JP6814551B2 - 故障診断システム、及び故障診断方法 - Google Patents
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Description
図1〜図3を参照して、第1及び第2実施形態に係る故障診断システムが適用される太陽光発電システムの一例を説明する。
上述した太陽電池ストリング70の動作を踏まえ、図4、図5を参照しつつ、第1及び第2実施形態において太陽電池モジュールの故障を発見する原理を説明する。ここでは、図2(a)及び(b)と同様に、太陽電池ストリング70が5個の太陽電池モジュールPV1〜PV5から構成され、また、太陽電池モジュールPV2が故障しているものとする。以下、電圧情報に基づく故障診断を中心に説明する。
また、異常が生じている太陽電池モジュールPV2を遮蔽した場合に、発電が妨げられる前後において電圧情報が示す発電電圧の変化量(25V−25V=0V)は、正常な太陽電池モジュールPV1,PV3〜PV5の何れかを遮蔽した場合における発電電圧の変化量(33V−25V=8V)に比べて、相対的に小さい。
尚、図5(c)のようにSSU80が取り付けられている太陽電池モジュールPV2自体が故障していた場合は、太陽電池モジュールを遮断する前からその電圧情報は低い発電電圧を示すため、遮断する前から当該太陽電池モジュールPV2は故障と判定できる。
また、異常が生じている太陽電池モジュールを遮蔽した場合に、発電が妨げられる前後において電圧情報が示す発電電圧の変化量は、正常な太陽電池モジュールを遮蔽した場合における発電電圧の変化量に比べて、相対的に小さい。このことを利用して、発電電圧の変化量が相対的に小さいときに遮蔽している太陽電池モジュールが故障していると判定することができる。
上述した故障診断の原理を踏まえ、図6〜図13を参照して第1実施形態に係る故障診断システムを説明する。ここでは、図6のように太陽電池モジュールP5が故障しているものとするが、他の太陽電池モジュールが故障していてもよいし、複数の太陽電池モジュールが故障していてもよい。
故障診断システム1は、図6に示すように、遮蔽物40、SSU10、ダミーSSU20、及び故障診断装置30を含んで構成される。以下、故障診断システム1の各構成要素を順に説明する。
クラスタ1及びクラスタ2の接続点C3と、バイパスダイオードD1及びバイパスダイオードD2の接続点C1とは、接続されている。また、クラスタ2及びクラスタ3の接続点C4と、バイパスダイオードD2及びバイパスダイオードD3の接続点C2とは、接続されている。
次に太陽電池ストリング70に含まれる太陽電池モジュールP1〜P12のそれぞれを遮蔽すると、取得部31は、SSU10から、太陽電池モジュールP1〜P3,P6〜P12に対応するSSU10の電圧値として10.0Vを、太陽電池モジュールP4に対応するSSU10の電圧値として0.0Vを、太陽電池モジュールP5に対応するSSU10の電圧値として9.1Vを、それぞれ取得することになる(図11参照)。
取得部31は、取得した電圧情報及び電流情報を記憶部に記憶する。
具体例を挙げると、遮蔽する前のSSU10の電圧を最初に判定し、この電圧が太陽電池モジュールの基準電圧より非常に低い場合はSSU10が取り付けられた太陽電池モジュールをまず故障と判定する。この時の太陽電池モジュール基準電圧とは太陽電池モジュールの仕様により取り決めることができる。図11の例では例えば8.3V程度である。次に、SSU10が取り付けられた太陽電池モジュールが故障でない場合は、図6に示す太陽電池ストリング70に含まれる太陽電池モジュールP1〜P12のそれぞれを遮蔽した結果で判定する。この場合、上述のとおり、太陽電池モジュールP5に対応するSSU10の電圧値9.1Vは、太陽電池モジュールP1〜P3,P6〜P12に対応するSSU10の電圧値として10.0Vより相対的に低い。よって、判定部32は、太陽電池モジュールP5が故障していると判定する。
上述した構成を有する故障診断システム1を利用して太陽電池ストリング70の故障診断を行う手順を説明する。故障診断は、上述のように、電圧情報に基づいて行われてもよいし、電流情報に基づいて行われてもよい。以下、電圧情報及び電流情報の相対的な比較に基づいて故障診断を行う手順の具体例を説明する。
図12を参照して、電圧情報に基づく故障診断の手順の一例を説明する。
まずステップS01として遮蔽を行う前の電圧値が記憶部(メモリ)33に記憶される。次にステップS02にて当該電圧値が基準電圧と比較され、基準電圧より低ければ、ステップS03において、SSU10が設置された太陽電池モジュールNo.を故障表示する。ここでSSU10が設置された太陽電池モジュールが故障でない場合は、ステップS11において、ユーザが故障診断装置30の表示画面上の「開始ボタン」を押下(ON)したかどうかが判定される。ユーザが「開始ボタン」を押下していないと判定されると、再びステップS01から実行される。
図13を参照して、電流情報に基づく故障診断の手順の一例を説明する。
ここで説明する診断手順は、図12との関連で述べた診断手順とほぼ同様である。つまり、太陽電池モジュールを個別に遮蔽して、そのときの電流値を記録しておき(ステップS24〜S27)、記録された電流値を比較することで故障した太陽電池モジュールを特定する(ステップS28,S29)。ただし、電流情報に基づく故障診断では、相対的に高い電流値に対応する太陽電池モジュールが故障していると判定される。
