JPH10266123A - ケーブル緊張用のジャッキと治具 - Google Patents
ケーブル緊張用のジャッキと治具Info
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- JPH10266123A JPH10266123A JP7731397A JP7731397A JPH10266123A JP H10266123 A JPH10266123 A JP H10266123A JP 7731397 A JP7731397 A JP 7731397A JP 7731397 A JP7731397 A JP 7731397A JP H10266123 A JPH10266123 A JP H10266123A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、コンクリート構造体等の躯体にプレ
ストレスを導入したり、斜張橋の斜材ケーブル等に緊張
力を付与したりする場合に使用されるケーブル緊張用の
ジャッキに関し、狭い作業空間でも容易に作業できるジ
ャッキを提供することである。 【解決手段】全体が筒状のセンターホール型ジャッキで
あって、ジャッキ本体のケーシング2に対して摺動する
ピストン3,4が該ケーシング2内に2個設けられ、該
2個のピストン3,4が互いに摺動可能にされているケ
ーブル緊張用ジャッキ1としたことである。
ストレスを導入したり、斜張橋の斜材ケーブル等に緊張
力を付与したりする場合に使用されるケーブル緊張用の
ジャッキに関し、狭い作業空間でも容易に作業できるジ
ャッキを提供することである。 【解決手段】全体が筒状のセンターホール型ジャッキで
あって、ジャッキ本体のケーシング2に対して摺動する
ピストン3,4が該ケーシング2内に2個設けられ、該
2個のピストン3,4が互いに摺動可能にされているケ
ーブル緊張用ジャッキ1としたことである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
体等の躯体にプレストレスを導入したり、斜張橋の斜材
ケーブル等に緊張力を付与したりする場合に使用される
ケーブル緊張用のジャッキと治具に関する。
体等の躯体にプレストレスを導入したり、斜張橋の斜材
ケーブル等に緊張力を付与したりする場合に使用される
ケーブル緊張用のジャッキと治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCストランドをジャッキ(例え
ば、センターホール型ジャッキ)で緊張させる場合に
は、当該PCストランドをその両端部で定着させている
アンカーヘッドにおけるウエッジから外に突出している
ストランド部分を、反力台にセットしたジャッキで挟持
して、所定量移動させてPCストランドを緊張させてい
る。
ば、センターホール型ジャッキ)で緊張させる場合に
は、当該PCストランドをその両端部で定着させている
アンカーヘッドにおけるウエッジから外に突出している
ストランド部分を、反力台にセットしたジャッキで挟持
して、所定量移動させてPCストランドを緊張させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ア
ンカーヘッドの周囲において、コンクリート構造体の躯
体の一部からフランジ等が突設されていると、緊張作業
用スペースが狭くなりすぎて、前記ジャッキをアンカー
ヘッド近傍に設けた反力台に取りつけることが出来ず、
結局、ケーブル緊張作業が不可能になることがある。特
に、斜張橋等の地上から高い場所でケーブル緊張させる
際に、周囲の躯体の出っ張り部分に邪魔されることが多
いと言う問題点がある。
ンカーヘッドの周囲において、コンクリート構造体の躯
体の一部からフランジ等が突設されていると、緊張作業
用スペースが狭くなりすぎて、前記ジャッキをアンカー
ヘッド近傍に設けた反力台に取りつけることが出来ず、
結局、ケーブル緊張作業が不可能になることがある。特
に、斜張橋等の地上から高い場所でケーブル緊張させる
際に、周囲の躯体の出っ張り部分に邪魔されることが多
いと言う問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケーブル緊
張用ジャッキの上記課題を解決するための要旨は、全体
が筒状のセンターホール型ジャッキであって、ジャッキ
本体のケーシングに対して摺動するピストンが該ケーシ
ング内に2個設けられ、該2個のピストンが互いに摺動
可能にされていることである。
張用ジャッキの上記課題を解決するための要旨は、全体
が筒状のセンターホール型ジャッキであって、ジャッキ
本体のケーシングに対して摺動するピストンが該ケーシ
ング内に2個設けられ、該2個のピストンが互いに摺動
可能にされていることである。
【0005】また、本発明に係るケーブル緊張用治具の
要旨は、全体が円筒状で軸心方向に細長い剛体でその一
端側にジャッキ受部が設けられ他端側に支圧板受部が設
けられたロングノーズと、ケーブルの端部を定着するア
ンカーヘッドの周囲にセットされるケーブル緊張用の仮
支圧板と、を少なくとも有してなることである。
要旨は、全体が円筒状で軸心方向に細長い剛体でその一
端側にジャッキ受部が設けられ他端側に支圧板受部が設
けられたロングノーズと、ケーブルの端部を定着するア
ンカーヘッドの周囲にセットされるケーブル緊張用の仮
支圧板と、を少なくとも有してなることである。
【0006】本発明のケーブル緊張用ジャッキによれ
ば、ケーブル定着部のアンカーヘッドから複数本のケー
ブルを纏めて所定量緊張させた後に、2個のピストンの
うちの一つのピストンを緊張方向と逆方向に摺動させる
ことにより、ケーブル緊張によりウエッジ定着孔から抜
