクティブクランプ回路を有する電圧共振コンバータの動作安定性と損失特性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電圧共振型スイッチング電源は、例えば、本出願人の提案にかかる特開平3−265465号公報に開示されているように、インダクタとキャパシタの共振現象を利用するものである。そして、スイッチング素子がターンオン、ターンオフする際に、電圧をゼロにすることにより、スイッチング損失を理論的にはゼロにできるため、スイッチング電源の高周波化技術の一つとして注目されている。
【0003】
しかし、電圧を共振させることにより、スイッチに印加する電圧がパルス幅制御方式等の他の方式に比べて非常に高くなる。これを改善するために、アクティブクランプ回路と称するキャパシタとスイッチを直列接続したものを、トランスの巻線若しくは主スイッチに並列接続し、主スイッチに印加する電圧を低減している(例えば、”Characterization of an Active Clamp Flyback Topology forPower Factor Correction Applications”,IEEE,Power Electronics,p.412,(1944))。
【特許文献1】
特開平5−56638号公報
【特許文献2】
米国特許第5694304号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、電圧共振型コンバータも、アクティブクランプ回路付き電圧共振型コンバータも、入力電圧や負荷に応じて発振周波数が大きく変動してしまい、ノイズフィルタやトランスの利用率を低下させてしまうという課題があった。本発明は上述の課題を解決したもので、入力電圧や負荷が変動しても発振周波数が固定化される電圧共振型スイッチング電源を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する電圧共振型スイッチング電源は、共振用インダクタとトランスの一次巻線との直列回路を介して、入力電圧が印加される主スイッチング素子と、前記直列回路と並列に接続する、コンデンサと第2のスイッチング素子との回路と、前記主スイッチング素子にオンオフ制御信号を送ると共に、前記第2のスイッチング素子のオンオフタイミングを制御する制御回路部と、出力電圧を負荷に供給する前記トランスの二次巻線と、を備えるアクティブクランプ回路付き電圧共振型スイッチング電源において、スイッチングの1周期を設定するタイマ回路と、前記主スイッチング素子のターンオフするタイミングを検出するタイミング検出手段と、前記タイマ回路の出力信号をセット端子に入力し、前記タイミング検出手段の出力をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記主スイッチング素子の制御端子に送る第1のフリップフロップ回路と、前記タイミング検出手段の出力をセット端子に入力し、前記タイマ回路の出力信号をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記第2のスイッチング素子の制御端子に送る第2のフリップフロップ回路と、を具備し、前記タイミング検出手段は、前記出力電圧と基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力するエラーアンプと、前記主スイッチング素子の電流検出抵抗の電位と前記エラーアンプの出力信号とを比較するコンパレータ回路とを備え、前記主スイッチング素子のターンオフは、前記電流検出抵抗の電位が前記エラーアンプの出力信号を越えたときに、前記第 1 のフリップフロップ回路のリセット端子に信号を与える電流モードでなされることを特徴としている。
【0006】
本発明では、タイマ回路によってスイッチングの1周期を定めており、この周期内で主スイッチング素子と第2のスイッチング素子がオンオフ動作を繰り返しているので、発振周波数が固定化できる。発振周波数が固定化されると、トランスやノイズフィルタの利用効率の最適化が図れる。電圧共振型スイッチング電源の出力電圧の安定化は、主スイッチング素子のオン期間の調整によって行われる。
【0007】
この場合、前記制御回路部は、前記タイマ回路からの出力信号をセット端子に入力し、Q出力信号を前記主スイッチング素子の制御端子に送る第1のフリップフロップ回路と、前記主スイッチング素子のターンオフするタイミングを検出して、この第1のフリップフロップ回路のリセット端子に送るタイミング検出手段と、前記タイマ回路からの出力信号をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記第2のスイッチング素子の制御端子に送ると共に、このタイミング検出手段からの信号をセット端子に入力する第2のフリップフロップ回路とを有するように構成してもよい。このような構成によれば、主スイッチング素子のターンオフは、タイミング検出手段によって第1のフリップフロップ回路のリセット端子に送るタイミングでなされるが、同時に第2のフリップフロップ回路のセット端子にも入力することで、第2のスイッチング素子をターンオンさせる。
【0008】
