JP3560308B2 - 太陽電池の良否判定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は太陽電池の良否判定方法に係る。より詳細には、大がかりな装置を用いることなく、既設の太陽電池の良否判定を簡易に行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池の良否判定方法には、例えば図4に示すようなシステムが用いられている。図4において、1は太陽電池、2は負荷、3は制御装置、4は電圧・電流センサ、5は日射センサ、6は温度センサ、7は処理装置、8は表示装置である。
【0003】
良否判定の対象となる太陽電池1は、例えば電子負荷やキャパシタなどからなる負荷2に接続される。負荷2は例えば制御用コンピュータのような制御装置3によって制御され、太陽電池1からの電力を変化させながら消費する。電圧・電流センサ4は、この消費時の電圧及び電流を測定するために用いる。また同時に、日射センサ5によって日射量を、温度センサ6によって太陽電池1の温度を、それぞれモニタし、これらのデータは例えばパーソナルコンピュータなどからなる処理装置7に送られる。処理装置7は、実測された電圧値及び電流値を日射量と温度を用いて補正し、所定の標準状態の電圧値及び電流値を算出して、太陽電池の特性を表示装置8に出力する。そして、測定者は、表示装置8に表示された太陽電池の特性から、観測した太陽電池が良品であるか不良品であるかを判定していた。このような太陽電池の良否判定方法が行える実用機としては、例えば英弘精機製の測定機(型番:MP−123)が挙げられる。
【0004】
しかしながら、上述した太陽電池の良否判定方法では、太陽電池の性能を精密に測定することはできるが、測定装置が大掛かりになってしまい、例えばサービスマンが既設の太陽電池の良否判定を行うために太陽電池の設置現場に行く場合には、その測定作業が簡易には実施できないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、大掛かりな測定装置が不要で、既設の太陽電池においても簡易に良否が判定できる太陽電池の良否判定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
参考発明に係る太陽電池の良否判定方法は、太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、一枚もしくは複数枚組み合わせて構成される直列体からなる太陽電池の良否判定方法において、前記太陽電池の温度を測定する工程と、前記太陽電池の開放電圧を測定する工程と、前記工程及び前記工程で得られた測定結果から前記太陽電池の良否を判定する工程と、を有することを特徴としている。この太陽電池の良否判定方法では、太陽電池の温度を測定しながら開放電圧を測定しているため、太陽電池を構成する直列体ごとに、不良の単位太陽電池が含まれているか否かを調べることができる。
【0007】
上記特徴において、前記工程は、前記工程及び前記工程で得られた測定結果から所定の標準状態における開放電圧を算出して使用することから、太陽電池が設置されている状態に依存せず、太陽電池の良否判定を安定して行うことができる。
【0008】
また上記特徴において、前記工程は、前記所定の標準状態における開放電圧が、所定の規格に適合しているか否かによって良否を判定するため、特に複雑な装置を必要とせず、簡易に太陽電池の良否を判定することが可能となる。
【0009】
本発明に係る第の太陽電池の良否判定方法は、太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、複数枚組み合わせて構成される直列体からなる太陽電池の良否判定方法において、前記直列体をなす複数枚の単位太陽電池に光を照射するとき、該複数枚の単位太陽電池のうち任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落とす工程と、前記工程によって前記任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落としているとき、前記直列体の開放電圧を測定する工程と、前記工程によって得られた測定結果を複数記憶する工程と、前記工程で複数記憶した個々の測定結果を比較して前記直列体を構成する単位太陽電池の良否を1枚ずつ判定する工程と、を有することを特徴としている。この太陽電池の良否判定方法では、単位太陽電池を1枚づつ影にしながら開放電圧を測定することによって、直列体に含まれる不良の単位太陽電池を特定することができる。
【0010】
上記特徴において、前記工程は、前記工程で複数記憶した個々の測定結果の中から比較的高い開放電圧が得られた測定結果を抽出して使用することにより、異常な単位太陽電池を容易に特定することが可能となる。
