JP3570324B2 - 記憶装置及びそれを用いた記憶システム並びにそれらに用いるエラー発生通知方法 - Google Patents

記憶装置及びそれを用いた記憶システム並びにそれらに用いるエラー発生通知方法 Download PDF

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    • G11B20/1833Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記憶装置及びそれを用いた記憶システム並びにそれらに用いるエラー発生通知方法に関し、特にディスク装置から読出したデータを専用プロセッサで処理するシステムにおけるディスクから専用プロセッサへのエラー発生の通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
記憶装置の一種であるディスク装置は、ディスクインタフェースを通してリードコマンドやライトコマンドといった入出力コマンドを受信し、指定した記憶領域(セクタ)に対するデータの蓄積と取出しとを行っている。
【0003】
ディスク装置の内部では、データが、記録媒体面を同心円状またはらせん状に区分けしたトラックを、さらにセクタと呼ばれる一定長の区画に分割されて記録されている。この記録媒体を回転させ、記録媒体面に相対したヘッドをアクチュエータで半径方向に移動させることで、記録面の目的の個所にヘッドを位置合わせしてデータを読み書きしている。
【0004】
しかしながら、記録媒体に記録された信号レベルの劣化や、読み書き時の機械的振動や電気的なノイズが発端となって、ヘッドの位置合わせに失敗してデータの一部が読出せずにデータが欠けるというエラーや、読み書きしたデータが本来の値と異なる化けエラーが時々発生することがある。
【0005】
欠けや化けといった誤りがあった場合の対策として、正味のデータのほかに、誤り検出と訂正とのための誤り制御符号(ECC:Error ControlCoding)をデータとともに記憶媒体に書込んでいる。
【0006】
この場合、読出した誤り制御符号によって正味のデータに誤りが見つかれば、誤り訂正回路が訂正を試みるが、訂正しきれない場合には誤り検出信号を出力する。
【0007】
誤り訂正回路が訂正しきれない場合、エラー処理手段は再びデータの読出しを試みて、訂正可能なデータが読出せるまで繰り返す。再読出しを何回か繰り返しても誤りを訂正しきれない場合、エラー処理手段はデータ・エラーが発生したと判断する。
【0008】
従来、上記のようなディスク装置のほとんどが計算やデータベース処理を目的としたコンピュータシステムで用いられてきている。このようなシステムではディスク装置に対するデータの入出力要求も、入出力したデータの処理も、いずれも汎用プロセッサで行っている。
【0009】
また、入出力されるデータの特性としてはプログラムやデータベースのデータのように、入出力の所要時間にはそれほど制約がないが、一方で、誤りが一個所でもあると残りのデータが読出せても、無意味になるというデータが多い。
【0010】
このため、従来のディスク装置では誤り訂正ができない場合にかなりの時間(1セクタ当たり数秒から10秒間)をかけて、何度も再読出しを試みるようになっている。また、再読出ししても、なお読出せずに、エラー処理手段がデータエラーと判断した場合、データの出力を中断し、出力要求元である汎用プロセッサに対して割込みをかけてエラーの発生を通知している。
【0011】
近年、ディスク装置の大容量化と動画の圧縮技術の進歩とによって、音声や動画データをディスク装置に蓄積して利用するビデオサーバ等のシステムが多く開発されている。
【0012】
音声や動画のデータには、従来のコンピュータシステムにおけるデータと異なる2つの特徴がある。一つ目の特徴は放送から録画する場合や、再生してTVモニタに表示する場合、ディスクとのデータの入出力時間に期限があることである。つまり、何度も再読出しを試みることは許されない。もう一つの特徴は、データエラーによる音声や動画の乱れがエラーの周辺に限定されるので、残りのデータを読出すことには意味がある点である。
【0013】
最近、このような観点から、ディスク装置の改良点として、主に、(a)再読出しの回数を含めた入出力の所要時間の上限を外部から指定する機能、(b)データ・エラーが起こった時に、入出力を停止する機能を省くこと、(c)データ・エラーを含むデータを出力しない機能を省くことというような点が検討されている。
【0014】
(b)の機能では読出したデータにエラーが残っている場合、エラーを含むデータをディスク装置の外には出力しない。この場合でも、読出し自体は中止せずに、後続のデータの読出しを行い、エラーがないデータのみを出力する機能である。
【0015】
(c)の機能が考えられた理由は、動画や音声のデコーダにはデータのエラーに対処する機能があり、エラーを含むデータをそのまま処理した方が、(b)の機能のようにエラーを含むデータ全体を処理しない場合よりも、再生品質の劣化が少ない場合があることによる。但し、(c)の機能については、エラーを含むデータがMPEG(Moving Picture Experts Group)データのどの部分であるかや、その長さによって影響の大きさが異なるので、ディスク装置内部でその影響を正確に推測することは困難である。
【0016】
音声や動画のデータを蓄積する場合のその他の改良点として、扱うデータ量が動画や音声の場合に大量で、しかも途切れずに処理をしなければならないため、このようなデータの処理を専用プロセッサに委ねるという構成が検討されている。この場合、汎用プロセッサはディスク装置に対する入出力要求だけを行うことになる。出力されたデータは汎用プロセッサで処理されることなく、そのまま専用プロセッサに渡される。
【0017】
