JP3564127B2 - 自動ログオン・ログオフ検知式ヘッドフォン増幅器 - Google Patents
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Description
【0001】
発明の属する技術分野
電話ヘッドフォンは、近代ビジネス機器の1つの重要な素子である。電話ヘッドフォンは、手を使わない通信を提供しかつ交換手及び情報サービスのような各種用途で生産性を改善する。
【0002】
従来の技術
電話ヘッドフォンの主な用途には、自国向け及び他国向け自動電話システムと関連したものがある。そのようなシステムは概して自動通話分配器(ACD)を含む。ACDを有する電話システムでは、コンピュータが、通話負荷をワークステーション(作業端末)間で平等にするように、システムと接続されるワークステーションへの通話を発送する。各ワークステーションは、代表者、即ち、電話交換手(オペレータ)により占有される。ACD電話システムが適切に作動するように、各オペレータは各自の端末を占有する都度システムをログオンしかつ各自の端末から離れる都度システムをログオフすることを要する。これは、ACDが占有されたすべての端末へ通話を発送しかつ占有されていないすべての端末へ通話を発送しないようにするためである。もしオペレータがログオフすることなくその端末を離れるなら、ACDシステムはその端末へ通話を発送し続けるであろう。このような通話は応答されないか又は応答が遅延される。システムのログオンを怠るオペレータは、他のオペレータの負担を増大させ、到来する通話に応答する所要時間を増大させる。オペレータがシステムのログオン又はログオフを怠ることは、結果的にサービスの質の低下に帰着する。
【0003】
電話システムが作業端末占有の有無を決定する必要性は、ACDを有する電話システムに限定されない。例えば、小事務所内のひとりの電話交換手も同様に、到来通話が未応答のままにならないように、作業端末を離れるときログオフすることが要求される。
【0004】
作業端末におけるオペレータの存在がサービスの質に強い影響を与える電話システムによって提供されるサービスの質を改善するために、ログオン及びログオフは自動化されるのが望ましい。
【0005】
典型的な作業端末は、増幅器に接続される電話ヘッドフォンを含む。増幅器がまた、電話システムに接続される作業端末に接続される。増幅器は電話システムから得られる電流によって作動される。自動化されたログオン・ログオフシステムは公知である。そこでは、自動的にログオフするためにオペレータは端末から増幅器のプラグをはずさなければならない。自動ログオン・ログオフシステムは、増幅器が作業端末に接続されているかどうかを決定するために各作業端末を監視する。同システムは、増幅器が端末から切られていることを決定するとオペレータをログオフする。ある型の自動ログオン・ログオフシステムは、増幅器が作業端末へ再接続されていることを決定するとオペレータをもとへログオンさせる。他の型は、オペレータが手動でもとへログオン・オフすることを要する。
【0006】
そのような自動ログオン・ログオフシステムは、あるパラメータを監視することによってワークステーションに増幅器が接続されているかどうかを決定する。増幅器によって電話システムから得られる電流又は対をなす接点間の抵抗のようなパラメータは、増幅器が接続されているか否かに依存する。典型的なシステムは、例えば、チップマン他(Chipmen et al.)の米国特許第3,571,518号及びトマシ(Tomashi)の米国特許第4,672,663号で論じられる。
【0007】
発明が解決しようとする課題
いま説明したログオン・ログオフシステムは、たとえオペレータが増幅器への接・断を行わなければならないとしても自動であると見なされる。その理由は、オペレータがそのワークステーションから離れるとき、特に離れている時間が短いなら、ヘッドフォンを着用し続けることを好むからである。ヘッドフォンを着用しながらワークステーションを離れ得るように、オペレータは増幅器のプラグを外し、ワークステーションから離れている間増幅器を携帯しなければならない。
【0008】
最近、ヘッドフォンメーカは、ヘッドフォン・増幅器間のコードにコネクタを付けてオペレータがヘッドフォンを着用しながら作業端末を離れるのを容易にしている。それでオペレータは作業端末から離れている間ヘッドフォンを着用することが可能になり、もはや増幅器を携帯する必要はない。しかし、コードにコネクタを設けてヘッドフォンを切ることは、既知のログイン・ログアウトシステムを破壊する。それは、オペレータが増幅器のプラグを外すことなく作業端末から離れてコード・コネクタを用いてヘッドフォンを切ることでは、既知の自動ログオン・ログオフシステムで監視されるパラメータは全く変化しないからである。
【0009】
ヘッドフォン増幅器からヘッドフォンプラグが抜かれ得るステーション(端末)セットは、公開国際出願第WO83/04357号に説明されている。ヘッドフォン増幅器は、通常の信号及び電力接続を含む相互接続によって、端末セットのスイッチフックと直列及び並列に接続される追加の導体と共に端末セットとハード接続される。追加の導体は、増幅器内の複合スイッチに取付けられる。電話ヘッドフォンは、大きな二重ジャックプラグを備え、それが増幅器に差し込まれると信号接続がなされる。ヘッドフォンのジャックプラグを増幅器に差し込むと、複合スイッチも同様に作動させ、それは追加の導体を介して電話がフックから外れるようにさせる。端末セットは、端末セットがフックから外れるかどうかを検知するACDシステムと共に作動することが意図される。従って、そのようなACDシステムは、ヘッドフォンがそれらのヘッドフォン増幅器に差し込まれる端末セットに向けて通話を方向付ける。しかし、説明された装置は、増幅器が電話システムと接続されるかどうかを検知するACDシステムと共に作動することはない。
【0010】
課題を解決するための手段
本発明によると、電話システムと接続できる増幅器が提供される。同システムは周辺装置、即ち、任意の装置が接続される時を監視する自動ログオン・ログオフシステムを含む。自動ログオン・ログオフシステムは、どんな装置でも任意の装置の接続が電話システムから断たれる時に生じるパラメータの変化を検知するように作動する。増幅器は電話ヘッドフォンとも同様に接続可能で、ヘッドフォンと電話システムとの間に信号を通す。ヘッドフォンは、例えば、ヘッドフォンと増幅器とを相互接続するコードのコネクタを使用することにより増幅器からの接続をきる、即ち、断つことができる。増幅器はヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時を決定し、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを作動させるためにパラメータを変化させる。
【0011】
増幅器は、ヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時を検知する検知装置を含み、それに応答して出力信号を発生させる。増幅器は検知装置からの出力信号に応答して起動(作動)する起動装置(アクチベータ)を含む。起動装置はパラメータを変化させるように機能し、そのパラメータに電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムが応答する。起動装置は、たとえ増幅器が接続されたままでも、電話システムからの増幅器の切断をエミュレートするようにパラメータを変化させる。
【0012】
例えば、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムが作業端末内の追加の接点対を監視すると、起動装置は追加の接点対を含める。起動装置は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるか否かの検知装置の決定に応答して接点間の抵抗を変化させる。電話システム内の自動ログオン・ログオフ検知システムが増幅器によって得られる電流を監視すると、起動装置はヘッドフォンが増幅器に接続されているか否かの検知装置、即ち、検出装置の決定に応答して増幅器によって得られる電流を変化させる。通常、起動装置は、ヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時に増幅器によって得られる電流を減少させる。
【0013】
増幅器内の検出装置は、ヘッドフォンの接続が断たれるとき変化するパラメータにつき増幅器とヘッドフォンとの間の接続を監視する。これは、例えば、ヘッドフォンコードの2導体間の電圧又は抵抗であるか若しくはヘッドフォンコードの導体に課されるパイロット信号のレベルであり得る。望ましい実施形態において検知装置はヘッドフォンによって引出される電流を監視する。
【0014】
本発明の別の面による電話システム増幅器は、電話システムに任意の装置が接続される時を監視しかつ該任意の装置の接続が該電話システムから断たれる時に起こるパラメータの変化を感知する監視装置を含み、電話ヘッドフォン及び該電話システム間に信号を伝えるために該増幅器及び電話ヘッドホン間に通信リンク、即ち、連絡接続路が設定される。
【0015】
同増幅器は、該電話ヘッドフォン及び増幅器間の連絡接続路が中断、即ち、断たれることを検知してそれに応答して出力信号を発生させる検出装置と、該出力信号を受信し、それに応答してたとえ該増幅器が該電話システムに接続されたままであっても、該電話システムの接続が該任意の装置から断たれるのをエミュレートするように該パラメータを変化させる作動装置とから成る。
【0016】
発明の実施の形態
自動ログオン・ログオフシステムを持つ典型的な電話システムが図1に示されている。通常、電話システム16に接続される数箇所の作業端末の1つである作業端末1は、電話システム16及びヘッドフォン46間のインタフェースを与える増幅器6を持つ。コード11は電話システム16と増幅器を接続する。増幅器の電源は電話システムにより得られ、また電話システムから数mAの電流を導出する。コード11はDC電力用の導体(導線)21及び導体31を含み、それは接地接続を与える。増幅器6からの送信信号は、通常、導体21に重ねられる。代替法として、信号送信用にコード11内の追加の導体(図示せず)が用いられ得る。最後に、コード11は、明確にするため省略された受信導体を含む。コード11は、通常作業端末1に置かれるプラグ36Aとソケット36Bを含む、コネクタ36によって切られる。コネクタ36により、増幅器6及びヘッドフォン46を作業端末から切ることができる。
【0017】
ヘッドフォン46は、イヤホン(図示せず)及びマイクロホン(図示せず)を含む。典型的には、エレクレットマイクロホンが使用されるが、それは、増幅器6を通してヘッドフォンに25乃至数百μAにおいて数ボルトのDC電力を供給することを要する。コード51には、DC電力用の導体56と、接地接続を与える導体66とが含まれる。ヘッドフォン内のマイクロホン(図示せず)からの送信信号は通常、導体56に重ねられる。その代わりに、送信信号用に追加の導体(図示せず)を使用することができる。最後に、コード51には、明確にするために省略された受信導体が含まれる。コード51は、プラグ71A及びソケット71Bを含むコネクタ71によって切られる。オペレータは作業端末1を離れるときに、コネクタ71を通して増幅器からヘッドフォンを切ることができる。通常、コネクタ71はヘッドフォンに近いコード51内に置かれるが、それはヘッドフォン統合体の一部または増幅器統合体の一部として構成することが出来る。
【0018】
電信マーケッティング(telemarketing)、銀行顧客サービスまたは航空路予約のような大量の電話通話を取扱う業務は、おのおの自らの電話コネクタ36、増幅器6、ヘッドフォン46及び所要の相互接続コードを持つ、複数の作業端末を有する。作業端末は、電話システム16に接続される。電話システムには、自動通話分配器(ADC)が含まれ、これによって占有作業端末、すなわちオペレータがログオンされる作業端末間に通話が一様に分配される。より小さい電話システムにはACDがないが、本発明はACDのない電話システムに適用され得る。
【0019】
電話システム16には自動ログオン・ログオフシステムが含まれ、これによって占有者が作業端末を離れる時に電話システムから作業端末を自動的にログオフする。ある自動ログオン・ログオフシステムは、占有者が戻るときに作業端末を電話システムに戻すように自動的にログオンする。他の自動ログオン・ログオフシステムは、占有者が手動でもとへログオン・オフすることを要する。
【0020】
コード11は、増幅器6を電話システム16と接続する。増幅器6が電話システム16から切られるとき、自動ログオン・ログオフシステム76は、作業端末がもはや占有されていないという理由で適切な動作を取らせる。例えば、1人の電話オペレータを有する小規模な事務所では、電話システムが一時的にシステムの夜間サービスモードになるので、到来通話は回答されないようになる。ACDを持つ大型のシステムでは、電話システムにより通話が未占有作業端末に向けられるのを阻止する。増幅器6が電話システム16に再接続されるとき、自動ログオン・ログオフシステム76により、前に行ったものと逆の動作を電話システムに行わせることができる。または、占有者が手動でもとへログオン・オフしなければならないようにすることができる。
【0021】
図1は、増幅器6で電話システムから増幅器により引き出される電流を監視することによって、電話システムに接続されたかどうかを検知する電流センサ86により制御される、自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システム16を示す。電話システム内の電源81からの電流は導体21に供給され、また電流センサ86を通って増幅器6に供給される。電流センサ86は、自動ログオン・ログオフシステム76に出力信号を供給する。増幅器に供給される電流が典型的に約1ミリアンペアの閾値より大きいときは、電流センサ86は増幅器が電話システムに接続されることを示す第1状態の出力信号を供給する。増幅器に加えられる電流が閾値より小さいとき、電流センサは増幅器が電話システムから切り離されていることを示す第2状態の出力信号を供給する。電流センサからの出力信号の状態は、このようにして増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを自動ログオン・ログオフシステム76に知らせ、またこのようにして自動ログオン・ログオフシステムは電話システムに適切な動作を取らせることができる。
【0022】
増幅器6とヘッドフォン46との間のコード51内のコネクタ71は、電話システム16から増幅器を切ることを要せずに占有者が作業端末から離れると共にヘッドフォンを着用し続けることを可能にする。これは、自動ログオン・ログオフシステムをだめにする。ヘッドフォン46によって電話システム16から導かれる電流は、増幅器6によって電話システムから導かれる全電流と比較して小さいので、ヘッドフォンを切り離した結果増幅器により引出される電流の変化を検知するために電流センサ86の閾値を変えることは実用的ではない。
【0023】
図2は、増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを決定するために、電流センサ86(図1)に既知の代替物を備えた図1の電話システムを示す。コード11は2個の追加の導体91及び96を具備している。導体は、コネクタ36の増幅器側に相互接続されている。電話システム16の内側で、追加の導体91と96はセンサ186に接続される。同センサは、増幅器6が電話システム16に接続されるかどうかに依存する、2個の追加導体に関するパラメータを測定する。これは導体間の抵抗、導体間の電圧差、AC信号レベルまたは他の適当なパラメータである。センサ186は、自動ログオン・ログオフシステム76に出力信号を供給する。
【0024】
