JP2001183611A - 眼鏡販売管理システム - Google Patents

眼鏡販売管理システム

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JP2001183611A
JP2001183611A JP36499899A JP36499899A JP2001183611A JP 2001183611 A JP2001183611 A JP 2001183611A JP 36499899 A JP36499899 A JP 36499899A JP 36499899 A JP36499899 A JP 36499899A JP 2001183611 A JP2001183611 A JP 2001183611A
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JP
Japan
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test
terminal
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JP36499899A
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English (en)
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Keitaro Yoshii
継太郎 吉井
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YOSHII SHOKAI KK
Original Assignee
YOSHII SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡店に足を運ぶことなく、自宅や自宅近く
のコンビニエンスストアなどに設置した端末を利用し
て、客の視力等に合った眼鏡を簡単な作業にて、迅速に
提供可能にする。 【解決手段】 サーバ2から配信された視力表を端末1
の画面上に表示し、その視力表を利用して、音声メッセ
ージに従って客に視力の自覚検査を実施させ、この自覚
検査の検査データにもとづきサーバ2が眼鏡レンズの種
類を決定し、自覚検査の前後に端末4側のカメラ4cで
撮影しておいた顔画像に対し、データサーバ1から供給
される眼鏡フレーム画像を端末4の画面上で重ね合わせ
て表示し、この重ね合わせた画像にもとづいて客が決定
した眼鏡フレームとサーバ2が決定した眼鏡レンズとを
組み付けた眼鏡を、商品として客に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やコンビ
ニエンスストアなどに設置された端末を通じて、客の顔
に合った眼鏡を販売する眼鏡販売管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、眼鏡を購入する場合には、客が
眼鏡店に直接足を運び、その眼鏡店での店員との面談に
よって、顔に合った眼鏡フレームの選択、視力検査、レ
ンズの選択をそれぞれ行っている。これらのうち、眼鏡
フレームの選択は、ディスプレイ棚にある多数の中か
ら、値段、デザイン、素材、型、色、サイズなどを考慮
して好みのものを数個選び、これらの一つ一つを現に使
用中の眼鏡に代えて顔に着け、鏡を見ながらこの作業を
繰り返し行った上で、顔に合ったものを一つだけ決定す
るという方法が採られる。
【0003】一方、視力検査では、客が店内の検査室に
入り、大小の記号や文字を併記した視力表(ランド氏環
表)を使用して、また16本の直線を放射状に並べた乱
視検査表を使用して行う裸眼による視力検査(自覚検
査)と、オートマチックリフラクトメータを使用した視
力の他覚検査とを店員との対話によって行い、最終的に
これらの検査で決まる視力に応じた度数の眼鏡レンズが
決定される。そして、眼鏡レンズの度数が決まった上
で、客が値段表を参照しながらレンズの色や反射止め用
