JP3569216B2 - 攪拌装置付きタンク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、攪拌装置付きタンクに関し、詳しくは、液体を貯留する周壁が略円筒形状のタンクと、貯留された液体を攪拌することができる攪拌装置とを有する攪拌装置付きタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体を貯留する周壁が略円筒形状のタンクと、貯留された液体を攪拌することができる攪拌装置とを有する攪拌装置付きタンクは、種々の技術分野で使用されており、食品加工技術分野においても使用されている。食品加工技術分野にて使用される場合の一例としては、タンク内にコーヒーとミルクとを混入させて、貯留されたそれらを攪拌装置にてよく攪拌混合することによりミルク入りコーヒーを製造するのである。他の例としては、タンク内に茶抽出成分と水とを混入させて、貯留されたそれらを攪拌装置にて攪拌混合することにより、所定濃度の茶飲料物が得られるのである。
【0003】
従来、攪拌装置付きタンクの具体的構成としては図8に示すものが例示される。この攪拌装置付きタンクは、略円筒形状のタンク3と、タンク3内に設けられた攪拌用プロペラ21と、攪拌用プロペラ21の回転軸22と、回転軸22を回転させるモーター20と、を有する。さらに、タンク3内から液体を排出するポンプ23とが設けられ、配管P1の開閉を行なうバルブV2が設けられている。この攪拌装置付きタンクは、タンク3内に混合すべき複数の液体を混入させた後、モーター20で回転軸22を回転させることにより攪拌用プロペラ21を回転させ、タンク3内の混合液体を攪拌させるのである。攪拌は、回転軸22を中心に渦流が発生することにより行なわれる。
【0004】
しかしながら、混合すべき液体の粘度が比較的高い場合や、使用するモーター20の性能状態によっては、混合攪拌工程中に回転軸22が軸振動する場合があった。回転軸22が軸振動した場合にあっては、騒音が発生するとともに、攪拌効率が低下する問題が生じる。また、この攪拌装置付きタンクによる攪拌は、図8に記号Dが示すように、渦流の中心部分は液面が低くなる一方で渦流の外側部分は液面が高くなり、液面において中心部分と外側部分との間に液面の高低差が生じる。すなわち、モーターのエネルギーが、攪拌を行なうことに使用されるのみならず、液面の高低差を生じさせることにも使用されており、エネルギー効率においても問題があった。さらに、タンク3内の混合物が飲料物である場合、飲料物には極力異物機械類は接触させたくないにもかかわらず、タンク3内に回転軸22と攪拌用プロペラ21とが接液しているという問題がある。
【0005】
そこで、このような問題を解決すべく、図9に例示されるような攪拌装置付きタンクが提示されている。この攪拌装置付きタンクは、混合を行なう複数種類の液体を混入可能な略円筒形状のタンク3と、液体をタンク3内に噴出可能な噴出部24と、噴出部24に液体を送る配管P3と、タンク3の中央下部に開口端を有し混合液を排出可能とする配管P4と、配管P4から導かれた混合液を再度配管P3に戻すとともに配管P3内にジェット流を発生させる循環用ポンプ1とを有して構成される。この攪拌装置付きタンクによる攪拌は、図9において記号Fが示す黒矢印で記載されているように、噴出部24から上方へ吹き上げた混合液は液面上方中央部にまで達して液面上を伝わり、そしてタンク3の内壁を伝わって、その後タンク3の下部底面を伝わり、最終的にタンク3の中央下部に有する配管P4の開口端に達する流れにて行なわれる。このように、この攪拌装置付きタンクを使用して行なわれる攪拌は、鉛直方向の流れすなわち縦方向の流れにて行われるのである。この攪拌装置付きタンクを使用する場合にあっては、混合液内に接液される回転軸やプロペラが使用されていないため、上述したような問題が生じることはなくなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この攪拌装置付きタンクを使用して攪拌を行なう場合、図9において記号Eで示されるように液面上部が隆起することになり、液面中央部と液面外側部とで液面に高低差が生じる。液面に高低差が生じた場合にあっては、その分攪拌に使用されるエネルギーが消費されていることになり、エネルギー効率が低下する問題が生じることになる。さらには、この攪拌装置付きタンクを使用しての攪拌の流れは、上述したように縦方向の流れが主流であるから、攪拌混合効率として十分でないことは否定できない。
