JP3567180B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話装置に関し、特に1年のうちの所定DST(Daylight Saving Time)期間にわたって運用時刻として標準時から調整時間分だけシフトさせたシフト時刻を用いる運用時刻切替制度下で用いられる電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電話装置には、通話開始からの経過時間長を示す通話時間を通話中に表示部で更新表示する機能や、各通話ごとに通話日時および通話時間を記憶しておく通話履歴機能を有するものがある。
このような通話時間を算出する方法として、予め時間を計時するタイマを設けて通話開始時にそのタイマをスタートさせ、通話中あるいは通話終了時におけるそのタイマでの計数値から通話時間を算出する方法と、予め運用時刻を計時する時計部を設けて通話開始時の運用時刻を通話開始時刻として記憶しておき、この通話開始時刻と通話中あるいは通話終了時における運用時刻との時刻差から通話時間を算出する方法がある。
【0003】
また、図7に示すように、1年のうちの所定期間において、運用時刻として標準時から所定の調整時間だけシフトさせた時刻を用いる運用時刻切替制度(DST制度:Daylight Saving Time)下で電話装置を用いる場合がある。
図7において、標準時期間とは、その地域の標準時(グリニッジ標準時GMTを基準とする時刻)をそのまま運用時刻として用いる期間のことであり、いわゆる冬時間に相当し、DST期間(シフト期間)とは、その地域の標準時から所定の調整時間だけシフトさせたシフト時刻を運用時刻として用いる期間のことであり、例えばその地域の標準時を1時間だけ進ませたいわゆる夏時間に相当する。
【0004】
したがって、冬から夏への切替日時T1、すなわちDST期間の開始日時には、今まで用いていた運用時刻を調整時間分すなわち1時間だけ進ませる処理が行われる。
逆に、夏から冬への切替日時T2、すなわちDST期間の終了日時には、今まで用いていた運用時刻から調整時間分だけ遅らせる処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような運用時刻切替制度下で電話装置を動作させる場合には、その電話装置内で用いる運用時刻も切り替える必要がある。ここで、運用時刻切替制度の切替日時において電話装置内で用いる運用時刻を単に切替制御した場合は、その切り替えの際に電話装置が正確に動作しない場合がある。
例えば、通話時間を算出する方法として、運用時刻を基準とする開始時刻と終了時刻の時刻差から通話時間の長さを算出する方法を用いる電話装置では、通話中に運用時刻切替制度の切替日時となった場合、運用時刻の切り替えに伴ってその終了時刻に調整時間分だけズレが生じるため、正確な通話時間を算出できないという問題点があった。
【0006】
また、前述した通話時間に限らず、プログラム設定の変更など電話装置での定刻切替処理と運用時刻切替制度の切替日時とが重なった場合も、前述と同様の理由からその切替処理が正確に行えない場合も考えられる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、運用時刻切替制度に基づき運用時刻が切り替えられる際でも正確に動作する電話装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の電話装置は、標準時期間とシフト期間の切り替えの際、自装置の使用状態に基づき運用時刻の切替可否を判定する切替判定手段を設け、この切替判定手段からの切替可能判定結果に基づき、切り替え以降の新たな期間に対応する標準時またはシフト時刻のいずれかを運用時刻として運用時刻管理手段で選択するようにしたものである。さらには、切替判定手段により、切替日時以降に自装置の未使用状態が確認された時点で運用時刻の切り替えが可能であると判定するようにしたものである。
【0008】
また、通話を行う複数の子機と、これら子機と電話回線を交換接続する主装置とを有するボタン電話装置において、切替判定手段により、各子機の使用状態に基づき運用時刻の切替可否を判定するようにしたものである。さらには、切替判定手段により、切替日時以降にすべての子機の未使用状態が確認された時点で運用時刻の切り替えが可能であると判定するようにしたものである。
【0009】
