JP3564364B2 - 固体電解質燃料電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体電解質燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体電解質燃料電池は、図11に示すように、メタンなどの都市ガス1aを改質装置121で改質された水素ガスなどの燃料ガス1と、エアコンプレッサ122からの空気2とが、スタック110内に供給されて電気化学的に反応し、起電力を発生させて負荷装置130を作動させる一方、反応に供された燃料ガス1および空気2が排ガス焼却炉123および冷却器124を介して外部に排出されている。
【0003】
上記スタック110は、図12,13に示すように、固体電解質112を燃料極113と空気極114とで挟んだ発電膜111がセパレータ115およびインタコネクタ116を介して複数積層されたものであり、燃料極113側に燃料ガス1が供給されると共に空気極114側に空気2が供給されることにより、これらガス1,2が固体電解質112で電気化学的に反応し、インタコネクタ116を介して電力を外部に取り出すことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような固体電解質燃料電池において、何らかの原因でスタック110に割れやシール部分の劣化等のような損傷を生じてしまうと、燃料ガス1や空気2が漏出して反応効率が低下してしまい、出力電圧の低下を引き起こしたり、燃料ガス1と空気2とが直接的に接触して燃焼反応等を起こしてしまい、スタック110全体が修復不能となってしまう虞がある。このため、出力電圧の変化や排出ガスの温度変化などから、スタック110の健全性を確認し、異常が認められたら、運転を停止して修復作業を行うようにしている。しかしながら、出力電圧の変化や排出ガスの温度変化などを生じた時点では、スタック110の損傷がかなり大きくなってしまっており、修復に多大な手間がかかっていた。
【0005】
このようなことから、本発明は、スタックの損傷を早期に発見することができる固体電解質燃料電池を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、本発明による固体電解質燃料電池は、固体電解質を燃料極および酸化剤極で挟んだ発電膜を複数積層したスタックの上記発電膜の上記燃料極側に燃料ガスを供給すると共に、当該スタックの上記発電膜の上記酸化剤極側に酸化剤ガスを供給することにより、当該燃料ガス当該酸化剤ガスとを電気的に反応させて電力を発生させる固体電解質燃料電池において、前記燃料ガスまたは前記酸化剤ガスのいずれか一方と共に前記スタックに標識ガスを供給する標識ガス供給手段と、発電に供された前記燃料ガス、発電に供された前記酸化剤ガスのうちの少なくとも一つのガス中の前記標識ガスの濃度および前記スタックの周囲の雰囲気ガス中の前記標識ガスの濃度を計測する標識ガス計測手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
上述した固体電解質燃料電池において、前記標識ガス計測手段が前記標識ガスを検知するガス検知器またはガスクロマトグラフであることを特徴とする。
【0008】
上述した固体電解質燃料電池において、前記標識ガスがヘリウム、アルゴン、キセノンのうちの少なくとも1種類であることを特徴とする。
【0009】
上述した固体電解質燃料電池において、前記標識ガスと共に前記スタックに供給する前記ガスに対して当該標識ガスを0.5〜5vol.%の割合で供給することを特徴とする。
【0010】
上述した固体電解質燃料電池において、前記雰囲気ガスが窒素または二酸化炭素であることを特徴とする。
【0012】
上述した固体電解質燃料電池において、前記雰囲気ガスが前記スタックから排出された前記燃料ガスであり、少なくともその一部が当該スタックに再び供給されると共に、前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、前記標識ガス計測手段が少なくとも前記燃料ガス中の前記標識ガスの濃度を計測することを特徴とする。
【0014】