【0007】
本発明は、上述の問題を解決するものであり、混合する複数種類の液体を無駄にエネルギーを消費することなく効率良く攪拌混合することができ、しかも、混合する複数種類の液体が飲料物である場合は衛生性よくそれらを攪拌混合することができてサニタリー性十分である攪拌装置付きタンクを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る攪拌装置付きタンクは、請求項1に記載のように、液体を貯留する周壁が略円筒形状のタンクと、貯留された液体を攪拌することができる攪拌装置とを有する攪拌装置付きタンクであって、前記攪拌装置は、前記タンクの中央底部近傍に設けられ、タンク上方に向けて前記タンク内に液体を噴出可能な第一液導管と、前記第一液導管から噴出される液体が衝突することにより液面上部まで略すり鉢形状に上昇する上昇スワール流を発生させるとともに、液面上部からタンクの壁面に沿って下降する下降スワール流を発生させ、かつ、前記下降スワール流を形成する液体の一部を前記第一液導管から噴射される液体に同伴させる、前記タンク内に設けられたスワール流発生部と、前記タンク底部に開口端を有し、前記下降スワール流を形成する液体の他部を排出させる第二液導管と、前記第二液導管から液体を再度前記第一液導管に導入させるとともに、前記第一液導管内にジェット流を形成させる循環用ポンプとを有する、攪拌装置付きタンクである。
【0009】
また、本発明に係る攪拌装置付きタンクは、請求項2に記載のように、請求項1記載の発明において、前スワール流発生部の上下方向の位置を制御する位置制御部を有する攪拌装置付きタンクである。
【0010】
また、本発明に係る攪拌装置付きタンクは、請求項3に記載のように、請求項1または2記載の発明において、前記スワール流発生部は、略円筒形状の外筒と、前記外筒内に配置された複数の扇型形状の羽根部材とを有し、前記羽根部材は、前記扇型形状の円弧部分を前記外筒の内周面に接した状態で、斜め上方に傾けて、それぞれ点対称に配置され間隔をおいて並べたものである、攪拌装置付きタンクである。
【0011】
また、本発明に係る攪拌装置つきタンクは、請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記第一液導管と前記第二液導管との境を三方弁で接続するとともに、前記三方弁に第三液導管を接続し、前記第一液導管と前記第二液導管とを使用して液体を循環させる循環形態と、前記第二液導管と前記第三液導管とを使用して液体を排出させる排出形態と、に前記三方弁を切り換えることができる三方弁制御部を有する攪拌装置付きタンクである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る攪拌装置付きタンクは、図1に示すように、液体を貯留する周壁が略円筒形状のタンク3と、貯留された液体を攪拌することができる攪拌装置とを有する攪拌装置付きタンクである。そして、この攪拌装置は、第一液導管2aと、スワール流発生部10と、第二液導管2bと、循環用ポンプ1と、を有して構成される。第一液導管2aは、タンク3の中央底部近傍に設けられており、タンク3の上方に向けてタンク3内に液体を噴出することができる。スワール流発生部10は、タンク3内に設けられており、第一液導管2aから噴出される液体が衝突することにより、液面上部まで略すり鉢形状に上昇する上昇スワール流を発生させるとともに、液面上部からタンクの壁面に沿って下降する下降スワール流を発生させ、かつ、前記下降スワール流を形成する液体の一部を前記第一液導管から噴射される液体に同伴させる流れを形成する。ここで、スワール流発生部10から液面上部まで略すり鉢形状に上昇する上昇スワール流は図1において黒矢印Bにて示されている。この上昇スワール流は、略円筒形状のタンク3内を、回転しながら上方に上昇する流れである。液面上部からタンクの壁面に沿って下降する下降スワール流は図1において点線にて示されている。この下降スワール流は、タンク3の壁面に沿って回転しながら下降する流れである。
