JP3565622B2 - 車載用テレビモニタ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、車載用テレビモニタ装置、特に、画面を有する表示体が本体内に収納可能な車載用テレビモニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、図4(A),(B)に示すように、開放端1aを有する収納空間1bが形成された本体1と、開放端1aから出没可能なスライドアーム2と、スライドアーム2の自由端部2aに回動可能に装着された表示体3とを備えた車載用テレビモニタ装置Mが知られている。
【0003】
スライドアーム2は、表示体3の左右に位置し(一方のみを図示)、その基部が本体1に連結され、図示を略す正逆転モータの正逆回転により開放端1aから自由端部2aが出没する。また、スライドアーム2の自由端部2aには表示体3を回転可能に保持する支持軸2bが設けられている。
【0004】
表示体3は、図4(B)に示したように、画面3aを有する表示面3bが正面を向いた使用状態と、図4(A)に示したように、天面3cが開放端1aから露出するように収納空間1bに収納された収納状態とに切り換えられる。また、表示体3の天面3cには、例えば、表示体3の収納状態と使用状態との自動切り換え(ローディングイジェクト)の他、チャンネルやボリューム等の各種スイッチを有する操作部3dが配設されている。さらに、表示体3の表示面3bには、例えば、画面3aの調節等の各種スイッチを有する操作部3eが配設されている。尚、操作部3dと操作部3eのスイッチ類は一部重複しても構わない。
【0005】
操作部3d,3eの各種スイッチには、これら各種スイッチの存在位置並びに用途が夜間の暗い車内においても認識ができるように、パイロットランプやLED等の照明手段4,4…及び照明手段5,5…が各種スイッチと1対1で対応して内蔵されている。この照明手段4,5は、図3に示すように、電源のオン・オフに連動しており、電源がオン状態にあるときには常時点灯している。
【0006】
尚、この電源は、ACCとは別のスイッチ、例えば、ヘッドランプ等の灯具類や計器類の照明をオン/オフさせるシフトスイッチ(通常、ステアリングホイール横に装着されたターンシグナルランプ点灯用のシャフトスイッチ先端に設けられた2段式のスイッチ)をオンしている間中、点灯用として供給される。尚、電源はこの他にも表示体3を収納する際にオンする電源などが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された車載用テレビモニタ装置Mにあっては、使用状態にあるときの天面3cは、乗用車で有れば一般的にはフロントウインドウパネル(ガラス)と対面している。
【0008】
従って、夜間走行時に表示体3を使用状態としていると、実際の使用状態とは関係なく照明手段4,4…の全ても他の照明と一緒に点灯しているため、この照明手段4,4…の照明光束がフロントウインドウパネルに写り込み、この写り込んだ照明光束は運転者の視野に入って邪魔となるという問題が生じていた。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、長時間の照明光束の写り込を防止し得て、運転者の邪魔になりにくくすることができる車載用テレビモニタ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前記本体内に設けられて前記開放端から出没可能なスライドアームと、該スライドアームの自由端部に回動可能に装着され且つ使用状態での天面が前記開放端から露出するように前記収納空間に収納される表示体と、前記天面に設けられた操作部と、該操作部を照明する照明手段とを備えた車載用テレビモニタ装置において、
前記照明手段は前記表示体の角度に応じてその点灯が制御されることを要旨とする。
【0011】
【作用】
このような請求項1に記載の構成においては、本体に開放端を有する収納空間が形成され、開放端から出没可能なスライドアームが本体内に設けられ、使用状態での天面が開放端から露出するように収納空間に収納される表示体がスライドアームの自由端部に回動可能に装着され、操作部が天面に設けられ、表示体の角度に応じてその点灯が制御される照明手段により操作部が照明される。
【0012】
【実施例】
次に、本発明の車載用テレビモニタ装置の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。尚、車載用テレビモニタ装置の見かけ上の外観は図4(A),(B)に示したものと同一であるため、そのまま本実施例の説明に採用して図示を省略する。
【0013】
図1において、照明手段4,4…並びに照明手段5,5…は、点灯制御回路6によってその点灯並びに消灯が制御される。
【0014】
この点灯制御回路6は、電源としての照明電源7、制御回路8、トランジスタ9、表示体3の角度を検出する手段として表示体3が使用状態に有ることを検出する角度検出スイッチ10、操作部3dとしてのキーマトリックス11を備え、マイクロコンピュータやハード的な安価且つ容易な構成となっている。
【0015】
トランジスタ9は、そのオン・オフに連動して天面3cの操作部3dの照明手段4,4…をオン・オフさせるもので、制御回路8にオン・オフ制御される。
【0016】
次に、本発明の車載用テレビモニタ装置の作用を図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0017】
(ステップ1)
ステップ1では、ACCスイッチ等のメイン電源がオンされた後、照明手段4,4…並びに照明手段5,5…を点灯させるための照明電源7(例えば、上述のシフトスイッチ)がオンされ、ステップ2へと移行する。
【0018】
(ステップ2)
ステップ2では、照明手段4,5を点灯させるために制御回路8によりトランジスタ9がオンされ。ステップ3へと移行する。
【0019】
(ステップ3)
ステップ3では、表示体3が使用状態に有るのか収納状態に有るのかを角度検出スイッチ10の検出に基づいて制御回路8が判断し、使用状態、即ち、検出有りの場合にはステップ4へと移行し、収納状態、即ち、検出無しの場合にはステップ3を継続して監視する。尚、この検出無しの場合には、照明手段4,4…は写り込に関係ないので点灯状態が継続される。
【0020】
(ステップ4,5)
ステップ4では、制御回路8内のタイマーがカウントを開始してステップ5へと移行し、このステップ5によって、タイマーによる所定時間T1がカウントされ、予め設定された照明手段4,4…の点灯時間経過後にはステップ6へと移行し、点灯時間経過前ではステップ8へと移行する。
