JP3572581B2 - 眼鏡販売システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売システムプログラムを備えたホスト(サーバー)コンピュータにインターネットや専用通信回線を介して接続できる端末機からのアクセスで一連の眼鏡購入手続きができるようにした眼鏡販売システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡を購入する際には、通常、眼鏡店に訪問し、店員にアドバイス(コンサルティング)を受けながら眼鏡フレームの選定やレンズの選定を行い、眼鏡代金の見積もり(提示)に納得すれば注文し、後日、再度眼鏡店に訪問してレンズを枠入れした眼鏡を掛けた上、店員による位置の微調整を行ってもらい、眼鏡を受け取るという形態が一般的になっている。この慣習が継続してきている背景には、レンズ加工には個人個々の加工データ(処方値や高さデータ等)が必要なことや、また個々の顔に合わせたフレームの微調整(鼻パッドの調整、長さを顧客の耳の位置に合わせるテンプルの調整等)が必要という特殊な要素がある。
【0003】
レンズ加工に必要なデータには、左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離等がある。レンズメーターは、現在使用している眼鏡のレンズの度数を測定できるもので、片眼ずつ、光学中心を作業者が合わせて測定するものであった。オートレフケラトメーターは、左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離等の他覚的測定を行うもので、検者がスタートスイッチを押す必要のあるものであった。フォロプターは他覚的測定により得られた結果により自覚的測定及び確認をするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の眼鏡店では眼鏡フレームの(流行に合わせた)豊富な在庫が必要となり、また、眼鏡店での対面販売のため、不動産関係費用と人件費というコストがかかる。さらに、購入者側からいえば、眼鏡店にわざわざ行くのがわずらわしいという問題点がある。
本発明はかかる問題点を解決すべく、通信ネットワークを利用した眼鏡販売システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る眼鏡販売システムは、請求項1に記載したように、販売者のサーバーと通信ネットワークを介して接続される端末を利用して眼鏡の販売をする眼鏡販売システムにおいて、前記サーバが、前記端末と通信する通信手段、前記端末から入力されて送られてくるレンズ加工データを入手するレンズ加工データ入手手段、前記端末で入力されたフレーム選択条件に合致するフレームカタログ情報を端末に表示し、その中からフレームを選択させるフレーム選択手段、レンズ加工データからレンズを選択させるレンズ選択手段、顧客に眼鏡の注文と顧客情報を入力させる眼鏡注文手段、及び記憶手段を備えており、また前記端末は自動瞳孔位置測定器を備えており、該自動瞳孔位置測定器はテストフレームを具備すると共に該テストフレームの内側左右両側にデジタルカメラを設けたものであってレンズ加工データの一つである、角膜頂点とレンズ基準点との垂直距離及び水平距離を測定し入力する機能を有するものとなされた構成である
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る眼鏡販売システムの構成を示すブロック図である。この眼鏡販売システムは、インターネット1を通じて、顧客と販売者との間で商品の注文販売を、販売者とフレーム仕入先及びレンズ仕入先との間で商品の注文を実現するもので、これら販売者のサーバー2(ホストコンピュータ)と顧客の端末3、無人店舗の端末4、フレーム仕入先のサーバー5、レンズ仕入先のサーバー6はインターネット1を介して互いに接続されている。顧客の端末3はパソコンの他、移動体通信機器等を使用することもできる。無人店舗の端末4には、顧客の顔写真及び頭部側面を撮影するためのデジタルカメラ7、レンズ加工に必要なデータを測定するための全自動レンズメーター8、全自動オートレフケラトメーター9、自動フォロプター10、自動瞳孔位置測定機11を備えている。
【0007】
図2はサーバーの構成を示すブロック図である。販売者のサーバー2は、インターネット1を介して接続された端末と通信する通信手段12、レンズ加工に必要なデータを入手するレンズ加工データ入手手段13、フレーム選択手段14、レンズ選択手段15、眼鏡発注手段16、及び記憶手段17等を有する。
【0008】