【0013】
循環用ポンプ1により吐出された液体は第一液導管2aへジェット流を形成しつつ流れる。下降スワール流を形成する液体の一部は、第一液導管2aから噴射される液体に同伴される。すなわち、第一液導管2aより噴出された液体が、下降スワール流を形成する液体の一部を巻きこみながら流量を大きくしてスワール流発生部10に衝突することを、タンク3内の周囲の液体を同伴しながらスワール流発生部10に向かうという。なお図1において、タンク3内の周囲の液体を同伴する液体の流れを黒矢印Aにて示す。第一液導管2aより噴出された液体がタンク3内の周囲の液体を同伴するから、スワール流発生外筒の外側周辺部の流れが促進される。
【0014】
第二液導管2bは、タンク3の底部に開口端としての排出口6を有し、下降スワール流を形成する液体の他部を排出させることができる。循環用ポンプ1は、第二液導管2bからタンク3内の液体を再度第一液導管2aに導入させるとともに、第一液導管内2aにジェット流を形成させる。
【0015】
第一液導管2aから噴出される液体がスワール流発生部10に衝突することにより、タンク3内にスワール流を発生させることができる。そして発生したスワール流がタンク3内に存在する液体を均一に攪拌することで、混合するべき複数種類の液体がタンク3内に存在する場合はそれらの均一な混合物が形成されるのである。スワール流発生部10から発生するスワール流は、図1において黒矢印Bが示すように、斜め上方を向きながらタンク3内を旋回する略すり鉢形状の流れである。タンク3内の液面の上方近傍に到達したスワール流は、タンク3の周壁に沿って旋回流にてタンク3内を下降する。タンク3内を下降した液体の一部は、第一液導管2aより噴出された液体に同伴することにより、スワール流発生部10に向かう。一方、タンク3内を下降した液体の他部は、排出口6から第二液導管2b内部に流入する。
【0016】
図1において記号Cが示すように、本発明に係る攪拌装置付きタンクを使用することで、タンク3内にスワール流を発生させた場合にあっては、液面の高さにほとんど変化は生じず、液面はほぼ水平状態となる。一方、図8に示すように、タンク3内に回転する液体の流れを生じさせた場合にあっては、タンク3内の液面は、回転する液体の中心部が下降する液面となり、結果として液面差が発生することになる。さらに、図9に示すように、タンク3内に縦方向に回転する液体の流れを生じさせた場合にあっては、タンク3内の液面は、回転する液体の中心部が上昇する液面となり、やはり結果として液面差が発生することになる。このように液面差が発生した場合にあっては、その液面差を生じさせるのにエネルギを使用しているため、その分だけ攪拌に使用されるエネルギが少なくなり結果として非効率的となる。このように、液体の流れが上方に向くだけでは液面の中心部は上昇し、タンク3内を回転する液体の流れだけでは液面の中心部は下降する。しかしながら、本発明に係る攪拌装置付きタンクを使用することで、タンク3内にスワール流を発生させた場合、上昇スワール流は、斜め上方を向きながらタンク3内を回転する液体の流れとなる。したがって、液面の中心部は上昇も下降もせずに液面差をほとんど生じさせない。液面差がほとんど生じないことで、従来のように余分なエネルギーを使用されることなく効率的に攪拌を行なうことができるのである。
【0017】
排出口6から第二液導管2bへ流れた液体は、循環用ポンプ1を通過して、再度、第一液導管2a内にジェット流を発生させる。そして、上述したように、第一液導管2aから噴出される液体がスワール流発生部10に衝突することでタンク3内にスワール流を発生させるのである。本発明に係る攪拌装置付きタンクを使用して、タンク3内にスワール流を発生させることでタンク3内の液体を攪拌する場合、従来使用されていた攪拌用プロペラや攪拌用プロペラを回転させる回転軸などを使用することはない。したがって、タンク3内の液体が飲料物などの場合は極めて衛生性良く攪拌を行なうことができる。
【0018】