上述した固体電解質燃料電池において、前記スタックが、前記発電膜を水平方向に沿って複数積層したサブスタックを水平方向に沿って複数組電気的に連結した貨車状横置型のものであり、前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、前記標識ガス計測手段が少なくとも前記スタックの前記サブスタックからそれぞれ排出される前記酸化剤ガス中の前記標識ガスの濃度を計測することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明による固体電解質燃料電池の実施の形態を以下に説明するが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
[第一番目の実施の形態]
本発明による固体電解質燃料電池の第一番目の実施の形態を図1,2を用いて説明する。図1は、固体電解質燃料電池の概略構成図、図2は、図1のスタック部分の抽出拡大図である。
【0017】
図1に示すように、断熱材からなる箱型のモジュール本体11の内部は、多孔性の断熱材からなる仕切板11cにより、上部室11aと下部室11bとに仕切られている。モジュール本体11の上部には、当該ケーシング11の内部に窒素や二酸化炭素などの雰囲気ガスであるパージガス3を供給する供給管11dおよび当該ケーシング11内の上記パージガス3を送出する送出管11eが設けられている。モジュール本体11の上部室11aおよび下部室11bの壁面には、加熱ヒータ12が設けられている。
【0018】
前記モジュール本体11の上部室11a内の仕切板11c上には、図2に示すように、固体電解質を燃料極と酸化剤極である空気極とで挟んだ発電膜13を上下方向に複数積層したスタック14が設置されている。このスタック14の側面には、水素などの燃料ガス1を供給する燃料ガス供給マニホールド15aと、酸化剤ガスである空気2を供給する空気供給マニホールド15bと、使用された燃料ガス1を排出する図示しない燃料ガス排出マニホールドと、使用された空気2を排出する図示しない空気排出マニホールドとがそれぞれ連結されている。
【0019】
図1に示すように、前記燃料ガス供給マニホールド15aの下部には、燃料ガス供給管16aの一端側が仕切板11cを貫通して連結されている。この燃料ガス供給管16aは、モジュール本体11の下部室11b内を貫通して、当該モジュール本体11の外部に配設された改質装置18にその他端側が連結されている。この改質装置18には、メタンなどの都市ガス1aが一定流量で送給されるようになっている。
【0020】
つまり、都市ガス1aを改質装置18内に送給すると、当該都市ガス1aは、改質装置18により燃料ガス1(水素ガス)に改質され、燃料ガス供給管16aおよび燃料ガス供給マニホールド15aを介してスタック14内の燃料極側に一定の流量で供給されるようになっているのである。
【0021】
前記空気供給マニホールド15bの下部には、空気供給管16bの一端側が仕切板11cを貫通して連結されている。この空気供給管16bは、モジュール本体11の下部室11b内を貫通して、当該モジュール本体11の外部に配設された図示しないエアコンプレッサにその他端側が連結されている。
【0022】
つまり、前記エアコンプレッサを作動すると、空気2が空気供給管16bおよび空気供給マニホールド15bを介してスタック14内の空気極側に一定の流量で供給されるようになっているのである。
【0023】
前記燃料ガス排出マニホールドの下部には、燃料ガス排出管16cの一端側が仕切板11cを貫通して連結されている。この燃料ガス排出管16cは、モジュール本体11の下部室11b内を貫通して、当該モジュール本体11の外部へ連絡している。前記空気排出マニホールドの下部には、空気排出管16dの一端側が仕切板11cを貫通して連結されている。この空気排出管16dは、モジュール本体11の下部室11b内を貫通して、当該モジュール本体11の外部へ連絡している。
【0024】
