JP6672246B2 - 光ファイバ付きフェルール及び光ファイバ付きフェルールの製造方法 - Google Patents
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Description
前記フェルール端面に垂直な方向から前記突出部を見たときの、前記突出部の中心からの距離が50μm以上であることが望ましい。これにより、低損失を安定的に実現することができる。
<光ファイバ付きフェルール1の全体構成>
図1Aは、第1実施形態の光ファイバ付きフェルール1を有する光コネクタ50の斜視図である。図1Bは、第1実施形態の光ファイバ付きフェルール1の斜視図である。
図2A及び図2Bは、フェルールの軸ずれ(シフト)の説明図である。図2Aは、フェルール10A及びフェルール10Bがシフトする前の状態において、ガイドピン穴121の中心軸を含む面で切断した断面図である。図2Bは、図2Aにおいて、フェルール10A及びフェルール10Bがシフトした後の状態を示す要部拡大図である。
図3A〜図3Cは、第1実施形態の光ファイバ付きフェルール1の接続時の様子を示すために、光ファイバ6の中心軸を含む面で切断した断面図である。図3Aは、光ファイバ6の突出部70同士が接触する前の状態を示す断面図である。図3Bは、光ファイバ6の突出部70同士が接触した後、各フェルール10がシフトする前の状態を示す断面図である。図3Cは、図3Bにおいて、各フェルール10がシフトした後の状態を示す断面図である。図4は、第1実施形態の光ファイバ付きフェルール1における、光ファイバ6の突出部70の形状を示す説明図である。なお、図4では、図の右側には光ファイバ6の長手方向の断面図が示されており、図の左側には、光ファイバ6の突出部70を接続端面123に垂直な方向から見たときの平面図が示されている。
図5Aは、比較例の光ファイバ付きフェルール1における、光ファイバ6の突出部70の形状を示す説明図である。図5Bは、比較例の光ファイバ6の突出部70同士が接触した後、各フェルール10がシフトする前の状態を示す断面図である。図5Cは、図5Bにおいて、各フェルール10がシフトした後の状態を示す断面図である。図5Aでは、図の右側には光ファイバ6の長手方向の断面図が示されており、図の左側には、光ファイバ6の突出部70を接続端面123に垂直な方向から見たときの平面図が示されている。
図6は、第2実施形態の光ファイバ6の突出部70の形状を示す説明図である。なお、図6では、図の右側には光ファイバ6の長手方向の断面図が示されており、図の左側には、光ファイバ6の突出部70を接続端面123に垂直な方向から見たときの平面図が示されている。
<平面部72の範囲と接続損失との関係>
表1は、光ファイバ6に平面部72を設けた場合(第1実施形態)の、平面部72の範囲と、接続損失との関係を示す表である。なお、光ファイバ付きフェルール1は、図1Bに示すものと同様の構成であり、光ファイバ6の直径が125μm、光ファイバテープ5の光ファイバ6の心数が12心、フェルール10が12心用のシングルモード用フェルールとする光ファイバ付きフェルール1とした。また、測定に使用した光信号の波長は1310nmであり、フェルール10を有する光コネクタ50同士を3回着脱した場合の接続損失の最大変動量を計測した。全ての複数の光ファイバ6の突出部70に平面部72を設け、平面部72の範囲の半径を10μm、30μm、50μm、70μmで変化させた。すなわち、図4に示す半径Rの値を、10μm、30μm、50μm、70μmで変化させた。なお、既に説明したように、平面部72の範囲は、接続端面123からの突出部70の表面における各点の高さの差が100nm以内である範囲とする。また、平面部72の範囲の半径とは、接続端面123に垂直な方向から突出部70を見たときの、突出部70の中心からの距離である。
表2は、光ファイバ6の突出部70における頂点71の位置を突出部70の中心から離れて設けた場合(第2実施形態)の、光ファイバ6の頂点71の突出部70中心からのずれ量と、接続損失との関係を示す表である。なお、光ファイバ付きフェルール1は、前述の表1で説明したものと同様である。また、フェルール10を有する光コネクタ50同士を3回着脱した場合の接続損失の最大変動量を計測した。全ての複数の光ファイバ6において、頂点71を突出部70中心からずれて設け、頂点71の突出部70中心からのずれ量を10μm、30μm、50μm、70μmで変化させた。
図7は、光ファイバ付きフェルール1の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。図8A及び図8Bは、光ファイバ付きフェルール1の製造方法における、研磨工程の手順を示す図である。
<付与部>
既に説明したように、フェルール10の接続端面123同士を突き合わせた際に予め見込んだ量ほどフェルール10が上下にシフトしない場合には、光ファイバ6の接続損失が増大してしまうことがある。前述の実施形態では、光ファイバ6の端面の間に働く摩擦力によって、予め見込んだ量ほどフェルール10が上下にシフトしない場合について説明した。しかし、フェルール10の傾斜端面の間に働く摩擦力によっても、予め見込んだ量ほどフェルール10が上下にシフトしないことがある。
9 ブーツ、10 フェルール、11 鍔部、
12 本体部、121 ガイドピン穴、122 光ファイバ穴、
123 接続端面、124 直角面、125 斜面、126 充填部
13 ガイドピン、14 ブーツ穴
50 光コネクタ、51 ハウジング、511 キー、52 カップリング、
70 突出部、71 頂点、72 平面部
Claims (2)
- 複数の光ファイバ穴が形成され、前記光ファイバ穴の中心軸方向に垂直な面に対して傾斜したフェルール端面を備えるフェルールと、
前記複数の光ファイバ穴にそれぞれ挿入された複数の光ファイバと
を有する光ファイバ付きフェルールであって、
前記複数の光ファイバは、それぞれ前記フェルール端面から突出する突出部を備え、
前記突出部の表面において前記フェルール端面から最も高い点が、
前記フェルール端面に垂直な方向から前記突出部を見たときに、前記突出部の中心からの距離が50μm以上となるように位置し、
かつ、前記複数の光ファイバが並ぶ方向から前記突出部を見たときに、前記突出部の前記中心に対して、前記傾斜したフェルール端面の突出側に位置しており、
前記最も高い点から前記突出部の前記中心に向かう方向に、前記傾斜したフェルール端面からの前記突出部の高さが徐々に低くなる
ことを特徴とする光ファイバ付きフェルール。 - 複数の光ファイバ穴が形成され、前記光ファイバ穴の中心軸方向に垂直な面に対して傾斜したフェルール端面を備えるフェルールと、
前記複数の光ファイバ穴にそれぞれ挿入された複数の光ファイバと
を有する光ファイバ付きフェルールの製造方法であって、
前記複数の光ファイバの前記フェルール端面からそれぞれ突出する突出部とともに、前記フェルール端面を研磨すること、
前記フェルール端面を研磨した後に、前記突出部を研磨すること、
前記突出部を研磨することにより、
前記突出部の表面において前記フェルール端面から最も高い点が、
前記フェルール端面に垂直な方向から前記突出部を見たときに、前記突出部の中心からの距離が50μm以上となるように位置し、
かつ、前記複数の光ファイバが並ぶ方向から前記突出部を見たときに、前記突出部の前記中心に対して、前記傾斜したフェルール端面の突出側に位置しており、
前記最も高い点から前記突出部の前記中心に向かう方向に、前記傾斜したフェルール端面からの前記突出部の高さが徐々に低くなる
を特徴とする光ファイバ付きフェルールの製造方法。
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