JPH06327247A - 高力率電源供給装置 - Google Patents

高力率電源供給装置

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JPH06327247A
JPH06327247A JP6074755A JP7475594A JPH06327247A JP H06327247 A JPH06327247 A JP H06327247A JP 6074755 A JP6074755 A JP 6074755A JP 7475594 A JP7475594 A JP 7475594A JP H06327247 A JPH06327247 A JP H06327247A
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JP
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circuit
switching
signal
output
comparator
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Application number
JP6074755A
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English (en)
Inventor
Youngsik Lee
榮植 李
Kyungha Jee
京夏 池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/42Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
    • H02M1/4208Arrangements for improving power factor of AC input
    • H02M1/4258Arrangements for improving power factor of AC input using a single converter stage both for correction of AC input power factor and generation of a regulated and galvanically isolated DC output voltage
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力力率を1値にし、交流入力電流の高周波
含有率を最小化しながら共振型コンバータを同時に制御
することにより、高力率、高効率および小型化、軽量化
を図った高力率電源供給装置を提供する。 【構成】 本発明の高力率電源供給装置は、電波整流部
3と、電波整流信号検出部4と、コンデンサC1と、イ
ンダクタL1と、高周波スイッチング部6と、共振回路
部7と、出力回路部8と、制御部5とを含み、さらに制
御部5がのこぎり波信号発生器54と、電波整流信号検
出部4とのこぎり波信号発生器54との信号を比較する
第1比較器51と、第1比較器51および第2比較器5
2の出力に応じてスイッチングパルス間のゼロ領域を有
するスイッチング制御信号を生成する分周回路55とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高力率電源供給装置に
関し、特に広い入力電圧変動および負荷変動において安
定した出力制御および力率の改善のための共振型コンバ
ータによる高力率電源供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、負荷に一定レベルの直流電源を
供給するためには交流信号を直流信号に変換させる交流
/直流コンバータが用いられる。このための例が図14
に示されているが、交流電源Vsは負荷RLに直流電源
を供給するため電波整流回路とこれに連結された平滑コ
ンデンサCおよびDC−DCコンバータを経て整流され
た後に負荷RLに供給される。
【0003】しかしながら、図15からわかるように、
図14に示しているような回路の配線により入力電流i
と電圧Vsとの位相関係は異なるように現れることがわ
かる。これは、コンデンサCの影響を受けるものであ
り、いわゆる力率を悪くする。力率に関連する関係式
は、第(1)式のようであり、第(1)式において明ら
かに示されているように、電力効率を高めるためには電
圧と電流との間の位相φが一致しなければならない。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、Wは消費電力であり、VおよびA
は交流入力側の電圧および電流の実効値である。
【0006】かかることを改善したものが図16の回路
図に示される電源供給装置である。これは、本出願人が
先立って開発したものであり、図17に示すように、力
率は大幅に改善されたことがわかる。力率を改善する回
路は、図14に示される回路と類似するが、整流された
波形を伝達するインダクタLの電流信号をスイッチング
素子Qが適時オン/オフされて伝達するようにすること
により、目的が達成されている。