例えば、追加の導体91と96との間の抵抗が閾値より小さいとき、センサ186は増幅器が電話システムに接続されていることを示す第1状態の出力信号を供給する。導体間の抵抗が閾値より大きいとき、センサ186は増幅器が電話システムから切り離されたことを示す第2状態の出力信号を供給する。このようにして、センサ186の出力信号の状態は、増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを自動ログオン・ログオフシステム76に示し、また自動ログオン・ログオフシステムは、電話システムに適切な動作を取らせることができる。
【0025】
図2に示される装置の1つの共通代替法として、追加の導体91と96はソケット36Bのスイッチの接点に接続される。接点は、プラグ36Aをソケット36Bに差し込むことによって作動される。プラグ36A(典型的には1/4インチ(0.635cm)のホーン・ジャック)がソケット36Bに差し込まれないとき、接点は第1状態、例えば開であり、プラグ36Aがソケット36Bに差し込まれるとき、接点は第2状態、例えば閉に変化される。
【0026】
2個の追加の導体91及び96を供給する1つの代替法として、追加の導体96を省略することができる。次にセンサ186は1個の導体91に関するパラメータをモニタし、増幅器6が電話システム16に接続されたかどうかにより、1個の導体91及び他の導体21と31の内の1個に関するパラメータを監視する。例えば、追加の91は、増幅器に接続されるコネクタ36のプラグ36Aの電力・信号導体21に接続することができる。次に、センサ186は、追加の導体91が増幅器電源電圧と事実上同じであるかどうかを決定する。
【0027】
増幅器6及びヘッドフォン46間のコード51内のコネクタ71は、電話システム16から増幅器6を切ることを要せずに、作業端末の占有者が作業端末から離れると共にヘッドフォンを着用し続け得るようにさせる。これは自動ログオン・ログオフシステムをだめにする。それが追加の導体91及び96に関するか若しくは追加の導体91及びコード11内の他の導体に関するいかなるパラメータも変えないからである。
【0028】
図3は、本発明による増幅器100のブロック図を示す。図1及び図2に示された既知の増幅器におけるように、増幅器100はコネクタ171を含むコード151によってヘッドフォン146に接続される。コネクタ171はプラグ171A及びソケット171B並びにそれぞれ電力・信号及び接地用の2個の導体156及び166を含む。増幅器はコネクタ136を含むコード111によって電話システムに接続される。コード111は、プラグ136A及びソケット136B並びにそれぞれ電力・信号及び接地用の2個の導体121及び131を含む。コード111は、追加の導体191及び196をも含み得る。コード111及び151内の導体は、直接または間接的に増幅器回路105と接続されかつヘッドフォン146及び電話システム116と間に所要のインタフェースを与える。増幅器回路105は既知であり、したがってそれらの細部は図示しない。
【0029】
本発明による増幅器100は、コード151の1つ又はそれ以上の導体が接続される検知装置(検知器)110及びコード111の1つ又はそれ以上の導体が接続される起動装置(アクチベータ)115をさらに含む。
【0030】
検知装置110は、ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるかどうかを決定するために、すなわち、増幅器100が置かれる作業端末が占有されるかどうかを決定するために、コード151の1つ又はそれ以上の導体を監視する。検知装置出力120は、起動装置の制御入力119に接続される。検知装置出力120は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるとき第1の状態を有し、またヘッドフォンが増幅器に接続されないとき第2状態を有する信号を与えるのが望ましい。
【0031】
起動装置115は、検知装置出力120に応答して電話システム116内の既存の自動ログオン・ログオフシステムを作動させる。コード111の1つ又はそれ以上の導体が起動装置に接続される。検知装置110の出力120の状態に依存して、起動装置は、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムに対して、あたかも増幅器が電話システムと接続されるか若しくはそれから切られと見えるようにされる。起動装置の動作は、増幅器が接続されるかどうかを決定するために電話システムモニタ内の自動ログオン・ログオフシステムを制御するセンサが監視(モニタ)するパラメータに依存する。
【0032】
例えば、図1に示される電流感知自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムを使用する起動装置は、検知装置110に応答して電話システム116から増幅器100によって引出される電流を変化させる。ヘッドフォン146が増幅器100に接続されていないことが検知装置で示されると、起動装置115は電話システム116における電流センサ86(図1)の閾値レベルより小さくなるまで増幅器100によって引出される電流を減少させる。増幅器が電流センサの閾値レベルより小さい電流を引出すと、電流センサ、それ故に、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムに対して、あたかも増幅器100が電話システムから切れていると見えるようにされる。従って、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムは増幅器が接続される作業端末をログオフする。
【0033】
図4〜図6は、検知装置110のいろいろな例を示す。起動装置115、電話システム116、及びそれらの間の接続は図4〜図6では省略されている。検知装置の第4の好適な例が図10に示されている。図4は検知装置110の簡単な形を示す。コード151は、増幅器101とコネクタ171との間に2個の追加導体125及び130を具備している。追加の導体125及び130は、ソケット171A内の2個の追加ピンに接続されている。ソケット171A内の追加のピンに対応するプラグ171B内の追加のピンは共に接続されている。プラグ171Aはヘッドフォン146に接続されている。ヘッドフォンが増幅器に接続されるとき、プラグ171Bはソケット171Aとかみ合い、またプラグ171B内の相互接続された追加のピンは、追加の導体125と130との間の抵抗を低くさせる。ヘッドフォンが増幅器に接続されないとき、プラグ171Bはソケット171Aとかみ合わされず、また追加の導体125と130との間の接続はない。したがって、追加の導体125と130との間の抵抗は高い。
【0034】
検知装置110は、既知の方法を用いて追加導体125と130との間の抵抗を直接測定することができる。追加の導体125と130との間の抵抗を測定する1つの代替法において、導体125は増幅器の電源に接続され、すなわち導体121(図3)に接続される。導体130は抵抗135によって接地電位に保持されて、検知装置出力120を供給する。ヘッドフォンが接続されたとき、導体130と、したがって検知装置出力120は、増幅器電源電圧に事実上等しい。ヘッドフォンが接続されないとき、抵抗器135は導体130の電圧を保持し、したがって検知装置出力120は事実上接地電位となる。増幅器、緩衝及び反転は必要ならば検知装置出力120に適用される。
【0035】
図5は検知装置110の簡単な1つの代替形式を示す。コード151は、増幅器101とソケット171Aとの間に1つの追加導体130を具備している。導体130は、ソケット171A内の追加のピンに接続され。ソケット171A内の追加のピンに対応するヘッドフォン146が接続されるプラグ171Bの追加のピンはプラグ171B内の他のピンの1つに接続される。図5において、プラグ171B内の追加のピンは導体156に接続されるピンに接続されているが、これによってヘッドフォン146用の電源が供給される。プラグ171B内の追加のピンは、図5に示される検知方式が逆にされるならば、ヘッドフォンの接地接続を行う導体166に接続されるプラグ内のピンにも接続される。プラグ171B内の追加のピンは、図5に示されるものと異なる検知方式が使用されるならば、受信導体(図示せず)の1つに接続されるプラグ内のピンに一様に接続される。
【0036】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、プラグ171Bはソケット171Aと噛み合わせれる。導体156(電源・信号導体)と接続されるピン及びプラグ171B内の追加ピン間を接続するために、ソケット171Aは、追加の導体130を電源と接続する。ヘッドフォンが増幅器に接続されないときは、プラグ171Bはソケット171Aと噛み合わされず、追加の導体130と電源、及び追加の導体フロートとの間の接続は存在しない。導体130と接地との間の抵抗器135は、ヘッドフォンが増幅器に接続されないときに導体130を事実上接地電位に保持し、導体130の電圧が検知装置出力120として作動することを可能にする。
【0037】
追加の導体125及び130、または追加の導体130と導体156または166内の1つは、ソケット171Aに取り付けられたスイッチ(図示せず)の接点に接続される。スイッチは、プラグ171Bをソケット内に差し込むことによって作動される。
【0038】
図6は、追加の導体がコード151に追加されることを必要としない検知装置110の形を示す。検知装置は、ヘッドフォン146に電源・信号を供給する導体156を監視する。発振器140は、インピーダンス145(1個の抵抗器が図示されている)を介して導体156に低レベルの交流電圧を供給する。トラップ150は、ヘッドフォン電源及び増幅器回路105の送信信号入力(図示せず)からの交流電圧を絶縁する。導体156の交流電圧は、増幅器155によって増幅され、また整流器160によって整流されて平滑にされる。合成DC電圧は、閾値検知装置165に供給されるが、これによって検知装置出力120が供給される。コンデンサ170は導体156とコード151内の接地導体166との間で、ヘッドフォン146が接続されているプラグ171Bと、ヘッドフォン146との間のどこかに接続される。図6は、ヘッドフォン内に置かれるコンデンサ170を示す。それはプラグ171B内にも置かれるか若しくはヘッドフォン146とプラグ171Bとの間のコード151内に組込まれ得る。
【0039】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されていないとき、節点175の交流電圧は事実上発振器140の出力電圧に等しい。回路パラメータは、整流器160の出力において閾値検知装置165の閾値電圧より大きい合成DC電圧ガ結果的に選られるように選ばれる。交流信号の周波数で、コンデンサ170のインピーダンスは、抵抗器145の抵抗と比較することができ、その結果ヘッドフォン146は増幅器100、コンデンサ170により形成される減衰器及び抵抗器145に接続され、節点175の交流電圧のレベルを減少させる。回路パラメータは、整流器160の出力における合成DC電圧が閾値検知装置165の閾値電圧より低くなるように選ばれる。従って、閾値検知装置の出力は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるかどうかに依存して状態を変化させる。
【0040】
交流信号の周波数がオーディオ周波数帯に近いならば、図6に示された装置は、交流信号の周波数で共振するインダクタとコンデンサとの直列配列によってコンデンサ170を置き替えて変更されるべきである。共振回路は、交流信号周波数で低インピーダンスを有し、その結果節点175での信号レベルを減衰させるが、導体156に存在するオーディオ信号に比較的高いインピーダンスを与える。
【0041】
検知装置110は、ヘッドフォン146が増幅器110に接続されているかどうかを決定するために、追加の方法でコード151内の導体を監視することができる。
【0042】
図3は、増幅器100と電話システム116との間でコード111の導体の少なくとも1個に接続されている。検知装置出力120に応答して、起動装置115は、電話システムから増幅器を切る効果をエミュレート(模倣)することにより電話システム116内の既存の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる。起動装置115は、検知装置出力に応動する制御されたスイッチを含む。起動装置内の制御されたスイッチは、増幅器が電話システムに接続されているかどうかを決定するために、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステム内のセンサが、電話システムに接続されるパラメータをスイッチする。
【0043】
電話システムと共に使用する増幅器100の一変型が図7に示されている。同システムは、増幅器により電話システムから導かれる電流を感知する電流センサを有する自動ログオン・ログオフシステムを有する。図7において、接地導体131は、電話システム116から増幅器回路105に直結されている。導体121は、それぞれ起動装置115と検知装置110の電源入力接続180及び185に接続されている。コンデンサ126は、増幅器回路の送信出力を電源供給・信号導体121に結合させる。
【0044】
導体121は、起動装置115内の制御されたスイッチ190のスイッチ端子104内の1個とも接続される。制御されたスイッチの他のスイッチ端子109は、増幅器回路105の電源入力端子114に接続される。検知装置出力120は、制御されたスイッチの制御入力端子119に接続される。
【0045】
制御されたスイッチ190は、適当な制御信号によって制御されるリレー、トランジスタ、オプトリレーまたは任意な他の適当なスイッチング装置であってもよい。
【0046】
検知装置出力120がその状態の一方であるとき、制御されたスイッチ190はON(導通)状態であり、また検知装置出力120がその状態の他方であるとき、制御されたスイッチ190はそのOFF(非導通)状態である。制御されたスイッチがON状態であるとき、増幅器回路105は、制御されたスイッチを介して導体121から(したがって電話システムから)電流を導出する。導体121を通して流れる電流を監視する電話システム116内の電流センサ86にとって、これはあたかも増幅器100が電話システムに接続されると同一に見える。制御されたスイッチがそのOFF状態にあるとき、増幅器回路105は導体121から電流を導出しない。導体121を通る電流の流れを監視する電話システム内の電流センサ86にとって、これは増幅器100が電話システムから切られるのと同一に見える。従って、増幅器100により電話システム116から導出される電流を制御することによって、制御されたスイッチ190は電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを制御することができる。
【0047】
制御されたスイッチ190がOFF状態のとき、検知装置110及び起動装置115は、電話システム116から電流を導出し続ける。したがって、これらの回路は、電話システム内の電流センサ86の閾値電流レベルより著しく低い電流を導出するように設計される必要がある。検知装置及び起動装置によって導出される電流は、特に制御されたスイッチがそのOFFの状態内のとき、すなわちヘッドフォン146が切り離されているときに最小にならなければならない。例えば、リレーが制御されたスイッチ190用に使われるならば、通常開のリレー接点はスイッチ転換された接点104及び109を与えるために用いられ、その結果リレーはそのOFF状態で電流を導出しないようにすべきである。
【0048】
増幅器回路105への電源をスイッチ転換する代わりに、制御されたスイッチ190は増幅器回路への接地接続をスイッチ転換することができる。これは、NPNトランジスタが制御されたスイッチとして用いられ得るようにさせる。
【0049】
電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを制御する電流センサ86がごく低い閾値を有するならば、検知装置110及び起動装置115は、電話システム内の電話センサ86によって感知されない電源に接続されるべきである。