のコーティングの有無などを決定している。また、この
ようにして決まった眼鏡レンズおよび眼鏡フレームから
なる眼鏡を客の顔に合わせて装着するフィッティングの
日時を予約して帰宅し、再び予約日当日に客が眼鏡店に
足を運んで、前記フィッティングを行った後、費用を支
払って眼鏡を受け取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の眼鏡店における眼鏡販売管理方式にあっては
客自身が直接眼鏡店に足を運び、さらに眼鏡店で店員と
対話しながら眼鏡フレームの選択、視力検査、レンズの
選択をそれぞれ行う必要があり、これらの作業が客にと
っては極めて面倒で煩わしく、特に、眼鏡フレームの選
択では客が顔に眼鏡フレームを繰り返し着け替える作業
を行うため、時間が掛かるという課題があった。
【0005】また、視力検査では、客が店内の検査室へ
移動した上で、店員との対話にて検査を受けるため、そ
の作業が煩わしく、客の視力に合った度数のレンズを決
定するまでに長時間を要するという課題があった。さら
に前記のようなフィッティングを行い、客が決定した眼
鏡フレームにレンズを組み付けた完成品を受け取るの
に、遠隔の眼鏡店まで再度足を運ぶ必要があり、客にと
って極めて面倒であるという課題があった。
【0006】本発明は、前記のような課題を解決するも
のであり、眼鏡店に足を運ぶことなく、自宅や自宅近く
のコンビニエンスストアあるいは街路に設置した端末を
利用して、客の視力に合った眼鏡を簡単な作業にて、迅
速に提供することができる眼鏡販売管理システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨とするところは、サ
ーバから配信された視力表を端末の画面上に表示し、そ
の視力表を利用して、音声メッセージに従って客に視力
の自覚検査を実施させ、この自覚検査の検査データにも
とづきサーバが眼鏡レンズの種類を決定し、前記自覚検
査の前後に端末側のカメラで撮影しておいた顔画像に対
し、データサーバから供給される眼鏡フレーム画像を前
記端末の画面上で重ね合わせて表示し、この重ね合わせ
た画像にもとづいて客が決定した眼鏡フレームとサーバ
が決定した眼鏡レンズとを組み付けた眼鏡を、商品とし
て客に提供することを特徴とする眼鏡販売管理システム
にある。
【0008】この態様によれば、サーバから光ケーブル
などを介して家庭などにある端末に視力表が送信され、
この端末の画面に表示される視力表を客が見ながら、音
声メッセージに従って視力表を用いて、客が視力の自覚
検査を速やかに行えるようにし、この視力検査の結果に
従ってサーバが眼鏡レンズの度数を決定する。また、自
覚検査に前後して、端末に設置されたカメラ(ディジタ
ルカメラ)により客の顔が撮影されており、この撮影し
た画像に対して、予めデータサーバに蓄積してある眼鏡
フレームの画像を順次重ね合わせて、端末の画面上に表
示することで、顔に似合った眼鏡フレームの選択を、現
在着けている眼鏡を外すことなく、客に容易に行わせる
ことができる。このようにして選択された眼鏡フレーム
にレンズを組み付けた眼鏡は、客の注文に従って、サー
バを介してネットワークに接続された前記データサーバ
としての、例えば加盟店である眼鏡店から直接郵送を受
けたり、データサーバが指定する眼鏡店から直接手渡す
ことができる。なお、郵送を受けた場合には、その眼鏡
の客の顔に対するフィッティングが、加盟店である前記
近隣の眼鏡店で迅速に受けられることとなる。
【0009】また、本発明の他の要旨は、端末側で音声
メッセージに従ったオートマチックリフラクトメータに
よる他覚検査を実施させ、その他覚検査の検査データに
もとづきサーバが眼鏡レンズの種類を決定し、前記他覚
検査の前後に端末側のカメラで撮影しておいた顔画像に
対し、データサーバから供給される眼鏡フレーム画像を
前記端末の画面上で重ね合わせて表示し、この重ね合わ
せた画像にもとづき客が決定した眼鏡フレームとサーバ
が決定した眼鏡レンズとを組み付けた眼鏡を、商品とし
て客に提供することを特徴とする眼鏡販売管理システム
