JP3566611B2 - キャップシール供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、予備成形された複数のキャップシールを相互に嵌合させるように積み重ねたキャップシール群からキャップシールを抜き取ってシール供給位置に供給するキャップシール供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
牛乳瓶やビア樽等の容器の口部分に装着されるキャップシールとしては、容器の口部分への埃等の侵入を防止すると共にデザインを施すために、シュリンクフィルムからなる筒状の本体部の一端側を天板によって閉塞した天板付きのキャップシールがある。こういった天板付きキャップシールは、図5(a)、(b)に示すように、一端側が小径部C1、他端側が大径部C2となるように予備成形されると共に小径部C1の端部に天板C3が固着された状態で供給されるのが一般的であり、このように予備成形された天板付きのキャップシールCは、図6に示すように、相互に嵌合させるように積み重ねたキャップシール群CGとして、キャップシール供給装置にセットされ、容器の口部分にキャップシールを装着するシール装着ラインに供給されるようになっている。
【0003】
キャップシール供給装置50は、図8に示すように、1組のキャップシール群CGをセットするシールホルダ51と、このシールホルダ51にセットされたキャップシール群CGからキャップシールCを1つずつ抜き取るシール抜取手段52と、このシール抜取手段52によって抜き取られたキャップシールCを、牛乳瓶やビア樽等の容器Bを連続的に搬送しながらキャップシールを装着するシール装着ラインのシール供給位置αに導くシールシューター53と、シール供給位置αにおいてキャップシールCを容器Bの口部分に嵌挿するシール嵌挿手段54とから構成されている。
【0004】
前記シールホルダ51は、シールシュータ53のシール導入口に向かって下方に傾斜するように設置されており、セットされたキャップシール群CGが重力によって自然にシール供給口に移動するようになっている。
【0005】
前記シール抜取手段52は、同図に示すように、シールホルダ51にセットされたキャップシール群CGを位置決めするために、シールシュータ53のシール導入口に設置された開閉可能なシャッタ52aと、シールホルダ51内にセットされたキャップシール群CGを、先端(下端)から2番目のキャップシールCを把持することで保持するチャック52bと、キャップシール群CGの先端のキャップシールCを抜き取る吸引パッド52cとから構成されており、シャッタ52aが開いたときに吸引パッド52cが前進して先端のキャップシールCの天板C3を吸引保持した後、後退することによって先端のキャップシールCをキャップシール群CGから抜き取り、キャップシールCがシールシュータ53内に導かれたときに吸引を解除することで、キャップシール群CGからキャップシールCを1つずつシールシュータ53に供給するようになっている。
【0006】
前記シール抜取手段52によってシールシュータ53に供給されたキャップシールCは、シールシュータ53を通ってシール供給位置αに導かれ、シール嵌挿手段54によって容器Bの口部分に嵌挿されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、1分間に300本以上の容器にキャップシールを装着するといったシール装着ラインの高速運転化が望まれているが、上述したように、1組のキャップシール群CGからキャップシールCを1つずつ抜き取って、シールシュータ53に供給する構成を採用しているキャップシール供給装置50では、シール装着ラインに供給することができる単位時間当りのキャップシールCの数には限界があり、シール装着ラインの高速運転に対応することができないといった問題がある。
【0008】
また、何らかの原因によってシール抜取手段52にトラブルが発生し、キャップシール群CGからキャップシールCを抜き取ることができなくなったような場合には、シール装着ラインにキャップシールCが全く供給されないことになるので、シール装着ラインを停止せざるを得ず、シール装着ラインを安定した状態で運転することができないといった問題もある。
【0009】
