JP3561911B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モ−タ、ロボット及び工作機械等のモータ制御装置に関し、特に制御パラメータのチューニング方法を改良したモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
制御ゲインをチューニングする装置として、例えば、特開平10−76444がある。この装置では、負荷イナ−シャの大きさを測定し制御ゲインを自動的に決定するオ−トチュ−ニング部と、決定したゲインを格納するゲイン記憶部と、指令値と出力により決定されるゲインを読み出すゲイン読み出し部と、フィ−ドバックル−プで構成されるコントロ−ラを備えており、初期的にチュ−ニング作業をしておくことで、実用的に負荷の変動に応じてリアルタイムなゲイン変更を安価に実現できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記従来例では、実際の運転に入る前に、実動作をいくつかのパタ−ンに分けて指令に対する操作量と出力からゲインを決定し、ゲイン修正量をコントロ−ラに与えるサイクルを繰り返すことで制御ゲインチュ−ニングしている。しかし、この方法では、複数個ある制御ゲインのどれをどのくらい変更すれば良いかは、熟練者の経験に頼らなければならず、チュ−ニングする技術者によっては、最適なゲインを得るまでに多大な時間を要すばかりでなく、振動を誘発する恐れがあるという問題がある。そこで本発明は、複数個ある制御パラメ−タを1つパラメ−タで自動的にチュ−ニングするモータ制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の本発明は、位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段を備え、目標応答周波数ω f を入力すると、前記速度ループゲイン kv kv= ω f 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4) 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f 、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4) 、と設定することを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明は、位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段を備え、前記負荷イナーシャ値 JL と目標応答周波数ω f を入力すると、モータイナーシャ JM との比から求めたイナーシャ補正ゲイン JCOM=((JL+JM)/JM) 0.5 を用いて、前記速度ループゲイン kv kv= ω f/JCOM 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f*JCOM 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4/JCOM 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4)*JCOM 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4/JCOM 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f*JCOM 、前記速度信号作成部内のフイルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4)*JCOM 、と設定することを特徴としている。
また請求項3記載の本発明は、位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段を備え、メカの共振周波数ω H 及び反共振周波数ω L と目標応答周波数ω f を入力すると、モータイナーシャ J1 J1=(JM+JL)*( ω L/ ω H) 2 /JM と表し、前 記速度ループゲイン kv kv= ω f/J1 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f*J1 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4/J1 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4)*J1 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4/J1 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f*J1 、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4)*J1 と設定することを特徴としている。
また請求項4に記載の本発明は、前記一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段は、ユーザーが希望する目標応答周波数ω f から決定する手段と、負荷イナーシャ値 JL と目標応答周波数ω f から決定する手段と、メカの共振周波数ω H 及び反共振周波数ω L と目標応答周波数ω f から決定する手段と、これら3つの手段を選択する手段とを備えたことを特徴としている。