このような動画や音声処理の専用プロセッサの例としては、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)デコーダが挙げられる。MPEGにおける画像圧縮では空間領域と時間領域とにおける冗長性を除去することで圧縮をしている。特に、時間領域で冗長性を除去するために、動画像を複数コマづつの静止画フレームの組に分け、そのうちの1フレームを静止画として圧縮し、他のフレームを相互のフレーム間の差分情報のみを抽出して圧縮している。MPEGデコーダはこのMPEGデータから元の動画を復元する。
【0018】
MPEGデコーダ以外にも、ディスク装置とMPEGデコーダとの間にはフィルタや通信処理の専用プロセッサが介在する。例えば、特開平03−235589号公報に開示されているフィルタ・プロセッサがある。これは通信で受信した動画や音声のパケット列から、再生に必要な有効パケットと再生に不要な無効パケットとを分別し、無効パケットを除去してデータ量を減らすことで、ディスク装置への録画可能な時間を増やすものである。
【0019】
この時、除去した無効パケットの個数を有効パケットに付加して記憶装置に記録しておき、記憶装置から取出す時は、有効パケットの間に記録された個数の空パケットを挿入して送信する。これによって、受信した時と同じ時間間隔で有効パケットを送信することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したディスク装置の(a)の機能によってデータエラーの発生頻度が増加し、そのデータエラーの度に(b)の機能や(c)の機能のようにしてデータの欠けや化けを含んだデータが出力されることが予想される。このようなデータを受取ると、上記のような専用プロセッサが誤動作して、動画や音声の再生が途切れてしまうことが懸念される。
【0021】
例えば、上記のフィルタ・プロセッサの場合、ディスク装置から読出したデータにエラーが含まれていて、受信時にカウントした無効パケット数の部分に誤りがあると、空パケットを大量に送出したり、逆に有効パケットを一度に送出してしまう可能性がある。
【0022】
このようなことが発生すると、データの送付先にMPEGデコーダがある場合には絵や音が途切れたり、受信したデータをデコードし切れずに絵や音が飛んだり、ノイズが発生する可能性がある。
【0023】
従来のディスク装置だけでなく、上述した(a)〜(c)の機能のような改良型ディスク装置を用いた場合でも、ディスクで発生したエラーが汎用プロセッサにのみ通知され、汎用プロセッサ上でのプログラム処理を経て、専用プロセッサに通知されることになる。
【0024】
この通知は、具体的に、以下の手順で行われる。まず、ディスク装置でエラーが発生すると、従来のディスク装置ならデータの読出しを途中で終了し、上記の(a)の機能のディスク装置ならデータの読出しをそのまま続けて所定のデータを全て読出してから終了する。
【0025】
そして、読出しコマンドが終了したことは割込み信号線を用いて汎用プロセッサに通知される。汎用プロセッサでは実行中のプログラム処理を区切りのよいところまで実行し、内部レジスタの値をメモリに保存してから、割込み処理のプログラムをコールする。
【0026】
割込み処理プログラムでは割込みの原因を調べるために、ディスク装置にステータス読出しコマンドを送り、ステータス情報を受取る。このステータス情報を調べて、読出しコマンド実行中にデータエラーが発生したことが分かると、汎用プロセッサは専用プロセッサにデータにエラーがあったことを通知する。
【0027】
このように、ディスク装置から専用プロセッサにエラーが通知されるまでには、しばしば長いステップを必要とする。もし、エラーの通知前にエラーを含むデータが専用プロセッサに渡れば、専用プロセッサは上述したように誤動作する可能性がある。したがって、これを防ぐには、ディスク装置から専用プロセッサにデータを渡す部分に、新規または追加のFIFO(First In First Out)メモリを設けて、伝達を遅らせる必要がある。
【0028】
このようなプログラムによるエラーの通知時間は割込み処理に特化したリアルタイムOS(Operating System)を基本ソフトウェアとして用いることで、短くすることができる。しかしながら、動画や音声を扱う機器ではグラフィカルなユーザ・インタフェースが不可欠であるが、リアルタイムOSの多くはまだグラフィカルなユーザ・インタフェースの開発環境に乏しい。
【0029】
その一方で、ユーザ・インタフェースの開発に適した基本ソフトウェアでは、現時点において割込み処理の起動が遅く、エラーの通知時間が非常に長くなることがある。
【0030】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、記憶装置から読出したデータを専用プロセッサで処理するシステムにおいて、記憶装置で発生したデータエラーを汎用プロセッサの助けなしに専用プロセッサに伝達することができる記憶装置及びそれを用いた記憶システム並びにそれらに用いるエラー発生通知方法を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】
本発明による記憶装置は、ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを備え、前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入している。
【0033】
本発明による記憶システムは、ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを含みかつ前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入する記憶装置と、
前記記憶装置から読出したデータから前記欠けエラーを示す所定のデータパタンを検出した時に当該欠けエラーの発生を通知するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で検出された欠けエラーに対応してデータを処理するデータ処理手段とを備えている。
【0034】