そこで、この発明の課題は、キャップシールの装着ラインの高速運転に対応することができるように、キャップシールを高速で、しかも、安定して供給することができるキャップシール供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、シュリンクフィルムからなる予備成形された複数のキャップシールを相互に嵌合させながら積み重ねたキャップシール群からキャップシールを抜き取ってシールシュータに供給し、このシールシュータによって、シール供給位置にキャップシールを導くようにしたキャップシール供給装置において、複数組の前記キャップシール群をセットするシールホルダと、前記シールホルダにセットされたそれぞれの前記キャップシール群から前記キャップシールを同時に1個ずつ抜き取る吸引パッドを有する複数のシール抜取手段と、複数の前記シール抜取手段によって抜き取られた複数のキャップシールを前記シールシュータに搬送する、前記シールホルダの下方側に配設されたシール搬送手段とを設け、前記キャップシール群から前記キャップシールを抜き取った前記吸引パッドが、その向きを変えることによって、前記キャップシールを前記シール搬送手段に引き渡すようにしたのである。また、上記の課題を解決するため、請求項2にかかる発明は、シュリンクフィルムからなる予備成形された複数のキャップシールを相互に嵌合させながら積み重ねたキャップシール群からキャップシールを抜き取ってシールシュータに供給し、このシールシュータによって、シール供給位置にキャップシールを導くようにしたキャップシール供給装置において、複数組の前記キャップシール群をセットするシールホルダと、前記シールホルダにセットされたそれぞれの前記キャップシール群から前記キャップシールを同時に1個ずつ抜き取る複数のシール抜取手段と、複数の前記シール抜取手段によって抜き取られた複数のキャップシールを前記シールシュータに搬送するシール搬送手段とを設け、前記シールシュータのシール導入口付近に前記キャップシールが存在している場合は、前記シール搬送手段によるキャップシールの搬送動作を制限し、前記シール搬送手段に前記キャップシールが存在している場合は、前記シール抜取手段による前記キャップシールの抜取動作を制限するようにしたのである。
【0011】
以上のように構成されたキャップシール供給装置では、シールホルダにセットされたそれぞれのキャップシール群からキャップシールを同時に1個ずつ抜き取ることで、複数のキャップシールを一度にシールシュータに供給することができるので、シール供給位置への単位時間当りのキャップシールの供給量が飛躍的に増大する。従って、このキャップシール供給装置をシール装着ラインに設置することで、シール装着ラインを高速で運転することが可能となる。
【0012】
また、シールホルダにセットされた複数のキャップシール群毎にそれぞれシール抜取手段が設置されているので、いずれかのシール抜取手段にトラブルが発生して、対応するキャップシール群からキャップシールを抜き取ることができない場合でも、他のキャップシール群から抜き取られたキャップシールがシール搬送手段によって確実にシール供給位置に供給されるので、シール供給位置へのキャップシールの供給が完全に途絶えることがなく、常に安定した状態でシール装着ラインを運転することができるという効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、このキャップシール供給装置1は、牛乳瓶等の容器Bの口部にキャップシールCを装着するシール装着ラインに設置されるものであり、複数組のキャップシール群CGをセットするシールホルダ10と、このシールホルダ10にセットされた複数組のキャップシール群CGからキャップシールCを同時に1つずつ抜き取る複数のシール抜取手段20と、複数のシール抜取手段20によって各キャップシール群CGから抜き取られた複数のキャップシールCを搬送するシール搬送手段30と、このシール搬送手段30によって搬送されてきたキャップシールCを、容器Bが搬送されてくるシール装着ライン上のシール供給位置αに導くシールシュータ40と、シール装着ライン上を搬送されてくる容器Bが少なくとも所定間隔を保った状態でシール供給位置αに搬送されるように、その搬送間隔を調整する容器間隔調整手段50とを備えている。
【0014】
前記シールホルダ10は、図1及び図2に示すように、シール抜取手段20が設置されたシール抜取位置βに向かって下方に傾斜するように設置されており、10組のキャップシール群CGを、キャップシールCの天板側がシール抜取位置βに向かって斜め下方に傾斜した状態で並列的にセットすることができるようになっている。従って、このシールホルダ10にセットされた各キャップシール群CGは、重力によって自然にシール抜取位置βに移動するようになっている。
【0015】
前記シール抜取手段20は、図1及び図2に示すように、シールホルダ10にセットされたキャップシール群CGの下端をシール抜取位置βに位置決めする開閉可能な上下一対のシャッタ21と、シールホルダ10内にセットされた各キャップシール群CGにおける、先端(下端)側から2番目のキャップシールCを把持することで、各キャップシール群CGを保持する10組のチャック22と、各キャップシール群CGの先端のキャップシールCを抜き取る10組の吸引パッド23とから構成されており、シートホルダ10にセットされた各キャップシール群CGから、以下のようにして、キャップシールCが抜き取られる。
