JP3570111B2 - ディスク収納ケースおよびディスクトレイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生専用或は追加記録(追記)可能な磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等のディスク状記録媒体(以下、単にディスクという)を収納するディスク収納ケースおよびディスクトレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスク収納ケースとして、一般に2種類のものが知られている。その1は、ケースからディスクを取出してディスクのみを記録再生装置に装填する方式のものであり、その2は、ディスクを収納したままの状態で記録再生装置に装填する所謂ディスクカートリッジにおけるディスク収納ケース(カートリッジ)である。
【0003】
図37は、ディスク200を取出してから記録再生装置に装填する方式のディスク収納ケース201の斜視図である。上記ディスク収納ケース201は、四角形状の扁平な皿状に形成されたケース本体部202と、該ケース本体部202に回動可能に取付けられた蓋部203とからなっていて、上記ケース本体部202にディスク200を挿入して、蓋部203を閉じることにより、ディスク200を収納する構成になっている。
【0004】
そして、上記ディスク200を記録再生装置に装填する際には、蓋部203を開けて、ケース本体部202からディスク200を取出して、該ディスク200を記録再生装置のディスク挿入口に挿入するようになっている。
【0005】
図38は、ディスクカートリッジ301の斜視図である。上記ディスクカートリツジ301においてディスク収納ケースとしてのカートリッジ302は、上,下ハーフ303,304で構成されていて、これら上,下ハーフ303,304の間にディスク200が回転自在に収容されている。
【0006】
上記上,下ハーフ303,304には、駆動軸挿入用の開口部305と記録再生用の開口部306が形成されていて、これら開口部305.306は、シャッター307で開閉されるようになっている。
【0007】
そして、上記ディスクカートリツジ301を記録再生装置に挿入すると、該記録再生装置に設けられたシャッター開放部材によって上記シャッター307が開けられて、上記駆動軸挿入用の開口部305から記録再生装置の駆動軸が導入されて、該駆動にディスク200が取付けられるとともに、上記記録再生用の開口部306を介してディスク200の信号記録面に記録再生装置のピックアップ装置等が臨むようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記2種類のディスク収納ケースには、それぞれ次に述べるような問題点があった。
【0009】
(1)ディスク200を取出して、該ディスク200のみを記録再生装置に装填する方式のディスク収納ケース201は、ケース本体部202からディスク200を取出す際に、指先等でディスク200の信号記録面が汚損されたり、あるいは、ディスク200を記録再生装置に挿入する際に損傷を受けやすい。
【0010】
(2)ディスクカートリツジ301のディスク収納ケース(カートリッジ)302は、ディスク200を収納したままの状態で記録再生装置にそれぞれすることができるので、ディスク200の信号記録面の汚損や損傷を防止することができるが、上,下ハーフ303,304にシャッター307を組み付けることにより構成されているために部品点数、組立工数が増え、ディスク収納ケース(カートリッジ)のコストが高くなり、当然のことながら、このようなディスク収納ケース302を使用するディスクカートリツジ301のコストも高くなる。 そこで、上述のようなディスク収納ケース(カートリッジ)にディスク挿抜口を設け、
該ディスク挿抜口を使用することにより収納するディスクを自由に交換できるようにした所謂ディスク交換式のディスク収納ケース(カートリッジ)も開発されている。
【0011】
しかし、上記ディスク交換式のディスク収納ケースは、ディスク挿抜口を開閉する蓋が必要となり、構造が複雑になりコストが高くなるという問題点があるとともに、ディスクを挿抜する際にディスクを汚損したり損傷したりするという問題点があった。
【0012】
本発明は、上記従来のディスク収納ケースの問題点を解決し、ディスクに直接手を触れることなく、ディスクを出し入れすることのできるディスク収納ケースおよびディスクトレイを提供することを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスク状記録媒体を支持するトレイと、上記トレイを取出可能に収容しているケース本体部と、上記ケース本体部の開口部を開閉する蓋部とを備えてなるディスク収納ケースにおいて、
上記トレイに、自動装填用のグリップ部と、トレイの底面に駆動軸挿入用の開口部と少なくとも一つが長孔状に形成された位置決め孔とを設け、ディスク状記録媒体を支持した状態で記録再生装置に装填される構成にした。