前記下部室11b内の燃料ガス供給管16aおよび空気排出管16dの途中部分には、熱交換器17aが設けられており、燃料ガス供給管16a内を流通する燃料ガス1と空気排出管16d内を流通する使用済みの高温の空気2との間で熱交換させることができるようになっている。また、下部室11b内の空気供給管16bおよび燃料ガス排出管16cの途中部分には、熱交換器17bが設けられており、空気供給管16b内を流通する空気2と燃料ガス排出管16c内を流通する使用済みの高温の燃料ガス1との間で熱交換させることができるようになっている。
【0025】
前記スタック14の上端および下端には、集電板19a,19bが取り付けられている。これら集電板19a,19bは、モジュール本体11の外部の負荷装置130に集電棒20a,20bを介して連結されている。
【0026】
前記改質装置18の都市ガス1aの供給口部分には、ヘリウムやアルゴンやキセノン等の不活性ガスなどのように、燃料ガス1や空気2中の酸素と反応せずにパージガス3と種類の異なる標識ガス4を一定流量で供給できる標識ガス供給手段21が連結されている。一方、モジュール本体11の前記送出管11eと前記排出管16c,16dのモジュール本体11の外部部分には、当該管11e,16c,16d内を流通する前記ガス1〜3中に含まれる標識ガス4の濃度を計測する標識ガス計測手段22が連結されている。
【0027】
ここで、標識ガス供給手段21としては、標識ガス4を充填されたガスボンベ等が挙げられる。また、標識ガス計測手段22としては、標識ガスを検知するガス検知器やガスクロマトグラフなどが挙げられる。
【0028】
このような固体電解質燃料電池においては、モジュール本体11の内部にパージガス3を供給管11dから供給して上部室11aおよび下部室11b内をパージガス雰囲気に置換し、加熱ヒータ12を作動してモジュール本体11内を規定の温度に保持すると共に、前記エアコンプレッサを作動して空気供給管16bおよび空気供給マニホールド15bを介して空気2をスタック14の各発電膜13の空気極側に一定流量で供給する一方、都市ガス1aを改質装置18に供給して改質した燃料ガス1を燃料ガス供給管16aおよび燃料ガス供給マニホールド15aを介してスタック14の各発電膜13の空気極側に一定流量で供給する(例えば1×10cm/min)と同時に、標識ガス供給手段21を作動して上記燃料ガス1と共に標識ガス4をスタック14内に一定流量で供給する(例えば5×10cm/min)。
【0029】
スタック14内に供給された燃料ガス1および空気2は、発電膜13上で電気化学的に反応して起電力を生じる。この電力は、集電板19a,19bおよび集電棒20a,20bを介して負荷装置130の作動に供される。
【0030】
スタック14内で反応に供された空気2は、前記空気排出マニホールドおよび空気排出管16dを介して熱交換器17b内を流通し、前記燃料ガス供給管16a内を流通する燃料ガス1を加熱した後に外部へ排出される。一方、スタック14内で反応に供された燃料ガス1は、前記燃料ガス排出マニホールドおよび燃料ガス排出管16cを介して熱交換器17a内を流通し、前記空気供給管16b内を流通する空気2を加熱した後に外部へ排出される。また、スタック14内に供給された標識ガス4は、燃料ガス1や発電膜13の燃料極等と反応することなく当該燃料ガス1と共に外部へ排出される。
【0031】
このようにして発電運転を行っている際に、スタック14に何らかの原因で割れやシール部分の劣化等のような損傷を生じると、前記標識ガス4が発電膜13の燃料極側から当該損傷部分を介して空気極側や上部室11a内に漏出するため、燃料ガス排出管16cから排出される燃料ガス1中の標識ガス4の濃度の低下および空気排出管16dから排出される空気2中や送出管11eから送出されるパージガス3中の標識ガス4の混在が標識ガス計測手段22により計測される。
【0032】
すなわち、図3に示すように、燃料ガス1と共にスタック14に標識ガス供給手段21から標識ガス4を供給すれば、スタック14の損傷に伴って、標識ガス4が空気2やパージガス3中に混入するようになるので、排出されたこれらガス1〜3中の標識ガス4の濃度を標識ガス計測手段22によってppm単位で計測することにより、スタック14の損傷を検知できるようにしたのである。
【0033】
したがって、このような固体電解質燃料電池によれば、スタック14に小さな損傷を生じても、当該損傷を即時に検知することができるので、スタック14の損傷を早期に修復することができる。