【0016】
同図(a)に示すように、各キャップシール群CGが閉成状態のシャッタ21に当接することで位置決めされた状態で、まず、シャッタ21が開成する。このとき、各キャップシール群CGは、下端から2番目のキャップシールCがチャック22によって把持されているので、各キャップシール群CGが下方側へ移動することはない。
【0017】
次に、同図(b)に示すように、各吸引パッド23が前進して各キャップシール群CGの先端のキャップシールCの天板を吸引保持した後、同図(c)に示すように、吸引パッド23が後退することで、先端のキャップシールCがキャップシール群CGから抜き取られる。このとき、上述したように、チャック22によって下端から2番目のキャップシールCが把持されているので、複数のキャップシールCが同時に抜き取られることはなく、1つのキャップシールCのみが確実に抜き取られる。
【0018】
次に、同図(d)に示すように、シャッタ21が閉成するとともに、キャップシールCを吸引保持している吸引パッド23が下方側に向きを変え、同図(e)に示すように、そのまま降下した後、吸引を解除することで、搬送コンベア30上にキャップシールCが載置される。
【0019】
最後に、同図(f)に示すように、各キャップシール群CGを保持している各チャック22が把持を解除することで、各キャップシール群CGが下方側に移動して閉成状態のシャッタ21に当接することで位置決めされるとともに、吸引パッド23が上昇する。そして、同図(g)に示すように、吸引パッド23が上方側に向きを変えることで、次のキャップシールCを抜き取るための抜取態勢に戻る。
【0020】
前記シール搬送手段30は、図1に示すように、図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動プーリ31と、この駆動プーリ31と一定間隔を開けて配設された従動プーリ32とに、多数の吸引孔が形成された無端状の搬送ベルト33が掛け渡されたベルトコンベアによって構成されており、上述したシール抜取手段20によって、両プーリ31、32間における搬送ベルト33上に載置された10個のキャップシールCを、従動プーリ32側から駆動プーリ31側に搬送するようになっている。
【0021】
また、両プーリ31、32間における搬送ベルト33の下面側には、図示しない吸引ブロアが内蔵され、上面が開口された吸引ボックス34が設置されており、この吸引ボックス34によって搬送ベルト33の下面側から吸引することにより、搬送ベルト33上に載置された軽量のキャップシールCが搬送ベルト33側に吸引され、搬送ベルト33上に確実に保持されるようになっている。
【0022】
また、シール搬送手段30の周囲には、搬送ベルト33上にキャップシールCが存在しているか否かを検出する光センサ35と、シールシュータ40のシール導入口付近にキャップシールCが存在しているか否かを検出する光センサ36とが設置されており、これらの光センサ35、36からのシール検出信号に基づいて、シール抜取手段20及びシール搬送手段30の動作が制御されるようになっている。
【0023】
具体的には、図3(a)に示すように、搬送ベルト33上にはキャップシールCが存在していないが、シールシュータ40のシール導入口付近にキャップシールCが存在していることが光センサ35、36によって検出された場合や、同図(b)に示すように、搬送ベルト33上及びシールシュータ40のシール導入口付近の双方にキャップシールCが存在することが光センサ35、36によって検出された場合には、シール抜取手段20及びシール搬送手段30の双方が動作を停止する。なお、同図(a)に示す場合は、搬送ベルト33上にキャップシールCが存在していないので、シール抜取手段20の動作を継続させて搬送ベルト33上にキャップシールCを載置することは可能である。
【0024】
また、同図(c)に示すように、搬送ベルト33上にはキャップシールCが存在しているが、シールシュータ40のシール導入口付近にキャップシールCが存在しないことが光センサ35、36によって検出された場合は、シール抜取手段20は動作を停止するが、シール搬送手段30は動作を継続し、搬送ベルト33上のキャップシールCをシールシュータ40に搬送する。ただし、シール搬送手段30がキャップシールCの搬送を継続することによって、シールシュータ40付近にキャップシールCが存在するような状態となった場合は、その搬送動作を停止する。
【0025】
