JP3570047B2 - コンバインの走行旋回装置 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインの走行旋回装置に関し、無端帯からなる走行装置に利用されるものである。
【従来の技術】
【0002】
従来から走行装置を無端帯によって構成するコンバインの走行ミッション装置は、旋回装置として、サイドクラッチ装置やサイドブレ−キ装置を使って一方側の無端帯を停止して他方側の無端帯のみを回転駆動しながら旋回する通常旋回装置と、旋回内側の無端帯を外側の無端帯より低速で駆動しながらゆっくり大きく旋回する緩旋回装置と、走行装置を構成する左右の無端帯を互いに逆回転させ、その場で急激に旋回する急旋回装置との構成があった。
【0003】
そして、オペレ−タ−は、上記各旋回装置を圃場条件(乾田、湿田等にともなう土壌表面の硬、軟の差、旋回場所の広さ)に応じて使いわけしていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無端帯からなる走行装置を持つコンバインは、圃場における刈取脱穀作業の途中に走行車体が圃場の端に達して方向変換のために旋回する場合、上述したとおり旋回場所に応じて適した旋回方法を選択しながら作業を行うものである。
【0005】
すなわち、サイドクラッチ装置やサイドブレ−キ装置を用いた通常旋回装置はごく一般に行われているものであるが、湿田にあっては片側の無端帯の停止に伴うスリップによって圃場表面を破壊する欠陥があり、その上に、比較的広い旋回場所を必要としている。
【0006】
急旋回装置は、左右一対の走行用無端帯を互いに逆方向に回転駆動してその場で走行車体を旋回するものであるから、狭い場所で旋回できる利点はあるが、反面、軟弱な圃場では無端帯が旋回に伴って圃場表面を破壊し作土を傷める欠陥があり、その上に加えて、この急旋回装置は、旋回作用に際して大きな旋回動力を必要とし、旋回作動にともなって油圧変速装置のリリ−フ圧が異常に高くなってリリ−フバルブの作動頻度が多くなったり原動機の回転低下することがある。
【0007】
つぎに、緩旋回装置は、旋回外側(一方)の走行用無端帯に対して、内側(他方)の走行用無端帯を同方向に低速で駆動して大きな回転半径を描きながら旋回するものであるから、軟らかい圃場表面でも破壊することが少なく、湿田作業に適する利点はあるが、広い旋回場所を必要とするため枕地を広く用意することが必要である。
【0008】
そして、コンバインは、刈取前処理装置と脱穀装置とを有し、圃場の穀稈を刈り取りながら連続的に脱穀装置に供給して刈取脱穀作業を行うが、通常、脱穀装置は、刈取作業を中断して走行車体2を旋回するときでも、回転駆動しながら脱穀、選別作用を続けている。このような脱穀、選別の作業中において、脱穀装置は、脱穀、選別作用を常時一定の精度に保つために、その回転速度を一定値に保持しておくことが必要である。
【0009】
ところが、原動機は、走行車体が圃場の端に達して旋回するとき、例えば、急旋回装置を使って旋回すると大きな旋回動力を必要とするために、回転が低下して脱穀装置の上述した作用に悪影響を与える課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上述の如き課題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものである。
【0011】
すなわち、左右一対の無端帯4,4’からなる走行装置5を伝動する走行ミッション装置6を設け、該走行ミッション装置6に通常旋回機構7緩旋回機構8急旋回機構9を装備して選択的に操作可能に構成するにミッションケ−ス20の上部位置に油圧変速装置21に連結した入力軸22を軸架し、該入力軸22から副変速装置23を介してセンタ−ギヤ31に伝動する構成とし、該センタ−ギヤ31の両側においてサイドクラッチギヤ32,32’をサイドクラッチ軸30に軸方向摺動自由に遊嵌状態で軸着して設け、該サイドクラッチギヤ32,32’をセンタ−ギヤ31に対して係合部33,33’によって係脱自由に構成し、前記サイドクラッチ軸30上にサイドブレ−キ装置34,34’を装備して前記センタ−