JP3560008B2 - 紅豆杉を原料とした健康茶及びその製造法 - Google Patents
紅豆杉を原料とした健康茶及びその製造法 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、紅豆杉を原材料とした新規な健康茶及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、紅豆杉の幹部を原材料とした健康茶及びその製造法に関するものであり、従前にない新規な健康茶を提供するものである。
それは紅豆杉の幹より生ずるエキスを健康茶として飲むものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
紅豆杉は、紫杉とも呼ばれ、第4紀である氷河期から現在まで、世界中に残存した56種の植物中の最も貴重な薬用植物である。多種の薬用成分を含み漢方薬の一つとして又資料として「中薬辞典]「東北植物誌」「吉林中草薬」等に記載されている。
紅豆杉の効能効果は、従前より消炎、利尿、降血圧、血中脂質減少作用があるので、「腎臓病」「糖尿病」「腎炎による浮腫」「尿量減少」「高血圧症」「膀胱炎」「尿道炎」「腎孟炎」等の疾患の治療やその予防に用いられていた。
又温腎通経の作用があることが認められる。即ち、身体の血行、特に性機能と足腰の血行を良くし、酸素と栄養をもたらし身体を温め、老廃物と水分を分解し排泄する。よって、「月経不順」「月経痛」「出産後のお血」等婦人病の治療にも用いられている。更に、消腫の作用が認められ「白血病」「腫瘍」にも有効である。即ち、1971年に米国の学者が、紅豆杉から消腫作用が顕著な紫杉醇(Taxol)を発見開発し、それが特に抗癌活性が強く、多種の腫瘍に良好な抑制作用が確認され、その後20年以上に亘り臨床応用した結果極めて顕著な効果を得た報告が認められている。
又、唯一の微細管の重合を促進し微細管蛋白の解聚を抑制する植物薬であることが判明した。
中国の国家医薬管理局天津薬物研究院の鑑定結果によれば、紅豆杉の水浸溶出物には、大量のタンニン酸が含まれ、「殺菌」「収斂」「消炎」作用があるから、口腔中の病原菌及び上気道の炎症に作用がある。又高血圧を予防・治療する作用を有するアルカロイドが含まれており、アルカロイドには、降血糖作用やアイー氏腹水症に良好な呼吸抑制作用が認められた。更に、抗癌作用のある紫杉醇が含まれていることが証明明らかにされた。
紅豆杉の水浸溶出物は、温度差により浸出物が異なるものであり、含まれる成分が異なる点が確認された。即ち、湯温83度C以上では、紫杉醇(Taxol)が主に溶出され、湯温50度C前後では、紫杉▲かん▼(Taxine)が主に溶出され、湯温23度C〜27度C前後では、タンニン酸が主に溶出される。
よって、浸透させ溶出した湯を飲むことにより、その効用が簡単に得られるものである。
又特に、アルコール度数10度〜25度位の酒を用いた場合、紫杉醇(Taxol)の溶出が多量に認められ、湯に代え酒を用いてもその効用に差異がない点確認された。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、斯かる効用が認められた紅豆杉を原材料として煎じて服用したり、当該煎じた原材料を乾燥しティーバック内に充填し健康茶を製作したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の製造工程の概略を示す説明図である。尚「保管 半製品の状態1以降の工程において「漢方専門工場へ移動」「検査」「茶の種類により数種の漢方の濃縮液と混合し撹拌する」「真空乾燥」等の工程は、本発明に係る茶を利用した他の実施例に係る工程である。
先ず、製造工程として紅豆杉の木材を選び、第一粗加工として紅豆杉の心材を粉砕機にて0.5mmの厚さのチップ状に粉砕し、更に、1インチ平方に20個の穴から30個、40個の穴がある網を通る大きさに、順次薬用粉砕機にて粉砕して繊細状にする。次に、該チップの水分が17%になるよう保ち、更に、水分が10%含まれるように陰干しする。その後、放射線殺菌としてコバルト60の照射を行って製品化する。又製品化したものを2g〜2.2gに小分けしてティーバックに入れて取り扱い便ならしめた。
【0006】
使用方法は、約250ml〜350mlの熱湯を注ぐと紅豆杉のエキスが溶出してくるが変色してきたら飲み、繰り返し服用が出来る。又日本酒等低アルコール度(10度〜25度位)の酒を用いてもよい。味は甘く、匂が良いから口当りがよく極めて飲み易いものである。
特に、日本酒を入れる徳利を紅豆杉で製作すると紅豆杉のエキスがアルコールに溶け易く、お燗をして飲む事で身体に吸収し易くその効用極めて大である。
【0007】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る健康茶は、紅豆杉のもつ薬効エキスを白湯に溶出させて服用するだけで得られることが可能となり、日常の生活で毎日お茶を飲むが如くに、紅豆杉の薬効が得られて、その効用極めて大なるものである。又酒に浸すことにより、酒を飲む事でも同様の効用が得られることは、酒飲みにとり極めて効用大なるものが認められる。
特に、前記病状にある者にとっては、医者から薬を貰い服用しなくても、更に特別に、煎じた物を飲んだり食する手間が省け、症状が改善されて治癒できればその効用大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程の概略を示す説明図。
【図2】本発明の実施例(ティーバック)を示す図である。
【符号の説明】
1 紅豆杉
2 ディーバック
Claims (3)
- 紅豆杉の幹部を粉砕したものを湯又は酒にて溶出して服用する事を特徴とした健康茶。
- 紅豆杉の幹部を粉砕してチップ状にし乾燥させて更に繊細状にしてからティーバック内に充填した事を特徴とした請求項1に記載の健康茶。
- 紅豆杉の幹部を0.5mmチップ状に粉砕し乾燥させて更に繊細状にした事を特徴とした紅豆杉を原料とした健康茶の製造法。
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JP30984296A JP3560008B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 紅豆杉を原料とした健康茶及びその製造法 |
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JPH10120582A JPH10120582A (ja) | 1998-05-12 |
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