第1実施形態によれば、太陽電池ストリング70に含まれる太陽電池モジュール同士を接続した状態で、故障診断を行うことができる。そして、故障した太陽電池モジュールを容易に特定することができるから、故障と判定された太陽電池モジュールのみを交換すればよい。
図14〜図16を参照して、第2実施形態に係る故障診断システム2を説明する。ここでは、太陽電池ストリング70は、複数の太陽電池モジュールが3行4列に配列するように形成されている。ただし、太陽電池ストリング70は、複数の太陽電池モジュールがm行(mは2以上の整数)×n列(nは3以上の整数)に配列するように形成されてもよい。
また、図14のように太陽電池モジュールP6が故障しているものとするが、他の太陽電池モジュールが故障していてもよいし、複数の太陽電池モジュールが故障していてもよい。
故障診断システム2は、図14に示すように、遮蔽物140、SSU110、ダミーSSU120、及び故障診断装置130を含んで構成される。SSU110及びダミーSSU120は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第1遮蔽部141には、第1遮蔽部141を太陽電池ストリング70の行の間にわたって移動自在に支持するアーム143が取り付けられている。アーム143は、例えば故障診断装置130の指示に基づいて不図示のモータ(駆動手段)で駆動される。アーム143は、例えば図14に一点鎖線で示すように第1行〜第3行の順に動くこともできるし、例えば第3行、第2行、第1行のように他の順序で動くこともできる。
第2遮蔽部142には、第2遮蔽部142を太陽電池ストリング70の列の間にわたって移動自在に支持するアーム144が取り付けられている。アーム144は、例えば故障診断装置130の指示に基づいて不図示のモータ(駆動手段)で駆動される。アーム144は、例えば図14に実線の矢印で示すように第1列〜第4列の順に動くこともできるし、例えば第4列、第3列、第2列、第1列のように他の順序で動くこともできる。
次いで、例えば図14に示す太陽電池ストリング70の各行を第1遮蔽部141で遮蔽すると、取得部131は、SSU110から、第1行(太陽電池モジュールP1〜P4)に対応するSSU110の電圧値0.0Vを、第2行(太陽電池モジュールP5〜P8)に対応するSSU110の電圧値12.5Vを、第3行(太陽電池モジュールP9〜P12)に対応するSSU110の電圧値14.3Vを、それぞれ取得することになる。また、図14に示す太陽電池ストリング70の各列を第2遮蔽部142で遮蔽すると、取得部131は、SSU110から、第1列(太陽電池モジュールP1,P8,P9)及び第2列(太陽電池モジュールP2,P7,P10)に対応するSSU110の電圧値12.5Vを、第3列(太陽電池モジュールP3,P6,P11)に対応するSSU110の電圧値11.1Vを、第4列(太陽電池モジュールP4,P5,P12)に対応するSSU110の電圧値0.0Vを、それぞれ取得することになる(図16参照)。
取得部131は、取得した電圧情報及び電流情報を記憶部133に記憶する。
図17を参照して、第2実施形態に係る故障診断方法を説明する。ここでは、一例として電圧情報を利用した故障診断方法を挙げるが、電流情報を用いて診断することも可能である。
第2実施形態によれば、太陽電池ストリング70に含まれる太陽電池モジュール同士を接続した状態で、簡易かつ確実に故障診断を行うことができることに加え、第1実施形態より少ない電圧値(電流値)の取得回数で故障診断を行うことができる。よって、大規模な太陽光発電システム60における故障診断を短時間で効率的に行うことが可能となる。
図18を参照して、第1及び第2実施形態に係る故障診断システムの変形例を説明する。
変形例では、対象となる太陽電池モジュールM1の発電を妨げるために、太陽電池モジュールM1にスイッチが設けられる。
以上説明したように、故障診断システム1(2)は、複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリング70における所定の太陽電池モジュールの発電電圧[電流]を監視するSSU10(110)と、複数の太陽電池モジュールにおける発電を選択的に妨げながら、SSU10(110)によって監視された所定の太陽電池モジュールの発電電圧[電流]を示す電圧情報[電流]を取得する取得部31(131)と、取得部31(131)によって取得された電圧情報[電流情報]に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する判定部32(132)と、を備える。
例えば、取得部31は、複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電を妨げながら、電圧情報[電流情報]を取得し、判定部32は、電圧情報[電流情報]が相対的に低い発電電圧[相対的に高い電流]を示すときに発電が妨げられている太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定してもよい。あるいは、判定部32は、発電が妨げられる前後において電圧情報[電流情報]が示す発電電圧[電流]の変化量が相対的に小さい[相対的に小さい]太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定してもよい。