け出して該ケーブルに遊嵌状態で取りつけられている2
割り若しくは3割りのウエッジが、アンカーヘッドのウ
エッジ定着孔に押し込まれ、該ウエッジの楔作用により
緊張後のケーブルをアンカーヘッドに定着させることが
できるものである。
ば、ケーブル定着部のアンカーヘッドから複数本のケー
ブルを纏めて所定量緊張させた後に、2個のピストンの
うちの一つのピストンを緊張方向と逆方向に摺動させる
ことにより、ケーブル緊張によりウエッジ定着孔から抜
け出して該ケーブルに遊嵌状態で取りつけられている2
割り若しくは3割りのウエッジが、アンカーヘッドのウ
エッジ定着孔に押し込まれ、該ウエッジの楔作用により
緊張後のケーブルをアンカーヘッドに定着させることが
できるものである。
【0007】本発明に係るケーブル緊張用治具によれ
ば、ケーブルを緊張定着させなければならない、その作
業空間が狭かったり周囲にフランジ部等の突起物があっ
たりした場合においても、この治具によりその作業空間
を避けてジャッキをセットすることが出来るようにな
り、ケーブル緊張作業の可能性が拡大されるものであ
る。
ば、ケーブルを緊張定着させなければならない、その作
業空間が狭かったり周囲にフランジ部等の突起物があっ
たりした場合においても、この治具によりその作業空間
を避けてジャッキをセットすることが出来るようにな
り、ケーブル緊張作業の可能性が拡大されるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るケーブル緊張
用ジャッキとケーブル緊張用治具について図面を参照し
て説明する。ケーブル緊張用ジャッキ1は、図1に示す
ように、全体細長の円筒状剛体であるケーシング2と、
該ケーシング2に対して、略20mmのストロークで摺
動するピストン3,4と、を少なくとも有して構成され
ている。
用ジャッキとケーブル緊張用治具について図面を参照し
て説明する。ケーブル緊張用ジャッキ1は、図1に示す
ように、全体細長の円筒状剛体であるケーシング2と、
該ケーシング2に対して、略20mmのストロークで摺
動するピストン3,4と、を少なくとも有して構成され
ている。
【0009】前記ピストン3は、油が供給される油圧室
5,6に適宜高圧の油を供給することで、ケーシング2
に対して進退する。また、ピストン4は、そのフランジ
部4aの後端面側の油圧室7に油を供給することで、ピ
ストン4は後述のロングノーズ側に摺動する。よって、
ピストン4は、その外周壁面がピストン3の内筒周壁面
にスライド自在に嵌装されていることで、ピストン3に
対して摺動可能である。
5,6に適宜高圧の油を供給することで、ケーシング2
に対して進退する。また、ピストン4は、そのフランジ
部4aの後端面側の油圧室7に油を供給することで、ピ
ストン4は後述のロングノーズ側に摺動する。よって、
ピストン4は、その外周壁面がピストン3の内筒周壁面
にスライド自在に嵌装されていることで、ピストン3に
対して摺動可能である。
【0010】前記ピストン3の先端部(図1中で右端
部)に、ケーブル用貫通孔が軸心に平行に同心円状に複
数個設けられた緊張用ヘッドを取り付けて、該ヘッドの
各ケーブル用貫通孔に緊張すべきケーブルを各々挿通さ
せてそのケーブル端部をウエッジで定着させ、当該ピス
トン3を緊張方向に摺動させて、複数個のケーブルを纏
めて所定量緊張させるものである。
部)に、ケーブル用貫通孔が軸心に平行に同心円状に複
数個設けられた緊張用ヘッドを取り付けて、該ヘッドの
各ケーブル用貫通孔に緊張すべきケーブルを各々挿通さ
せてそのケーブル端部をウエッジで定着させ、当該ピス
トン3を緊張方向に摺動させて、複数個のケーブルを纏
めて所定量緊張させるものである。
【0011】次に、本発明に係るケーブル緊張用治具
は、図2乃至図3に示すロングノーズ10と、図4乃至
図5に示す仮支圧板11とから構成される。
は、図2乃至図3に示すロングノーズ10と、図4乃至
図5に示す仮支圧板11とから構成される。
【0012】前記ロングノーズ10の構成は、図6乃至
図8に示すように、全体が円筒状でその軸心方向に細長
く、鋼製等の金属製の剛体である。
図8に示すように、全体が円筒状でその軸心方向に細長
く、鋼製等の金属製の剛体である。
【0013】ロングノーズ10の一端側は、その外形状
がラッパ状に拡開して開口しており、その開口部端面1
0aに、前記ジャッキ1の端部の外周壁面を囲繞する突
起10bが周縁部全体に設けられ、更に、その内側周方
向に均等間隔で、軸線方向に平行にしてネジ用孔10c
が9個穿設されている。
がラッパ状に拡開して開口しており、その開口部端面1
0aに、前記ジャッキ1の端部の外周壁面を囲繞する突
起10bが周縁部全体に設けられ、更に、その内側周方
向に均等間隔で、軸線方向に平行にしてネジ用孔10c
が9個穿設されている。
【0014】また、ロングノーズ10の他端側は、その
端面が後述の仮支圧板との当接面となって仮支圧板当接
部10eが形成され、該他端下の端部外周面に均等間隔
で、半径方向に貫通する孔10dが穿設されている。該
孔10dはケーブル緊張後の様子を確認するためのもの
である。
端面が後述の仮支圧板との当接面となって仮支圧板当接
部10eが形成され、該他端下の端部外周面に均等間隔
で、半径方向に貫通する孔10dが穿設されている。該
孔10dはケーブル緊張後の様子を確認するためのもの
である。
【0015】更に、ロングノーズ10の円筒状剛体の長
手方向において略中央部に、内部空間に貫通させて半径
方向にネジ孔10fが設けられている。また、前記一端
側の外周部には、ロングノーズ10を吊持するためのア
イボルト10gが螺着されている。
手方向において略中央部に、内部空間に貫通させて半径
方向にネジ孔10fが設けられている。また、前記一端