あるいは、ボタン電話装置において、運用時刻管理手段では、運用時刻を各子機の子機運用時刻として個別に管理するとともに切替可能と判定された個別の子機の子機運用時刻の切り替えを行い、切替判定手段では、個々の子機の使用状態に基づき子機運用時刻の切替可否を各子機ごとに個別に判定するようにしたものである。さらには、切替判定手段により、切替日時以降に未使用状態が確認された子機から順にその子機の子機運用時刻の切り替えが可能であると判定するようにしたものである。
【0010】
運用時刻の切り替えについては、設定された初期時刻から計時を行う時計手段をさらに設け、通常期間からシフト期間へ切り替える際は標準時から調整時間分だけシフトさせた時刻を初期時刻として時計手段へ設定するとともに、シフト期間から通常期間へ切り替える際はシフト時刻から調整時間分だけ戻した時刻を初期時刻として時計手段へ設定し、各期間にわたって時計手段で計時される時刻を運用時刻として使用してもよい。また、時計手段で標準時を計時しておき、時計手段で計時している時刻を標準時として使用するとともに、時計手段で計時されている標準時に調整時間分だけ加算して算出した時刻をシフト時刻として使用するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態である電話装置のブロック図である。以下では、本発明を有線の伝送路を介して子機を収容するボタン電話装置に適用した場合を例として説明する。
同図のボタン電話装置は、複数の子機(ボタン電話機)41〜4Nと、内線伝送路3を介してこれら子機41〜4Nを収容し、これら子機41〜4Nと電話回線2とを交換接続する主装置とから構成されている。
【0012】
主装置1において、14は主装置1と子機41〜4Nを制御する制御部、11は制御部14に接続され電話回線2を終端制御する外線I/F(インターフェース)部、13は制御部14に接続され内線伝送路3を介して子機41〜4Nを収容する内線I/F部、12は制御部14、外線I/F部11および内線I/F部13に接続され外線I/F部11と内線I/F部13とを結ぶ通話路を制御部14の制御に基づき交換接続するスイッチ、15は制御部14に接続され日付を含む時刻を計時する時計部、16は制御部14に接続されボタン電話装置全体の動作に必要な各種情報を記憶する記憶部である。
【0013】
制御部14には、運用時刻管理部14Aおよび切替判定部14Bが設けられている。運用時刻管理部14Aはボタン電話装置全体の制御動作に用いられる運用時刻を運用時刻切替制度に基づき切替管理する処理部、切替判定部14Bは運用時刻切替制度の切替日時に適切な切替タイミングを判定する処理部である。本発明では、前述の図7で説明した運用時刻切替制度が適用される場合を前提としており、運用時刻管理部14Aでは、1年を2つに分割して設けられた標準時期間とDST期間(シフト期間)のうち、標準時期間では標準時を運用時刻として使用し、DST期間では標準時から調整時間分だけシフトさせたシフト時刻を運用時刻として使用する。
【0014】
記憶部16には、ボタン電話装置全体の動作に必要な各種情報の1つとして、運用時刻切替制度での標準時期間とDST期間の切替日時情報、例えばDST期間の開始日時と終了日時の他に、運用時刻管理テーブル16Aと設定データ16Bが記憶されている。運用時刻管理テーブル16Aでは後述する各子機ごとの子機運用時刻が管理される。また設定データ16Bには所定時刻に主装置1で行う定刻処理などが登録されている。
【0015】
一方、子機41〜4Nは同様の構成であり、53は主装置1側と制御情やり取りする制御情報に基づき子機に設けられた各回路部を制御する子機制御部、51は子機制御部53に接続され内線伝送路3を介して主装置1の内線I/F部13と音声情報や制御情報をやり取りする伝送I/F部、55は各種キー操作を検出して子機制御部53へ出力するキー入力部である。
【0016】
52は子機制御部53および伝送I/F部51に接続されハンドセットHSからの音声信号を音声情報に変換して伝送I/F部51へ出力するとともに、伝送I/F部51からの音声情報を音声信号に変換してハンドセットHSやスピーカSPへ出力する通話回路、54は子機制御部53に接続され通話時間や現在時刻などの各種情報を表示する表示部である。
【0017】
次に、図2および図3を参照して、本発明の第1の実施の形態による運用時刻切替動作について説明する。図2は運用時刻切替処理を示すフローチャート、図3は図2の運用時刻切替処理例を示すタイミングチャートである。
主装置1の制御部14は、運用時刻切替制度での標準時期間とDST期間の切替日時において、図2の運用時刻切替処理を開始する。まず、制御部14の切替判定部14Bの処理として、主装置1に接続されているすべての子機41〜4Nの使用状態を確認し、全子機が未使用状態か否か判断する(ステップ111:切替判定手段)。