このようになっているため、予め負荷イナ−シャ値JLとメカの共振周波数ωH、反共振周波数ωLを設定しておけば、目標応答周波数ωfを入力するだけで全ての設定個所の値が決まって制御装置全体の定数を所望の値にすることができるのである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的実施例に基づいて述べる。図1は本発明のモータ制御装置を適用したモ−タ制御システムのブロック図である。図において、11は位置指令Prefを出力する指令発生部、12は位置指令Prefと検出されたモータの位置信号Pfbを入力して速度指令Vrefを出力するとともに前記2つの入力信号が一致するようにモータの位置制御をする位置制御部、13は速度指令Vrefと演算されたモータ16の速度信号Vfbを入力してトルク指令Trefを出力するとともに前記2つの入力信号が一致するようにモータ16の速度制御をする速度制御部、14はトルク指令Trefを受けてフィルタをかけるトルクフィルタ部、15はトルクフィルタ部の出力であるトルク指令Trefを受けて電流指令Irに変換し、検出されたモ−タ電流Ifbが電流指令Trに一致するように電流制御を行いモータ16に電流を供給する電流制御部、17はモータ16の回転軸に接続するなどして回転軸の回転位置を検出する検出器、18はモ−タで駆動されるメカ部、19は検出器17の出力信号を受けて差分演算して得られた速度信号にフィルタをかけて前記速度信号Vfbを出力する速度信号作成部、1aは制御パラメ−タ選定信号を入力し、前記位置制御部12と速度制御部13とトルクフィルタ部14と電流制御部15と速度信号作成部18に最適な制御パラメ−タを供給するワンパラメ−タチュ−ニング部である。
【0006】
次に、位置制御部12と速度制御部13、トルクフィルタ部14、電流制御部15、モ−タ16、検出器17、速度信号作成部19の詳細について図2を用いて説明する。図中、21は位置指令Prefからモ−タ位置Pfbを減じて位置偏差を出力する減算器、22は位置偏差に位置ル−プゲインkpを乗じて速度指令Vrefを出力する乗算器、23は速度指令Vrefから速度信号Vfbを減じて速度偏差を出力する減算器、24は速度ル−プゲインkvと速度積分時定数tiで構成されるPI制御器でありトルク指令Trefを出力する。25は時定数tfのトルクフィルタであり、26はトルク指令を電流指令に変換する電流変換定数である。27は電流指令Irとモ−タ電流Ifbを減じて電流偏差を出力する減算器、28は電流ル−プゲインkiと電流積分時定数taで構成されるPI制御器であり電流をモ−タ29に出力する。モ−タは29の抵抗RとインダクタンスL、トルク定数kt、誘起電圧定数keでモデル化している。2aはモ−タ位置を時間微分する微分器であり、2bはモ−タ位置を微分した信号に時定数tvのフィルタ通す速度フィルタである。以上に示したように、モ−タモデルに表した抵抗R、インダクタンスL、トルク定数kt、誘起電圧定数ke、および電流変換定数ka以外の7つの制御パラメ−タは、ユ−ザが設定しなければならず、それぞれのパラメ−タの整合を取らなければ振動を誘発し、要求仕様を満たせない場合がある。そこで本発明では、ワンパラメ−タで制御パラメ−タを自動的に設定する方法を提案する。なお、抵抗RとインダクタンスLとトルク定数ktと誘起電圧定数keはモ−タ固有の値であり、チュ−ニングする必要はない。
【0007】
ワンパラメ−タチュ−ニング部1aの詳細について図3を用いて説明する。ワンパラメ−タチュ−ニング部1aでは、制御パラメ−タ選定信号を入力し、判定器31で、ユ−ザが希望する目標応答周波数ωfから決定する手段32と、負荷イナーシャ値JLと目標応答周波数ωfから決定する手段33、メカ特性である共振周波数ωH及び反共振周波数ωLと目標応答周波数ωfから決定する手段34の選択を行う。
【0008】
ユーザが希望する目標応答周波数ωfから決定する手段が選ばれた場合は、前記目標応答周波数ωfを入力し、前記速度ル−プゲインkvをkv=ωf、前記速度積分時定数tiをti=4/ωf、前記位置ル−プゲインkpをkp=ωf/4、前記トルクフィルタ定数tfをtf=1/(ωf*4)、前記電流ル−プゲインkiをki=ωf*4、前記電流積分時定数taをta=1/ωf、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数tvをtv=20.5/(ωf*4)、と設定し、上記演算により算出された制御パラメ−タを出力する。
【0009】
負荷イナーシャ値JLと目標応答周波数ωfから決定する手段が選ばれた場合は、前記負荷イナ−シャ値JLを入力し、モ−タイナ−シャJMとの比から求めたイナ−シャ補正ゲインJCOM=((JL+JM)/JM)0.5 を用いて、前記速度ル−プゲインkvをkv=ωf/JCOM、前記速度積分時定数tiをti=4/ωf*JCOM、前記位置ル−プゲインkpをkp=ωf/4/JCOM、前記トルクフィルタ定数tfをtf=1/(ωf*4)*JCOM、前記電流ル−プゲインkiをki=ωf*4/JCOM、前記電流積分時定数taをta=1/ωf*JCOM、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数tvをtv=20.5/(ωf*4)*JCOM、と設定し、上記演算により算出された制御パラメ−タを出力する。
【0010】
メカ特性である共振周波数ωH及び反共振周波数ωLと目標応答周波数ωfから決定する手段が選ばれた場合は、前記メカの共振周波数ωH及び反共振周波数ωLを入力し、モ−タ側イナ−シャJ1をJ1=(JM+JL)*(ωL/ωH)/JMと表し、前記速度ル−プゲインkvをkv=ωf/J1、前記速度積分時定数tiをti=4/ωf*J1、前記位置ル−プゲインkpをkp=ωf/4/J1、前記トルクフィルタ定数tfをtf=1/(ωf*4)*J1、前記電流ル−プゲインkiをki=ωf*4/J1、前記電流積分時定数taをta=1/ωf*J1、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数tvをtv=20.5/(ωf*4)*J1、と設定し、上記演算により算出された制御パラメ−タを出力する。
【0011】
以上の制御パラメ−タは安定条件と実験を繰り返すことにより決定した。例えば、速度ル−プゲインkvと速度積分時定数tiは、速度ル−プをkvとtiとモ−タイナ−シャのみで表される2次系で表し、速度指令から速度にいたる範囲の伝達関数の特性方程式の根が安定になる(重根)ように決定した。なお、本発明ではそれぞれの制御パラメ−タの整合を重根条件で解いたが、安定条件を満たす範囲で解いて制御パラメ−タを決定しても良い。また、本発明は、1つのパラメ−タで7つの制御パラメ−タを自動的に決定できることに加えて、負荷のイナ−シャの大きさや、メカ特性である反共振周波数と共振周波数を用いて、制御パラメ−タの設定指針を自動的に変更し、最適な制御パラメ−タを得ることができる。
