JP3570022B2 - スクロール流体機械 - Google Patents

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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/023Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スクロール収納室に隣接配置された排気室に収納した潤滑油でスクロールを潤滑するスクロール流体機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は特開平2−81983号公報にて開示された従来のこの種のスクロール流体機械の一種であるスクロール形真空ポンプの縦断面図である。
【0003】
図において、1は筒状のケーシングで、上端近傍にその内側を上下に仕切る仕切り壁部1aを、該仕切り壁部1aの中心部に、その内周部で後述する軸受やオイルシール等を支持する貫通孔1bを有す軸受ボス部1cを、また軸受ボス部1c下端近傍内周部と該軸受ボス部1cの上端とに連通する貫通孔1dを、また仕切り壁部1aの周縁近傍に後述する真空装置と連通する貫通孔1eを、またその下端に後述する駆動スクロールと従動スクロールとを出し入れする開口1fとを有しスクロール収納室Aを構成してなるものである。
【0004】
2はスクロール収納室A内に収納された駆動スクロール、3は駆動スクロール2と一体結合されその一部が貫通孔1bに嵌入する回転軸で、一端の夫々が後述する圧縮室内に開口し、他端が該回転軸3の外周の所定位置に開口する貫通孔3a、3bを有してなるものである。4はスクロール収納室A内に収納され、駆動スクロール2に従動する従動スクロール、5は従動スクロール4と一体結合された回転軸である。 なお、Bは駆動スクロール2と従動スクロール4とが回転時に、その中心部に形成される圧縮室である。
【0005】
6はケーシング1の下端に開口1f部に装着されたブラケット、7と8はブラケット6に支持された軸受で、従動スクロール4の回転軸5を回転自在に支承するものである。
【0006】
9は貫通孔1bに嵌着し回転軸3を回転自在に支承する玉軸受からなる軸受、10と11は軸受9の軸方向両側に配設されたオイルシールで、該オイルシール10と軸受9との間には貫通孔1dと貫通孔3aとに連通する隙間12が配設されてなるものである。
【0007】
13は軸受ボス部1cの上端部に装着された逆止弁付ベーンポンプで、後述する潤滑油が吸い込み口13aから吸い込まれ吐出口13bから該吐出口13bに連通する貫通孔1dへ吐出されるように構成されてなるものである。
【0008】
14は筒状のケーシング1の上端部に配設され、該ケーシング1と協働し排気室Cを構成する下端に開口部14aを有す有底筒状のケーシングで、上端中央部に、その内周部で後述する軸受やオイルシール等を支持する貫通孔14bを有す軸受ボス部14cを、また、上部側壁部に排気口14dを、また外周の一部に排気室Cと分離された吸気路14eを有し、該吸気路14eの下端部は貫通孔1eと連通し、上端は真空装置15に配管(図示せず)にて接続されてなるものである。
【0009】
16は貫通孔14bに嵌着し回転軸3を回転自在に支承するグリース封入形玉軸受からなる軸受、17は軸受16の下側に位置するように貫通孔14bに嵌着したオイルシールである。
【0010】
18はケーシング14の上部に装着されたモータで、カプラー19を介し回転軸3と結合されてなるものである。
【0011】
20は排気室Cの下半分に注入された潤滑油で、その上面が貫通孔3bの上端より下側に位置するよう構成されてなるものである。
【0012】
従来のスクロール形真空ポンプは以上のように構成されているので、モータ18を運転すると駆動スクロール2と従動スクロール4とが回転し圧縮室Bの圧縮空気が貫通孔3b及び排気口14dを通して排気され、このようにして、スクロール収納室A内、更には、真空装置15内が排気され該真空装置15内の真空度が高まる。
【0013】
また、モータ18を運転することでベーンポンプ13が駆動され、潤滑油20が貫通孔1dと隙間12と該隙間12に間欠的に連通する貫通孔3aとを通して駆動スクロール2と従動スクロール4との接合部に給油され、該接合部を潤滑する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のスクロール形真空ポンプでは、排気室Cの外側にカプラー19を介しモータ18を結合しているので大型となり、また、真空装置15からの排気中に腐蝕性ガスが潤滑油20中に混入し該潤滑油20が劣化し、特に寸法精度が要求される軸受7乃至9が腐蝕し、それによって軸受7乃至9のラジアルギャップが大きくなり、スクロールの圧縮性能が低下する等の問題点があった。