【0007】スイッチング素子Qをオン/オフさせる制
御回路は、入力電源Vsを電波整流した信号と、入力電
源Vsを変圧器T1を経るようにして第2次コイルに現
した信号を整流した信号とを比較器W.Cで比較し、そ
の結果値を電流増幅器IEで増幅させてスイッチング制
御信号を生成している。
【0008】図14の回路は、コンデンサ入力型整流回
路であり、図16の回路は昇圧型コンバータである。図
16の回路をより詳しく説明すると、スイッチング素子
Qがオンされ、ブロッキングダイオードDがオフされる
区間で予め設定された電流上限値まで電流が増加する動
作と、スイッチング素子Qがオフされ、ブロッキングダ
イオードDが導通される区間であって電流下限値まで電
流が減少する動作がある。したがって、入力電流iを設
定した幅に制限することにより、その電流の実効値を調
節せれて力率が改善される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示される回路による方法では、根本的に昇圧型コンバ
ータの原理が用いられているので、システムが複雑化し
て変圧気流が多くて重さが重く、さらにスイッチング特
性もよくなくて信頼性が低い。また、図17に示すよう
に電流のデッドアングルおよびデッドタイムがあるとい
う短所を有する。
【0010】ゆえに、本発明の目的は、入力力率を1値
にし、交流入力電流の高周波含有率を最良化しながら共
振型コンバータを同時に制御することにより、高力率、
高効率および小型、軽量の高力率電源供給装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
高力率電源供給装置は、交流信号を整流する電波整流手
段と、整流された信号を分配する電圧分配手段と、前記
電圧分配手段に並列連結されたコンデンサと、前記電波
整流手段に連結されたインダクタと、前記インダクタに
流れる電流の供給を制御するスイッチング手段と、イン
ダクタとコンデンサとで構成されており、前記スイッチ
ング手段に連結されている共振回路部と、前記共振回路
部の信号を受けて、これを整流した後に負荷に伝送する
出力回路と、前記スイッチング手段にスイッチング制御
信号を供給する制御回路とからなり、前記制御回路は、
のこぎり波信号発生器と、前記電圧分配手段の出力との
こぎり波信号発生器の信号を比較する比較手段と、比較
器の出力に応じてスイッチングパルス間のゼロ領域を有
するスイッチング制御信号を生成する分周回路とで構成
されている。
【0012】請求項2では、請求項1の制御回路内の分
周回路は、前記比較器の出力をクロックにする第1およ
び第2のD形フリップフロップと、これらの出力をNA
NDゲーティングして2つのパルス信号を生成するゲー
ト回路部と、前記2つのパルス信号を受けて制御領域を
有する2つの駆動パルスが生成されるように4つのスイ
ッチングトランジスタと変圧器とで構成されたスイッチ
ング駆動回路とからなる。
【0013】請求項3では、請求項1の共振回路の出力
を分配して基準信号を比較する第2比較器をさらに含
み、前記第2比較器の出力は分周回路に供給されて過電
流の発生時に分周回路の出力を遮断するようにする。
【0014】請求項4の発明にかかる高力率電源供給装
置は、交流信号を整流する電波整流手段と、整流された
信号を分配する電圧分配手段と、これに並列連結されて
いるコンデンサと、前記電波整流手段に連結されたイン
ダクタと、前記インダクタに流れる電流の供給を制御す
るスイッチング手段と、インダクタとコンデンサとで構
成されており、前記スイッチング手段に連結された共振
回路部と、前記共振回路部の信号を受けて、これを整流
して負荷に供給する出力回路と、前記スイッチング手段
にスイッチング制御信号を供給する分周回路とで構成さ
れ、前記負荷に供給される信号を分周回路からフィード
バックして比較する比較部と、比較部の出力を受ける誤
差増幅器を含んで、誤差増幅器の信号レベルに応じてこ
れに連結された前記のこぎり波発生器の周波数を増減さ
せるようにしている。
【0015】請求項5では、請求項4の制御回路の分周
回路は、前記比較器の出力をクロックにする第1および
第2のD形フリップフロップと、これらの出力をNAN
Dゲーティングして2つのパルス信号を生成するゲート
回路部と、前記2つのパルス信号を受けて制御領域を有
する2つの駆動パルスが生成されるように4つのスイッ
チングトランジスタと、変圧器とで構成されたスイッチ
ング駆動回路とからなる。
【0016】請求項6では、請求項4の共振回路の出力
を分配して基準信号を比較する第2比較器をさらに含
み、前記第2比較器の出力は分周回路に供給されて過電
流の発生時に分周回路の出力を遮断するようにする。
【0017】請求項7の発明にかかる高力率電源供給装
置は、交流信号を整流する電波整流手段と、整流された
信号を分配する電圧分配手段と、これに並列連結された
コンデンサと、前記電波整流手段に連結されたインダク
タと、前記インダクタに流れる電流の供給を制御するス
イッチング手段と、インダクタとコンデンサとで構成さ
れ前記スイッチング手段に連結された共振回路部と、前
記共振回路の信号を受けて、これを整流して負荷に伝送
する絶縁変圧器と、前記スイッチング手段にスイッチン