本発明による他の記憶システムは、ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを含みかつ前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入する記憶装置と、
前記記憶装置から読出したデータから前記化けエラーを示す所定のデータパタンを検出した時に当該化けエラーの発生を通知するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で検出された化けエラーに対応してデータを処理するデータ処理手段とを備えている。
【0035】
本発明によるエラー発生通知方法は、ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段とを含む記憶装置のエラー発生通知方法であって、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力し、前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入している。
【0037】
すなわち、本発明の記憶装置は、記憶媒体からデータを読出した際に、誤り訂正手段で訂正しきれないデータの値の欠けや化けといったデータエラーが発生した場合、読出したデータに予め定めたデータパタンを挿入するエラー処理手段を備えている。
【0038】
これによって、本発明の記憶システムにおいて、記憶装置から読出したデータを処理する専用プロセッサは、エラー箇所を示すデータパタンを検出することによって、エラーが発生したことを知ることができる。また、エラーが発生した場合に、そのエラーの箇所や専用プロセッサの内部状態に応じて、適切なエラー処理をすることによって、処理の乱れを最小限とすることが可能となる。
【0039】
このデータパタンを挿入する箇所としては、データエラーの含まれる箇所の先頭及び末尾の位置、あるいはどちらか一方に発生箇所の長さ情報を追加するか、あるいはエラー発生箇所に等間隔に挿入する方法が考えられる。
【0040】
また、データエラーのうち、データの値に化けがある場合とデータの一部が欠けている場合とで異なるデータパタンを挿入することで、専用プロセッサはより適切な処理を選択することが可能となる。
【0041】
さらに、プロセッサにデータエラーを知らせる上記の通知方式を、読出すデータに応じて切換える手段も考えられる。これによって、種類の異なるプロセッサで処理される複数の種類のデータを、同一の記憶装置に格納することが可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例によるディスクシステムの構成を示すブロック図であり、図2は本発明の第1の実施例によるディスク装置の動作を示すタイムチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の第1の実施例によるディスクシステム及びディスク装置1の動作について説明する。
【0043】
ディスク装置1の回転する記憶媒体2上には正味のデータ100と誤り制御符号101(ECC:Error Control Coding)とが交互に記録されており、指定された記憶領域のデータをヘッド3で読み書きする。
【0044】
汎用プロセッサ(コマンド発行手段)10はIO(入出力)バス11経由でディスク装置1のコントローラ(エラー処理手段)4にリードコマンド102を発行する。
【0045】
コントローラ4はリードコマンド102で指定された記憶媒体2の記録領域から正味のデータ100と誤り制御符号101とを読出す。誤り訂正回路5は正味のデータ100を誤り制御符号101で検証し、誤りが見つかると、これをできるだけ訂正してデータ104(データ▲1▼〜▲5▼)として出力する。誤り訂正回路5は誤りが訂正しきれなければ、エラー信号105を出力する。
【0046】
コントローラ4は読出したデータ104をIOバス11経由で専用プロセッサ(エラー検出手段及びデータ処理手段)20のバッファメモリ13にデータ106として転送する。
【0047】
また、コントローラ4はエラー信号105がセットされると、レジスタ6に予め格納されている制御データパタン107をIOバス11経由で専用プロセッサ20のバッファメモリ13にデータ106として転送する。
【0048】
同様に、エラー信号105がリセットされると、レジスタ7に予め格納されているデータパタン108をIOバス11経由でバッファメモリ13にデータ106として転送する。
【0049】
専用プロセッサ20はバッファメモリ13に転送されたデータ106を順に読出して処理する。読出したデータがレジスタ21に格納されているデータパタンと一致すると、エラーフラグレジスタ22をセットし、以後、ディスク装置1から読出したデータは誤りを含んでいるものとして処理する。
【0050】
ディスク装置1から読出したデータがレジスタ23に格納されているデータパタンと一致すると、エラーフラグレジスタ22をリセットし、以後、ディスク装置1から読出したデータは誤りを含んでいないものとして処理する。
【0051】
図3は本発明の第2の実施例によるディスクシステムの構成を示すブロック図である。図3において、本発明の第2の実施例ではディスク装置1が、どのエラー発生通知方法が選択されているかを格納する出力モード設定レジスタ50のほかに、各エラー誤り発生通知方法における所定のデータパタンを格納する置換パタンレジスタ51と、化け先頭パタンレジスタ52と、化け末尾パタンレジスタ53と、欠け挿入パタンレジスタ54とを備えており、読出しデータに欠けや誤りといったデータエラーが含まれる場合に、コントローラ4がどのようなデータを出力すべきかを設定自在としている。
【0052】
化け置換パタンレジスタ51は化けが検出された時に、それを置き換えるべき値、すなわち化け置換パタン151を設定するレジスタである。化け先頭パタンレジスタ52は化けが検出された時に、その化けを含むと思われるデータ範囲の先頭に挿入する値、すなわち化け先頭パタン152を設定するレジスタである。
