JP3563960B2 - インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェット装置およびインクジェットヘッド用基体の製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェット装置およびインクジェットヘッド用基体の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吐出エネルギー発生素子によりインク内に生ずるバブルの成長・収縮により吐出口よりインクを吐出させて記録を行う、インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェット装置およびインクジェットヘッド用基体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方式は高速高密度で高精度高画質の記録が可能であり、且つ、カラー化コンパクト化に適していることから近年注目されている(米国特許第4723129号、同第4740796号)。
【0003】
上記インクジエット記録に使用されるヘッドは図1に示すように、複数の吐出口1001が設けられ、また、これからそれぞれ記録液体(以下、インクと称する)を吐出するために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換素子1002が各インク流路1003毎に基板1004上に設けられている。
各電気熱変換素子1002は、主に発熱抵抗体1005およびこれに電力を供給するための電極配線1006ならびにこれらを保護する保護膜1007により構成される。
【0004】
また、各インク流路1003は複数の流路壁1008が一体的に形成された天板を、基板1004上の電気熱変換素子等との相対位置を画像処理等の手段により位置合わせしながら接合することにより形成される。
各インク流路1003は、その吐出口1001と反対側の端部が共通液室1009と連通しており、この共通液室1009にはインクタンク(不図示)から供給されるインクが貯留される。
【0005】
共通液室1009に供給されたインクは、ここから各インク流路1003に導かれ、吐出口1001近傍でメニスカスを形成して保持される。
このとき電気熱変換素子1002を選択的に駆動させることにより、その発生する熱エネルギーを利用して熱作用面上のインクを急激に加熱沸騰させ、このときの激力によってインクを吐出させる。
【0006】
ところで、インクジェットヘッドの熱作用面については、インクの発泡と消泡の繰り返しによるキャビテーションがもたらす機械的衝撃、さらにはエロージョンに曝されるという点、また、0.1〜10μ秒という極めて短時間に1000℃前後の温度の上昇および下降に曝されるといった点等のように厳しい環境におかれるため、使用する環境から発熱抵抗体を保護するために保護層が設けられている。
保護層は耐熱性、耐液性、液浸透防止性、酸化安定性、絶縁性、耐破傷性、および熱伝導性に優れていることが要求され、現在では、SiOあるいはSiN等の無機化合物が一般的に用いられている。
【0007】
さらに、単層の保護層では発熱抵抗体の保護性能に不充分な場合もあり、保護層上により耐キャビテーション性の高いTa等の金属で構成することもある。
また、上記構成は発熱抵抗体部以外でも、例えば発熱抵抗体と電気的接続をとる配線パターン上にも、ここではインクによって配線が腐食するのを防止するために同様の構成が取られている。
【0008】
このようにして、インクジェットヘッドにおいて熱作用面である発熱基板が構成されており、上記保護層の構成がインクジェットヘッドの性能、例えば消費電力や寿命を決定する重要なファクターとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の保護層構成では消費電力を下げることと、膜の信頼性や寿命を確保することとは相反する要求になってしまう。
例えば、発泡させるための消費電力を下げるためには、発熱抵抗体で発生した熱を効率よくインク側へ伝達すればよく、そのためには発熱抵抗体上にある保護膜において、厚さを薄くするか、熱伝導率の大きな材料を用いればよい。
しかし、現在インクジェットヘッド用保護膜として一般的に用いられているSiOあるいはSiN等の無機化合物では、金属のように大きな熱伝導率は有していない。
【0010】
一方、保護膜を薄くしていくと、ピンホールの発生や、配線の断差部でのステップカバレッジ不良等の問題が生じてしまい、そこからインクの侵入による電極配線や発熱抵抗体の腐食を引き起こし、インク吐出の信頼性や寿命が低下してしまうと言った問題が発生する。
【0011】
本発明の目的は、上記のような問題のない、保護膜トータルでの熱伝導率が大きく、発熱抵抗体で発生した熱を効率よくインク側へ伝達することが可能な、膜の信頼性や寿命を確保しつつ発泡させるための消費電力が低減されたインクジェットヘッドを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、現在インクジェットヘッド用保護膜として一般的に用いられているSiOあるいはSiN等の無機化合物では熱伝導率が1.4(W/mK)程度と言われているのに対し、Siでは約100(W/mK)と言われていることに着目した。
【0013】
そして、上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、複数の層からなる積層構造を有する保護膜において、複数の層の少なくとも発熱抵抗体に最も近い側の層は化学量論組成付近のSi系誘電体層からなり、且つ、発熱抵抗体から最も遠い側の層は化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層からなる構成を取ることにより、保護膜トータルでの熱伝導率が大きくなり、発熱抵抗体で発生した熱を効率よくインク側へ伝達することが可能となり、保護膜の厚さを薄くせずに、すなわち膜の信頼性や寿命を確保しつつ、発泡させるための消費電力が低減されたインクジェットヘッドが得られることを見い出し、本発明を完成するに到った。