また、制御回路部は、前記タイマ回路と第1のフリップフロップ回路のセット端子との間に第1の遅延回路を有し、前記タイミング検出手段と第2のフリップフロップ回路のセット端子との間に第2の遅延回路を有するように構成してもよい。すると、主スイッチング素子と第2のスイッチング素子は、ターンオンする前に寄生ダイオードを通して電流が流れるので、第1及び第2の遅延回路によってこの期間にゲート端子に電圧を与え、ターンオンするタイミングを遅延させる。すると、ゼロ電圧ターンオンによってスイッチン
グ損失が発生しなくてすむ。
【0009】
さらに、前記タイミング検出手段は、電圧共振型スイッチング電源の出力電圧と基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力するエラーアンプと、前記主スイッチング素子の電流検出抵抗側電位とこのエラーアンプの出力信号とを比較するコンパレータ回路とを有する構成としてもよい。すると、主スイッチング素子のターンオフは、電流波形を検出し、出力電圧信号でコントロールするエラーアンプの出力電圧と比較して、電流波形がエラーアンプ出力電圧レベルを超えたときに、第1のフリップフロップ回路のリセット端子に信号を与えることで、なされる。
【0010】
また、前記第2のコンデンサは前記主スイッチング素子に生成する電圧を所定値以下にクランプし、前記第2のスイッチング素子はアクティブクランプ回路用とするとよい。すると、第2のコンデンサと第2のスイッチング素子により、主スイッチング素子に印加される電圧を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明を説明する。図1は本発明の適用される電圧共振型スイッチング電源の回路図である。図において、コンバータ部10では、商用の交流電源等からの入力電力がEMIノイズフィルタ等を介してダイオードブリッジDBで整流され、入力コンデンサCinで平滑化されている。入力コンデンサCinで直流化された入力電圧は、共振用インダクタL1とトランスの一次巻線n1の直列回路を介して主スイッチング素子Q1に印加される。第2のコンデンサC2と第2のスイッチング素子Q2の回路は、共振用インダクタL1と一次巻線n1の直列回路と並列に接続されている。主スイッチング素子Q1はMOSFET等のスイッチング素子で、ソース・ドレイン端子間には共振
用コンデンサC1が接続されると共に、ソース端子には電流検出抵抗R1が接続されている。トランスの二次巻線n2には、整流ダイオードD1と出力コンデンサCoutが接続されており、直流の出力電圧Voutが負荷に供給されている。
【0012】
制御回路部20は、コンバータ部10の出力電圧Voutが一定電圧に安定化されるように、主スイッチング素子Q1にオンオフ制御信号を送ると共に、第2のスイッチング素子のオンオフタイミングを制御して、主スイッチング素子に過大な電圧が印加されるのを防止している。タイマ回路22は、スイッチングの1周期を設定するもので、この1周期内において主スイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2が交互にオンオフ動作する。
【0013】
第1のフリップフロップ回路F/F1は、タイマ回路22からの出力信号を第1の遅延回路26を介してセット端子に入力し、Q出力信号がアンプ25を介して主スイッチング素子Q1のゲート端子に送られている。タイミング検出手段30は、主スイッチング素子Q1のターンオフするタイミングを検出して、第1のフリップフロップ回路F/F1のリセット端子に送もので、ここではエラーアンプ32とコンパレータ34により構成されている。エラーアンプ32は、コンバータ部10の出力電圧Voutと基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力する。コンパレータ回路34は、主スイッチング素子Q1の電流検出抵抗R1側電位とエラーアンプ32の出力信号とを比較して出力する。このように、電流検出抵抗R1の電位を出力電圧の安定化のために帰還する構成を電流モードと呼び、エラーアンプ32の出力信号をコンパレータ34なしでフリップフロップ回路F/Fに送る電圧モードと比較すると、負荷側に伝達する電力そのものを帰還しているため、誤差が少なくなると共に、制御系の遅れが少なくなって出力電圧の安定化が確実になされるという効果がある。
【0014】
第2のフリップフロップ回路F/F2は、タイマ回路22からの出力信号をリセット端子に入力し、Q出力信号をアンプU1を介して第2のスイッチング素子Q2の制御端子に送ると共に、コンパレータ回路34の出力信号を第2の遅延回路28を介してセット端子に入力する。
【0015】
このように構成された装置の動作を次に説明する。図2は図1の装置の動作を説明する波形図で、(A)は主スイッチング素子Q1のドレイン電流、(B)は主スイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電位、(C)はタイマ回路22の出力信号OUT、(D)はF/F1のセット端子電位、(E)はF/F1のリセット端子電位、(F)は主スイッチング素子Q1のゲート電位、(G)は第2のスイッチング素子Q2のドレイン電流、(H)は主スイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電位、(I)はF/F2のセット端子電位、(J)は第2のスイッチング素子Q2のゲート電位である。