グ制御信号を供給する分周回路とで構成され、前記負荷
に供給される信号を分周回路からフィードバックして比
較する比較部と、比較部の出力を受ける誤差増幅器を含
んで誤差増幅器の信号レベルに応じてこれに連結された
前記のこぎり波発生器の周波数を増減させるようにして
いる。
【0018】請求項8では、請求項7の共振回路の出力
を分配して基準信号を比較する第2比較器をさらに含
み、前記第2比較器の出力は分周回路に供給されて過電
流の発生時に分周回路の出力を遮断するようにしてい
る。
【0019】請求項9では、請求項7の制御回路の分周
回路は、前記比較器の出力をクロックにする第1および
第2D形フリップフロップと、これらの出力をNAND
デーティングして2つのパルス信号を生成するゲート回
路部と、前記2つのパルス信号を受けて制御領域を有す
る2つの駆動パルスが生成されるよう4つのスイッチン
グトランジスタと、変圧器とで構成されたスイッチング
駆動回路と、からなる。
【0020】請求項10では、請求項7の負荷は、HI
D(High Intensity Discharge)ランプあるいは放電ラ
ンプである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面を
参照してより詳細に説明する。
【0022】本発明の装置は、図1に示すように交流電
源1と電流電源を求める負荷R0との間に本発明の装置
が構成される。また、図1においてはブロック単位に本
発明の装置は構成されることが示されており、各ブロッ
クを詳細にした具体的な回路は該当ブロックの機能の代
わりをする1つの模範例であって、これに限らずこの機
能の代わりを行なえるその他の変形例をも含む。
【0023】まず、図1は、本発明の一実施例による高
力率電源供給装置を示した回路図であり、これに基づい
て本発明を説明する。
【0024】図1に示すように、交流入力電源1は過電
圧の伝達を遮断するヒューズ2を経て、ダイオードDa
〜Ddで構成されている電波整流部3により電波整流さ
れる。そして、電波整流部3により電波整流された電圧
はコンデンサC1に並列に連結されている電波整流信号
検出部4によって検出され、本発明の制御部5により処
理される。
【0025】この場合、交流入力電圧Vinが電波整流
部3のダイオードDa〜Ddにより電波整流された後、
前記コンデンサC1により若干のオフセット電圧が生成
されるが、これはコンデンサC1の両端の電圧が前記電
波整流信号検出部4をなす抵抗Rm1,Rm2により分
配された電圧が制御部5の第1比較器51の基準電圧と
して正(+)入力端子に印加されるので、交流入力電圧
Vinが60Hzの電源であるとき、120Hzごとに
前記基準電圧がゼロにならないようにするためのもので
ある。
【0026】仮に、コンデンサC1がないと120Hz
ごとにで第1比較器51の出力が出ないようになって全
システムが不安定に動作する場合が発生するので、コン
デンサC1はこのような理由で設けられている。
【0027】制御部5は、図4(f),(g)のような
波形を、図5に示すスイッチング駆動回路551に出力
することにより高周波スイッチング部6に印加する。
【0028】一方、電波整流信号検出部4と高周波スイ
ッチング部6との間にはコイルL1が連結されている
が、このコイルL1に流れる電流はスイッチング部6の
スイッチング状態に応じて図2(a)のように流れる。
すなわち、高周波スイッチング部6のスイッチング素子
S1,S2が制御部5の信号に応じてスイッチング動作
をするようになると、インダクタL1に流れる電流波形
はすべて図2(a)のようになる。スイッチング素子S
1またはスイッチング素子S2がオンすると、インダク
タL1に流れる電流が線形的に増加し、スイッチング素
子S1,S2いずれもオフされる区間において減少し始
める。またインダクタL1の電流がゼロとなる前にスイ
ッチング素子がオンされるように制御部5が動作してい
るので、インダクタL1の電流はさらに増加し始める。
このようなスイッチング方式のためインダクタL1に流
れる電流波形は図2(a)に示すようになる。したがっ
て、入力電圧と入力電流の位相は互いに一致するように
なって力率は1になる。
【0029】前記のような動作を支援する制御部5は前
記電波整流信号検出部4の信号ばかりでなく、さらに他
の2つの検出された信号をも用いる。前記高周波スイッ
チング部6に連結された共振回路部7は共振インダクタ
Lrと共振コンデンサCrとが直列に連結されている構
成からなるが、前記共振インダクタLrから抵抗R1
8,R20に構成されている電圧分配器9を通じて制御
部5に入力される信号と、また負荷R0の変動分と交流
入力電圧Vinの変動を考慮するよう負荷R0に供給さ
れる電圧が1つの変量として制御部5にフィードバック
される信号と、そして電波整流信号検出部4から入力さ
れる信号とであり、制御部5はこのような3つの入力信
号に基づいて最終のスイッチング制御信号を生成して高
周波スイッチング部6に出力する。
【0030】電波整流信号検出部4と電圧分配器9とか
らなる制御部5に入力される信号は制御部5内の第1お
よび第2の比較器51,52にそれぞれ印加され、負荷