【0014】
上記の課題・目的は以下に示す本発明によって解決・達成される。
すなわち、本発明は、基板上に絶縁層を介して形成される、インクに熱を与えるための複数の発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に電気的に接続された電極配線と、および該発熱抵抗体を覆う保護層と、を有するインクジェットヘッド用基体において、前記保護層が複数の層からなる積層構造を有し、該複数の層の内の少なくとも前記発熱抵抗体に最も近い側の層が化学量論組成付近のSi系誘電体層からなり、且つ、前記発熱抵抗体から遠い側の層が化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層からなることを特徴とするインクジェットヘッド用基体を開示するものである。
【0015】
また本発明は、インクジェットヘッド用の基体からなるインクジェットヘッドにおいて、該基体が前載のインクジェットヘッド用基体であって、且つ基板は少なくとも表面が絶縁性を有することを特徴とするインクジェットヘッドを開示するものである。
【0016】
また本発明は、インクジェットヘッド用基体を製造する方法において、少なくとも表面が絶縁性を有する基板上に発熱抵抗体および電極配線を所望のパターンに形成し、次いで保護層をスパッタ法あるいはプラズマCVD法により形成する際、アンモニア、窒素、酸素等の反応性ガスの導入量を順次減少させていくことにより、前記保護層の発熱抵抗体に最も近い側の層では化学量論組成付近のSi系誘電体層を得、該発熱抵抗体から遠い側の層では化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層を得ることを特徴とする、インクジェットヘッド用基体の製造方法を開示するものである。
【0017】
さらに本発明は、インクジェットヘッドを有するインクジェット装置において該インクジェットヘッドが前記のインクジェットヘッドであって、且つ該ヘッドを載置するための部材を少なくとも具備することを特徴とするインクジェット装置を開示するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図面に基づいて実施例により具体的に説明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるものではなく、本発明の目的が達成され得るものであればよい。
【0019】
[実施例1]
図2は、本発明の一実施例に係わるインクジェットヘッドのインクを発泡させる、発熱部の基板を示す摸式平面図であり、図3は、図2におけるX−X’断面(一点鎖線に沿って基板面に垂直に切断したときの切断面部分)の摸式断面図である。
【0020】
本実施例による発熱部の基板の作成は、Si基板あるいは既に駆動用のICを作り込んだSi基板を用いる。Si基板の場合は、熱酸化法、スパッタ法、CVD法などによってSiOの蓄熱層を形成し、ICを作り込んだSi基板も同様にその製造プロセス中で、SiOの蓄熱層を形成しておく。図中では3001がその部分に相当する。
【0021】
次に、電極配線としてAl層3002bを500nm、電極配線の熱ストレスによる影響を抑制する金属合金層としてTiW層3003を85nmスパッタリング法にて形成する。次に、フォトリソ法を用いて配線パターンを形成し、リアクテイブイオンエッチング法でTiW,Alと連続的にエッチングを行う。次に、スパッタ法、CVD法などによってSiNあるいはSiO等からなる層間絶縁膜3004を1400nm形成する。
次いで、発熱抵抗体としてTaN層3006を60nm、電極配線としてAl層3002aを500nmそれぞれ反応性スパッタリングおよびスパッタリングにより形成する。次に、フォトリソ法を用いて配線パターンを形成し、リアクテイブイオンエッチング法で、Al,TaNと連続的にエッチングを行う。再びフォトリソ法により図3の3005で示されるように発熱部を露出させるためにウエットエッチングによりAlを取り去る。
【0022】
次に保護膜3007としてスパッタ法、プラズマCVD法などによって、SiNあるいはSiO等からなる誘電体膜を1000nm形成する。この際、成膜の初期においては化学量論組成比のSiNあるいはSiO等が得られるように成膜ガスのトータル流量および流量比を設定して誘電体膜を形成し、成膜が進むにつれアンモニア、窒素、酸素等の反応性ガスの導入量を順次減少させていき化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層を形成する。
ここで、発熱抵抗体から最も遠い側の層の形成にあたっては、Si膜となるよう反応性ガスの導入量をゼロとしてもよい。
【0023】
次いで、耐キャビテーションおよび耐インク膜としてTa膜3008を230nm必要に応じてパターニングを行いながら成膜することによりインクジェット用基体を作製した。
また上記基体を用いてインクジェットヘッドを製造し、発泡開始電圧(Vth)および吐出の耐久性についての確認を行った。
その結果を表1に示す。
【0024】
[比較例1]
保護膜3007としてスパッタ法、プラズマCVD法などによって、SiNあるいはSiO等からなる誘電体膜1000nmを形成する際、膜厚方向に均一な誘電体膜を形成する他は実施例1と同様にしてインクジェットヘッド用基体を作成した。
また、この基体を用いてインクジェットヘッドを製造し、実施例1と同様にして発抱開始電圧(Vth)および吐出の耐久性についての確認を行った。
【0025】
その結果を表1に示す。なお、表1は、実施例1のインクジェットヘッド用基体を用いたインクジェットヘッドと、比較例1のインクジェットヘッド用基体を用いたインクジェットヘッドとの、発泡開始電圧(Vth)および吐出の耐久性を比較した表である。