また、ディスク状記録媒体を支持するディスクトレイにおいて、
上記トレイに、自動装填用のグリップ部と、トレイの底面に駆動軸挿入用の開口部と少なくとも一つが長孔状に形成された位置決め孔とを設け、ディスク状記録媒体を支持した状態で記録再生装置に装填される構成にした。
そして、上記構成により、ディスクを使用する際には、ケース本体部からディスクをトレイごと取出して記録再生装置に装填できるようにして、ディスクの汚損や損傷を可及的に防止することができるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は、第1の実施例のディスク収納ケース1の分解斜視図である。上記ディスク収納ケース1は、ディスク200を支持するトレイ2と、該トレイ2を取出可能に収容しいてるケース本体部3と、該ケース本体部3の開口部を開閉する蓋部4とからなっている。
【0015】
上記ディスク200は、合成樹脂により直径φ1、肉厚t1の円板状に形成されていて、中心部にチャッキング用の孔部200aが設けられている。上記ディスク200は、内,外周部が非信号記録エリア200b,200cになっているとともに、これら非信号記録エリア200b,200cの間が信号記録エリア200dになっている。
【0016】
上記トレイ2は、合成樹脂により文字通り皿状に作られていて、上記ディスク200を挿入するディスク収納用の凹部21を有している。上記ディスク収納用の凹部21は、底板22と、該底板22の外周部に立設された第1,第2,第3の円弧状側壁23,24,25によって円形状に形成されている。上記円形状のディスク収納用の凹部21の直径φ2は、上記ディスク200の直径φ1よりも若干大径に形成されていて、上記凹部21の内部で上記ディスク200を自由に回転させることができるようになっているとともに、上記凹部21の深さt2は、上記ディスク200の肉厚t1よりも若干大き目に形成されていて、上記凹部21にディスク200を収納した場合に、上記ディスク200の表面が上記凹部21の表面から突出しないようにして、ディスク200の信号記録エリア200dを保護するようになっている。
【0017】
上記第1の円弧状側壁23の上端部には抜け防止突起26,26が形成されていて、これら突起26,26により、上記凹部21内に収納したディスク200が上記凹部21から容易に抜け出ることのないようになっている。
【0018】
上記底板22の中央部には、上記ディスク200のチャッキング孔200aに記録再生装置の駆動軸を挿入するための駆動軸挿入用の開口部27が設けられているとともに、該駆動軸挿入用の開口部27に連続させた状態で上記ディスク200の信号記録エリア200dに上記記録再生装置の光学ピックアップのレーザー光を当てるための記録再生用の開口部28が設けられている。また、上記底板22の両側部29,30(上記第1の円弧状側壁23の一端部と第2の円弧状側壁24の間および上記第1の円弧状側壁23の他端部と第3の円弧状側壁25の
間)は切欠された状態になっていて、上記凹部21にディスク200を収納すると、該ディスク200の下面の両側部は、上記底板22の両側部29,30から突出した状態になるようになっている。
【0019】
上記ディスク収納用の凹部21の一側部には、ベース部(把持部)31が設けられている。上記ベース部31の幅W1は、上記ディスク200の直径φ1と略同じ値に形成されている。上記ベース部31の両側部には、記録再生装置のオートチェンジャー(ディスク自動挿入装置)用のグリップ部32,33が設けられているとともに、これらグリップ部32,33の近傍には、記録再生装置に設けた位置決めピンが嵌合する一対の位置決め孔34,35が設けられている。上記一対の位置決め孔34,35のうちのいずれか一方は、長孔状に形成されていて、上記記録再生装置の位置決めピンと位置決め孔34,35の間の位置に若干の寸法誤差が発生した場合でも、上記長孔状の位置決め孔によって上記寸法誤差を吸収して、位置決めピンを確実に位置決め孔34,35に挿入させることができるようになっている。また、上記ベース部31の中央部の上,下面には、滑止用の凹凸面36が形成されていて、これら凹凸面36を利用することにより、トレイ2を確実に把持することができるようになっている。
【0020】
なお、図2に2点鎖線で示したように、駆動軸挿入用の開口部27と記録再生用の開口部28の間に隔壁部37を設け、該隔壁部37により、トレイ2の機械的強度を補強して、トレイ2に捻れ等が発生しないようにしてもよい。
【0021】
次に、ケース本体部3について説明する。上記ケース本体部3は、矩形状の底板41と、該底板41の四周部に立設された前,後,左,右の側壁42,43,44,45とで構成されている。上記ケース本体部3の内幅W2は、上記トレイ3のベース部31の幅W1と略同じ値に形成されているとともに、その長さL1は、上記凹部21内にディスク200を収納したトレイ3の長さL2よりも若干長目に形成されている。また、上記ケース本体部3の深さt3は、トレイ2の肉厚t4よりも若干大き目に形成されている。上記左右の側壁44,45の、後部の側壁43側の端部の対向部には、蓋部4を回動可能に取付けるための一対の軸受孔46,46が形成されている。
