JP3563674B2 - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動ブラインドの制御装置に関し、特にスラット昇降時における上限値及び下限値の設定データを格納する記憶手段の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動ブラインドにおけるブラインド開度(スラット昇降時における上限値及び下限値)等の設定データは、ブラインドコントローラ内において、CPUに接続されるメモリ(EEPROM)に格納される。そして、この設定データの読み書きは、前記メモリのCS(チップセレクト)端子及びReset(リセット)端子の電圧レベルが、Lレベル(0V付近)にあるとき、DI(データイン)端子及びDO(データアウト)端子を経由して行われる。
【0003】
通常、メモリのCS端子及びReset端子をHレベル(5V付近)あるいはLレベルにする制御はCPUによって行われる。そして、CPUとメモリは、配線により常時接続されているため、CPUからの指示があればいつでもメモリに対してデータの読み書きができる状態になっている。
【0004】
従来、データの書き込みをする場合には、スラット昇降時における上限値あるいは下限値の設定を行う設定スイッチを放すと、CPUの指示によってメモリのReset端子が一定時間HレベルからLレベルに移行する。そして、前記Reset端子がLレベルの状態にあるときに、データが書き込まれる。
【0005】
すなわち、図8に示すように、従来の構成における設定データの書き込み時はタイミングt6で設定スイッチを放すと、CPUの指示によってReset端子の電圧レベルがHレベルからLレベルに移行する。そして、一定時間経過後、タイミングt7において再びCPUの指示によってReset端子の電圧レベルはHレベルに移行する。従って、このタイミングt6〜t7の間にDI端子を経由して、スラット昇降時の上限設定値あるいは下限設定値がメモリに書き込まれる。
【0006】
一方、データの読み出しをする場合には、電動ブラインドの電源投入後、CPUの指示によってメモリのReset端子が一定時間HレベルからLレベルに移行する。そして、前記Reset端子がLレベルの状態にあるときに、データが読み出される。
【0007】
すなわち、図7に示すように、従来の構成における設定データの読み出し時はタイミングt8で電源投入後、Reset端子の電圧レベルはLレベルからHレベルに移行し、タイミングt9において、CPUの指示によりReset端子の電圧レベルはLレベルに移行する。そして、一定時間経過後、タイミングt10において、再びCPUの指示によってReset端子の電圧レベルはHレベルに移行する。従って、このタイミングt9〜t10の間にDO端子を経由して、前記上限設定値及び下限設定値がメモリから読み出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したように従来の構成において、メモリに設けられたCS端子及びReset端子をHレベルあるいはLレベルにする制御は、前記メモリに常時接続されるCPUの指示によって行われる。
【0009】
このため、スラット昇降用モータ等のノイズ発生源の影響によりCPUが誤動作を起こすと、前記メモリに格納されているブラインド開度等の設定データが誤って書き替えられてしまうことがあるという問題を抱えていた。従って、設定データの誤書き込みが発生したときは、正しいデータを再入力する必要があるという不具合を生じていた。
【0010】
従来、上記のような問題を解決する第一の手段として、CPUとモータとの間にノイズフィルターを設け、前記CPUに侵入するノイズを阻止することで前記CPUの誤動作を防止するといった構成が提案されている。
【0011】
また、第二の手段として、CPUと前記ノイズ発生源とを極力遠ざけて回路を構成するといった方法が提案されている。
ところが、第一の手段では、ノイズフィルター等によって全てのノイズを阻止することは困難であるとともに、前記ノイズフィルター等を用いてのCPUの誤動作防止回路の構成は、コストアップにつながる原因にもなっていた。
【0012】
また、第二の手段では、CPUからノイズ発生源を遠ざける回路構成は、基板寸法が大きくなるためヘッドボックス内への収容に支障をきたすという問題点がある。
【0013】
この発明は、前記従来の構成が抱えていた問題を解決するためになされたものであり、その目的は、メモリへの誤書き込みを確実に防止し得る機能を備えた電動ブラインドの制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、メモリに制御部を接続し、該制御部から前記メモリに出力される活性化信号に基づいて、前記メモリに対するスラット制御データの書き込み動作あるいは読み出し動作を可能とした電動ブラインドの制御装置において、前記スラット制御データの書き込み操作時を除いて前記活性化信号を無効化し、前記メモリに対する書き込み動作を禁止する禁止手段を設け、該禁止手段は、前記スラット制御データの書き込み操作時を除いて、前記メモリの活性化信号入力端子の電圧レベルを、前記活性化信号を無効化する電圧レベルに固定する電圧固定回路で構成した。
【0016】
請求項では、前記電圧固定回路は、前記スラット制御データの読み出し操作時に、前記メモリの活性化信号入力端子に前記活性化信号を供給可能とした。