にある。
【0010】この態様によれば、オートマチックリフラ
クトメータを備えた近隣のコンビニエンスストアにて、
端末からの音声メッセージに従って光学的な視力検査を
高精度かつ速やかに実施でき、この検査結果に従ってサ
ーバが眼鏡レンズの度数を決定する。また、この他覚検
査に前後して、端末に設置されたカメラ(ディジタルカ
メラ)により客の顔が撮影されており、この撮影した画
像に対して、予めデータサーバに蓄積してある眼鏡フレ
ームの画像を順次重ね合わせて、端末の画面上に表示す
ることで、顔に似合った眼鏡フレームの選択を、現在着
けている眼鏡を外すことなく、客に容易に行わせること
ができる。このようにして選択された眼鏡フレームにレ
ンズを組み付けた眼鏡は、客の注文に従って、サーバを
介してネットワークに接続された前記データサーバとし
ての、例えば加盟店である眼鏡店から直接郵送を受けた
り、データサーバが指定する眼鏡店から直接手渡すこと
ができる。なお、郵送を受けた場合には、その眼鏡の客
の顔に対するフィッティングが、加盟店である前記近隣
の眼鏡店で迅速に受けられることとなる。
【0011】また、本発明の他の要旨は、サーバから配
信された視力表を端末の画面上に表示し、その視力表を
利用して、音声メッセージに従って客に視力の自覚検査
および乱視検査を実施させ、この自覚検査および乱視検
査の検査データにもとづいてサーバが眼鏡レンズの種類
を決定し、前記自覚検査または乱視検査の前後に端末側
のカメラで撮影しておいた顔画像に対し、データサーバ
から供給される眼鏡フレーム画像を前記端末の画面上で
重ね合わせて表示し、この重ね合わせた画像にもとづい
て客が決定した眼鏡フレームとサーバが決定した眼鏡レ
ンズとを組み付けた眼鏡を、商品として客に提供するこ
とを特徴とする眼鏡販売管理システムにある。
【0012】この態様によれば、サーバから光ケーブル
などを介して家庭などにある端末に視力表が送信され、
この端末の画面に表示される視力表を客が見ながら、音
声メッセージに従って視力表を用いて、客が視力の自覚
検査および乱視検査を速やかに行えるようにし、この視
力検査および乱視検査の結果に従ってサーバが眼鏡レン
ズの度数や乱視度を決定する。また、自覚検査や乱視検
査に前後して、端末に設置されたカメラにより客の顔が
撮影されており、この撮影した画像に対して、予めデー
タサーバに蓄積してある眼鏡フレームの画像を順次重ね
合わせて、端末の画面上に表示することで、顔に似合っ
た眼鏡フレームの選択を、現在着けている眼鏡を外すこ
となく、客に容易に行わせることができる。このように
して選択された眼鏡フレームにレンズを組み付けた眼鏡
は、客の注文に従って、サーバを介してネットワークに
接続された前記データサーバとしての、例えば加盟店で
ある眼鏡店から直接郵送を受けたり、データサーバが指
定する眼鏡店から直接手渡すことができる。なお、郵送
を受けた場合には、その眼鏡の客の顔に対するフィッテ
ィングが、加盟店である前記近隣の眼鏡店で迅速に受け
られることとなる。
【0013】また、本発明の他の要旨は、サーバから配
信された視力表を端末の画面上に表示し、その視力表を
利用して、音声メッセージに従って客に視力の自覚検査
を実施させ、この自覚検査に前後して、端末側で音声メ
ッセージに従ったオートマチックリフラクトメータによ
る他覚検査を実施させ、これらの自覚検査および他覚検
査の検査データにもとづきサーバが眼鏡レンズの種類を
決定し、前記自覚検査または他覚検査の前後に端末側の
カメラで撮影しておいた顔画像に対し、データサーバか
ら供給される眼鏡フレーム画像を前記端末の画面上で重
ね合わせて表示し、この重ね合わせた画像にもとづいて
客が決定した眼鏡フレームとサーバが決定した眼鏡レン
ズとを組み付けた眼鏡を、商品として客に提供すること
を特徴とする眼鏡販売管理システムにある。
【0014】この態様によれば、サーバから光ケーブル
などを介して家庭などにある端末に視力表が送信され、
この端末の画面に表示される視力表を客が見ながら、音
声メッセージに従って視力表を用いて、客が視力の自覚