【0034】
ここで、スタック14に供給する標識ガス4の燃料ガス1に対する濃度は、0.5〜5vol.%が好ましい。なぜなら、上記濃度が0.5vol.%に満たないと、検出感度が不十分になってしまう虞があり、上記濃度が5vol.%を超えると、標識ガス4が過剰となり、無駄を生じてしまうからである。
【0035】
なお、本実施の形態では、標識ガス4を継続的に供給して当該ガス4の検出を連続的に行うようにしたが、例えば、運転立ち上げ時には、標識ガス4を継続的に供給して当該ガス4の検出を連続的に行い、運転状態が一定となったら、一定の間隔ごとに標識ガス4を供給して当該ガス4の検出を間欠的に行うようすることも可能である。
【0036】
また、本実施の形態では、スタック14内に標識ガス4を燃料ガス1と共に供給するようにしたが、図4に示すように、スタック14内に標識ガス4を空気2と共に供給するようにしても、上述と同様な効果を得ることができる。
【0037】
また、本実施の形態では、モジュール本体11から送出されるパージガス3とスタック14から排出される燃料ガス1および空気2中の標識ガス4の濃度を標識ガス計測手段22で計測するようにしたが、スタック14から排出される燃料ガス1中の標識ガス4の濃度の計測を省略し、モジュール本体11から送出されるパージガス3とスタック14から排出される空気2中の標識ガス4の濃度だけを標識ガス計測手段22で計測するようにしても、スタック14の損傷を検知することができ、さらに、モジュール本体11から送出されるパージガス3中の標識ガス4の濃度の計測を省略し、スタック14から排出される空気2中の標識ガス4の濃度だけを標識ガス計測手段22で計測するようにしても、スタック14に多大な影響を及ぼす損傷を検知することができる。
【0038】
[第二番目の実施の形態]
本発明による固体電解質燃料電池の第二番目の実施の形態を図5〜7を用いて説明する。図5は、固体電解質燃料電池の概略構成図、図6は、図5のVI−VI線断面矢視図、図7は、図5の矢線VII部の抽出拡大図である。ただし、前述した実施の形態と同様な部材等については、前述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を図面に付すことによりその説明を省略し、前述した実施の形態の場合と異なる部分について説明する。
【0039】
図5に示すように、モジュール本体11は、その上部が閉塞されている。図6に示すように、燃料ガス排出マニホールド15cの壁面には、流出穴15caが形成されており、スタック14から排出された燃料ガス1の一部をモジュール本体11内に送出して当該ケーシング11内の雰囲気を燃料ガス1とする、すなわち、還元雰囲気とすることができるようになっている。図5,7に示すように、前記燃料ガス供給管16aの熱交換器17aの上方部分には、エゼクタ16aaが設けられており、当該エゼクタ16aaは、熱交換器17aを介して供給されてきた新規の燃料ガス1の流速により、モジュール本体11内の雰囲気ガス(使用済みの燃料ガス1)を吸い込んで新規な燃料ガス1と共に燃料ガス供給マニホールド15a内に再び供給することができるようになっている。
【0040】
また、図5に示すように、空気供給管16bのモジュール本体11の外部部分には、標識ガス供給手段21が連結されている。
【0041】
このような固体電解質燃料電池においては、都市ガス1aを改質装置18に供給して改質した燃料ガス1を燃料ガス供給管16aおよび燃料ガス供給マニホールド15aを介してスタック14の各発電膜13の空気極側に一定流量で供給する一方、前記エアコンプレッサを作動して空気供給管16bおよび空気供給マニホールド15bを介して空気2をスタック14の各発電膜13の空気極側に一定流量で供給すると同時に、標識ガス供給手段21を作動して上記空気2と共に標識ガス4をスタック14内に一定流量で供給すると共に、加熱ヒータ12を作動してモジュール本体11内を規定の温度に保持する。
【0042】
スタック14内に供給された燃料ガス1および空気2は、発電膜13上で電気化学的に反応して起電力を生じる。この電力は、集電板19a,19bおよび集電棒20a,20bを介して負荷装置130の作動に供される。