請求項では、前記電圧固定回路は、電源の供給に基づいて、所定の時定数で充電される容量で構成した。
【0017】
請求項では、前記電圧固定回路には、前記スラット制御データの書き込み操作時にのみ操作されて、前記メモリの活性化信号入力端子に活性化信号を供給可能とした設定スイッチを備えた。
【0018】
請求項では、電源の供給に基づいて充電される容量と、該容量に並列に接続され、前記容量の充電電荷を放電可能とする設定スイッチとを備えた電圧固定回路を備え、制御部からメモリに出力される活性化信号に基づく前記メモリへのスラット制御データの書き込み動作は、前記設定スイッチの操作により前記メモリのReset端子に前記活性化信号を出力可能とする時のみとした。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、パソコンで構成されるメインコントローラ1には、信号線2を介して複数のフロアコントローラ3が接続される。また、この各フロアコントローラ3には、前記信号線2を介して複数のブラインドコントローラ4が接続される。
【0020】
そして、前記メインコントローラ1は、該メインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて、操作信号を前記フロアコントローラ3に出力する。前記フロアコントローラ3には、あらかじめ任意のエリア内において前記ブラインドコントローラ4の動作を制御するためのプログラムが設定され、このプログラムと前記メインコントローラ1との操作信号に基づいて、前記ブラインドコントローラ4に操作信号を出力する。
【0021】
前記ブラインドコントローラ4は、各電動ブラインドのヘッドボックスに内蔵され、該電動ブラインドのスラット昇降動作及び角度調節動作を制御する。
また、前記各ブラインドコントローラ4には、各電動ブラインドに設けられた手元スイッチ5がそれぞれ接続され、この手元スイッチ5の操作に基づき、前記電動ブラインドのスラット昇降動作及び角度調節動作を制御可能となっている。
【0022】
前記各電動ブラインドの電気的構成を図2に示す。ブラインドコントローラ4に設けられた電源部6は、前記電動ブラインドの各回路に電源を供給する。前記ブラインドコントローラ4内に設けられたCPU7には、前記電源部6が接続されるとともに、入力部8が接続され、この入力部8を介して前記手元スイッチ5の出力信号が、前記CPU7に入力される。
【0023】
前記CPU7に接続された入出力部9は、前記信号線2を介して同一エリア内の他の電動ブラインドの入出力部に接続される。すなわち、前記手元スイッチ5から前記CPU7に入力された操作信号のうち、他の電動ブラインドを操作するための操作信号は、前記入出力部9から前記信号線2を介して他の電動ブラインドの入出力部に入力される。また、他の電動ブラインドから出力された操作信号が、前記入出力部9を介して前記CPU7に入力される。
【0024】
前記CPU7に接続されたLED表示部10は、ヘッドボックス下面に露出される複数の発光ダイオードを駆動するものであり、前記CPU7から出力される制御信号に基づいて、各発光ダイオードを点灯させる。
【0025】
前記CPU7に接続された第1のモータ駆動部11は、前記CPU7から出力されるモータ制御信号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット昇降用モータ12を駆動する。
【0026】
前記CPU7に接続された第2のモータ駆動部13は、前記CPU7から出力されるモータ制御信号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット角度調節用モータ14を駆動する。
【0027】
前記CPU7に接続されたエンコーダ15は、ヘッドボックス内において前記スラット昇降用モータ12で回転駆動されるスラット昇降軸の回転をパルス信号に変換して前記CPU7に出力するものであり、該CPU7では、そのパルス数をカウントしてスラット昇降軸の回転角度及び回転方向を検出する。
【0028】
前記CPU7に接続された上限リミットスイッチ16は、スラットが上限まで引き上げられたとき、検出信号を前記CPU7に出力し、下限リミットスイッチ17は、スラット昇降テープの弛みを検出して、その検出信号を前記CPU7に出力する。
【0029】
前記CPU7に接続されたメモリ(EEPROM)18には、ブラインド開度を決定するスラット昇降時の上限設定値あるいは下限設定値が格納される。そして、前記電源部6より電源が供給されると、あらかじめ設定されている前記上限設定値及び下限設定値が前記メモリ18から読み出される。
【0030】
前記CPU7に接続された上下限設定部19の構成を図3に示す。この上下限設定部19は、UPスイッチ20、DOWNスイッチ21、設定スイッチ22を備え、スラット昇降時における上限値及び下限値の設定データを前記メモリ18に格納可能となっている。
【0031】
図4は、前記CPU7と前記メモリ18との具体的な接続構成を示す。
前記CPU7は、前記メモリ18のDI(データイン)端子、DO(データアウト)端子、CS(チップセレクト)端子、Reset(リセット)端子に、それぞれ接続される。
【0032】