また、このことは、タンク3内で攪拌を行ない混合物を調製した後、タンク3内の洗浄を行なう際においても利益となる。すなわち、タンク3内の洗浄は、放射状に洗浄液を放出することができる球形状のスプレーボールをタンク3内に位置させることにより行なうのであるが、タンク3内にはスワール流発生部10と、第一液導管2aの一部しか存在しないので、スプレーボールから放出させた洗浄液を的確にタンク3内の周壁に到達させることができるのである。タンク3内には攪拌用プロペラや回転軸などが設けられていないから、洗浄液がそれらの部品につくことなしにタンク3の周壁にこびりついた混合物を洗浄することが容易になるのである。なお、図8に示したような攪拌装置つきタンクの場合、タンク内には攪拌用プロペラ21や回転軸22が存在するため、スプレーボールから放出された洗浄液がそれらに付着することにより、タンクの壁面を的確に洗浄することが困難となる。
【0019】
図2は、スワール流発生部10の詳細な説明図である。スワール流発生部10は、略円筒形状の外筒12と、外筒12内に配置された複数の扇型形状の羽根部材11とを有する。図2においては、扇型形状の羽根部材11は4枚設けられており、羽根部材11a、11b、11c、11dから構成されている。図2に示すように、羽根部材11は、扇型形状の円弧部分を外筒12の内周面に接した状態で、斜め上方に傾けて、それぞれ点対称に配置され間隔をおいて並べたものである。外筒12内には第一液導管2aの管端部が位置しており、その第一液導管2aの管端部は、3本のボルト13とナット14とで外筒12内に固定されている。3本のボルトはそれぞれ120°離れた状態で均等な力により第一液導管2aを固定するようになっている。なお、図2においては図が煩雑になるのを防止するために第一液導管2aの裏側に位置するボルト13およびナット14は省略されている。
【0020】
図3は、図2に示したスワール流発生部10の断面図である。図3に示すように、外筒12内に配置された4枚の扇型形状の羽根部材11は、外筒12の周壁に接する垂直上方向きのベクトルwに対して一定の羽角度xにて斜め上方に傾けられている。図3においては、4枚の羽根部材11a、11b、11c、11dのうちの一つである羽根部材11aが、外筒12の周壁に対して羽角度xにて斜め上方に傾けられている状態が図示されている。羽角度xは任意の角度に設定することが可能であるが、30°〜60°に設定することにより、タンク3内に発生するスワール流の流れを好ましい状態とすることができる。すなわち、60°よりも羽角度xが大きい場合には、旋回方向の流れのベクトルが強くなりすぎて、上方へ向かう流れのベクトルが弱くなり、結果として、タンク3内の周壁近傍における攪拌状態は良くなるものの、タンク3内の中心部付近での攪拌は促進されにくいからである。一方、30°よりも羽角度xが小さい場合には、旋回方向の流れのベクトルが弱くなり、上方へ向かう流れのベクトルが強くなり、結果として、タンク3内の中心部付近での攪拌は促進される傾向にあるものの、タンク3内の周壁近傍における攪拌状態は比較的促進されないからである。なお、羽角度xは上述したように任意の角度に設定することが可能であり30°〜60°の範囲以外の数値を採ることを否定するものではない。
【0021】
図4は、図2に示したスワール流発生部10を通過する液体の流れを白抜き矢印で示した図である。図4の下方からスワール流発生部10内に突入する比較的大きめの白抜き矢印は、第一液導管2aから噴出される液体を図示するものである。一方、スワール流発生部10を通過して図面上方に抜けていく比較的小さ目の白抜き矢印は、スワール流となった液体の流れを図示するものである。
【0022】
外筒12内に配置された4枚の扇型形状の羽根部材11は、外筒12の周壁に接する垂直上方向きのベクトルwに対して一定の羽角度xにて斜め上方に傾けられている。また、扇型形状において中心角は角度yであり、この角度yは任意の値とすることができる。羽根部材11a、11b、11c、11dは、扇型形状の円弧部分を外筒12の内周面に接した状態で、ベクトルwに対して斜め上方に羽角度xにて傾いている。羽根部材11a、11b、11c、11dはそれぞれ点対称に配置され間隔をおいて並べたものであり、隣り合う羽根部材において、図面上方の辺と図面上方の辺との間の角度zは90°とすることができる。なお、隣り合う羽根部材において、図面上方の辺と図面上方の辺との間の角度zは任意の値とすることができるものの、羽根部材11a、11b、11c、11dはそれぞれ点対称に等間隔に配置することが、タンク3内に均等なスワール流の流れを発生させる観点からは好適であるから、羽根部材11がたとえば4枚である場合、角度zは90°に設定することが好適である。