記憶手段17には、フレームデータベース、レンズデータベース、モデルファイルが記憶されている。フレームデータベースは、各眼鏡フレームの模様を撮影したカタログ写真、フレームの種類、フレーム素材(メタル、セルなど)、フレーム色、形状の特徴、価格等の情報から構成される。レンズデータベースは、レンズの種類、レンズ写真、色、濃さ、重量、コバ厚さ(レンズ側面厚さ)、価格等から構成される。モデルファイルには顧客が選択したフレームを装着したときの想像図をシミュレーションするためのモデルとなる様々な類型の顔の絵が記憶されている。その他記憶手段17には、顧客の顔写真のデータ、レンズ加工データ、注文データ、顧客情報等が格納される。
【0009】
全自動レンズメーター8は、従来のレンズメーターにレンズマッピング測定機と、眼鏡左右移動装置を組み合わせたもので、一度眼鏡をセットしたら自動的に左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離を測定することができる。これにより専門の作業者でなくとも、簡単にレンズの測定をすることができるものとなる。
【0010】
図3は全自動オートレフケラトメーターの側面図である。全自動オートレフケラトメーター9は、従来のオートレフケラトメーターの被検者側にスタートスイッチ9aを設けたものである。被検者は、全自動オートレフケラトメーターの前に座り、スタートスイッチを押し、顔を額当て9b及びあご受け9cに当てると、自動的に左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離が測定される。従来のものは、検者がスタートスイッチを押す必要のあるものであったが、被検者が押すスイッチ9aを追加することでより確実に測定することができるものとなる。
【0011】
図4は自動フォロプターの斜視図である。自動フォロプター10は、被検眼に、上記全自動オートレフケラトメーターの測定結果をもとにした、度数のレンズを通して視標を見せるもので、自動音声合成装置10a、「はい/いいえ」のスイッチ10b、マイク10c、データ制御手段を備えている。データ制御手段は、全自動オートレフケラトメーターの測定結果を取り込みレンズを合わせ、被検者に視標の見え方を自動音声合成装置で尋ね、「はい/いいえ」のスイッチ又は音声による回答を元に、自動的にレンズの調整を行う。これにより、顧客は自覚的測定と確認を自動的に行うことができる。
【0012】
図5は自動瞳孔位置測定器の説明図で、(a)は斜視図、(b)は角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離、及びフレームから耳までの距離の説明図である。自動瞳孔位置測定器11は、テストフレーム10aの内側両側それぞれにデジタルカメラ11bと、測定制御手段を備えている。測定制御手段は、デジタルカメラにより写し出されたレンズの基準点mと角膜頂点nとの垂直距離hと水平距離dを測定する。この垂直距離hと水平距離dを元にして、客の選んだ眼鏡を客が装着した場合、瞳孔の適切な位置に光学中心を設けることが可能となる。さらに端末にデジタルカメラ及びフレームから耳までの距離の測定手段を設け、上記自動瞳孔位置測定器を装着した顧客の頭部側面を撮影し、写し出されたフレームと耳の位置より、フレームから耳までの距離Lを測定することもできる。
【0013】
このシステムを利用して、顧客の端末3における注文販売過程を説明する。ここで、図7は顧客の端末における注文販売過程を示す流れ図である。顧客は端末3をインターネット1を介してサーバー2に接続する。レンズ加工データ入手手段13により、レンズ加工データの入力画面が表示され、レンズ加工データの入力が促される。顧客は、事前に眼科医で診断してもらった処方箋を用意し、顧客が処方箋にある左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離を上記端末3に入力する(S1)。上記入力過程は、度数付き眼鏡を購入する場合に限って必要であり、度数無し眼鏡を購入する際には、度数無しを上記端末3で指定することにより、入力過程を省略できる。端末3で入力が完了すると処方箋データがサーバー2に送信される。
【0014】
次にフレーム選択手段14により、フレーム選択条件入力画面が表示され、希望する条件の入力が促される(S2)。顧客が希望するフレームの種類、フレーム素材(メタル、セルなど)、フレーム色、及び形状の特徴などの選択項目を入力し、これが完了すると、フレーム選択条件入力データはサーバー2に送信される。
【0015】
フレーム選択手段14により、フレームデータベースにある多種多様なフレームのカタログ情報の中から、フレーム選択条件に合致するフレームのカタログ情報が、上記端末3に転送され表示される(S3)。フレームを選択すると、自分が選択したフレームを装着した時の想像図を上記端末3の画面上でシミュレーションして見ることができ、そのフレームが自分の個性にマッチしているかどうか調べて見ることができる。
【0016】