ギヤ31側に弾圧されてセンタ−ギヤ31に係合しているサイドクラッチギヤ32,32’を外側の離脱方向に摺動させてセンタ−ギヤ31から離脱させ更に同方向へ移動させることによってサイドブレ−キをかけるように構成し、第2減速軸37に大径伝動歯車38,38’と小径伝動歯車39,39’とを遊嵌状態に軸着して設け、前記大径伝動歯車38,38’をサイドクラッチギヤ32,32’に常時噛合させると共に前記小径伝動歯車39,39’をホイルギヤ40,40’に常時噛合させ、緩急旋回軸44をミッションケ−ス20の中間位置に軸受し、該緩急旋回軸44の一方側を外部に延長して回転速度の変速操作と正逆回転の切り換え操作とができる油圧変速装置45に連結し、左右一対の旋回歯車46,46’を前記緩急旋回軸44に遊嵌状態に軸着して設け ると共に該旋回歯車46,46’を第1減速軸47の大径伝動歯車48,48’に噛合させ、緩急旋回用の油圧クラッチ49,49’を前記緩急旋回軸44に設けて該油圧クラッチ49,49’によって前記旋回歯車46,46’が緩急旋回軸44に係合する状態と遊嵌する状態とに切り換えできるように構成し、小径伝動歯車50,50’を前記大径伝動歯車48,48’と一体構成として前記第1減速軸47に遊嵌し、該小径伝動歯車50,50’を前記第2減速軸37の大径伝動歯車38,38’に噛合させて走行ミッション装置6を構成し、前記入力軸22に連結した油圧変速装置21のリリ−フバルブの作動を検出するセンサ−を設けて、急旋回機構9を用いて旋回しているときに入力軸22に連結した油圧変速装置21のリリ−フ圧が異常に高くなって前記センサ−によって検出されるリリ−フバルブの作動回数と予め記憶している作動回数との比較演算結果が過度のものとなったときに自動的に通常旋回機構に切り替えように成しことを特徴とするコンバインの走行旋回装置である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によると、普通の条件の圃場で作業をしているときには、通常旋回機構7を使って、旋回内側の無端帯を停止した状態にして旋回外側の無端帯を駆動して通常旋回することができる。また、緩旋回を選択すると、左右の無端帯の回転周速差によってゆっくり旋回するから、圃場面が軟弱であっても破壊することが少ない状態で旋回することができる。また、急旋回を利用すると、一方側の無端帯4が前進回転するのに対して、他方側の無端帯4’が後進回転するためにその場所で急旋回することができる。
【0013】
しかも、急旋回機構9を用いて旋回していると、消費動力が大きいために、入力軸22に連結した油圧変速装置21のリリ−フ圧が異常に高くなってリリ−フバルブの作動頻度が多くなるのであるが、本発明によると、このように大きな旋回動力を必要とする場合であっても、油圧変速装置21及びこれに関連する部材の安全が保たれるのは勿論のこと、原動機の回転数も正常に保持されているから、脱穀装置は、選別精度を低下させず連続作業を行うことができる。
【発明の実施の形態】
【0014】
まず、その構成について述べる。
【0015】
刈取前処理装置1は、前部から、分草杆12と、穀稈引起し装置13と、低位置にある刈取装置14と、穀稈搬送装置15とを一体的に枠組み構成して走行車体2の前部に回動自由に取付け、油圧シリンダ16によって昇降自由に構成している。なお、穀稈搬送装置15は、穂先搬送装置と株元搬送装置とから構成されている。
【0016】
そして、脱穀装置3は、フィ−ドチエン17を前方の刈取前処理装置1側に臨ませ、供給された刈取穀稈を扱胴18によって脱穀し、下側の選別装置19によって選別処理する構成とし、走行車体2上に搭載している。
【0017】
以上のように、コンバインは、刈取前処理装置1と脱穀装置3とから構成されている。
【0018】
つぎに、走行ミッション装置6は、ミッションケ−ス20の上部位置に油圧変速装置21に連結した入力軸22を軸架し、副変速装置23を構成する大歯車24と小歯車25とを軸方向に移動自由に軸着している。そして、この大歯車24と小歯車25は、中間軸26に軸着している小径歯車27と大径歯車28とに選択的に噛合して副変速を行う構成としている。
【0019】
