JP3566881B2 - 光コネクタの作製方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、光コネクタ及び光ファイバ接続方法に関し、特に、単心及び多心光ファイバの接続及び切り離しが簡単にできる光コネクタプラグに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光通信システムには、種々の光コネクタが用いられており、複数本の光ファイバを樹脂などで固めた光ファイバテープ同士を簡単に接続及び切り離しができるMT(Mechanically Transferable)型光コネクタや、プッシュ・プル操作で簡単に接続及び切り離しができるMPO(Multifiber Push On)型光コネクタが提案されている。
【0003】
図7及び図8は、従来の技術を説明するための図であり、1A,1BはMT用コネクタプラグ、2,2A,2Bは光ファイバ、3,3A,3BはMT用フェルール、4,4A,4Bは光ファイバの先端部、5は接続端面、6は位置決め用の穴、7はガイドピン、8はクランプスプリング、16A,16Bはハウジング、17はMT用フェルールの傾斜した接続端面、18は光ファイバの傾斜した先端面、19は接続用アダプタ、20は屈折率整合剤、M1A,M1Bは光ファイバを保護するためのゴムブーツである。
【0004】
前記MT型光コネクタは、図7(a図は展開図、b図は側面図)に示すように、光ファイバ2A,2BとMT用フェルール3A,3BからなるMT用コネクタプラグ1A,1B、光ファイバを保護するためのゴムブーツM1A,M1B、ガイドピン7及びクランプスプリング8により構成されている。
【0005】
前記MPOコネクタは、図8(a図は展開図、b図は側面図)に示すように、光ファイバ2、MT用フェルール3、及びハウジング16A,16BからなるMPO用コネクタプラグ15A,15B、ガイドピン7及び接続用アダプタ19により構成されている。
【0006】
前記MTコネクタ及びMPOコネクタでは、光ファイバ2A,2B,2の接続部にMT用フェルール3A,3B,3を用いている。前記MT用フェルール3A,3B,3を用いた光コネクタは、ガイドピン7により、接続する光ファイバ同士の位置合わせが簡単に行える構造であり、かつ軽量で、安価であるため有用な技術である。
【0007】
また、前記MPO型光コネクタでは、MT用フェルール3の端面及び光ファイバ2の端面を研磨して、例えば、8度傾斜させることにより接続部でのフレネル反射を制御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、MT型コネクタを物理的に安定な接続、すなわち、PC(Physical Contact)接続して、光ファイバの接続部分での光の低損失化及び反射対策を行うためには、前記コネクタの端面に屈折率整合剤を用いなければならず、作製工程が多くなり、作業性が悪くなるという問題があった。
【0009】
また、従来の前記MT型コネクタ及びMPO型コネクタの作製方法は、前記光ファイバをMT用フェルールに挿入した後、接着剤でMT用フェルールと光ファイバを接着固定し、コネクタの端面、すなわち、MT用フェルールの端面及び光ファイバの端面を研磨しているため、作業時間が長く、作業行程も複雑になるという問題があった。
【0011】
本発明の目的は、一対の光ファイバを接続する光コネクタの作製方法において、作業性を向上することが可能な技術を提供することにある。
【0012】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0014】
一対の光コネクタプラグで光ファイバを保持し、前記光コネクタプラグをクランプスプリングで把持し、前記光コネクタプラグ同士を2本のガイドピンで位置合わせを行う光コネクタの作製方法において、光ファイバの先端を切断し、当該光ファイバをダミーフェルール及びダミー治具を用いて光コネクタプラグのフェルールに挿入して接着剤で固める工程1と、前記ダミーフェルールを取り外した後、前記ダミー治具からはみ出している前記光ファイバ端面のみを前記ダミー治具ごと研磨し、前記光ファイバ端面を前記光コネクタプラグのフェルール端面から突出させる工程2と、前記工程2で前記光コネクタプラグのフェルール端面から突き出させた前記光ファイバ端面の先端のエッジ部分だけを落として丸くする工程3とを有することを特徴とする。
【0018】
以下、本発明について、図面を参照して実施の形態(実施例)とともに詳細に説明する。
【0019】
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは、同一符号をつけ、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は、本発明による実施形態1の光コネクタの概略構成を示す図であり、図1(a)は全体構成を示す展開斜視図、図1(b)は接続時の側面図である。
【0021】