【0050】
その代わりに、検知装置110、起動装置115、増幅器回路105は、すべて図8に示される通り、電話システム116内の電流センサ86によって感知されない電源から作動され得る。追加の導体124がコード111に加えられる。増幅器において、導体124はそれぞれ検知装置、起動装置、及び増幅器回路105の電源入力端子185、180及び114に接続される。導体124は、電流センサ86をバイパスする、電話システム内の電源81に直結される。その代りに、追加の導体124は不要になり、また増幅器100はACラインから駆動される自らの内部DC電源が与えられ得る。
【0051】
増幅器回路への電源がスイッチ転換されない増幅器100の変型では、負荷抵抗器129が、電流センサ86によって感知される電源電流を運ぶ導体121と、制御されたスイッチ190のスイッチ端子104の1つとの間に接続される。制御されたスイッチの他のスイッチ端子109は、接地接続を有する導体131に接続される。制御されたスイッチの制御入力端子119は、検知装置出力120に接続される。負荷抵抗器129の値は、制御されたスイッチ190がON状態のとき、導体121を通る電流、したがって電流センサ86を通る電流が電流センサ86の閾値電流より十分大きくなるように選ばれる。この装置は、適当な電流定格を持つNPNトランジスタが制御されたスイッチ190用に使うことができ、導体121から導かれる電流が増幅器100の所要電流に全く無関係に作られ、またヘッドフォンが切られるときに増幅器回路105が駆動状態に保たれ、それによってヘッドフォンがはずされるときに不快で潜在的に有害なヘッドフォンのイヤホンにおける過渡現象を回避する。
【0052】
コード111内の2個の追加導体間における抵抗の変化を感知する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムと共に使用する起動装置115の一変型が図9に示されている。図9において、正の電源を運ぶ導体121及び接地接続を運ぶ導体131は、電話システム116から増幅器回路105まで接続される。コード111内の追加の導体191及び196は、制御されたスイッチ195のスイッチ転換された端子134及び139に接続される。制御されたスイッチ195の制御入力端子119は、検知装置出力120に接続される。
【0053】
検知装置出力120がその状態の一方であるとき、制御されたスイッチ195はそのON(導通)状態にあり、また検知装置出力がその状態の他方であるとき、制御されたスイッチ195はそのOFF(非導通)状態にある。制御されたスイッチがONであるとき、導体191は導体196に接続され、これが電話システム116内のセンサ102には、増幅器が電話システムに接続されているのと同一に見える。制御されたスイッチがOFFであるとき、導体191は導体196に接続されず、これが、電話システム内のセンサには、増幅器が電話システムに接続されていないのと同一に見える。従って、制御されたスイッチ195によって導体191と196との間の抵抗を制御することは、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを作動させる。
【0054】
電話システムが、ソケット136B上に置かれたスイッチの接点間の抵抗または電圧を感知する自動ログオン・ログオフシステムを有するとき、スイッチはプラグ136Aをソケットに差し込むことによって作動され、追加の導体191と196がスイッチの作動方向次第で、スイッチと直列または並列に接続されなければならない。このようにして、プラグ136が差し込まれるときにスイッチが開であるならば、追加の導体191と196がスイッチと並列に接続されなければならない。プラグ136が差し込まれるときにスイッチが閉じられるならば、追加の導体191と196がスイッチと直列に接続されなければならない。
【0055】
制御されたスイッチ195は、リレー、トランジスタ、オプトリレーまたは適当な制御信号で制御し得る他のすべての適当なスイッチング装置であってもよい。制御されたスイッチは、制御端子から分離されるスイッチ転換された接点を有する型のものであり、その結果増幅器が自動ログオン・ログオフセンサの任意な型を有する電話システムと共に使用され得ることが望ましい。
【0056】
図10は、本発明による増幅器の好適な具体例を示す。本発明の好適な具体例は、増幅器100から電源・信号導体156を通る小さいDC電流を流すエレクトレットマイクロホン103を含むヘッドフォンと共に使用される。検知装置110は、導体156の電流をモニタし、ヘッドフォンが増幅器から切られてマイクロホンがもはや電流を導出しないときに生じるDC電流の変化を検知する。検知装置110によってモニタされる導体156の電流は、図1に示される電話システム内の電流感知自動ログオン・ログオフシステムのセンサ86によってモニタされる導体121の電流の約百分の一である。
【0057】
ヘッドフォン146は、プラグ171Bと、コネクタ171を含むソケット171Aとによって切られるコード151と共に増幅器100に接続される。コード151には、電源・信号導体156及び接地導体166が含まれる、この両方が増幅器100内の増幅回路105に接続される。コード151は、増幅器の上に置かれた適当なコネクタ(図示せず)と共に増幅器100に取り外し自在に接続される。
【0058】
増幅器100の上にソケット108Aが設けられ、これによって、プラグ108Bと共にコネクタ108が形成される。電源・信号導体221はそれぞれ、ソケット108Aの上のピンと、検知装置100の電源入力端子185、180、183と、起動装置115、及びマイクロホン電源123との間に接続される。接地導体231は、ソケット108B上のピンと、増幅器回路105と、検知装置110との間に接続される。追加の導体291及び296は、ソケット108Aのピンと起動装置115との間に接続される。コンデンサ126は、増幅器回路105の送信出力を電源・信号導体221に結合する。
【0059】
相互接続113は、増幅器100のソケット108Aを、作業端末1内の既存のソケット136Bに接続する。ソケット136Bのピンは、電源・信号用の導体321、接地用の導体331及び追加の導体319と396によって電話システム116に接続される。追加の導体は用いられる自動ログオン・ログオフシステムの型に依存して電話システムによって選択的に用いられる。
【0060】
相互接続113は、増幅器100内のソケット108Aに差し込むプラグ108B、コード118及びソケット136Bに差し込むプラグ136Aを含む。コードには、電源・信号用の導体121、接地用の導体131及び追加の導体191と196が含まれる。多くの入手可能な型の相互接続から適当な型の相互接続113を選ぶことによって、同じ増幅器100をいろいろな異なる電話システム作業端末に接続させることができる。各型の相互接続は同じプラグ108Bを有するが、設計上それが接続される作業端末に依存して各型は異なる数の導体及び異なるプラグ136Aを持つコード118を有し、コード118の導体はプラグ136Aの異なるピンに接続され得る。
【0061】
増幅器100において、増幅器回路105には電源123が含まれ、この電源は電話システム116から増幅器に供給される電源からヘッドフォン146内のエレクレットマイクロホン103を駆動するのに適したDC電圧を発生させる。電話システムからの電圧は3〜12ボルトの範囲内であり、またエレクレットマイクロホンの所要電圧は約1.2ボルトである。電源123のDC出力は、抵抗器128を介して導体156に、したがってマイクロホン103に接続される。マイクロホンが音声を受取るとき、マイクロホンは電源123から変化する電流を導く。電源123から離れている抵抗器128の端における電圧の合成変化は、コンデンサ133によって、増幅器回路105内のマイクロホン増幅器(図示せず)に結合される。本発明による増幅器100において、電源123の電源入力端子183は、増幅器回路105の電源接続114に代って導体221に直結される。電源123は、ヘッドフォンが切られるときに最小の電流を導くように設計されなければならない。この結果、増幅器は低電流感知閾値を持つ電流感知自動ログオン・ログオフシステムを有する電話システムと共に使用することができる。
【0062】
電源123の出力は、検出装置110にも接続され、ここでそれは抵抗器138及び143によって形成される分圧器により分割される。抵抗器138と143の値の比は、抵抗器の接続点における電圧が電源123の出力電圧より約50ミリボルト少ないように設定される。この電圧差は、約40マイクロアンペアより少ない電流を導出するマイクロホンが使用されるならば減少させることができる。
【0063】
抵抗器138と143の接続点は、比較器148の反転入力に接続される。比較器148の非反転入力は、抵抗器128とコンデンサ133との接続点に接続される。比較器148の出力は、検知装置出力120を与える。比較器148は、必要ならば、適当な減結合(図示せず)により導体221の電源圧によって駆動される。適当な集積回路比較器が比較器148用に使われる。代替として、適当な高利得集積回路演算増幅器が使用される。比較器が低い定在電流を導出しなければならないのは、ヘッドフォンが切り離されているときに検知装置110が電流を導出すからである。比較器を低い定在電流と共に使用すると、増幅器が使用可能となり、電話システムは、閾値を感知する低電流を持つ電流感知自動ログイン・ログアウトシステムを有する電話システムと共に使用することができる。好適な具体例では、テキサス・インスツルメンツ社製のTCL25L2二重低電力演算増幅器の半分が比較器148用に使われる。
【0064】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続され、マイクロホン103が抵抗器128及び導体156を介して電源123から電流を導出するとき、マイクロホンによって導かれる電流は、抵抗器128の両端に50mVより大きい電圧降下を生じさせる。したがって、抵抗器128及びコンデンサ133の接続点の電圧は、電源123の出力電圧より低い50mV以上である。このことは、比較器148の非反転入力の電圧が比較器の反転入力、及び出力の電圧よりも低いことを意味し、すなわち検知装置出力120は事実上接地電位である。
【0065】
ヘッドフォンがコネクタ171を分割することによって増幅器100から切られるとき、マイクロホン103はもはや抵抗器128を通して電流を導かない。その結果、抵抗器128の両端には事実上電圧降下がなく、比較器148の非反転入力の電圧は反転入力の電圧より高い。比較器の出力、すなわち検知装置出力120の出力の電圧は事実上、導体221に現れる正の電源の電圧に等しい。従って、検知装置出力120は、ヘッドフォン146が増幅器に接続されるかどうかに依存する。
【0066】
図10に示される本発明による増幅器の好適な具体例では、起動装置115には2つの制御されたスイッチが含まれる。制御された第1スイッチ190は、導体221から(したがって電話システム内の導体321から)増幅器により導かれる電流を制御し、第2制御されたスイッチ195は2個の絶縁された接点をスイッチ転換する。起動装置115の制御入力端子119は、検知装置110からの出力120を受ける。増幅器100によって導体221から導出される電流は、導体221及び増幅器回路105の電源端子114をそれぞれ制御されたスイッチ190のスイッチ転換された端子104及び109に接続することによってスイッチテンカンされる。制御されたスイッチ190において、PNPトランジスタ153のエミッタはスイッチ転換された端子104に接続され、トランジスタ153のコレクタはスイッチ転換された端子109に接続される。トランジスタ153のベースは起動装置115の制御入力端子119に接続され、したがって抵抗器158を介して検知装置出力120に接続される。抵抗器163は、所望ならば、トランジスタ153のベースとエミッタとの間に接続される。適当な増幅、緩衝、及び反転は必要ならば、制御端子入力119とトランジスタ153との間に接続される。
【0067】
ヘッドフォン146が増幅器100から切られるとき、検知装置出力120の電圧は、導体221の電源電圧に近づく。トランジスタ153のベースから抵抗器158を通って比較器148に至る電流は流れず、トランジスタ153はOFFである。したがって、増幅器回路105は導体221からの電流を、したがって電話システム116からの電流を流さない。電話システム116から流れる唯一の電流は、検知装置110及び電源123によって導かれる電流であり、この電流は増幅器回路105によって導出される電流と比べて小である。図示される起動装置も増幅器回路105も電流を導出しない。
【0068】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、検知装置出力120の電圧は低く、電流はトランジスタ153のベースから抵抗器158を介して、比較器148に流れ、トランジスタ153をONにする。これは増幅器回路105を導体221に接続して、導体221から、したがって電話システム116から電流を導出することができる。電話システム116から導出される全電流は、検知装置110、起動装置115、電源123及び増幅器回路105によって導出される電流に等しい。
【0069】
起動装置115は、ヘッドフォンが接続される時には、電話システムから導かれる電流が、ヘッドフォンが切り離されている時よりも遥かに大きくなるようにする。電話システムから導かれる電流の変化は、電話システム116内の電流感知の自動ログオン・ログオフシステムを作動させるために十分大きく設定される。さらに、導体321に沿って電話システムから導かれる電流の変化は、接地導体331に沿って電話システムに戻される電流に対応する変化を生じさせる。このようにして、起動装置115は、接地導体331内の電流を感知する自動ログオン・ログオフシステムをも起動させる。
【0070】
電流感知及び抵抗・電圧感知式の自動ログイン・ログアウトシステムの両方を持つ電話システムと共に単一の増幅器を使用できるようにするため、増幅器の好適具体例は、起動装置115に第2制御されたスイッチ195を含む。第2制御されたスイッチ195は、オプト・絶縁体であることが望ましい。リレーは、特にリレーを第1制御されたスイッチ用に使用するなら、制御されたスイッチ195用にも使用できる。これは同一リレー上の第2対のスイッチ接点が第2制御されたスイッチ195を提供し得るからである。最後に、第2制御されたスイッチ195は、他のある形式の制御されたスイッチにより与えることができる。
【0071】
第2制御されたスイッチのスイッチ転換された端子134と139は、それぞれ導体291及び296によって、増幅器100内のソケット108Aのピンに接続され、したがって、コード118内の導体190と195、及び導体391と396を介して電話システム116内の自動ログオン・ログオフ検知装置(図示せず)に接続される。スイッチ転換された端子134及び139はそれぞれ、オプト結合器のホトトランジスタ168のコレクタとエミッタに接続される。オプト結合器のホトダイオード173のアノードは、起動装置の電源端子180に接続され、ホトダイオード173のカソードは抵抗器178を介して起動装置の制御入力端子119に接続され、したがって検知装置出力120に接続される。
【0072】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、検知装置出力120上の電圧はローであり、電流はホトダイオード173と抵抗器188を介して比較器148に流れる。ホトダイオード178は、ホトトランジスタ168を照射して、ホトトランジスタ168をONにさせる。これはスイッチ転換された端子134と139との間に低インピーダンスが生じ、したがって導体191と196との間に低インピーダンスが生じる。電話システム116内の抵抗・電圧感知のログオン・ログオフシステムに対して、この低い抵抗は作業端末1に増幅器か接続された場合と同じように現れる。したがって、自動ログオン・ログオフシステムは、作業端末の占有者を自動的にログオンする。