【0053】
化け末尾パタンレジスタ53は化けが検出された時に、その化けを含むと思われるデータ範囲の末尾に挿入する値、すなわち化け末尾パタン153を設定するレジスタである。
【0054】
欠け挿入レジスタ54は読出したデータに欠けが検出された時に、そこに代わりのデータパタンを挿入するのであれば、その値、すなわち欠け挿入データ154を設定するレジスタである。
【0055】
これらの化け置換パタンレジスタ51、化け先頭パタンレジスタ52、化け末尾パタンレジスタ53、欠け挿入パタンレジスタ54各々の設定値を用いて、置換や挿入をするかどうかや、エラー発生時にコマンドの処理を中断するかしないかを示す値150を設定するレジスタが、出力モード設定レジスタ50である。
【0056】
図4は図3の出力モード設定レジスタ50のビット構成例を示す図である。図4において、出力モード設定レジスタ50を構成する7ビットのレジスタは3つに区分される。最上位の1ビットである第6ビットには、リードエラーが発生した時の出力モードを設定する。このビットが“0”ならば、リードエラーが発生した時に、コマンドの半ばであっても、エラーの直前の箇所でリードは終了する。このビットが“1”ならば、リードエラーが発生しても、コマンドで指定された最後のセクタまで出力してから終了する。
【0057】
次の2ビットである第5ビット及び第4ビットには、データ欠けを含むエラーが発生した場合の出力モードを設定する。データに欠けエラーが含まれる場合、第5ビットが“0”ならば、そのまま出力する。
【0058】
上記と同様に、データに欠けエラーが含まれる場合、第5ビットが“1”で第4ビットが“0”ならば、上記の欠け挿入パタン154を欠け挿入パタンレジスタ54から読出して、欠けているデータと同じ大きさになるまで繰り返し挿入する。また、上記と同様に、データに欠けエラーが含まれる場合、第5ビットと第4ビットとが“1”ならば、上記の欠け挿入パタン154を1つ挿入する。
【0059】
最下位の4ビットである第3ビットから第0ビットには、データ化けを含むエラーが発生した場合の出力モードを設定する。データに化けエラーが含まれる場合、第3ビットが“0”ならば、化けを含むデータを削除して出力する。
【0060】
第3ビットが“1”で、第2ビットが“0”ならば、上記の化け置換パタン151を化け置換パタンレジスタ51から読出して化けを含むと思われるデータと置換して出力する。
【0061】
第3ビットと第2ビットとが“1”ならば、化けを含むデータをそのまま出力する。この時に、第1ビットが“1”ならば、化けを含むデータの直前に化け置換パタン151を1つ挿入し、第1ビットが“0”ならば、何も挿入しない。同じ時、第0ビットが“1”ならば、化けを含むデータの直後に化け置換パタン151を1つ挿入し、第0ビットが“0”ならば、何も挿入しない。
【0062】
図5は図3のディスク装置1の読出し動作例を示すタイムチャートである。図5は図3に示すシステム構成において、図4に示す出力モードを切替えながら2種類のデータの読出しを行っている時の動作を示している。
【0063】
最初の読出しデータは汎用プロセッサ10で処理する。このため、汎用プロセッサ10はエラー出力モードとして7ビットの2進数で“0000000”(すなわち、エラー発生時にデータの出力を中断する)を出力モード設定レジスタ50に設定する。この状態でデータを読出すと、エラー発生時にはデータの出力が中断され、読出しコマンドが終了する。
【0064】
これに対して、次の読出しデータは専用プロセッサ20で処理する。このため、汎用プロセッサ10はエラー出力モードとして、“1101000”(すなわち、エラー発生時にデータの出力を中断せず、欠けは欠け挿入パタン154で埋め、化けを含むデータは化け置換パタン151で置換)を出力モード設定レジスタ50に設定する。この状態でデータを読出すと、エラー発生時にはデータの出力が中断せず、欠けエラーの部分には欠け挿入パタン154が挿入され、化けを含むデータは化け置換パタン151に置換されて出力される。
【0065】
このシーケンスに示すように、図4に示す出力モード設定レジスタ50を動的に変更すれば、ディスク装置1において読出すデータの種類に合わせたエラー処理が可能となる。この出力モードの設定は、図4に示すように、設定専用の制御コマンドとして行う方法の他に、リードコマンド中のビットを利用して行う方法も考えられる。
【0066】
また、これらの方法を組合わせた方法としては、例えば2種類のデータについて、それぞれエラー出力モードを制御コマンドで設定しておき、リードコマンド中の1ビットでデータの種類を指定する方法や、それぞれのデータの種類に対応した2種類のリードコマンドを設ける方法が考えられる。
【0067】
これ以外にエラー出力モードの切替え方式として考えられるのは、自動的にエラー出力モードを切替える方式である。すなわち、ディスク装置1から読出すデータが何れも固定長のパケットで、そのヘッダを見ればデータの種類が分かるシステムではディスク装置1内部でこのデータの種類を比較的容易に判断することができる。したがって、出力モード設定レジスタ50をその種類に応じて設けておけば、汎用プロセッサ10がそのつど変更しなくても、ディスク装置1内部でデータの種類に応じてエラー出力モードを自動的に切替えることができる。
【0068】
図6は本発明の第3の実施例によるエラーの通知に応じてデータの処理方法を変える専用プロセッサの動作例を示すタイムチャートである。ここでは、上述した特開平03−235589号公報に開示されたパケット・フィルタに上記の機能を付加したものを示している。
【0069】
ディスク装置1に書込まれた正味のデータの中身は、図6に示すように、有効パケット110と無効パケット数111とが交互に並んだデータ構造となっている。ディスク装置1から出力されたデータはバッファメモリ13から交互に読出される。エラーがない時には有効パケットと有効パケットとの間に、無効パケット数分の空パケット114を挿入して出力パケット115として出力する。