【0022】
次に、蓋部4について説明する。上記蓋部4は、矩形状の天板51と、該天板52の左,右の側部に立設された左,右の側壁52,53とで構成されている。上記左,右の側壁52,53の内側面の一端部には、一対の枢支軸54,54が設けられている。
【0023】
上記蓋部4は、上記一対の枢支軸54,54を上記ケース本体部3に設けた一対の軸受孔46,46に挿入することにより、上記ケース本体部3に取り付けられていて、上記ケース本体部3側に回動させると、上記左,右の側壁52,53は、上記ケース本体部3の左,右の側壁44,45の外側面に重なり合って、上記蓋部4は、ケース本体部3の開口部を閉じた状態で、ケース本体部3側に係止されるようになっている。
【0024】
第1実施例のディスク収納ケース1は、上述のような構成である。従って、ディスク200を傾斜させた状態で凹部21に挿入すれば、該ディスク200は、上記第1の円弧状側壁23の上端部に設けた抜け防止突起26,26により容易に上記凹部21から容易に抜け出ることがないように支持された状態になる。上述のようにして、ディスク200を支持したトレイ2をケース本体部3内に収容する。そして、上記ケース本体部3上に蓋部4を被せて、閉蓋状態にすると、上記ケース本体部3内は、ほぼ密閉された状態になり、上記ディスク200は、塵埃等から保護された状態で保管されることになるのである。
【0025】
上記ディスク200を使用する際、つまりディスク200の記録再生を行う際には、上記ディスク200を、トレイ2に支持したままの状態でケース本体部3から取出す。そして、上記ディスク200は、トレイ2に支持されたままの状態で、トレイ2とともに、図4に示したように、記録再生装置401のディスク挿入口402に挿入される。
【0026】
上記トレイ2が所定の位置まで挿入されると、記録再生装置401に設けたオートチェンジャーのグリッパー(図示省略)により、上記トレイ2に設けたグリップ部32,33がグリップされて、上記トレイ2およびディスク200は、記録再生装置401のディスク装着部に装着される。
【0027】
上記トレイ2がディスク装着部に装着されると、図5に示したように、記録再生装置401に設けた位置決めピン403,403が上記トレイ2に設けた位置決め孔34,35に嵌合して、トレイ2の位置決めが行われるとともに、記録再生装置401の駆動軸404が上記トレイ2に設けた駆動軸挿入用の開口部27を通って、ディスク200のチャッキング孔200a内に導入され、上記ディスク200は、上記ディスク収納用の凹部21の底板22から浮き上がり、かつ上記第1〜第3の円弧状側壁23〜25と非接触状態になって、上記駆動軸404にクラッパー405でチャッキングされた状態になるのである。なお、図5において、406は、トレイ2の高さ位置を規定する高さ位置規制部材、407は上記トレイ2の記録再生用の開口部28に臨んで配置された光ピックアップである。
【0028】
図6〜図8は、第2実施例のディスク収納ケースを示す。この実施例は、上記第1実施例のディスク収納ケース1のトレイ2の第2,第3の円弧状側壁24,25に代えて、弾性を有するディスク係合部材61が設けられている。上記ディスク係合部材61は、連結部62を介して上記トレイ2と一体に形成された円弧状の側壁部63と、該側壁部63の上端部に設けられていて、内周側に突出するディスク抜け防止片64とからなっている。上記側壁部63は、ディスク収納用の凹部21に収納したディスク200の周面に接触して、該ディスク200を、上記凹部21を構成する第1の円弧状側壁23に押付けている。また、上記ディスク抜け防止片64は、上記第1の円弧状側壁23の上端部に設けた抜け防止突起26,26と共に、ディスク200の外周側の非信号記録エリア200cに当たって上記ディスク200が上記凹部21から抜け出ないようにしている。
【0029】
そして、上記トレイ2を記録再生装置401に装填すると、該記録再生装置に設けた操作部材によって、上記ディスク係合部材61は、図7〜図8の矢印B方向に押圧され、上記側壁部63がディスク200の周面と非接触状態になるようになっている。なお、他の構成は、第1実施例と同じであるので同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0030】
図9は、第3実施例を湿す。この実施例においては、トレイ2の左右両側面に第1,第2の挿入ガイド溝71,72を設けるとともに、下面にも第3の挿入ガイド溝73を設けた。記録再生装置401のディスク挿入口402の左右両側部には、上記第1,第2の挿入ガイド突起411,412が設けられているとともに、底面には第3の挿入ガイド突起413が設けられている。
【0031】