【0023】
第一液導管2aから図面上方に噴出された液体のうち一部は、羽根部材11aに衝突する。羽根部材11aに衝突した液体は、羽根部材11aの傾きに沿って斜め上方を向いて流れることになる。次に、羽根部材11aの傾きに沿って斜め上方を向いて流れた液体は、羽根部材11bにより軌道修正される。すなわち、羽根部材11bに沿って斜め上方に軌道を曲げられるのである。このように、第一液導管2aから図面上方に噴出された液体のうち一部は、最初は羽根部材11aに衝突し、次に羽根部材11bに衝突することにより、結果としてタンク3内にスワール流を発生させることが可能となるのである。
【0024】
本発明に係る攪拌装置付きタンクにおいては、スワール流発生部10の上下方向の位置を制御する位置制御部を設けることが可能である。上昇スワール流は、スワール流発生部10から斜め上方に向けて回転する液体の流れであり、スワール流発生部10の上方から発生する。もちろん、スワール流発生部10の下方にある液体は、上述したように、第一液導管2aから噴出される液体に同伴されることで再度スワール流発生部10に向かう。したがって、スワール流発生部10の下方においてもタンク3内の液体の滞留やよどみは発生していない。しかしながら、第一液導管2aから噴出される液体に同伴する液体の流れよりも、スワール流による液体の流れのほうが、タンク3内の液体を攪拌する観点からは優れている。そのため、スワール流発生部10はタンク3内の下方に位置することが好適である。その一方であまりにもスワール流発生部10がタンク3内の下方に位置した場合にあっては、第一液導管2aから噴出される液体が周辺の液体を同伴することが困難になる。したがって、スワール流発生部10は、タンク3内にある液体の液面の高さに依存して、タンク3内の適度な下方位置に存在することが好ましくなる。ここで、スワール流発生部10の上下方向の位置を制御する位置制御部が設けてある場合にあっては、タンク3内の液面の高さに対応させて好適な位置にスワール流発生部10を位置させることができるのである。なお、図1において位置制御部は図示されていないが、任意の場所に設定することが可能である。また、スワール流発生部10の上下方向の移動手段としては既存の昇降手段を用いることが可能であり、位置制御部から昇降手段まで既存の信号伝達手段にて、スワール流発生部10の上下方向の位置を制御する信号を伝達させることが可能である。
【0025】
図5は、スワール流発生部10の別形態である。このスワール流発生部10は、略円筒形の外筒12内に第一液導管2aの開口端が位置する。外筒12内において第一液導管2aは3本のボルト13とナット14とにて固定されている。3本のボルトはそれぞれ120°離れた状態で均等な力により第一液導管2aを固定するようになっている。なお、図5においては図が煩雑になるのを防止するために第一液導管2aの裏側に位置するボルト13およびナット14は省略されている。外筒12内には、第一液導管2aの開口端が位置する側の反対側にプロペラ15が設けられている。そのため、第一液導管2aから噴出された液体はプロペラ15に衝突することになる。プロペラ15は、プロペラ回転軸19の中心に4枚のプロペラ羽18a、18b、18c、18dが設けられて構成されている。4枚のプロペラ羽18a、18b、18c、18dは、それぞれ、プロペラ回転軸19を中心に点対称に設けられており、所定角度で斜め上方を向いて設けられている。そのため、第一液導管2aから噴出された液体がプロペラ15に衝突することにより、4枚のプロペラ羽18a、18b、18c、18dがプロペラ回転軸19を中心に回転することにより、スワール流をタンク3内に発生させることができるのである。なお、プロペラ15をモーターにて回転させることも可能であり、モーターにてプロペラ15を回転させる場合にあっては、第一液導管2aから噴出される液体の流速が遅くても、タンク3内に発生するスワール流の流速を大きくすることができる。