検査を速やかに行えるようにし、さらに、これに加えて
オートマチックリフラクトメータを用いた他覚検査を行
うことで、これらの各検査結果に従ってサーバが眼鏡レ
ンズの度数などを高精度かつ速やかに決定する。また、
自覚検査または他覚検査に前後して、端末に設置された
カメラにより客の顔が撮影されており、この撮影した画
像に対して、予めデータサーバに蓄積してある眼鏡フレ
ームの画像を順次重ね合わせて、端末の画面上に表示す
ることで、顔に似合った眼鏡フレームの選択を、現在着
けている眼鏡を外すことなく、客に容易に行わせること
ができる。このようにして選択された眼鏡フレームにレ
ンズを組み付けた眼鏡は、客の注文に従って、サーバを
介しネットワークに接続された前記データサーバとして
の、例えば加盟店である眼鏡店から直接郵送を受けた
り、データサーバが指定する眼鏡店から直接手渡すこと
ができる。なお、郵送を受けた場合には、その眼鏡の客
の顔に対するフィッティングが、加盟店である前記近隣
の眼鏡店で迅速に受けられることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
について説明する。図1は本発明の眼鏡販売管理システ
ムを示すブロック図である。同図において、1は眼鏡フ
レームのメーカや販売店などの眼鏡供給サーバとしての
複数のデータサーバであり、これらのデータサーバ1は
サーバ2の指示に従って各眼鏡フレームの値段、デザイ
ン、素材、型、色などの多数の眼鏡フレームデータを、
ネットワーク3を介して端末4へ提供可能としている。
また、データサーバ1は後述の視力検査開始用のメッセ
ージ、視力の他覚検査用および自覚検査用のイメージデ
ータやメッセージ、その他視力測定に関する種々のメッ
セージを保持している。
【0016】サーバ2はネットワーク3を通じてパソコ
ン、携帯電話などの双方向通信可能な端末(コンピュー
タ)4のいずれからの要求も受け付けて、その要求に応
じたデータの処理を実行し、その実行結果を端末4に返
すように動作するとともに、前記データサーバ1を管理
する。端末4は、視力検査開始用のメッセージなどを音
声出力するスピーカ4a、客の応答メッセージなどを音
声入力するマイク4bおよび客の顔を撮影したり視力検
査用の検眼データを収集するためのデジタルカメラなど
のカメラ4cをそれぞれ備えている。なお、端末4は近
隣の眼鏡店、コンビニエンスストア、公衆電話ボック
ス、デパートの商品販売コーナなどに設置される。
【0017】また、これらの端末4はCRT表示器や液
晶表示器を備え、いずれも画面に画像表示を行うほか、
タッチパネル構成とし、画面上で諸データを入力可能に
している。なお、ここで利用するネットワーク回線は光
ファイバ専用線を使用し、機能を制御する基本ソフトウ
ェアとしてリナックス(商標名)などが用いられる。
【0018】次に、前記ネットワークシステムにおいて
眼鏡販売管理を実施する手順を、図2のフローチャート
を参照しながら説明する。まず、客は自宅や近隣のコン
ビニエンスストアなどに備えられている端末4の電源ス
イッチを操作して、この端末4の動作を立ち上げた後、
その画面上に表示された眼鏡販売機能を選択するスイッ
チをタッチ操作する(ステップS1)。この操作によっ
て、眼鏡販売開始信号が端末4からサーバ2に伝えら
れ、サーバ2はデータサーバ1に予め格納してある視力
検査開始のメッセージデータを取り出して端末4に供給
し、それを端末のスピーカや画面表示により「これから
視力測定を行います」などのメッセージとして流させる
(ステップS2)。
【0019】続いて、自覚検査および他覚検査のいずれ
を行うかをメッセージや画面表示にて客に質問し、客は
その一方を画面上にて選択し応答を返す(ステップS
3)。客が自覚検査を選択した場合には、サーバ2はデ
ータサーバ1が提供する近視および遠視の視力判定画像
としての視力表を端末4の画面上に表示させ(ステップ
S4)、端末4から一定距離にいる客との対話により、
裸眼による視力検査を実施して(ステップS5)、自覚