そして、上記トレイ2を記録再生装置401のディスク挿入口402に挿入すると、上記第1〜第3の挿入ガイド溝71〜73に上記第1〜第3の挿入ガイド突起411〜413が嵌合して、これら第1〜第3の挿入ガイド溝71〜73および挿入ガイド突起411〜413によって、トレイ2は位置決めされた状態で記録再生装置401内に挿入されるようになっている。他の構成は、第1,第2実施例と同じであるので重複する説明を省略する。
【0032】
なお、図示は省略したが、上記第1の挿入ガイド溝71と第2の挿入ガイド溝72の高さ位置を変えて形成するとともに、これに合わせて記録再生装置401の第1の挿入ガイド突起411と第2の挿入ガイド突起の高さ位置を変えて形成することにより、上記トレイ2を正規の方向からディスク挿入口402に挿入すると、上記第1〜第3の挿入ガイド溝71〜73と上記第1〜第3の挿入ガイド突起411〜413の位置が一致してトレイ2の記録再生装置401への装填を許容するが、上記トレイ2を逆方向からディスク挿入口402に挿入しようとすると、上記第1〜第3の挿入ガイド溝71〜73と第1〜第3の挿入ガイド突起411〜413の位置が不一致となり、トレイ2の記録再生装置401への装填を阻止する構成としてもよい。
【0033】
図10は、第3実施例の変形例を示す。この変形例において、上記第1,第2の挿入ガイド溝71,72は、上記トレイ2の左,右の側面の下部から下面に跨って形成されている。上記第1,第2の挿入ガイド溝71,72に合わせて、記録再生装置401の第1,第2の挿入ガイド突起411,412も、上記ディスク挿入口402の左,右の側面から底面に跨って形成されている。そして、上記トレイ2をディスク挿入口402に挿入すれば、上記第1,第2の挿入ガイド溝71,72に上記第1,第2の挿入ガイド突起411,412が嵌合して、これら第1,第2の挿入ガイド突起411,412の上面に上記トレイ2の両側部(
上記第1,第2の挿入ガイド溝71,72の上部)が載置された状態になり、上記トレイ2は、上記第1,第2の挿入ガイド突起411,412上をスライドしながら記録再生装置401内に挿入されるようになっている。他の構成は、図9と同じであるので重複する説明は省略する。
【0034】
図11〜図13は、第4実施例を示す。この実施例においては、トレイ2のディスク収納用の凹部21の底板22上にディスク載置用の突部81…81が設けられている。上記突部81…81は、上記ディスク100の内,外周部の非信号記録エリア200b,200cのいずれか一方又は両方に対応する位置に、図11(A)に示したように円弧状に、或は図11(B)に示したように円柱状に形成されている。そして、上記ディスク200をトレイ2のディスク収納用の凹部21に収納すると、図12に示したように上記突部81…81が上記ディスク200の非信号記録エリア200b,200cに当たり、上記ディスク200は、
信号記録エリア200dを上記凹部21の底板22から浮き上がらせた状態で支持されるのである。
【0035】
上記ディスク載置用の突部81は、図13(A)に示したように、トレイ2を樹脂形成する際に上記底板22と一体に成形しても、或は図13(B)に示したように、耐摩耗性の高い超高分子ポリエチレンシートやテフロンシート或はクッション性を有するフェルト82等を両面テープ83等で上記底板22上に接着することにより形成してもよい。なお、他の構成は、第1〜第3実施例と同じであるので、重複する説明を省略する。
【0036】
図14〜図15は、第5実施例を示す。この実施例においては、トレイ2のディスク収納用の凹部21の底板22上に、ディスククリーニング部材91が設けられていて、該ディスククリーニング部材91上にディスク200が載置されるようになっている。
【0037】
上記ディスククリーニング部材91は、文字通りディスク200を払拭して、その表面に付着している塵埃等を除去するためのものであり、図15に示しように、クリーニング作用のあるシート状部材92を両面テープ等の接着剤93等で接着することにより、上記底板22上に取付けられている。
【0038】
上記シート状部材92は、例えばポリエステルなどの合成繊維単体或は、これにレーヨン等を混紡した混紡繊維を無方向、不規則に分散、交錯させた布状体を加熱、加圧して自己融着させた不織布、上記不織布にSBR等のバインダーを含浸乾燥させたもの、0.01〜1デニール程度の太さの極細繊維を織って形成された一般にワイピングクロスと称されている織物、上記不織物や織物に帯電処理を施したもの、或は発泡ウレタンシート等が用いられている。
【0039】
図16は、第6実施例を示す。この実施例は、トレイ2をケース本体部3内に収容したときに互いに係合して、トレイ2がケース本体部3から容易に抜け出るのを防止する係合用の凹,凸部101,102を設けた場合を示す。上記凹部101は、トレイ2のベース部31の前端面および左右の側面にそれぞれ半球形状の溝を設けることにより形成されているとともに、上記凸部102は、ケース本体部3の前方の側壁42および左右の側壁44,45の内側面に半球形状の膨出部を設けることにより形成されている。そして、上記トレイ2をケース本体部3に挿入すると、上記凹部101…101に凸部102…102が嵌合して、上記トレイ2をケース本体部3内に係止するようになっている。