また、同図(d)に示すように、搬送ベルト33上及びシールシュータ40のシール導入口付近の双方にキャップシールCが存在しないことが光センサ35、36によって検出された場合は、シール抜取手段20及びシール搬送手段30は動作を継続することになる。
【0026】
前記シールシュータ40は、図1に示すように、従動プーリ32側から駆動プーリ31側に搬送されてきたキャップシールCがスムースに導入されるように、シール導入口を上方に向けた状態で略垂直に設置されており、このシールシュータ40に導入されたキャップシールCがそのシール導出口から斜め下方に突出した状態で止まるように、シールシュータ40の下端部が容器Bの搬送方向に向かって湾曲している。従って、シール導出口から斜め下方に突出したキャップシールCが、シール装着ライン上を搬送されてくる容器Bの口部分に係止されることで、キャップシールCが容器Bの口部分にスムースに嵌挿されるようになっている。
【0027】
また、このシールシュータ40の湾曲部分の上部には、シールシュータ40内にキャップシールCが存在しているか否かを検出する光センサ41が設置されていると共に、湾曲部分の下部、即ち、シールシュータ40のシール導出口付近には、キャップシールCの詰まりを検出する光センサ42が設置されている。
【0028】
前記容器間隔調整手段50は、図1及び図4(a)、(b)に示すように、駆動モータ51によって所定速度で回転駆動される上下一対の回転円盤52と、この回転円盤52から外側に張り出すように、回転円盤52の周縁部に等間隔で回動可能に支持された複数のプレート53と、各プレート53が回転円盤52の回転方向へ必要以上に回動しないように各プレート53の動きを規制するストッパ54と、各プレート53がストッパ54に当接して位置決めされるように、各プレート53をストッパ54側に付勢するスプリング55とを備えており、同図(a)に示すように、各プレート53がシール供給位置αの手前でシール装着ライン側に張り出すように、シール装着ラインの側方に設置されている。
【0029】
シール装着ラインにおける容器Bの搬送速度は、回転円盤51の周速度より、5〜10%程度大きくなるように設定されているので、容器間隔調整手段50の各プレート53間に侵入した容器Bは即座にプレート53に当接することとなり、これによって容器Bのシール供給位置αへの供給間隔が所定間隔に調整されるようになっている。
【0030】
また、プレート53間への容器Bの侵入タイミングが合わない場合は、同図(a)に一点鎖線で示すように、容器Bに当接したプレート53が回転円盤52の回転方向の後方側に容易に回動することで、タイミングのずれを吸収するようになっており、容器Bがプレート53によって跳ね飛ばされずに円滑に搬送されるようになっている。
【0031】
また、容器間隔調整手段50は、上述した光センサ41からのシール検出信号に基づいてその動作が制御されるようになっている。即ち、シールシュータ40内にキャップシールCが存在していないことが光センサ41によって検出された場合は、その動作を停止することで、容器Bがシール供給位置αに供給されないようになっており、シールシュータ40内にキャップシールCが存在していることが光センサ41によって検出された場合は、容器Bの有無に拘わらず、容器間隔調整手段50が作動するようになっている。
【0032】
以上のように、このキャップシール供給装置1は、シールホルダ10にセットされた10組のキャップシール群CGから、それぞれ1個ずつ、合計10個のキャップシールCを同時に抜き取って、シール搬送手段30によってシールシュータ40に導入する構成を採用したため、シール供給位置αへの単位時間当りのキャップシールCの供給量が飛躍的に増大し、容器Bを高速でシール供給位置αに搬送しても、キャップシールCが不足することがなく、シール装着ラインを高速で運転することが可能となる。
【0033】
また、シールホルダ10にセットされた複数のキャップシール群CG毎にそれぞれシール抜取手段20が設置されているので、いずれかのシール抜取手段20にトラブルが発生して、対応するキャップシール群CGからキャップシールCを抜き取ることができない場合でも、他のキャップシール群CGから抜き取られたキャップシールCがシール搬送手段30によって確実にシールシュータ40に導入され、シールシュータ40を通ってシール装着位置αへ供給されるので、シール装着位置αへのキャップシールCの供給が完全に途絶えることがなく、常に安定した状態でシール装着ラインを運転することができる。
【0034】
また、このキャップシール供給装置1では、上述したように、シールシュータ40のシール導出口から斜め下方に突出したキャップシールCを、シール装着ライン上を移動している容器Bの口部分が引っかけて受け取るようにしているので、シールシュータ40から容器BへのキャップシールCの供給タイミングを計る必要がなく、シールシュータ40内にキャップシールCが存在する限り、キャップシールCを高速で、しかも、確実に容器Bの口部分に嵌挿することができる。