【0012】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、位置制御部、速度制御部、電流制御部などの制御パラメ−タを1つのパラメ−タで振動することなく自動的に決定することができ、さらに、負荷イナ−シャの大きさや、メカ特性を用いて、制御パラメ−タの設定指針を自動的に変更し、負荷イナ−シャの大きさやメカ特性に応じた最適な制御パラメ−タを得ることができる位置制御装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ制御装置を適用したモ−タ制御システムのブロック図
【図2】図1の各ブロックの詳細を示したブロック図
【図3】図1のワンパラメ−タチュ−ニング部の詳細を示す図
【符号の説明】
11 指令発生器
12 位置制御部
13 速度制御部
14 トルクフィルタ部
15 電流制御部
16 モ−タ
17 検出器
18 メカ部
19 速度信号作成部
1a ワンパラメータチューニング部
21、23、27 減算器
22 乗算器
24 速度PI制御器
25 トルクフィルタ
26 電流変換定数
28 電流PI制御器
29 モ−タモデル
2a 微分器
2b 速度フィルタ
31 判定器
32 目標応答周波数から決定する手段
33 負荷イナーシャ値と目標応答周波数から決定する手段
34 メカ特性と目標応答周波数から決定する手段

Claims (4)

  1. 位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、
    前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段を備え、
    目標応答周波数ω f を入力すると、前記速度ループゲイン kv kv= ω f 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4) 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f 、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4) 、と設定することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、
    前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段を備え、
    前記負荷イナーシャ値 JL と目標応答周波数ω f を入力すると、モータイナーシャ JM との比から求めたイナーシャ補正ゲイン JCOM=((JL+JM)/JM) 0.5 を用いて、前記速度ループゲイン kv kv= ω f/JCOM 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f*JCOM 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4/JCOM 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4)*JCOM 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4/JCOM 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f*JCOM 、前記速度信号作成部内のフイルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4)*JCOM 、と設定することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 位置指令とモータ位置を入力し、前記位置指令に前記モータ位置が一致するように速度指令を決定する位置制御部と、前記速度指令を入力し前記モータ速度が前記速度指令に一致するようにトルク指令を決定する速度制御部と、前記トルク指令を入力しフィルタを通して新たなトルク指令を決定するトルクフィルタ部と、前記トルクフィルタ部の出力である前記トルク指令を入力し電流指令に変換してモータ電流が前記電流指令に一致するように電流制御を行いモータを駆動する電流制御部と、前記モータ位置から前記モータ速度を決定する速度信号作成部と、を備え、負荷となるメカ部と位置を検出する検出器が連結されたモータを駆動するモータ制御装置において、
    前記位置制御部内の位置ループゲインと、前記速度ループ内の速度ループゲイン及び速度積分時定数と、前記トルクフィルタ部内のフィルタ定数と、前記電流制御部内の電流ループゲイン及び電流積分時定数と、速度信号作成部内のフィルタ時定数と、を一つのパラ メータに基づいて自動的に決定する手段を備え、
    メカの共振周波数ω H 及び反共振周波数ω L と目標応答周波数ω f を入力すると、モータイナーシャ J1 J1=(JM+JL)*( ω L/ ω H) 2 /JM と表し、前記速度ループゲイン kv kv= ω f/J1 、前記速度積分時定数 ti ti=4/ ω f*J1 、前記位置ループゲイン kp kp= ω f/4/J1 、前記トルクフィルタ定数 tf tf=1/( ω f*4)*J1 、前記電流ループゲイン ki ki= ω f*4/J1 、前記電流積分時定数 ta ta=1/ ω f*J1 、前記速度信号作成部内のフィルタ時定数 tv tv=2 0.5 /( ω f*4)*J1 、と設定することを特徴とするモータ制御装置。
  4. 前記一つのパラメータに基づいて自動的に決定する手段は、ユーザーが希望する目標応答周波数ω f から決定する手段と、負荷イナーシャ値 JL と目標応答周波数ω f から決定する手段と、メカの共振周波数ω H 及び反共振周波数ω L と目標応答周波数ω f から決定する手段と、これら3つの手段を選択する手段とを備えたことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のモータ制御装置。
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