【0040】
上述のような構成にすることにより、ディスク収納ケース1を誤って落とすなどして蓋部4が開いた状態になっても、ケース本体部3からトレイ2が容易に飛び出すことがないようにして、ディスク200を保護している。上記半球形状の凸部102に代えて上記ケース本体部3の側壁42等の上端に舌片状の凸部104…104を形成し、これら舌片状の凸部104…104をトレイ2のベース部31の上面に設けた凹部103…103に当てるようにしてもよい。他の構成は、第1〜第5実施例と同じであるので同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0041】
図17〜図18は、第7実施例を示す。この実施例においては、ケース本体部31の後部の側壁43の内側面の中央部に、板バネや合成樹脂で作られたディスク周面押圧部材111が設けられている。
【0042】
上記ディスク周面押圧部材111は、基板112と、該基板112に連設された弾性舌片113とからなっていて、上記基板112を接着することにより上記側壁43に取付けられている。そして、上記ディスク200を上記ディスク収納用の凹部21に収容したトレイ3を上記ケース本体部3内に挿入すると、上記弾性舌片113でディスク200の周面を押圧し、上記ディスク200を上記トレイ2の第1の円弧状側壁23の内周面に押付けるとともに、上記トレイ2を上記ケース本体部3の前方の側壁42に押付けて、上記トレイ2をケース本体部3内に固定するようになっている。
【0043】
図19は、ディスク周面押圧部材111の変形例を示す。この変形例においては、ケース本体部3の側壁43の中央部に切欠部43aを設け、該切欠部43aの両側部を上記ディスク周面押圧部材111の基板112の両側部に設けた溝部112a,112aに嵌合することにより、上記側壁43にディスク周面押圧部材111を着脱自在に取付けるようになっている。
【0044】
図20(A),(B),(C)は、ディスク周面押圧部材11の弾性舌片113の変形例を示す。これらの変形例において、上記弾性舌片113のディスク押圧面は、凹面状になっていて、上記ディスク200の周面を確実に保持して押圧できるようになっている。なお、他の構成は、第1〜第6実施例と同じであるので重複する説明を省略する。
【0045】
図21は、第8実施例を示す。この実施例は、トレイ2をケース本体部3の底板22側に押付けるトレイ上面押圧部材121…121を蓋部4に設けた。
【0046】
上記トレイ上面押圧部材121…121は、蓋部4をケース本体部3に被せて閉蓋状態にすると、上記ケース本体部3の側壁44,45の上端部に設けた切欠部122…122からケース本体部3内に侵入して、上記トレイ2を押圧し、該トレイ2をケース本体部3のディスク収納用の凹部21の底板22に押付けるよ
うになっている。他の構成は第1〜第7実施例と同じであるので重複する説明を省略する。
【0047】
図22は、第9実施例を示す。この実施例において、トレイ2の幅W1は、ディスク200の直径φ1よりもやや小さ目に形成されていて、ディスク200をディスク収納用の凹部21に収納したときに、上記ディスク200の両側部がトレイ2から突出するようになっているとともに、上記ケース本体部3の外幅W3は、上記ディスク200の直径φ1と略同じ大きさに形成されている。一方、ケース本体部3の左右の側壁44,45の中央部には切欠部123が設けられている。
【0048】
そして、ディスク収納用の凹部21にディスク200を収容したトレイ2をケース本体部3内に挿入すると、上記トレイ2から突出しているディスク200の両側部は、上記ケース本体部3の左右の側壁44,45の中央部に設けた切欠部123内に侵入して、該切欠部123内に収まるようになっている。
【0049】
第9実施例のディスク収納ケース1は、上述のような構成であって、トレイ2からディスク200の両側部が突出するので、該突出部を把持することにより、トレイ2へのディスク200の着脱を容易に行うことができるという効果がある。他の構成は、第1〜第8実施例の場合と同じであるので重複する説明を省略する。
【0050】
図23〜26図は、第10〜第13実施例を示す。これら各実施例においては、ケース本体部3からトレイ2を容易に取出すための手段が施されている。
【0051】
図23に示す第10実施例においては、トレイ2のベース部31のコーナー部31aは下面側が傾斜状に切欠されて薄肉部31bになっている。そして、上記コーナー部31aの上面を押圧することにより、トレイ2の他端側を浮き上がらせて、ケース本体部3からトレイ2を容易に取出すことができるようになっている。
【0052】
図24に示す第11実施例においては、ケース本体部3の底板22上にトレイ2の回動支点となる凸部124を設けている。そして、トレイ2のベース部31の上面を押圧すれば、上記トレイ2は、上記半球形状の凸部124を支点にして所謂シーソー状に回動し、他端側が持ち上げられるようになっている。上記トレイ2の他端側には被操作部125が設けられていて、該被操作部125を摘むことにより、容易にトレイ2をケース本体部3から取出すことができるようになっているとともに、上記被操作部125を押圧すると、上記ベース部31側が持ち上げられて、該ベース部31を摘んでトレイ2をケース本体部から容易に取出す