上記シミュレーションは、上記端末3からの要求でモデル選択画面を呼び出し、モデルファイルに記憶されたさまざまな類型の顔の絵を端末3に表示させ、顧客は自分の顔形に似通ったモデルの顔の絵を選択して(S4)、その顔の絵と顧客が選択したフレームの精密な絵とを合成して画面上に表示する方法で行う(S5)。顧客は合成画像を確認しながらフレームの選択を行い、フレームの選択が完了すると(S6)、フレーム情報はサーバー2に送信される。
【0017】
次にレンズ選択手段15により、上記レンズ加工データ入手手段の過程で得られた顧客の左右眼の近視/遠視度数と、上記フレーム選択手段により選択されたフレーム情報に基づいて、適用可能なレンズカタログ情報を上記レンズデータベースから検索抽出し、上記端末3に表示する(S7)。端末3に送信する上記レンズカタログ情報には、各レンズごとの重量、コバ厚さ(レンズ側面厚さ)、価格が含まれる。
【0018】
この時、各レンズを枠入れしたフレーム側面の想像図を材質、屈折率ごとに画面上に表示する。顧客はコバ厚さの程度を目視で確認しながらレンズの選択を行う。
【0019】
また、上記レンズの色及び濃さの選択がされた場合には、好みの色及び濃さの選択が促され、選択されたレンズ色と濃さに関連して、風景がどのように変色して見えるかをシミュレーションし、画面上に表示する。該シミュレーションは、色無し眼鏡で見た風景と色つき眼鏡(色、濃さのパラメーター)で見た風景を比較表示して、また上記合成画像のレンズ部分の着色を変えて比較表示して行う。顧客はその色と濃さにより、自分の見る風景及び他人の見る自分の顔を確認しながら、レンズの色と濃さの選択を行うことができる。顧客によるレンズの選択が完了すると(S8)、レンズ情報はサーバー2に送信される。
【0020】
次に眼鏡発注手段16により、上記決定された眼鏡フレーム情報とレンズ情報を含む眼鏡の仕様、価格、納期等の注文データが端末3の画面に表示され(S9)、配送先住所、姓名、代金支払い方法、E−MAILアドレスなどの顧客情報の入力が促される。顧客はその注文データを確認した後、発注するときは、顧客情報を入力し(S10)、注文ボタンを押す。そして注文が完了し(S11)、顧客情報はサーバー2に送信される。注文データ、顧客情報等は記憶手段17により所定のファイルに格納される。
【0021】
眼鏡発注手段16は上記顧客情報を受信すると、顧客に注文番号を含む注文確認E−MAILを送信すると同時に、受注内容を加工工場の担当者にイーサネット(登録商標)を介して通知する(S12)。担当者は簡易テストフレームを顧客の指定する眼鏡配送先に配送する(S13)。
【0022】
上記簡易テストフレームは、顧客の角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離、及びフレームから耳までの距離を測定する目的のものである。簡易テストフレームは、例えば紙、プラスチックなどの安価な材料で作成され、顧客が角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離h及び水平距離d、及びフレームから耳までの距離Lを容易に測れるように、フレームの周囲に適切な目盛りpがついているので、顧客は、簡易テストフレームを装着し、鏡に映して目盛りを読み取る(図6)。現在の家庭では、デジタルカメラが比較的普及しているので、簡易テストフレームを装着して、デジタルカメラに写して目盛りを読み取ることにより、精度の高い測定結果を得ることができる。そして、読み取った角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離及びフレームから耳までの距離を上記注文番号とともに端末3に入力し、あるいは、デジタルカメラにより撮影した画像データをそのまま端末3に入力し、上記サーバー2に送信する(S14)。
【0023】
また、レンズはレンズ仕入先にインターネットを介して自動発注され、フレームは同様にフレーム仕入先にインターネットを介して自動発注される(S15)。
【0024】
加工工場では、注文したレンズとフレームが到着すると、フレームトレーサーにより、フレーム形状を測定し、玉摺り機によりレンズを加工し、フレームに枠入れした後(S16)、注文した顧客に配送する(S17)。
【0025】
次に、無人店舗における注文販売過程を説明する。ここで、図8は無人店舗の端末における注文販売過程を示す流れ図である。まず、端末4はインターネット1或いは専用通信回線を介してサーバー2に接続されており、レンズ加工データ入手手段13により、顧客にレンズ加工用データの測定を促す。このとき、現在使用中の眼鏡があり、それと同一の処方データに基づいて新しい眼鏡を注文するか、あるいは新規に測定するかの選択を促す(S18)。
【0026】
顧客が現在使用中の眼鏡があり、それと同一の処方データに基づいて新しい眼鏡を注文する事を選択した場合は、全自動レンズメーター8の前に座り測定することを促す。現在使用中の眼鏡を全自動レンズメーター8にかけて測定させる事により、左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離が測定され、自動的に上記端末4に入力される(S19)。入力が完了すると測定データはサーバー2に送信される。この場合次に、顧客には自動瞳孔位置測定器(S22)による測定が促される。
