JPH0997589A - 電球形蛍光ランプ装置および照明装置 - Google Patents
電球形蛍光ランプ装置および照明装置Info
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- JPH0997589A JPH0997589A JP25350895A JP25350895A JPH0997589A JP H0997589 A JPH0997589 A JP H0997589A JP 25350895 A JP25350895 A JP 25350895A JP 25350895 A JP25350895 A JP 25350895A JP H0997589 A JPH0997589 A JP H0997589A
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- Japan
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- fluorescent lamp
- bulb
- holder member
- lighting circuit
- lamp device
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成を簡素化してコストダウンが可能な電球
形蛍光ランプ装置およびこのランプ装置を組み込んだ照
明装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 気密な放電空間を有するガラス管バルブ
51、バルブ51の端部52に設けられた放電電極5
6、バルブ51の内面に形成された蛍光体膜、バルブ5
1内に封入された放電媒体を備えた蛍光ランプ5と、こ
の蛍光ランプ5の放電電極56に接続された点灯回路装
置6と、電気絶縁性の合成樹脂材料で成形され、上記蛍
光ランプ5および上記点灯回路装置6を保持するととも
に一端側の円筒状部11にねじ口金部12を有し、この
ねじ口金部12を縦断して形成された凹部13内に導電
端子2を設けるとともに頂部にアイレット端子3が設け
られたホルダ部材1とを備えた電球形蛍光ランプ装置L
1およびこのランプ装置L1を組み込んだ照明装置Dで
ある。
形蛍光ランプ装置およびこのランプ装置を組み込んだ照
明装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 気密な放電空間を有するガラス管バルブ
51、バルブ51の端部52に設けられた放電電極5
6、バルブ51の内面に形成された蛍光体膜、バルブ5
1内に封入された放電媒体を備えた蛍光ランプ5と、こ
の蛍光ランプ5の放電電極56に接続された点灯回路装
置6と、電気絶縁性の合成樹脂材料で成形され、上記蛍
光ランプ5および上記点灯回路装置6を保持するととも
に一端側の円筒状部11にねじ口金部12を有し、この
ねじ口金部12を縦断して形成された凹部13内に導電
端子2を設けるとともに頂部にアイレット端子3が設け
られたホルダ部材1とを備えた電球形蛍光ランプ装置L
1およびこのランプ装置L1を組み込んだ照明装置Dで
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屈曲したガラスバル
ブなどを有し一端に一般の白熱電球と交換して使用でき
る口金を備えた電球形蛍光ランプ装置およびこのランプ
を取付けた照明装置に関する。
ブなどを有し一端に一般の白熱電球と交換して使用でき
る口金を備えた電球形蛍光ランプ装置およびこのランプ
を取付けた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプは一般の白熱電球に比べて光
効率に優れ低電力で使用でき、かつ長寿命であることは
よく知られている。そこで蛍光ランプに白熱電球に汎用
されているE26型の捩じ込み形の口金を取付けるとと
もに安定器などの点灯回路部品を組込んで、既存のソケ
ットにそのまま装着して点灯できる白熱電球と互換性の
ある、通常電球形蛍光ランプ装置と呼ばれているランプ
が製品化されている。
効率に優れ低電力で使用でき、かつ長寿命であることは
よく知られている。そこで蛍光ランプに白熱電球に汎用
されているE26型の捩じ込み形の口金を取付けるとと
もに安定器などの点灯回路部品を組込んで、既存のソケ
ットにそのまま装着して点灯できる白熱電球と互換性の
ある、通常電球形蛍光ランプ装置と呼ばれているランプ
が製品化されている。
【0003】このE26型の口金を取付けた電球形蛍光
ランプ装置は、両端に放電電極を封着した管形ガラスバ
ルブを略U字形に屈曲したり、このU字形バルブをさら
にもう一度略U字形に湾曲させたいわゆる鞍形状の曲管
形バルブとしてできるだけコンパクト化して光源となる
蛍光ランプバルブを形成したり、複数本の直管形ガラス
バルブを連結管を介して略U字形や略W字形に形成して
蛍光ランプバルブを形成している。そして、この蛍光ラ
ンプバルブおよび点灯回路部品をカバー部を一体または
別体として有するホルダ部材に装着して一体化し、ま
た、必要に応じて蛍光ランプバルブをグローブで覆い、
ホルダ部材に捩じ込み形の口金を取付け、常用の白熱電
球用のソケットに装着することができるように構成して
いる。
ランプ装置は、両端に放電電極を封着した管形ガラスバ
ルブを略U字形に屈曲したり、このU字形バルブをさら
にもう一度略U字形に湾曲させたいわゆる鞍形状の曲管
形バルブとしてできるだけコンパクト化して光源となる
蛍光ランプバルブを形成したり、複数本の直管形ガラス
バルブを連結管を介して略U字形や略W字形に形成して
蛍光ランプバルブを形成している。そして、この蛍光ラ
ンプバルブおよび点灯回路部品をカバー部を一体または
別体として有するホルダ部材に装着して一体化し、ま
た、必要に応じて蛍光ランプバルブをグローブで覆い、
ホルダ部材に捩じ込み形の口金を取付け、常用の白熱電
球用のソケットに装着することができるように構成して
いる。
【0004】そして、この電球形蛍光ランプ装置はソケ
ット取付時にランプの全重量が口金にかかるため、ラン
プ構成部品中比較的重い点灯回路部品やバルブなどを固
定する合成樹脂製のホルダ部材の一端には口金のシェル
部が螺合されるねじ部を一体的に突出形成しておき、カ
バー部内へ点灯回路部品やバルブなどを取付後にこのね
じ部に口金を捩じ込み、シェル部およびアイレット端子
部にリード線を接続して完成させていた。このような構
