JP3561937B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図4に示す。すなわち、器具本体50は取付金具51および枠52を一体に有するとともに、安定器53およびランプソケット54を有し、天井の埋込穴に挿入して枠52を天井表面に係止するとともに、取付金具51を天井裏面に係止して天井に固定する。反射板55を埋込穴に挿入して器具本体50の取付部(図示せず)に取付け、また反射板55より片口金ランプ56を挿入して反射板55のランプ挿入穴部を通してランプソケット54に装着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この照明器具は、天井取付時に反射板55と片口金ランプ56を外した状態で埋込穴に挿入して取付金具51を引き下げて固定する必要があるため、取付け施工が煩雑であるという欠点があった。
したがって、この発明の目的は、天井への取付けが簡単かつ安全にできる照明器具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の照明器具は、天井の埋込穴に嵌合可能な筒状であって上方を覆う天部を備え前記埋込穴の表面側縁部に係止するつばを開口部に有するとともにランプ挿入穴部を側部に有する器具本体と、
前記側部において前記ランプ挿入穴部とその対向位置を結ぶ方向の両側となる位置の前記つば側に下端部が取付けられ、上端部側が前記器具本体の前記天部側で前記側部より外方に傾斜し、前記つばが前記埋込穴の前記表面側縁部に係止した状態で前記埋込穴の縁部に摩擦係止する取付ばねと、
前記器具本体の天部に基部が取付けられ、先端が前記器具本体の側部外方に延出し、前記ランプ挿入穴部の外側に前面が対向するランプソケットを前記先端に有して、前記器具本体を斜めにした状態で、前記埋込穴に前記ランプソケットとともに挿入可能なソケット台と、
前記開口部より挿入され前記ランプ挿入穴部を通して前記ランプソケットに装着されるランプベースを有し、前記ランプソケットよりも前記つば側に突出する突出部を前記ランプベースに有する片口金ランプとを備え、
前記ランプソケットの前記つばからの高さは、前記片口金ランプを前記ランプソケットから外した状態で、前記ランプソケットおよび前記ソケット台を前記埋込穴に挿入しさらに前記器具本体を前記埋込穴に挿入しかつ前記つばを前記埋込穴の縁部に係止することができる寸法に設定され、
前記片口金ランプの前記突出部の前記つばからの高さは、前記器具本体の前記つばが前記埋込穴に係止した状態から、前記器具本体を引き下げる際に、前記突出部が前記天井の裏面に係止して前記器具本体の取り外しができない寸法に設定されていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
この発明の構成によれば、照明器具を天井に取付けるときは、片口金ランプを外し、取付ばねの先端を器具本体側に撓めた状態で器具本体を傾けてランプソケットおよびソケット台を先に埋込穴に挿入し、挿入途中で器具本体を回動して垂直姿勢にすると同時に取付ばねにより埋込穴に摩擦係止する。さらに片口金ランプを器具本体に挿入しランプ挿入穴部よりランプソケットに装着すると、ランプベースの突出部が天井の裏面に接近する。このため、器具本体が取付ばねに抗して落下しようとしても片口金ランプの突出部が天井に係止するので落下防止となる。したがって、天井取付けが簡単でしかも落下防止できるので安全が図れる。
【0006】
【実施例】
この発明の一実施例を図1ないし図3により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、取付ばね2と、ソケット台3と、ランプソケット4と、片口金ランプ5とを有する。
器具本体1は、少なくとも下部が天井の理込穴に嵌合可能な略筒状であって上方を覆う天部を備えている。すなわち、天井6の埋込穴7に嵌合可能な有天筒状であって、埋込穴7の表面側縁部に係止するつば8を開口部に有するとともに、ランプ挿入穴部9を側部に有する。実施例では天部のソケット台3の付根部に安定器収納部16を形成し、安定器収納部16に安定器15等を取付けている。
【0007】
取付ばね2は、図2に示すように、器具本体1のランプ挿入穴部9の開口方向と交差する方向の両側部に下端部10が取付けられて上端部11側が器具本体1の外方に漸次湾曲することにより埋込穴7の縁部に摩擦係止する。実施例では板ばねにより形成し、下端部10は折り返片を設けて器具本体1に取付け、上端部11は外向きに屈曲する屈曲部を形成して、片口金ランプ5を装着していないときに器具本体1が落下しかかっても引っ掛かるようにしている。
【0008】
ソケット台3は、器具本体1の天部よりランプ挿入穴部9に対向する位置に先端が延出している。実施例では略L形板を用い、その一片を器具本体1の天部に取付けるとともに、安定器収納部16に収納するように一片に安定器15を取付け、他片の先端の内側にランプソケット4を取付けている。
ランプソケット4は、ソケット台3の先端に取付けられて前面がランプ挿入穴部9に向いている。実施例ではランプソケット4の後端部がソケット台3に取付けられている。
【0009】
片口金ランプ5は、器具本体1に挿入されてランプ挿入穴部4を通してランプソケット4に装着されるランプベース20がランプソケット4よりも下方に突出した突出部12を有する。実施例のランプベース20は4角形であり、突出部12はそのコーナ部としている。また片口金ランプ5は4本の直管17a〜17dをランプベース20の形状に合わせて略コーナ部の近傍に立設してなり、図2に示すように対角線に位置する一対の直管17a,17cが垂直姿勢となるようにランプソケット4に装着されている。
【0010】
そして、器具本体1の中心軸Pとランプソケット4の中心軸Qとを含む垂直面内すなわち図1において、片口金ランプ5を装着していないときのランプソケット4とその下位側の器具本体1の側部とで形成される第1の凹部17を中心位置としてその中心位置からソケット台3を含む器具本体1の外形までの最大距離φ1 が埋込穴7の径φ2 よりも小さく、かつ、片口金ランプ5をランプソケット4に装着したとき(想像線)の片口金ランプ5のランプベース20の突出部12とその下位側の器具本体1の側部とで形成される第2の凹部18を中心位置としてこの中心位置からソケット台3を含む器具本体1の外形までの最大距離φ3 が埋込穴7の径φ2 よりも大きくなるように寸法関係を設定している。
【0011】
したがって、ランプソケット4の高さはこれ以上高さを天井裏側に下げることができない寸法L以上に制限され、片口金ランプ5のランプベース20の突出部12が天井裏に接近することとなる。