かかる実施形態によれば、太陽電池ストリング70に含まれる太陽電池モジュール同士を接続した状態で、故障診断を行うことができる。そして、故障した太陽電池モジュールを容易に特定することができるから、故障と判定された太陽電池モジュールのみを交換すればよい。したがって、作業が簡略化及び短縮化され、しかも、例えば再接続における作業ミスは生じ得ない。また、発電しながら故障診断を行うことができる。
かかる実施形態によれば、より少ない電圧値[電流値]の取得回数で故障診断を行うことができる。よって、大規模な太陽光発電システム60における故障診断を短時間で効率的に行うことが可能となる。
例えば、第1及び第2実施形態では、遮蔽物は、モータで駆動されるアームによって移動されるが、遮蔽物は作業者により手動で移動され、太陽電池モジュールを遮蔽してもよい。
20,120 ダミーSSU
30,130 故障診断装置
31 取得部
32 判定部
33 記憶部
40,140 遮蔽物
Claims (15)
- 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視する電圧監視部と、
前記複数の太陽電池モジュールにおける発電を選択的に妨げたときに、前記電圧監視部によって監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得する電圧取得部と、
前記電圧取得部によって取得された前記電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する判定部と、を備え、
前記電圧取得部は、前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電を妨げたときに、前記電圧情報を取得し、
前記判定部は、前記電圧情報が相対的に低い発電電圧を示すときに発電が妨げられている太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断システム。 - 発電が妨げられている前記太陽電池モジュールと前記電圧情報とを対応付けて記憶する記憶部を更に備え、
前記判定部は、前記記憶部に記憶されている相対的に低い発電電圧を示す前記電圧情報に対応する太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の故障診断システム。 - 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視する電圧監視部と、
前記複数の太陽電池モジュールにおける発電を選択的に妨げたときに、前記電圧監視部によって監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得する電圧取得部と、
前記電圧取得部によって取得された前記電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する判定部と、を備え、
前記電圧取得部は、前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電を妨げたときに前記電圧情報を取得し、
前記判定部は、発電が妨げられる前後において前記電圧情報が示す発電電圧の変化量が相対的に小さい太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断システム。 - 発電が妨げられている前記太陽電池モジュールと前記電圧情報とを対応付けて記憶する記憶部を更に備え、
前記判定部は、前記記憶部に記憶されている、発電が妨げられる前後において前記電圧情報が示す発電電圧の変化量が相対的に小さい太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の故障診断システム。 - 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視する電圧監視部と、
前記複数の太陽電池モジュールにおける発電を選択的に妨げたときに、前記電圧監視部によって監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得する電圧取得部と、
前記電圧取得部によって取得された前記電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する判定部と、を備え、
前記太陽電池ストリングは、前記複数の太陽電池モジュールがm行(mは2以上の整数)×n列(nは3以上の整数)に配列するように形成され、
前記電圧取得部は、前記複数の太陽電池モジュールの各行における発電を妨げたときに前記電圧情報として第1電圧情報を取得するとともに、前記複数の太陽電池モジュールの各列における発電を妨げたときに前記電圧情報として第2電圧情報を取得し、
前記判定部は、発電が妨げられる前後において前記第1電圧情報が示す発電電圧の変化量が最も小さい太陽電池モジュールの行と、発電が妨げられる前後において前記第2電圧情報が示す発電電圧の変化量が最も小さい太陽電池モジュールの列と、が交差する位置の太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断システム。 - 発電が妨げられている前記複数の太陽電池モジュールの行と前記第1電圧情報とを対応付けて記憶するとともに、発電が妨げられている前記複数の太陽電池モジュールの列と前記第2電圧情報とを対応付けて記憶する記憶部を更に備え、