成とすることにより、口金とカバー部材とは単なる係合
ではなく、螺旋状溝からなる広くかつ凹凸の大きい部分
での係合であるので比較的大きい重量に耐え両者間で分
離することはない。
ット取付時にランプの全重量が口金にかかるため、ラン
プ構成部品中比較的重い点灯回路部品やバルブなどを固
定する合成樹脂製のホルダ部材の一端には口金のシェル
部が螺合されるねじ部を一体的に突出形成しておき、カ
バー部内へ点灯回路部品やバルブなどを取付後にこのね
じ部に口金を捩じ込み、シェル部およびアイレット端子
部にリード線を接続して完成させていた。このような構
成とすることにより、口金とカバー部材とは単なる係合
ではなく、螺旋状溝からなる広くかつ凹凸の大きい部分
での係合であるので比較的大きい重量に耐え両者間で分
離することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成で
あれば、ホルダ部材に口金が強固に固定できる利点があ
るが、最近は蛍光ランプ装置の構成の一層の簡素化とコ
ストダウンが強く要望されている。
あれば、ホルダ部材に口金が強固に固定できる利点があ
るが、最近は蛍光ランプ装置の構成の一層の簡素化とコ
ストダウンが強く要望されている。
【0006】そこで、最近このカバー部材と一体成形さ
れるねじ部を直接にソケットへ装着して、この部分には
E26型などの口金を取付けずに、部分的に導体を設け
ることが考えられ、たとえば特開平6−203744号
公報に記載されている。
れるねじ部を直接にソケットへ装着して、この部分には
E26型などの口金を取付けずに、部分的に導体を設け
ることが考えられ、たとえば特開平6−203744号
公報に記載されている。
【0007】この公報に記載のものは、金属片を被せる
のみで金属片の支持が不安定であり、機械的な強度が懸
念される。
のみで金属片の支持が不安定であり、機械的な強度が懸
念される。
【0008】そして、本発明は電気絶縁性の合成樹脂な
どでカバー部材などと一体成形されたねじ部を直接にソ
ケットへ装着する形態のものに着目し、その構成を簡素
化するとともに端子の脱落の虞がなく、かつ、コストダ
ウンが可能な電球形蛍光ランプ装置およびこのランプ装
置を組み込んだ照明装置を提供することを目的とする。
どでカバー部材などと一体成形されたねじ部を直接にソ
ケットへ装着する形態のものに着目し、その構成を簡素
化するとともに端子の脱落の虞がなく、かつ、コストダ
ウンが可能な電球形蛍光ランプ装置およびこのランプ装
置を組み込んだ照明装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電球形蛍光ランプ装置は、気密な放電空間を有するガ
ラス管バルブ、バルブの端部に設けられた放電電極、バ
ルブの内面に形成された蛍光体膜、バルブ内に封入され
た放電媒体を備えた蛍光ランプと、この蛍光ランプの放
電電極に接続された点灯回路装置と、電気絶縁性の合成
樹脂材料で成形され、上記蛍光ランプおよび上記点灯回
路装置を保持するとともに一端側の円筒状部にねじ口金
部を有し、このねじ口金部を縦断して形成された凹部内
に導電端子を設けるとともに頂部にアイレット端子が設
けられたホルダ部材とを具備していることを特徴とす
る。
の電球形蛍光ランプ装置は、気密な放電空間を有するガ
ラス管バルブ、バルブの端部に設けられた放電電極、バ
ルブの内面に形成された蛍光体膜、バルブ内に封入され
た放電媒体を備えた蛍光ランプと、この蛍光ランプの放
電電極に接続された点灯回路装置と、電気絶縁性の合成
樹脂材料で成形され、上記蛍光ランプおよび上記点灯回
路装置を保持するとともに一端側の円筒状部にねじ口金
部を有し、このねじ口金部を縦断して形成された凹部内
に導電端子を設けるとともに頂部にアイレット端子が設
けられたホルダ部材とを具備していることを特徴とす
る。
【0010】合成樹脂材料からなるホルダ部材にソケッ
トに捩じ込まれる従来の口金のシェルに相当するねじ部
を形成するとともに小面積の導電端子を、また、頂部に
アイレット端子が設けてあり、小電流の蛍光ランプでは
十分に電流の供給ができる。そして、ソケットの受金へ
のランプ装置の装着は通常のランプと同様に何等支障な
く捩じ込むことによって行われ、捩じ込まれたねじ部に
形成されたサイド端子を構成する給電端子は先端側が外
側に張出すよう形成されているので、ソケット内に捩じ
込まれるときにつぼむためその反撥力によって外方へと
広がる力が加わり受金との接触がよくなり、確実な電気
的接続がなされる。また、合成樹脂材料からなるねじ部
がランプ装置の全重量を保持する。
トに捩じ込まれる従来の口金のシェルに相当するねじ部
を形成するとともに小面積の導電端子を、また、頂部に
アイレット端子が設けてあり、小電流の蛍光ランプでは
十分に電流の供給ができる。そして、ソケットの受金へ
のランプ装置の装着は通常のランプと同様に何等支障な
く捩じ込むことによって行われ、捩じ込まれたねじ部に
形成されたサイド端子を構成する給電端子は先端側が外
側に張出すよう形成されているので、ソケット内に捩じ
込まれるときにつぼむためその反撥力によって外方へと
広がる力が加わり受金との接触がよくなり、確実な電気
的接続がなされる。また、合成樹脂材料からなるねじ部
がランプ装置の全重量を保持する。
【0011】さらに、給電用の端子がホルダ部材に一体
的に備えられているので、口金の取付作業を省略でき
る。また、ホルダ部材の成型時に同時に給電用の端子を
設けることができる。
的に備えられているので、口金の取付作業を省略でき
る。また、ホルダ部材の成型時に同時に給電用の端子を
設けることができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、気密な放電空間を有するガラス管バルブ、バ
ルブの端部に設けられた放電電極、バルブの内面に形成
された蛍光体膜、バルブ内に封入された放電媒体を備え
た蛍光ランプと、この蛍光ランプの放電電極に接続され
た点灯回路装置と、電気絶縁性の合成樹脂材料で成形さ
れ、上記蛍光ランプおよび上記点灯回路装置を保持する
とともに一端側の円筒状部にねじ口金部を有し、このね
じ口金部を縦断して形成された凹部内に導電端子を設け
るとともに頂部にアイレット端子が設けられ、他端側に
仕切板が形成されたホルダ部材と、上記仕切板を覆うよ
うホルダ部材に係止さたカバー部とを具備していること
を特徴とする。