側の外周部には、ロングノーズ10を吊持するためのア
イボルト10gが螺着されている。
【0016】次に、仮支圧板11の構成は、図4乃至図
5に示すように、全体が筒状であって、一端側から拡径
して延設された張出し部11aの内周壁面と該一端側の
端面とで、前記ロングノーズ10用の受部11bが形成
されており、この筒状体の軸心と平行にして貫通孔11
cが、周方向に均等配置で4箇所に設けられている。ま
た、この筒体の内径寸法は、後述のアンカーヘッド23
の外形寸法よりもやや大きく設定されている。
5に示すように、全体が筒状であって、一端側から拡径
して延設された張出し部11aの内周壁面と該一端側の
端面とで、前記ロングノーズ10用の受部11bが形成
されており、この筒状体の軸心と平行にして貫通孔11
cが、周方向に均等配置で4箇所に設けられている。ま
た、この筒体の内径寸法は、後述のアンカーヘッド23
の外形寸法よりもやや大きく設定されている。
【0017】このようにして、ケーブル緊張用治具が、
ロングノーズ10と仮支圧板11とで構成されるのであ
るが、ロングノーズ10の筒内には、ウエッジ用の定着
手段が設けられているので、これを説明する。
ロングノーズ10と仮支圧板11とで構成されるのであ
るが、ロングノーズ10の筒内には、ウエッジ用の定着
手段が設けられているので、これを説明する。
【0018】前記ウエッジ用の定着手段は、図2に示す
ように、ロングノーズ10の一端側の方から順に、定着
ラム15及びラム側支圧板12と、圧入ブロック13
と、ヘッド側支圧板14と、これらを緊結するスタッド
ボルト16と、ケーブル用挿通孔14a,13aに前記
ヘッド側支圧板14側から挿入されるガイドパイプ18
と、該ガイドパイプ18のヘッド側支圧板14端面から
突出した部分に設けられるカラー19と、から構成され
ている。
ように、ロングノーズ10の一端側の方から順に、定着
ラム15及びラム側支圧板12と、圧入ブロック13
と、ヘッド側支圧板14と、これらを緊結するスタッド
ボルト16と、ケーブル用挿通孔14a,13aに前記
ヘッド側支圧板14側から挿入されるガイドパイプ18
と、該ガイドパイプ18のヘッド側支圧板14端面から
突出した部分に設けられるカラー19と、から構成され
ている。
【0019】前記定着手段の各構成について説明する。
前記定着ラム15は、図1乃至図2に示すように、連結
用のアタッチメントであって、一端側においてケーブル
緊張用ジャッキ1のピストン4及びそのフランジ部4a
の先端面に連結され、他端側においてラム側支圧板12
と当接する。そして、適宜なボルトによって当該定着ラ
ム15が、ラム側支圧板12を挟装する状態で、圧入ブ
ロック13と連結される。
前記定着ラム15は、図1乃至図2に示すように、連結
用のアタッチメントであって、一端側においてケーブル
緊張用ジャッキ1のピストン4及びそのフランジ部4a
の先端面に連結され、他端側においてラム側支圧板12
と当接する。そして、適宜なボルトによって当該定着ラ
ム15が、ラム側支圧板12を挟装する状態で、圧入ブ
ロック13と連結される。
【0020】前記ラム側支圧板12は、図9乃至図10
に示すように、所望厚さの円盤状体であって、片側端面
が座ぐられて凹部12aが形成され、該凹部12aには
前記定着ラム15の他端部がセットされる。
に示すように、所望厚さの円盤状体であって、片側端面
が座ぐられて凹部12aが形成され、該凹部12aには
前記定着ラム15の他端部がセットされる。
【0021】また、ラム側支圧板12の中心軸を中心に
して同心円配置で、ケーブル挿通孔12bが合計12
個、取付用孔12cが2個、ボルト挿通用孔12dが2
個、スタッドボルト用挿通孔12eが2個、それぞれ設
けられている。
して同心円配置で、ケーブル挿通孔12bが合計12
個、取付用孔12cが2個、ボルト挿通用孔12dが2
個、スタッドボルト用挿通孔12eが2個、それぞれ設
けられている。
【0022】前記圧入ブロック13は、図11乃至図1
2に示すように、全体が細長い円柱体であって、その中
心軸と平行に同心円配置で、ケーブル挿通孔13aが合
計12個、スタッドボルト用挿通孔13bが2個、ラム
側支圧板12又はヘッド側支圧板14を固定するための
ネジ孔13cが両端面に各々2個、定着ラム15又はヘ
ッド側支圧板14の取付位置決めピンを装着するための
ピン孔13dが両端面に各々2個、がそれぞれ設けられ
ている。
2に示すように、全体が細長い円柱体であって、その中
心軸と平行に同心円配置で、ケーブル挿通孔13aが合
計12個、スタッドボルト用挿通孔13bが2個、ラム
側支圧板12又はヘッド側支圧板14を固定するための
ネジ孔13cが両端面に各々2個、定着ラム15又はヘ
ッド側支圧板14の取付位置決めピンを装着するための
ピン孔13dが両端面に各々2個、がそれぞれ設けられ
ている。
【0023】ヘッド側支圧板14は、図13乃至図14
に示すように、これも全体が円柱体であって、その中心
軸と平行に同心円配置で、ケーブル挿通孔14aが合計
12個、圧入ブロック13へ当該ヘッド側支圧板14を
固定するためのボルトを挿通させるボルト挿通孔14b
及びそのナット用のザグリ部14cが各2個、スタッド
ボルト用挿通孔14d及びそのボルト用ナットを収める
ザグリ部14eが2個、片端面側に前記圧入ブロック1
3との取付用の位置決めピンを装着するためのピン孔1
4fが2個、それぞれ設けられている。
に示すように、これも全体が円柱体であって、その中心
軸と平行に同心円配置で、ケーブル挿通孔14aが合計
12個、圧入ブロック13へ当該ヘッド側支圧板14を
固定するためのボルトを挿通させるボルト挿通孔14b
及びそのナット用のザグリ部14cが各2個、スタッド