R0にかかる電圧の一部分がフィードバックされた信号
は位相反転器53に印加される。
【0031】制御部5はかかる第1および第2の比較器
51,52を有し、第2比較器51に印加されるさらに
他の比較信号は電圧制御発生器54の出力であり、第2
比較器52に印加されるさらに他の比較信号は予め設定
された基準電圧Vrefである。第1および第2比較器
51,52の出力信号は論理ゲート手段に構成された分
周回路55に印加され、分周回路55は高周波スイッチ
ング部6に送るスイッチング制御信号を生成する。
【0032】前記VCO54を制御する電圧は、位相反
転器53の手段および基準電圧Vrefから誤差信号を
増幅する誤差増幅器56の出力になる。これについては
後述する。
【0033】VCO54は高周波スイッチング部6のス
イッチング素子S1,S2を駆動するためののこぎり波
を作るための回路と、ソフトスタートのための回路とで
構成されている。ここで、ソフトスタートとは、駆動初
期にスイッチング周波数を定常状態のスイッチング周波
数より数倍して動作させることを意味する。スイッチン
グ周波数を自然共振周波数ω0より数倍にすると負荷R
0には電力が非常に少なく伝達されるため、初期駆動に
おいてシステム全体の不安定な動作が防止さる。特に、
負荷として蛍光ランプのような放電灯を用いる場合には
ランプの寿命延長に寄与できる。
【0034】VCO54において、ソフトスタート機能
をする回路とこののこぎり波を作る回路との間にはダイ
オードD2が挿入されている。
【0035】ソフトスタート回路の動作は以下のようで
ある。制御部5が動作を始めるようになると、トランジ
スタQ1,Q2に構成された定電流源から安定した定電
流がダイオードD1を通じてコンデンサC6を充電させ
る。したがって、コンデンサC6の電圧は一定の傾きを
有し上昇するようになる。コンデンサC6の電圧上昇は
ダイオードD2のターンオン状態がとまるまで継続され
る。コンデンサC6の電圧上昇によってトランジスタQ
9がまずオンされ、トランジスタQ3がダイオードD1
のしきい値(ほぼ0.7V)のドロップ後にオンになる
と、ダイオードD2の両端の電位差が同様になり、ダイ
オードD2のターンオン状態がとまるようになる。
【0036】ソフトスタート回路において、ソフトスタ
ート時間をきめるコンデンサC6は第(2)式により決
定される。ただし、Vthは、LM 555の内部比較器
の基準電圧であり、IC はC6に流込む電流[μA]で
あり、TSTはソフトスタート時間[μs]である。
【0037】次は、のこぎり波を作る回路について説明
する。トランジスタQ6,Q7に構成された電流源によ
り一定の電流がコンデンサC2に流れると、コンデンサ
C2の電圧は一定の傾きを有して上昇する。コンデンサ
C2の電圧はLM 555チップの内部比較器の基準電
圧に至ると、LM 555チップの内部トランジスタが
コンデンサC2の充電電圧を瞬間的に放電させる。コン
デンサC2が放電すると、電流源であるトランジスタQ
6,Q7から出力された電流がさらにコンデンサC2を
充電させる、LM 555チップの内部比較器の基準電
圧に至るとさらに放電される過程を通じてのこぎり波が
生成される。図2(b)はコンデンサC2の電圧波形を
示すものである。コンデンサC2の電圧波形は第1比較
器51の負(−)入力端子に印加される。
【0038】前記した場合、のこぎり波周波数をきめる
コンデンサC2は第(3)式により与えられる。ただ
し、IC はC2に流込む電流[μA]であり、Vthは比
較器の基準電圧[V]であり、fS はのこぎり波[kH
z]である。
【0039】交流入力電源1は、たとえば60[H
z]、110Vあるいは220Vの交流電流であって、
電流と電圧との位相は一致するので力率は1である。こ
の信号は電波整流回路3により電波整流され、電波整流
信号検出部4の抵抗Rm1,Rm2により検出された信
号が制御部5に供給される。この検出信号は第1比較器
51の演算増幅器の正(+)入力端子に印加されて図2
(c)に示すようにVCO54の出力に比較される。第
1比較器51は比較結果を論理回路に用いられるローま
たはハイレベルの信号として図2(d)のように出力す
る。
【0040】図1のコンデンサC1の両端電圧に関連し
て、この電圧を交流入力電圧Vinが60[Hz]であ
る場合に120[Hz]の波形を有する電波整流された
電圧である。高周波スイッチング部6のスイッチング素
子S1,S2を数十[kHz]で駆動した場合に、コン
デンサC1の両端電圧はスイッチング1周期ごとにおい
てはほぼ直流電圧にみられる。
【0041】図2(c)において前記直流電圧は‘E’
で表示されており、これは制御部5の第1比較器51の
正(+)入力端子に印加されて基準電圧に活用され、第
1比較器の負(−)入力端子にはVCO54ののこぎり
波が入力されることにより、互いに比較されて図2
(d)のようなパルス波形が生成される。
【0042】制御部5の分周回路55は図3に示すよう
に、2つの直列連結されたD形フリップフロップDF
1,DF2と、NANDゲートNA1,NA2とを有し
ており、さらに、図5に示すようなスイッチング素子駆
動回路551を有している。前記D形フリップフロップ
