JP4086940B2 - 導波路モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信分野、光CATV(cable televison)分野で、合分岐光線路や試験路を構成するシステムに使用する導波路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信や光CATVでは、サービスコストの経済化のために、1本の主光ファイバを光合分岐器を介して複数本の分岐用光ファイバに接続して使用する分岐光線路が提案され、実用化されている。
通常、このような光合分岐器は、1本の光線路を複数本の光線路に分岐させたり、複数本の光線路を1本の光線路に統合したりする。このため、かかる目的には経済的で小型であることから、石英ガラスを主成分とした石英系の導波路モジュールが実用化され、導波路チップの各端のそれぞれに光軸合わせをして光ファイバアレイを接着固定したモジュール(例えば、特開平9−127365号公報参照)や、導波路チップに対して多心コネクタを突合せ接続可能としたモジュール(例えば、特開平9−105838号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記導波路モジュールにおいては、導波路チップの一端に光ファイバアレイや光コネクタを接続するときに、光ファイバや光コネクタと接続される他端側に作業者の手や治具等が触れると、他端側の接続状態が微妙に変化し、導波路モジュールの接続損失や偏光特性等、導波路モジュールの光学特性が変化してしまうという問題があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、導波路チップの一端に光コネクタが着脱自在に突合せ接続可能で、しかも光コネクタの着脱に際して導波路チップの他端側におけるに光学特性上の変化を招来することがない導波路モジュールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては上記目的を達成するため、基板上に複数の導波路が形成された導波路チップの光伝送方向の一端に光コネクタが着脱自在に突合せ接続され、他端に光ファイバが接続された導波路モジュールにおいて、請求項1の導波路モジュールは、前記導波路チップの前記一端側から前記導波路チップ他端の前記光ファイバとの接続側に亘って囲繞する保護カバー、前記保護カバーに取付けられたクリップであって基端に前記保護カバーに回動自在に係止され係止部、並びに、中間に前記光コネクタの後部側に係止される2つのばね片及びその回動操作のための操作片を有したクリップと、前記導波路チップと前記光コネクタとの接続に用いられるピン嵌合タイプの中間部材と、前記中間部材側の前記保護カバーの端部に設けられ、前記コネクタと前記導波路チップとを接続させるべく前記保護カバー内に前記光コネクタを受け入れるための開口と備える
【0006】
更に、請求項1の場合、前記中間部材は、幅方向中央に形成された凹部と、前記凹部を挟む両側に形成されたガイド孔とを有し、そして、前記中間部材は前記導波路チップの導波路面に前記凹部を対向させて前記導波路チップの前記一端に取付けられて、前記導波路チップと前記光コネクタとの直接接続を許容する。
また好ましくは、導波路モジュールは、前記導波路チップの前記他端及び前記光ファイバを接続する接続部と前記保護カバーとの間に配置された緩衝体を更に備える(請求項2)。
【0007】
【作用】
導波路チップ他端の光ファイバとの接続側を保護カバーで囲繞すると、導波路モジュールは、導波路チップの一端に光コネクタを着脱しても、他端の光ファイバとの接続側に作業者の手や治具等が触れることがなく、光コネクタの着脱による光学特性上の影響を受けることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1(a),(b)に基づいて詳細に説明する。
導波路モジュール1は、図示のように、導波路チップ2、中間部材3,4、光ファイバアレイ5及び保護カバー6を有し、導波路チップ2の光伝送方向となる長手方向の一端に多心コネクタ20が着脱自在に突合せ接続される。
【0009】
導波路チップ2は、基板上に光分波・合波等の機能を持つ導波路、例えば、石英系の導波路が複数形成されている。導波路チップ2は、図示してはいないが、中間部材3,4と高精度に位置決めするために、導波路が形成された導波路面2aに長手方向に延びるV溝を形成し、中間部材3,4の対応する位置に設けたV溝との間に位置決めピンを配置して中間部材3,4と高精度に位置決めするようにしても良い。
【0010】
中間部材3,4は、導波路チップ2に光ファイバアレイ5や多心コネクタ20をピン嵌合によって簡易に接続するための部材で、合成樹脂あるいは金属から形成されている。中間部材3,4は、幅方向中央に凹部3a,4aが、凹部3a,4aを挟む両側にガイド孔3b,4bが形成されている。
光ファイバアレイ5は、中間部材3aと同様に構成される本体5a、保持板5d及びテープファイバ5eを有している。保持板5dは、本体5aの凹部5bと略同じ幅の板で、表面に微細なV溝(図示せず)が複数形成されている。光ファイバアレイ5は、テープファイバ5eの各光ファイバを前記V溝に位置決めして保持板5dに接着すると共に、前記光ファイバを保持板5dと凹部5bとの間に挟み込んで、保持板5dが本体5aに接着されている。
【0011】
ここで、光ファイバアレイ5は、中間部材4と突き合わせ、互いに対応するガイド孔4b,5cにガイドピン(図示ぜず)を挿通して、導波路チップ2の各導波路と光ファイバとが接続され、クランプスリング10により接続状態に保持される。