図1において、1A,1BはMT用コネクタプラグ、M1A,M1Bは光ファイバを保護するためのゴムブーツ、2A,2Bは光ファイバ、3A,3BはMT用フェルール、4,4A,4Bは光ファイバの先端部、5,5A,5BはMT用フェルールの接続端面、6は位置決め用の穴、7はガイドピン、8はクランプスプリングである。
【0022】
本実施形態1の光コネクタは、図1に示すように、光ファイバ2Aと、前記光ファイバ2Aを整列保持するMT用フェルール3AからなるMT用コネクタプラグ1Aと、同様に光ファイバ2Bと前記光ファイバ2Bを整列保持するMT用フェルール3BからなるMT用コネクタプラグ1Bが対になっている。
【0023】
また、前記MT用コネクタプラグ1AのMT用フェルール3Aの、前記対になるMT用コネクタプラグ1Bと向かい合う面、すなわち、接続端面5に設けられた位置決め用の穴6にガイドピン7の一端を挿入し、図示していないが前記MT用コネクタプラグ1BのMT用フェルール3Bの接続端面5に設けられた位置決め用の穴6に前記ガイドピン7の他端を挿入することにより、前記MT用コネクタプラグ1Aの光ファイバ2Aの先端部4と、図示はしないが前記MT用コネクタプラグ1Bの光ファイバ2Bの先端部4との位置決めを行う。この位置決めの後、クランプスプリング8で固定することにより、前記一対のMT用コネクタプラグを接続することができる。
【0024】
また、前記光ファイバ2はシングルモードファイバ、マルチモードファイバ等であり、光通信システム等で使用する光の波長に合わせて選択する。
【0025】
また、前記MT用コネクタプラグ1Aの光ファイバ2Aの先端部4,4A,4Bは前記フェルール3Aの接続端面5,5A,5Bから突出している。この突出は、例えば、ほぼ零〜数μm突出しており、同様に前記MT用コネクタプラグ1Bの光ファイバ2Bの先端部4Bも突出しているため、前記MT用コネクタプラグ1A,1Bを接続すると、図1(b)に示すように、突出した先端部4A,4Bが接触あるいは非常に近接した状態になる。
【0026】
図2乃至図4は、本実施形態1の光コネクタの作製方法を説明するための図である。図2乃至図4において、1はMT用コネクタプラグ、2は光ファイバ、3はMT用フェルール、4は光ファイバの先端部、5は接続端面、6は位置決め用の穴、9は光ファイバ挿入用の穴、10はダミーコネクタプラグ、11はダミーフェルール、11Aはダミーフェルールの接続端面、11Bはダミーフェルールの位置決め用の穴、12は光ファイバ突出用の穴、13はダミー治具、M1,M2は光ファイバを保護するためのゴムブーツである。
【0027】
以下、図2乃至図4を用いて本実施形態1の光コネクタの作製方法を説明する。
【0028】
まず、本実施形態1の光コネクタを作製するために、図2に示したような、光ファイバを挿入する前のMT用フェルール3のみのMT用コネクタプラグ1と、前記MT用コネクタプラグ1と同じ形状のダミーコネクタプラグ10と、前記MT用コネクタプラグ1とダミーコネクタプラグ10を取り付けるダミー治具13を用意する。
【0029】
前記光ファイバ挿入前のMT用コネクタプラグ1のMT用フェルール3には、光ファイバ挿入用の穴9が貫通しており、かつMT用フェルール3の接続端面には接続時の位置決め用の穴6が設けられている。
【0030】
また、前記MT用コネクタプラグ1のMT用フェルール3の接続端面5は予め公知の研磨技術により研磨されている。
【0031】
また、前記ダミーコネクタプラグ10のダミーフェルール11の接続端面11Aには、前記MT用コネクタプラグ1の位置決め用の穴6と対応する位置には位置決め用の穴11Bが設けられ、前記MT用コネクタプラグ1の光ファイバ挿入用の穴9と対応する位置には、深さ数μmの光ファイバ突出用の穴12が掘られている。
【0032】
なお、本実施形態1では、前記MT用コネクタプラグ1と同じ形状のダミーコネクタプラグ10を用いているが、これに限定されず、前記MT用コネクタプラグ1の光ファイバ挿入用の穴9と対応する位置に光ファイバ突出用の穴12を位置合わせできるものであればどのような形状でもよい。
【0033】
また、ダミー治具13は前記MT用コネクタプラグ1の光ファイバ挿入用の穴9の周辺が空洞になっている。
【0034】
次に、用意した前記光ファイバ挿入前のMT用コネクタプラグ1、ダミーコネクタプラグ10、及びダミー治具13を、図3(a)及び図3(b)に示すように、前記MT用コネクタプラグ1の接続端面と、前記ダミーコネクタプラグ10の接続端面とを向かい合わせ、間に前記ダミー治具13を挟み、図示していないが、前記MT用コネクタプラグ1の位置決め用の穴及びダミーコネクタプラグ10の位置決め用の穴にガイドピンを挿入し、前記MT用コネクタプラグ1の光ファイバ挿入用の穴と前記ダミーコネクタプラグ10の光ファイバ突出用の穴12の位置合わせをして固定する。
【0035】
次に、図4(a)に示すように、前記MT用コネクタプラグ1に設けられた光ファイバ挿入用の穴9に光ファイバ2を挿入し、前記光ファイバ2の先端部4が、前記ダミーコネクタプラグ10のダミーフェルール11に設けられた光ファイバ突出用の穴12に突き当たるまで挿入したところで、接着剤を用いて前記MT用コネクタプラグ1のMT用フェルール3と前記光ファイバ2を接着固定する。