【0073】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されないときは、検知装置出力120の電圧はハイであり、ホトダイオード173及び抵抗器188を介して比較器148に電流が流れない。ホトダイオード78はホトトランジスタ168を照射せず、ホトトランジスタ168はOFFである。これはスイッチ転換された端子134と139との間に高インピーダンスが生じ、したがって導体190と195との間に高インピーダンスが生じる。電話システム116内の抵抗・電圧感知の自動ログオン・ログオフシステムに対して、これは増幅器が作業端末1から切り離された場合のように見える。したがって、自動ログオン・ログオフシステムは、作業端末の占有者をログオフにする。
【0074】
相互接続113用の異なる相互接続213を用いることによって、自動ログオン・ログオフシステムの異なる型を持つ電話システムと共に作動する本発明による増幅器の能力は、図11に示されている。電話システム216は、それぞれ電源・信号と接地、及び追加の導体391用の導体321と331とを含む3線コードによって作業端末1のソケット236Bに接続される。電話システム216内の自動ログオン・ログオフシステムは、追加の導体391が正の供給導体321と同じ電位であるかどうかを感知する。
【0075】
相互接続213は、図10に示される増幅器と同じである増幅器100を通して、図10に示される電話システム116の自動ログオン・ログオフシステムと異なる電話システム216の自動ログオン・ログオフシステムを作動させることができる。相互接続213は、増幅器100のソケット108Aにプラグを差し込むプラグ108B及び作業端末1のソケット236Bと組み合う正しい型のプラグ236Aとを有する。コード118は、それぞれ電源・信号及び接地用の導体121と131を有し、さらに図10に示されるような追加の導体191と196を有する。追加の導体191と196は、コネクタ108を介して、起動装置115内の第2制御されたスイッチ195のスイッチ接点134と139にそれぞれ接続される。
【0076】
第2制御されたスイッチ195が追加の導体391の電圧を変化させ得るように、相互接続218は正の電源電圧を運ぶ導体121と追加の導体196との間にリンク183を含む。リンクはプラグ236Aに置かれるように図示されているが、それはその代りにプラグ108Bの上に設置されたり、またはプラグ108Bとプラグ136Aとの間のコード118に設置される。
【0077】
第2制御されたスイッチ195がONであるとき、追加の導体191は、正の供給電圧の電位である追加の導体196に接続される。第2制御されたスイッチがOFFであるとき、追加の導体191は正の供給電圧と異なる電圧である。第2制御されたスイッチ195は、適当な相互接続218と共に、電話システム216の電圧感知自動ログオン・ログオフシステムを作動させるように追加の導体191の電位を制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、増幅器が電話システムから導出される電流を感知することによって接続されるかどうかを決定する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムのブロック図である。
【図2】図2は、増幅器が2個の追加接点間の抵抗または電圧の差を感知することによって接続されるかどうかを決定する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムのブロック図である。
【図3】図3は、ヘッドフォンと電話システムとの間に接続された本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器のブロック図である。
【図4】図4は、検知装置がヘッドフォンコード内の2個の追加導体間の電圧を検知する本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第1変形の略図である。
【図5】図5は、1個の追加導体とヘッドフォンコード内の既存の導体との間の電圧を検知装置により検知する、本発明の自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第2変形の略図である。
【図6】図6は、検知装置がヘッドフォンコード内の1導体上に重ねられたパイロット信号のレベルを検知する、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第3変形のブロック図である。
【図7】図7は、起動装置が電流感知型の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる、本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。
【図8】図8は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知を持つヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。この場合起動装置は低電流感知閾値を持つ、電流感知型の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる。
【図9】図9は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。この場合起動装置は自動ログオン・ログオフシステムの抵抗・電圧感知型を起動させ、さらに検知装置はヘッドフォンマイクロホンにより導出される電流を感知し、また起動装置は電流感知及び抵抗・電圧感知自動ログオン・ログオフシステムの両方を起動させることができる。
【図10】図10は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の好適な具体例の略図である。
【図11】図11は、異なった型の電話システムと共にに使用する増幅器を改変するために異なった相互接続がどのように用いられるかを示す、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の略図である。
発明の属する技術分野
電話ヘッドフォンは、近代ビジネス機器の1つの重要な素子である。電話ヘッドフォンは、手を使わない通信を提供しかつ交換手及び情報サービスのような各種用途で生産性を改善する。
【0002】
従来の技術
電話ヘッドフォンの主な用途には、自国向け及び他国向け自動電話システムと関連したものがある。そのようなシステムは概して自動通話分配器(ACD)を含む。ACDを有する電話システムでは、コンピュータが、通話負荷をワークステーション(作業端末)間で平等にするように、システムと接続されるワークステーションへの通話を発送する。各ワークステーションは、代表者、即ち、電話交換手(オペレータ)により占有される。ACD電話システムが適切に作動するように、各オペレータは各自の端末を占有する都度システムをログオンしかつ各自の端末から離れる都度システムをログオフすることを要する。これは、ACDが占有されたすべての端末へ通話を発送しかつ占有されていないすべての端末へ通話を発送しないようにするためである。もしオペレータがログオフすることなくその端末を離れるなら、ACDシステムはその端末へ通話を発送し続けるであろう。このような通話は応答されないか又は応答が遅延される。システムのログオンを怠るオペレータは、他のオペレータの負担を増大させ、到来する通話に応答する所要時間を増大させる。オペレータがシステムのログオン又はログオフを怠ることは、結果的にサービスの質の低下に帰着する。
【0003】
電話システムが作業端末占有の有無を決定する必要性は、ACDを有する電話システムに限定されない。例えば、小事務所内のひとりの電話交換手も同様に、到来通話が未応答のままにならないように、作業端末を離れるときログオフすることが要求される。
【0004】
作業端末におけるオペレータの存在がサービスの質に強い影響を与える電話システムによって提供されるサービスの質を改善するために、ログオン及びログオフは自動化されるのが望ましい。
【0005】
典型的な作業端末は、増幅器に接続される電話ヘッドフォンを含む。増幅器がまた、電話システムに接続される作業端末に接続される。増幅器は電話システムから得られる電流によって作動される。自動化されたログオン・ログオフシステムは公知である。そこでは、自動的にログオフするためにオペレータは端末から増幅器のプラグをはずさなければならない。自動ログオン・ログオフシステムは、増幅器が作業端末に接続されているかどうかを決定するために各作業端末を監視する。同システムは、増幅器が端末から切られていることを決定するとオペレータをログオフする。ある型の自動ログオン・ログオフシステムは、増幅器が作業端末へ再接続されていることを決定するとオペレータをもとへログオンさせる。他の型は、オペレータが手動でもとへログオン・オフすることを要する。
【0006】
そのような自動ログオン・ログオフシステムは、あるパラメータを監視することによってワークステーションに増幅器が接続されているかどうかを決定する。増幅器によって電話システムから得られる電流又は対をなす接点間の抵抗のようなパラメータは、増幅器が接続されているか否かに依存する。典型的なシステムは、例えば、チップマン他(Chipmen et al.)の米国特許第3,571,518号及びトマシ(Tomashi)の米国特許第4,672,663号で論じられる。
【0007】
発明が解決しようとする課題
いま説明したログオン・ログオフシステムは、たとえオペレータが増幅器への接・断を行わなければならないとしても自動であると見なされる。その理由は、オペレータがそのワークステーションから離れるとき、特に離れている時間が短いなら、ヘッドフォンを着用し続けることを好むからである。ヘッドフォンを着用しながらワークステーションを離れ得るように、オペレータは増幅器のプラグを外し、ワークステーションから離れている間増幅器を携帯しなければならない。
【0008】
最近、ヘッドフォンメーカは、ヘッドフォン・増幅器間のコードにコネクタを付けてオペレータがヘッドフォンを着用しながら作業端末を離れるのを容易にしている。それでオペレータは作業端末から離れている間ヘッドフォンを着用することが可能になり、もはや増幅器を携帯する必要はない。しかし、コードにコネクタを設けてヘッドフォンを切ることは、既知のログイン・ログアウトシステムを破壊する。それは、オペレータが増幅器のプラグを外すことなく作業端末から離れてコード・コネクタを用いてヘッドフォンを切ることでは、既知の自動ログオン・ログオフシステムで監視されるパラメータは全く変化しないからである。
【0009】
ヘッドフォン増幅器からヘッドフォンプラグが抜かれ得るステーション(端末)セットは、公開国際出願第WO83/04357号に説明されている。ヘッドフォン増幅器は、通常の信号及び電力接続を含む相互接続によって、端末セットのスイッチフックと直列及び並列に接続される追加の導体と共に端末セットとハード接続される。追加の導体は、増幅器内の複合スイッチに取付けられる。電話ヘッドフォンは、大きな二重ジャックプラグを備え、それが増幅器に差し込まれると信号接続がなされる。ヘッドフォンのジャックプラグを増幅器に差し込むと、複合スイッチも同様に作動させ、それは追加の導体を介して電話がフックから外れるようにさせる。端末セットは、端末セットがフックから外れるかどうかを検知するACDシステムと共に作動することが意図される。従って、そのようなACDシステムは、ヘッドフォンがそれらのヘッドフォン増幅器に差し込まれる端末セットに向けて通話を方向付ける。しかし、説明された装置は、増幅器が電話システムと接続されるかどうかを検知するACDシステムと共に作動することはない。
【0010】
課題を解決するための手段
本発明によると、電話システムと接続できる増幅器が提供される。同システムは周辺装置、即ち、任意の装置が接続される時を監視する自動ログオン・ログオフシステムを含む。自動ログオン・ログオフシステムは、どんな装置でも任意の装置の接続が電話システムから断たれる時に生じるパラメータの変化を検知するように作動する。増幅器は電話ヘッドフォンとも同様に接続可能で、ヘッドフォンと電話システムとの間に信号を通す。ヘッドフォンは、例えば、ヘッドフォンと増幅器とを相互接続するコードのコネクタを使用することにより増幅器からの接続をきる、即ち、断つことができる。増幅器はヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時を決定し、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを作動させるためにパラメータを変化させる。
【0011】
増幅器は、ヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時を検知する検知装置を含み、それに応答して出力信号を発生させる。増幅器は検知装置からの出力信号に応答して起動(作動)する起動装置(アクチベータ)を含む。起動装置はパラメータを変化させるように機能し、そのパラメータに電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムが応答する。起動装置は、たとえ増幅器が接続されたままでも、電話システムからの増幅器の切断をエミュレートするようにパラメータを変化させる。
【0012】
例えば、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムが作業端末内の追加の接点対を監視すると、起動装置は追加の接点対を含める。起動装置は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるか否かの検知装置の決定に応答して接点間の抵抗を変化させる。電話システム内の自動ログオン・ログオフ検知システムが増幅器によって得られる電流を監視すると、起動装置はヘッドフォンが増幅器に接続されているか否かの検知装置、即ち、検出装置の決定に応答して増幅器によって得られる電流を変化させる。通常、起動装置は、ヘッドフォンの接続が増幅器から断たれる時に増幅器によって得られる電流を減少させる。
【0013】
増幅器内の検出装置は、ヘッドフォンの接続が断たれるとき変化するパラメータにつき増幅器とヘッドフォンとの間の接続を監視する。これは、例えば、ヘッドフォンコードの2導体間の電圧又は抵抗であるか若しくはヘッドフォンコードの導体に課されるパイロット信号のレベルであり得る。望ましい実施形態において検知装置はヘッドフォンによって引出される電流を監視する。
【0014】
本発明の別の面による電話システム増幅器は、電話システムに任意の装置が接続される時を監視しかつ該任意の装置の接続が該電話システムから断たれる時に起こるパラメータの変化を感知する監視装置を含み、電話ヘッドフォン及び該電話システム間に信号を伝えるために該増幅器及び電話ヘッドホン間に通信リンク、即ち、連絡接続路が設定される。
【0015】
同増幅器は、該電話ヘッドフォン及び増幅器間の連絡接続路が中断、即ち、断たれることを検知してそれに応答して出力信号を発生させる検出装置と、該出力信号を受信し、それに応答してたとえ該増幅器が該電話システムに接続されたままであっても、該電話システムの接続が該任意の装置から断たれるのをエミュレートするように該パラメータを変化させる作動装置とから成る。
【0016】
発明の実施の形態
自動ログオン・ログオフシステムを持つ典型的な電話システムが図1に示されている。通常、電話システム16に接続される数箇所の作業端末の1つである作業端末1は、電話システム16及びヘッドフォン46間のインタフェースを与える増幅器6を持つ。コード11は電話システム16と増幅器を接続する。増幅器の電源は電話システムにより得られ、また電話システムから数mAの電流を導出する。コード11はDC電力用の導体(導線)21及び導体31を含み、それは接地接続を与える。増幅器6からの送信信号は、通常、導体21に重ねられる。代替法として、信号送信用にコード11内の追加の導体(図示せず)が用いられ得る。最後に、コード11は、明確にするため省略された受信導体を含む。コード11は、通常作業端末1に置かれるプラグ36Aとソケット36Bを含む、コネクタ36によって切られる。コネクタ36により、増幅器6及びヘッドフォン46を作業端末から切ることができる。
