JP3561658B2 - ケーブル緊張方法とその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、斜張橋における定着部間に架設されたケーブルをジャッキで緊張させる方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、斜張橋における斜材ケーブルを緊張定着させるには、定着部の支圧プレートに反力を採る架設用反力受台と、該反力受台の中央部にセットされてPC鋼より線からなるストランドを中心部に挿通させるセンターホール型ジャッキとにより、前記複数本の各ストランドを引張り・緊張させウェッジ(くさび)にて保持させている。
【0003】
そして、各ストランドを保持するアンカーヘッドをジャッキにて引張り、当該アンカーヘッドが引張られて移動した分だけ定着(固定)ナットを締め込み定着させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記各ストランドを緊張させたり、各ストランドを纏めてアンカーヘッドを引張るには、センターホール型ジャッキを反力受台に載置するため、斜材ケーブルの軸芯方向に沿って長くなって大きな作業空間が必要となる。そこで、図8に示すように、定着端部に取り付けた架設用反力受けリング4と橋桁との間に押上げ式小型油圧ジャッキ5を介装して構成し、アンカーヘッド3を前記反力リング4を介して前記ジャッキ5で斜材ケーブル(ストランド)1の軸芯方向に押し上げて緊張させるようにすることで、作業空間を広げ作業性改善を図るものが知られている(実開平3−79317)。
【0005】
しかし、この場合でも、アンカーヘッド3に螺着した反力リング4と橋桁との間にジャッキ5を介装させるので、その分の長さが必要となってアンカーヘッド3の全体長さLが長くなってしまい、斜張橋における定着部においてはアンカーヘッドが大型化するのは好ましくなく、また、引張り長さの調整も出来ないのでストロークの短いジャッキでは不都合である、更に、反力リングを搬入するためには大きな開口部が必要となって橋桁内部での作業ができないという課題がある。本発明に係るケーブル緊張方法とその装置は、このような課題を解消するために提案されるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るケーブル緊張方法の上記課題を解決するための要旨は、斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に筒状の緊張カプラーをアンカーヘッドに螺着し、前記開口部から搬入され略半円形状に2分割されたラムチェアー分割体をリング状のラムチェアーに組み立て、該ラムチェアーの上にジャッキの一端側を固定して周方向に複数個の当該ジャッキを前記開口部から搬入して取り付け、該ジャッキの他端側に略半円形状に2分割されたジャッキシムを前記開口部から搬入してリング状に取り付け、更に、ジャッキシムを適宜に複数段に積層して取り付けてその後、前記ラムチェアーを支圧プレートに固定し、前記ジャッキシムに前記開口部から搬入した緊張ナットを乗せるとともに前記緊張カプラーの先端部に螺着させ、前記複数個のジャッキを作動させ、そのジャッキ力を前記ジャッキシムと前記緊張ナット及び緊張カプラーを介して前記アンカーヘッドを引張り、前記アンカーヘッドに螺着された定着ナットを前記ラムチェアーに設けられた開口窓から金属棒を差し込んで所定方向に回して支圧プレートに締め込むことである。
【0007】
本発明のケーブル緊張装置の要旨は、斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に搬入されて組み立てられるケーブル緊張装置であって、略半円形状に2分割されていてこれをリング状に連結したラムチェアーと、該ラムチェアーの片面側で周方向に一端側が取り付けられる複数個のジャッキと、該複数個のジャッキの筒体側に略半円形状に2分割されていてリング状に取り付けられて所望ストローク調整量分に積層されるジャッキシムと、該ジャッキシムに乗せられるリング状の緊張ナットと、該緊張ナットの内周面に先端部が取り付けられ後端部がアンカーヘッドの外周面に係合されて前記ジャッキシムの内側に内包される筒状の緊張カプラーとからなり、前記ラムチェアーの側壁面には、アンカーヘッドに螺着されている定着ナット回し用の金属棒が差し込まれる開口窓が中心部に向けて貫通されて周方向に1以上設けられていることである。
【0009】
本発明に係るケーブル緊張方法とその装置によれば、ラムチェアーとジャッキシムとは、共に2分割された略半円形体に形成されているので、例えば、橋桁の狭い開口部から内部に入れることが出来て緊張作業が出来るようになる。また、1段または複数段に積層されるジャッキシムにより、ストローク調整が可能であるとともにジャッキ力を均一に分散させて緊張ナットにジャッキ力が伝達され、小ストロークのジャッキでも適宜使用できるようになる。