つぎに、中間歯車29は、前記中間軸26に軸着されており、サイドクラッチ軸30に遊嵌状態で軸着しているセンタ−ギヤ31に常時噛合させ伝動を継続できる構成としている。そして、サイドクラッチギヤ32、32’は、前記センタ−ギヤ31の両側において、サイドクラッチ軸30に軸方向摺動自由に遊嵌状態で軸着し、前記センタ−ギヤ31とは係合部33、33’によって係脱自由に構成している。
【0020】
そして、サイドブレ−キ装置34、34’は、サイドクラッチ軸30上に装備し、常時センタ−ギヤ31側に弾圧されて係合部33、33’を介してそのセンタ−ギヤ31に係合しているサイドクラッチギヤ32、32’を、油圧作動によって外側の離脱方向に摺動させ、更に、同方向(外側方向)に移動するとブレ−キをかけるように構成している。すなわち、このサイドブレ−キ装置34、34’は、固定のサイドクラッチ軸30に固着してあるプレ−ト35に対して油圧作動によってブレ−キプレ−ト36を圧接してサイドクラッチギヤ32、32’に制動力をかける構成としている。
【0021】
このように、サイドブレ−キ装置34、34’は、第1段階の作動としてサイドクラッチを切る操作を行い、更に、第2段階の作動として徐々に制動力を上げてサイドブレ−キをかける作用ができる従来公知の構成としている。
【0022】
なお、操作装置であるパワステレバ−については、コントロ−ラ装置と関連させて後述する。
【0023】
つぎに、第2減速軸37は、大径伝動歯車38、38’と小径伝動歯車39、39’とを遊嵌状態に軸着して設け、大径伝動歯車38、38’はそれぞれ前記サイドクラッチギヤ32、32’に常時噛合させ、小径伝動歯車39、39’はホイルギヤ40、40’に常時噛合する構成としている。
【0024】
そして、ホイルギヤ40、40’は、ミッションケ−ス20から外部に延長して外端部に駆動スプロケット41、41’を軸着している左右一対のホイルシャフト42、42’に軸着して構成している。
【0025】
無端帯4、4’は、左右一対をゴム材によって無端状に成型加工して前記駆動スプロケット41、41’に係合し、更に、転輪43に巻回して圃場を推進走行できる走行装置5を構成している。
【0026】
以上述べたように、通常旋回機構7は、上述のサイドクラッチギヤ32、32’の断続操作及びサイドブレ−キ装置34、34’の入切操作によっていずれか一方側の無端帯4、4’への回転動力を断続して走行車体2を旋回する構成としている。
【0027】
つぎに、緩旋回機構8及び急旋回機構9について説明する。
【0028】
緩急旋回軸44は、ミッションケ−ス20の中間位置に軸受して一方側を外部に延長し、回転速度の変速操作と、併せて、正逆回転の切り換え操作とができる油圧変速装置45に連結して構成している。そして、左右一対の旋回歯車46、46’は、緩急旋回軸44に遊嵌状態に軸着して設け、第1減速軸47の大径伝動歯車48、48’に噛合させて構成している。そして、緩急旋回用の油圧クラッチ49、49’は、前記緩急旋回軸44に設け、前記旋回歯車46、46’をこの緩急旋回軸44に係合状態と遊嵌状態とに選択的に切り換えができる構成としている。
【0029】
そして、小径伝動歯車50、50’は、前記大径伝動歯車48、48’と一体構成として第1減速軸47に遊嵌し、前述した第2減速軸37の大径伝動歯車38、38’に伝動可能に噛合して構成している。
【0030】
以上の構成において、緩旋回機構8と急旋回機構9は、サイドブレ−キ装置34’を第1段階の作動をさせて、一方のサイドクラッチギヤ32’をセンタ−ギヤ31から離脱して係合部33’を離して伝動を中断し、緩急旋回用の油圧クラッチ49’を作動させて緩急旋回軸44、旋回歯車46’、大径伝動歯車48’、小径伝動歯車50’、第2減速軸37の大径伝動歯車38’、小径伝動歯車39’、ホイルギヤ40’、ホイルシャフト42、駆動スプロケット41’の順序で伝動することによって行う構成としている。
【0031】
