JP3565159B2 - 管球用口金、およびそれを用いた管球 - Google Patents

管球用口金、およびそれを用いた管球 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管球用口金、およびそれを用いた管球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
管球用口金は、その寸法の規格が国々によって異なる場合があり、また同一国内においても、規格の異なる数種類のものがランプのサイズ、消費電力、使用目的等によって使い分けられている。
【0003】
日本において、管球用口金はJIS−C7709(1997年版)によって規格化されており、例えばE26関連で3種類(E26/25、E26/27、E26/30)、E27関連で2種類(E27/25、E27/27)、E39関連で2種類(E39/41、E39/46)ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように口金の規格が多いため、ランプの製造メーカーにとって、多種の口金の在庫管理に非常に手間がかかり、管理コストが高くなるという問題があった。また、ランプの製造工程時においては、口金を除いて同一品種であるランプを製造する場合でも、仕向け地によってわざわざ口金の品種切り替えを行わなければならず、その結果、製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】
また、口金の製造メーカーにおいても、各種口金の金型が必要であり、また品種切り替え時に金型の交換等に手間がかかり、製造コストが高くなるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金との共用化を図って口金の品種を削減し、その結果、品種ごとの口金の在庫管理の手間を省き、また口金の品種切り替えによる製造ロスを低減し、低コストな管球用口金、およびそれを用いた管球を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、まず例えば4種類のE26の口金(E26/24[ANSI−C81−61−1990;欧州規格]、E26/25、E26/27、E26/30)の各規格を比較したところ、表1に示すように、口金寸法のうちC、H、L、T、d、r、p(各記号の定義については後述する。また、図1も参照)は全て共通であり、異なる寸法は(1)口金の全長S(mm)、(2)口金のスカート部の外径D(mm)、(3)シェル部のねじの山径dで(mm)あることがわかった。
【0008】
異なる寸法のうち(2)口金のスカート部の外径Dについては、最も小さい外径寸法(例えば26.2mm以下)を採用することにより、また(3)シェル部のねじの山径dについては、単に、寸法公差が異なっているだけなので、最も厳しい寸法公差(例えば26.14mm〜26.34mm)を採用することにより、4種類全ての規格を容易に満足させることができる。
【0009】
【表1】
Figure 0003565159
【0010】
しかしながら、(1)口金の全長Sについては、単なる寸法調整だけでは、実使用状態において支障をきたした。
【0011】
つまり、全長Sの短い口金(例えばE26/24の口金)を全長Sの長い口金(例えばE26/30の口金)用の受金(器具側のソケット)に取り付けると、全長Sの短い口金のアイレットは、受金の電力供給用の金具に届かないので接触することができず、点灯させることができない。
【0012】
一方、全長Sの長い口金(例えばE26/30の口金)を全長Sの短い口金(例えばE26/24の口金)用の受金に取り付けると、全長Sの長い口金のアイレットと受金の金具とは接触するものの、スカート部の一部が受金から突出し、その突出した部分に触れて感電するおそれがある。
【0013】
そこで、本発明者は、口金の全長Sの違いによる上記問題を打破すべく種々検討した結果、次のとおりの手段を見出した。
【0014】
本発明の請求項1記載の管球用口金は、アイレット部と、シェル部と、このシェル部に連接されたスカート部とを有するE形口金であって、前記口金は、全長がこの口金の全長とは異なる一方、前記口金と全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金に用いられる受金と共用することができ、前記別の口金用の受金に取り付けられた際、前記スカート部の端面が前記別の口金用の受金の端面とほぼ同一平面上で一致または前記別の口金用の受金の端面から突出し、少なくとも前記スカート部のうち前記別の口金用の受金の端面から突出した部分が絶縁されているという構成を有している。
【0015】