この実施例によれば、照明器具を天井6に取付けるときは、片口金ランプ5を外し、取付ばね2の先端を器具本体1側に撓めた状態で器具本体1を傾けてランプソケット4およびソケット台3を先に埋込穴7に図1のように挿入し、挿入途中で器具本体1を回動して垂直姿勢にすると、同時に取付ばね2により埋込穴7に摩擦係止する。この状態が片口金ランプ5の装着されていない状態での固定状態である。
【0012】
さらに片口金ランプ5を器具本体1に挿入しランプ挿入穴部9よりランプソケット4に装着すると、前記寸法関係によりランプベース20の突出部12が天井6の裏面に接近する。このため、器具本体1が取付ばね2に抗して落下しようとしても片口金ランプ5の突出部12が天井6に係止するので落下防止となる。したがって、天井取付けが簡単でしかも落下防止できるので安全が図れる。
【0013】
また比較的重量のある安定器内蔵型のダウンライトにあっても、この実施例のように簡易なばね取付構造を採用できるので、施工性を向上でき、反射板と器具本体の一体化によりローコスト化が図れる。
また、片口金ランプ5の直管17a〜17dの配置を図2の状態に配置したことにより、突出部12を下方に突出することができるので図1に点々で示す薄い天井材6aでも片口金ランプ5が付いたままでは落下防止することができる。しかもこの直管17a〜17dの配置は下から見て直管数が3本以上にみえるので、図2の状態から45°回転したものが2本にしかみえないのと比較して、ランプ光束を有効に利用することができ器具効率を向上できる。
【0014】
【発明の効果】
この発明の照明器具は、照明器具を天井に取付けるときは、片口金ランプを外し、取付ばねの先端を器具本体側に撓めた状態で器具本体を傾けてランプソケットおよびソケット台を先に埋込穴に挿入し、挿入途中で器具本体を回動して垂直姿勢にすると同時に取付ばねにより埋込穴に摩擦係止する。さらに片口金ランプを器具本体に挿入しランプ挿入穴部よりランプソケットに装着すると、ランプベースの突出部が天井の裏面に接近する。このため、器具本体が取付ばねに抗して落下しようとしても片口金ランプの突出部が天井に係止するので落下防止となる。したがって、天井取付けが簡単でしかも落下防止できるので安全が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の器具本体の中心軸およびランプソケットの中心軸を含む垂直面内における取付過程の断面図である。
【図2】照明器具の取付状態のランプ軸に直交する方向の断面図である。
【図3】図1の照明器具の取付状態の断面図である。
【図4】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 取付ばね
3 ソケット台
4 ランプソケット
5 片口金ランプ
6 天井
7 埋込穴
8 つば
9 ランプ挿入穴部
12 突出部
17 第1の凹部
18 第2の凹部
20 ランプベース
φ1 第1の凹部からの最大距離
φ2 埋込穴の径
φ3 第2の凹部からの最大距離
Claims (1)
- 天井の埋込穴に嵌合可能な筒状であって上方を覆う天部を備え前記埋込穴の表面側縁部に係止するつばを開口部に有するとともにランプ挿入穴部を側部に有する器具本体と、
前記側部において前記ランプ挿入穴部とその対向位置を結ぶ方向の両側となる位置の前記つば側に下端部が取付けられ、上端部側が前記器具本体の前記天部側で前記側部より外方に傾斜し、前記つばが前記埋込穴の前記表面側縁部に係止した状態で前記埋込穴の縁部に摩擦係止する取付ばねと、
前記器具本体の天部に基部が取付けられ、先端が前記器具本体の側部外方に延出し、前記ランプ挿入穴部の外側に前面が対向するランプソケットを前記先端に有して、前記器具本体を斜めにした状態で、前記埋込穴に前記ランプソケットとともに挿入可能なソケット台と、
前記開口部より挿入され前記ランプ挿入穴部を通して前記ランプソケットに装着されるランプベースを有し、前記ランプソケットよりも前記つば側に突出する突出部を前記ランプベースに有する片口金ランプとを備え、
前記ランプソケットの前記つばからの高さは、前記片口金ランプを前記ランプソケットから外した状態で、前記ランプソケットおよび前記ソケット台を前記埋込穴に挿入しさらに前記器具本体を前記埋込穴に挿入しかつ前記つばを前記埋込穴の縁部に係止することができる寸法に設定され、
前記片口金ランプの前記突出部の前記つばからの高さは、前記器具本体の前記つばが前記埋込穴に係止した状態から、前記器具本体を引き下げる際に、前記突出部が前記天井の裏面に係止して前記器具本体の取り外しができない寸法に設定されていることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31194393A JP3561937B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31194393A JP3561937B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07161210A JPH07161210A (ja) | 1995-06-23 |
JP3561937B2 true JP3561937B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=18023307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31194393A Expired - Fee Related JP3561937B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3561937B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5592061B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2014-09-17 | 三菱電機株式会社 | 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31194393A patent/JP3561937B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07161210A (ja) | 1995-06-23 |
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