【0027】
新規に測定する事を選択した場合は、全自動オートレフケラトメーター9の前に座り、スタートスイッチを押して、顔を額当て9b及びあご受け9cに当てることを促す。顧客は、全自動オートレフケラトメーター9の前に座り、スタートスイッチを押す。そして、顔を額当て9b及びあご受け9cに当てると、自動的に左右眼の近視/遠視度数、乱視度数並びに軸角度、瞳孔間距離が測定され、自動的に上記端末4に入力される(S20)。入力が完了すると測定データはサーバー2に送信される。
【0028】
次に自動フォロプター10の前に座り、自覚的測定と確認をする事を促す。自動フォロプター10には、前記全自動オートレフケラトメーターの測定結果を元にした度数のレンズがセットされ、顧客に視標の見え方を、自動音声合成装置で尋ねる。顧客は「はい/いいえ」のスイッチ又は音声により回答し、自動フォロプターは回答により自動的にレンズを調整し、確認後、測定データは端末4に入力される(S21)。入力が完了すると測定データはサーバー2に送信される。
【0029】
また、サーバー2に、「はい/いいえ」のスイッチデータと測定データを受信し、有人又は無人で次の指示を画面に表示する手段を設けることができる。上記自動フォロプターでの定型パターンに当てはまらない場合に、経験豊かな人が介入することができるのである。
【0030】
次に、デジタルカメラ7の横に座り、自動瞳孔位置測定器11を装着し、角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離、及びフレームから耳までの距離の測定を促す。所定の位置に座り、自動瞳孔位置測定器11を装着すると、顧客の角膜頂点とレンズの基準点をデジタルカメラ11bで撮影し、角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離が自動測定され、自動的に上記端末4に入力される。さらに、頭部側面がデジタルカメラ7により撮影され、フレームから耳までの距離が自動測定され、自動的に上記端末4に入力される(S22)。入力が完了すると測定データはサーバー2に送信される。
【0031】
次に、デジタルカメラ7の前に座り、顔写真の撮影をすることを促す。眼鏡を装着しない顧客の頭部正面をデジタルカメラ7で撮影し、顔写真のデータは端末4に入力される(S23)。入力が完了すると顔写真のデータはサーバー2に送信される。
【0032】
次にフレーム選択手段14により、フレーム選択条件入力画面が表示され、希望する条件の入力が促される。顧客が希望するフレームの種類、フレーム素材(メタル、セルなど)、フレーム色、及び形状の特徴などの選択項目を入力し(S24)、これが完了すると、フレーム選択条件入力データはサーバー2に送信される。
【0033】
フレーム選択手段14により、フレームデータベースにある多種多様なフレームのカタログ情報の中から、フレーム選択条件に合致するフレームのカタログ情報が、上記端末4に転送され表示される(S25)。フレームを選択すると、自分が選択したフレームを装着した時の想像図を上記端末4の画面上でシミュレーションして見ることができる。
【0034】
端末4におけるシミュレーションは、選択されたフレームの精密な絵と、上記カメラ7で撮影した顧客の顔写真を合成し、あたかも顧客がそのフレームを装着して鏡に映しているかのように端末4の画面上に表示することにより行われる(S26)。顧客は合成画像を確認しながらフレームの選択を行い、フレームの選択が完了すると(S27)、フレーム情報はサーバー2に送信される。
【0035】
次にレンズ選択手段15は、上記レンズ加工データ入手手段の過程で得られた顧客の左右眼の近視/遠視度数と、上記フレーム選択手段により選択されたフレーム情報に基づいて、適用可能なレンズカタログ情報を上記レンズデータベースから検索抽出し、上記端末4に表示する(S28)。端末4に送信する上記レンズカタログ情報には、各レンズごとの重量、コバ厚さ(レンズ側面厚さ)、価格が含まれる。
【0036】
この時、各レンズを枠入れしたフレーム側面の想像図を材質、屈折率ごとに画面上に表示する。顧客はコバ厚さの程度を目視で確認しながらレンズの選択を行う。
【0037】
また、上記レンズ選択の際に、レンズの色及び濃さ有の選択がされた場合には、好みの色及び濃さの選択が促され、選択されたレンズ色と濃さに関連して、風景がどのように変色して見えるかをシミュレーションし、画面上に表示する。該シミュレーションは、色無し眼鏡で見た風景と色つき眼鏡(色、濃さのパラメーター)で見た風景を比較表示して、また上記合成画像のレンズ部分の着色を変えて比較表示して行う。顧客はその色と濃さにより、自分の見る風景及び他人の見る自分の顔を確認しながら、レンズの色と濃さの選択を行うことができる。顧客によるレンズの選択が完了すると(S29)、レンズ情報はサーバー2に送信される。