スラット昇降時における上限値及び下限値の設定データの書き込みは、前記CS端子及びReset端子がともにLレベルにあるときに前記DI端子を介して行われる。また、前記設定データの読み出しは、前記CS端子及びReset端子がともにLレベルにあるときに前記DO端子を介して行われる。
【0033】
前記電源部6から電源電圧Vccが供給される電源端子は、抵抗Rを介して前記CPU7及び前記メモリ18のReset端子に接続される。電圧固定回路Aを構成する容量Cの一端は前記抵抗Rに接続されるとともに他端は接地される。また、前記電圧固定回路Aの前記容量Cには、前記上下限設定部19の設定スイッチ22が並列に接続される。通常、前記設定スイッチ22は非導通状態にあり、該設定スイッチ22の押圧操作により導通状態となる。
【0034】
従って、前記電源部6の電源立ち上げ時、あるいは電源投入後に前記上下限設定部19の設定スイッチ22を導通状態から非導通状態に操作した時は、抵抗Rを介して容量Cが充電され、前記メモリ18のReset端子の電圧レベルはLレベルから徐々に上昇する。そして、一定時間経過後、前記Reset端子の電圧レベルがHレベルに移行した後は、このHレベルの状態が維持される。
【0035】
すなわち、前記容量Cによって前記Reset端子の電圧レベルがHレベルに維持されると、前記メモリ18が前記CPU7によって制御されることはない。
次に、上記のように構成された電動ブラインドの動作について説明する。
【0036】
図6は、スラット昇降時における上限値及び下限値の設定データをメモリ18に書き込む場合における、該メモリ18のReset端子及びDI端子での電圧波形を示す。
【0037】
タイミングt1は設定スイッチ22を押したタイミング、タイミングt2は設定スイッチ22を放したタイミング、タイミングt3はReset端子の電圧レベルが閾値Vthを越えるタイミングを示し、その閾値は、例えば電源電圧Vccを5Vとしたときは、約2.5Vである。
【0038】
さて、スラット昇降時の上限値を設定するには、上下限設定部19の設定スイッチ22を押す。すると、前記設定スイッチ22は導通状態となり、Reset端子の電圧レベルは、図6に示すように、タイミングt1でHレベルからLレベルになる。すなわち、設定スイッチ22を押した状態では、CS端子及びReset端子ともにLレベルとなり、設定データをメモリ18に書き込み可能となる。
【0039】
次いで、設定スイッチ22を押したまま、UPスイッチ20を寸押しすると、最下段のスラットから上昇し始め、該スラットが所望の高さにまで達したところで前記設定スイッチ22を放す。すると、スラットの引き上げ動作が停止し、該設定スイッチ22を放したときの最下段のスラットの位置が、スラット昇降時の上限値となる。
【0040】
タイミングt2において、前記設定スイッチ22を放した後は、容量Cが徐々に充電されてReset端子の電圧レベルは上昇し始め、タイミングt3において、Reset端子の電圧レベルはHレベルとなる。従って、前記上限値として設定したデータは、Reset端子がLレベルの状態にあるタイミングt2〜t3の間に、DI端子を経由してメモリ18に書き込まれる。
【0041】
一方、スラット昇降時の下限値を設定するには、Reset端子の電圧レベルがHレベルの状態にあるとき、再び設定スイッチ22を押してReset端子の電圧レベルをLレベルとし、設定スイッチ22を押したままDOWNスイッチ21を寸押しする。
【0042】
すると、スラットが下降し始め、最下段のスラットが所望の高さまで下降したところで設定スイッチ22を放すと、該スラットの位置が下限値となる。そして、Reset端子の電圧レベルがLレベルの状態にあるタイミングt2〜t3の間に、下限値として設定したデータがDI端子を経由してメモリ18に書き込まれる。
【0043】
図5は、スラット昇降時における上限値及び下限値を上記のように設定したデータをメモリ18から読み出す場合における、該メモリ18のReset端子及びDO端子での電圧波形を示す。タイミングt4は電源投入後のタイミング、タイミングt5はReset端子の電圧レベルが閾値Vthを越えるタイミングを示す。
【0044】
さて、タイミングt4において、電動ブラインドの電源が投入されると、容量Cが充電され始め、Reset端子の電圧レベルは徐々に上昇し始める。そして、タイミングt5において、Reset端子の電圧レベルがHレベルとなるまでに、メモリ18のDO端子から設定データがCPU7に読み出され、CPU7は読み出した設定データに基づいて、スラットの昇降動作の制御を行う。
【0045】
従って、上記のように構成された電動ブラインドでは、以下に示す作用効果を得ることができる。
(1)上下限設定部19の設定スイッチ22を押して導通状態にし、メモリ18のReset端子の電圧レベルをLレベルとした後、設定スイッチ22を放して非導通状態にすると設定データがメモリ18に書き込まれる。従って、設定スイッチ22の操作によって設定データの書き込みが可能となる。
【0046】
(2)設定データがメモリ18に書き込まれた後、Reset端子の電圧レベルは閾値Vthを越えてHレベルに保持される。従って、CPU7の誤動作によってReset端子の電圧レベルがLレベルとなるのを防止できるため、間違った設定データが書き込まれることはない。
【0047】
(3)電源投入後、抵抗Rを介して容量Cが充電され始め、設定データをメモリ18から読み出した後、Reset端子の電圧レベルは閾値Vthを越えてHレベルに保持される。従って、CPU7の誤動作によってReset端子の電圧レベルがLレベルとなるのを防止できるため、間違った設定データが書き込まれることはない。