検査による視力の判定を行う(ステップS6)。
【0020】なお、通常の視力検査では、視力表の画面
から5m離れた位置で視力検査を受けるものであるが、
端末4の設置環境によってはこの5mを確保できないた
め、これ以下の例えば1mの距離とした場合には、これ
に対応して視力表上の文字や記号の大きさを任意に設定
可能にしてある。また、反射鏡を設置することで、狭い
空間でも5mの距離を確保することが可能である。
【0021】次に、サーバ2は端末4を通じて乱視検査
するか否かを、音声メッセージや画面表示にて客に質問
し(ステップS7)、客が乱視検査するとの応答を返す
と、サーバ2はデータサーバ1が提供する乱視検査表
(例えば16本の一定太さの直線を放射状に配置した図
表)を端末4の画面上に表示させ(ステップS8)、客
との対話によって裸眼による線の太さの見え具合に従っ
て乱視検査を実施し(ステップS9)、乱視判定を行
う。
【0022】続いて、前記乱視検査とは独立してレッド
・グリーンテストによる近視および遠視の視力測定が実
施される(ステップS10)。このテストでは、レッド
が強く見えると遠視と判定でき、グリーンが強く見える
と近視と判定できる。このテストは視力の補助的な検査
で、視力判定の前に行ってもよく、また必ずしも行わな
くてもよい。なお、ステップS7で乱視検査をしないと
応答した場合には、直接、上記のレッド・グリーンテス
トに入ることになる。
【0023】次に、サーバ2は端末4を通じて前記自覚
検査に続いて他覚検査をするか否かを、音声メッセージ
や画面表示にて客に質問し(ステップS11)、客が他
覚検査をするとの応答を返すと、前記のような視力や乱
視の自覚検査に加えてオートマチックリフラクトメータ
を用いた視力の他覚検査が実施される(ステップS1
2)。ここでは、目に入射した光の反射光を観測して視
力を検査する。そして、この他覚検査の検査結果を端末
4から受けて、サーバ2は必要とするレンズの度数を決
定する(ステップS13)。このレンズの度数データは
サーバ2などのメモリに一時格納される。なお、ステッ
プS11で他覚検査をしないと応答した場合には、直ち
にレンズの決定をする。
【0024】このようにして視力検査、乱視検査を行っ
た後は、データサーバ1から提供されて端末4の画面に
表示された眼鏡フレーム表の中から、購入を希望する眼
鏡フレームの値段、デザイン、素材、型、色などについ
て客に選択させて(ステップS14)、端末4での操作
により複数個の眼鏡フレームを決定させる(ステップS
15)。なお、眼鏡フレームは、客の両目の中心間距離
と、鼻の中心線に対する両目の中心までの距離と、テン
プル耳掛部(耳)の頂上からレンズ内面までの距離と、
目およびレンズ内面までの距離と、テンプルの長さが、
客の顔に合うような寸法に選定される。ここで、レンズ
取付部の傾斜角は通常15度の角度に傾斜しており、従
って、目とレンズ内面までの距離は、マツ毛が接触しな
い12ミリが標準寸法として設定されている。
【0025】また、テンプルの耳掛部の頂上からレンズ
までの距離は、140ミリが標準寸法として設定されて
いる。なお、この長さ調整は耳掛部のところで行う。さ
らにボクシング(ブリッジ間の距離)は、調整不可能で
あるため、両目の中心間距離に合わせて、眼鏡フレーム
に対するレンズの中心位置を決定する。つまり眼鏡加工
センタ等におけるレンズ加工によって両目に対する中心
位置合わせが行われ、眼鏡フレームでの調整は行わな
い。そして、この決定された眼鏡フレームはサーバ2側
に一時格納しておく。なお、この眼鏡フレームの決定
は、視力検査手順の前に実行することは任意である。
【0026】次に、サーバ2は、前記のようにして決定
した眼鏡フレームを端末4へ供給する。一方、前記自覚
検査や他覚検査の前後に、端末4のカメラ4cによって
客の顔を正面および左右側面から撮影したデータが、サ
ーバ2側のメモリに格納されており、サーバはその客の
顔のデータをそれぞれ一定の順序、タイミングで端末へ
送出する。このため、端末4の画面には、その客の正面
および左右側面の顔に前記眼鏡フレームが次々に重ね合