【0026】
図6は、スワール流発生部10の別形態である。このスワール流発生部10は、略円筒形の外筒12内に第一液導管2aの開口端が位置する。外筒12内において第一液導管2aは3本のボルト13とナット14とにて固定されている。3本のボルトはそれぞれ120°離れた状態で均等な力により第一液導管2aを固定するようになっている。なお、図6においては図が煩雑になるのを防止するために第一液導管2aの裏側に位置するボルト13およびナット14は省略されている。外筒12内には、第一液導管2aの開口端が位置する側の反対側にらせん板16が設けられている。そのため、第一液導管2aから噴出された液体はらせん板16に衝突することになる。らせん板16は、薄板をらせん状に巻いて構成されたものであり、薄板の外側の端部は外筒12の周壁に接着されている。そのため、第一液導管2aから噴出された液体がらせん板16を構成する薄板に衝突することにより、スワール流をタンク3内に発生させることができるのである。らせん板16において、らせんの巻回数は任意の数とすることが可能であるが、らせんの巻回数があまりに少ないとタンク3内に発生させるスワール流を十分に形成することが困難となる。また、あまりにらせんの巻回数が多いと、外筒12内を通過する際にらせん板16と外筒12とに接触する面積が多くなることで、液体の流速が落ちることにより、スワール流を十分に形成することが困難となる。また、図6に示すように、らせんが一周する際に、隣り合うらせん同士の距離であるピッチPは任意の距離とすることが可能であるが、ピッチPがあまりに大きくなると、図面上方向への液体の推進力が強調されすぎるため、液面の中央部が上昇することにより液面差が発生する可能性がある。一方、ピッチPが小さくなりすぎると、回転の流れが強調されすぎるため、液面の中央部が下降することにより液面差が発生する可能性がある。また、図6に示すように、らせん板16の幅は任意の値とすることが可能であるが、らせん板16の幅があまりに大きくなると、回転の流れが強調されすぎるため、液面の中央部が下降することにより液面差が発生する可能性がある。一方、らせん板16の幅があまりに小さくなると、図面上方向への液体の推進力が強調されすぎるため、液面の中央部が上昇することにより液面差が発生する可能性がある。
【0027】
図7は、スワール流発生部10の別形態である。そのうち(a)は上方から説明する図であり、(b)は斜め方向から説明する図である。図7(b)に示されるように、このスワール流発生部10は、略円筒形の外筒12内に第一液導管2aの開口端が位置する。外筒12内において第一液導管2aは3本のボルト13とナット14とにて固定されている。3本のボルトはそれぞれ120°離れた状態で均等な力により第一液導管2aを固定するようになっている。なお、図7おいては図が煩雑になるのを防止するために第一液導管2aの裏側に位置するボルト13およびナット14は省略されている。外筒12の端部には、第一液導管2aの開口端が位置する側の反対側に断面略円形の蓋部材25が設けられており、蓋部材25には、所定角度に斜め上方に向いて点対称に設けられている中空の筒部材17a、17b、17c、17dが設けられている。図7(a)が示すように、筒部材17a、17b、17c、17dは、それぞれ90°ずつずれながら蓋部材25の中心に対して点対称に位置している。そのため、第一液導管2aから噴出された液体はまず蓋部材25に衝突することとなり、その後、筒部材17a、17b、17c、17dのそれぞれを通過して液体は流れ、スワール流をタンク3内に発生させることができるのである。また、図7(b)に示すように、蓋部材25に対して筒部材17が図面上方へ向いている角度θは、任意の角度とすることが可能であるが、角度θがあまりに大きくなると、図面上方向への液体の推進力が強調されすぎるため、液面の中央部が上昇することにより液面差が発生する可能性がある。一方、角度θが小さくなりすぎると、回転の流れが強調されすぎるため、液面の中央部が下降することにより液面差が発生する可能性がある。