DF1,DF2に印加されるクロック信号Kは図2
(d)に示している第1比較器51の出力パルス信号に
なる。前記D形フリップフロップDF1,DF2の出力
はNANDゲートNA1,NA2と、図5に示している
スイッチング素子駆動回路551とを経るようになり、
これによって分周回路55が制御信号を生成する。
【0043】図3に示している回路において、各ノード
における波形図を図4(a)〜図4(g)に示してい
る。図4(a)のK信号波形は第1比較器51の出力信
号であり、前記K信号波形がインバータINVを経た後
のものは第1のD形フリップフロップDF1のクロック
端子CKに、そしてK信号波形そのままには第2のD形
フリップフロップDF2のクロック端子CKに印加され
る。D形フリップフロップDF1,DF2の出力信号
a,b,c,dがNANDゲートNA1,NA2を経る
ようになると最終的に図4(f)および図4(g)のよ
うなM,N信号がそれぞれ生成される。
【0044】前記M,N信号は図5のスイッチング素子
駆動回路551に入力される。図5のスイッチング素子
駆動回路551の各部における波形図を図6に示す。図
6(b)および図6(c)にはNANDゲートNA1,
NA2から入力されるM,N信号が示されており、図6
(a)のK信号と比較されるようにしている。
【0045】スイッチング素子駆動回路551の出力は
図5からわかるように、ノードAおよびノードBにおい
てとられ、これの波形は図6(h)のようである。スイ
ッチング素子駆動回路551の出力信号は変圧器T55
1により高周波スイッチング部6のスイッチング素子S
1,S2であるMOSFETのゲート端子に加わる。ス
イッチング素子駆動回路551の4つのスイッチング素
子q1〜q4に対するスイッチングオンタイム図は図6
(d)〜図6(g)のようであり、これに従って図6
(h)のような出力信号が得られる。
【0046】しかしながら、分周回路55の他の入力は
第2比較器52の出力から得られるが、これは共振回路
7から由来する。第2比較器52が設けられた根本的な
理由は過電流に対し主電力用スイッチング素子S1,S
2および全体回路を保護するため設けられたものであ
り、これは過電流保護感知用ウィンド比較器と称するこ
ともできる。共振インダクタLrに流れる電流を検出し
てダイオードD7,D8により整流された直流電圧を電
圧分配器9の抵抗R18,R20によって分配した場
合、抵抗R20の両端電圧が第2比較器52の負(−)
入力電圧として印加される。したがって、抵抗R20か
ら取られる電圧は直流電圧である。
【0047】制御部5からスイッチング制御信号を受け
る高周波スイッチング部6は、スイッチング素子S1,
S2であるMOSFETと、これに並列連結されたコン
デンサC11,C22およびダイオードD3,D4を含
む。図7は高周波スイッチング部6の回路動作を示す波
形図であって、図7(a)は分周回路55のスイッチン
グ素子駆動回路551のA,Bノード間の出力波形図で
あり、これに従ってスイッチング素子S1,S2がスイ
ッチングされるオン時間を図7(b)および図7(c)
に示している。
【0048】高周波スイッチング部6の回路動作の主要
特徴は、主電流用スイッチング素子S1,S2が高速に
スイッチングするためスイッチング素子S1,S2の両
端電圧がゼロである状態、すなわち図7(b)または図
7(c)の区間IにおいてダイオードD3,D4が導通
する瞬間にスイッチングするゼロ電圧スイッチングZV
S方式であるという点である。かかるゼロ電圧スイッチ
ング方式はスイッチング素子S1,S2を高速にスイッ
チングできるばかりでなく、スイッチング電流の損失が
ほとんどない特徴を有する。
【0049】このようなゼロ電圧スイッチングZVS動
作を満たすため分周回路55はD形フリップフロップD
F1,DF2を有するものであり、主電流用スイッチS
1,S2が交互にスイッチングするとき、図7(b)お
よび図7(c)のように、区間Iというデッドタイムを
与えることによりスイッチング素子S1,S2がゼロ電
圧スイッチングを行なえる。このとき、図7(b)の正
(+)電圧パルス区間においては第1スイッチング素子
S1がターンオンされ、図7(c)の正(+)電圧パル
ス区間においては第2スイッチング素子S2がターンオ
ンされる。
【0050】図7(b)の正(+)電圧パルス区間にお
いて第1スイッチング素子S1がスイッチングオンされ
るに従って第2スイッチング素子S2のドレインとソー
スとの間に現す電圧の波形は図7(d)に示すようであ
り、電流波形は図7(e)に示すようである。電流はグ
ラウンドレベルGを基準点に、この地点に昇る波形はダ
イオードD3を通じて流れる電流であり、グラウンドレ
ベルに上昇する電流は第1スイッチング素子S1のドレ
イン電流を現す。これを図10(a)〜図10(c)を
参照してより詳しく説明する。
【0051】まず、図7(e)の‘t0〜t1’におけ
る動作を説明する。時刻t0において、図10(a)に
示している回路における電流irは矢印方向に流れるよ
うになり、結局、電流irはE−S1−Lr−Cr−C
44−Eの経路を通じて流れる。このとき、コンデンサ
C44は充電し始め、コンデンサC33は放電し始め