すなわち、左右一対の無端帯4、4’は、一方側の無端帯4がサイドクラッチギヤ32から順次伝動される回転動力によって駆動され、他方側の無端帯4’が緩急旋回軸44から上記の伝動経路によって伝動されて駆動されるとき緩旋回、又は、急旋回ができる構成となっている。そして、油圧変速装置45は、緩急旋回軸44の回転方向を正逆転切り換えることによって急旋回と緩旋回とを選択できる構成にしている。すなわち、緩旋回機構8は、緩急旋回軸44を油圧変速装置45により、センタ−ギヤ31の回転方向に対して逆方向に、しかも、低速で回転させたとき機能する構成である。
【0032】
そして、急旋回機構9は、緩急旋回軸44を油圧変速装置45の正逆転、変速の操作によって、センタ−ギヤ31の回転方向と同方向に回転駆動したとき、左右の無端帯4、4’が互いに逆回転してその場所で急旋回ができる構成である。
【0033】
つぎに、緩急旋回用の油圧クラッチ49、49’の操作機構は、左右の油圧シリンダ−51、51’によって行われる構成にしている。そして、油圧シリンダ−51、51’は、オイルポンプ52から切換バルブ53を介して連通されており切り換え操作にともなっていずれか一方に送油される構成としている。絞り部54、54’は、油圧シリンダ−51、51’側への送油時にオイルをゆっくり送油できるように設けており、緩急旋回用の油圧クラッチ49、49’の急激な係合を未然に防止する機構に構成している。
【0034】
なお、55、55’は逆流防止弁を示し、還流経路に設けている。56はリリ−フ弁である。
【0035】
そして、サイドブレ−キ装置34、34’は、従来公知の油圧式の操作機構を採用しており、モノレバ−(後述するパワステレバ−)にして最初の第1段階の操作でサイドクラッチギヤ32、32’がセンタ−ギヤ31から離脱し、なおも操作を継続すると第2段階に至り、その操作量に応じて順次制動圧を強くできる構成としている。
【0036】
原動機10は、走行車体2の前部低位置に搭載され、伝動装置57を介して脱穀装置3を伝動できる構成とするとともに、2つの伝動装置58、58’によって油圧変速装置21、45を介して走行ミッション装置6に回転動力を伝動する構成としている。
【0037】
つぎに、コントロ−ラ−装置60の説明をするが、特に、走行ミッション装置6及びこれに関連する操作装置について述べる。
【0038】
コントロ−ラ−装置60は、その入力側に油圧変速装置21を操作する前後進切換えレバ−61のポジションセンサ−62と、油圧変速装置45のポジションセンサ−62’と、サイドブレ−キ装置34、34’を入り切り操作するパワステレバ−63の左右の切換スイッチ64、64’と、緩急切換えレバ−65の切換えスイッチ66、66’と、原動機10の回転センサ−11とを結線してそれぞれ検出信号を入力できる構成としている。そして、コントロ−ラ装置60は、その出力側に、サイドクラッチ切換えソレノイド67、67’と、緩急切換ソレノイド68、68’と、油圧変速装置21の制御モ−タ−69、油圧変速装置45の制御モ−タ−70がそれぞれ連結され出力信号に基づいて、励磁されたり駆動される構成としている。
【0039】
そして、このコントロ−ラ−装置60は、原動機10に装備した回転センサ−11の検出結果に基づいて次のような制御を行う構成としている。すなわち、コントロ−ラ−装置60は、旋回にともなって消費動力が大きくなり、原動機10の回転を低下させる状態に達すると、回転センサ−11の検出信号に基づいてより消費動力の小さい旋回手段に自動的に切り換えることができる構成としている。 この実施例にあっては、コントロ−ラ−装置60は、回転センサ−11が検出して入力した回転数と、予め記憶している回転数とを比較演算して原動機10の回転数が低下すると、急旋回機構8によって急旋回をしている途中において、通常旋回機構7の作動に切り換える出力信号を発する構成としている。
【0040】
別実施例1
この別実施例1は、急旋回と緩旋回の操作装置に関するものである。すなわち、通常旋回機構7は、従来からパワステレバ−63の手動操作の操作量に応じてサイドブレ−キを加減して旋回半径を調節できる構成になっているが、急旋回と緩旋回の操作装置にもそのような操作のできる構成を採用せんとするものである。
【0041】