【0043】
スタック14内で反応に供された燃料ガス1は、その一部が燃料ガス排出マニホールド15cの流出穴15caからモジュール本体11内に流出し、モジュール本体11内を還元雰囲気にして、モジュール本体11内の金属製の部材の酸化劣化を防止し、前記燃料ガス供給管16aのエゼクタ16aaから吸い込まれてスタック14内に再び供給される一方、その他の残りが燃料ガス排出マニホールド15cおよび燃料ガス排出管16cを介して熱交換器17a内を流通し、前記空気供給管16b内を流通する空気2を加熱した後に外部へ排出される。
【0044】
一方、スタック14内で反応に供された空気2は、空気排出マニホールド15dおよび空気排出管16dを介して熱交換器17b内を流通し、前記燃料ガス供給管16b内を流通する燃料ガス1を加熱した後に外部へ排出される。また、スタック14内に供給された標識ガス4は、空気2中の酸素や発電膜13の空気極等と反応することなく当該空気2と共に外部へ排出される。
【0045】
このようにして発電運転を行っている際に、スタック14に何らかの原因で割れやシール部分の劣化等のような損傷を生じると、前記標識ガス4が発電膜13の空気極側から当該損傷部分を介して燃料極側や上部室11a内に漏出するため、空気排出管16dから排出される空気2中の標識ガス4の濃度の低下および燃料ガス排出管16cから排出される燃料ガス1中の標識ガス4の混在が標識ガス計測手段22により計測される。
【0046】
すなわち、図8に示すように、空気2と共に標識ガス4をスタック14に供給すれば、スタック14の損傷に伴って、標識ガス4が燃料ガス1中に混入するようになるので、排出されたこれらガス1,2中の標識ガス4の濃度をppm単位で計測することにより、スタック14の損傷を検知できるようにしたのである。
【0047】
なぜなら、本実施の形態では、スタック14で反応に供された燃料ガス1の一部をモジュール本体11の内部に流出させて当該ケーシング11内を還元雰囲気にすると共に前記エゼクタ16aaで吸引して再利用するようにしているため、前述した実施の形態の場合のように、標識ガス4を燃料ガス1と共にスタック14内に供給するようにすると、スタック14に損傷等を何ら生じていない場合であっても、燃料ガス排出管16c内から排出される標識ガス4の濃度が逐次変動してしまうからである。
【0048】
したがって、このような固体電解質燃料電池によれば、前述した実施の形態の場合と同様に、スタック14に小さな損傷を生じても、当該損傷を即時に検知することができるので、スタック14の損傷を早期に修復することができる。
【0049】
[第三番目の実施の形態]
本発明による固体電解質燃料電池の第三番目の実施の形態を図9,10を用いて説明する。図9は、固体電解質燃料電池の概略構成図、図10は、図9のスタックの概略構成を表す斜視図である。ただし、前述した実施の形態と同様な部材等については、前述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を図面に付すことによりその説明を省略し、前述した実施の形態の場合と異なる部分について説明する。
【0050】
図9に示すように、モジュール本体11の下部室11a内には、多孔質体のセラミックス製の箱型のキャニスタ23が載置されている。キャニスタ23の内部には、図10に示すように、発電膜13を水平方向に沿って複数積層したサブスタック24aを水平方向に沿って複数組電気的に連結したいわゆる貨車状横置型のスタック24が配設されている。サブスタック24aの一方の側面には、空気供給マニホールド15bがそれぞれ取り付けられている。サブスタック24aの他方の側面には、空気排出マニホールド15dがそれぞれ取り付けられている。これらマニホールド15b,15dは、サブスタック24aの連結方向で交互に配列されている。
【0051】
図9,10に示すように、前記空気供給マニホールド15bの上部には、空気供給管16bがそれぞれ連結されている。これら空気供給管16bは、仕切板11cおよび上部室11aを貫通してモジュール本体11の外部に位置するエアコンプレッサ25に接続されている。一方、前記空気排出マニホールド15dの上部には、空気排出管16dがそれぞれ接続されている。これら空気排出管16dは、仕切板11cおよび上部室11aを貫通してモジュール本体11の外部に連絡している。