【0017】
ヘッドフォン46は、イヤホン(図示せず)及びマイクロホン(図示せず)を含む。典型的には、エレクレットマイクロホンが使用されるが、それは、増幅器6を通してヘッドフォンに25乃至数百μAにおいて数ボルトのDC電力を供給することを要する。コード51には、DC電力用の導体56と、接地接続を与える導体66とが含まれる。ヘッドフォン内のマイクロホン(図示せず)からの送信信号は通常、導体56に重ねられる。その代わりに、送信信号用に追加の導体(図示せず)を使用することができる。最後に、コード51には、明確にするために省略された受信導体が含まれる。コード51は、プラグ71A及びソケット71Bを含むコネクタ71によって切られる。オペレータは作業端末1を離れるときに、コネクタ71を通して増幅器からヘッドフォンを切ることができる。通常、コネクタ71はヘッドフォンに近いコード51内に置かれるが、それはヘッドフォン統合体の一部または増幅器統合体の一部として構成することが出来る。
【0018】
電信マーケッティング(telemarketing)、銀行顧客サービスまたは航空路予約のような大量の電話通話を取扱う業務は、おのおの自らの電話コネクタ36、増幅器6、ヘッドフォン46及び所要の相互接続コードを持つ、複数の作業端末を有する。作業端末は、電話システム16に接続される。電話システムには、自動通話分配器(ADC)が含まれ、これによって占有作業端末、すなわちオペレータがログオンされる作業端末間に通話が一様に分配される。より小さい電話システムにはACDがないが、本発明はACDのない電話システムに適用され得る。
【0019】
電話システム16には自動ログオン・ログオフシステムが含まれ、これによって占有者が作業端末を離れる時に電話システムから作業端末を自動的にログオフする。ある自動ログオン・ログオフシステムは、占有者が戻るときに作業端末を電話システムに戻すように自動的にログオンする。他の自動ログオン・ログオフシステムは、占有者が手動でもとへログオン・オフすることを要する。
【0020】
コード11は、増幅器6を電話システム16と接続する。増幅器6が電話システム16から切られるとき、自動ログオン・ログオフシステム76は、作業端末がもはや占有されていないという理由で適切な動作を取らせる。例えば、1人の電話オペレータを有する小規模な事務所では、電話システムが一時的にシステムの夜間サービスモードになるので、到来通話は回答されないようになる。ACDを持つ大型のシステムでは、電話システムにより通話が未占有作業端末に向けられるのを阻止する。増幅器6が電話システム16に再接続されるとき、自動ログオン・ログオフシステム76により、前に行ったものと逆の動作を電話システムに行わせることができる。または、占有者が手動でもとへログオン・オフしなければならないようにすることができる。
【0021】
図1は、増幅器6で電話システムから増幅器により引き出される電流を監視することによって、電話システムに接続されたかどうかを検知する電流センサ86により制御される、自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システム16を示す。電話システム内の電源81からの電流は導体21に供給され、また電流センサ86を通って増幅器6に供給される。電流センサ86は、自動ログオン・ログオフシステム76に出力信号を供給する。増幅器に供給される電流が典型的に約1ミリアンペアの閾値より大きいときは、電流センサ86は増幅器が電話システムに接続されることを示す第1状態の出力信号を供給する。増幅器に加えられる電流が閾値より小さいとき、電流センサは増幅器が電話システムから切り離されていることを示す第2状態の出力信号を供給する。電流センサからの出力信号の状態は、このようにして増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを自動ログオン・ログオフシステム76に知らせ、またこのようにして自動ログオン・ログオフシステムは電話システムに適切な動作を取らせることができる。
【0022】
増幅器6とヘッドフォン46との間のコード51内のコネクタ71は、電話システム16から増幅器を切ることを要せずに占有者が作業端末から離れると共にヘッドフォンを着用し続けることを可能にする。これは、自動ログオン・ログオフシステムをだめにする。ヘッドフォン46によって電話システム16から導かれる電流は、増幅器6によって電話システムから導かれる全電流と比較して小さいので、ヘッドフォンを切り離した結果増幅器により引出される電流の変化を検知するために電流センサ86の閾値を変えることは実用的ではない。
【0023】
図2は、増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを決定するために、電流センサ86(図1)に既知の代替物を備えた図1の電話システムを示す。コード11は2個の追加の導体91及び96を具備している。導体は、コネクタ36の増幅器側に相互接続されている。電話システム16の内側で、追加の導体91と96はセンサ186に接続される。同センサは、増幅器6が電話システム16に接続されるかどうかに依存する、2個の追加導体に関するパラメータを測定する。これは導体間の抵抗、導体間の電圧差、AC信号レベルまたは他の適当なパラメータである。センサ186は、自動ログオン・ログオフシステム76に出力信号を供給する。
【0024】
例えば、追加の導体91と96との間の抵抗が閾値より小さいとき、センサ186は増幅器が電話システムに接続されていることを示す第1状態の出力信号を供給する。導体間の抵抗が閾値より大きいとき、センサ186は増幅器が電話システムから切り離されたことを示す第2状態の出力信号を供給する。このようにして、センサ186の出力信号の状態は、増幅器6が電話システム16に接続されているかどうかを自動ログオン・ログオフシステム76に示し、また自動ログオン・ログオフシステムは、電話システムに適切な動作を取らせることができる。
【0025】
図2に示される装置の1つの共通代替法として、追加の導体91と96はソケット36Bのスイッチの接点に接続される。接点は、プラグ36Aをソケット36Bに差し込むことによって作動される。プラグ36A(典型的には1/4インチ(0.635cm)のホーン・ジャック)がソケット36Bに差し込まれないとき、接点は第1状態、例えば開であり、プラグ36Aがソケット36Bに差し込まれるとき、接点は第2状態、例えば閉に変化される。
【0026】
2個の追加の導体91及び96を供給する1つの代替法として、追加の導体96を省略することができる。次にセンサ186は1個の導体91に関するパラメータをモニタし、増幅器6が電話システム16に接続されたかどうかにより、1個の導体91及び他の導体21と31の内の1個に関するパラメータを監視する。例えば、追加の91は、増幅器に接続されるコネクタ36のプラグ36Aの電力・信号導体21に接続することができる。次に、センサ186は、追加の導体91が増幅器電源電圧と事実上同じであるかどうかを決定する。
【0027】
増幅器6及びヘッドフォン46間のコード51内のコネクタ71は、電話システム16から増幅器6を切ることを要せずに、作業端末の占有者が作業端末から離れると共にヘッドフォンを着用し続け得るようにさせる。これは自動ログオン・ログオフシステムをだめにする。それが追加の導体91及び96に関するか若しくは追加の導体91及びコード11内の他の導体に関するいかなるパラメータも変えないからである。
【0028】
図3は、本発明による増幅器100のブロック図を示す。図1及び図2に示された既知の増幅器におけるように、増幅器100はコネクタ171を含むコード151によってヘッドフォン146に接続される。コネクタ171はプラグ171A及びソケット171B並びにそれぞれ電力・信号及び接地用の2個の導体156及び166を含む。増幅器はコネクタ136を含むコード111によって電話システムに接続される。コード111は、プラグ136A及びソケット136B並びにそれぞれ電力・信号及び接地用の2個の導体121及び131を含む。コード111は、追加の導体191及び196をも含み得る。コード111及び151内の導体は、直接または間接的に増幅器回路105と接続されかつヘッドフォン146及び電話システム116と間に所要のインタフェースを与える。増幅器回路105は既知であり、したがってそれらの細部は図示しない。
【0029】
本発明による増幅器100は、コード151の1つ又はそれ以上の導体が接続される検知装置(検知器)110及びコード111の1つ又はそれ以上の導体が接続される起動装置(アクチベータ)115をさらに含む。
【0030】
検知装置110は、ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるかどうかを決定するために、すなわち、増幅器100が置かれる作業端末が占有されるかどうかを決定するために、コード151の1つ又はそれ以上の導体を監視する。検知装置出力120は、起動装置の制御入力119に接続される。検知装置出力120は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるとき第1の状態を有し、またヘッドフォンが増幅器に接続されないとき第2状態を有する信号を与えるのが望ましい。
【0031】
起動装置115は、検知装置出力120に応答して電話システム116内の既存の自動ログオン・ログオフシステムを作動させる。コード111の1つ又はそれ以上の導体が起動装置に接続される。検知装置110の出力120の状態に依存して、起動装置は、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムに対して、あたかも増幅器が電話システムと接続されるか若しくはそれから切られと見えるようにされる。起動装置の動作は、増幅器が接続されるかどうかを決定するために電話システムモニタ内の自動ログオン・ログオフシステムを制御するセンサが監視(モニタ)するパラメータに依存する。
【0032】
例えば、図1に示される電流感知自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムを使用する起動装置は、検知装置110に応答して電話システム116から増幅器100によって引出される電流を変化させる。ヘッドフォン146が増幅器100に接続されていないことが検知装置で示されると、起動装置115は電話システム116における電流センサ86(図1)の閾値レベルより小さくなるまで増幅器100によって引出される電流を減少させる。増幅器が電流センサの閾値レベルより小さい電流を引出すと、電流センサ、それ故に、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムに対して、あたかも増幅器100が電話システムから切れていると見えるようにされる。従って、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムは増幅器が接続される作業端末をログオフする。
【0033】
図4〜図6は、検知装置110のいろいろな例を示す。起動装置115、電話システム116、及びそれらの間の接続は図4〜図6では省略されている。検知装置の第4の好適な例が図10に示されている。図4は検知装置110の簡単な形を示す。コード151は、増幅器101とコネクタ171との間に2個の追加導体125及び130を具備している。追加の導体125及び130は、ソケット171A内の2個の追加ピンに接続されている。ソケット171A内の追加のピンに対応するプラグ171B内の追加のピンは共に接続されている。プラグ171Aはヘッドフォン146に接続されている。ヘッドフォンが増幅器に接続されるとき、プラグ171Bはソケット171Aとかみ合い、またプラグ171B内の相互接続された追加のピンは、追加の導体125と130との間の抵抗を低くさせる。ヘッドフォンが増幅器に接続されないとき、プラグ171Bはソケット171Aとかみ合わされず、また追加の導体125と130との間の接続はない。したがって、追加の導体125と130との間の抵抗は高い。
【0034】
検知装置110は、既知の方法を用いて追加導体125と130との間の抵抗を直接測定することができる。追加の導体125と130との間の抵抗を測定する1つの代替法において、導体125は増幅器の電源に接続され、すなわち導体121(図3)に接続される。導体130は抵抗135によって接地電位に保持されて、検知装置出力120を供給する。ヘッドフォンが接続されたとき、導体130と、したがって検知装置出力120は、増幅器電源電圧に事実上等しい。ヘッドフォンが接続されないとき、抵抗器135は導体130の電圧を保持し、したがって検知装置出力120は事実上接地電位となる。増幅器、緩衝及び反転は必要ならば検知装置出力120に適用される。
【0035】
図5は検知装置110の簡単な1つの代替形式を示す。コード151は、増幅器101とソケット171Aとの間に1つの追加導体130を具備している。導体130は、ソケット171A内の追加のピンに接続され。ソケット171A内の追加のピンに対応するヘッドフォン146が接続されるプラグ171Bの追加のピンはプラグ171B内の他のピンの1つに接続される。図5において、プラグ171B内の追加のピンは導体156に接続されるピンに接続されているが、これによってヘッドフォン146用の電源が供給される。プラグ171B内の追加のピンは、図5に示される検知方式が逆にされるならば、ヘッドフォンの接地接続を行う導体166に接続されるプラグ内のピンにも接続される。プラグ171B内の追加のピンは、図5に示されるものと異なる検知方式が使用されるならば、受信導体(図示せず)の1つに接続されるプラグ内のピンに一様に接続される。
【0036】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、プラグ171Bはソケット171Aと噛み合わせれる。導体156(電源・信号導体)と接続されるピン及びプラグ171B内の追加ピン間を接続するために、ソケット171Aは、追加の導体130を電源と接続する。ヘッドフォンが増幅器に接続されないときは、プラグ171Bはソケット171Aと噛み合わされず、追加の導体130と電源、及び追加の導体フロートとの間の接続は存在しない。導体130と接地との間の抵抗器135は、ヘッドフォンが増幅器に接続されないときに導体130を事実上接地電位に保持し、導体130の電圧が検知装置出力120として作動することを可能にする。
【0037】
追加の導体125及び130、または追加の導体130と導体156または166内の1つは、ソケット171Aに取り付けられたスイッチ(図示せず)の接点に接続される。スイッチは、プラグ171Bをソケット内に差し込むことによって作動される。
【0038】
図6は、追加の導体がコード151に追加されることを必要としない検知装置110の形を示す。検知装置は、ヘッドフォン146に電源・信号を供給する導体156を監視する。発振器140は、インピーダンス145(1個の抵抗器が図示されている)を介して導体156に低レベルの交流電圧を供給する。トラップ150は、ヘッドフォン電源及び増幅器回路105の送信信号入力(図示せず)からの交流電圧を絶縁する。導体156の交流電圧は、増幅器155によって増幅され、また整流器160によって整流されて平滑にされる。合成DC電圧は、閾値検知装置165に供給されるが、これによって検知装置出力120が供給される。コンデンサ170は導体156とコード151内の接地導体166との間で、ヘッドフォン146が接続されているプラグ171Bと、ヘッドフォン146との間のどこかに接続される。図6は、ヘッドフォン内に置かれるコンデンサ170を示す。それはプラグ171B内にも置かれるか若しくはヘッドフォン146とプラグ171Bとの間のコード151内に組込まれ得る。