前記判定部は、前記記憶部に記憶されている、発電が妨げられる前後において発電電圧の変化量が最も小さい前記第1電圧情報及び前記第2電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の故障診断システム。 - 前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電が妨げられるように、前記複数の太陽電池モジュールにおける太陽光受光面を遮蔽する遮蔽部、
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の故障診断システム。 - 前記複数の太陽電池モジュールの各行における発電が妨げられるように、前記複数の太陽電池モジュールにおける太陽光受光面を遮蔽する第1遮蔽部と、
前記複数の太陽電池モジュールの各列における発電が妨げられるように、前記複数の太陽電池モジュールにおける太陽光受光面を遮蔽する第2遮蔽部と、
を更に備えたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の故障診断システム。 - 前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれは、
直列に接続されるとともに所定個数を単位として折り返される複数の太陽電池セルと、
前記複数の太陽電池セルのうち何れかの太陽電池セルの発電が妨げられたときに導通するバイパスダイオードと、を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の故障診断システム。 - 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視し、
前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電を選択的に妨げたときに、監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得し、
取得された前記電圧情報が相対的に低い発電電圧を示すときに発電が妨げられている太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断方法。 - 発電が妨げられている前記太陽電池モジュールと前記電圧情報とを対応付けて記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている相対的に低い発電電圧を示す前記電圧情報に対応する太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする請求項10に記載の故障診断方法。 - 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視し、
前記複数の太陽電池モジュールのそれぞれにおける発電を選択的に妨げたときに、監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得し、
発電が妨げられる前後において取得された前記電圧情報が示す発電電圧の変化量が相対的に小さい太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断方法。 - 発電が妨げられている前記太陽電池モジュールと前記電圧情報とを対応付けて記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている、発電が妨げられる前後において前記電圧情報が示す発電電圧の変化量が相対的に小さい太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする請求項12に記載の故障診断方法。 - 複数の太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池ストリングにおける所定の太陽電池モジュールの発電電圧を監視し、
前記複数の太陽電池モジュールにおける発電を選択的に妨げたときに、監視された前記所定の太陽電池モジュールの発電電圧を示す電圧情報を取得し、
取得された前記電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定し、
前記太陽電池ストリングは、前記複数の太陽電池モジュールがm行(mは2以上の整数)×n列(nは3以上の整数)に配列するように形成され、
前記複数の太陽電池モジュールの各行における発電を妨げたときに前記電圧情報として第1電圧情報を取得するとともに、前記複数の太陽電池モジュールの各列における発電を妨げたときに前記電圧情報として第2電圧情報を取得し、
発電が妨げられる前後において前記第1電圧情報が示す発電電圧の変化量が最も小さい太陽電池モジュールの行と、発電が妨げられる前後において前記第2電圧情報が示す発電電圧の変化量が最も小さい太陽電池モジュールの列と、が交差する位置の太陽電池モジュールを、故障した太陽電池モジュールとして判定する
ことを特徴とする故障診断方法。 - 発電が妨げられている前記複数の太陽電池モジュールの行と前記第1電圧情報とを対応付けて記憶部に記憶するとともに、発電が妨げられている前記複数の太陽電池モジュールの列と前記第2電圧情報とを対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている、発電が妨げられる前後において発電電圧の変化量が最も小さい前記第1電圧情報及び前記第2電圧情報に基づいて、故障した太陽電池モジュールを判定する
ことを特徴とする請求項14に記載の故障診断方法。
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