プ装置は、気密な放電空間を有するガラス管バルブ、バ
ルブの端部に設けられた放電電極、バルブの内面に形成
された蛍光体膜、バルブ内に封入された放電媒体を備え
た蛍光ランプと、この蛍光ランプの放電電極に接続され
た点灯回路装置と、電気絶縁性の合成樹脂材料で成形さ
れ、上記蛍光ランプおよび上記点灯回路装置を保持する
とともに一端側の円筒状部にねじ口金部を有し、このね
じ口金部を縦断して形成された凹部内に導電端子を設け
るとともに頂部にアイレット端子が設けられ、他端側に
仕切板が形成されたホルダ部材と、上記仕切板を覆うよ
うホルダ部材に係止さたカバー部とを具備していること
を特徴とする。
【0013】上記請求項1と同様な作用を奏する。
【0014】本発明の請求項3に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、ホルダ部材に、点灯回路装置を覆うカバー部
を一体に形成していることを特徴とする。
プ装置は、ホルダ部材に、点灯回路装置を覆うカバー部
を一体に形成していることを特徴とする。
【0015】カバー部が一体に形成できるので部品点数
が少なくて済む。
が少なくて済む。
【0016】本発明の請求項4に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、ホルダ部材に、点灯回路装置を覆う別体のカ
バー部を取着していることを特徴とする。
プ装置は、ホルダ部材に、点灯回路装置を覆う別体のカ
バー部を取着していることを特徴とする。
【0017】ランプや点灯回路を保持する仕切板をねじ
部と一体成型したとき、同時に成型できなかったカバー
部を後から取着できる。
部と一体成型したとき、同時に成型できなかったカバー
部を後から取着できる。
【0018】本発明の請求項5に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、回路部品を実装したプリント回路基板からな
る点灯回路装置を、仕切板の係止片に係止しているとを
特徴とする。
プ装置は、回路部品を実装したプリント回路基板からな
る点灯回路装置を、仕切板の係止片に係止しているとを
特徴とする。
【0019】仕切板と一体成型した爪状の係止片にプリ
ント回路基板を引っ掛けることにより係止できる。
ント回路基板を引っ掛けることにより係止できる。
【0020】本発明の請求項6に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、導電端子は短冊状であり、ねじ口金部に連設
可能なねじ状の凹凸部を形成していることを特徴とす
る。
プ装置は、導電端子は短冊状であり、ねじ口金部に連設
可能なねじ状の凹凸部を形成していることを特徴とす
る。
【0021】導電端子が隣接するねじ部と連続した構成
であるので、ソケットの受金との接触面積が大きくなり
接触不良が生じない。
であるので、ソケットの受金との接触面積が大きくなり
接触不良が生じない。
【0022】本発明の請求項7に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、導電端子の一部が、ホルダ部材の円筒状部に
埋設されて固定していることを特徴とする。
プ装置は、導電端子の一部が、ホルダ部材の円筒状部に
埋設されて固定していることを特徴とする。
【0023】導電端子が埋設されているので抜け出て接
触不良が生じることがない。
触不良が生じることがない。
【0024】本発明の請求項8に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、導電端子が、ホルダ部材の円筒状部に形成し
た係止孔内に係止されて固定していることを特徴とす
る。
プ装置は、導電端子が、ホルダ部材の円筒状部に形成し
た係止孔内に係止されて固定していることを特徴とす
る。
【0025】ホルダ部材成型後に導電端子を取り付けす
ることができる。
ることができる。
【0026】本発明の請求項9に記載の電球形蛍光ラン
プ装置は、ホルダ部材に、透光性のグローブが設けられ
ていることを特徴とする。
プ装置は、ホルダ部材に、透光性のグローブが設けられ
ていることを特徴とする。
【0027】蛍光ランプからの放射光を拡散させるなど
の制光およびガラス管からなるバルブの保護がはかれ
る。
の制光およびガラス管からなるバルブの保護がはかれ
る。
【0028】本発明の請求項10に記載の照明装置は、
装置本体と、この装置本体に設けられたねじ口金部が装
着されるソケットと、このソケットに装着された請求項
1ないし請求項9のいずれか一に記載の電球形蛍光ラン
プ装置とを具備していることを特徴とする。
装置本体と、この装置本体に設けられたねじ口金部が装
着されるソケットと、このソケットに装着された請求項
1ないし請求項9のいずれか一に記載の電球形蛍光ラン
プ装置とを具備していることを特徴とする。
【0029】照明器具などのソケットにランプ装置を装
着して点灯させることができ、所定の配光や光照射が行
える。
着して点灯させることができ、所定の配光や光照射が行
える。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は電球形蛍光ランプ装置L1の一
部断面正面図、図2は図1の要部の一部断面側面図であ
る。図中1はホルダ部材で、このホルダ部材1はPBT
樹脂などの電気絶縁性の耐熱性合成樹脂材料で形成さ
れ、その一端に形成された円筒状部11の外周にはエジ
ソンタイプのE26型などのシェル部に形成されたと同
寸のねじ口金部12が設けられている。また、13は円
筒状部11外周のねじ口金部12を縦断して形成された
凹部で、この凹部13内には短冊状の真鍮板などからな
るサイド端子を構成する給電端子2が設けられている。
この給電端子2は円筒状部11外周のねじ口金部12と
連続したねじ作用をなす凹凸部21が形成されたてい
る。また、このホルダ部材1の円筒状部11の頂部には
真鍮板などで形成したアイレット端子3が設けられてい
る。
照して説明する。図1は電球形蛍光ランプ装置L1の一
部断面正面図、図2は図1の要部の一部断面側面図であ
る。図中1はホルダ部材で、このホルダ部材1はPBT
樹脂などの電気絶縁性の耐熱性合成樹脂材料で形成さ
れ、その一端に形成された円筒状部11の外周にはエジ
ソンタイプのE26型などのシェル部に形成されたと同
寸のねじ口金部12が設けられている。また、13は円
筒状部11外周のねじ口金部12を縦断して形成された