【0070】
エラーになると、有効パケットと有効パケットとの間に、予め設定された空パケット数を暫定的に出力する。有効パケット110はエラーの有無に関わらず、そのまま出力パケット115として出力する。
【0071】
図7は本発明の第3の実施例によるパケットフィルタの回路構成例を示すブロック図である。図7において、バッファメモリ13から読出したデータ106はデマルチプレクサ24で有効パケット110と無効パケット数111とに分離される。
【0072】
セレクタ25はエラーフラグレジスタ22がリセットされている間、デマルチプレクサ24が出力した無効パケット数111を出力する。一方、エラーフラグレジスタ22がセットされている間、無効パケット数111が誤っている可能性があるので、セレクタ25は平均空パケット数レジスタ26の値112を暫定的な空パケット数113として出力する。
【0073】
マルチプレクサ27は有効パケット110を1個出力する毎に、セレクタ25の示す個数分の空パケット114を空パケットレジスタ28から取出して出力する。
【0074】
図8は本発明の第4の実施例によるパケットフィルタの回路構成例を示すブロック図である。上記の本発明の第3の実施例によるパケット出力回路では挿入される空パケットの個数が自然数で一定値である。これに対して、図8の点線で囲んだ部分は、挿入する空パケット数を有効パケット数に対する無効パケット数の比率116から求める回路例を示している。
【0075】
空パケット率レジスタ30は無効パケットの比率を固定小数点数で表わした値116を、下位8ビットを小数点以下とする固定小数点数として格納する。空パケット数レジスタ29も、同様の固定小数点数レジスタであり、1個の有効パケットが送出されると、小数部と空パケット率レジスタ30の値との和が代入される。その結果、空パケット数レジスタ29の整数部が示す個数の空パケットが送出される。
【0076】
図9は本発明の第4の実施例によるパケットフィルタの動作例を示すタイムチャートである。これら図8及び図9を参照して本発明の第4の実施例によるパケットフィルタの動作について説明する。
【0077】
エラーフラグレジスタ22がリセットされている場合、有効パケット110の後には無効パケット数111の個数分の空パケット114が挿入される。エラーフラグレジスタ22がセットされている場合、有効パケット110が送出されると、空パケット数レジスタ29に空パケット率レジスタ30の値116が加算される。
【0078】
この例では、空パケット率レジスタ30には「1.75」(上記の浮動小数点数で16進表記すると、‘01C0’)が設定されている。また、空パケット数レジスタ29には最初、「0.0」が設定されている。したがって、この時の空パケット数レジスタ29の値は「0.00+1.75=1.75」となる。これによって、「1.75」の整数部にあたる1個の空パケットが挿入される。
【0079】
次の有効パケットが送出された時点で、まだエラーフラグレジスタ22がセットされているので、空パケット数レジスタ29の小数点以下の値に空パケット率レジスタ30の値を加算した値(=0.75+1.75=2.50)が、空パケット数レジスタ29に格納される。これによって、整数部の値から2個の空パケットが挿入される。
【0080】
上述した専用プロセッサ(パケットフィルタ)はエラーの有無に関わらず、全ての有効パケットをそのまま出力している。一般のMPEGデコーダにはパケット列に含まれるエラーをMPEGデータの構造等から検出し、エラー処理する機能が備わっているので問題はない。
【0081】
図10は本発明の第5の実施例による専用プロセッサにおけるパケットを選別・分類するデマルチプレクサの動作例を示すタイムチャートである。図10において、専用プロセッサにおけるパケットを出力する条件としては、パケットの種類[データパケット、上記のディスク装置1が出力する制御パケット(図1の制御データパタン107,108)]のほか、エラーの可能性のあるデータパケットの出力の可否を指定することができる。
【0082】
図11は本発明の第5の実施例によるデマルチプレクサの回路の構成例を示すブロック図である。図11において、パケット識別器40は図1に示すバッファメモリ13から読出した入力パケット106のヘッダを調べてパケットの種類を判別し、対応するパケット検出信号(パケットA検出120,パケットB検出121,制御パケット検出122)をセットする。
【0083】
また、パケット識別器40は、図1に示すように、エラーデータの始まりを示す制御パケット107を検出するとエラーフラグレジスタ22をセットし、エラーデータの終わりを示す制御パケット108を検出するとエラーフラグレジスタ22をリセットする。
【0084】
選択レジスタ41A〜41Dは各出力端子毎に、どのようなパケットを出力するかを設定する。このため、選択レジスタ41A〜41D各々は出力パケットを指定するパケット選択レジスタ、つまりパケットA選択レジスタ42A〜42D、パケットB選択レジスタ43A〜43D、制御パケット選択レジスタ44A〜44Dと、エラーの可能性のあるパケットを出力するか否かを指定するエラー出力許可レジスタ45A〜45Dとからなる。
【0085】
バッファレジスタ46はパケット識別器40がバッファメモリ13から読出したパケットの種類をパケット識別器40が判断する所要時間分だけ、パケットの出力を遅延させて出力する。
【0086】
パケット識別器40が出力したパケット検出信号120〜122それぞれに対応するパケット選択レジスタ41A〜41D内のパケットA選択レジスタ42A〜42D、パケットB選択レジスタ43A〜43D、制御パケット選択レジスタ44A〜44Dの値の論理積の何れかが真で、かつエラーフラグレジスタ22の否定とエラー出力許可レジスタ45A〜45Dの論理和が真(パケットがエラーでないか、エラーでも出力可)ならば、バッファ47A〜47Dはバッファレジスタ46が出力するデータをパケット出力(1〜4)123A〜123Dとして出力する。