る。このような動作モードは時刻t1においてスイッチ
ング素子S1がオフされることにより終了する。
【0052】次に、図7(e)の‘t1〜t2’区間に
おける動作を説明する。時刻t1においてスイッチング
素子S1をオフさせると、電流irは図10(b)に示
している回路においてスイッチング素子S1からコンデ
ンサC11に経路を変更して、E−C11−Lr−Cr
−C44−Eの経路を通じて流れる。このとき、コンデ
ンサC11は充電し始め、コンデンサC22は放電し始
め、時刻t2においてコンデンサC22の電圧がゼロに
なるときこの動作モータが終了する。
【0053】次に、図7(e)の‘t2〜t4’区間に
おける動作を説明する。時刻t2においてコンデンサC
22の電圧がゼロになると、図10(c)に示している
ように、電流irの経路はダイオードD4に変わる。す
なわち、Lr−Cr−C44−D4−Lrの経路を通じ
て電流irが流れる。このとき、電源Eは無関に共振回
路7のエネルギをフリーフィーリングさせるモードにな
る。このモードは時刻t4まで進行される。
【0054】ゼロ電圧スイッチング条件を満たすため時
刻t3においてスイッチング素子S2をオンさせる。時
刻t2においてはまだ電流irが正(+)方向を維持し
ているため、まだスイッチング素子S2を通じては電流
が流れなく、スイッチング素子S2はオン状態のみ維持
しているので、スイッチング素子S2はゼロ電圧スイッ
チング条件を満たしている。
【0055】以上はスイッチング素子S1によるスイッ
チング半周期に対する説明であり、スイッチング素子S
2に対する半周期は時刻t3〜t6まで前述した逆の状
況に動作するので、これに対する詳細な説明は重複を避
けるため省略する。
【0056】そして、図1においてダイオードD5,D
6の動作は次のようである。前記ダイオードD5,D6
は、コンデンサC33,C44の電圧が電源電圧E以上
に大きくなる場合、コンデンサC33,C44の電圧を
電源電圧Eにクランプするためのダイオードである。す
なわち、全システムが異常動作するか、共振によってコ
ンデンサC33,C44の電圧が電源電圧E以上に上昇
する場合、ダイオードD5,D6が導通されることによ
り電源電圧Eにクランプさせる。
【0057】高周波スイッチング部6の出力は共振回路
7に印加され、共振回路の出力は絶縁変圧器T1を経て
出力回路部8に印加されることにより、負荷R0に電力
は伝達される。図8の波形図は絶縁変圧器T1の2次側
電圧波形を示すものであり、交流入力電圧Vinと比較
されている。そして図9は交流入力電圧Vinの電圧V
および電流Iの波形図であり、位相が一致している。
【0058】本発明においては、前述した従来技術であ
る図16に示すような昇圧型コンバータ方式にあるスイ
ッチング素子QおよびコンデンサCが不必要であるた
め、スイッチング特性に従って信頼性が減少することを
除去でき、さらに経済的な面においても有利である。
【0059】この発明において、高周波スイッチング部
6の出力に連結された共振回路7と、そして前記共振回
路7に連結された出力回路部8は負荷並列型直列共振型
コンバータ構造をとる。このような構造の共振型コンバ
ータは図11に示しているような特性を有する。したが
って、共振回路7の共振インダクタLrと共振コンデン
サCrの固有振動周波数ωrより高周波スイッチング部
6のスイッチング各周波数ωsを常に高い範囲で制御す
るように設計される。共振回路7の固有振動周波数ωr
は第(4)式で示される。
【0060】共振回路7のコンデンサCrに並列連結し
た絶縁変圧器T1を通じて出力回路部8に高い周波数の
信号が伝達される。もちろん、これの電圧と電流との間
の位相は同相であることに留意する。この信号は出力回
路部8のダイオードブリッジ回路D11,D22,D3
3,D44と、インダクタL0およびコンデンサC0に
よってDC電圧に変換された後、負荷R0に供給され
る。
【0061】一方、本発明の他の目的は、入力電圧レベ
ルの変動や負荷の変動に対しても安定した電源を供給す
るものであって、交流入力電圧Vinが増加する場合負
荷R0に並列に連結された出力電圧検出部10において
検出されるフィードバック電圧はそれに従って上昇する
ようになる。出力電圧検出部10の電圧信号は制御部5
の位相反転器53に入力される。位相反転器53は演算
増幅器に構成された反転増幅回路であり、基準電圧Vr
efとともにその変動分を誤差増幅器56に出力する。
【0062】前記の場合、出力回路部8は出力フィルタ
を構成してインダクタL0とコンデンサC0とを有して
いるが、これによる極周波数は第(5)式で示される。
【0063】したがって、誤差増幅器56は出力回路部
8の出力フィルタによる周波数特性補償のため2つのゼ
ロ点および1つの極を有するように構成される。これを
第(6)式〜第(9)式で示す。特に、第(9)式で示
される利得は、誤差増幅器56の増幅利得である。
【0064】誤差増幅器56の構成背景は上記のようで
ある。前記誤差増幅器56はVCO54の三角波出力周
波数を制御し現在のように変動事項がある場合には三角
波出力周波数を上昇させる。したがって、第1比較器5
1の出力周波数を上昇させ分周回路55によるスイッチ