すなわち、例えば、図4に示すパワステレバ−63にその操作量を検出できるポジションセンサ−を設け、コントロ−ラ装置60に入力する構成にする。そして、コントロ−ラ装置60は、上記入力信号に基づいて出力側の制御モ−タ−70に出力信号を出して緩急旋回軸44に連結している油圧変速装置45を自動的に変速できる構成としている。
【0042】
このように構成すれば、左右の無端帯4、4’は、急旋回機構9を使用するとき及び緩旋回機構8を使用して旋回作動するにあたり、パワステレバ−63の操作角度(操作量)に応じて変速幅が選択できて、両無端帯4、4’の相対速度を変速して旋回半径の調節が自由にできる構成となる。
【0043】
したがって、この別実施例によれば、オペレ−タ−は、レバ−の感覚で旋回半径を選択できるから、著しく操作性を向上することができる。
【0044】
別実施例2
また、別実施例2の構成は、油圧変速装置21の安全を守り、耐久性を高めるために旋回機構の自動切替装置を提案する。すなわち、油圧変速装置21は、急旋回機構9を用いて旋回していると、消費動力が大きいために、リリ−フ圧が異常に高くなってリリ−フバルブの作動頻度が多くなる。そのとき、コントロ−ラ装置60は、上記したリリ−フバルブの作動をセンサ−によって検出して入力する構成としている。更に、コントロ−ラ装置60は、入力された信号を、予め記憶しているバルブ作動回数(時間)と比較演算して過度の場合にはより消費動力の少ない旋回手段である通常旋回機構7に切り替わる構成にしている。
【0045】
以上のように構成すると、大きな旋回動力を必要とする場合であっても、油圧変速装置21及びこれに関連する部材の安全が保たれるは勿論のこと、原動機10の回転数も正常に保持されているから、脱穀装置は、選別精度を低下させず連続作業を行うことができる特徴を有する。
【0046】
別実施例3
そして、急旋回機構9は、安全な旋回を行うために、走行車体2が低速走行する作業速度、すなわち、副変速装置23を低速に入れて走行するときにのみ操作可能に(路上走行速度では操作不可能)する急旋回牽制装置80を設けている。
【0047】
急旋回牽制装置80は、副変速の操作に連動して回動する牽制板81の円弧状表面の一部に牽制凹部82を形成し、上側のスイッチボックス83から垂下したスイッチ片84が前記表面円弧状に沿って移動し、牽制凹部82に嵌入したときスピンスイッチ85がONとなる構成としている。
【0048】
すなわち、急旋回牽制装置80は、副変速装置23を低速(作業速)に操作したときこれに連動して回転してきた牽制板81の牽制凹部82にスイッチ片84が入り込んだ状態となるから、スイッチボックス83に内装しているスピンスイッチ85がONとなり、急旋回機構9の作動を可能としている。
【0049】
そして、上述のスイッチ片84は、それ以外の場合(副変速が中立位置、高速位置にあるとき)には牽制板81の表面円弧状部の上にあるから、スイッチボックス83のスピンスイッチ85をOFFとして急旋回を牽制し続けている。
【0050】
そして、前記牽制板81は、副変速装置23を中立位置、高速位置に操作したときには、円弧状表面の一部に形成している牽制凹部82が水平横向き状態から下向き状態となっており、窪み内に塵埃等が入り込んで凹部に蓄積する等の障害はおこらない。
【0051】
更に、スピンスイッチ85は、これをパイロットランプによって操縦席に急旋回可能表示ができる構成にしておけば、オペレ−タ−は、それに従って安全に旋回操作をすることができる。なお、このパイロットランプは、急旋回表示および緩旋回表示ともに全ての条件が満たされたときOK表示をする構成としている。
【0052】
つぎにその作用について説明する。
【0053】
まず、原動機10が始動されると、回転動力は、それぞれの伝動装置57、58、58’を介して回転各部に伝動される。そして、走行ミッション装置6は、油圧変速装置21を前後進切換えレバ−61を前進側にして作業速の位置に操作し、更に、副変速装置23を低速側に操作する。
【0054】
すると、回転動力は、油圧変速装置21、入力軸22、小歯車25、大径歯車28、中間軸26、中間歯車29を順次経由して伝動され、噛合しているセンタ−ギヤ31に達する。そして、センタ−ギヤ31は、係合部33、33’を介して係合している左右両側のサイドクラッチギヤ32、32’を回転駆動し、更に、このサイドクラッチギヤ32、32’に噛合している大径伝動歯車38、38’を回転伝動し、続いて、小径伝動歯車39、39’、ホイルギヤ40、40’、ホイルシャフト42、42’の順序で伝動されて駆動スプロケット41、41’が伝動され左右両側の無端帯4、4’を駆動する。