【0026】
【表1】
Figure 0003563960
【0027】
[実施例2]
図4は本発明が適用されるインクジェット装置の摸式外観図で、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝5005に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印方向に往復移動される。
5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧する。
5007,5008はフォトカプラでキャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認してモータ5013の回転方向切り替え等を行うためのホームポジション検知手段である。
【0028】
5016は記録ヘッドの全面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。
5017はクリーニングブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらは支持されている。
ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本体に適用できることは言うまでもない。
また、5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0029】
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきたときにリードスクリュー5004の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれば、本例はいずれも適用できる。
上記のような構成は、単独で見てもあるいは複合的に見ても優れたものであり本発明にとって好ましい構成例を示している。
なお、本装置にはインク吐出圧発生素子を駆動するための駆動信号供給手段を有している。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインクジェットヘッドは、その基体の上記した構成により、保護膜トータルでの熱伝導率が大きくなることにより発熱抵抗体で発生した熱を効率よくインク側へ伝達することが可能となり、膜の信頼性や寿命を確保しつつ、発泡させるための消費電力が低減されたインクジェットヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインクジェットヘッドの基板構成の一例の概要を示す摸式平面図。
【図2】本発明の実施例におけるインクジェットヘッドの基板を示す摸式平面図。
【図3】図2のX−X’断面(一点鎖線に沿って垂直に切断)における基板を示す摸式断面図。
【図4】本発明のインクジェットヘッドを用いた記録装置の概要を示す摸式外観図。
【符号の説明】
1001 吐出口
1002 電気熱変換素子
1003 インク流路
1004 基板
1005 発熱抵抗体
1006 電極配線
1007 保護膜
1008 流路壁
1009 共通液室
3001 蓄熱層
3002a,3002b 電極配線
3003 金属合金層
3004 層間絶縁膜
3005 発熱部
3006 発熱抵抗体
3007 保護膜
3008 耐キャビテーション膜
5000 プラテン
5002 紙押え板
5004 リードスクリュー
5005 螺旋溝
5006 キャリッジレバー
5007,5008 フォトカプラ
5009,5011 駆動力伝達ギア
5012 レバー
5013 駆動モータ
5014 リードスクリュー
5015 吸引手段
5016 支持部材
5017 クリーニングブレード
5018 本体支持板
5019 移動部材
5020 カム
5022 キャップ部材
5023 キャップ内開口

Claims (5)

  1. 基板上に絶縁層を介して形成される、インクに熱を与えるための複数の発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に電気的に接続された電極配線と、および該発熱抵抗体を覆う保護層と、を有するインクジェットヘッド用基体において、前記保護層が複数の層からなる積層構造を有し、該複数の層の内の少なくとも前記発熱抵抗体に最も近い側の層が化学量論組成付近のSi系誘電体層からなり、且つ前記発熱抵抗体から遠い側の層が化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層からなることを特徴とする、インクジェットヘッド用基体。
  2. 前記保護層がSiNまたはSiOを主成分とする誘電体膜からなる、請求項1記載のインクジェットヘッド用基体。
  3. インクジェットヘッド用の基体からなるインクジェットヘッドにおいて、該基体が請求項1または2記載のインクジェットヘッド用基体であって、且つ基板は少なくとも表面が絶縁性を有することを特徴とする、インクジェットヘッド。
  4. インクジェットヘッド用基体を製造する方法において、少なくとも表面が絶縁性を有する基板上に発熱抵抗体および電極配線を所望のパターンに形成し、次いで保護層をスパッタ法あるいはプラズマCVD法により形成する際、アンモニア、窒素、酸素等の反応性ガスの導入量を順次減少させていくことにより、前記保護層の発熱抵抗体に最も近い側の層では化学量論組成付近のSi系誘電体層を得、該発熱抵抗体から遠い側の層では化学量論組成比よりもSiリッチな誘電体層を得ることを特徴とする、インクジェットヘッド用基体の製造方法。
  5. インクジェットヘッドを有するインクジェット装置において、該インクジェットヘッドが請求項3記載のインクジェットヘッドであって、且つ該ヘッドを載置するための部材を少なくとも具備することを特徴とする、インクジェット装置
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