ング出力信号の周波数も上昇する。しかしながら、定常
状態であると論理回路55は一定周波数の信号を出力す
る。
【0065】要約すると、誤差増幅器56に入力される
電圧が増加すると誤差増幅器56の出力である直流レベ
ルが上昇し、したがって、のこぎり波周波数が増加して
スイッチング周波数が増加するので入力電力が減少す
る。逆に、誤差増幅器56に入力される電圧が減少する
と入力が増加する。このように動作するようになるの
で、負荷R0の変動の際負荷R0の増加は誤差増幅器5
6の出力を増加させて出力電圧が減少し、負荷R0の減
少時は出力電圧が上昇する。すなわち、負荷の変動の際
にも常に一定の出力電圧を出力するようになる。
【0066】図2は、この発明の他の実施例による高力
率電源供給装置を示した回路図であり、図13は、この
発明のさらに他の実施例による高力率電源供給装置を示
した回路図である。
【0067】以下、本発明の特徴を活用した実施例を図
12および図13に例示して説明する。これら2つの実
施例は図1の回路構成と同一であるが、図12に示した
実施例においては出力回路をHID(High Intensity D
ischarge)ランプに置換えたことのみが異なり、図13
に示した実施例においては共振回路のコンデンサCrに
並列に放電ランプが負荷として連結されたことが異な
る。そして、制御回路5にフィードバックされる信号は
共振回路のインダクタLrの2次側に連結された抵抗手
段R30の電圧によっていることが異なる。
【0068】図12および図13に示したいずれの実施
例においても、入力電圧および負荷変動に対して安定し
た出力を供給されるということに対して、この実施例は
高力率、高効率および高電力密度電源装置であって電子
式安定器に適用されることが示されているものである。
【0069】
【数2】
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、図16
に示した昇圧型コンバータ方式を用いた力率改善回路に
比べて回路全体が簡単であり、かつ図17に示すような
デッドアングルおよびデッドタイムを除去することによ
り、入力力率が高まるばかりでなく、信頼性および経済
的な面においても有利である。さらに共振型コンバータ
の制御機能をも有しているため、システム全体の小型
化、軽量化が可能である。
【0071】また、本発明の回路を図1に示しているよ
うな構成にして入力電圧、電流波形を測定してみた結
果、図9のような波形が得られる。この波形を図15お
よび図図17と比較してみると整流波形歪みがないこと
がわかる。したがって、図15および図17に比べて入
力電流の高調波含有率が顕著に減少している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による高力率電源供給装置
を示した回路図である。
【図2】図1に示した回路の各部の波形図である。
【図3】図1の分周回路部のゲート回路図である。
【図4】図3の回路の各部の波形図である。
【図5】図1の分周回路部のゲート駆動回路図である。
【図6】図5の回路の各部の波形図である。
【図7】図1の回路の各部の波形図である。
【図8】図1の絶縁変圧器T1の2次側電圧波形を示す
図である。
【図9】図1の交流入力電圧Vinの電圧Vおよび電流
Iの波形図である。
【図10】図1に示した回路の動作を説明するための回
路図である。
【図11】図1の共振回路部の特性を示すグラフであ
る。
【図12】この発明の他の実施例による高力率電源供給
装置を示した回路図である。
【図13】この発明のさらに他の実施例による高力率電
源供給装置を示した回路図である。
【図14】従来のコンデンサ入力型整流回路図である。
【図15】図14の入力電圧、電流波形図である。
【図16】従来の昇圧型コンバータ回路構成図である。
【図17】図16の入力電圧、電流波形図である。
【符号の説明】
1 交流入力電源 2 電波整流部 4 電波整流信号検出部 5 制御部 6 高周波スイッチング部 7 共振回路部 8 出力回路部 9 分配器 51 第1比較器 52 第2比較器 55 分周回路 551 スイッチング素子駆動回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流信号を整流とする電波整流手段と、 整流された信号を分配する電圧分配手段と、 前記電圧分配手段に並列連結されたコンデンサと、 前記電波整流手段に連結されたインダクタと、 前記インダクタに流れる電流の供給を制御するスイッチ
    ング手段と、 インダクタとコンデンサとで構成されており、前記スイ
    ッチング手段に連結されている共振回路部と、 前記共振回路部の信号を受けて、これを整流した後に負
    荷に伝送する出力回路と、 前記スイッチング手段にスイッチング制御信号を供給す
    る制御回路とからなり、 前記制御回路は、 のこぎり波信号発生器と、 前記電圧分配手段の出力とのこぎり波信号発生器の信号
    を比較する比較手段と、 比較器の出力に応じてスイッチングパルス間のゼロ領域
    を有するスイッチング制御信号を生成する分周回路とで