緊張カプラーがアンカーヘッドに螺着されて引張るので、アンカーヘッドの背が低くても緊張作業できるようになり、その結果、アンカーヘッドがコンパクトで低コストに形成されるとともに、橋桁等における背の低い狭作業空間でも緊張作業ができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るケーブル緊張方法とその装置について図面を参照して説明する。なお、発明の理解の容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号を付けて説明する。
【0011】
本発明のケーブル緊張方法は、図1乃至図2に示すように、例えば、斜張橋の斜材ケーブルの定着部において、橋桁等のコンクリート躯体の支圧プレート10にケーブル緊張装置11をセットして、複数本のストランド1を支持するアンカーヘッド3を所要緊張力にて引張り、該アンカーヘッド3に六角穴付ボルトで接合されている定着ブロック9に螺着されている定着(固定)ナット6を締め込んで定着させるものである。
【0012】
このケーブル緊張装置11の構成について説明する。この装置11のラムチェアー12は、図3(イ)に示すように、略半円形状に2分割されたラムチェアー分割体12a,12bをその周端側部における連結部でボルト・ナット13により固定して、一つのリング状に組み立てられたものである。
【0013】
該ラムチェアー12の側壁には、リング中央部に向かって貫通して開口された開口窓12cが周方向に1以上設けられ、当該装置11を吊り上げるためのフック12d,12eが固定されている。上面には、中心部に向けて配設されたジャッキ取付け用のブラケット12fが、周方向に対向配置にされて所要数固設されている。図3(ロ)に示すように、該ブラケット12fの上面に、前記ラムチェアー12に当該ブラケット12fをボルトで固定するためのネジ孔12gが、例えば、3カ所に設けられている。
【0014】
前記ラムチェアー12の上面に取り付けられる小ストロークのジャッキ14は、ジャッキ本体の筒体14aと、ジャッキロッド14bと、該ロッドの先端に固定された取付板14cとでなる。また、筒体14aの上面に、後述のジャッキシムを取り付けるためのネジ孔14eが4カ所に設けられている。
【0015】
ジャッキ14の力を均一にして後述の緊張ナット16に伝達させるため、前記ジャッキ14の筒体14aの上面に、図5に示すように、2分割された略半円形状で平板体のジャッキシム15がボルト等で固定される。このジャッキシム15の平坦面に、前記ジャッキ14のネジ孔14eに対応させた位置にボルト挿通用の取付孔15aが所要数穿設されている。
【0016】
このジャッキシム15は、2枚を突き合わせてリング状にされ、それをジャッキ高さの不足分を補うものとして、ボルトでジャッキ14の上面にネジ孔14eを介して固定され、更に必要に応じて2段若しくは3段とボルトで互いに固定して積層されるものである。
【0017】
前記ラムチェアー12とジャッキ14とジャッキシム15とを組み立てた状態が、図6に示す状態である。更に、図7に示すように、前記ジャッキシム15の上に乗せられるリング状の緊張ナット16がある。該緊張ナット16の周壁で、狭口に入れられるように2面取りされた部分に吊り上げ用のフック16aが設けられている。また、内周壁面には、ネジ溝が刻設されている。
【0018】
前記緊張ナット16の内周面に先端部が取り付けられ後端部がアンカーヘッド3の外周面に係合されて、前記ジャッキシム15の内側に内包される筒状の緊張カプラー17が設けられる。該緊張カプラー17の先端部には、ネジ溝17aが刻設されて、前記緊張ナット16と螺合する。また、後端部の内周壁面にはネジ溝17bが刻設され、アンカーヘッド3の外周面のネジ溝と螺合する。先端部の上面には、吊り上げようのフック17cが立設されている。
【0019】
本発明のケーブル緊張装置11は、上記の構成物を組み立てて形成されるものである。このケーブル緊張装置11の使用方法について説明する。例えば、斜張橋のケーブル定着部は橋桁の狭い作業空間内にあるので、マンホール程度の開口部からケーブル緊張装置11を搬入しなければならない。そこで、図1に示すように、前記緊張カプラー17を開口部から作業空間内部へ搬入してアンカーヘッド3に螺着する。
【0020】
次ぎに、ラムチェアー分割体12a,12bをそれぞれ開口部から作業空間内に搬入し、該ラムチェアー分割体を組み立てる。更に、所要数のジャッキ14を運び込んで当該ジャッキのロッド14b側の取付板14cをブラケット12f,12fに差し込むことで、前記ラムチェアー12に該ジャッキを取り付ける。