【0015】
この発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたものであり、コンパクトなスクロール流体機械を提供すること、また、排気中の腐蝕性ガスによる軸受の腐蝕を防止し、スクロールの圧縮性能の低下、即ち排気性能の低下が無いスクロール流体機械を提供すること、また、排気室の潤滑油の供給、即ち給油構造が簡単なスクロール流体機械を提供すること、また潤滑油の供給路中の潤滑油の乱流を低減し給油ポンプのポンプ効率を高めること、更には、給油ポンプのメンテナンス性が優れたスクロール流体機械を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるスクロール流体機械においては、駆動スクロールと従動スクロールとを収納するスクロール収納室と、前記駆動スクロールと従動スクロールとの接合部に供給され該接合部を潤滑する潤滑油を収納する排気室との間の仕切り壁部を貫通する前記従動スクロールの回転軸が、軸受を介して回転自在に支承されるスクロール流体機械において、前記仕切り壁部の反従動スクロール側に筒状の軸受けハウジングを設けるとともに、この仕切り壁部及び軸受けハウジングで構成される空間部に、潤滑油にて潤滑され前記従動スクロールの回転軸を支承する一対の軸受を、所定間隔を介して設け,且つ前記仕切り壁部側に設けた軸受の従動スクロール側にオイルシールを配設するとともに、前記軸受けハウジング側に設けた軸受の反従動スクロール側にオイルシールを配設することにより、前記一対の軸受を潤滑する潤滑油を、前記駆動スクロールと従動スクロールとの接合部を潤滑する潤滑油と隔離したものである。
【0017】
また、排気室とスクロール収納室との圧力差で、前記排気室の潤滑油を前記スクロール収納室へ自吸し、駆動スクロールと従動スクロールとの接合部を潤滑するように構成したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す縦断面図で、21は筒状のケーシングで、右端近傍にその内側を左右上下に仕切る仕切り壁部21aを、該仕切り壁部21aの中心部に、その内周部で、後述する軸受やオイルシール等を支持する貫通孔21bを有す軸受ボス部21cを、また軸受ボス部21c左端近傍内周部と該軸受ボス部21cの右端とに連通する貫通孔21dを、また、上部に真空装置15と連通する貫通孔21eを、また、その左端に駆動スクロール2と従動スクロール4とを出し入れする開口21fとを有しスクロール収納室Aを構成してなるものである。
【0023】
22は軸受ボス部21cの右端に、同心に且つ着脱自在に装着され、その内周部右端で後述する軸受が嵌着する軸方向貫通項孔22aを有する筒状の軸受けハウジングで、その左端に貫通孔21bの内周に嵌合するインロー部22bと軸受ボス部21cの右端に当接するフランジ部22cを、その軸方向中央部にその内外周を連通する貫通孔22dを、また、軸方向中央外周部からフランジ部22cに貫通し貫通孔21dに連通する貫通孔22eを、また、軸方向中央外周部から軸受けハウジング22の右端面に貫通する貫通孔22fを有してなるものである。
【0024】
23は従動スクロール4と一体に結合された回転軸で、一端の夫々が圧縮室B内に開口し、他端が該回転軸23を貫通する貫通孔23aと、外周の所定位置に開口する貫通孔23bを有してなるものである。
【0025】
24は貫通孔21bに嵌着し回転軸23を回転自在に支承する玉軸受からなる軸受、25と26とは軸受24と従動スクロール4との間で貫通孔21bに嵌着したオイルシール、27はオイルシール25と26の間に配設された隙間で、貫通孔21dと貫通孔23bとに連通するものである。
【0026】
28は軸受けハウジング22の貫通孔22a右端部に嵌着し軸受24と協働し回転軸23を回転自在に支承する玉軸受からなる軸受、29は軸受24と28との間に配設された隙間で、貫通孔22dと連通するものである。
【0027】
30は貫通孔22dから隙間29に注入され、軸受24と28を潤滑する潤滑油、31は貫通孔22dに装着されたプラグである。
【0028】
32は回転軸23に螺着したリングナットで、軸受28の軸方向位置を固定するためのものである。
【0029】
33は軸受けハウジング22の右端面に装着されたベーンポンプのケーシングで、その内側から左端面に貫通し貫通孔22fに連通する貫通孔33aを有してなるものである。34はケーシング33内に配設され回転軸23に結合し回転駆動されるのベーンポンプのロータ、35はロータ34の外周部に配設されたベーン、36はケーシング33右端面に着脱自在に装着された蓋、37はリングナット32とロータ34との間に配設され、ケーシング33の内周に嵌着したオイルシールである。