また、本発明の請求項4記載の管球は、発光管と、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の管球用口金とを備えている。
【0016】
さらに、本発明の請求項5記載の管球は、発光管と、この発光管を点灯させる点灯回路と、この点灯回路が収納された樹脂ケースと、前記点灯回路と接続され、かつ前記樹脂ケースの端部に設けられているとともに、シェル部およびこのシェル部に連接されたスカート部を有するE形口金とを備え、前記口金が前記口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金に取り付けられた際、前記スカート部の金属部分が前記別の口金用の受金の端面から突出し露出しないようにするとともに、前記樹脂ケースの前記口金側の端部には、前記別の口金用の受金と共用できる手段であって、最大外径が前記シェル部のねじの山径以下である絶縁部が設けられているという構成を有している。
【0017】
これらの構成によれば、例えばE26/30口金用受金に取り付けても、アイレット部と受金の金具とを確実に接触させることができるとともに、一方例えばE26/24口金用受金に取り付けても、金属部分が露出しないので、感電するおそれをなくすことができ、すなわち、E26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金全てにおいて実使用上何ら支障をきたすことなく共用することができ、その結果、口金の品種を減らすことができるので、品種ごとの口金の在庫管理の手間を省くことができ、また口金の品種切り替えによる製造ロスを低減することができ、低コスト化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態であるE26の管球用口金は、後述する手段によってE26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金全てに共用できるものであり、図1に示すように、円板状のアイレット部1と、側面にねじ山が形成されたシェル部2と、これらアイレット部1とシェル部2とを絶縁するアイレットガラス部3と、シェル部2に連接された円筒状のスカート部4とを備えている。
【0019】
アイレット部1、シェル部2、およびスカート部4の一部4bは、銅、黄銅、鉄、ステンレス、およびニッケル等の金属からなり、特に銅、黄銅、鉄からなる場合にはその表面に防錆用として錫、亜鉛、およびニッケル等のめっきが施されている。
【0020】
また、この口金は、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金と共用できる手段を備えている。この手段として、口金を、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金(図示せず)に取り付けた際、スカート部4の端面が別の口金用の受金の端面とほぼ同一平面上で一致または別の口金用の受金の端面から突出するよう、スカート部4の長さが延長され、かつスカート部4のうち別の口金用の受金の端面から突出した部分(図1に示す例では、スカート部4の端面から6.71mmの位置まで。また、これは後述する絶縁部材4aの高さMに相当。)が例えば樹脂、ガラス、ホーローまたはセラミック等からなる絶縁部材4aで形成されている。この絶縁部材4aの高さMは図1に示す例では6.71mmであるが、絶縁部材4aの最大外径Nはシェル部2のねじの山径d以下、すなわち26.05mm以下に設定されている。
【0021】
なお、図1に示す例では、絶縁部材4aの最大外径Nはスカート部4の最大外径Dと同じである。
【0022】
また、上記「ほぼ同一平面上」とは、スカート部4の端面と別の口金用の受金の端面とが完全に同一平面上で一致している場合の他に、口金を除くランプのいずれかの部分が受金の端面と接触してアイレット部1が受金の金具に届かなくならない程度に、スカート部4の端面が別の口金用の受金の端面よりわずかに内側に位置している場合も含む。
【0023】
上記手段を具体的に示すと、図2に示すように、例えばE26/24の口金5を基準にした場合、この口金5をE26/30口金用受金6に取り付けられるようにするには、E26/24の口金5のスカート部4の端面4cとE26/30口金用受金6の端面6aとがほぼ同一平面上で一致するよう、言い換えればE26/24の口金5のスカート部4の長さを延長し、この口金5の全長とE26/30の口金(図2には図示せず)の全長とをほぼ一致させ、そしてスカート部4の延長した部分を絶縁部材4aで形成すればよい。一方、図3に示すように、例えばE26/30の口金7を基準にした場合、この口金7をE26/24口金用受金8に取り付けられるようにするには、E26/30の口金7のスカート部4のうちE26/24口金用受金8の端面8aから突出する部分を絶縁部材4aで形成すればよい。