【0087】
図10に示す動作例における選択レジスタ41A〜41Dの状態はパケット出力1に対しては、選択レジスタ41Aにおいて、パケットA選択レジスタ42A、制御パケット選択レジスタ44A、エラー出力許可レジスタ45Aがセットされ、パケットB選択レジスタ43Aがリセットされている。
【0088】
パケット出力2に対しては、選択レジスタ41Bにおいて、パケットB選択レジスタ43B及び制御パケット選択レジスタ44Bがセットされ、パケットA選択レジスタ42B及びエラー出力許可レジスタレジスタ45Bがリセットされている。
【0089】
パケット出力3に対しては、選択レジスタ41Cにおいて、パケットA選択レジスタ42C及びエラー出力許可レジスタ45Cがセットされ、パケットB選択レジスタ43C及び制御パケット選択レジスタ44Cがリセットされている。
【0090】
パケット出力4に対しては、選択レジスタ41Dにおいて、パケットB選択レジスタ43Dがセットされ、パケットA選択レジスタ42D、制御パケット選択レジスタ44D、エラー出力許可レジスタ45Dがリセットされている。
【0091】
図12は本発明の第5の実施例によるデマルチプレクサの内部動作を示すタイムチャートである。図12においては図10に対して、パケット識別器40で識別した結果の出力信号であるパケット検出信号120〜122とエラーフラグレジスタ22及び選択レジスタ41A〜41Dの状態とによって、バッファ47A〜47Dの出力イネーブル信号が生成されるタイミングを示している。
【0092】
ディスク装置1から読出したデータに欠けや化けといったエラーがあった場合、読出したデータを処理する専用プロセッサ20にエラーの発生を直接通知することができる。
【0093】
従来のディスク装置では汎用プロセッサに割込みをかけて他の処理を中断し、専用プロセッサにエラーを通知する処理を起動しているが、この処理が不要となる。そのため、専用プロセッサにエラーの発生を素早く通知することができる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、記憶媒体上の指定された領域にデータを読み書きする記憶手段と、記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段とを含むディスク装置において、誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーや化けエラーが残っている時に、その欠けエラーや化けエラーを示す所定のデータパタンを欠けたデータや誤ったデータと同じ大きさだけ繰り返し挿入して出力することによって、ディスク装置から読出したデータを専用プロセッサで処理するシステムにおいて、ディスク装置で発生したデータエラーを汎用プロセッサの助けなしに専用プロセッサに伝達することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるディスクシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるディスク装置の動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例によるディスクシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】図3の出力モード設定レジスタのビット構成例を示す図である。
【図5】図3のディスク装置の読出し動作例を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例によるエラーの通知に応じてデータの処理方法を変える専用プロセッサの動作例を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例によるパケットフィルタの回路構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施例によるパケットフィルタの回路構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施例によるパケットフィルタの動作例を示すタイムチャートである。
【図10】本発明の第5の実施例による専用プロセッサにおけるパケットを選別・分類するデマルチプレクサの動作例を示すタイムチャートである。
【図11】本発明の第5の実施例によるデマルチプレクサの回路の構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施例によるデマルチプレクサの内部動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク装置
2 記憶媒体
3 ヘッド
4 コントローラ
5 誤り訂正回路
6 エラーデータの始まりを示す制御パケット格納レジスタ
7 エラーデータの終わりを示す制御パケット格納レジスタ
10 汎用プロセッサ
11 IOバス
13 バッファメモリ
20 専用プロセッサ
21 誤りデータ検出レジスタ
22 エラーフラグレジスタ
23 正常データ検出レジスタ
24 デマルチプレクサ
25 セレクタ
26 平均空パケット数レジスタ
27 マルチプレクサ
28 空パケットレジスタ
29 空パケット数レジスタ
30 空パケット率レジスタ
40 パケット識別器
41A〜41D 選択レジスタ
42A〜42D パケットA選択レジスタ
43A〜43D パケットB選択レジスタ
44A〜44D 制御パケット選択レジスタ
45A〜45D エラー出力許可レジスタ
46 バッファレジスタ
47A〜47D バッファ
50 出力モード設定レジスタ
51 化け置換パタンレジスタ
52 化け先頭パタンレジスタ
53 化け末尾パタンレジスタ
54 欠け挿入パタンレジスタ
100 正味のデータ
101 誤り制御符号
102 リードコマンド
103 エラー制御コマンド