また、中間部材4と光ファイバアレイ5は、導波路チップ2と光ファイバアレイ5との接続部が直接接することがないように、保護カバー6との間に緩衝材11が配置される。緩衝材11は、上記目的に合致したものであれば、例えば、スポンジ,シリコーングリースあるいはゴム等、種々の素材を使用することができる。
【0012】
保護カバー6は、導波路チップ2、中間部材3,4及び光ファイバアレイ5を囲繞する合成樹脂や金属等からなるカバーである。保護カバー6は、突起と凹部とにより位置決めされて組み合わされる上カバー7と下カバー8とにより長い筒状に形成され、上カバー7にはクリップ9が取り付けられている。
上カバー7は、多心コネクタ20を中間部材3を介して導波路チップ2に接続するための開口7aが一端に設けられている。上カバー7は、図1(b)に示すように、後部側には上方へ突出する上フランジ7bが形成され、上フランジ7bには取付孔7cが設けられている。一方、下カバー8は、上カバー7に下側から取り付けられ、上フランジ7bと対応する位置に取付孔8cを有する下フランジ8bが形成されている。
【0013】
クリップ9は、図1(a)に示すように、上カバー7の両側に形成された突起7dに回動自在に係止される係止部9a、中間に設けられて多心コネクタ20の後部側に係止される2つのばね片9b及びクリップ9を回動操作する操作片9cとを有している。
以上のように構成される導波路モジュール1は、以下のようにして組み立てられる。
【0014】
先ず、導波路チップ2の両端に中間部材3,4を取り付ける。このとき、中間部材3,4は、凹部3a,4aが導波路面2aと対向するようにして導波路チップ2に取り付ける。
次に、中間部材4と光ファイバアレイ5の本体5aとを突き合わせ、互いに対応するガイド孔4b,5cにガイドピン(図示ぜず)を挿通して、導波路チップ2の各導波路と光ファイバとを接続する。
【0015】
次いで、図1(b)に示すように、中間部材4と本体5aとの間にクランプスリング10を掛け渡すようにして取り付け、中間部材4と光ファイバアレイ5とを接続状態に保持する。
しかる後、接続状態に保持された中間部材4と光ファイバアレイ5とを、導波路チップ2の導波路面2aを下に向けて上カバー7に収容し、下カバー8を取り付け、図1(b)に示すように、導波路モジュール1が組み立てられる。
【0016】
このように、本発明の導波路モジュール1は、導波路チップ2と多心コネクタ20あるいは光ファイバアレイ5との間で、光ファイバと導波路との複雑な光軸合わせをすることなく極めて簡易に組み立てることができる。
このとき、導波路モジュール1は、導波路チップ2、中間部材3,4及び光ファイバアレイ5が保護カバー6によって囲繞されている。このため、導波路モジュール1は、図1(b)に示すように、上カバー7の開口7aから光コネクタ20を導波路チップ2に着脱しても、導波路チップ2と光ファイバアレイ5とが接続された他端側に作業者の手や治具等が触れることがなく、多心コネクタ20の着脱による光学特性上の影響を受けることがない。
【0017】
しかも、導波路モジュール1は、中間部材4と光ファイバアレイ5の本体5aの周囲に、導波路チップ2と光ファイバアレイ5との接続部が直接接することがないように緩衝材11が配置されているので、導波路チップ2の他端側におけるに光学特性上の変化を抑制する上記効果がより一層発揮される。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、導波路チップの一端に光コネクタが着脱自在に突合せ接続可能で、しかも光コネクタの着脱に際して導波路チップの他端側における光学特性上の変化を招来することがない導波路モジュールを提供することができる。
【0019】
請求項2の発明によれば、請求項1における光コネクタの着脱に際して導波路チップの他端側における光学特性上の変化を抑制する効果がより一層発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波路モジュールの一部を切り欠いた平面図(a)と、断面正面図(b)である。
【符号の説明】
1 導波路モジュール
2 導波路チップ
2a 導波路面
3,4 中間部材
5 光ファイバアレイ
6 保護カバー
7 上カバー
8 下カバー
9 クリップ
10 クランプスリング
11 緩衝材
20 多心コネクタ

Claims (2)

  1. 基板上に複数の導波路が形成された導波路チップの光伝送方向の一端に光コネクタが着脱自在に突合せ接続され、他端に光ファイバが接続された導波路モジュールにおいて、
    前記導波路チップの前記一端側から前記導波路チップ他端の前記光ファイバとの接続側に亘って囲繞する保護カバー
    前記保護カバーに取付けられたクリップであって、基端に前記保護カバーに回動自在に係止され係止部、並びに、中間に前記光コネクタの後部側に係止される2つのばね片及びその回動操作のための操作片を有したクリップと、
    前記保護カバーに囲繞された状態で前記導波路チップの前記一端に取付けられ、前記導波路チップと前記光コネクタとの接続に用いられるピン嵌合タイプの中間部材と、
    前記中間部材側の前記保護カバーの端部に設けられ、前記コネクタと前記導波路チップとを接続させるべく前記保護カバー内に前記光コネクタを受け入れるための開口
    を備え、
    前記中間部材は、幅方向中央に形成された凹部と、前記凹部を挟む両側に形成されたガイド孔とを有し、
    前記中間部材は、前記導波路チップの導波路面に前記凹部を対向させて前記導波路チップの前記一端に取付けられ、前記導波路チップと前記光コネクタとの直接接続を許容することを特徴とする導波路モジュール。
  2. 前記導波路チップの前記他端及び前記光ファイバを接続する接続部と前記保護カバーとの間に配置された緩衝体を更に備えることを特徴とする、請求項1の導波路モジュール。
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