ボルト用挿通孔14d及びそのボルト用ナットを収める
ザグリ部14eが2個、片端面側に前記圧入ブロック1
3との取付用の位置決めピンを装着するためのピン孔1
4fが2個、それぞれ設けられている。
【0024】スタッドボルト16は、図15乃至図16
に示すように、全体に細長い棒状体であって、その長さ
は、前記定着手段を主に構成する定着ラム15,ラム側
支圧板12,圧入ブロック13,ヘッド側支圧板14を
連結した長さに対応したものとなっている。また、その
両端部には、ネジ部16a,16bが設けられている。
に示すように、全体に細長い棒状体であって、その長さ
は、前記定着手段を主に構成する定着ラム15,ラム側
支圧板12,圧入ブロック13,ヘッド側支圧板14を
連結した長さに対応したものとなっている。また、その
両端部には、ネジ部16a,16bが設けられている。
【0025】前記スタッドボルト16のネジ部16a,
16bに螺合する止ナット17は、図17に示すよう
に、円筒状のナットであり、筒内壁面を軸心方向に略半
分に分けて、一方にはネジ部17aが刻設され、他方に
は六角レンチなどで締め付けするための六角孔17bが
設けられている。
16bに螺合する止ナット17は、図17に示すよう
に、円筒状のナットであり、筒内壁面を軸心方向に略半
分に分けて、一方にはネジ部17aが刻設され、他方に
は六角レンチなどで締め付けするための六角孔17bが
設けられている。
【0026】ガイドパイプ18は、図2に示すように、
ヘッド側支圧板14と圧入ブロック13とにおける直線
状に連通した12個の各ケーブル挿通孔14a,13a
に各々差し込まれる円筒状のパイプである。カラー19
は、前記ガイドパイプ18の先端部にネジ止めやカシメ
られて固着される円形状の剛体である。
ヘッド側支圧板14と圧入ブロック13とにおける直線
状に連通した12個の各ケーブル挿通孔14a,13a
に各々差し込まれる円筒状のパイプである。カラー19
は、前記ガイドパイプ18の先端部にネジ止めやカシメ
られて固着される円形状の剛体である。
【0027】前記定着ラム15と、ラム側支圧板12
と、圧入ブロック13と、ヘッド側支圧板14とが、ケ
ーブル挿通孔の位置を合わせて隣接するもの同士がボル
トで連結されるとともに、スタッドボルト16により纏
めて締結され、ウエッジ用の定着手段が一体的に構成さ
れる。このウエッジ用の定着手段が前記ロングノーズ1
0の内部空間に収納されるものである。また、ロングノ
ーズ10に前記定着手段が収納された際に、その内部空
間からの脱落を防止するために、図2に示すように、ロ
ングノーズの中央部に設けられたネジ孔10fにボルト
20を螺着して、該ボルト20の先端部でロングノーズ
10の外周面を押圧するようになっている。
と、圧入ブロック13と、ヘッド側支圧板14とが、ケ
ーブル挿通孔の位置を合わせて隣接するもの同士がボル
トで連結されるとともに、スタッドボルト16により纏
めて締結され、ウエッジ用の定着手段が一体的に構成さ
れる。このウエッジ用の定着手段が前記ロングノーズ1
0の内部空間に収納されるものである。また、ロングノ
ーズ10に前記定着手段が収納された際に、その内部空
間からの脱落を防止するために、図2に示すように、ロ
ングノーズの中央部に設けられたネジ孔10fにボルト
20を螺着して、該ボルト20の先端部でロングノーズ
10の外周面を押圧するようになっている。
【0028】このように構成されるケーブル緊張用ジャ
ッキ1と、ロングノーズ10及び仮支圧板11とからな
るケーブル緊張用治具とを使用して、ケーブル21を緊
張させる方法について説明する。
ッキ1と、ロングノーズ10及び仮支圧板11とからな
るケーブル緊張用治具とを使用して、ケーブル21を緊
張させる方法について説明する。
【0029】図18に示すように、ケーブル緊張作業を
しようとする対象のコンクリート躯体22には、ケーブ
ル21が躯体から突出している緊張作業領域において、
突出部分22aが存在する。この突出22a部分がある
ために、従来の鼻先の短いセンターホール型ジャッキで
はセットすることが出来なかった。そこで、本発明の2
段の摺動用のピストン3,4を有したケーブル緊張用ジ
ャッキ1に、前記ロングノーズ10を取り付けて、これ
を足場に持ち上げ、図18において左右に移動できるガ
ントリー型クレーンでワイヤーロープで吊り上げ、ケー
ブル定着部分のアンカーヘッド近傍に前記ジャッキ1及
びロングノーズ10を、仮支圧板11を介してセットす
るものである。
しようとする対象のコンクリート躯体22には、ケーブ
ル21が躯体から突出している緊張作業領域において、
突出部分22aが存在する。この突出22a部分がある
ために、従来の鼻先の短いセンターホール型ジャッキで
はセットすることが出来なかった。そこで、本発明の2
段の摺動用のピストン3,4を有したケーブル緊張用ジ
ャッキ1に、前記ロングノーズ10を取り付けて、これ
を足場に持ち上げ、図18において左右に移動できるガ
ントリー型クレーンでワイヤーロープで吊り上げ、ケー
ブル定着部分のアンカーヘッド近傍に前記ジャッキ1及
びロングノーズ10を、仮支圧板11を介してセットす
るものである。
【0030】前記ケーブル緊張用ジャッキ1にロングノ
ーズ10を取り付けた状態は、図19乃至図20に示す
ようになる。ロングノーズ10は、図1に示したよう
に、これの一端側にあるネジ用孔10cに連結用のボル
トを差し込んでこれをジャッキ1側のネジ孔2aに螺着
することで、固定されるものである。
ーズ10を取り付けた状態は、図19乃至図20に示す
ようになる。ロングノーズ10は、図1に示したよう
に、これの一端側にあるネジ用孔10cに連結用のボル