【0055】
このようにして、コンバインは、走行装置5が駆動さて前進を開始し、刈取前処理装置1と脱穀装置3の回転各部が伝動されて刈取脱穀作業を行う。
【0056】
圃場の穀稈は、走行車体2の前進にともなって前端下部の分草杆12によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置13の作用により倒伏状態から直立状態に引き起こされる。そして、圃場の穀稈は、株元が刈取装置14によって刈り取られ、穀稈搬送装置15によって挾持されて上方に搬送される。
【0057】
このようにして、穀稈搬送装置15の終端部分に達した穀稈は、フィ−ドチエン17に受け継がれて株元が挟扼された状態で搬送されながら、穂先部分が扱室内の扱胴18によって脱穀される。そして、脱穀処理物は、下方の選別室19に達して選別風と揺動選別装置の作用を受けて選別処理されるものである。
【0058】
以上のように、コンバインは、連続的に刈取脱穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を収穫して図外のグレンタンクに収集貯留する。
【0059】
さて、次に、コンバインが圃場の端に達して走行車体2を旋回する操作について説明する。
【0060】
まず、普通の条件の圃場で作業をしているときには、通常旋回機構7を使って通常旋回をする。仮に、左旋回する場合について述べると、旋回内側の無端帯4’を停止し、旋回外側の無端帯4を駆動して旋回する。すなわち、まず、パワステレバ−63を左旋回側に操作すると、左右切換えスイッチ64’がONとなってコントロ−ラ装置60に信号を送る。
【0061】
つぎに、サイドクラッチ切換えソレノイド67’は、コントロ−ラ装置60からの出力信号に基づいて図外のバルブの切り換え作動をしてサイドブレ−キ装置34’を自動操作する。すると、駆動されているセンタ−ギヤ31の回転動力は、一方側のサイドクラッチギヤ32’をセンタ−ギヤ31から離脱して伝動を中断し、他方側の係合しているサイドクラッチギヤ32からは大径伝動歯車38、小径伝動歯車39、ホイルギヤ40、ホイルシャフト42の順に伝動されて駆動スプロケット41を駆動し無端帯4を回転する。このとき、サイドブレ−キ装置34’は、パワステレバ−63の操作加減に応じて制動をかけることができる。
【0062】
その結果、走行車体2は、旋回内側の無端帯4’を停止した状態にして旋回外側の無端帯4を駆動するから左旋回することができる。この場合、走行車体2は、現実には前進、バックを繰り返しながら約90度あるいは往復刈取を行うときは180度の旋回を行う。
【0063】
次に、圃場表面が軟らかく、通常旋回や急旋回をすると作土が破壊されるおそれがあるときには緩旋回を選択する。以下、緩旋回について述べる。仮に、左旋回をすることとする。
【0064】
まず、切換えレバ−65を緩旋回に操作し、同時に、パワステレバ−63を操作すると、コントロ−ラ装置60からの出力信号に基づくバルブの切り換えによりサイドブレ−キ装置34’が作動し、他方、コントロ−ラ装置60からの出力信号に基づいて緩急切換ソレノイド68’が励磁されて切換えバルブ53を切り換え作動して、緩急旋回用の油圧クラッチ49’を作動させる側の油圧シリンダ−51’にオイルを送ることとなる。そのとき、緩急旋回軸44は、油圧変速装置45の切り換え、変速作動にともなってセンタ−ギヤ31の回転方向に対して逆方向に、しかも、低速で回転する。
【0065】