【0024】
なお、図2および図3中、5aおよび7aはアイレットの表面に形成された半田を、6bおよび8bはシェル2と電気的に接続される受金6,8の金具を、6cおよび8cはアイレット1と電気的に接続される受金6,8の金具をそれぞれ示す。
【0025】
なお、本発明でいう「口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金」とは、口金寸法のうち口金の全長S以外のD、C、H、L、T、d、d、r、pにおいては実使用上問題の起こらない範囲内で互換することができる口金を示す。したがって、E26/24の口金を一例に挙げると、その対象となる別の口金とはE26/25口金、E26/27口金、E26/30口金である。
【0026】
また、本発明でいう口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金に「共用できる」とは、実使用上互換性のある寸法(口金の全長Sも含む)を有する口金用の受金に用いることができる他に、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金に用いた場合でも、アイレット部1およびシェル部2と受金の金具とを電気的に接続させることができ、かつ安全性等の問題も起こらずに用いることができることを示す。
【0027】
図1に示す口金の各寸法は次のとおりである。
S(口金の全長) :30.0mm
D(スカート部4の最大外径) :26.05mm
C(アイレット部1の先端とシェル部2との最小間隔) :3.5mm
H(アイレット部1の最大外径) :10.0mm
L(アイレットガラス部3の露出部分の最大外径) :16.0mm
T(アイレット部1の先端とスカート部4との最小間隔):20.0mm
(シェル部2のねじの山径) :26.24mm
(シェル部2のねじの谷径) :24.50mm
r(シェル部2のねじの半径) :1.191mm
p(シェル部2のねじのピッチ) :3.629mm
ところで、図1に示す例では、スカート部4のうち絶縁部材4aと金属部分4bとは単に嵌合されているだけであるが、図4に示すように、スカート部4のうち金属部分4bの先端部を絶縁部材4a内に埋設することが好ましい。これにより、絶縁部材4aをスカート部4の金属部分4bに強固に固定することができる。スカート部4の金属部分4bを絶縁部材4aに埋設する長さは、絶縁部材4aをスカート部4の金属部分4bに確実にかつ強固に固定するため、1mm以上が好ましい。また、スカート部4の金属部分4bが鉄等の錆びやすい材料からなり、先述しためっきが金属部分4bの先端まで施されていない場合がある。その場合には、金属部分4bの先端部が絶縁部材4a内に埋設されていることにより、金属部分4bの先端部が錆びるのを防止することができる。
【0028】
なお、図4に示す口金において、各寸法は図1に示す口金の寸法と同じである。
【0029】
以上のように本発明の第1の実施の形態にかかる管球用口金の構成によれば、例えばE26/30口金用受金に取り付けても、口金の全長の不足分を絶縁部材4aによって補っているので、アイレット部1と受金の金具とを確実に接触させることができるとともに、一方例えばE26/24口金用受金に取り付けても、スカート部4のうち受金から突出した部分(絶縁部材4a)が絶縁されているので、感電するおそれをなくすことができ、すなわち、E26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金全てにおいて実使用上何ら支障をきたすことなく共用することができ、その結果、口金の品種を減らすことができるので、品種ごとの口金の在庫管理の手間を省くことができ、また口金の品種切り替えによる製造ロスを低減することができ、よって低コスト化を図ることができる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態であるE26の管球用口金は、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金と共用できる手段が異なる点を除いて本発明の第1の実施の形態であるE26の管球用口金と同じ構成を有している。
【0031】
その手段として、図5に示すように、口金を、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金(図示せず)に取り付けた際、スカート部4の端面が別の口金用の受金の端面とほぼ同一平面上で一致または受金の端面から突出するよう、スカート部4の長さが延長され、かつスカート部4のうち別の口金用の受金の端面から突出した部分(図5に示す例では、スカート部4の端面から6.71mmの位置まで。また、これは絶縁膜9の高さQに相当。)の外面に厚さ0.05mm〜1mmの例えば樹脂、絶縁性塗料、ガラス、セラミックまたはホーロー等からなる絶縁膜9が被覆されている。