【0011】
また上記特徴において、前記工程は、前記抽出した比較的高い開放電圧が得られた測定結果に対応する単位太陽電池を不良品として判定するため、特に太陽電池に関する知識を必要とせず、容易に太陽電池の良否判定を行うことが可能となる。
【0012】
本発明に係る第の太陽電池の良否判定方法は、太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、複数枚組み合わせた直列体が複数本並列化されて構成される太陽電池アレイからなる太陽電池の良否判定方法において、前記直列体ごとに電気回路を切り離す工程と、前記工程を終えた各々の直列体の温度を測定する工程と、前記工程を終えた各々の直列体の開放電圧を測定する工程と、前記工程及び前記工程の測定結果から、前記工程を終えた各々の直列体の良否を判定する工程と、前記工程において不良と判断された直列体に対して、該直列体を構成する複数枚の単位太陽電池のうち任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落とす工程と、前記工程によって前記任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落としているとき、前記直列体の開放電圧を測定する工程1と、前記工程1によって得られた測定結果を複数記憶する工程1と、前記工程1で複数記憶した個々の測定結果を比較して前記直列体を構成する単位太陽電池の良否を1枚ずつ判定する工程1と、を有することを特徴としている。この太陽電池の良否判定方法では、複雑に組み合わされた太陽電池アレイにおいても、アレイ中に含まれる不良の単位太陽電池を特定することが可能となる。
【0013】
上記特徴において、前記工程1は、前記工程1で複数記憶した個々の測定結果から所定の標準状態における開放電圧を算出し、その算出値が予め定められた規格値に適合しているか否かによって、該測定結果に対応する単位太陽電池の良否を判定することにより、複雑に組み合わされた太陽電池アレイにおいても、特に複雑な装置を必要とせず、また、太陽電池が設置されている状態に依存することなく、簡易に太陽電池の良否を、安定して判定することが可能となる。
【0014】
また上記特徴において、前記工程1は、前記工程1で複数記憶した個々の測定結果の中から比較的高い開放電圧が得られた測定結果を抽出し、該抽出した測定結果に対応する単位太陽電池を不良品として判定することにより、複雑に組み合わされた太陽電池アレイにおいても、特に太陽電池に関する知識を必要とせず、不良の単位太陽電池を容易に特定することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明に係る太陽電池の良否判定方法について具体的に説明する。
【0016】
参考例1)
本例では、図1に示した太陽電池システムにおける太陽電池の良否判定方法について述べる。図1において、太陽電池10は、太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、一枚もしくは複数枚組み合わせて構成される直列体である。太陽電池10の表面温度は放射型温度計13を、太陽電池10の電圧は電圧計11を、それぞれ用いて測定される。この計測された電圧は、太陽電池10が負荷に繋がっていない状態すなわち開放状態になっていることから、開放電圧(VOC)と呼ばれる。
【0017】
開放電圧(VOC)は、太陽電池の特性上、温度によって若干変動するものの、日射強度の影響は受けずほぼ一定となる。したがって、太陽電池10の開放電圧(VOC)は、太陽電池10を構成する単位太陽電池の数と測定時の太陽電池1の表面温度における単位太陽電池一枚分の開放電圧との積となる。
【0018】
図5は、本例に係る方法で測定した太陽電池の電圧・電流特性を示すグラフである。このグラフでは、電流値が0となるときの電圧値が、太陽電池10の開放電圧(VOC)を示す。太陽電池10としては、キヤノン製のBS−03を10枚直列に接続して用いた。上記特性を測定した時の太陽電池10の温度は49℃であった。
【0019】
図5から、太陽電池10が良品の単位太陽電池から構成されている場合(以下「良品」と呼ぶ)にはVOC=183V、太陽電池10に不良品の単位太陽電池が1枚混在している場合(以下「不良品混在」と呼ぶ)にはVOC=165Vであることが分かる。ところで、この太陽電池10の場合、VOCの温度係数は−0.41%/degであることから、標準状態25℃における開放電圧は、「良品」の方が201V、「不良品混在」の方が181Vと計算される。
【0020】