【0052】
図9に示すように、キャニスタ23の内部の底面には、スタック24に燃料ガス1を供給する燃料ガス供給マニホールド23aが形成されている。この燃料ガス供給マニホールド23aは、モジュール本体11の外部に位置する燃料ガス供給源26に接続されている。
【0053】
前記空気供給管16bの前記エアコンプレッサ25の近傍部分には、標識ガス供給手段21が連結されている。各前記空気排出管16dのモジュール本体11の外側部分および燃料ガス供給源26と前記燃料ガス供給マニホールド23aとの間のモジュール本体11の外側部分には、標識ガス計測手段22がそれぞれ連結している。
【0054】
なお、図9中、27aはモジュール本体11内に送出された使用済みの燃料ガス1を取り込んで新規の燃料ガス1と熱交換させる熱交換器、27bは使用済みの空気2と新規の空気2との間で熱交換させる熱交換器、28aは燃料ガス1を部分燃焼させて加熱させる加熱器、28bは空気2を部分燃焼させて加熱させる加熱器、29はモジュール本体11の内部を加熱する燃焼式の加熱ヒータ、30は燃料ガス1中の水蒸気を凝縮させて除去する凝縮器である。
【0055】
このような固体電解質燃料電池においては、燃料供給源26からの燃料ガス1を凝縮器30、熱交換器27a、加熱器28a、燃料ガス供給マニホールド23aを介して各サブスタック24aの発電膜13の燃料極側に供給する一方、エアコンプレッサ25からの空気2を熱交換器27b、加熱器28b、空気供給マニホールド15bを介して各サブスタック24aの発電膜13の空気極側に供給すると同時に、標識ガス供給手段21を作動して上記空気2と共に標識ガス4を各サブスタック24aの発電膜13の空気極側に供給する。
【0056】
各サブスタック24a内に供給された燃料ガス1および空気2は、発電膜13上で電気化学的に反応して起電力を生じる。この電力は、集電板19a,19bおよび集電棒20a,20bを介して負荷装置130の作動に供される。
【0057】
各サブスタック24a内で反応に供された燃料ガス1は、モジュール本体11内に送出され、モジュール本体11内を還元雰囲気にしてモジュール本体11内の金属製の部材の酸化劣化を防止し、前記熱交換器27aに流入して新規の燃料ガス1に熱を与えた後、新規の燃料ガス1と共に凝縮器30で水分を取り除かれてから燃料ガス供給マニホールド23a内に再び供給される。
【0058】
一方、各サブスタック24a内で反応に供された空気2は、空気排出マニホールド15dおよび空気排出管16dを介して熱交換器27b内を流通し、空気供給管16b内を流通する空気2を加熱した後に外部へ排出される。また、各サブスタック24a内に供給された標識ガス4は、空気2中の酸素や発電膜13の空気極等と反応することなく当該空気2と共に外部へ排出される。
【0059】
このようにして発電運転を行っている際に、スタック24の各サブスタック24aに何らかの原因で割れやシール部分の劣化等のような損傷を生じると、前記標識ガス4が発電膜13の空気極側から当該損傷部分を介して燃料極側やモジュール本体11内に漏出するため、空気排出管16dから排出される空気2中の標識ガス4の濃度の低下および再利用される燃料ガス1中の標識ガス4の混在が標識ガス計測手段22により計測される。
【0060】
すなわち、前述した第二番目の実施の形態の場合と同様に、空気2と共に標識ガス4をスタック24の各サブスタック24aに供給すれば、各サブスタック24aの損傷に伴って、標識ガス4が燃料ガス1中に混入するようになるので、排出されたこれらガス1,2中の標識ガス4の濃度をppm単位で計測することにより、各サブスタック24aの損傷を検知できるようにしたのである。
【0061】
したがって、このような固体電解質燃料電池によれば、前述した実施の形態の場合と同様に、各サブスタック24aに小さな損傷を生じても、当該損傷を即時に検知することができるので、各サブスタック24の損傷を早期に修復することができる。
【0062】