凹部で、この凹部13内には短冊状の真鍮板などからな
るサイド端子を構成する給電端子2が設けられている。
この給電端子2は円筒状部11外周のねじ口金部12と
連続したねじ作用をなす凹凸部21が形成されたてい
る。また、このホルダ部材1の円筒状部11の頂部には
真鍮板などで形成したアイレット端子3が設けられてい
る。
【0031】これらサイドの給電端子2およびアイレッ
ト端子3は端部の係止部22、32が円筒状部11内に
埋設され、略逆L字形をなす給電端子2は凹部13内で
の位置は少なくとも一部が隣接するねじ口金部12と段
差がないか外側に張出すよう形成され、(通常的には下
方側が外側に張出すように形成。)頂部側の貫通孔14
から導出したリード線65を透孔22に通し半田付けや
溶接などの手段で接続してある。また、アイレット端子
3側は通常品と同様にアイレット孔31からリード線6
6を導出してアイレット端子3に半田付け33や溶接な
どの手段で接続してある。また、67はリード線66の
中間部に接続された温度ヒューズ、68はリード線65
を被覆した電気絶縁チューブである。
ト端子3は端部の係止部22、32が円筒状部11内に
埋設され、略逆L字形をなす給電端子2は凹部13内で
の位置は少なくとも一部が隣接するねじ口金部12と段
差がないか外側に張出すよう形成され、(通常的には下
方側が外側に張出すように形成。)頂部側の貫通孔14
から導出したリード線65を透孔22に通し半田付けや
溶接などの手段で接続してある。また、アイレット端子
3側は通常品と同様にアイレット孔31からリード線6
6を導出してアイレット端子3に半田付け33や溶接な
どの手段で接続してある。また、67はリード線66の
中間部に接続された温度ヒューズ、68はリード線65
を被覆した電気絶縁チューブである。
【0032】また、ホルダ部材1の他端側はフレア状に
拡がったカバー部16が形成され、このカバー部16の
開口部の近傍にはPBT樹脂などの耐熱性合成樹脂材料
で形成した円皿形をした仕切板4が開口部を塞ぐように
して固定されている。この固定はカバー部16の内面に
所定の間隔を隔てて形成した係止突起15、15、…
に、この突起15、15、…に対応して仕切板4に形成
した係止舌片41、41、…を係止することにより行わ
れる。また、この仕切板4の下面側には蛍光ランプ5保
持用のバルブ取付筒部42、42(1個のみ図示)が、
上面側には固定片43、43(1個のみ図示)がそれぞ
れ一体に形成してある。
拡がったカバー部16が形成され、このカバー部16の
開口部の近傍にはPBT樹脂などの耐熱性合成樹脂材料
で形成した円皿形をした仕切板4が開口部を塞ぐように
して固定されている。この固定はカバー部16の内面に
所定の間隔を隔てて形成した係止突起15、15、…
に、この突起15、15、…に対応して仕切板4に形成
した係止舌片41、41、…を係止することにより行わ
れる。また、この仕切板4の下面側には蛍光ランプ5保
持用のバルブ取付筒部42、42(1個のみ図示)が、
上面側には固定片43、43(1個のみ図示)がそれぞ
れ一体に形成してある。
【0033】また、蛍光ランプ5は、一本のガラス管バ
ルブ51の内面に蛍光体膜(図示しない。)が形成され
内部に放電媒体として水銀およびアルゴンなどの希ガス
が封入されたもので、ガラス管バルブ51をU字形に屈
曲したものをさらにもう一度屈曲した鞍形をなしてい
る。すなわち、バルブ51の両端部52、52(一方の
み図示)が互いに接近して上方に向けて並設され、これ
ら両端部52、52の間にU字形に屈曲された中央屈曲
部53を有しており、この中央屈曲部53は両端部5
2、52と同一方向を向くように屈曲形成されている。
また、バルブ51の両端部52、52内にはフィラメン
トコイルからなる放電電極56、56(1個のみ図示)
が封装され、この放電電極56には補助アマルガム(図
示しない。)が取着されている。また、バルブ51の上
記両端部52、52からは放電電極56、56に接続し
た外部リード線54、54、…(1本のみ図示)が導出
されている。なお、55はバルブ51の端部52から突
出した細管で、この細管55内には点灯中の水銀蒸気圧
を制御する主アマルガム(図示しない。)が収容されて
いる。この蛍光ランプ5は、消費電力15〜17W程度
で、ランプ電流が250〜350mA程度である。
ルブ51の内面に蛍光体膜(図示しない。)が形成され
内部に放電媒体として水銀およびアルゴンなどの希ガス
が封入されたもので、ガラス管バルブ51をU字形に屈
曲したものをさらにもう一度屈曲した鞍形をなしてい
る。すなわち、バルブ51の両端部52、52(一方の
み図示)が互いに接近して上方に向けて並設され、これ
ら両端部52、52の間にU字形に屈曲された中央屈曲
部53を有しており、この中央屈曲部53は両端部5
2、52と同一方向を向くように屈曲形成されている。
また、バルブ51の両端部52、52内にはフィラメン
トコイルからなる放電電極56、56(1個のみ図示)
が封装され、この放電電極56には補助アマルガム(図
示しない。)が取着されている。また、バルブ51の上
記両端部52、52からは放電電極56、56に接続し
た外部リード線54、54、…(1本のみ図示)が導出
されている。なお、55はバルブ51の端部52から突
出した細管で、この細管55内には点灯中の水銀蒸気圧
を制御する主アマルガム(図示しない。)が収容されて
いる。この蛍光ランプ5は、消費電力15〜17W程度
で、ランプ電流が250〜350mA程度である。
【0034】そして、上記仕切板4の下面側に形成した
バルブ取付筒部42、42にはバルブ51の両端部5
2、52が下から差し込まれ、シリコーン系などの熱硬
化性接着剤48を介して両者は接合固定されている。ま
た、中央屈曲部53も同様な接着剤49を介して仕切板
4の下面に接合固定されている。このため、蛍光ランプ
5のガラス管バルブ51は両端部52、52と中央屈曲
部53の3箇所において仕切板4に固定されている。
バルブ取付筒部42、42にはバルブ51の両端部5
2、52が下から差し込まれ、シリコーン系などの熱硬
化性接着剤48を介して両者は接合固定されている。ま
た、中央屈曲部53も同様な接着剤49を介して仕切板
4の下面に接合固定されている。このため、蛍光ランプ
5のガラス管バルブ51は両端部52、52と中央屈曲
部53の3箇所において仕切板4に固定されている。
【0035】また、上記仕切板4上面側に形成した固定