    構成されることを特徴とする、高力率電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路内の分周回路は、 前記比較器の出力をクロックにする第1および第2のD
    形フリップフロップと、 これらの出力をNANDゲーティングして2つのパルス
    信号を生成するゲート回路部と、 前記2つのパルス信号を受けて制御領域を有する2つの
    駆動パルスが生成されるように4つのスイッチングトラ
    ンジスタと変圧器とで構成されたスイッチング駆動回路
    と、 からなることを特徴とする、請求項1記載の高力率電源
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記共振回路の出力を分配して基準信号
    を比較する第2比較器をさらに含み、前記第2比較器の
    出力は分周回路に供給されて過電流の発生時に分周回路
    の出力を遮断するようにすることを特徴とする、請求項
    1記載の高力率電源供給装置。
  4. 【請求項4】 交流信号を整流する電波整流手段と、 整流された信号を分配する電圧分配手段と、 これに並列連結されているコンデンサと、 前記電波整流手段に連結されたインダクタと、 前記インダクタに流れる電流の供給を制御するスイッチ
    ング手段と、 インダクタとコンデンサとで構成されており、前記スイ
    ッチング手段に連結された共振回路部と、 前記共振回路部の信号を受けて、これを整流して負荷に
    供給する出力回路と、 前記スイッチング手段にスイッチング制御信号を供給す
    る分周回路とで構成され、 前記負荷に供給される信号を分配回路からフィードバッ
    クして比較する比較部と、比較部の出力を受ける誤差増
    幅器を含んで、誤差増幅器の信号レベルに応じてこれに
    連結された前記のこぎり波発生器の周波数を増減させる
    ようにしたことを特徴とする、高力率電源供給装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路の分周回路は、 前記比較器の出力をクロックにする第1および第2のD
    形フリップフロップと、 これらの出力NANDゲーティングして2つのパルス信
    号を生成するゲート回路部と、 前記2つのパルス信号を受けて制御領域を有する2つの
    駆動パルスが生成されりるように4つのスイッチングト
    ランジスタと、変圧器とで構成されたスイッチング駆動
    回路と、 からなることを特徴とする、請求項4記載の高力率電源
    供給装置。
  6. 【請求項6】 前記共振回路の出力分配して基準信号を
    比較する第2比較器をさらに含み、前記第2比較器の出
    力は分周回路に供給されて過電流の発生時に分周回路の
    出力を遮断するようにすることを特徴とする、請求項4
    記載の高力率電源供給装置。
  7. 【請求項7】 交流信号を整流する電波整流手段と、 整流された信号を分配する電圧分配手段と、 これに並列連結されたコンデンサと、 前記電波整流手段に連結されたインダクタと、 前記インダクタに流れる電流の供給を制御するスイッチ
    ング手段と、 インダクタとコンデンサとで構成され前記スイッチング
    手段に連結された共振回路部と、 前記共振回路部の信号を受けて、これを整流して負荷に
    伝送する絶縁変圧器と、 前記スイッチング手段にスイッチング制御信号を供給す
    る分周回路とで構成され、 前記負荷に供給される信号を分配回路からフィードバッ
    クして比較する比較部と、比較部の出力を受ける誤差増
    幅器を含んで誤差増幅器の信号レベルに応じてこれに連
    結された前記のこぎり波発生器の周波数を増減させるよ
    うにしたことを特徴とする、高力率電源供給装置。
  8. 【請求項8】 前記共振回路の出力を分配して基準信号
    を比較する第2比較器をさらに含み、前記第2比較器の
    出力は分周回路に供給されて過電流の発生時に分周回路
    の出力を遮断するようにしたことを特徴とする、請求項
    7記載の高力率電源供給装置。
  9. 【請求項9】 前記制御回路の分周回路は、 前記比較器の出力をクロックにする第1および第2のD
    形フリップフロップと、 これらの出力をNANDゲーティングして2つのパルス
    信号を生成するゲート回路部と、 前記2つのパルス信号を受けて制御領域を有する2つの
    駆動パルスが生成されるように4つのスイッチングトラ
    ンジスタと、変圧器とで構成されたスイッチング駆動回
    路と、 からなることを特徴とする、請求項7記載の高力率電源
    供給装置。
  10. 【請求項10】 前記負荷はHID(High Intensity D
    ischarge)ランプあるいは放電ランプであることを特徴
    とする、請求項7記載の高力率電源供給装置。
JP6074755A 1993-04-13 1994-04-13 高力率電源供給装置 Pending JPH06327247A (ja)

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