【0036】
前記MT用コネクタプラグ1のMT用フェルール3と前記光ファイバ2を接着固定した後、図4(b)に示すように、前記ダミーコネクタプラグ10を取り外し、前記ダミー治具13のみが取り付けられた状態で、前記MT用コネクタプラグ1の接続端面5から突出した前記光ファイバ2の先端部4を公知の技術を用いて研磨する。
【0037】
ダミー治具13を取り付けたまま、前記光ファイバ2の先端部4を研磨することにより、前記図1(b)に示したような、前記光ファイバ2の先端部4が、前記MT用フェルール3の接続端面5から数μm突出したMT用コネクタプラグ1を作製することができる。
【0038】
前記作製方法により作製された一対の前記MT用コネクタプラグ1A,1Bそれぞれの接続端面5A,5Bを向かい合わせ、それぞれの接続端面5A,5Bに設けられた位置決め用の穴6に前記ガイドピン7を挿入し位置合わせをした後、前記MT用コネクタプラグ1A,1Bをクランプスプリング8で固定すると、図1(b)に示したように、前記それぞれのMT用コネクタプラグ1A,1Bの接続端面5A、5Bから突出した光ファイバの先端部4A,4Bが接触または非常に近接した状態になり、かつそれぞれのMT用コネクタプラグ1A,1Bの光ファイバの先端部4A,4Bは鏡面に研磨されているので、前記それぞれの光ファイバの先端部4A,4B間の空隙を使用する光の波長より小さくし、前記光ファイバの先端部4A,4B間での反射減衰量を低減でき、屈折率整合剤を用いることなく前記MT用コネクタプラグ1A,1Bの光ファイバ同士をPC接続することができる。
【0039】
また、MT用コネクタプラグ1を作製する際に、予め端面を研磨してあるMT用フェルール3を用いることにより、MT用フェルール端面を研磨する必要がなく、作業時間を短縮し、作業効率を向上することができる。
【0040】
図5は、本実施形態1の光コネクタの変形例を示す模式図である。図5において、3はMT型コネクタのMT用フェルール、4は光ファイバの先端部、14は光ファイバの先端部のエッジに設けられた丸みである。
【0041】
前記作製方法で作製され、前記MT用コネクタプラグ1のMT用フェルール3の接続端面5から突出した、前記光ファイバ2の先端部4のエッジ部分に研磨、あるいは放電などにより前記丸み14を設けることにより、光ファイバの先端部4A,4B同士のPC接続が実現されやすくなるので、より良好なMT型光コネクタを作製することができる。
【0042】
(実施形態2)
図6は、本発明による実施形態2の光コネクタの概略構成を示す図であり、図6(a)は外観の斜視図、図6(b)は本実施形態2の光コネクタを側面から見た模式図である。図6において、2は光ファイバ、3A,3BはMT用フェルール、6は位置決め用の穴、7はガイドピン、15A,15BはMPO用コネクタプラグ、16A,16Bはハウジング、17はMT用フェルールの傾斜した接続端面、18は光ファイバの傾斜した先端面、19は接続用アダプタである。
【0043】
本実施形態2の光コネクタは、図6(a)に示すように、光ファイバ2、前記光ファイバ2を整列把持するMT用フェルール3A,3B、及びプッシュ・プル機構により接続、切り離しを行うハウジング16A、16BからなるMPO用コネクタプラグ15A,15Bと、一対のMPO用コネクタプラグ15A,15Bを接続するための接続用アダプタ19により構成され、前記MPO用コネクタプラグ15Aの前記MT用フェルール3Aの接続端面17に設けられた位置決め用の穴6と、前記接続用アダプタ19の前記位置決め用の穴6と対応する位置に設けられた穴にガイドピン7を挿入することで位置決めを行い、前記ハウジング16Aにより前記MPO用コネクタプラグ15Aと接続用アダプタ19を接続する。
【0044】
また、前記MPO用コネクタプラグ15Aの前記MT用フェルール3Aの接続端面17、及び前記光ファイバ2の先端部18は、図6(b)に示すように、8度傾斜している。
【0045】
また、使用する光ファイバ2は、シングルモードファイバ、マルチモードファイバ等で、光通信システム等で使用する光の波長に合わせて選択する。
【0046】
本実施形態2のMPO用コネクタプラグの作製方法も前記実施形態1と同様で、前記MT用フェルール3Aの接続端面17を予め研磨した。光ファイバ挿入前のMPO用コネクタプラグ15A、ダミーコネクタプラグ10、ダミー治具13を用意し、前記MPO用コネクタプラグ15Aの前記MTフェルール3Aの接続端面17と前記ダミーコネクタプラグ10の接続端面11Aを向かい合わせ、間に前記ダミー治具13を挟んで固定した後、光ファイバ2を挿入し、先端部がダミーコネクタプラグ10に設けられた穴に達したところでMT用フェルール3Aと光ファイバ2を接着固定し、前記ダミーコネクタプラグ10を取り外して、前記光ファイバ2の傾斜した先端面18が8度傾斜するように研磨する。
【0047】