片42、42、…(1個のみ図示)には点灯回路装置6
を構成するトランジスタインバータを用いた高周波点灯
用の回路部品61を実装したプリント回路基板62が係
止されている。このプリント回路基板62の一端部には
4本のピン状の接続端子63(1本のみ図示)が突設さ
れており、これら接続端子63は回路部品61および上
記蛍光ランプ5の外部リード線54、…と電気的に接続
されている。
片42、42、…(1個のみ図示)には点灯回路装置6
を構成するトランジスタインバータを用いた高周波点灯
用の回路部品61を実装したプリント回路基板62が係
止されている。このプリント回路基板62の一端部には
4本のピン状の接続端子63(1本のみ図示)が突設さ
れており、これら接続端子63は回路部品61および上
記蛍光ランプ5の外部リード線54、…と電気的に接続
されている。
【0036】また、7は鞍形をなす蛍光ランプ5を覆う
よう形成された上端が開口した透明または光拡散性を有
する合成樹脂やガラス製のカップ状のグローブである。
このグローブ7は開口部を上記カバー16の内面と係止
部材(図示しない。)により係合させたり、図示のよう
にカバー部16の内面と仕切板4の側壁との間に差し込
み、隙間にシリコーン系などの熱硬化性接着剤72を充
填して接合固定されている。
よう形成された上端が開口した透明または光拡散性を有
する合成樹脂やガラス製のカップ状のグローブである。
このグローブ7は開口部を上記カバー16の内面と係止
部材(図示しない。)により係合させたり、図示のよう
にカバー部16の内面と仕切板4の側壁との間に差し込
み、隙間にシリコーン系などの熱硬化性接着剤72を充
填して接合固定されている。
【0037】そして、このような構成の電球形蛍光ラン
プ装置L1は、たとえば図6に示すような照明器具を構
成する照明装置Dに装着して使用される。図6中91は
装置本体で、この本体91の下方中央部にはソケット9
2が取付けられ、このソケット92内の受金には電球形
蛍光ランプ装置L1のねじ口金部12(通常ランプの口
金に相当する。)が螺合して装着されている。また、基
体1の周囲の段部にはセード93が係止されている。
プ装置L1は、たとえば図6に示すような照明器具を構
成する照明装置Dに装着して使用される。図6中91は
装置本体で、この本体91の下方中央部にはソケット9
2が取付けられ、このソケット92内の受金には電球形
蛍光ランプ装置L1のねじ口金部12(通常ランプの口
金に相当する。)が螺合して装着されている。また、基
体1の周囲の段部にはセード93が係止されている。
【0038】そして、上記ソケット92の受金へのラン
プ装置L1の口金部を構成するねじ口金部12の装着は
通常のランプと同様に何等支障なく捩じ込まれる。ま
ず、ソケット92の受金に主として電気絶縁性の合成樹
脂材料からなるねじ口金部12が当たり、ついで、捩じ
込んでいくことによってサイド端子を構成する給電端子
2の凹凸部21も受金に当たる。さらに、捩じ込むこと
によってソケット92内のトップ端子にアイレット端子
3が当たり、捩じ込みを止める。この状態でアイレット
端子3およびサイド端子2は受金と接触して導通がなさ
れるとともにランプL1の保持が行われる。このとき、
サイドの給電端子2は先端側が外側に張出すよう形成さ
れているので、ソケットD3内に捩込まれるときにつぼ
むためその反撥力によって外方へと広がる力が加わり受
金との接触がよくなり、確実な電気的接続がなされる。
また、上記ねじ口金部12は合成樹脂材料が主体で、導
電部となる金属製の端子部の面積は小さいが、小電流で
用いられる蛍光ランプの場合は電気的容量は十分で、過
熱など何等の不具合も生じる虞もない。
プ装置L1の口金部を構成するねじ口金部12の装着は
通常のランプと同様に何等支障なく捩じ込まれる。ま
ず、ソケット92の受金に主として電気絶縁性の合成樹
脂材料からなるねじ口金部12が当たり、ついで、捩じ
込んでいくことによってサイド端子を構成する給電端子
2の凹凸部21も受金に当たる。さらに、捩じ込むこと
によってソケット92内のトップ端子にアイレット端子
3が当たり、捩じ込みを止める。この状態でアイレット
端子3およびサイド端子2は受金と接触して導通がなさ
れるとともにランプL1の保持が行われる。このとき、
サイドの給電端子2は先端側が外側に張出すよう形成さ
れているので、ソケットD3内に捩込まれるときにつぼ
むためその反撥力によって外方へと広がる力が加わり受
金との接触がよくなり、確実な電気的接続がなされる。
また、上記ねじ口金部12は合成樹脂材料が主体で、導
電部となる金属製の端子部の面積は小さいが、小電流で
用いられる蛍光ランプの場合は電気的容量は十分で、過
熱など何等の不具合も生じる虞もない。
【0039】また、ソケット92装着時に,ねじ口金部
にランプの全重量が加わるが、強度的にも固い合成樹脂
製であり、従来と同様に何等支障なく支持できる。
にランプの全重量が加わるが、強度的にも固い合成樹脂
製であり、従来と同様に何等支障なく支持できる。
【0040】また、本発明のもっとも利点となる点は、
口金部品は合成樹脂からなるホルダ部材を成形するとき
に一緒に設けることができことで、汎用性とはいえ金属
製のシェルを有する口金が不要となり、また、その取着
作業工程も必要なく、部品点数を減らして生産性を向上
できる。
口金部品は合成樹脂からなるホルダ部材を成形するとき
に一緒に設けることができことで、汎用性とはいえ金属
製のシェルを有する口金が不要となり、また、その取着
作業工程も必要なく、部品点数を減らして生産性を向上
できる。
【0041】また、図3は本発明の電球形蛍光ランプ装
置の他の実施例を示し、図1の実施例と同一部分には同
一の符号を付してその説明は省略する。上記実施例のも
のがホルダ部材1にカバー部16を一体に成形して備え
ているのに対して、この実施例の蛍光ランプ装置L2は
カバー部が別体のものである。
置の他の実施例を示し、図1の実施例と同一部分には同
一の符号を付してその説明は省略する。上記実施例のも
のがホルダ部材1にカバー部16を一体に成形して備え
ているのに対して、この実施例の蛍光ランプ装置L2は
カバー部が別体のものである。
【0042】この実施例の場合、蛍光ランプ5は直管形
のバルブ51を4本、連結管57を介して直列的に接続
したものである。そして、この実施例のものは、ホルダ
部材1一端の外周にはねじ口金部12が形成され、ねじ