【0018】
ここで、いずれかの子機が使用状態の場合は(ステップ111:NO)、全子機が未使用状態となるまで待機する。各子機41〜4Nの使用状態は、これら子機とやり取りする制御情報に基づき制御部14で集中管理されている。なお、子機が使用状態であるか未使用状態であるかの判定基準としては、例えば通話中、着信中、発信中、設定動作中などの各子機の動作状態を必要に応じて組み合わて判断すればよい。
【0019】
全子機の未使用状態が確認された場合は(ステップ111:YES)、運用時刻の切り替えが可能であると判断し、運用時刻管理部14Aの処理として、運用時刻の切り替えを行い(ステップ112:運用時刻管理手段)、切り替え後の運用時刻に基づき各種設定をチェックし(ステップ113)、一連の処理を終了する。
したがって、図3に示すように、例えば切替日の時刻T1(ここでは標準時Aの午前2時)に、運用時刻を標準時からシフト時刻へ切り替える場合、時刻T1になった時点で図2の運用時刻切替処理の実行が開始される。
【0020】
そして、全子機の使用状態Bが切替判定部14Bでチェックされる。ここでいずれかの子機が時刻T1より前の時刻T2から使用中である場合は、切替不可と判定される。その後の時刻T3に全子機の未使用状態が確認された時点で切替可能と判定され、運用時刻管理部14Aにより運用時刻Cが標準時からシフト時刻へ切り替えられる。
【0021】
このように、本発明は、運用時刻切替制度における標準時期間とDST期間の切り替えの際、自装置の使用状態に基づき運用時刻の切替可否を判定する切替判定部14Bを設け、この切替判定部14Bからの切替可能判定結果に基づいて、その切り替え以降の新たな期間に対応する標準時またはシフト時刻のいずれかを運用時刻として選択するようにしたので、従来のように、単に切替日時に運用時刻を切り替える場合と比較して、自装置の使用状態に基づきその切替可否を正確に判断でき、通話時間算出やプログラム設定をはじめとして切り替えの前後にわたって電話装置の正常動作を維持することができる。
【0022】
また、切替日時以降に自装置の未使用状態が確認された時点で運用時刻の切り替えが可能であると判定するようにしたので、例えば通話中、着信中、発信中、設定動作中などの動作状態から未使用状態を判定することにより、これら動作中ではなく未使用状態に運用時刻が切り替えられることになり、運用時刻の切り替えの際でも電話装置を正確に動作させることができる。なお、子機を持たない単独電話機などの電話装置の場合は自装置の未使用状態を確認すればよく、ボタン電話装置の場合は全子機の未使用状態を確認することにより、子機を含めた装置全体の正常動作を維持できる。
【0023】
次に、図4および図5を参照して、本発明の第2の実施の形態による運用時刻切替動作について説明する。図4は他の運用時刻切替処理を示すフローチャート、図5は図4の運用時刻切替処理例を示すタイミングチャートである。
前述した第1の実施の形態では、同一の運用時刻を各子機の制御動作に適用する場合を前提として説明したが、本実施の形態では各子機ごとに運用時刻を管理する場合について説明する。
【0024】
主装置1の制御部14は、運用時刻切替制度での標準時期間とDST期間の切替日時において、図4の運用時刻切替処理を開始する。まず、制御部14の切替判定部14Bの処理として、主装置1に接続されているすべての子機41〜4Nの使用状態を確認し、全子機が未使用状態か否か判断する(ステップ121:切替判定手段)。
ここで、全子機の未使用状態が確認された場合は(ステップ121:YES)、第1の実施例と同様に運用時刻の切り替えが可能であると判断して、運用時刻の切り替えを行い(ステップ122:運用時刻管理手段)、切り替え後の運用時刻に基づき各種設定をチェックし(ステップ123)、一連の処理を終了する。
【0025】
一方、いずれかの子機が使用状態であった場合は(ステップ121:NO)、すべての子機のうち未使用状態の子機のみについてその子機運用時刻の切り替えが可能と判断し(切替判定手段)、運用時刻管理部14Aの処理として、対応する子機の子機運用時刻を切り替える(ステップ124:運用時刻管理手段)。そして、子機運用時刻を切り替えていない未切替子機のいずれかが未使用状態へ移行するまで待機し(ステップ125:NO)、未使用状態への移行に応じて(ステップ125:YES)、その子機の子機運用時刻の切り替えを行う(ステップ126)。
【0026】
すべての子機の切り替えが終了するまでステップ125,126を繰り返し実行し(ステップ127:NO)、全子機の切り替え終了に応じて(ステップ127:YES)、ステップ123へ移行して、切り替え後の運用時刻に基づき各種設定をチェックし、一連の処理を終了する。