トを差し込んでこれをジャッキ1側のネジ孔2aに螺着
することで、固定されるものである。
【0031】なお、ロングノーズ10の内部空間には、
図2乃至図3に示すように、その内部空間に、スタッド
ボルト16及び止ナット17で固定され一体化された定
着手段、即ち、定着ラム15とラム側支圧板12と圧入
ブロック13とヘッド側支圧板14とが収納されてお
り、更に、各ケーブル貫通孔14a,13aにガイドパ
イプ18が挿着されている。
図2乃至図3に示すように、その内部空間に、スタッド
ボルト16及び止ナット17で固定され一体化された定
着手段、即ち、定着ラム15とラム側支圧板12と圧入
ブロック13とヘッド側支圧板14とが収納されてお
り、更に、各ケーブル貫通孔14a,13aにガイドパ
イプ18が挿着されている。
【0032】また、図1に示すように、ロングノーズ1
0の内部空間に収納されたウエッジ用の定着手段におけ
る定着ラム15は、ジャッキ1側のピストン4のフラン
ジ部4aにネジ止めされ、これにより前記ウエッジ用の
定着手段は一体となって、ジャッキ1のピストン4とそ
の移動を伴にするものである。
0の内部空間に収納されたウエッジ用の定着手段におけ
る定着ラム15は、ジャッキ1側のピストン4のフラン
ジ部4aにネジ止めされ、これにより前記ウエッジ用の
定着手段は一体となって、ジャッキ1のピストン4とそ
の移動を伴にするものである。
【0033】一方、図19に示すように、コンクリート
躯体22のアンカーヘッド23の周囲近傍には、仮支圧
板11がセットされる。このセットをするには、図4乃
至図5に示す貫通孔11cにボルトを差し込んで躯体2
2側に固定するものである。また、該仮支圧板11の受
部11bには、ケーブル緊張用ジャッキ1に固定されて
いるロングノーズ10の先端部が嵌合される。
躯体22のアンカーヘッド23の周囲近傍には、仮支圧
板11がセットされる。このセットをするには、図4乃
至図5に示す貫通孔11cにボルトを差し込んで躯体2
2側に固定するものである。また、該仮支圧板11の受
部11bには、ケーブル緊張用ジャッキ1に固定されて
いるロングノーズ10の先端部が嵌合される。
【0034】この後、図19乃至図20に示すように、
一例として緊張すべき12本のケーブル21を、前記ロ
ングノーズ10におけるウエッジ用の定着手段のケーブ
ル貫通孔14a,13a,12bに各々連通させ、更
に、ケーブル緊張用ジャッキ1に挿通させて定着用ヘッ
ド1a等で定着する。
一例として緊張すべき12本のケーブル21を、前記ロ
ングノーズ10におけるウエッジ用の定着手段のケーブ
ル貫通孔14a,13a,12bに各々連通させ、更
に、ケーブル緊張用ジャッキ1に挿通させて定着用ヘッ
ド1a等で定着する。
【0035】そして、ケーブル緊張用ジャッキ1を作動
させてケーブル21を緊張させる方向に引っ張る。それ
には、図1に示した当該ジャッキ1の油圧室5に高圧油
を供給してピストン3を、その図においてケーシング2
に対して右方向に移動させる。また、該ピストン3の移
動により高圧油がピストン4用の油圧室8に入り込んで
該ピストン4及びフランジ部4aも右方向に移動する。
これらのピストンの移動量は約20mm程度である。
させてケーブル21を緊張させる方向に引っ張る。それ
には、図1に示した当該ジャッキ1の油圧室5に高圧油
を供給してピストン3を、その図においてケーシング2
に対して右方向に移動させる。また、該ピストン3の移
動により高圧油がピストン4用の油圧室8に入り込んで
該ピストン4及びフランジ部4aも右方向に移動する。
これらのピストンの移動量は約20mm程度である。
【0036】前記ピストン4,フランジ部4aの右方向
への移動により、該フランジ部4aに連結された定着ラ
ム15を介してロングノーズ10におけるウエッジ用の
定着手段が同量移動する。こうして、ピストン3がケー
ブル21の緊張用に使用され、ピストン4が前記ウエッ
ジ用の定着手段の移動用に使用される。
への移動により、該フランジ部4aに連結された定着ラ
ム15を介してロングノーズ10におけるウエッジ用の
定着手段が同量移動する。こうして、ピストン3がケー
ブル21の緊張用に使用され、ピストン4が前記ウエッ
ジ用の定着手段の移動用に使用される。
【0037】よって、図21に示すように、コンクリー
ト躯体22側のアンカーヘッド23に対して約20mm
離隔する方向(右方向)にウエッジ用の定着手段が移動
し、ケーブル21は所要の緊張力が付与される。
ト躯体22側のアンカーヘッド23に対して約20mm
離隔する方向(右方向)にウエッジ用の定着手段が移動
し、ケーブル21は所要の緊張力が付与される。
【0038】これと同時に、前記アンカーヘッド23の
円錐型の貫通孔に嵌装されていてケーブル21を緊張・
保持していた二つ割り若しくは三つ割りのウエッジ24
が、緊張作用で伸びるケーブル21との摩擦力により前
記円錐型の貫通孔(ウエッジ定着孔と言う)から突出す
る。但し、各ウエッジ24は互いにコイルバネ等で周方
向に沿って連結されていてケーブル21から脱落するこ
とはない。
円錐型の貫通孔に嵌装されていてケーブル21を緊張・
保持していた二つ割り若しくは三つ割りのウエッジ24
が、緊張作用で伸びるケーブル21との摩擦力により前
記円錐型の貫通孔(ウエッジ定着孔と言う)から突出す
る。但し、各ウエッジ24は互いにコイルバネ等で周方
向に沿って連結されていてケーブル21から脱落するこ
とはない。
【0039】そして、ケーブル21を、ケーブル緊張用
ジャッキ1のピストン3で約20mm程度に緊張した後
に、該ジャッキ1のピストン3及びピストン4の移動を
停止させケーブル21の緊張状態を維持する。この状態
から、図1に示す当該ジャッキ1の油圧室7に高圧油を