ここで、太陽電池10を構成する単位太陽電池1枚のVOCの良品規格を20V−5%以上(すなわち19V以上)と設定しておくと、標準状態25℃における単位太陽電池1枚あたりのVOCが18.1Vとなる「不良品混在」の方は、太陽電池10が不良と判断できる。
【0021】
このように、太陽電池10を構成する単位太陽電池のいくつかが不良の状態にあれば、図5に示すように、開放電圧はその不良の単位太陽電池の枚数分低く観測されるので、太陽電池10に不良の単位太陽電池が含まれていることを簡易に確認できる。
【0022】
なお、本例では太陽電池10の温度の測定手段として放射型温度計13を用いたが、太陽電池10自体の温度が計測できる他の測定計、例えば熱電対や測温抵抗体を用いても構わない。
【0023】
(実施例
本例では、図2に示した太陽電池システムにおける太陽電池の良否判定方法について述べる。
【0024】
図2の太陽電池20は、太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池ごとにバイパスダイオードを設け、このような単位太陽電池を、一枚もしくは複数枚組み合わせて構成される直列体とした点が参考例1で用いた図1の太陽電池10と異なる。
【0025】
上記バイパスダイオードを設けた太陽電池20は、太陽電池の一部に影がかかった場合でも発電が停止することがないため、近年では住宅用途の太陽発電システムなどに用いられている。
【0026】
この場合は太陽電池の温度を測定することなく、次に示す方法により良否判定が可能となる。
【0027】
図2の太陽電池20の電圧は電圧計11を用いて計測する。この計測された電圧は、太陽電池10が負荷に繋がっていない状態すなわち開放状態になっていることから、開放電圧(VOC)と呼ばれる。
【0028】
参考例1と異なり、太陽電池の温度を測らず、シェード板12を用いて1つの単位太陽電池づつ影にする。
【0029】
日射強度と気温がある程度安定していれば、その間に、1単位太陽電池づつ影にしていき、もし電圧計の指示値が、他の単位太陽電池を影にしているときと比べて数V上昇するようなことがあれば、そのとき影にしている単位太陽電池が不良であることが確認できる。
【0030】
例えば、7枚の単位太陽電池を直列化して構成された太陽電池の開放電圧が200Vだったとする。直列体の一方から順に各々の単位太陽電池を影にしたとき各々の開放電圧が、168V、170V、169V、168V、186V、169V、170Vと測定された場合、電圧値が186Vを示している時に影にしている単位太陽電池(逆に言うとその時以外は発電している単位太陽電池)だけ、開放電圧が約16V低いことになる。従って、この単位太陽電池だけが異常な状態にあると判断することができる。
【0031】
良否の判定基準は、バイパスダイオードの入ってる単位太陽電池の開放電圧とすることができる。つまり、単位太陽電池一枚に1つ、言い換えれば単位太陽電池一枚のプラス端子とマイナス端子との間に1つのバイパスダイオードが入っている場合は、その単位太陽電池1枚分の開放電圧値が判定基準となる。また、単位太陽電池を構成する太陽電池セル1枚毎にバイパスダイオードが入っている場合は、太陽電池セル1枚の開放電圧値を判定基準とすることが可能である。
【0032】
上述した方法によって不良の単位太陽電池が絞り込まれれば、同様の方法でその単位太陽電池を構成するどの太陽電池セルが異常なのかも確認できる。
【0033】
なお、本例では単位太陽電池に影を落とすために、シェード板を使ったが、単位太陽電池毎に影を落とすことができれば、遮光布等を用いても構わない。
【0034】
また、先に述べた参考例1と本例とを組み合わせて使用することで、更に精度良く太陽電池の良否判定を行うことができる。
【0035】
すなわち、まず参考例1に示す方法で直列体の良否を判定する。ここでもし、不良と判断されたならば、その直列体を構成する単位太陽電池1枚ずつを本例の方法に従って良否判定を行う。その結果、複数の単位太陽電池の直列体で構成された太陽電池の中から、実際に異常である単位太陽電池を簡易に特定することができる。
【0036】
(実施例
本例では、図3に示した太陽電池システムにおける太陽電池の良否判定方法について述べる。
【0037】
図3の太陽電池30は、複数の直列体がさらに複数並列化している点が参考例1で用いた図1の太陽電池10と異なる。
【0038】
この場合、まず測定したい直列体だけを残して、直列体毎に設置されている断路器14を用い、その他の直列体を全て電気的に切り離す。
【0039】
次に、参考例1に示す方法で直列体の良否を判定する。ここでもし、不良と判断された直列体があれば、その直列体を構成する単位太陽電池1枚ずつを実施例の方法で良否判定を行う。
【0040】