【0016】
最初、時刻T1でタイマ回路22の出力信号OUTがオンすると、先ず主スイッチング素子Q1の寄生容量の放電がなされて、ドレイン−ソース間電位が低下してゼロ電位に低下する。時刻T2で寄生容量の放電が終了すると、主スイッチング素子Q1のドレイン電流が当初寄生ダイオードの影響を受けて逆方向に流れ、その後順方向に流れる三角波電流が発生する。時刻T3は、タイマ回路22の出力信号OUTがオフした後、第1の遅延回路26がタイムアップした時刻で、第1の遅延回路26の遅延時間は主スイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻T2以降にタイムアップすべく選定されている。時刻T3では、主スイッチング素子Q1のゲート電位がLからHになり、ターンオンする。
【0017】
時刻T4では、主スイッチング素子Q1のターンオフにより、F/F1のリセット端子電位にパルス信号が発生する。そして、第2の遅延回路28がタイムアップした時刻で、F/F2のセット端子電位にパルス信号が発生して、第2のスイッチング素子Q2のゲート電位がLからHになり、ターンオンする。ここで、第2の遅延回路28の遅延時間は第2のスイッチング素子Q2のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻以降にタイムアップすべく選定されている。タイマ回路22の出力信号OUTがオンすると、第2のスイッチング素子Q2がターンオフすると共に、時刻T1以降の動作を繰り返す。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の電圧共振型スイッチング電源によれば、タイマ回路によってスイッチングの1周期を定めており、この周期内で主スイッチング素子と第2のスイッチング素子がオンオフ動作を繰り返しているので、発振周波数が固定化でき、トランスやノイズフィルタの利用効率の最適化が図れる。
【0020】
また、主スイッチング素子のターンオフは、タイミング検出手段によって第1のフリップフロップ回路のリセット端子に送るタイミングでなされるが、同時に第2のフリップフロップ回路のセット端子にも入力することで、第2のスイッチング素子をターンオンさせる。この場合、第1の遅延回路と第2の遅延回路を設けると、主スイッチング素子と第2のスイッチング素子は、ターンオンする前に寄生ダイオードを通して電流が流れるので、第1及び第2の遅延回路によってこの期間にゲート端子に電圧を与え、ターンオンするタイミングを遅延させる。すると、ゼロ電圧ターンオンによってスイッチング損失が発生しなくてすむ。
【0021】
さらに、タイミング検出手段は、電圧共振型スイッチング電源の出力電圧と基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力するエラーアンプと、前記主スイッチング素子の電流検出抵抗側電位とこのエラーアンプの出力信号とを比較するコンパレータ回路とを有する構成とすると、主スイッチング素子のターンオフは電流モードでなされるので、電圧モードに比較すると、制御系が安定化するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される電圧共振型スイッチング電源の回路図である。
【図2】図1の装置の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
10 コンバータ部
20 制御回路部
22 タイマ回路
26 遅延回路
30 タイミング検出回路
F/F フリップフロップ
Q1 主スイッチング素子
Q2 第2のスイッチング素子

Claims (4)

  1. 共振用インダクタとトランスの一次巻線との直列回路を介して、入力電圧が印加される主スイッチング素子と、
    前記直列回路と並列に接続する、コンデンサと第2のスイッチング素子との回路と、
    前記主スイッチング素子にオンオフ制御信号を送ると共に、前記第2のスイッチング素子のオンオフタイミングを制御する制御回路部と、
    出力電圧を負荷に供給する前記トランスの二次巻線と、
    を備えるアクティブクランプ回路付き電圧共振型スイッチング電源において、
    スイッチングの1周期を設定するタイマ回路と、
    前記主スイッチング素子のターンオフするタイミングを検出するタイミング検出手段と、
    前記タイマ回路の出力信号をセット端子に入力し、前記タイミング検出手段の出力をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記主スイッチング素子の制御端子に送る第1のフリップフロップ回路と、
    前記タイミング検出手段の出力をセット端子に入力し、前記タイマ回路の出力信号をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記第2のスイッチング素子の制御端子に送る第2のフリップフロップ回路と、
    を具備し、
    前記タイミング検出手段は、前記出力電圧と基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力するエラーアンプと、前記主スイッチング素子の電流検出抵抗の電位と前記エラーアンプの出力信号とを比較するコンパレータ回路とを備え、