また、各サブスタック24aから排出される空気2中の標識ガス4の濃度を各サブスタック24aごとにそれぞれ計測するようにしたので、損傷を生じたサブスタック24aを特定することが容易にでき、修復作業をより迅速に行うことができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明による固体電解質燃料電池は、固体電解質を燃料極および酸化剤極で挟んだ発電膜を複数積層したスタックの上記発電膜の上記燃料極側に燃料ガスを供給すると共に、当該スタックの上記発電膜の上記酸化剤極側に酸化剤ガスを供給することにより、当該燃料ガス当該酸化剤ガスとを電気的に反応させて電力を発生させる固体電解質燃料電池において、前記燃料ガスまたは前記酸化剤ガスのいずれか一方と共に前記スタックに標識ガスを供給する標識ガス供給手段と、発電に供された前記燃料ガス、発電に供された前記酸化剤ガスのうちの少なくとも一つのガス中の前記標識ガスの濃度および前記スタックの周囲の雰囲気ガス中の前記標識ガスの濃度を計測する標識ガス計測手段とを設けたことから、発電運転を行っている際に、スタックに何らかの原因で割れやシール部分の劣化等のような損傷を生じると、標識ガスが漏出するので、標識ガス計測手段で標識ガスの濃度変化を計測することにより、スタックの損傷を検知することができる。その結果、スタックに小さな損傷を生じても、当該損傷を即時に検知することができるので、スタックの損傷を早期に修復することができる。
【0064】
また、前記標識ガス計測手段が前記標識ガスを検知するガス検知器またはガスクロマトグラフであるので、標識ガスをppm単位で計測することができ、わずかな損傷であっても確実に検知することができ、スタックの早期の修復をより確実に行うことができる。
【0065】
また、前記標識ガスがヘリウム、アルゴン、キセノンのうちの少なくとも1種類であるので、燃料ガスや酸化剤ガスと反応することがなく、確実に計測することができる。
【0066】
また、前記標識ガスと共に前記スタックに供給する前記ガスに対して当該標識ガスを0.5〜5vol.%の割合で供給するので、標識ガスを確実に計測することができると共に、標識ガスを無駄に使用することを抑えることができる。
【0067】
また、前記雰囲気ガスが窒素または二酸化炭素であれば、金属部材の酸化劣化を防止することができる。
【0069】
また、前記雰囲気ガスが前記スタックから排出された前記燃料ガスであり、少なくともその一部が当該スタックに再び供給されると共に、前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、前記標識ガス計測手段が少なくとも前記燃料ガス中の前記標識ガスの濃度を計測すれば、金属部材の酸化劣化をさらに確実に防止することができると共に、燃料ガスを有効に利用することができる。
【0071】
また、前記スタックが、前記発電膜を水平方向に沿って複数積層したサブスタックを水平方向に沿って複数組電気的に連結した貨車状横置型のものであり、前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、前記標識ガス計測手段が少なくとも前記スタックの前記サブスタックからそれぞれ排出される前記酸化剤ガス中の前記標識ガスの濃度を計測するので、損傷を生じたサブスタックを特定することが容易にでき、修復作業をより迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体電解質燃料電池の第一番目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】図1のスタック部分の抽出拡大図である。
【図3】図1の固体電解質燃料電池の作用説明図である。
【図4】本発明による固体電解質燃料電池の第一番目の実施の形態の他の例の作用説明図である。
【図5】本発明による固体電解質燃料電池の第二番目の実施の形態の概略構成図である。
【図6】図5のVI−VI線断面矢視図である。
【図7】図5の矢線VII部の抽出拡大図である。
【図8】図5の固体電解質燃料電池の作用説明図である。
【図9】本発明による固体電解質燃料電池の第三番目の実施の形態の概略構成図である。
【図10】図9のスタックの概略構成を表す斜視図である。
【図11】固体電解質燃料電池の概略構成図である。