【0030】
38は貫通孔22fと貫通孔22eとを連通、遮断する弁で、後述する潤滑油が貫通孔22fに圧送されると自動的に前記連通状態とし、前記圧送が中止されると自動的に前記遮断状態となる逆止弁機能を有するものである。
【0031】
39は軸受けハウジング22やベーンポンプのケーシング33を囲撓するようにケーシング21に着脱自在に結合し該ケーシング21と協働し排気室Cを構成するケーシングである。
【0032】
40は排気室Cに注入された潤滑油で、駆動スクロール2と従動スクロール4との接合部を潤滑するためのものである。
【0033】
41は負荷側ブラケット41aがケーシング21の開口21fの開口端縁に着脱自在に装着され駆動スクロール2を回転駆動するモータで、モータ軸41bの軸端に駆動スクロール2が結合されてなるものである。
【0034】
このように構成されたスクロール真空ポンプにおいては、モータ41を運転するとモータ軸41bの軸端に結合された駆動スクロール2が回転し、これに従動スクロール4が従動しその回転中心部に圧縮室Bが形成され、スクロール収納室Aの気体を圧縮し回転軸23の貫通孔23aを通して排気室Cへ排気する。
【0035】
また、従動スクロール4が従動すると、該従動スクロール4と一体に結合されたベーンポンプのロータ34が回転駆動され、貫通孔33a、貫通孔22f、貫通孔22e、貫通孔21d、隙間27と、23bを経由して駆動スクロール2と従動スクロール4との接合部へ圧送給油され、その接合部を潤滑し、圧縮室Bの排気と共に、排気室C中へ回収され、その圧送給油と回収とが繰り返し行われ、スクロール収納室Aに接続された真空装置15の真空容器内部が排気され真空度が高まる。
【0036】
また、スクロール収納室Aの一部を、モータ41の枠体を構成する負荷側ブラケット41aとして構成したので、従来に比しコンパクトとなる。
【0037】
また、駆動スクロール2の回転軸をモータ軸41bとしたので、従来に比し構造簡単でコンパクトとなる。
【0038】
また、従動スクロール4を支持する回転軸23を回転自在に支承する軸受24と28が潤滑油40と隔離した潤滑油30で潤滑されるので、排気中の腐蝕性ガスと触れることがなく、従来のようにスクロールを回転自在に支承する軸受が腐蝕し性能が低下するのを防止することができる。
【0039】
また、互いに同心に配設され潤滑油40の給油路を形成する貫通孔33aと該貫通孔33aの下流に位置する貫通孔22f、及び貫通孔22eと該貫通孔22eの下流に位置する貫通孔21dとにおいて、貫通孔33aの出口より貫通孔22fの入口を、また、貫通孔22eの出口より貫通孔21dの入口を夫々大径としたので、組立時の互いの位置ずれによる潤滑油40の乱流を防止し、結果的に給油ポンプの効率低下を防止することができる。
【0040】
また、従動スクロール4を支持する回転軸23の軸端に給油ポンプを配設したので、従来に比し給油ポンプのメンテナンスが容易である。
【0041】
なお、前記給油ポンプの種類が実施の形態1のベーンポンプに限定されるものでないことは言うまでもない。
【0042】
また、軸受24と28との潤滑はグリース潤滑でもよく、液状の潤滑油30に限定されるものでないことは言うまでもない。
【0043】
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2を示す縦断面図で、42はモータ(図示せず)に回転駆動される駆動スクロール2と、これに従動スクロール4とを収納するスクロール収納室Aを構成するケーシングで、右端近傍にその内側を左右に仕切る仕切り壁部42aを、該仕切り壁部42aの中心部に、その内周部で、後述する軸受やオイルシール等を支持する貫通孔42bを有す軸受ボス部42cを、また軸受ボス部42c左端近傍内外周を連通する貫通孔42dを、また、上部に真空装置15と連通する貫通孔42eとを有してなるものである。
【0044】
43は軸受ボス部42cの右端に、同心に且つ着脱自在に装着され、その内周部右端に後述する軸受が嵌着する軸方向貫通項孔43aを有する筒状の軸受けハウジングで、その左端に貫通孔42bの内周に嵌合するインロー部43bと軸受ボス部42cの右端に当接するフランジ部43cを、その軸方向中央外周部から貫通孔43aに連通する貫通孔43dを有してなるものである。
【0045】
44は従動スクロール4と一体結合された回転軸で、一端の夫々が圧縮室B内に開口し、他端が該回転軸44を貫通する貫通孔44aと、外周の所定位置に開口する貫通孔44bを有してなるものである。
【0046】
45は貫通孔42bに嵌着し回転軸44を回転自在に支承する玉軸受からなる軸受、46と47とは軸受45と従動スクロール4との間で貫通孔42bに嵌着したオイルシール、48はオイルシール46と47との間に配設された隙間で、貫貫通孔42dと貫通孔44bとに連通するものである。