わされて表示される(ステップS16)。そこで客は画
面上の自分の顔に最も合う眼鏡フレームの一つを選択
し、端末4でのスイッチ操作やパネルタッチ操作などに
よって、眼鏡フレームを決定する(ステップS17)。
【0027】このようにして、眼鏡レンズの決定に続い
て眼鏡フレームの決定および値段の決定が行われると、
サーバはその決定を端末4とデータサーバ1に通知し
て、端末1からの客の注文を受けた場合には、データサ
ーバ1に対して、眼鏡レンズの加工、眼鏡レンズと眼鏡
フレームとの組み付けおよび組み付けた眼鏡としての商
品の発送の各依頼を出すとともに(ステップST1
8)、端末4に対して決済処理の依頼と、受け取った商
品である眼鏡の特定加盟店でのフィッティングサービス
の案内とを、画面表示および音声によって行う(ステッ
プS19)。
【0028】前記のような眼鏡販売管理システムにおい
ては、客が端末に向って対話しながら、視力測定、レン
ズおよび眼鏡フレームの選択を行うものであるため、端
末4とサーバ2との間で迅速なデータのやりとりが必要
になり、このため端末4およびサーバ2間は光ファイバ
などの大容量で高速伝送の媒体が用いられる。これによ
り、データ伝送の高速化による能率的な眼鏡販売システ
ムを構築できることとなる。
【0029】なお、前記においては、眼鏡フレームの画
像に合わせるときに使う客の顔の画像は、自覚検査や他
覚検査の前後に撮影して得るとしたが、視力検査時に撮
影しておき、これをフレームの決定処理までメモリに保
存しておいて、ステップ16の画像の重ね合わせ処理で
利用するようにしてもよい。
【0030】また、課金データは端末4からの発注に従
ってサーバ2から端末4に送られ、画面にその金額が表
示され、客は端末4を通じてメーカや販売店であるデー
タサーバに対し決済することができる。なお、商品を受
け取った後は、客はこのシステムを採用する加盟店であ
るメーカや販売店のうち、近隣の眼鏡店でフィッティン
グのサービスを受けることになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は視力表を端末の
画面上に表示し、その視力表を利用して、音声メッセー
ジに従って客に視力の自覚検査を実施させ、この自覚検
査の検査データにもとづき眼鏡レンズの種類を決定し、
一方、端末側のカメラで撮影しておいた顔画像に対し、
データサーバからの眼鏡フレーム画像を端末の画面上で
重ね合わせて、この重ね合わせた画像にもとづいて客が
決定した眼鏡フレームとサーバが決定した眼鏡レンズと
を組み付けた眼鏡を、商品として客に提供するようにし
たので、端末と客との対話形式にて客の顔および視力に
合った最適の眼鏡を、眼鏡店に行かなくても、簡単な操
作、作業にて迅速に得ることができることとなる。
【0032】また、本発明は、端末側で音声メッセージ
に従ったオートマチックリフラクトメータにより行った
他覚検査の検査データにもとづき、サーバが眼鏡レンズ
の種類を決定するようにしたので、オートマチックリフ
ラクトメータを備えた近隣のコンビニエンスストアなど
で精度の高い視力検査を速やかに実施できるという効果
が得られる。
【0033】また、本発明は、サーバから配信された視
力表を端末の画面上に表示し、その視力表を利用して、
音声メッセージに従って客に視力の自覚検査および乱視
覚検査を実施させ、この自覚検査および乱視検査の検査
データにもとづきサーバが眼鏡レンズの種類を決定する
ようにしたので、自宅やコンビニエンスストアなどで視
力検査と乱視検査の両方を迅速かつ確実に実施でき、結
果的に乱視を補正したレンズの選択を速やかに行えると
いう効果が得られる。
【0034】また、本発明は、サーバから配信された視
力表を端末の画面上に表示し、その視力表を利用して、
音声メッセージに従って客に視力の自覚検査を実施さ
せ、この自覚検査に前後して、音声メッセージに従った
オートマチックリフラクトメータによる他覚検査を実施
させ、これらの自覚検査および他覚検査の検査データに
もとづきサーバが眼鏡レンズの種類を決定したので、眼