【0032】
なお、本発明の第2の実施の形態であるE26の管球用口金の各寸法は、スカート部4の最大外径が24.55mm〜25.50mmである点を除いて本発明の第1の実施の形態であるE26の管球用口金の寸法と同じである。
【0033】
以上のように本発明の第2の実施の形態にかかる管球用口金の構成によれば、例えばE26/30口金用受金に取り付けても、口金のスカート部4の長さを延長しているので、アイレット部1と受金の金具とを確実に接触させることができるとともに、一方例えばE26/24口金用受金に取り付けても、スカート部4のうち受金から突出した部分(延長した部分)が絶縁されているので、感電するおそれをなくすことができ、すなわち、E26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金全てにおいて実使用上何ら支障をきたすことなく共用することができ、その結果、口金の品種を減らすことができるので、品種ごとの口金の在庫管理の手間を省くことができ、また口金の品種切り替えによる製造ロスを低減することができることに加えて、スカート部4に絶縁膜9を被覆しているだけなので、口金構造が複雑化するのを避けることができ、よって低コスト化を一層図ることができ、かつ口金の製造工程を簡略化することができる。
【0034】
次に、本発明の第3の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプは、全長が122mm、最大外径が60mmであり、図6に示すように、透光性グローブ10と樹脂ケース11とからなる外囲器12内に、3本のU字状ガラス管13a(内径9mm)(図6には2本のみ図示)がブリッジ接合されて内部に一つの放電路を有する発光管13と、この発光管13を点灯させる点灯回路14とを備えている。特に、点灯回路14は樹脂ケース11内に収納されている。
【0035】
樹脂ケース11は、ポリブチレンテレフタレート樹脂等からなる。
【0036】
樹脂ケース11の端部には、アイレット部15、アイレットガラス部16、シェル部17、およびこのシェル部17に連接されたスカート部18を有する従来のE形口金19が取り付けられている。
【0037】
口金19としては、この口金19が口金19の全長以外の寸法で実使用上互換性の寸法を有する別の口金用の受金(例えばE26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金)(図示せず)に取り付けられた際、スカート部18の金属部分がこれらの受金の端面から突出し露出しないようにするため、例えば従来のE26/24の口金(寸法は表1参照)が用いられている。また、例えばE26/30の口金を用いる場合には、図7に示すように、後述する絶縁部11aに溝部11bを設け、かつこの溝部11b内に受金の端面から突出し露出するスカート部18の金属部分を挿入してもよい。
【0038】
なお、図7に示す場合において、絶縁部11aに溝部11bを設けずに、樹脂ケース11の成形時に、受金の端面から突出し露出するスカート部18の金属部分を絶縁部11a内に埋設するよう、樹脂ケース11と口金19と一体成形してもよい。
【0039】
また、樹脂ケース11の口金19側の端部には、口金19の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金に共用できる手段であって、高さhが6.7mm、最大外径Wがシェル部のねじの山径以下、例えば26.0mmである絶縁部11aが設けられている。
【0040】
絶縁部11aの最大外径Wは、スカート部18の外径とほぼ一致していることが好ましい。絶縁部11aの最大外径Wがスカート部18の外径に比して著しく小さいと、絶縁部11aの機械的強度が弱く、絶縁部11aのところで折損するおそれがある。
【0041】
発光管13内の両端部には、電極(図示せず)が設けられている。また、発光管13内には、水銀または水銀アマルガムと、希ガスとがそれぞれ所定量封入されている。さらに、発光管13の内壁面には三波長発光形の希土類蛍光体からなる蛍光体膜(図示せず)が形成されている。
【0042】