したがって、図5に示すように、例えば切替日の時刻T1(ここでは標準時Aの午前2時)に、運用時刻を標準時からシフト時刻へ切り替える場合、時刻T1になった時点で図4の運用時刻切替処理の実行が開始される。
【0027】
そして、各子機の使用状態D,Fが切替判定部14Bでチェックされ、ここでは子機42が時刻T1より前の時刻T2から使用状態なので、未使用状態の子機41について子機運用時刻の切り替えが可能であると判定され、その子機運用時刻Eが標準時からシフト時刻へ切り替えられる。その後の時刻T3に子機42の未使用状態が確認されて切替可能と判定され、運用時刻管理部14Aにより子機42の子機運用時刻Gが標準時からシフト時刻へ切り替えられる。
【0028】
このように、運用時刻管理部14Aでは運用時刻を各子機の子機運用時刻として個別に管理するものとし、運用時刻切替制度における標準時期間とDST期間の切り替えの際、切替判定部14Bにおいてその切替日時以降における各子機の使用状態に基づき運用時刻の切替可否を判定し、各子機ごとの切替可能判定結果に基づき対応する子機の子機運用時刻を切り替えるようにしたので、全ての子機が未使用状態となるまで運用時刻切り替えを待つ必要がなく、切替日時から比較的短い期間ですべての子機の運用時刻を切り替えることができる。
【0029】
子機ごとに子機運用時刻を管理する方法としては、図6に示すように、運用時刻管理テーブルを設けて管理すればよい。図6は運用時刻管理テーブルの構成例を示す説明図である。ここでは子機番号ごとに運用時刻フラグを設け、それぞれの子機に適用されている時刻が管理されている。例えば図5の時刻T1直前では、図6(a)に示されているように、子機41,42とも標準時を示す運用時刻フラグ「0」が設定されている。
【0030】
その後の時刻T1直後では、図6(b)のように、子機運用時刻の切り替えが終了した子機41についてのみシフト時刻を示す運用時刻フラグ「1」が設定されている。そして時刻T3直後では、図6(c)のように、子機41,42ともシフト時刻を示す運用時刻フラグ「1」が設定されている。
このように、運用時刻管理テーブルを設けて管理することにより、各子機の子機運用時刻を容易に管理することができる。
【0031】
以上の説明において、運用時刻管理部14Aで標準時とシフト時刻とを切り替える方法については、時計部15として、設定された初期時刻から計時を開始するものを用い、時計部15で計時する時刻そのものを切り替えるようにしてもよい。すなわち標準時期間からDST期間へ移行する場合は、時計部15の時刻すなわち標準時を調整時間分進めて再設定し、DST期間から標準時期間へ移行する場合は、時刻15の時刻すなわちシフト時刻を調整時間分遅らせて再設定すればよい。これにより、標準時期間およびDST期間のいずれの期間においても、時計部15で計時されている時刻を運用時刻として用いることができる。
【0032】
また、時計部15では常に標準時を計時しておき、運用時刻管理部14Aにおいて、標準時については時計部15で計時されている時刻をそのまま用い、シフト時刻については時計部15で計時されている標準時に調整時間分を加算して算出した時刻を用いるようにしてもよい。この方法によれば、標準時およびシフト時刻を並列的に利用することができ、特に前述した第2の実施の形態のように、子機ごとに運用時刻を個別に管理する場合などに適している。
【0033】
また、本発明の実施の形態では、内線伝送路3を介して複数の子機41〜4Nが主装置1に収容されているボタン電話装置を例として説明したが、他の構成のボタン電話装置にも本発明を適用でき、前述と同様の作用効果が得られる。例えば、通話機能を有する親機と子機からなる小規模なボタン電話装置や、内線伝送路3として有線ではなく無線回線が用いられているコードレスボタン電話装置についても本発明を適用できる。さらには子機を持たない単独電話機にも適用でき、前述と同様の作用を効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、運用時刻切替制度における標準時期間とシフト期間の切り替えの際、自装置の使用状態に基づき運用時刻の切替可否を判定する切替判定手段を設け、この切替判定手段からの切替可能判定結果に基づいて、その切り替え以降の新たな期間に対応する標準時またはシフト時刻のいずれかを運用時刻として選択するようにしたので、従来のように、単に切替日時に運用時刻を切り替える場合と比較して、自装置の使用状態に基づきその切替可否を正確に判断でき、切り替えの前後にわたって電話装置の正常動作を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電話装置のブロック図である。