鏡レンズをさらに一段と高精度でかつ最も目に疲労を覚
えない最適の度数に決定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による眼鏡販売管理シス
テムを示すブロック図である。
【図2】本発明の眼鏡販売管理システムの実行手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 データサーバ 2 サーバ 3 ネットワーク 4 端末 4c カメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバから配信された視力表を端末の画
    面上に表示し、その視力表を利用して、音声メッセージ
    に従って客に視力の自覚検査を実施させ、この自覚検査
    の検査データにもとづきサーバが眼鏡レンズの種類を決
    定し、前記自覚検査の前後に端末側のカメラで撮影して
    おいた顔画像に対し、データサーバから供給される眼鏡
    フレーム画像を前記端末の画面上で重ね合わせて表示
    し、この重ね合わせた画像にもとづいて客が決定した眼
    鏡フレームとサーバが決定した眼鏡レンズとを組み付け
    た眼鏡を、商品として客に提供することを特徴とする眼
    鏡販売管理システム。
  2. 【請求項2】 端末側で音声メッセージに従ったオート
    マチックリフラクトメータによる他覚検査を実施させ、
    その他覚検査の検査データにもとづきサーバが眼鏡レン
    ズの種類を決定し、前記他覚検査の前後に端末側のカメ
    ラで撮影しておいた顔画像に対し、データサーバから供
    給される眼鏡フレーム画像を前記端末の画面上で重ね合
    わせて表示し、この重ね合わせた画像にもとづいて客が
    決定した眼鏡フレームとサーバが決定した眼鏡レンズと
    を組み付けた眼鏡を、商品として客に提供することを特
    徴とする眼鏡販売管理システム。
  3. 【請求項3】 サーバから配信された視力表を端末の画
    面上に表示し、その視力表を利用して、音声メッセージ
    に従って客に視力の自覚検査および乱視検査を実施さ
    せ、この自覚検査および乱視検査の検査データにもとづ
    きサーバが眼鏡レンズの種類を決定し、前記自覚検査ま
    たは乱視検査の前後に端末側のカメラで撮影しておいた
    顔画像に対し、データサーバから供給される眼鏡フレー
    ム画像を前記端末の画面上で重ね合わせて表示し、この
    重ね合わせた画像にもとづいて客が決定した眼鏡フレー
    ムとサーバが決定した眼鏡レンズとを組み付けた眼鏡
    を、商品として客に提供することを特徴とする眼鏡販売
    管理システム。
  4. 【請求項4】 サーバから配信された視力表を端末の画
    面上に表示し、その視力表を利用して、音声メッセージ
    に従って客に視力の自覚検査を実施させ、この自覚検査
    に前後して、端末側で音声メッセージに従ったオートマ
    チックリフラクトメータによる他覚検査を実施させ、こ
    れらの自覚検査および他覚検査の検査データにもとづき
    サーバが眼鏡レンズの種類を決定し、前記自覚検査また
    は他覚検査の前後に端末側のカメラで撮影しておいた顔
    画像に対し、データサーバから供給される眼鏡フレーム
    画像を前記端末の画面上で重ね合わせて表示し、この重
    ね合わせた画像にもとづいて客が決定した眼鏡フレーム
    とサーバが決定した眼鏡レンズとを組み付けた眼鏡を、
    商品として客に提供することを特徴とする眼鏡販売管理
    システム。
JP36499899A 1999-12-22 1999-12-22 眼鏡販売管理システム Pending JP2001183611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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