【0039】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されていないとき、節点175の交流電圧は事実上発振器140の出力電圧に等しい。回路パラメータは、整流器160の出力において閾値検知装置165の閾値電圧より大きい合成DC電圧ガ結果的に選られるように選ばれる。交流信号の周波数で、コンデンサ170のインピーダンスは、抵抗器145の抵抗と比較することができ、その結果ヘッドフォン146は増幅器100、コンデンサ170により形成される減衰器及び抵抗器145に接続され、節点175の交流電圧のレベルを減少させる。回路パラメータは、整流器160の出力における合成DC電圧が閾値検知装置165の閾値電圧より低くなるように選ばれる。従って、閾値検知装置の出力は、ヘッドフォンが増幅器に接続されるかどうかに依存して状態を変化させる。
【0040】
交流信号の周波数がオーディオ周波数帯に近いならば、図6に示された装置は、交流信号の周波数で共振するインダクタとコンデンサとの直列配列によってコンデンサ170を置き替えて変更されるべきである。共振回路は、交流信号周波数で低インピーダンスを有し、その結果節点175での信号レベルを減衰させるが、導体156に存在するオーディオ信号に比較的高いインピーダンスを与える。
【0041】
検知装置110は、ヘッドフォン146が増幅器110に接続されているかどうかを決定するために、追加の方法でコード151内の導体を監視することができる。
【0042】
図3は、増幅器100と電話システム116との間でコード111の導体の少なくとも1個に接続されている。検知装置出力120に応答して、起動装置115は、電話システムから増幅器を切る効果をエミュレート(模倣)することにより電話システム116内の既存の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる。起動装置115は、検知装置出力に応動する制御されたスイッチを含む。起動装置内の制御されたスイッチは、増幅器が電話システムに接続されているかどうかを決定するために、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステム内のセンサが、電話システムに接続されるパラメータをスイッチする。
【0043】
電話システムと共に使用する増幅器100の一変型が図7に示されている。同システムは、増幅器により電話システムから導かれる電流を感知する電流センサを有する自動ログオン・ログオフシステムを有する。図7において、接地導体131は、電話システム116から増幅器回路105に直結されている。導体121は、それぞれ起動装置115と検知装置110の電源入力接続180及び185に接続されている。コンデンサ126は、増幅器回路の送信出力を電源供給・信号導体121に結合させる。
【0044】
導体121は、起動装置115内の制御されたスイッチ190のスイッチ端子104内の1個とも接続される。制御されたスイッチの他のスイッチ端子109は、増幅器回路105の電源入力端子114に接続される。検知装置出力120は、制御されたスイッチの制御入力端子119に接続される。
【0045】
制御されたスイッチ190は、適当な制御信号によって制御されるリレー、トランジスタ、オプトリレーまたは任意な他の適当なスイッチング装置であってもよい。
【0046】
検知装置出力120がその状態の一方であるとき、制御されたスイッチ190はON(導通)状態であり、また検知装置出力120がその状態の他方であるとき、制御されたスイッチ190はそのOFF(非導通)状態である。制御されたスイッチがON状態であるとき、増幅器回路105は、制御されたスイッチを介して導体121から(したがって電話システムから)電流を導出する。導体121を通して流れる電流を監視する電話システム116内の電流センサ86にとって、これはあたかも増幅器100が電話システムに接続されると同一に見える。制御されたスイッチがそのOFF状態にあるとき、増幅器回路105は導体121から電流を導出しない。導体121を通る電流の流れを監視する電話システム内の電流センサ86にとって、これは増幅器100が電話システムから切られるのと同一に見える。従って、増幅器100により電話システム116から導出される電流を制御することによって、制御されたスイッチ190は電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを制御することができる。
【0047】
制御されたスイッチ190がOFF状態のとき、検知装置110及び起動装置115は、電話システム116から電流を導出し続ける。したがって、これらの回路は、電話システム内の電流センサ86の閾値電流レベルより著しく低い電流を導出するように設計される必要がある。検知装置及び起動装置によって導出される電流は、特に制御されたスイッチがそのOFFの状態内のとき、すなわちヘッドフォン146が切り離されているときに最小にならなければならない。例えば、リレーが制御されたスイッチ190用に使われるならば、通常開のリレー接点はスイッチ転換された接点104及び109を与えるために用いられ、その結果リレーはそのOFF状態で電流を導出しないようにすべきである。
【0048】
増幅器回路105への電源をスイッチ転換する代わりに、制御されたスイッチ190は増幅器回路への接地接続をスイッチ転換することができる。これは、NPNトランジスタが制御されたスイッチとして用いられ得るようにさせる。
【0049】
電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを制御する電流センサ86がごく低い閾値を有するならば、検知装置110及び起動装置115は、電話システム内の電話センサ86によって感知されない電源に接続されるべきである。
【0050】
その代わりに、検知装置110、起動装置115、増幅器回路105は、すべて図8に示される通り、電話システム116内の電流センサ86によって感知されない電源から作動され得る。追加の導体124がコード111に加えられる。増幅器において、導体124はそれぞれ検知装置、起動装置、及び増幅器回路105の電源入力端子185、180及び114に接続される。導体124は、電流センサ86をバイパスする、電話システム内の電源81に直結される。その代りに、追加の導体124は不要になり、また増幅器100はACラインから駆動される自らの内部DC電源が与えられ得る。
【0051】
増幅器回路への電源がスイッチ転換されない増幅器100の変型では、負荷抵抗器129が、電流センサ86によって感知される電源電流を運ぶ導体121と、制御されたスイッチ190のスイッチ端子104の1つとの間に接続される。制御されたスイッチの他のスイッチ端子109は、接地接続を有する導体131に接続される。制御されたスイッチの制御入力端子119は、検知装置出力120に接続される。負荷抵抗器129の値は、制御されたスイッチ190がON状態のとき、導体121を通る電流、したがって電流センサ86を通る電流が電流センサ86の閾値電流より十分大きくなるように選ばれる。この装置は、適当な電流定格を持つNPNトランジスタが制御されたスイッチ190用に使うことができ、導体121から導かれる電流が増幅器100の所要電流に全く無関係に作られ、またヘッドフォンが切られるときに増幅器回路105が駆動状態に保たれ、それによってヘッドフォンがはずされるときに不快で潜在的に有害なヘッドフォンのイヤホンにおける過渡現象を回避する。
【0052】
コード111内の2個の追加導体間における抵抗の変化を感知する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムと共に使用する起動装置115の一変型が図9に示されている。図9において、正の電源を運ぶ導体121及び接地接続を運ぶ導体131は、電話システム116から増幅器回路105まで接続される。コード111内の追加の導体191及び196は、制御されたスイッチ195のスイッチ転換された端子134及び139に接続される。制御されたスイッチ195の制御入力端子119は、検知装置出力120に接続される。
【0053】
検知装置出力120がその状態の一方であるとき、制御されたスイッチ195はそのON(導通)状態にあり、また検知装置出力がその状態の他方であるとき、制御されたスイッチ195はそのOFF(非導通)状態にある。制御されたスイッチがONであるとき、導体191は導体196に接続され、これが電話システム116内のセンサ102には、増幅器が電話システムに接続されているのと同一に見える。制御されたスイッチがOFFであるとき、導体191は導体196に接続されず、これが、電話システム内のセンサには、増幅器が電話システムに接続されていないのと同一に見える。従って、制御されたスイッチ195によって導体191と196との間の抵抗を制御することは、電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムを作動させる。
【0054】
電話システムが、ソケット136B上に置かれたスイッチの接点間の抵抗または電圧を感知する自動ログオン・ログオフシステムを有するとき、スイッチはプラグ136Aをソケットに差し込むことによって作動され、追加の導体191と196がスイッチの作動方向次第で、スイッチと直列または並列に接続されなければならない。このようにして、プラグ136が差し込まれるときにスイッチが開であるならば、追加の導体191と196がスイッチと並列に接続されなければならない。プラグ136が差し込まれるときにスイッチが閉じられるならば、追加の導体191と196がスイッチと直列に接続されなければならない。
【0055】
制御されたスイッチ195は、リレー、トランジスタ、オプトリレーまたは適当な制御信号で制御し得る他のすべての適当なスイッチング装置であってもよい。制御されたスイッチは、制御端子から分離されるスイッチ転換された接点を有する型のものであり、その結果増幅器が自動ログオン・ログオフセンサの任意な型を有する電話システムと共に使用され得ることが望ましい。
【0056】
図10は、本発明による増幅器の好適な具体例を示す。本発明の好適な具体例は、増幅器100から電源・信号導体156を通る小さいDC電流を流すエレクトレットマイクロホン103を含むヘッドフォンと共に使用される。検知装置110は、導体156の電流をモニタし、ヘッドフォンが増幅器から切られてマイクロホンがもはや電流を導出しないときに生じるDC電流の変化を検知する。検知装置110によってモニタされる導体156の電流は、図1に示される電話システム内の電流感知自動ログオン・ログオフシステムのセンサ86によってモニタされる導体121の電流の約百分の一である。
【0057】
ヘッドフォン146は、プラグ171Bと、コネクタ171を含むソケット171Aとによって切られるコード151と共に増幅器100に接続される。コード151には、電源・信号導体156及び接地導体166が含まれる、この両方が増幅器100内の増幅回路105に接続される。コード151は、増幅器の上に置かれた適当なコネクタ(図示せず)と共に増幅器100に取り外し自在に接続される。
【0058】
増幅器100の上にソケット108Aが設けられ、これによって、プラグ108Bと共にコネクタ108が形成される。電源・信号導体221はそれぞれ、ソケット108Aの上のピンと、検知装置100の電源入力端子185、180、183と、起動装置115、及びマイクロホン電源123との間に接続される。接地導体231は、ソケット108B上のピンと、増幅器回路105と、検知装置110との間に接続される。追加の導体291及び296は、ソケット108Aのピンと起動装置115との間に接続される。コンデンサ126は、増幅器回路105の送信出力を電源・信号導体221に結合する。
【0059】
相互接続113は、増幅器100のソケット108Aを、作業端末1内の既存のソケット136Bに接続する。ソケット136Bのピンは、電源・信号用の導体321、接地用の導体331及び追加の導体319と396によって電話システム116に接続される。追加の導体は用いられる自動ログオン・ログオフシステムの型に依存して電話システムによって選択的に用いられる。
【0060】
相互接続113は、増幅器100内のソケット108Aに差し込むプラグ108B、コード118及びソケット136Bに差し込むプラグ136Aを含む。コードには、電源・信号用の導体121、接地用の導体131及び追加の導体191と196が含まれる。多くの入手可能な型の相互接続から適当な型の相互接続113を選ぶことによって、同じ増幅器100をいろいろな異なる電話システム作業端末に接続させることができる。各型の相互接続は同じプラグ108Bを有するが、設計上それが接続される作業端末に依存して各型は異なる数の導体及び異なるプラグ136Aを持つコード118を有し、コード118の導体はプラグ136Aの異なるピンに接続され得る。
【0061】
増幅器100において、増幅器回路105には電源123が含まれ、この電源は電話システム116から増幅器に供給される電源からヘッドフォン146内のエレクレットマイクロホン103を駆動するのに適したDC電圧を発生させる。電話システムからの電圧は3〜12ボルトの範囲内であり、またエレクレットマイクロホンの所要電圧は約1.2ボルトである。電源123のDC出力は、抵抗器128を介して導体156に、したがってマイクロホン103に接続される。マイクロホンが音声を受取るとき、マイクロホンは電源123から変化する電流を導く。電源123から離れている抵抗器128の端における電圧の合成変化は、コンデンサ133によって、増幅器回路105内のマイクロホン増幅器(図示せず)に結合される。本発明による増幅器100において、電源123の電源入力端子183は、増幅器回路105の電源接続114に代って導体221に直結される。電源123は、ヘッドフォンが切られるときに最小の電流を導くように設計されなければならない。この結果、増幅器は低電流感知閾値を持つ電流感知自動ログオン・ログオフシステムを有する電話システムと共に使用することができる。
【0062】
電源123の出力は、検出装置110にも接続され、ここでそれは抵抗器138及び143によって形成される分圧器により分割される。抵抗器138と143の値の比は、抵抗器の接続点における電圧が電源123の出力電圧より約50ミリボルト少ないように設定される。この電圧差は、約40マイクロアンペアより少ない電流を導出するマイクロホンが使用されるならば減少させることができる。
【0063】
抵抗器138と143の接続点は、比較器148の反転入力に接続される。比較器148の非反転入力は、抵抗器128とコンデンサ133との接続点に接続される。比較器148の出力は、検知装置出力120を与える。比較器148は、必要ならば、適当な減結合(図示せず)により導体221の電源圧によって駆動される。適当な集積回路比較器が比較器148用に使われる。代替として、適当な高利得集積回路演算増幅器が使用される。比較器が低い定在電流を導出しなければならないのは、ヘッドフォンが切り離されているときに検知装置110が電流を導出すからである。比較器を低い定在電流と共に使用すると、増幅器が使用可能となり、電話システムは、閾値を感知する低電流を持つ電流感知自動ログイン・ログアウトシステムを有する電話システムと共に使用することができる。好適な具体例では、テキサス・インスツルメンツ社製のTCL25L2二重低電力演算増幅器の半分が比較器148用に使われる。
【0064】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続され、マイクロホン103が抵抗器128及び導体156を介して電源123から電流を導出するとき、マイクロホンによって導かれる電流は、抵抗器128の両端に50mVより大きい電圧降下を生じさせる。したがって、抵抗器128及びコンデンサ133の接続点の電圧は、電源123の出力電圧より低い50mV以上である。このことは、比較器148の非反転入力の電圧が比較器の反転入力、及び出力の電圧よりも低いことを意味し、すなわち検知装置出力120は事実上接地電位である。
【0065】