【0048】
(4)ノイズフィルター回路等の追加の必要がないため、電動ブラインドの低コスト化に貢献できる。
(5)CPU7からノイズ発生源を遠ざけて構成する必要がないため、基板の配線レイアウトを単純化でき、基板寸法を縮小することができる。
【0049】
(6)電動ブラインドにおいて、ノイズ発生源は複数想定されるため、CPU7の誤動作の原因となるノイズ発生源を特定することは困難である場合が少なくない。ところが、本実施の形態のような構成を用いれば、容量Cによってメモリ18のReset端子の電圧レベルがHレベルに保持される限り、CPU7からの指示による設定データの読み書き操作が禁止されるため、ノイズ発生源が特定できない場合でも、CPU7の誤動作による設定データの誤書き込みを防止できる。
【0050】
なお、上記実施の形態は、次に示すように変更してもよい。
・前記設定データのメモリ18からの読み出しは、電源投入後においてスイッチを用いることにより行うこととしてもよい。
【0051】
次に、前記実施の形態から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について記載する。
(1)電源の供給により充電される容量を備え、前記電源の投入後における前記容量の充電電荷によって、メモリのReset端子の電圧レベルが閾値を越え、LレベルからHレベルに移行するまでの時間にのみ、前記メモリから設定データを読み出し可能とした。
【0052】
(2)容量と、該容量に並列に接続される設定スイッチとを備え、前記容量の充放電操作を可能とする前記設定スイッチの操作によって、前記メモリのReset端子の電圧レベルが閾値を越え、LレベルからHレベルに移行するまでの時間にのみ、前記メモリへ設定データを書き込み可能とした。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は、メモリへの誤書き込みを確実に防止し得る機能を備えた電動ブラインドの制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動ブラインドの制御装置を示す概略図である。
【図2】電動ブラインドの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】電動ブラインドの上下限設定部を示す概略図である。
【図4】電動ブラインドのCPUとメモリとの具体的な接続構成を示す図である。
【図5】設定データの読み出し時におけるメモリのDO端子及びReset端子の電圧波形図である。
【図6】設定データの書き込み時におけるメモリのDI端子及びReset端子の電圧波形図である。
【図7】従来構成での設定データの読み出し時におけるメモリのDO端子及びReset端子の電圧波形図である。
【図8】従来構成での設定データの書き込み時におけるメモリのDI端子及びReset端子の電圧波形図である。
【符号の説明】
7 制御部(CPU)
18 メモリ
A 禁止手段(電圧固定回路)

Claims (5)

  1. メモリに制御部を接続し、該制御部から前記メモリに出力される活性化信号に基づいて、前記メモリに対するスラット制御データの書き込み動作あるいは読み出し動作を可能とした電動ブラインドの制御装置において、
    前記スラット制御データの書き込み操作時を除いて前記活性化信号を無効化し、前記メモリに対する書き込み動作を禁止する禁止手段を設け、該禁止手段は、前記スラット制御データの書き込み操作時を除いて、前記メモリの活性化信号入力端子の電圧レベルを、前記活性化信号を無効化する電圧レベルに固定する電圧固定回路で構成したことを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  2. 前記電圧固定回路は、前記スラット制御データの読み出し操作時に、前記メモリの活性化信号入力端子に前記活性化信号を供給可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電動ブラインドの制御装置。
  3. 前記電圧固定回路は、電源の供給に基づいて、所定の時定数で充電される容量で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動ブラインドの制御装置。
  4. 前記電圧固定回路には、前記スラット制御データの書き込み操作時にのみ操作されて、前記メモリの活性化信号入力端子に活性化信号を供給可能とした設定スイッチを備えたことを特徴とする請求項乃至3のいずれかに記載の電動ブラインドの制御装置。
  5. 電源の供給に基づいて充電される容量と、該容量に並列に接続され、前記容量の充電電荷を放電可能とする設定スイッチとを備えた電圧固定回路を備え、
    制御部からメモリに出力される活性化信号に基づく前記メモリへのスラット制御データの書き込み動作は、前記設定スイッチの操作により前記メモリのReset端子に前記活性化信号を出力可能とする時のみとしたことを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
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