【0028】
本発明に係る攪拌装置つきタンクでは、第一液導管2aと第二液導管2bとの境を三方弁26で接続するとともに、三方弁26に第三液導管2cを接続し、第一液導管2aと第二液導管2bとを使用して液体を循環させる循環形態と、第二液導管2bと第三液導管2cとを使用して液体を排出させる排出形態と、に三方弁26を切り換えることができる三方弁制御部を設けることが可能である。タンク3内にて複数種類の液体を攪拌混合する場合、図示されていない三方弁制御部にて循環形態を選択する。三方弁制御部が循環形態を採る場合、三方弁26が切り換えられることにより、タンク底部にある開口端から排出された液体は第二液導管2bを通り循環用ポンプ1を経由し、つぎに三方弁26を経由して第一液導管2aを通過してタンク3内に液体が噴出される。一方、複数種類の液体の攪拌混合が終了した場合には、図示されていない三方弁制御部にて排出形態を選択する。三方弁制御部が排出形態を採る場合、三方弁26が切り換えられることにより、タンク底部にある開口端から排出された液体は第二液導管2bを通り循環用ポンプ1を経由し、つぎに三方弁26を経由して第三液導管2cを通過してタンク3外に液体が排出されるのである。
【0029】
また、図8に記載された攪拌装置付きタンクでは、ポンプ23にてタンク3内から液体を移送させるとともに、ポンプ23とは異なる別の動力源にて攪拌用プロペラ21を回転させる必要がある。しかしながら、本発明に係る攪拌装置付きタンクでは、循環形態において、循環用ポンプ1のみが、液体をタンク3内から払い出す役割を行なうとともに、第二液導管2bと第一液導管2aとタンク3内を循環させる役割を行なう。したがって、本発明に係る攪拌装置付きタンクでは、単一の動力源が、タンク内からの液体の移送を行なうとともに、液体の攪拌および循環を行なうことができ、装置の簡略化およびエネルギー効率向上を図ることができる。
【0030】
【実施例】
液体を貯留するタンク3としては、断面が直径300mmの円となる、図1に示すような略円筒形状のタンク3を用いた。タンク3の高さは500mmとした。ここでタンク3の高さとはタンク3の底部から頂部までの長さをいう。第一液導管2aの外径は25.4mmとした。また、第一液導管2aの管厚は2mmであった。スワール流発生部10を構成する外筒12の高さは100mmとした。外筒12の下端から第一液導管2aの開口端までの距離は50mmとした。また、外筒12の下端からボルト13までの距離は30mmとした。ボルト13としては六角孔付きボルトを使用し、ナット14としては六角ナットを使用した。
【0031】
スワール流発生部10としては、図2に示すような、略円筒形状の外筒12と、外筒12内に配置された複数の扇型形状の羽根部材11とを有するスワール流発生部10を用いた。図3に示すように、外筒12内に配置された羽根部材11が、外筒12の周壁に接する垂直上方向きのベクトルwに対して傾いている角度である羽角度xは30°に設定した。循環用ポンプ1としてはマグネットポンプを使用し、循環用ポンプ1からの液体の流速は3m/sとなるようにした。第一液導管2aおよび第二液導管2bとしては鋼管を用いた。
【0032】
混入させる第一の液体としてコーヒー飲料物を用い、第二の液体としてミルク飲料物を用いた。上述したタンク3内にコーヒー飲料物23リットルと、ミルク飲料物7リットルとを混入させた。第二液導管2bの途中に設けられているバルブV1を開き、三方弁制御部で循環形態に切り換え、循環用ポンプ1を駆動させることにより、コーヒー飲料物とミルク飲料物との攪拌混合を開始した。攪拌工程中において液面を観察するとほぼ水平状態であり、液面差は観察されなかった。攪拌時間は30秒であった。攪拌後、タンク3内から混合物を取り出して訓練された試験員により試験した結果、コーヒー飲料物とミルク飲料物とは十分に攪拌混合され均一でまろやかな飲料物が得られたことが確認できた。
【0033】