供給して、ピストン4及びフランジ部4aのみを、前記
ケーブル緊張方向とは逆方向(図22において左方向)
に移動させ、ケーブル緊張前の元の位置まで戻す。
ジャッキ1のピストン3で約20mm程度に緊張した後
に、該ジャッキ1のピストン3及びピストン4の移動を
停止させケーブル21の緊張状態を維持する。この状態
から、図1に示す当該ジャッキ1の油圧室7に高圧油を
供給して、ピストン4及びフランジ部4aのみを、前記
ケーブル緊張方向とは逆方向(図22において左方向)
に移動させ、ケーブル緊張前の元の位置まで戻す。
【0040】これにより、図22に示すように、ロング
ノーズ10の定着手段におけるヘッド側支圧板14の先
端面側に各ケーブル貫通孔14aから突出しているカラ
ー19によって、前記ウエッジ24がアンカーヘッド2
3のウエッジ定着孔に押し戻されて嵌装される。よっ
て、ケーブル21はアンカーヘッド23により、その緊
張状態を維持されるものとなる。
ノーズ10の定着手段におけるヘッド側支圧板14の先
端面側に各ケーブル貫通孔14aから突出しているカラ
ー19によって、前記ウエッジ24がアンカーヘッド2
3のウエッジ定着孔に押し戻されて嵌装される。よっ
て、ケーブル21はアンカーヘッド23により、その緊
張状態を維持されるものとなる。
【0041】その後、ケーブル緊張用ジャッキ1におい
て、ケーブル21の緊張状態を解除し、該ジャッキ1の
油圧室6に油を供給してピストン3をケーブル緊張前の
元の位置に戻し、ケーブル21を定着させる、という盛
替えを行う。
て、ケーブル21の緊張状態を解除し、該ジャッキ1の
油圧室6に油を供給してピストン3をケーブル緊張前の
元の位置に戻し、ケーブル21を定着させる、という盛
替えを行う。
【0042】そして、再び、ケーブル緊張用ジャッキ1
を作動させて、該ジャッキ1のピストン3でケーブル2
1の緊張作業を行い、該ピストン3に対して摺動自在な
ピストン4でウエッジ24をアンカーヘッド23に押し
戻し、アンカーヘッド23により緊張後のケーブル21
を緊張・定着させる。
を作動させて、該ジャッキ1のピストン3でケーブル2
1の緊張作業を行い、該ピストン3に対して摺動自在な
ピストン4でウエッジ24をアンカーヘッド23に押し
戻し、アンカーヘッド23により緊張後のケーブル21
を緊張・定着させる。
【0043】このように、互いに摺動可能にされた2個
のピストンを備えた特殊なケーブル緊張用ジャッキ1
と、ケーブル緊張用治具とにより、ケーブル緊張作業ス
ペースに制限のある場所においても、ケーブル21の緊
張作業を容易に行うことが出来るようになったものであ
る。
のピストンを備えた特殊なケーブル緊張用ジャッキ1
と、ケーブル緊張用治具とにより、ケーブル緊張作業ス
ペースに制限のある場所においても、ケーブル21の緊
張作業を容易に行うことが出来るようになったものであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
緊張用ジャッキは、全体が筒状のセンターホール型ジャ
ッキであって、ジャッキ本体のケーシングに対して摺動
するピストンが該ケーシング内に2個設けられ、該2個
のピストンが互いに摺動可能にされていることにより、
ケーブル緊張後にアンカーヘッドから突出したウエッジ
を自動的に該アンカーヘッドのウエッジ定着孔に押し戻
して緊張後のケーブルを定着させることが出来て、ケー
ブル緊張作業が容易に行うことが出来るという優れた効
果を奏するものである。
緊張用ジャッキは、全体が筒状のセンターホール型ジャ
ッキであって、ジャッキ本体のケーシングに対して摺動
するピストンが該ケーシング内に2個設けられ、該2個
のピストンが互いに摺動可能にされていることにより、
ケーブル緊張後にアンカーヘッドから突出したウエッジ
を自動的に該アンカーヘッドのウエッジ定着孔に押し戻
して緊張後のケーブルを定着させることが出来て、ケー
ブル緊張作業が容易に行うことが出来るという優れた効
果を奏するものである。
【0045】また、本発明に係るケーブル緊張用治具
は、ケーブルの端部を定着するアンカーヘッドの周囲に
セットされるとともに、ロングノーズ用の受部を有した
ケーブル緊張用の仮支圧板と、全体が円筒状で軸心方向
に細長い剛体でその一端側にジャッキ受部が設けられ他
端側に前記仮支圧板当接部が設けられ、仮支圧板とジャ
ッキとの間に介装されるロングノーズと、を少なくとも
有してなるので、ケーブル緊張用の作業空間が狭かった
り周囲にフランジ部等の突起物があったりした場合にお
いても、この治具によりその作業空間を避けてジャッキ
をセットすることが出来るようになって、ケーブル緊張
作業の可能性が拡大されるという優れた効果を奏するも
のである。
は、ケーブルの端部を定着するアンカーヘッドの周囲に
セットされるとともに、ロングノーズ用の受部を有した
ケーブル緊張用の仮支圧板と、全体が円筒状で軸心方向
に細長い剛体でその一端側にジャッキ受部が設けられ他
端側に前記仮支圧板当接部が設けられ、仮支圧板とジャ
ッキとの間に介装されるロングノーズと、を少なくとも
有してなるので、ケーブル緊張用の作業空間が狭かった
り周囲にフランジ部等の突起物があったりした場合にお
いても、この治具によりその作業空間を避けてジャッキ
をセットすることが出来るようになって、ケーブル緊張
作業の可能性が拡大されるという優れた効果を奏するも
のである。
【図1】本発明に係るケーブル緊張用ジャッキの縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係るケーブル緊張用治具における、ロ
ングノーズの縦断面図である。
ングノーズの縦断面図である。
【図3】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