ヘッドフォンがコネクタ171を分割することによって増幅器100から切られるとき、マイクロホン103はもはや抵抗器128を通して電流を導かない。その結果、抵抗器128の両端には事実上電圧降下がなく、比較器148の非反転入力の電圧は反転入力の電圧より高い。比較器の出力、すなわち検知装置出力120の出力の電圧は事実上、導体221に現れる正の電源の電圧に等しい。従って、検知装置出力120は、ヘッドフォン146が増幅器に接続されるかどうかに依存する。
【0066】
図10に示される本発明による増幅器の好適な具体例では、起動装置115には2つの制御されたスイッチが含まれる。制御された第1スイッチ190は、導体221から(したがって電話システム内の導体321から)増幅器により導かれる電流を制御し、第2制御されたスイッチ195は2個の絶縁された接点をスイッチ転換する。起動装置115の制御入力端子119は、検知装置110からの出力120を受ける。増幅器100によって導体221から導出される電流は、導体221及び増幅器回路105の電源端子114をそれぞれ制御されたスイッチ190のスイッチ転換された端子104及び109に接続することによってスイッチテンカンされる。制御されたスイッチ190において、PNPトランジスタ153のエミッタはスイッチ転換された端子104に接続され、トランジスタ153のコレクタはスイッチ転換された端子109に接続される。トランジスタ153のベースは起動装置115の制御入力端子119に接続され、したがって抵抗器158を介して検知装置出力120に接続される。抵抗器163は、所望ならば、トランジスタ153のベースとエミッタとの間に接続される。適当な増幅、緩衝、及び反転は必要ならば、制御端子入力119とトランジスタ153との間に接続される。
【0067】
ヘッドフォン146が増幅器100から切られるとき、検知装置出力120の電圧は、導体221の電源電圧に近づく。トランジスタ153のベースから抵抗器158を通って比較器148に至る電流は流れず、トランジスタ153はOFFである。したがって、増幅器回路105は導体221からの電流を、したがって電話システム116からの電流を流さない。電話システム116から流れる唯一の電流は、検知装置110及び電源123によって導かれる電流であり、この電流は増幅器回路105によって導出される電流と比べて小である。図示される起動装置も増幅器回路105も電流を導出しない。
【0068】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、検知装置出力120の電圧は低く、電流はトランジスタ153のベースから抵抗器158を介して、比較器148に流れ、トランジスタ153をONにする。これは増幅器回路105を導体221に接続して、導体221から、したがって電話システム116から電流を導出することができる。電話システム116から導出される全電流は、検知装置110、起動装置115、電源123及び増幅器回路105によって導出される電流に等しい。
【0069】
起動装置115は、ヘッドフォンが接続される時には、電話システムから導かれる電流が、ヘッドフォンが切り離されている時よりも遥かに大きくなるようにする。電話システムから導かれる電流の変化は、電話システム116内の電流感知の自動ログオン・ログオフシステムを作動させるために十分大きく設定される。さらに、導体321に沿って電話システムから導かれる電流の変化は、接地導体331に沿って電話システムに戻される電流に対応する変化を生じさせる。このようにして、起動装置115は、接地導体331内の電流を感知する自動ログオン・ログオフシステムをも起動させる。
【0070】
電流感知及び抵抗・電圧感知式の自動ログイン・ログアウトシステムの両方を持つ電話システムと共に単一の増幅器を使用できるようにするため、増幅器の好適具体例は、起動装置115に第2制御されたスイッチ195を含む。第2制御されたスイッチ195は、オプト・絶縁体であることが望ましい。リレーは、特にリレーを第1制御されたスイッチ用に使用するなら、制御されたスイッチ195用にも使用できる。これは同一リレー上の第2対のスイッチ接点が第2制御されたスイッチ195を提供し得るからである。最後に、第2制御されたスイッチ195は、他のある形式の制御されたスイッチにより与えることができる。
【0071】
第2制御されたスイッチのスイッチ転換された端子134と139は、それぞれ導体291及び296によって、増幅器100内のソケット108Aのピンに接続され、したがって、コード118内の導体190と195、及び導体391と396を介して電話システム116内の自動ログオン・ログオフ検知装置(図示せず)に接続される。スイッチ転換された端子134及び139はそれぞれ、オプト結合器のホトトランジスタ168のコレクタとエミッタに接続される。オプト結合器のホトダイオード173のアノードは、起動装置の電源端子180に接続され、ホトダイオード173のカソードは抵抗器178を介して起動装置の制御入力端子119に接続され、したがって検知装置出力120に接続される。
【0072】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されるとき、検知装置出力120上の電圧はローであり、電流はホトダイオード173と抵抗器188を介して比較器148に流れる。ホトダイオード178は、ホトトランジスタ168を照射して、ホトトランジスタ168をONにさせる。これはスイッチ転換された端子134と139との間に低インピーダンスが生じ、したがって導体191と196との間に低インピーダンスが生じる。電話システム116内の抵抗・電圧感知のログオン・ログオフシステムに対して、この低い抵抗は作業端末1に増幅器か接続された場合と同じように現れる。したがって、自動ログオン・ログオフシステムは、作業端末の占有者を自動的にログオンする。
【0073】
ヘッドフォン146が増幅器100に接続されないときは、検知装置出力120の電圧はハイであり、ホトダイオード173及び抵抗器188を介して比較器148に電流が流れない。ホトダイオード78はホトトランジスタ168を照射せず、ホトトランジスタ168はOFFである。これはスイッチ転換された端子134と139との間に高インピーダンスが生じ、したがって導体190と195との間に高インピーダンスが生じる。電話システム116内の抵抗・電圧感知の自動ログオン・ログオフシステムに対して、これは増幅器が作業端末1から切り離された場合のように見える。したがって、自動ログオン・ログオフシステムは、作業端末の占有者をログオフにする。
【0074】
相互接続113用の異なる相互接続213を用いることによって、自動ログオン・ログオフシステムの異なる型を持つ電話システムと共に作動する本発明による増幅器の能力は、図11に示されている。電話システム216は、それぞれ電源・信号と接地、及び追加の導体391用の導体321と331とを含む3線コードによって作業端末1のソケット236Bに接続される。電話システム216内の自動ログオン・ログオフシステムは、追加の導体391が正の供給導体321と同じ電位であるかどうかを感知する。
【0075】
相互接続213は、図10に示される増幅器と同じである増幅器100を通して、図10に示される電話システム116の自動ログオン・ログオフシステムと異なる電話システム216の自動ログオン・ログオフシステムを作動させることができる。相互接続213は、増幅器100のソケット108Aにプラグを差し込むプラグ108B及び作業端末1のソケット236Bと組み合う正しい型のプラグ236Aとを有する。コード118は、それぞれ電源・信号及び接地用の導体121と131を有し、さらに図10に示されるような追加の導体191と196を有する。追加の導体191と196は、コネクタ108を介して、起動装置115内の第2制御されたスイッチ195のスイッチ接点134と139にそれぞれ接続される。
【0076】
第2制御されたスイッチ195が追加の導体391の電圧を変化させ得るように、相互接続218は正の電源電圧を運ぶ導体121と追加の導体196との間にリンク183を含む。リンクはプラグ236Aに置かれるように図示されているが、それはその代りにプラグ108Bの上に設置されたり、またはプラグ108Bとプラグ136Aとの間のコード118に設置される。
【0077】
第2制御されたスイッチ195がONであるとき、追加の導体191は、正の供給電圧の電位である追加の導体196に接続される。第2制御されたスイッチがOFFであるとき、追加の導体191は正の供給電圧と異なる電圧である。第2制御されたスイッチ195は、適当な相互接続218と共に、電話システム216の電圧感知自動ログオン・ログオフシステムを作動させるように追加の導体191の電位を制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、増幅器が電話システムから導出される電流を感知することによって接続されるかどうかを決定する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムのブロック図である。
【図2】図2は、増幅器が2個の追加接点間の抵抗または電圧の差を感知することによって接続されるかどうかを決定する自動ログオン・ログオフシステムを持つ電話システムのブロック図である。
【図3】図3は、ヘッドフォンと電話システムとの間に接続された本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器のブロック図である。
【図4】図4は、検知装置がヘッドフォンコード内の2個の追加導体間の電圧を検知する本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第1変形の略図である。
【図5】図5は、1個の追加導体とヘッドフォンコード内の既存の導体との間の電圧を検知装置により検知する、本発明の自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第2変形の略図である。
【図6】図6は、検知装置がヘッドフォンコード内の1導体上に重ねられたパイロット信号のレベルを検知する、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の検知装置部分の第3変形のブロック図である。
【図7】図7は、起動装置が電流感知型の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる、本発明による自動ログオン・ログオフ検知を有するヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。
【図8】図8は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知を持つヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。この場合起動装置は低電流感知閾値を持つ、電流感知型の自動ログオン・ログオフシステムを起動させる。
【図9】図9は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の起動装置部分のブロック図である。この場合起動装置は自動ログオン・ログオフシステムの抵抗・電圧感知型を起動させ、さらに検知装置はヘッドフォンマイクロホンにより導出される電流を感知し、また起動装置は電流感知及び抵抗・電圧感知自動ログオン・ログオフシステムの両方を起動させることができる。
【図10】図10は、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の好適な具体例の略図である。
【図11】図11は、異なった型の電話システムと共にに使用する増幅器を改変するために異なった相互接続がどのように用いられるかを示す、本発明による自動ログオン・ログオフ検知付きヘッドフォン増幅器の略図である。
Claims (45)
- 任意の装置の接続が電話システム(116)から断たれる時生じるパラメータの変化を検出することによって該任意の装置が該電話システムに接続されているかどうかを監視する監視装置(86、102)を含む型の該電話システム及びヘッドホン(146)間に信号を通す増幅器(100)において、該ヘッドホンの接続が該増幅器から中断される時を検出する検出装置(110)を含む増幅器であって、
該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時を検出しかつそれに応答して出力信号を発生させる検出装置(110)と、
たとえ該増幅器が電話システムに接続されたままであっても、該出力信号に応答して、該電話システム及び該増幅器の接続が断たれることをエミュレートするように該パラメータを変化させる起動装置(115)をさらに含むことを特徴とするヘッドフォン・電話システム増幅器。 - 該パラメータが該電話システム(116)から導出される電流であり、
該増幅器がさらに、該電話システムから電流を導出するための導出装置(105)を含み、
該起動装置(115)は、該電流導出装置により該電話システム(116)から導出される電流を変化させることをさらに特徴とする、請求項1の増幅器。 - 該ヘッドフォンが該増幅器と接続されている時に該電流導出装置により該電話システムから導出される電流は、該ヘッドフォンが該増幅器と接続されていない時より大きいことをさらに特徴とする、請求項2の増幅器。
- 該起動装置(115)は制御されたスイッチ(190)を含み、該制御されたスイッチが、
導体(121)と接続されるスイッチ転換される第1接点(104)であって、該増幅器が該導体を通して電流を導出するスイッチ転換される第1接点と、
電流導出装置(105)と接続されるスイッチ転換される第2接点(109)と、
該出力信号を受信する制御入力端子(119)とを含むことをさらに特徴とする、請求項2の増幅器。 - 該ヘッドフォン(146)と該電話システム(116)との間を通る該信号を増幅する回路装置(105)をさらに含み、
該電流導出装置は、信号を増幅する回路を含むことをさらに特徴とする、請求項2の増幅器。 - 該電流導出装置が抵抗器(129)であることをさらに特徴とする、請求項2の増幅器。
- 該パラメータが第1導体(191)及び第2導体(196)間の抵抗であり、該起動装置は、該第1導体と結合するスイッチ転換される第1接点(134)と該第2導体と結合されるスイッチ転換される第2接点(139)とを含み、該スイッチ転換される第1接点と該スイッチ転換される第2接点がそれらの間に抵抗を有し、
該スイッチ転換される第1接点及び該スイッチ転換される第2接点間の抵抗が該出力信号に応答して変化されることをさらに特徴とする、請求項1の増幅器。 - コネクタ(171)及び複数の導体(156、166)を含むコード(151)は、該ヘッドフォン(146)を該増幅器(100)と接続させ、
該検出装置(110)は、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる結果として、該導体間の抵抗を通る電流又は該導体の少なくとも1つの電圧が変化する時を決定する装置(128、148)を含むことをさらに特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つの増幅器。 - 該コネクタ(171)を含む該コード(151)は、該ヘッドフォン(146)を該増幅器(100)と接続させ、
該コードは両者間に抵抗を有する2つの導体(125、130)を含み、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時に該2つの導体間の該抵抗が変化し、
該検出装置(110)は、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれ結果として、該2つの導体間の抵抗変化を測定する装置を含むことをさらに特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つの増幅器。 - 該2つの導体間の抵抗変化を測定する装置は、該導体の一方(125)に電圧を印加し、該2つの導体の他方(135)の電圧が該出力信号を与える、請求項9の増幅器。
- 該コネクタ(171)を含む該コード(151)は、該ヘッドフォン(146)を増幅器(100)と接続させ、