【0021】
そして、2分割の略半円形状のジャッキシム15を搬入して、ボルトで前記ジャッキ14の筒体14aに固定する。このジャッキシム15は、図1に示すように、例えば3段に積層する。
【0022】
この状態まで組み立てたジャッキ14を吊り上げて、支圧プレート10に前記ラムチェアー12をボルトで固定する。その後、緊張ナット16を搬入して前記緊張カプラー17の先端部に螺着する。
【0023】
こうして、前記定着部の狭い作業室内にケーブル緊張装置11をセットした後、前記複数の各ジャッキ14を作動させて矢印方向に移動させる。これにより、緊張ナット16を介して緊張カプラー17が、アンカーヘッド3を引張りながら矢印方向に移動し、複数本のストランド1の束である斜材ケーブルに所定の緊張力を付与するものである。
【0024】
そして、前記アンカーヘッド3が図中の矢印方向に移動した分、逆に定着ナット6をラムチェアー12の開口窓12c(図3参照)から差し込んだ金属棒で所定方向に回し、支圧プレート10へと締め込む。当該ラムチェアー12にこの開口窓12cがあることで、ジャッキ14が周方向に多数有って定着ナット回し用の間隙が無い状態でも、定着ナット6を回転させることが出来るものである。よって、小ストロークのジャッキ14を多数使用して、コンパクトなケーブル緊張装置11であっても、大きな引張り力を確保できるものである。
【0025】
また、アンカーヘッド3の移動量が不足する場合には、ジャッキ14を作動前の状態に戻す。そして、当該緊張ナット16を回転させてジャッキシム15の面まで進ませる。その後、再び前記ジャッキ14を作動させて緊張カプラー17を介してアンカーヘッド3を矢印方向に引っ張り、開口窓12cから金属棒で定着ナット6を回転させ支圧プレート10へ締め込んで定着させるのを繰り返すものである。こうして、小ストロークのジャッキ14による、不足するストローク分の盛替え作業が容易に狭作業空間内で行えるものである。
【0026】
また、緊張ナット16の移動量は、緊張カプラーの外周に刻設されたねじ長さに関係するが、このねじ長さに対して当該移動量がいっぱいになった時は、緊張ナット16とジャッキシム15との間に追加のシムを入れることで、引き続き繰り返しの緊張が可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るケーブル緊張方法は、斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に筒状の緊張カプラーをアンカーヘッドに螺着し、前記開口部から搬入され略半円形状に2分割されたラムチェアー分割体をリング状のラムチェアーに組み立て、該ラムチェアーの上にジャッキの一端側を固定して周方向に複数個の当該ジャッキを前記開口部から搬入して取り付け、該ジャッキの他端側に略半円形状に2分割されたジャッキシムを前記開口部から搬入してリング状に取り付け、更に、ジャッキシムを適宜に複数段に積層して取り付けてその後、前記ラムチェアーを支圧プレートに固定し、前記ジャッキシムに前記開口部から搬入した緊張ナットを乗せるとともに前記緊張カプラーの先端部に螺着させ、前記複数個のジャッキを作動させ、そのジャッキ力を前記ジャッキシムと前記緊張ナット及び緊張カプラーを介して前記アンカーヘッドを引張り、前記アンカーヘッドに螺着された定着ナットを前記ラムチェアーに設けられた開口窓から金属棒を差し込んで所定方向に回して支圧プレートに締め込むことなので、ラムチェアーとジャッキシムとが共に2分割された略半円形体に形成されているので、例えば、橋桁の狭い開口部から作業空間内部に入れることが出来て、ケーブルの緊張作業が狭作業空間内で可能となるという優れた効果を奏するものである。
【0028】
また、1段または複数段に積層されるジャッキシムにより、ストローク調整が可能となるとともにジャッキ力を均一に分散させて緊張ナットにジャッキ力が伝達され、緊張ナットに偏向した力が加わらないので薄肉化して取り扱い易くなり、小ストロークのジャッキでも適宜使用できるようになる。更に、緊張カプラーがアンカーヘッドに螺着されて引張るので、アンカーヘッドの背が低くても緊張作業できるようになり、その結果、アンカーヘッドがコンパクトで低コストに形成されるとともに、橋桁等における背の低い狭作業空間でも緊張作業ができるという優れた効果を奏するものである。
【0029】