【0035】
なお、上述した実施形態では、10組のキャップシール群CGからそれぞれ1個ずつキャップシールCを抜き取るようにしているが、少なくとも複数組のキャップシール群CGをシールホルダにセットすることができ、セットされた各キャップシール群CGから同時にキャップシールCを抜き取ってシールシュータ40に導入することができるのであればよく、セットすべきキャップシール群の数は、容器Bの搬送速度等を考慮して適宜設定すればよい。
【0036】
また、この実施形態では、シールシュータ40のシール導出口から斜め下方に突出したキャップシールCを、シール装着ライン上を移動している容器Bの口部分が引っかけて受け取るようにしているが、これに限定されるものはなく、従来のキャップシール供給装置のように、シール供給位置αに別途シール嵌挿手段を設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるキャップシール供給装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同上のキャップシール供給装置におけるシール抜取手段によるキャップシールの抜取動作を説明するための動作説明図である。
【図3】同上のキャップシール供給装置におけるシール抜取手段とシール搬送手段の動作を説明するための動作説明図である。
【図4】(a)は同上のキャップシール供給装置における容器間隔調整手段を示す平面図、(b)は同上の容器間隔調整手段を示す側面図である。
【図5】(a)は予備成形された天板付きのキャップシールを示す斜視図、(b)は同上のキャップシールを示す断面図である。
【図6】同上のキャップシールを相互に嵌合させるように積み重ねたキャップシール群を示す断面図である。
【図7】従来のキャップシール供給装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 キャップシール供給装置
10 シールホルダ
20 シール抜取手段
21 シャッタ
22 チャック
23 吸引パッド
30 シール搬送手段
31 駆動プーリ
32 従動プーリ
33 搬送ベルト
35、36 光センサ
40 シールシュータ
41、42 光センサ
50 容器間隔調整手段
C キャップシール
CG キャップシール群

Claims (2)

  1. シュリンクフィルムからなる予備成形された複数のキャップシールを相互に嵌合させながら積み重ねたキャップシール群からキャップシールを抜き取ってシールシュータに供給し、このシールシュータによって、シール供給位置にキャップシールを導くようにしたキャップシール供給装置において、
    複数組の前記キャップシール群をセットするシールホルダと、
    前記シールホルダにセットされたそれぞれの前記キャップシール群から前記キャップシールを同時に1個ずつ抜き取る吸引パッドを有する複数のシール抜取手段と、
    複数の前記シール抜取手段によって抜き取られた複数のキャップシールを前記シールシュータに搬送する、前記シールホルダの下方側に配設されたシール搬送手段とを備え、
    前記キャップシール群から前記キャップシールを抜き取った前記吸引パッドは、その向きを変えることによって、前記キャップシールを前記シール搬送手段に引き渡すようになっていることを特徴とするキャップシール供給装置。
  2. シュリンクフィルムからなる予備成形された複数のキャップシールを相互に嵌合させながら積み重ねたキャップシール群からキャップシールを抜き取ってシールシュータに供給し、このシールシュータによって、シール供給位置にキャップシールを導くようにしたキャップシール供給装置において、
    複数組の前記キャップシール群をセットするシールホルダと、
    前記シールホルダにセットされたそれぞれの前記キャップシール群から前記キャップシールを同時に1個ずつ抜き取る複数のシール抜取手段と、
    複数の前記シール抜取手段によって抜き取られた複数のキャップシールを前記シールシュータに搬送するシール搬送手段とを備え、
    前記シールシュータのシール導入口付近に前記キャップシールが存在している場合は、前記シール搬送手段によるキャップシールの搬送動作が制限され、
    前記シール搬送手段に前記キャップシールが存在している場合は、前記シール抜取手段による前記キャップシールの抜取動作が制限されるようになっていることを特徴とするキャップシール供給装置。
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