【0038】
次に眼鏡発注手段16により、上記決定された眼鏡フレーム情報とレンズ情報を含む眼鏡の仕様、価格、納期等の注文データが端末4の画面に表示され(S30)、配送先住所、姓名、代金支払い方法、E−MAILアドレスなどの顧客情報の入力が促される。顧客はそれを確認した後、発注するときは、顧客情報を入力し(S31)、注文ボタンを押す。そして注文が完了し(S32)、顧客情報はサーバー2に送信される。注文データ、顧客情報等は記憶手段17により所定のファイルに格納される。
【0039】
眼鏡発注手段16は上記顧客情報を受信すると、顧客に注文番号を含む注文確認E−MAILを送信すると同時に、受注内容を加工工場の担当者にイーサネットを介して通知する(S33)。また、レンズはレンズ仕入先にインターネットを介して自動発注され、フレームは同様にフレーム仕入先にインターネットを介して自動発注される(S34)。
【0040】
端末4で注文した場合、顧客にテストフレームを配送する部分は必要なくなる。なぜならば、上記レンズ加工データ入手手段において、顧客の角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離及びフレームから耳までの距離は自動的に測定されるからである。
【0041】
加工工場では、注文したレンズとフレームが到着すると、フレームトレーサーにより、フレーム形状を測定し、玉摺り機によりレンズを加工し、フレームに枠入れした後(S35)、注文した顧客に配送する(S36)。
【0042】
上記図示例では、販売者と加工工場は一箇所に集中したものであったが、販売者のサーバーと加工工場のサーバーが別個で互いにインターネットを介して接続された形態でもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上の通り構成するのであって、眼鏡店において在庫が不要となり、コストが安く済み、購入者側からいえばわざわざ眼鏡店に行かなくても、眼鏡の注文ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡販売システムの構成を示すブロック図である。
【図2】サーバーの構成を示すブロック図である。
【図3】全自動オートレフケラトメーターの側面図である。
【図4】自動フォロプターの斜視図である。
【図5】自動瞳孔位置測定器の説明図で、(a)は斜視図、(b)は角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離及び水平距離、及びフレームから耳までの距離の説明図である。
【図6】簡易テストフレームの説明図で、(a)は角膜頂点とレンズの基準点との垂直距離の説明図、(b)は水平距離、及びフレームから耳までの距離の説明図である。
【図7】顧客の端末における注文販売過程を示す流れ図である。
【図8】無人店舗の端末における注文販売過程を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 インターネット
2 販売者のサーバー
3 顧客の端末
4 無人店舗の端末
5 フレーム仕入先のサーバー
6 レンズ仕入先のサーバー
7 デジタルカメラ
8 全自動レンズメーター
9 全自動オートレフケラトメーター
9a スタートスイッチ
9b 額当て
9c あご受け
10 自動フォロプター
10a 自動音声合成装置
10b 「はい/いいえ」のスイッチ
10c マイク
11 自動瞳孔位置測定器
11a テストフレーム
11b デジタルカメラ
12 通信手段
13 レンズ加工データ入手手段
14 フレーム選択手段
15 レンズ選択手段
16 眼鏡注文手段
17 記憶手段
18 簡易テストフレーム

Claims (1)

  1. 販売者のサーバーと通信ネットワークを介して接続される端末を利用して眼鏡の販売をする眼鏡販売システムにおいて、前記サーバが、前記端末と通信する通信手段、前記端末から入力されて送られてくるレンズ加工データを入手するレンズ加工データ入手手段、前記端末で入力されたフレーム選択条件に合致するフレームカタログ情報を端末に表示し、その中からフレームを選択させるフレーム選択手段、レンズ加工データからレンズを選択させるレンズ選択手段、顧客に眼鏡の注文と顧客情報を入力させる眼鏡注文手段、及び記憶手段を備えており、また前記端末は自動瞳孔位置測定器を備えており、該自動瞳孔位置測定器はテストフレームを具備すると共に該テストフレームの内側左右両側にデジタルカメラを設けたものであると共にレンズ加工データの一つである、角膜頂点とレンズ基準点との垂直距離及び水平距離を測定し入力する機能を有するものであることを特徴とする眼鏡販売システム。
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