【図12】発電膜の構造を表す一部破断斜視図である。
【図13】発電膜の構造を表す断面図である。
【符号の説明】
1 燃料ガス
1a 都市ガス
2 空気
3 パージガス
4 標識ガス
11 モジュール本体
11a 上部室
11b 下部室
11c 仕切板
11d 供給管
11e 送出管
12 加熱ヒータ
13 発電膜
14 スタック
15a 燃料ガス供給マニホールド
15b 空気供給マニホールド
15c 燃料ガス排出マニホールド
15d 空気排出マニホールド
16a 燃料ガス供給管
16b 空気供給管
16c 燃料ガス排出管
16d 空気排出管
17a,17b 熱交換器
18 改質装置
19a,19b 集電板
20a,20b 集電棒
21 標識ガス供給手段
22 標識ガス計測手段
23 キャニスタ
23a 燃料ガス供給マニホールド
24 スタック
24a サブスタック
25 エアコンプレッサ
26 燃料ガス供給源
27a,27b 熱交換器
28a,28b 加熱器
29 加熱ヒータ
30 凝縮器

Claims (7)

  1. 固体電解質を燃料極および酸化剤極で挟んだ発電膜を複数積層したスタックの上記発電膜の上記燃料極側に燃料ガスを供給すると共に、当該スタックの上記発電膜の上記酸化剤極側に酸化剤ガスを供給することにより、当該燃料ガス当該酸化剤ガスとを電気的に反応させて電力を発生させる固体電解質燃料電池において、
    前記燃料ガスまたは前記酸化剤ガスのいずれか一方と共に前記スタックに標識ガスを供給する標識ガス供給手段と、
    発電に供された前記燃料ガス、発電に供された前記酸化剤ガスのうちの少なくとも一つのガス中の前記標識ガスの濃度および前記スタックの周囲の雰囲気ガス中の前記標識ガスの濃度を計測する標識ガス計測手段と
    を設けたことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  2. 請求項1に記載の固体電解質燃料電池において、
    前記標識ガス計測手段が前記標識ガスを検知するガス検知器またはガスクロマトグラフである
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  3. 請求項1または2に記載の固体電解質燃料電池において、
    前記標識ガスがヘリウム、アルゴン、キセノンのうちの少なくとも1種類である
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の固体電解質燃料電池において、
    前記標識ガスと共に前記スタックに供給する前記ガスに対して当該標識ガスを0.5〜5vol.%の割合で供給する
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の固体電解質燃料電池において、
    前記雰囲気ガスが窒素または二酸化炭素である
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の固体電解質燃料電池において、
    前記雰囲気ガスが前記スタックから排出された前記燃料ガスであり、
    少なくともその一部が当該スタックに再び供給されると共に、
    前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、
    前記標識ガス計測手段が少なくとも前記燃料ガス中の前記標識ガスの濃度を計測する
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
  7. 請求項に記載の固体電解質燃料電池において、
    前記スタックが、前記発電膜を水平方向に沿って複数積層したサブスタックを水平方向に沿って複数組電気的に連結した貨車状横置型のものであり、
    前記標識ガス供給手段が前記酸化剤ガスに前記標識ガスを供給し、
    前記標識ガス計測手段が少なくとも前記スタックの前記サブスタックからそれぞれ排出される前記酸化剤ガス中の前記標識ガスの濃度を計測する
    ことを特徴とする固体電解質燃料電池。
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