【0021】
(ステップ6,7)
ステップ6では、タイマーのカウント時間内に何も操作がされなかったためトランジスタをオフし、照明手段4,4…を消灯してステップ7へと移行し、このステップ7ではタイマーのカウントが停止すると同時にカウントがクリアされた後、ステップ9へと移行する。
【0022】
(ステップ8)
ステップ8では、タイマーによるカウント中に何等かのキー操作があったかをキーマトリクッス11からの信号に基づいて制御回路8が判断し、キー操作有りの場合にはステップ10へと移行し、キー操作無しの場合にはステップ9へと移行する。
【0023】
(ステップ10,11)
ステップ10では、操作部3cの何等かのキー操作がなされたため、引き続き何等かのキー操作(例えば、チャンネル操作後のボリューム操作等)が行われる可能性があるために、トランジスタをオンとして照明手段4,4…の点灯を継続すると共にタイマーのカウンターがクリアされた後、再スタートを開始(リセット操作)してステップ9へと移行する。
【0024】
(ステップ9)
ステップ9では、表示体3が継続して使用状態に有るのか、収納状態へと変更したのかを角度検出スイッチ10の検出に基づいて制御回路8が判断し、使用状態が継続している場合には、ステップ5へとループし、以下、ステップ5からステップ11までのルーチンが繰り返され、収納状態へと変更された場合には、ステップ12へと移行する。
【0025】
(ステップ12,13)
ステップ12では、照明手段4,4…が点灯してステップ13へと移行し、このステップ13ではタイマーのカウントが停止すると同時にカウントがクリアされた後ステップ3へとループされ、再度このステップ3以下のルーチン処理がなされる。
【0026】
このように、本実施例の車載用テレビモニタ装置にあっては表示体3の角度、即ち、表示体3が使用状態にあるときには、天面3cの操作部3dに設けられた照明手段4,4…がある一定時間経過後に消灯するように点灯時間が制御され、照明光束が長時間フロントウインドウパネルに写り込むのを防止し得て、運転者の邪魔になりにくくすることができる。
【0027】
また、表示体3が収納状態にあるときには、写り込には関係無いので電源が供給されている限り照明手段4,4…が点灯しているため、車載用テレビモニタ装置を全く使用していない状態から使用状態とする際の操作性、並びに、収納状態としたまま音声のみを受信して再生するラジオ的な使用や、ローディングイジェクトの完了直後に何等かの操作を行いたい場合等の操作性を確保することができる。
【0028】
また、照明手段4,4…の消灯がタイマーの時間制御によるため、収納状態から使用状態とした直後であっても照明手段4,4…の点灯を継続させることができ、操作部3dの確認をすることができる。
【0029】
さらに、使用状態へと回動した直後に操作部3dの操作がなされた場合には、タイマーのカウントが延長(リセット)されるため、その後の何等かの操作を行う場合の容易性を確保することができる。
【0030】
しかも、照明手段4,4…を消灯した後、何等かのスイッチ操作がなされると操作部3dに設けられた照明手段4,4…が再び点灯してその操作位置の確認並びに変更等を行うことができるため、操作の容易性を確保することができ、しかも、一定時間経過後には再び消灯させることができる。
【0031】
尚、照明手段4,4…は、上記実施例ではタイマーのカウントによって一定時間の制御を行っていたが、例えば、コンデンサーによる点灯時間の延長等、上記実施例に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車載用テレビモニタ装置にあっては、照明手段は表示体の角度に応じてその点灯が制御されることにより、長時間の照明光束の写り込を防止し得て、運転者の邪魔になりにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用テレビモニタ装置を示し、照明手段の制御ブロック回路図である。
【図2】同じく、照明手段の制御例を示すフローチャートである。
【図3】従来の車載用テレビモニタ装置を示し、照明手段のブロック回路図である。
【図4】同じく、(A)は表示体収納状態の車載用テレビモニタ装置の斜視図、(B)表示体使用状態の車載用テレビモニタ装置の斜視図である。
【符号の説明】
M…車載用テレビモニタ装置
1…本体
2…スライドアーム
3…表示体
3c…天面
3d…操作部
4…照明手段
Claims (1)
- 開放端を有する収納空間が形成された本体と、前記本体内に設けられて前記開放端から出没可能なスライドアームと、該スライドアームの自由端部に回動可能に装着され且つ使用状態での天面が前記開放端から露出するように前記収納空間に収納される表示体と、前記天面に設けられた操作部と、該操作部を照明する照明手段とを備えた車載用テレビモニタ装置において、
前記照明手段は前記表示体の角度に応じてその点灯が制御されることを特徴とする車載用テレビモニタ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17542395A JP3565622B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 車載用テレビモニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17542395A JP3565622B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 車載用テレビモニタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH092167A JPH092167A (ja) | 1997-01-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17542395A Expired - Fee Related JP3565622B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 車載用テレビモニタ装置 |
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1995
- 1995-06-19 JP JP17542395A patent/JP3565622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH092167A (ja) | 1997-01-07 |
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