    前記主スイッチング素子のターンオフは、前記電流検出抵抗の電位が前記エラーアンプの出力信号を越えたときに、前記第1のフリップフロップ回路のリセット端子に信号を与える電流モードでなされることを特徴とする電圧共振型スイッチング電源。
  2. 前記制御回路部は、前記タイマ回路の出力と前記第1のフリップフロップ回路のセット端子との間に第1の遅延回路と、前記タイミング検出手段の出力と前記第2のフリップフロップ回路のセット端子との間に第2の遅延回路とを備え
    前記第1の遅延回路の遅延時間は前記主スイッチング素子のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻以降にタイムアップすべく選定され、
    前記第2の遅延回路の遅延時間は前記第2のスイッチング素子のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻以降にタイムアップすべく選定される
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧共振型スイッチング電源。
  3. 共振用インダクタとトランスの一次巻線との直列回路を介して、入力電圧が印加される主スイッチング素子と、
    前記直列回路と並列に接続する、コンデンサと第2のスイッチング素子との回路と、
    前記主スイッチング素子にオンオフ制御信号を送ると共に、前記第2のスイッチング素子のオンオフタイミングを制御する制御回路部と、
    出力電圧を負荷に供給する前記トランスの二次巻線と、
    を備えるアクティブクランプ回路付き電圧共振型スイッチング電源の制御方法において、
    スイッチングの1周期を設定するタイマ回路と、
    前記主スイッチング素子のターンオフするタイミングを検出するタイミング検出手段と、
    前記タイマ回路の出力信号をセット端子に入力し、前記タイミング検出手段の出力をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記主スイッチング素子の制御端子に送る第1のフリップフロップ回路と、
    前記タイミング検出手段の出力をセット端子に入力し、前記タイマ回路の出力信号をリセット端子に入力し、Q出力信号を前記第2のスイッチング素子の制御端子に送る第2のフリップフロップ回路と、
    を具備し、
    前記タイミング検出手段は、前記出力電圧と基準電圧とを比較して誤差電圧信号を出力するエラーアンプと、前記主スイッチング素子の電流検出抵抗の電位と前記エラーアンプの出力信号とを比較するコンパレータ回路とを備え、
    前記主スイッチング素子のターンオフは、前記電流検出抵抗の電位が前記エラーアンプの出力信号を越えたときに、前記第1のフリップフロップ回路のリセット端子に信号を与える電流モードでなされることを特徴とし、
    前記タイマ回路の出力信号がオンし、前記主スイッチング素子の寄生容量の放電がなされて、ドレイン−ソース間電位が低下するステップ、
    前記寄生容量の放電が終了し、前記主スイッチング素子のドレイン電流が逆方向に流れ、その後順方向に流れ、三角波電流が発生するステップ、
    前記タイマ回路の出力信号がオフした後、前記第1の遅延回路がタイムアップし、前記主スイッチング素子はゲート電位がLからHになり、ターンオンするステップ、
    前記主スイッチング素子のターンオフにより前記第1のフリップフロップ回路のリセット端子電位にパルス信号が発生するステップ、
    前記第2の遅延回路がタイムアップし、前記第2のフリップフロップ回路のセット端子電位にパルス信号が発生し、前記第2のスイッチング素子のゲート電位がLからHになり、ターンオンするステップ、
    前記タイマ回路の出力信号がオンし、前記第2のスイッチング素子がターンオフするステップ、
    を備えることを特徴とする電圧共振型スイッチング電源の制御方法
  4. 前記制御回路部は、前記タイマ回路の出力と前記第1のフリップフロップ回路のセット端子との間に第1の遅延回路と、前記タイミング検出手段の出力と前記第2のフリップフロップ回路のセット端子との間に第2の遅延回路とを備え、
    前記第1の遅延回路の遅延時間は前記主スイッチング素子のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻以降にタイムアップすべく選定され、
    前記第2の遅延回路の遅延時間は前記第2のスイッチング素子のドレイン−ソース間電位がゼロ電位となる時刻以降にタイムアップすべく選定され、
    前記主スイッチング素子はMOSFETで形成し、
    前記MOSFETのソース端子には前記電流検出抵抗が接続され、
    前記コンパレータ回路の非反転入力は前記電流検出抵抗と前記ソース端子との接続点に接続し、前記コンパレータ回路の反転入力は前記エラーアンプの出力に接続し、前記コンパレータ回路の出力は前記第1のフリップフロップ回路のリセット端子に接続し、
    前記エラーアンプの非反転入力は前記基準電圧に接続し、前記エラーアンプの反転入力は前記出力電圧に接続する
    ことを特徴とする請求項記載の電圧共振型スイッチング電源の制御方法
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