口金部12の下端近傍には貫通孔14が形成されてい
る。また、サイドの給電端子2は短冊状ではあるが凹凸
部は形成してなく、略平坦面かねじ口金部12とほぼ同
曲率の湾曲面をなしている。この場合もサイドの給電端
子2は上方が固定され下方は外方に張出すような応力が
付与された自由端となっていて、下方側に形成された貫
通孔14から導出したリード線65を透孔22に通し半
田付けや溶接などの手段で接続してあるまた、円筒状部
11の下方には複数の支柱19、19や補強壁が形成さ
れ、支柱19、19や補強壁には仕切板4が設けられ、
この仕切板4には蛍光ランプ5の点灯回路装置6を構成
する回路部品61が直接あるいはプリント回路基板に取
着して取付けられている。
のバルブ51を4本、連結管57を介して直列的に接続
したものである。そして、この実施例のものは、ホルダ
部材1一端の外周にはねじ口金部12が形成され、ねじ
口金部12の下端近傍には貫通孔14が形成されてい
る。また、サイドの給電端子2は短冊状ではあるが凹凸
部は形成してなく、略平坦面かねじ口金部12とほぼ同
曲率の湾曲面をなしている。この場合もサイドの給電端
子2は上方が固定され下方は外方に張出すような応力が
付与された自由端となっていて、下方側に形成された貫
通孔14から導出したリード線65を透孔22に通し半
田付けや溶接などの手段で接続してあるまた、円筒状部
11の下方には複数の支柱19、19や補強壁が形成さ
れ、支柱19、19や補強壁には仕切板4が設けられ、
この仕切板4には蛍光ランプ5の点灯回路装置6を構成
する回路部品61が直接あるいはプリント回路基板に取
着して取付けられている。
【0043】そして、円筒状部11の基端の段部に別途
形成したほぼ半球状をなすカバー部17の鍔部18を係
止して、点灯回路装置6を覆うようにしてある。なお、
15は係止位置を安定させるための係止突起である。
形成したほぼ半球状をなすカバー部17の鍔部18を係
止して、点灯回路装置6を覆うようにしてある。なお、
15は係止位置を安定させるための係止突起である。
【0044】この実施例の電球形蛍光ランプ装置L2
も、完成されたランプ装置L2を照明装置のソケットに
装着したとき、サイドの給電端子2は先端側が外側に張
出すよう形成されているので、ソケットD3内に捩込ま
れるときに給電端子2に受金に螺合する凹凸がなくて
も、その反発力によって外方へと広がる力が加わり受金
の凸部に強く当たり接触がよくなり、確実な電気的接続
がなされる。この実施例のランプ装置L2も、必要に応
じて蛍光ランプ5を覆う透明や透光性のグローブを設け
てもよい。
も、完成されたランプ装置L2を照明装置のソケットに
装着したとき、サイドの給電端子2は先端側が外側に張
出すよう形成されているので、ソケットD3内に捩込ま
れるときに給電端子2に受金に螺合する凹凸がなくて
も、その反発力によって外方へと広がる力が加わり受金
の凸部に強く当たり接触がよくなり、確実な電気的接続
がなされる。この実施例のランプ装置L2も、必要に応
じて蛍光ランプ5を覆う透明や透光性のグローブを設け
てもよい。
【0045】したがって、この電球形蛍光ランプ装置L
2も、上述した実施例と同様な作用効果を奏する。
2も、上述した実施例と同様な作用効果を奏する。
【0046】また、図4(a)〜(c)および図5
(a)〜(c)は本発明に関わるホルダ部材に取付けら
れるサイド端子を構成する給電端子2の実施例を示し、
図中図1〜図3の実施例と同一部分には同一の符号を付
してその説明は省略する。
(a)〜(c)は本発明に関わるホルダ部材に取付けら
れるサイド端子を構成する給電端子2の実施例を示し、
図中図1〜図3の実施例と同一部分には同一の符号を付
してその説明は省略する。
【0047】図4(a)〜(c)に示すものはホルダ部
材を合成樹脂材料で成型時に、同時に給電端子2の一部
を埋め込み組付けるのに適するものである。図4(a)
の端子2は、基端部に円筒状部11内に埋め込まれたと
きの抜け止めとして突起23、23が形成されている。
また、図4(b)の端子2は、抜け止めとして突起2
3、23が形成されているとともに、下方の先端側に折
返部24を有し、この折返部24の先端が円筒状部11
の凹部13の面に当接して弾性作用をなし、ソケットの
受金と強く接触させることができる。また、図4(c)
の端子2は、口金相当部の全長に亘って端子が形成して
あるのではなく、ソケット受金のねじ部の約1山と接触
する分のみの端子2で、受金との接触面積は小さいが蛍
光ランプ装置L1、L2は点灯時の電流が少ないので、
十分使用に耐えることができる。
材を合成樹脂材料で成型時に、同時に給電端子2の一部
を埋め込み組付けるのに適するものである。図4(a)
の端子2は、基端部に円筒状部11内に埋め込まれたと
きの抜け止めとして突起23、23が形成されている。
また、図4(b)の端子2は、抜け止めとして突起2
3、23が形成されているとともに、下方の先端側に折
返部24を有し、この折返部24の先端が円筒状部11
の凹部13の面に当接して弾性作用をなし、ソケットの
受金と強く接触させることができる。また、図4(c)
の端子2は、口金相当部の全長に亘って端子が形成して
あるのではなく、ソケット受金のねじ部の約1山と接触
する分のみの端子2で、受金との接触面積は小さいが蛍
光ランプ装置L1、L2は点灯時の電流が少ないので、
十分使用に耐えることができる。
【0048】また、図5(a)〜(c)に示すものはホ
ルダ部材にサイドの給電端子2を後から係止して取付け
するものである。図5(a)の端子2は、金属線で中間
部をねじ口金部と合致する凹凸状に成形し、両端の鉤部
25、25を円筒状部11の頂部および側面に形成した
孔内に係止して容易には抜け出ないようにしたものであ
る。また、図5(b)の端子2は、短冊状の金属板(ね
じ部と合致する凹凸状に成形してあってもよい)の両端
に鉤部25、25を形成しておき、円筒状部11の頂部
および側面に形成した孔または溝内に鉤部(突起)2
5、25を係止させて容易には抜け出ないようにしたも
のである。
ルダ部材にサイドの給電端子2を後から係止して取付け
するものである。図5(a)の端子2は、金属線で中間
部をねじ口金部と合致する凹凸状に成形し、両端の鉤部
25、25を円筒状部11の頂部および側面に形成した
孔内に係止して容易には抜け出ないようにしたものであ
る。また、図5(b)の端子2は、短冊状の金属板(ね