こともできるようになっている。
【0053】
図25に示す第12実施例においては、トレイ2のベース部31の前面の上端に指掛け用の突起126を設けた。上記突起126は、トレイ2をケース本体部3に収納したときに、該ケース本体部3の前方の側壁42の上端の切欠部42aから外部に突出するようになっている。そして、上記突起126に指先を掛けて持ち上げることにより、トレイ2をケース本体部3から容易に取出すことができるようになっている。
【0054】
図26に示す第13実施例においては、トレイ2のベース部31の左右両側面の上端に左右一対の指掛け用の突起126,126を設けた。上記左右一対の突起126,126は、トレイ2をケース本体部3内に収納したときに、該ケース本体部3の左右の側壁44,45の上端の切欠部44a,45aから外部に突出するようになっている。そして、上記一対の突起126,126に指先で摘んで持ち上げることにより、トレイ2をケース本体部3から容易に取出すことができる。上記第10〜第13実施例において、上記ケース本体部3からトレイ2を容易に取出すための手段以外の構成は、第1〜第9実施例の場合と同じであるので重複する説明を省略する。
【0055】
図27〜図31は、第14実施例を示す。この実施例は、トレイ2をケース本体部3又は蓋部4に対して枢支部131により回動させながら持ち上げることができるようにした場合を示す。図27に示したように、上記枢支部131は、トレイ2のベース部31と反対側の端部の左右両側部に設けられた適度の弾性を有する左右一対の脚片132,132と、これら一対の脚片132,132外側面にそれぞれ設けられた半球形状の枢支用の凸部133,133と、上記ケース本体部3の左右の側壁44,45の一端部に設けられた枢支用の凹部134,134とで構成されている。
【0056】
そして、上記トレイ2をケース本体部3に収納すると、上記一対の脚片132,132に設けた半球形状の凸部133,133が上記ケース本体部3の左右の側壁44,45に設けた凹部134,134に嵌合して、トレイ2は、ケース本体部3内に回動可能に取付けられた状態になる。
【0057】
従って、トレイ2のベース部31側を持ち上げれば、図28に示したように、上記トレイ2は、上記凸部133,133を中心にして回動し、ベース部31がケース本体部3上に突出する。そこで、上記ベース部31を引っ張れば、上記凸部133が凹部134から抜け出て、トレイ2は、ケース本体部3から取出された状態になるのである。
【0058】
図29に示したように、上記脚部132の上記凸部133側の先端部の下面を傾斜状に切欠して薄肉部132aに形成し、該薄肉部132aの上面を押圧することにより、上記ベース部31側が浮き上がるようにしてもよい。
【0059】
図28〜図29においては、上記一対の脚片132,132の凸部133を、ケース本体部3の側壁44,45に設けた凹部134に嵌合して、ケース本体部3に回動可能に枢支した場合を示したが、蓋部4の側壁52,53に設けた凹部に嵌合して、蓋部4に回動可能に枢支する構成としてもよい。
【0060】
また、上記実施例では、上記脚部132に枢支用の凸部133を設け、ケース本体3側に凹部134を設けた場合を示しが、上記脚部132に枢支用の凹部134を設け、ケース本体部3側に枢支用の凸部133を設けてもよい。この場合に、上記枢支用の凸部133は、ケース本体部3の左右の側壁44,45に直接、形成することもできるが、図30〜図31に示したようにケース本体部3に回動可能に取付けた脚部支持部材141の左右の側壁142,143の内側面に枢支用の凸部133を設け、これら凸部133,133を上記脚部132に設けた凹部134に嵌合する構成としてもよい。
【0061】
上記脚部支持部材141の左右の側壁142,143の外面には、枢支軸144が突設されている。図31に示したように、上記枢支軸144は、ケース本体部3の左右の側壁44,45に設けた軸受孔に回転可能に挿入されている。上記枢支軸144の先端部は、上記左右の側壁44,45の外側面から突出している。そして、上記枢支軸144の先端部を、上記蓋部4の左右の側壁52,53に設けた軸受孔に挿入することにより、上記蓋部4を回動可能にケース本体部3に取付けることができるようになっている。図30〜図31においては、トレイ2をケース本体部3に回動可能に取付ける軸部およびケース本体部3に蓋部4を回動可能に取付けるための軸部を、上記トレイ2やケース本体部3或は蓋部4に直接、設ける必要がなくなるので、これらを合成樹脂等で形成する際にその成形が容易になるという効果がある。なお、第14実施例において、トレイ2を回動させる手段を設けたこと以外の構成は、第1〜第13実施例と同じであるので重複する説明を省略する。
【0062】