このような手順をとることにより、複数の直列体がさらに複数並列化されている太陽電池が設けてあるシステムにおいても、太陽電池の中から実際に異常が発生している単位太陽電池を簡易に特定することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大掛かりな測定装置が不要で、既設の太陽電池においても簡易に良否が判定できる太陽電池の良否判定方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考発明の参考例1に係る太陽電池の良否判定方法を説明するために用いた太陽電池システムの模式図である。
【図2】本発明の実施例に係る太陽電池の良否判定方法を説明するために用いた太陽電池システムの模式図である。
【図3】本発明の実施例に係る太陽電池の良否判定方法を説明するために用いた太陽電池システムの模式図である。
【図4】従来の太陽電池の良否判定方法を説明するために用いた太陽電池システムの模式図である。
【図5】参考発明の参考例1に係る方法で測定した太陽電池の電圧・電流特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1、10、20、30 太陽電池、
2 負荷、
3 制御装置、
4 電圧・電流センサ、
5 日射センサ、
6 温度センサ、
7 処理装置、
8 表示装置、
11 電圧計、
12 シェード板、
13 放射型温度計、
14 断路器。

Claims (6)

  1. 太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、複数枚組み合わせて構成される直列体からなる太陽電池の良否判定方法において、
    前記直列体をなす複数枚の単位太陽電池に光を照射するとき、該複数枚の単位太陽電池のうち任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落とす工程と、
    前記工程によって前記任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落としているとき、前記直列体の開放電圧を測定する工程と、
    前記工程によって得られた測定結果を複数記憶する工程と、
    前記工程で複数記憶した個々の測定結果を比較して前記直列体を構成する単位太陽電池の良否を1枚ずつ判定する工程と、
    を有することを特徴とする太陽電池の良否判定方法。
  2. 前記工程は、前記工程で複数記憶した個々の測定結果の中から比較的高い開放電圧が得られた測定結果を抽出して使用することを特徴とする請求項に記載の太陽電池の良否判定方法。
  3. 前記工程は、前記抽出した比較的高い開放電圧が得られた測定結果に対応する単位太陽電池を不良品として判定することを特徴とする請求項に記載の太陽電池の良否判定方法。
  4. 太陽電池セル又は該太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールからなる単位太陽電池を、複数枚組み合わせた直列体が複数本並列化されて構成される太陽電池アレイからなる太陽電池の良否判定方法において、
    前記直列体ごとに電気回路を切り離す工程と、
    前記工程を終えた各々の直列体の温度を測定する工程と、
    前記工程を終えた各々の直列体の開放電圧を測定する工程と、
    前記工程及び前記工程の測定結果から、前記工程を終えた各々の直列体の良否を判定する工程と、
    前記工程において不良と判断された直列体に対して、該直列体を構成する複数枚の単位太陽電池のうち任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落とす工程と、
    前記工程によって前記任意の1枚の単位太陽電池のみに影を落としているとき、前記直列体の開放電圧を測定する工程1と、
    前記工程1によって得られた測定結果を複数記憶する工程1と、
    前記工程1で複数記憶した個々の測定結果を比較して前記直列体を構成する単位太陽電池の良否を1枚ずつ判定する工程1と、
    を有することを特徴とする太陽電池の良否判定方法。
  5. 前記工程1は、前記工程1で複数記憶した個々の測定結果から所定の標準状態における開放電圧を算出し、その算出値が予め定められた規格値に適合しているか否かによって、該測定結果に対応する単位太陽電池の良否を判定することを特徴とする請求項に記載の太陽電池の良否判定方法。
  6. 前記工程1は、前記工程1で複数記憶した個々の測定結果の中から比較的高い開放電圧が得られた測定結果を抽出し、該抽出した測定結果に対応する単位太陽電池を不良品として判定することを特徴とする請求項又はに記載の太陽電池の良否判定方法。
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