このような操作の行われた走行ミッション装置6において、センタ−ギヤ31は、係合している一方側のサイドクラッチギヤ32(旋回外側となる)を伝動し大径伝動歯車38、小径伝動歯車39、ホイルギヤ40、ホイルシャフト42、駆動スプロケット41の順に伝動して旋回外側の無端帯4を伝動する。それと同時に、緩急旋回軸44は、緩急旋回用の油圧クラッチ49’の作動によって旋回歯車46’(旋回内側となる)が着軸状態となって一体回転する。したがって、第1減速軸47に遊嵌している大径伝動歯車48’は、上記した旋回歯車46’から伝動され、小径伝動歯車50’、第2減速軸37の大径伝動歯車38’、小径伝動歯車39’、ホイルギヤ40’、ホイルシャフト42’、駆動スプロケット41’の順に伝動して旋回内側の無端帯4’を伝動する。
【0066】
このようにして、走行車体2は、左側の無端帯4’が、油圧変速装置45によって減速され、更に、伝動の途中においても減速経路をへて伝動されているから右側の無端帯4に比較して大幅に減速走行し円弧を描く状態で左側に旋回する。
【0067】
したがって、無端帯4、4’は、左右の回転周速差によって左側にゆっくり旋回するから湿田において圃場表面が軟弱であっても破壊することが少ない状態で走行車体2を旋回する。
【0068】
次に、走行車体2は、乾田などの地表面が硬いところで、高い能率で作業を行いたい場合等には、急旋回を利用して方向変換をする。
【0069】
以下、その急旋回について述べるが、急旋回は、一方側の無端帯4を前進回転して他方側の無端帯4’を後進回転することによって、その場所で走行車体2を旋回する。そこで、走行車体2を左旋回する場合について説明する。
【0070】
まず、切換えレバ−65を急旋回に操作し、同時に、パワステレバ−63を操作すると、コントロ−ラ装置60からの出力信号に基づくバルブの切り換えによりサイドブレ−キ装置34’が作動し、他方、励磁されて緩急切換ソレノイド68’が切換えバルブ53を強制作動させて、緩急旋回用の油圧クラッチ49’を作動させる側の油圧シリンダ−51’にオイルを送ることとなる。そのとき、緩急旋回軸44は、油圧変速装置45の切り換え、変速作動にともなってセンタ−ギヤ31の回転方向と同方向に、しかも、通常速で回転する。
【0071】
このような操作の行われた走行ミッション装置6において、センタ−ギヤ31は、係合している一方側のサイドクラッチギヤ32を伝動し大径伝動歯車38、小径伝動歯車39、ホイルギヤ40、ホイルシャフト42、駆動スプロケット41の順に伝動して一方側の無端帯4を伝動する。それと同時に、緩急旋回軸44は、緩急旋回用の油圧クラッチ49’の作動によって旋回歯車46’が着軸状態となって一体回転する。したがって、第1減速軸47に遊嵌している大径伝動歯車48’は、上記した旋回歯車46’から伝動され、小径伝動歯車50’、第2減速軸37の大径伝動歯車38’、小径伝動歯車39’、ホイルギヤ40’、ホイルシャフト42’、駆動スプロケット41’の順に伝動して他方側の無端帯4’を伝動する。
【0072】
以上のように、走行車体2は、一方側の無端帯4が前進回転するのに対して、他方側の無端帯4’が後進回転するためにその場所で急旋回することができる。
【0073】
このような旋回作動の途中において、原動機10は、旋回に伴う消費動力が大きくなるから、その回転数が低下し、脱穀装置3の選別作用に悪影響を与える状態に達することがある。そのとき、回転センサ−11は、旋回負荷のために原動機10の回転数が変化する状態を検出してコントロ−ラ装置60に信号を送っている。
【0074】
そして、コントロ−ラ装置60は、予め記憶している回転数と回転センサ−11から送信されてきた回転数とを比較演算し、原動機10の回転数が設定している数値より低下すると出力信号を発して急旋回作動を停止し、通常旋回に切り換えることができる。
【0075】
この場合、コントロ−ラ装置60は、その制御作動によって出力信号を発し、緩急切換えソレノイド68’を励磁させて、切換えバルブ53をニュ−トラルに復帰させ、油圧シリンダ−51’、緩急旋回用の油圧クラッチ49’を元の停止状態に復帰作動させる。このようにして、走行車体2は、左右一対の無端帯4、4’のうち後進回転していた一方側の無端帯4’が停止するから、すぐに、通常旋回に切り換わることとなり、旋回消費馬力を少なくしながらそのまま左旋回を継続する。
【0076】