ロングノーズの側面図である。
ロングノーズの側面図である。
【図4】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
仮支圧板の正面図である。
仮支圧板の正面図である。
【図5】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
仮支圧板の縦断面図である。
仮支圧板の縦断面図である。
【図6】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
ロングノーズ単体の縦断面図である。
ロングノーズ単体の縦断面図である。
【図7】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
ロングノーズ単体の右側面図である。
ロングノーズ単体の右側面図である。
【図8】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
ロングノーズ単体の左側面図である。
ロングノーズ単体の左側面図である。
【図9】同本発明に係るケーブル緊張用治具における、
ロングノーズの定着手段の支圧板正面図である。
ロングノーズの定着手段の支圧板正面図である。
【図10】図9における、A−A線に沿った断面図であ
る。
る。
【図11】同本発明に係るケーブル緊張用治具におけ
る、ロングノーズの定着手段の圧入ブロックの正面図で
ある。
る、ロングノーズの定着手段の圧入ブロックの正面図で
ある。
【図12】図11における、B−B線に沿った断面図で
ある。
ある。
【図13】同本発明に係るケーブル緊張用治具におけ
る、ロングノーズの定着手段のヘッド側支圧板の正面図
である。
る、ロングノーズの定着手段のヘッド側支圧板の正面図
である。
【図14】図13における、C−C線に沿った断面図で
ある。
ある。
【図15】同本発明に係るケーブル緊張用治具におけ
る、ロングノーズの定着手段のスタッドボルトの正面図
である。
る、ロングノーズの定着手段のスタッドボルトの正面図
である。
【図16】同本発明に係るケーブル緊張用治具におけ
る、ロングノーズの定着手段のスタッドボルトの側面図
である。
る、ロングノーズの定着手段のスタッドボルトの側面図
である。
【図17】図16に示すスタッドボルト用の止ナット
の、左側面図(イ)、正面から見た縦断面図(ロ)、右
側面図(ハ)である。
の、左側面図(イ)、正面から見た縦断面図(ロ)、右
側面図(ハ)である。
【図18】同本発明に係るケーブル緊張用ジャッキ及び
治具の使用状態を示す説明図である。
治具の使用状態を示す説明図である。
【図19】同本発明に係るケーブル緊張用ジャッキ及び
治具の使用状態の一部を拡大して示す説明図である。
治具の使用状態の一部を拡大して示す説明図である。
【図20】同本発明に係るケーブル緊張用ジャッキ及の
使用状態を示す説明図である。
使用状態を示す説明図である。
【図21】同本発明に係るケーブル緊張用ジャッキ及び
治具の使用状態を示し、ケーブルを緊張させた状態の説
明図である。
治具の使用状態を示し、ケーブルを緊張させた状態の説
明図である。
【図22】同本発明に係るケーブル緊張用ジャッキ及び
治具の使用状態を示し、ケーブルの緊張後に、ロングノ
ーズにおける定着手段を緊張方向と逆方向に移動させ、
ウエッジをアンカーヘッドに押し戻した状態の説明図で
ある。
治具の使用状態を示し、ケーブルの緊張後に、ロングノ
ーズにおける定着手段を緊張方向と逆方向に移動させ、
ウエッジをアンカーヘッドに押し戻した状態の説明図で
ある。
1 ケーブル緊張用ジャッキ、2 ケーシング、3,4
ピストン、4a ピストンのフランジ部分、5,6,
7 油圧室、10 ロングノーズ、10a 開口部端
面、10b 突起、10c ネジ用孔、10d 孔、1
0e 仮支圧板当接部、10f ネジ孔、10g アイ
ボルト、11 仮支圧板、11a 張り出し部、11b
受部、11c 貫通孔、12 ラム側支圧板、12a
凹部、12b ケーブル挿通孔、12e スタッドボ
ルト挿通孔、13 圧入ブロック、13a ケーブル挿
通孔、13b スタッドボルト挿通孔、13d ピン
孔、14 ヘッド側支圧板、14a ケーブル挿通孔、
14b ボルト挿通孔、14c ザグリ部、14d ス
タッドボルト用挿通孔、14e ザグリ部、14f ピ
ン孔、15 定着ラム、16 スタッドボルト、17
止ナット、18 ガイドパイプ、19 カラー、20
ボルト、22 コンクリート躯体、23 アンカーヘッ
ド、24 ウエッジ。
ピストン、4a ピストンのフランジ部分、5,6,
7 油圧室、10 ロングノーズ、10a 開口部端
面、10b 突起、10c ネジ用孔、10d 孔、1
0e 仮支圧板当接部、10f ネジ孔、10g アイ
ボルト、11 仮支圧板、11a 張り出し部、11b
受部、11c 貫通孔、12 ラム側支圧板、12a
凹部、12b ケーブル挿通孔、12e スタッドボ
ルト挿通孔、13 圧入ブロック、13a ケーブル挿
通孔、13b スタッドボルト挿通孔、13d ピン
孔、14 ヘッド側支圧板、14a ケーブル挿通孔、
14b ボルト挿通孔、14c ザグリ部、14d ス
タッドボルト用挿通孔、14e ザグリ部、14f ピ
ン孔、15 定着ラム、16 スタッドボルト、17
止ナット、18 ガイドパイプ、19 カラー、20
ボルト、22 コンクリート躯体、23 アンカーヘッ
ド、24 ウエッジ。
Claims (3)
- 【請求項1】 全体が筒状のセンターホール型ジャッキ
であって、 ジャッキ本体のケーシングに対して摺動するピストンが