【図2】運用時刻切替処理を示すフローチャートである。
【図3】図2の運用時刻切替処理例を示すタイミングチャートである。
【図4】他の運用時刻切替処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の運用時刻切替処理例を示すタイミングチャートである。
【図6】運用時刻管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図7】運用時刻切替制度を示す説明図である。
【符号の説明】
1…主装置、11…外線I/F部、12…スイッチ、13…内線I/F部、14…制御部、14A…運用時刻管理部、14B…切替判定部、15…時計部、16…記憶部、16A…運用時刻管理テーブル、16B…設定データ、2…電話回線、3…内線伝送路、41〜4N…子機、51…伝送I/F部、52…通話回路、53…子機制御部、54…表示部、55…キー入力部。

Claims (8)

  1. 1年のうちの所定シフト期間にわたり運用時刻として所定の標準時から調整時間分だけシフトさせたシフト時刻を用い、前記シフト期間以外の標準時期間では前記運用時刻として前記標準時を用いる運用時刻切替機能を有する電話装置であって、
    前記標準時期間と前記シフト期間の切り替えの際、自装置の使用状態に基づき前記運用時刻の切替可否を判定する切替判定手段と、
    この切替判定手段からの切替可能判定結果に基づき、切り替え以降の新たな期間に対応する前記標準時または前記シフト時刻のいずれかを前記運用時刻として選択する前記運用時刻管理手段とを備えることを特徴とする電話装置。
  2. 請求項1記載の電話装置において、
    前記切替判定手段は、前記標準時期間と前記シフト期間の切替日時以降に自装置の未使用状態が確認された時点で前記運用時刻の切り替えが可能であると判定することを特徴とする電話装置。
  3. 請求項1記載の電話装置において、
    前記電話装置は、通話を行う複数の子機と、これら子機と電話回線を交換接続する主装置とを有するボタン電話装置からなり、
    前記切替判定手段は、各子機の使用状態に基づき前記運用時刻の切替可否を判定することを特徴とする電話装置。
  4. 請求項3記載の電話装置において、
    前記切替判定手段は、前記標準時期間と前記シフト期間の切替日時以降にすべての前記子機の未使用状態が確認された時点で前記運用時刻の切り替えが可能であると判定することを特徴とする電話装置。
  5. 請求項1記載の電話装置において、
    前記電話装置は、通話を行う複数の子機と、これら子機と電話回線を交換接続する主装置とを有するボタン電話装置からなり、
    前記運用時刻管理手段は、前記運用時刻を前記各子機の子機運用時刻として個別に管理するとともに切替可能判定結果に基づき対応する子機の子機運用時刻の切り替えを行い、
    前記切替判定手段は、個々の子機の使用状態に基づき子機運用時刻の切替可否を前記各子機ごとに個別に判定することを特徴とする電話装置。
  6. 請求項1記載の電話装置において、
    前記切替判定手段は、前記標準時期間と前記シフト期間の切替日時以降に未使用状態が確認された子機から順にその子機の子機運用時刻の切り替えが可能であると判定することを特徴とする電話装置。
  7. 請求項1記載の電話装置において、
    設定された初期時刻から計時を行う時計手段をさらに備え、
    前記運用時刻管理手段は、前記通常期間から前記シフト期間へ切り替える際は前記標準時から前記調整時間分だけシフトさせた時刻を前記初期時刻として前記時計手段へ設定するとともに、前記シフト期間から前記通常期間へ切り替える際は前記シフト時刻から前記調整時間分だけ戻した時刻を前記初期時刻として前記時計手段へ設定し、前記通常期間および前記シフト期間にわたって前記時計手段で計時される時刻を前記運用時刻として使用することを特徴とする電話装置。
  8. 請求項1、請求項3または請求項5記載の電話装置において、
    前記標準時を計時する時計手段をさらに備え、
    前記運用時刻管理手段は、前記時計手段で計時されている時刻を前記標準時として使用するとともに、前記時計手段で計時されている前記標準時に前記調整時間分だけ加算して算出した時刻を前記シフト時刻として使用することを特徴とする電話装置。
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