本発明のケーブル緊張装置は、斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に搬入されて組み立てられるケーブル緊張装置であって、略半円形状に2分割されていてこれをリング状に連結したラムチェアーと、該ラムチェアーの片面側で周方向に一端側が取り付けられる複数個のジャッキと、該複数個のジャッキの筒体側に略半円形状に2分割されていてリング状に取り付けられて所望ストローク調整量分に積層されるジャッキシムと、該ジャッキシムに乗せられるリング状の緊張ナットと、該緊張ナットの内周面に先端部が取り付けられ後端部がアンカーヘッドの外周面に係合されて前記ジャッキシムの内側に内包される筒状の緊張カプラーとからなり、前記ラムチェアーの側壁面には、アンカーヘッドに螺着されている定着ナット回し用の金属棒が差し込まれる開口窓が中心部に向けて貫通されて周方向に1以上設けられているので、狭作業空間内へ2分割したものを入れて組立が可能となり、コンパクトな装置であって、かつ、大きな引張り力を確保できる装置となるという優れた効果を奏するものである。
【0030】
前記ラムチェアーの側壁面には、アンカーヘッドに螺着されている定着ナット回し用の開口窓が中心部に向けて貫通されて周方向に1以上設けられているので、多数の小ストロークのジャッキを周方向に配設しても、当該開口窓により定着部の定着ナットを回して支圧プレートへと締め込むことが出来るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル緊張方法の使用状態を説明するための断面図であり、上半断面は、緊張後の状態であり、下半断面は緊張前の状態を示している。
【図2】同本発明に係るケーブル緊張装置の図1における左側面図である。
【図3】同本発明に係るケーブル緊張装置のラムチェアーの斜視図(イ)とその一部の拡大斜視図(ロ)である。
【図4】同本発明に係るケーブル緊張装置のジャッキの斜視図である。
【図5】同本発明に係るケーブル緊張装置のジャッキシムの斜視図である。
【図6】同本発明に係るケーブル緊張装置の途中組立状態の斜視図である。
【図7】同本発明に係るケーブル緊張装置における緊張ナットと緊張カプラーとの結合状態の斜視図である。
【図8】従来例に係るケーブル緊張装置の使用状態の説明図(イ)、平面図(ロ)である。
【符号の説明】
1 ストランド、3 アンカーヘッド、6 定着(固定)ナット、
10 支圧プレート、11 ケーブル緊張装置、12 ラムチェアー、
12a,12b ラムチェアー分割体、
12c 開口窓、12f ブラケット、14 ジャッキ、14a 筒体、
14b ジャッキロッド、14c 取付板、15 ジャッキシム、
16 緊張ナット、17 緊張カプラー、17a,17b ネジ溝。

Claims (2)

  1. 斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に搬入される筒状の緊張カプラーをアンカーヘッドに螺着し、
    前記開口部から搬入され略半円形状に2分割されたラムチェアー分割体をリング状のラムチェアーに組み立て、
    該ラムチェアーの上にジャッキの一端側を固定して周方向に複数個の当該ジャッキを前記開口部から搬入して取り付け、
    該ジャッキの他端側に略半円形状に2分割されたジャッキシムを前記開口部から搬入してリング状に取り付け、
    更に、ジャッキシムを適宜に複数段に積層して取り付けてその後、前記ラムチェアーを支圧プレートに固定し、
    前記ジャッキシムに前記開口部から搬入した緊張ナットを乗せるとともに前記緊張カプラーの先端部に螺着させ、
    前記複数個のジャッキを作動させ、そのジャッキ力を前記ジャッキシムと前記緊張ナット及び緊張カプラーを介して前記アンカーヘッドを引張り、
    前記アンカーヘッドに螺着された定着ナットを前記ラムチェアーに設けられた開口窓から金属棒を差し込んで所定方向に回して支圧プレートに締め込むこと、
    を特徴とするケーブル緊張方法。
  2. 斜張橋のケーブル定着部における狭作業空間の開口部からその内部に搬入されて組み立てられるケーブル緊張装置であって、
    略半円形状に2分割されていてこれをリング状に連結したラムチェアーと、
    該ラムチェアーの片面側で周方向に一端側が取り付けられる複数個のジャッキと、
    複数個のジャッキの筒体側に略半円形状に2分割されていてリング状に取り付けられて所望ストローク調整量分に積層されるジャッキシムと、
    該ジャッキシムに乗せられるリング状の緊張ナットと、
    該緊張ナットの内周面に先端部が取り付けられ後端部がアンカーヘッドの外周面に係合されて前記ジャッキシムの内側に内包される筒状の緊張カプラーとからなり、
    前記ラムチェアーの側壁面には、アンカーヘッドに螺着されている定着ナット回し用の金属棒が差し込まれる開口窓が中心部に向けて貫通されて周方向に1以上設けられていること、
    を特徴とするケーブル緊張装置。
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