以上のように本発明の第3の実施の形態にかかる電球形蛍光ランプの構成によれば、例えばE26/30口金用受金に取り付けても、口金19の全長の不足分を樹脂ケース11の絶縁部11aによって補うことができるので、アイレット部15と受金の金具とを確実に接触させることができるとともに、一方例えばE26/24口金用受金に取り付けても、スカート部18の金属部分が受金の端面から露出することはないので、感電するおそれをなくすことができ、すなわち、E26/24口金用受金、E26/25口金用受金、E26/27口金用受金、E26/30口金用受金全てにおいて実使用上何ら支障をきたすことなく共用することができ、その結果、口金19の品種を減らすことができるので、品種ごとの口金19の在庫管理の手間を省くことができ、また口金19の品種切り替えによる製造ロスを低減することができ、よって低コスト化を図ることができる。
【0043】
なお、上記各実施の形態では、E26の口金を例示して説明したが、本発明は、E26の口金に限らず、E27やE39等の口金にも適用することができる。
【0044】
また、上記第1または第2の実施の形態では、絶縁部材4aまたは絶縁膜9がスカート部4のうち受金の端面から突出した部分に形成または被覆された場合について説明したが、絶縁部材4aまたは絶縁膜9がスカート部4のうち受金内に位置する部分に形成または被覆された場合でも上記と同様の効果を得ることができる。
【0045】
さらに、本発明にかかる管球用口金は、白熱電球、電球形蛍光ランプ、また高圧放電ランプ等に用いることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金との共用化を図ることができ、その結果、口金の品種を減らすことができるので、品種ごとの口金の在庫管理の手間を省くことができ、また口金の品種切り替えによる製造ロスを低減することができるので低コストな管球およびそれを用いた管球を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である管球用口金の一部切欠正面図
【図2】同じく管球用口金(E26/24の口金)を受金に取り付けた状態の一部切欠正面図
【図3】同じく管球用口金(E26/30の口金)を受金に取り付けた状態の一部切欠正面図
【図4】同じく管球用口金の変形例である管球用口金の一部切欠正面図
【図5】本発明の第2の実施の形態である管球用口金の一部切欠正面図
【図6】本発明の第3の実施の形態である電球形蛍光ランプの一部切欠正面図
【図7】同じく電球形蛍光ランプの変形例である電球形蛍光ランプの一部切欠正面図
【符号の説明】
1,15 アイレット部
2,17 シェル部
3,16 アイレットガラス部
4,18 スカート部
4a 絶縁部材
4b 金属部分
4c スカート部の端面
5,7,19 口金
5a,7a 半田
6,8 受金
6a 受金の端面
6b,6c,8b,8c 金具
9 絶縁膜
10 透光性グローブ
11 樹脂ケース
11a 絶縁部
11b 溝部
12 外囲器
13 発光管
13a U字状ガラス管
14 点灯回路

Claims (5)

  1. アイレット部と、シェル部と、このシェル部に連接されたスカート部とを有するE形口金であって、前記口金は、全長がこの口金の全長とは異なる一方、前記口金と全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金に用いられる受金と共用することができ、前記別の口金用の受金に取り付けられた際、前記スカート部の端面が前記別の口金用の受金の端面とほぼ同一平面上で一致または前記別の口金用の受金の端面から突出し、少なくとも前記スカート部のうち前記別の口金用の受金の端面から突出した部分が絶縁されていることを特徴とする管球用口金。
  2. 少なくとも前記スカート部のうち前記別の口金用の受金の端面から突出した部分は絶縁部材からなることを特徴とする請求項記載の管球用口金。
  3. 少なくとも前記スカート部のうち前記別の口金用の受金の端面から突出した部分には絶縁膜が被覆されていることを特徴とする請求項記載の管球用口金。
  4. 発光管と、請求項1〜請求項のいずれかに記載の管球用口金とを備えていることを特徴とする管球。
  5. 発光管と、この発光管を点灯させる点灯回路と、この点灯回路が収納された樹脂ケースと、前記点灯回路と接続され、かつ前記樹脂ケースの端部に設けられているとともに、シェル部およびこのシェル部に連接されたスカート部を有するE形口金とを備え、前記口金が前記口金の全長以外の寸法で実使用上互換性のある寸法を有する別の口金用の受金に取り付けられた際、前記スカート部の金属部分が前記別の口金用の受金の端面から突出し露出しないようにするとともに、前記樹脂ケースの前記口金側の端部には、前記別の口金用の受金と共用できる手段であって、最大外径が前記シェル部のねじの山径以下である絶縁部が設けられていることを特徴とする管球。
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