図32〜図34は、第15実施例を示す。この実施例においては、トレイ2のベース部31の上,下面に連結用の凹,凸部151,152を設けた。そして、一のトレイン上に他のトレインを積み重ねると、図33に示したように一方のトレイ2に設けた凹部151に、他方のトレイ2に設けた凸部152が嵌合して、上,下のトレイ2,2は、互いに結合された状態になる。図34に示したように、凸部152を筒状に形成してスリット153を設けることにより、凹部151への着脱を容易に行うことができる。
【0063】
図35〜図36は、第16実施例を示す。この実施例においては、トレイ2のベース部31の両側部に、上,下面を貫通する一対のファイル用の孔161,161を設けた。そして、図36に示したように、上記ファイル用の孔161,161に、ファイル用治具162のファイル棒163,163を通すことにより、複数のトレイ2…2を積み重ねてファイルしておくことができるようになっている。
【0064】
【発明の効果】
本発明のディスク収納ケースには次に述べるような効果がある。
【0065】
(1)請求項1のディスク収納ケースは、ディスクをトレイで支持し、該トレイをケース本体部に収容する構成としたので、ディスクに直接、手を触れずにケース本体部に出し入れすることができる。グリップ部を設けたので、記録再生装置への自動装填が可能になる。トレイの底面に駆動軸挿入用の開口部を設けたので、該開口部から記録再生装置の駆動軸を導入して、該駆動軸上にディスクをチャッキングすることができる。トレイに複数の位置決め孔を設けたので、記録再生装置に装填したときに、上記位置決め孔に記録再生装置の位置決めピンを挿入してトレイの位置決めを行うことができる。特に、複数の位置決め孔のうちの一つを長孔状に形成したので位置決め孔や位置決めピンの位置精度が多少ラフであっても確実に位置決めを行うことができる。
【0066】
(2)請求項2のディスク収納ケースは、トレイの側面に記録再生装置への挿入をガイドする挿入ガイド用の凹部を設けたのでトレイを記録再生装置に位置決めした状態で確実に挿入することができる。
【0067】
(3)請求項3のディスク収納ケースは、トレイにディスクの非信号記録エリアを支持する凸部を設けたので、上記ディスクの信号記録エリアをトレイの底面から浮び上がられた状態で支持して、上記信号記録面を保護することができる。
【0068】
(4)請求項4のディスク収納ケースは、トレイをケース本体部内に収容すると、これら トレイおよびケース本体部に設けた凸部と凹部が互いに係合して、トレイがケース本体部から容易に抜き出ることがないようにすることができる。
【0069】
(5)請求項5のディスク収納ケースは、ケース本体部の側壁に設けたディスク周面押圧部材によって、ディスクの周面を押圧し、該ディスクをトレイの側壁に押付けて固定するとともに、上記トレイをケース本体部の側壁に押付て固定し、ディスクやトレイがケース本体部内でガタつかないようにすることができる。
【0070】
(6)請求項6のディスク収納ケースは、蓋をした状態にすると蓋部に設けたトレイ上面押圧部材によってトレイの上面を押圧し、トレイをケース本体部の底面に押付けて、これらディスクおよびトレイがケース本体部内でガタつかないように固定することができる。
【0071】
(7)請求項7のディスク収納ケースは、ディスクの直径よりもトレイの幅を狭くして、ディスクの両側部がトレイから突出するようにしたのでトレイへのディスクの出し入れが容易になる。
【0072】
(8)請求項8のディスク収納ケースは、トレイの一端側の上面を押圧することにより、トレイの他端側をケース本体部の底面から浮き上がらせて、トレイをケース本体部から取出しやすくすることができる。
【0073】
(9)請求項9のディスク収納ケースは、トレイにケース本体部の側壁の上端から外部に突出する指掛け用の突起を設けたので、該指掛突起に指先を掛けるなどしてトレイを持ち上げて容易にケース本体部からトレイを取り出すことができる。
【0074】
(10)請求項10のディスク収納ケースは、トレイの一端側をケース本体部又は蓋部に、回動可能に取付けたので、上記トレイを回動させながら容易に上記ケース本体部上に持ち上げることができる。
【0075】
(11)請求項11のディスク収納ケースは、トレイの一端側の上面を押圧することにより、トレイを回動させて、該トレイの他端側をケース本体部から浮き上がらせることができる。
【0076】
(12)請求項12のディスク収納ケースは、ディスクをトレイに載置したままの状態で記録再生装置に挿入することができる。
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解斜視図。
【図2】トレイの斜視図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】記録再生装置へ挿入する状態を示す斜視図。
【図5】記録再生装置に装填された状態の断面図。
【図6】第2実施例の斜視図。
【図7】トレイの斜視図。
【図8】図7のA−A線断面図。
【図9】第3実施例の要部の斜視図。