なお、今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る攪拌装置付きタンクは、スワール流発生部からスワール流を発生させることにより、タンク内の液体を攪拌混合することができる。そのため、攪拌の際、タンク内の液体の液面には液面差は発生せず、攪拌効率を従来と比較して著しく高めることができた。そのため、混合すべき複数種類の液体を混合する場合にあっては、極めてエネルギー効率良くそれらの攪拌混合を行なうことができた。また、本発明に係る攪拌装置付きタンクは、タンク内に攪拌用プロペラや回転軸などを設けていないから、それらにタンク内の液体が付着することはない。したがって、混合すべき複数種類の液体が飲料物の場合は、極めて衛生性良くすなわちサニタリー性を担保しながらそれらの攪拌を行なうことができるのである。また、本発明に係る攪拌装置付きタンクでは、単一の動力源が、タンク内からの液体の移送を行なうとともに、液体の攪拌および循環を行なうことができ、装置の簡略化およびエネルギー効率向上を図ることができる。本発明に係る攪拌装置付きタンクは、混合すべき複数種類の液体が飲料物である場合に限定されず、他の種類の液体であっても使用できるため、本発明による利益は計り知れないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る攪拌装置付きタンクを説明する図である。
【図2】スワール流発生部を説明する図である。
【図3】スワール流発生部を説明する図である。
【図4】スワール流発生部を説明する図である。
【図5】スワール流発生部を説明する図である。
【図6】スワール流発生部を説明する図である。
【図7】スワール流発生部を説明する図であり、そのうち(a)は上方から説明する図であり、(b)は斜め方向から説明する図である。
【図8】従来に係る攪拌装置付きタンクを説明する図である。
【図9】従来に係る攪拌装置付きタンクを説明する図である。
【符号の説明】
1 循環用ポンプ、2 液導管、2a 第一液導管、2b 第二液導管、3 タンク、6 排出口、10 スワール流発生部、11 羽根部材、12 外筒、13 ボルト、14 ナット、15 プロペラ、16 らせん板、17 ノズル、21 攪拌用プロペラ、22 回転軸、23 ポンプ、24 噴出部。

Claims (4)

  1. 液体を貯留する周壁が略円筒形状のタンクと、貯留された液体を攪拌することができる攪拌装置とを有する攪拌装置付きタンクであって、
    前記攪拌装置は、
    前記タンクの中央底部近傍に設けられ、タンク上方に向けて前記タンク内に液体を噴出可能な第一液導管と、
    前記第一液導管から噴出される液体が衝突することにより液面上部まで略すり鉢形状に上昇する上昇スワール流を発生させるとともに、液面上部からタンクの壁面に沿って下降する下降スワール流を発生させ、かつ、前記下降スワール流を形成する液体の一部を前記第一液導管から噴射される液体に同伴させる、前記タンク内に設けられたスワール流発生部と、
    前記タンク底部に開口端を有し、前記下降スワール流を形成する液体の他部を排出させる第二液導管と、
    前記第二液導管から液体を再度前記第一液導管に導入させるとともに、前記第一液導管内にジェット流を形成させる循環用ポンプとを有する、
    攪拌装置付きタンク。
  2. 前スワール流発生部の上下方向の位置を制御する位置制御部を有する請求項1記載の攪拌装置付きタンク。
  3. 前記スワール流発生部は、略円筒形状の外筒と、前記外筒内に配置された複数の扇型形状の羽根部材とを有し、
    前記羽根部材は、前記扇型形状の円弧部分を前記外筒の内周面に接した状態で、斜め上方に傾けて、それぞれ点対称に配置され間隔をおいて並べたものである、請求項1または2記載の攪拌装置付きタンク。
  4. 前記第一液導管と前記第二液導管との境を三方弁で接続するとともに、前記三方弁に第三液導管を接続し、
    前記第一液導管と前記第二液導管とを使用して液体を循環させる循環形態と、前記第二液導管と前記第三液導管とを使用して液体を排出させる排出形態と、に前記三方弁を切り換えることができる三方弁制御部を有する請求項1〜3のいずれかに記載の攪拌装置付きタンク。
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