104 誤り訂正回路の出力データ
105 エラー信号
106 コントローラの出力データ
107 エラーデータの始まりを示す制御パケット
108 エラーデータの終わりを示す制御パケット
110 有効パケット
111 無効パケット数
112 平均空パケット数
113 セレクタ出力の空パケット数
114 空パケット
115 マルチプレクサの出力パケット
116 空パケット率データ
120 パケットA検出信号
121 パケットB検出信号
122 制御パケット検出信号
123A〜123D バッファの出力パケット
150 出力モード設定データ
151 化け置換パタン
152 化け先頭パタン
153 化け末尾パタン
154 欠け挿入パタン

Claims (31)

  1. ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを有し、前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入することを特徴とする記憶装置。
  2. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時に、欠けたデータと同じ大きさになるまで前記欠けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の記憶装置。
  3. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータを削除してそのデータと同じ大きさになるまで前記化けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の記憶装置。
  4. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータの直前及び途中の少なくとも一箇所に前記化けエラーを示す所定のデータパタンを挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項記載の記憶装置。
  5. 前記エラー処理手段は、前記大容量記憶手段から読出したデータのエラー発生時に前記所定のデータパタンの出力可否を示すエラー出力モードを前記大容量記憶手段から読出すデータの種類に応じて変更自在としたことを特徴とする請求項から請求項のいずれか記載の記憶装置。
  6. 外部コマンドに含まれかつ前記エラー出力モードの変更を指示するエラー制御サブコマンドに応じて前記エラー出力モードを変更自在としたことを特徴とする請求項記載の記憶装置。
  7. 前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、外部コマンドに含まれかつ前記データの種類を示すデータ種別情報を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段とを含むことを特徴とする請求項記載の記憶装置。
  8. 前記大容量記憶手段から読出すデータの種類を判断するデータ判別手段と、前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、前記データ判別手段の判別結果を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段を含むことを特徴とする請求項記載の記憶装置。
  9. ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを含みかつ前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入する記憶装置と、
    前記記憶装置から読出したデータから前記欠けエラーを示す所定のデータパタンを検出した時に当該欠けエラーの発生を通知するエラー検出手段と、
    前記エラー検出手段で検出された欠けエラーに対応してデータを処理するデータ処理手段とを有することを特徴とする記憶システム。
  10. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時に、欠けたデータと同じ大きさになるまで前記欠けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項記載の記憶システム。
  11. 前記エラー検出手段は、前記データの欠けの発生を検出するとともに前記欠けたデータの大きさを検出するよう構成し、
    前記データ処理手段は、前記エラー検出手段で検出された前記データの欠け及びその大きさに対応してデータを処理するよう構成したことを特徴とする請求項記載の記憶システム。
  12. 前記エラー処理手段は、前記大容量記憶手段から読出したデータのエラー発生時に前記欠けエラーを示す所定のデータパタンの出力可否を示すエラー出力モードを前記大容量記憶手段から読出すデータの種類に応じて変更自在としたことを特徴とする請求項から請求項11のいずれか記載の記憶システム。
  13. 外部コマンドに含まれかつ前記エラー出力モードの変更を指示するエラー制御サブコマンドに応じて前記エラー出力モードを変更自在としたことを特徴とする請求項12記載の記憶システム。
  14. 前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、外部コマンドに含まれかつ前記データの種類を示すデータ種別情報を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段とを含むことを特徴とする請求項13記載の記憶システム。
  15. 前記大容量記憶手段から読出すデータの種類を判断するデータ判別手段と、前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、前記データ判別手段の判別結果を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段を含むことを特徴とする請求項13記載の記憶システム。