該ケーシング内に2個設けられ、 該2個のピストンが互いに摺動可能にされていること、 を特徴とするケーブル緊張用ジャッキ。 - 【請求項2】 ケーブルの端部を定着するアンカーヘッ
ドの周囲にセットされるとともに、ロングノーズ用の受
部を有したケーブル緊張用の仮支圧板と、 全体が円筒状で軸心方向に細長い剛体でその一端側にジ
ャッキ受部が設けられ他端側に前記仮支圧板当接部が設
けられ、仮支圧板とジャッキとの間に介装されるロング
ノーズと、を少なくとも有してなること、 を特徴とするケーブル緊張用治具。 - 【請求項3】 ロングノーズは、その円筒状の剛体の内
部に、ケーブル定着部におけるアンカーヘッドのウエッ
ジ定着孔にウエッジを定着させる定着手段が設けられて
いること、 を特徴とする請求項2に記載のケーブル緊張用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7731397A JPH10266123A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ケーブル緊張用のジャッキと治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7731397A JPH10266123A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ケーブル緊張用のジャッキと治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266123A true JPH10266123A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13630439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7731397A Pending JPH10266123A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ケーブル緊張用のジャッキと治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10266123A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2255781A (en) * | 1991-02-15 | 1992-11-18 | Reactive Ind Inc | Adhesive system |
CN105332727A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-17 | 天地科技股份有限公司 | 一种锚索退锚装置 |
CN108373124A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-08-07 | 柳州市建桥预应力智能设备有限公司 | 可转动式千斤顶 |
CN109269884A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-01-25 | 武汉希萌科技有限公司 | 一种预应力张拉用前卡式千斤顶和工具锚设备 |
CN111188282A (zh) * | 2020-03-01 | 2020-05-22 | 河南交院工程技术有限公司 | 一种钢绞线预应力张拉设备 |
CN112283300A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-01-29 | 武汉希萌科技有限公司 | 一种通过内部旋转实现对中的自动工具锚 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7731397A patent/JPH10266123A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2255781A (en) * | 1991-02-15 | 1992-11-18 | Reactive Ind Inc | Adhesive system |
GB2255781B (en) * | 1991-02-15 | 1995-01-18 | Reactive Ind Inc | Adhesive system |
CN105332727A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-17 | 天地科技股份有限公司 | 一种锚索退锚装置 |
CN108373124A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-08-07 | 柳州市建桥预应力智能设备有限公司 | 可转动式千斤顶 |
CN109269884A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-01-25 | 武汉希萌科技有限公司 | 一种预应力张拉用前卡式千斤顶和工具锚设备 |
CN109269884B (zh) * | 2018-08-17 | 2021-08-06 | 武汉希萌科技有限公司 | 一种预应力张拉用前卡式千斤顶和工具锚设备 |
CN111188282A (zh) * | 2020-03-01 | 2020-05-22 | 河南交院工程技术有限公司 | 一种钢绞线预应力张拉设备 |
CN112283300A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-01-29 | 武汉希萌科技有限公司 | 一种通过内部旋转实现对中的自动工具锚 |
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