じ部と合致する凹凸状に成形してあってもよい)の両端
に鉤部25、25を形成しておき、円筒状部11の頂部
および側面に形成した孔または溝内に鉤部(突起)2
5、25を係止させて容易には抜け出ないようにしたも
のである。
【0049】また、図5(c)の端子2は、予めアイレ
ット端子3と給電端子2とを電気絶縁性の合成樹脂材料
からなる円筒状の栓体8にその一部を埋込んで成形して
おく。そして、ホルダ部材1の円筒状部11に予め形成
した装着孔(図示しなし。)に栓体8を装着して環状の
凹部81を装着孔内面に形成した環状の突起と係合させ
て両者を固定する。なお、このときサイドの給電端子2
は円筒状部11外周に形成した凹部13内に配設させる
ことはいうまでもない。このような構成であれば、両端
子2、3を簡単に同時に取付けすることができ作業性が
向上できる。
ット端子3と給電端子2とを電気絶縁性の合成樹脂材料
からなる円筒状の栓体8にその一部を埋込んで成形して
おく。そして、ホルダ部材1の円筒状部11に予め形成
した装着孔(図示しなし。)に栓体8を装着して環状の
凹部81を装着孔内面に形成した環状の突起と係合させ
て両者を固定する。なお、このときサイドの給電端子2
は円筒状部11外周に形成した凹部13内に配設させる
ことはいうまでもない。このような構成であれば、両端
子2、3を簡単に同時に取付けすることができ作業性が
向上できる。
【0050】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。たとえば、ホルダ部材と一体に成型または別体成型
されるカバー部あるいはランプや回路部品を保持する仕
切板、補強壁や支柱、ねじ口金部に形成した凹部など
は、組み込む部品の容積やランプの形状に応じて種々変
形しててもよい。また、回路部品などはカバー部によっ
て全体が覆れるものではなくバルブ間に延在していても
よい。また、温度上昇が高いランプ装置にあっては、カ
バー部などに放熱用の通風孔を形成しておいてもよい。
い。たとえば、ホルダ部材と一体に成型または別体成型
されるカバー部あるいはランプや回路部品を保持する仕
切板、補強壁や支柱、ねじ口金部に形成した凹部など
は、組み込む部品の容積やランプの形状に応じて種々変
形しててもよい。また、回路部品などはカバー部によっ
て全体が覆れるものではなくバルブ間に延在していても
よい。また、温度上昇が高いランプ装置にあっては、カ
バー部などに放熱用の通風孔を形成しておいてもよい。
【0051】また、ホルダ部材に形成するねじ口金部は
E26と同じ形状、寸度に限らず、仕様に応じ他のE型
(エジソン型)の口金と同寸であってもよい。
E26と同じ形状、寸度に限らず、仕様に応じ他のE型
(エジソン型)の口金と同寸であってもよい。
【0052】また、円筒状部の外周に設けられるサイド
の給電端子は1個に限らず、複数個設けてあってもよ
く、また、図示した実施例形状に限らない。
の給電端子は1個に限らず、複数個設けてあってもよ
く、また、図示した実施例形状に限らない。
【0053】また、蛍光ランプのバルブも実施例形状に
限らず、U字形状、W字形状などであっても差支えな
い。
限らず、U字形状、W字形状などであっても差支えな
い。
【0054】さらに、ランプの点灯回路装置も、実施例
に示す高周波点灯方式に限らず、他の方式による点灯で
あってもよい。
に示す高周波点灯方式に限らず、他の方式による点灯で
あってもよい。
【0055】さらに、本発明の照明装置(器具)も、実
施例の構成に限らない。
施例の構成に限らない。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1お
よび請求項2の記載によれば、ソケットの受金へのラン
プ装置の口金部を構成するねじ口金部の装着は、通常の
ランプと同様に捩じ込むことによって行える。また、導
電部となる金属製の端子部の面積を小さくでき、蛍光ラ
ンプの場合は電気的容量は十分で過熱など何等の不具合
も生じる虞がなく、確実な電気的接続がなされる。ま
た、ねじ口金部にランプの全重量が加わるが、強度的に
も固い合成樹脂製であり何等支障なく支持できる。ま
た、給電用の端子がホルダ部材に一体的に備えられてい
るので、別途に口金を必要とせず、口金の取付作業も省
略できるので、部品点数を減らして生産性を向上でき
る。
よび請求項2の記載によれば、ソケットの受金へのラン
プ装置の口金部を構成するねじ口金部の装着は、通常の
ランプと同様に捩じ込むことによって行える。また、導
電部となる金属製の端子部の面積を小さくでき、蛍光ラ
ンプの場合は電気的容量は十分で過熱など何等の不具合
も生じる虞がなく、確実な電気的接続がなされる。ま
た、ねじ口金部にランプの全重量が加わるが、強度的に
も固い合成樹脂製であり何等支障なく支持できる。ま
た、給電用の端子がホルダ部材に一体的に備えられてい
るので、別途に口金を必要とせず、口金の取付作業も省
略できるので、部品点数を減らして生産性を向上でき
る。
【0057】また、本発明の請求項3の記載によれば、
部品点数を減らして生産性を向上できる。
部品点数を減らして生産性を向上できる。
【0058】また、本発明の請求項4の記載によれば、
カバー部を後から取着できる。
カバー部を後から取着できる。
【0059】また、本発明の請求項5の記載によれば、
プリント回路基板を容易に固定させることができる。
プリント回路基板を容易に固定させることができる。
【0060】また、本発明の請求項6の記載によれば、
ソケットの受金との接触面積が大きくなり導通が良くな
る。
ソケットの受金との接触面積が大きくなり導通が良くな
る。
【0061】また、本発明の請求項7の記載によれば、
サイドの導電端子の固定が強固になり、抜け出て接触不
良を生じたり端子が脱落することがない。
サイドの導電端子の固定が強固になり、抜け出て接触不
良を生じたり端子が脱落することがない。
【0062】また、本発明の請求項8の記載によれば、
ホルダ部材成型後に導電端子を容易に取り付けすること
ができ、また、端子が脱落することがない。
ホルダ部材成型後に導電端子を容易に取り付けすること
ができ、また、端子が脱落することがない。
【0063】また、本発明の請求項9の記載によれば、
グローブを取り付けることにより、蛍光ランプからの放
射光を拡散させるなどの制光およびガラス管からなるバ
ルブの保護をすることができる。
グローブを取り付けることにより、蛍光ランプからの放
射光を拡散させるなどの制光およびガラス管からなるバ