  16. ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力するエラー処理手段とを含みかつ前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入する記憶装置と、
    前記記憶装置から読出したデータから前記化けエラーを示す所定のデータパタンを検出した時に当該化けエラーの発生を通知するエラー検出手段と、
    前記エラー検出手段で検出された化けエラーに対応してデータを処理するデータ処理手段とを有することを特徴とする記憶システム。
  17. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータを削除してそのデータと同じ大きさになるまで前記化けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項16記載の記憶システム。
  18. 前記エラー処理手段は、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータの直前及び途中の少なくとも一箇所に前記化けエラーを示す所定のデータパタンを挿入して出力するよう構成したことを特徴とする請求項16記載の記憶システム。
  19. 前記エラー検出手段は、前記化けエラーの発生を検出するとともに前記化けエラーを含むデータの大きさを検出するよう構成し、
    前記データ処理手段は、前記エラー検出手段で検出された前記データの化け及びその化けを含むデータの大きさに対応してデータを処理するよう構成したことを特徴とする請求項16記載の記憶システム。
  20. 前記エラー処理手段は、前記大容量記憶手段から読出したデータのエラー発生時に前記所定のデータパタンの出力可否を示すエラー出力モードを前記大容量記憶手段から読出すデータの種類に応じて変更自在としたことを特徴とする請求項16から請求項19のいずれか記載の記憶システム。
  21. 外部コマンドに含まれかつ前記エラー出力モードの変更を指示するエラー制御サブコマンドに応じて前記エラー出力モードを変更自在としたことを特徴とする請求項20記載の記憶システム。
  22. 前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、外部コマンドに含まれかつ前記データの種類を示すデータ種別情報を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段とを含むことを特徴とする請求項20記載の記憶システム。
  23. 前記大容量記憶手段から読出すデータの種類を判断するデータ判別手段と、前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段と、前記データ判別手段の判別結果を基に前記エラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更する手段を含むことを特徴とする請求項20記載の記憶システム。
  24. ランダムアクセス可能な大容量記憶手段と、前記大容量記憶手段から読出したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段とを含む記憶装置のエラー発生通知方法であって、前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時及びデータの化けが残っている時に前記欠けエラー及びその化けエラー各々を示す所定のデータパタンを挿入して出力し、前記欠けエラーがある場合と前記化けエラーがある場合とで異なるデータパタンを挿入することを特徴とするエラー発生通知方法。
  25. 前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータに欠けエラーが残っている時に、欠けたデータと同じ大きさになるまで前記欠けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するようにしたことを特徴とする請求項24記載のエラー発生通知方法。
  26. 前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータを削除してそのデータと同じ大きさになるまで前記化けエラーを示す所定のデータパタンを繰返し挿入して出力するようにしたことを特徴とする請求項24記載のエラー発生通知方法。
  27. 前記誤り訂正手段で誤りを訂正したデータにデータの化けが残っている場合に、前記データの化けを含むデータの直前及び途中の少なくとも一箇所に前記化けエラーを示す所定のデータパタンを挿入して出力するようにしたことを特徴とする請求項24記載のエラー発生通知方法。
  28. 前記大容量記憶手段から読出したデータのエラー発生時に前記所定のデータパタンの出力可否を示すエラー出力モードを前記大容量記憶手段から読出すデータの種類に応じて変更自在としたことを特徴とする請求項24から請求項27のいずれか記載のエラー発生通知方法。
  29. 外部コマンドに含まれかつ前記エラー出力モードの変更を指示するエラー制御サブコマンドに応じて前記エラー出力モードを変更自在としたことを特徴とする請求項28記載のエラー発生通知方法。
  30. 外部コマンドに含まれかつ前記データの種類を示すデータ種別情報を基に、前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更するようにしたことを特徴とする請求項28記載のエラー発生通知方法。
  31. 前記大容量記憶手段から読出すデータの種類の判別結果を基に、前記データの種類に応じたエラー出力モードを格納するエラー出力モード記憶手段を参照して前記エラー出力モードを変更するようにしたことを特徴とする請求項28記載のエラー発生通知方法。
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