【図10】変形例の要部の斜視図。
【図11】(A)第4実施例の要部の斜視図。
(B)変形例の要部の斜視図。
【図12】要部の断面図。
【図13】(A)図12のA−A線断面図。
(B)変形例の断面図。
【図14】第5実施例の要部の斜視図。
【図15】要部の断面図。
【図16】第6実施例の斜視図。
【図17】第7実施例の斜視図。
【図18】要部の断面図。
【図19】ディスク周面押圧部材の変形例の斜視図。
【図20】(A)弾性舌片の変形例の斜視図。
(B)弾性舌片の変形例の斜視図。
(C)弾性舌片の変形例の斜視図。
【図21】第8実施例の斜視図。
【図22】第9実施例の斜視図。
【図23】(A)第10実施例の要部の斜視図。
(B)要部の断面図。
【図24】第11実施例の要部の断面図。
【図25】第12実施例の要部の断面図。
【図26】第13実施例の要部の断面図。
【図27】第14実施例の分解斜視図。
【図28】第14実施例の斜視図。
【図29】要部の断面図。
【図30】変形例の分解斜視図。
【図31】変形例の要部の断面図。
【図32】第15実施例の要部の斜視図。
【図33】トレイを積み重ねた状態の断面図。
【図34】凸部の拡大斜視図。
【図35】第16実施例の要部の斜視図。
【図36】トレイを積み重ねた状態の斜視図。
【図37】従来例の斜視図。
【図38】他の従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…ディスク収納ケース、2…トレイ、3…ケース本体部、4…蓋部、27…駆動軸挿入用の開口部、32,33…グリップ部、34,35…位置決め孔、71,72…挿入ガイド溝、81…ディスク載置用の突部、91…クニーニング部材、101,102…トレイとケース本体部の内,外周面に設けられた係合用の凹,凸部、111…ディスク周面押圧部材、121…トレイ上面押圧部材、126…指掛け用の突起、131…枢支部、151…トレイ相互結合用の凹,凸部、161…ファイル用の貫通孔、200…ディスク。

Claims (12)

  1. ディスク状記録媒体を支持するトレイと、
    上記トレイを取出可能に収容しているケース本体部と、
    上記ケース本体部の開口部を開閉する蓋部とを備えてなるディスク収納ケースであって、
    上記トレイは、自動装填用のグリップ部と、トレイの底面に駆動軸挿入用の開口部と少なくとも一つが長孔状に形成された位置決め孔とを有しており、ディスク状記録媒体を支持した状態で記録再生装置に装填されることを特徴とするディスク収納ケース
  2. 請求項1において、
    トレイは、記録再生装置への挿入方向の両側部に、上記記録再生装置への挿入をガイドするガイド溝を有していることを特徴とするディスク収納ケース。
  3. 請求項1において、
    トレイは、ディスク支持部にディスクの非信号記録エリアを支持するディスク載置用の突部を有していることを特徴とするディスク収納ケース。
  4. 請求項1において、
    トレイとケース本体部には、トレイをケース本体部に収納したときに互いに嵌合してケース本体部からトレイが抜け出るのを防止する係合用の凹,凸部を設けたことを特徴とするディスク収納ケース。
  5. 請求項1において、
    ケース本体部は、トレイに支持されているディスクの周面を押圧してトレイの一側面に押付けるとともに、該トレイをケース本体部の側壁に押付けるディスク周面押圧部材を有していることを特徴とするディスク収納ケース。
  6. 請求項1において、
    蓋部は、閉蓋した状態で、トレイの上面を押圧して、該トレイをケース本体部の底面側に押付けるトレイ上面押圧部材を有していることを特徴とするディスク収納ケース。
  7. 請求項1において、
    トレイの幅は、ディスクの直径よりも幅狭に形成されていることを特徴とするディスク収納ケース。
  8. 請求項1において、
    トレイは、一端側の上面を押圧することにより、他端側がケース本体部から浮き上がる構成になっていることを特徴とするディスク収納ケース。
  9. 請求項1において、
    トレイは、ケース本体部の側壁の上端から外部に突出する指掛け用の突部を有していることを特徴とするディスク収納ケース。
  10. 請求項1において、
    トレイは、枢支部によって回動可能にケース本体部又は蓋部に取付けられていることを特徴とするディスク収納ケース。
  11. 請求項10において、
    トレイは一端側の上面を押圧することによって上記枢支部を中心にして回動し、他端側がケース本体部の底面から浮上するようになっていることを特徴とするディスク収納ケース。
  12. ディスク状記録媒体を支持するディスクトレイであって、
    上記トレイは自動装填用のグリップ部と、トレイの底面に駆動軸挿入用の開口部と少なくとも一つが長孔状に形成された位置決め孔とを有しており、ディスク状記録媒体を支持した状態で記録再生装置に装填されることを特徴とするディスクトレイ。
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