なお、本実施形態2のMPO用コネクタプラグ15A,15Bでは、前記MT用フェルール3Aの接続端面17も8度傾斜させているが、これに限らず、傾斜がなくてもよい。
【0048】
前記手順で作製した一対のMPO用コネクタプラグ15A,15Bを接続用アダプタ19により接続すると、前記実施形態1と同様に前記MTフェルール3Aの接続端面17から前記光ファイバの先端部18が突出していることにより、光ファイバ間の空隙を使用する光の波長より小さくし、反射減衰量を低減でき、光ファイバ同士のPC接続が可能になる。
【0049】
また、前記光ファイバの先端部18を8度傾斜させているので、光ファイバ間の空隙により生じるフレネル反射に起因する損失を低減させることができる。
【0050】
また、前記MPO用コネクタプラグ15A,15Bを作製する際に、予め研磨したMT用フェルール3を用いることにより、作業時間及び工程を短縮することができ、作業効率が向上する。
【0051】
また、前記実施形態1と同様、MPO用コネクタプラグ15Aの前記MT用フェルール3Aの接続端面17から突出した、前記光ファイバ2の先端部18のエッジを研磨や放電により落として丸みをつけることで、光ファイバ同士のPC接続が実現されやすくなり、より良好な光コネクタを得ることができる。
【0052】
以上、本発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0054】
(1)光ファイバの先端部を、光コネクタの接続端面から突出させる(ほぼ零〜数μm突出)ことにより、屈折率整合剤を用いることなく光コネクタを接続することができる。
【0055】
(2)屈折率整合剤を用いることなく、PC接続用光コネクタの作製工程を簡単にしたので、作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の光コネクタの概略構成を示す展開斜視図及び側面図である。
【図2】本実施形態1の光コネクタの作製方法を説明するための模式図である。
【図3】本実施形態1の光コネクタの作製方法を説明するための模式図である。
【図4】本実施形態1の光コネクタの作製方法を説明するための模式図である。
【図5】本実施形態1の光コネクタの変形例を示す模式図である。
【図6】本発明による実施形態2の光コネクタの概略構成を示す展開図及び側面図である。
【図7】従来の光コネクタの概略構成を示す展開図及び側面図である。
【図8】従来の光コネクタの概略構成を示す展開図及び側面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…MT用コネクタプラグ、2,2A,2B…光ファイバ、3,3A,3B…MT用フェルール、4,4A,4B…光ファイバの先端部、5,5A,5B…接続端面、6…位置決め用の穴、7…ガイドピン、8…クランプスプリング、9…光ファイバ挿入用の穴、10…ダミーコネクタプラグ、11…ダミーフェルール、11A…接続端面、11B…位置決め用の穴、12…光ファイバ突出用の穴、13…ダミー治具、14…光ファイバ先端部のエッジに設けられた丸み、15A,15B…MPO用コネクタプラグ、16A,16B…ハウジング、17…MT用フェルールの傾斜した接続端面、18…光ファイバの傾斜した先端面、19…接続用アダプタ、20…屈折率整合剤、M1,M2,M1A,M1B…光ファイバを保護するためのゴムブーツ。
Claims (1)
- 一対の光コネクタプラグで光ファイバを保持し、前記光コネクタプラグをクランプスプリングで把持し、前記光コネクタプラグ同士を2本のガイドピンで位置合わせを行う光コネクタの作製方法において、
光ファイバの先端を切断し、当該光ファイバをダミーフェルール及びダミー治具を用いて光コネクタプラグのフェルールに挿入して接着剤で固める工程1と、
前記ダミーフェルールを取り外した後、前記ダミー治具からはみ出している前記光ファイバ端面のみを前記ダミー治具ごと研磨し、前記光ファイバ端面を前記光コネクタプラグのフェルール端面から突出させる工程2と、
前記工程2で前記光コネクタプラグのフェルール端面から突き出させた前記光ファイバ端面の先端のエッジ部分だけを落として丸くする工程3とを有することを特徴とする光コネクタの作製方法。
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JP2000310723A JP2000310723A (ja) | 2000-11-07 |
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Cited By (1)
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1999
- 1999-04-28 JP JP12112099A patent/JP3566881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
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