該コードは、電源及び信号(156)並びに接地用導体(166)と、追加の導体(130)とを含み、
該検出装置は該出力信号として該追加導体に電圧を与えることをさらに特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つの増幅器。 - 該コネクタ(171)を含む該コード(151)は該ヘッドフォン(146)を該増幅器(100)と接続させ、
該コードは、電源(156)及び接地(166)用導体を含み、該検出装置(110)は、
該導体の1つにある振幅のパイロット信号を印加する装置(140)と、
該導体の該1つ上で該パイロット信号の該振幅を測定し、該パイロット信号の測定振幅に応答して該出力信号を与える装置(155、160、165)とを含むことをさらに特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つの増幅器。 - 該検出装置は、該ヘッドフォンによって該増幅器から導出される電流に応答することをさらに特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つの増幅器。
- 該検出装置は、
該ヘッドフォン(146)によって該増幅器(100)から導出される電流に比例する電圧を発生させる装置(128)と、
該電圧を基準電圧と比較して出力信号を与える比較装置(148)とを含むことをさらに特徴とする、請求項13の増幅器。 - 該監視装置は、該任意の装置が該電話システムと再接続される時に起こる該パラメータの変化を検出するようにさらに作動し、
該検出装置は、該ヘッドフォンが該増幅器と再接続される時をさらに検出し、
該検出装置は、該ヘッドフォンが該増幅器と再接続される時に追加の出力信号を発生させ、
該起動装置は、たとえ該増幅器の接続が断たれないとしても、該追加出力信号に応答して、該増幅器を該電話システムと再接続することをエミュレートするように該パラメータを変化させるように作動することをさらに特徴とする、請求項1乃至14のいずれか1つの増幅器。 - 該検出装置は、第1状態と第2状態とを有する1つの信号を与えることにより、該出力信号及び該追加出力信号を発生させることをさらに特徴とする、請求項15の増幅器。
- ヘッドフォン(146)及び電話システム(116)間に信号を通す増幅器(100)において、該ヘッドフォンは該増幅器から電流を導出し、該電話システムは、任意の装置が該電話システムと接続されるかどうかを監視する第1型又は第2型監視装置を含み、該第1型監視装置(86)は、該任意の装置の接続が該電話システムから断たれる時該電話システムから導出される電流の変化を検出し、該第2型監視装置(186)は、第1導体(391)と第2導体(396)との間の抵抗変化を検出し、該任意の装置の接続が該電話システムから断たれる時該第1導体及び該第2導体間の抵抗が変化する型のものであり、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時を検出する検出装置(110)を含む増幅器であって、該検出装置は、
該ヘッドフォンによって該増幅器から導出される電流に比例した電圧を発生させる装置(128)と、
該電圧を基準電圧と比較し、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時に出力信号を与える比較装置(148)とを含み、該増幅器は、
該電話システムから電流を導出する電流導出装置(105)と、
たとえ該増幅器が該電話システムと接続されたままであっても、該電話システムからの接続が断たれることをエミュレートするように、該電流導出装置により該電話システムから導出される電流を変化させる、該出力信号に応答して作動する第1起動装置(190)と、
該出力信号に応答して作動する、第2起動装置(168、173)であって、
該第1導体と結合される第1スイッチ転換された接点(139)及び該第2導体と結合される第2スイッチ転換される接点を有する制御されたスイッチ(168)を含み、該スイッチ転換される第1接点及該スイッチ転換される第2接点は、両者間に抵抗を有し、たとえ該増幅器が該電話システムと接続されたままであっても、該電話システムの接続が該増幅器から断たれることをエミュレートするために、該スイッチ転換される第1接点と該スイッチ転換される第2接点との間の抵抗を変化させる第2起動装置とを含むことを特徴とするヘッドフォン・電話システム増幅器。 - 該増幅器を該電話システムと接続するための相互接続装置(113、213)であって、それにより該第1起動装置(190)及び第2起動装置(168、173)の内の1つのみが、該電話システム内の監視装置を起動させる相互接続装置をさらに含むことを特徴とする、請求項17の増幅器。
- 電話システムと接続される増幅器において、該電話システムは該電話システムに任意の装置が接続される時を監視しかつ該任意の装置の接続が断たれる時に起こるパラメータの変化を感知する監視装置を含む型のものであり、電話ヘッドホン及び該電話システム間に信号を伝えるために該増幅器及び該電話ヘッドホン間に通信接続路が設定される増幅器であって、
該電話ヘッドフォン及び増幅器間の通信接続路が断たれたことを検出し、それに応答して出力信号を発生させる検出装置と、
該出力信号を受信し、それに応答してたとえ該増幅器が該電話システムに接続されたままであっても、該電話システムの接続が該電話ヘッドホンから断たれるのをエミュレートするように該パラメータを変化させる起動装置とから成る電話システム接続増幅器。 - 該パラメータが電流である、請求項19の増幅器。
- 該パラメータが抵抗である、請求項19の増幅器。
- 話システムの該監視装置は、該電話ヘッドホンが該電話システムと再接続される時に起こる該パラメータの変化をさらに検出し、
該検出装置は、該電話ヘッドフォン及び該増幅器間に通信接続路が再設定される時をさらに検出しかつそれに応答して追加の出力信号を発生させ、
該起動装置は、たとえ該増幅器の接続が断たれていなくても該電話ヘッドフォンと該電話システムとの再接続をエミュレートするように該追加の出力信号に応答して該パラメータをさらに変化させる、請求項19の増幅器。 - 該電話システムの該監視装置は、該任意の装置が該電話システムと再接続される時に起こる該パラメータの変化をさらに検出し、
該検出装置は、該電話ヘッドフォン及び該増幅器間の通信接続路が断たれる時に第1状態の出力信号を発生させ、
該起動装置は、たとえ増幅器が接続されたままであっても該任意の装置の接続が該電話システムから断たれることをエミュレートするように、該出力信号の該第1状態に応答してパラメータを変化させるように作動し、
該検出装置は、該通信接続路が該電話ヘッドフォン及び該増幅器間に設定される時を検出しかつそれに応答して第2状態の出力信号をさらに発生させ、
該起動装置は、たとえ該増幅器が接続されたままであっても該任意の装置の該電話システムへの再接続をエミュレートするように該出力の第2状態に応答して該パラメータをさらに変化させる、請求項19の増幅器。 - 該パラメータは、該電話システムから引き出される電流であり、
該増幅器は、該電話システムから電流を引出す電流導出装置を含み、
該起動装置は、該電流導出装置によって該電話システムから引き出される電流を変化させる、請求項19の増幅器。 - 該電話システムの監視装置は、該任意の装置が該電話システムと再接続される時起こるパラメータの変化をさらに検出し、
該検出装置は、該通信接続路が該電話ヘッドフォン及び該増幅器間に再設定される時をさらに検出しかつそれに応答して追加の出力信号を発生させ、
該起動装置は、たとえ該増幅器の接続が断たれていないとしても該任意の装置の該電話システムへの再接続をエミュレートするように該追加の出力信号に応答して該パラメータをさらに変化させる、請求項24の増幅器。 - 該電話システムの監視装置は、該任意の装置が該電話システムと再接続される時起こるパラメータの変化をさらに検出し、
該検出装置は、該電話ヘッドフォン及び該増幅器間の通信接続路が断たれる時第1状態の出力信号を発生させ、
該起動装置は、たとえ増幅器が接続されたままであっても該任意の装置の接続が該電話システムから断たれることをエミュレートするように、該出力信号の該第1状態に応答してパラメータを変化させるように作動し、
該検出装置は、該通信接続路が該電話ヘッドフォン及び該増幅器間に設定される時を検出しかつそれに応答して第2状態の出力信号をさらに発生させ、
該起動装置は、たとえ該増幅器が中断されなかったとしても該任意の装置の該電話システムへの再接続をエミュレートするように該出力信号の第2状態に応答して該パラメータをさらに変化させる、請求項24の増幅器。 - 該電流導出装置によって該電話システムから引出される電流は、該電話ヘッドフォン及び該増幅器の接続が断たれる時よりも該通信接続路が電話ヘッドフォン及び増幅器間に設定される時に大きい、請求項24の増幅器。
- 電話システム(116)と接続された増幅器(100)からヘッドフォン(146)の接続を断つことにより、該電話システム内の自動ログオン・ログオフシステム(76)を作動させる方法において、該自動ログオン・ログオフシステムは、任意の装置の接続が該電話システムから断たれる時に生じるパラメータの変化を検出することにより、該ヘッドホンが該電話システムと接続されているかどうかを監視する型のものであり、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時を検出することから成る方法であって、
該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時を検出する段階は、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれることに応答して出力信号を発生させることを含み、
たとえ該増幅器が該電話システムと接続されたままであっても、該増幅器の接続が該電話システムから断たれることをエミュレートするように該出力信号に応答して該パラメータを変化させることをさらに含むことを特徴とする自動ログオン・ログオフシステム作動方法。 - 該パラメータが該電話システムから導出される電流であり、
該増幅器は該電話システムから電流を引き出し、
該出力信号に応答して該パラメータを変化させる段階において、該増幅器によって該電話システムから引き出される電流が該出力信号に応答して変化されることをさらに特徴とする、請求項28の方法。 - 該出力信号に応答して該パラメータを変化させる段階において、該ヘッドフォンが該増幅器と接続されている時に該増幅器によって該電話システムから引き出される電流が、該ヘッドフォンが該増幅器と接続されていない時より大きいことをさらに特徴とする、請求項29の方法。
- 該パラメータは第1導体(391)と第2導体(396)との間の抵抗であり、該第1導体及び該第2導体が該電話システムと接続され、
該出力信号に応答して該パラメータを変化させる段階において、該第1導体及び該第2導体間の抵抗が該出力信号に応答して変化されることをさらに特徴とする、請求項28の方法。 - 複数の導体(156、166)を含むコード(151)により該ヘッドフォン146を該増幅器100と接続させ、
該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる時を検出する段階は、該ヘッドフォンの接続が該増幅器から断たれる結果として、該導体間の1つの抵抗を通る電流又は少なくとも1つの該導体上の電圧が変化する時を決定することをさらに特徴とする、請求項28乃至31のいずれか1つの方法。 - 該電話システム内の自動ログオン・ログオフシステムはさらに、該任意の装置が該電話システムと再接続される時に生じるパラメータの変化を検出し、該ヘッドフォンが該増幅器と再接続される時を検出することを含む方法であって、
該ヘッドフォンが該増幅器と再接続される時を検出する段階は、該ヘッドフォンが再接続される時に追加の出力信号発生させることを含み、
たとえ該増幅器の接続が断たれていないとしても、該増幅器を該電話システムと再接続することをエミュレートするように該追加の出力信号に応答して該パラメータを変化させることをさらに含むことを特徴とする、請求項28乃至32のいずれか1つの方法。 - 電話ヘッドフォン及び電話システムと接続された増幅器間の通信接続路を中断させることによって該電話システム内の自動監視回路を作動させる方法において、該自動監視回路は該電話システムから任意の装置の接続が断たれる時生じるパラメータの変化を検出することによって該任意の装置が該電話システムに接続される時を監視する型のものである方法であって、
該電話ヘッドフォン及び該増幅器間の該通信接続路が断たれたことを検出しかつそれに応答して出力信号を発生させ、
たとえ該増幅器が接続されたままであっても、該電話システムから該任意の装置の接続が断たれることをエミュレートするように該出力信号に応答して該パラメータを変化させることから成る自動監視回路作動方法。 - 該パラメータが電流である、請求項34の方法。
- 該パラメータが抵抗である、請求項34の方法。
- 該パラメータは該電話システムから引出される電流であり、
該増幅器は該電話システムから電流を引出し、
該出力信号に応答して該パラメータを変化させる段階において該増幅器によって該電話システムから引出される電流が該出力信号に応答して変化される、請求項34の方法。 - 該出力信号に応答して該パラメータを変化させる段階において該増幅器によって該電話システムから引出される電流は、該電話ヘッドフォン及び該増幅器間の通信接続路が断たれる時よりも、該電話ヘッドフォン及び該増幅器間の通信接続路が設定される時に大きい、請求項37の方法。
- 該電話システム内の自動監視回路は、該電話ヘッドホンが該電話システムと再接続される時に起こる該パラメータの変化をさらに検出し、
該電話ヘッドフォン及び該増幅器間に該通信接続路が設定される時を検出しかつそれに応答して追加の出力信号を発生させ、
該追加の出力信号に応答して、たとえ該増幅器の接続が断たれていないとしても、該電話システムへの該電話ヘッドホンの再接続をエミュレートするように該パラメータを変化させることをさらに含む、請求項37の方法。 - 電話システムと接続されている増幅器からヘッドフォンの接続を断つことよって該電話システム内の自動監視システムを作動させる方法において、該増幅器はプラグ及びソケット結合を含む接続手段によって該電話システムと接続されており、該自動監視システムは、該プラグ及びソケット結合が物理的に断たれる時に起こるパラメータの変化を検出することによって該増幅器の接続が該電話システムから物理的に断たれる時を監視する自動監視システム作動方法であって、
該増幅器及び該電話システム間の該プラグ及びソケット結合が物理的に結合されたままで該ヘッドフォンの接続を該増幅器から中断させ、
該ヘッドホンの接続を中断させる段階に応答して、たとえ該プラグ及びソケット結合が物理的に結合されたままであっても、該プラグ及びソケットの結合を中断させることをエミュレートするように該パラメータを変化させることから成る自動監視システム作動方法。 - 該ヘッドホンを中断させる段階に応答して制御信号を発生させ、
該パラメータを変化させる段階において該パラメータが該制御信号に応答して変化されることをさらに含む、請求項40の方法。 - 該増幅器は該電話システムから電流を引出し、
該パラメータは該増幅器によって該電話システムから引出される電流であり、
該変化させる段階において、該プラグ及びソケット結合を中断させることをエミュレートするように、該中断されることに応答して該増幅器によって引出される該電流が減少される、請求項40の方法。 - 該プラグ及びソケット結合によって中断断たれた2つの導体は該増幅器を該電話システムと接続させ、
該パラメータが該2つの導体間の抵抗であり、
該変化させる段階において該プラグ及びソケット結合を中断することをエミュレートするように該中断段階に応答して該導体間の該抵抗が増大される、請求項40の方法。 - 該パラメータが電流である、請求項40の方法。
- 該パラメータが抵抗である、請求項40の方法。
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