【0047】
49は軸受けハウジング43の貫通孔43a右端部に嵌着し軸受45と協働し回転軸44を回転自在に支承する玉軸受からなる軸受、50は軸受45と49との間に配設された隙間で、貫通孔43dに連通するものである。
【0048】
51は貫通孔43dから隙間50に注入され、軸受45と49を潤滑する潤滑油、52は貫通孔43dに装着されたプラグである。
【0049】
53は回転軸44に螺着したリングナットで、軸受49の軸方向位置を固定するためのものである。
【0050】
54は軸受けハウジング43の右端面に着脱自在に装着されたハウジングカバーで、その内周部にはオイルシール55が嵌着支持されてなるものである。
【0051】
56は軸受けハウジング43やハウジングカバー54を囲撓すると共に、ケーシング42に着脱自在に結合し該ケーシング42と協働し排気室Cを構成するもので、該排気室C内には潤滑油40を収納してなるものである。
【0052】
このように構成されたスクロール真空ポンプにおいては、モータを運転すると駆動スクロール2が回転し、これに従動スクロール4が従動しその回転中心部に圧縮室Bが形成され、スクロール収納室Aの気体を圧縮し回転軸44の貫通孔44aを通して排気室Cへ排気され、スクロール収納室Aに接続された真空装置15の真空容器内部が排気され真空度が高まる。
【0053】
また、前記運転状態においては、排気室Cに対しスクロール収納室Aが負圧状態となるため、潤滑油40が貫通孔42dから吸い込まれ、駆動スクロール2と従動スクロール4との接合部に給油され潤滑するため、ことさら、給油ポンプを必要とせず、従来に比し装置構造が簡単でコンパクトなスクロール流体機械を提供することができる。
【0054】
第1の発明によれば、従動スクロールを支持する回転軸を回転自在に支承する軸受が潤滑油と隔離した潤滑油で潤滑されるよう構成したので、排気中の腐食性ガスと触れることがなく、従来のように従動スクロールを回転自在に支承する軸受が腐食し性能が低下するのを防止することができる。
第2の発明によれば、排気室とスクロール収納室との圧力差で、前記排気室の潤滑油を前記スクロール収納室で自吸し、駆動スクロールと従動スクロールとの接合部を潤滑するようにしたので、ことさら、給油ポンプを必要とせず、従来に比し装置の構造が簡単でコンパクトなスクロール流体機械を得ることができる。
【0055】
なお、軸受45と49との潤滑はグリース潤滑でもよく、液状の潤滑油51に限定されるものでないことは実施の形態1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の縦断面図である。
【図2】この発明の実施の形態2の縦断面図である。
【図3】従来のスクロール流体機械の縦断面図である。
【符号の説明】
2 駆動スクロール、4 従動スクロール、21 ケーシング、21a 仕切り壁部、21d 貫通孔、22e 貫通孔、22f 貫通孔、23 回転軸、24 軸受、25 オイルシール、28 軸受、30 潤滑油、33a 貫通孔、34 ロータ、35 ベーン、37 オイルシール、40 潤滑油、41 モータ、41a ブラケット、41b モータ軸、A スクロール収納室、B 圧縮室、C 排気室、42d,44b 貫通孔、48 隙間。

Claims (2)

  1. 駆動スクロールと従動スクロールとを収納するスクロール収納室と、前記駆動スクロールと従動スクロールとの接合部に供給され該接合部を潤滑する潤滑油を収納する排気室との間の仕切り壁部を貫通する前記従動スクロールの回転軸が、軸受を介して回転自在に支承されるスクロール流体機械において、前記仕切り壁部の反従動スクロール側に筒状の軸受けハウジングを設けるとともに、この仕切り壁部及び軸受けハウジングで構成される空間部に、潤滑油にて潤滑され前記従動スクロールの回転軸を支承する一対の軸受を、所定間隔を介して設け,且つ前記仕切り壁部側に設けた軸受の従動スクロール側にオイルシールを配設するとともに、前記軸受けハウジング側に設けた軸受の反従動スクロール側にオイルシールを配設することにより、前記一対の軸受を潤滑する潤滑油を、前記駆動スクロールと従動スクロールとの接合部を潤滑する潤滑油と隔離したことを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 排気室とスクロール収納室との圧力差で、前記排気室の潤滑油を前記スクロール収納室へ自吸し、駆動スクロールと従動スクロールとの接合部を潤滑するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
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