したがって、脱穀装置3は、大きな旋回動力を必要と急旋回から比較的小さい旋回動力で旋回できる通常旋回に自動的に切り換わり、原動機を所定回転数に保持できるから、安定した精度の高い選別作用を連続して行うことができるものである。なお、コントロ−ラ装置に予め記憶させる限界回転数は、ある程度の上下幅を持たせて設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、線図で示す伝動装置の展開図である。
【図2】本発明の一実施例であって、一部を破断したコンバイン前部の側面図である。
【図3】本発明の一実施例であって、油圧回路図である。
【図4】本発明の一実施例であって、ブロック図である。
【図5】本発明の別実施例であって、牽制板の作用を示す側面図である。
【符号の説明】
4 無端帯
4’無端帯
5 走行装置
6 走行ミッション装置
7 通常旋回機構
8 緩旋回機構
9 急旋回機構
20 ミッションケ−ス
21 油圧変速装置
22 入力軸
23 副変速装置
30 サイドクラッチ軸
31 センタ−ギヤ
32 サイドクラッチギヤ
32’サイドクラッチギヤ
33 係合部
33’係合部
34 サイドブレ−キ装置
34’サイドブレ−キ装置
37 第2減速軸
38 大径伝動歯車
38’大径伝動歯車
39 小径伝動歯車
39’小径伝動歯車
40 ホイルギヤ
40’ホイルギヤ
44 緩急旋回軸
45 油圧変速装置
46 旋回歯車
46’旋回歯車
47 第1減速軸
48 大径伝動歯車
48’大径伝動歯車
49 緩急旋回用の油圧クラッチ
49’緩急旋回用の油圧クラッチ
50 小径伝動歯車
50’小径伝動歯車

Claims (1)

  1. 左右一対の無端帯4,4’からなる走行装置5を伝動する走行ミッション装置6を設け、該走行ミッション装置6に通常旋回機構7緩旋回機構8急旋回機構9を装備して選択的に操作可能に構成するにミッションケ−ス20の上部位置に油圧変速装置21に連結した入力軸22を軸架し、該入力軸22から副変速装置23を介してセンタ−ギヤ31に伝動する構成とし、該センタ−ギヤ31の両側においてサイドクラッチギヤ32,32’をサイドクラッチ軸30に軸方向摺動自由に遊嵌状態で軸着して設け、該サイドクラッチギヤ32,32’をセンタ−ギヤ31に対して係合部33,33’によって係脱自由に構成し、前記サイドクラッチ軸30上にサイドブレ−キ装置34,34’を装備して前記センタ−ギヤ31側に弾圧されてセンタ−ギヤ31に係合しているサイドクラッチギヤ32,32’を外側の離脱方向に摺動させてセンタ−ギヤ31から離脱させ更に同方向へ移動させることによってサイドブレ−キをかけるように構成し、第2減速軸37に大径伝動歯車38,38’と小径伝動歯車39,39’とを遊嵌状態に軸着して設け、前記大径伝動歯車38,38’をサイドクラッチギヤ32,32’に常時噛合させると共に前記小径伝動歯車39,39’をホイルギヤ40,40’に常時噛合させ、緩急旋回軸44をミッションケ−ス20の中間位置に軸受し、該緩急旋回軸44の一方側を外部に延長して回転速度の変速操作と正逆回転の切り換え操作とができる油圧変速装置45に連結し、左右一対の旋回歯車46,46’を前記緩急旋回軸44に遊嵌状態に軸着して設けると共に該旋回歯車46,46’を第1減速軸47の大径伝動歯車48,48’に噛合させ、緩急旋回用の油圧クラッチ49,49’を前記緩急旋回軸44に設けて該油圧クラッチ49,49’によって前記旋回歯車46,46’が緩急旋回軸44に係合する状態と遊嵌する状態とに切り換えできるように構成し、小径伝動歯車50,50’を前記大径伝動歯車48,48’と一体構成として前記第1減速軸47に遊嵌し、該小径伝動歯車50,50’を前記第2減速軸37の大径伝動歯車38,38’に噛合させて走行ミッション装置6を構成し、前記入力軸22に連結した油圧変速装置21のリリ−フバルブの作動を検出するセンサ−を設けて、急旋回機構9を用いて旋回しているときに入力軸22に連結した油圧変速装置21のリリ−フ圧が異常に高くなって前記センサ−によって検出されるリリ−フバルブの作動回数と予め記憶している作動回数との比較演算結果が過度のものとなったときに自動的に通常旋回機構に切り替えように成しことを特徴とするコンバインの走行旋回装置。
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