ルブの保護をすることができる。
【0064】さらに、本発明の請求項10の記載によれ
ば、照明器具などのソケットにランプ装置を装着して点
灯させることができ、所定の配光や光照射が行える。
ば、照明器具などのソケットにランプ装置を装着して点
灯させることができ、所定の配光や光照射が行える。
【図1】本発明の電球形蛍光ランプの実施例を示す一部
断面正面図である。
断面正面図である。
【図2】図1のランプ装置の要部を示す側面図である。
【図3】本発明の電球形蛍光ランプの他の実施例を示す
一部断面正面図である。
一部断面正面図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の給電端子の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明の給電端子の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】本発明の照明装置(器具)の実施例を示す一部
断面正面図である。
断面正面図である。
L1、L2:電球形蛍光ランプ装置 1:ホルダ部材 11:円筒状部 12:ねじ口金部 13:凹部 14:貫通孔 16、17:カバー部 2:給電端子 21:凹凸部(ねじ部) 3:アイレット端子 4:仕切板 5:蛍光ランプ 51:バルブ 56:放電電極 6:点灯回路装置 7:グローブ D:照明装置(器具)
Claims (10)
- 【請求項1】 気密な放電空間を有するガラス管バル
ブ、バルブの端部に設けられた放電電極、バルブの内面
に形成された蛍光体膜、バルブ内に封入された放電媒体
を備えた蛍光ランプと;この蛍光ランプの放電電極に接
続された点灯回路装置と;電気絶縁性の合成樹脂材料で
成形され、上記蛍光ランプおよび上記点灯回路装置を保
持するとともに一端側の円筒状部にねじ口金部を有し、
このねじ口金部を縦断して形成された凹部内に導電端子
を設けるとともに頂部にアイレット端子が設けられたホ
ルダ部材と;を具備していることを特徴とする電球形蛍
光ランプ装置。 - 【請求項2】 気密な放電空間を有するガラス管バル
ブ、バルブの端部に設けられた放電電極、バルブの内面
に形成された蛍光体膜、バルブ内に封入された放電媒体
を備えた蛍光ランプと;この蛍光ランプの放電電極に接
続された点灯回路装置と;電気絶縁性の合成樹脂材料で
成形され、上記蛍光ランプおよび上記点灯回路装置を保
持するとともに一端側の円筒状部にねじ口金部を有し、
このねじ口金部を縦断して形成された凹部内に導電端子
を設けるとともに頂部にアイレット端子が設けられ、他
端側に仕切板が形成されたホルダ部材と;上記仕切板を
覆うようホルダ部材に係止さたカバー部と;を具備して
いることを特徴とする電球形蛍光ランプ装置。 - 【請求項3】 ホルダ部材には、点灯回路装置を覆うカ
バー部を一体に形成していることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の電球形蛍光ランプ装置。 - 【請求項4】 ホルダ部材には、点灯回路装置を覆う別
体のカバー部を取着していることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の電球形蛍光ランプ装置。 - 【請求項5】 回路部品を実装したプリント回路基板か
らなる点灯回路装置を、仕切板の係止片に係止している
とを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一に
記載の電球形蛍光ランプ装置。 - 【請求項6】 導電端子は短冊状であり、ねじ口金部に
連設可能なねじ状の凹凸部を形成していることを特徴と
する請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載の電球
形蛍光ランプ装置。 - 【請求項7】 導電端子の一部は、ホルダ部材の円筒状
部に埋設されて固定していることを特徴とする請求項1
ないし請求項6のいずれか一に記載の電球形蛍光ランプ
装置。 - 【請求項8】 導電端子は、ホルダ部材の円筒状部に形
成した係止孔内に係止されて固定していることを特徴と
する請求項1ないし請求項7のいずれか一に記載の電球
形蛍光ランプ装置。 - 【請求項9】 ホルダ部材には、透光性のグローブが設
けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8
のいずれか一に記載の電球形蛍光ランプ装置。 - 【請求項10】 装置本体と;この装置本体に設けられ
たねじ口金部が装着されるソケットと;このソケットに
装着された請求項1ないし請求項9のいずれか一に記載
の電球形蛍光ランプ装置と、を具備していることを特徴
とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25350895A JPH0997589A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電球形蛍光ランプ装置および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25350895A JPH0997589A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電球形蛍光ランプ装置および照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0997589A true JPH0997589A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17252358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25350895A Pending JPH0997589A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電球形蛍光ランプ装置および照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0997589A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1995
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