JP3559970B2 - 給紙トレイに付設される補助給紙板 - Google Patents

給紙トレイに付設される補助給紙板 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、丁合機等の給紙装置に設けられる給紙トレイに付設される補助給紙板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
新聞広告等のシートを丁合する丁合機では、上下に多段配置される給紙装置は、丁合作業の進行と共に各給紙装置に対し、シート切れの様子を観察しながら順次シートの補充が行われる。現実には所定シートの丁合完了の迅速化へのニーズに対応し、丁合動作も高速化されていること等を背景として、前記シートの補充操作の短時間サイクルを余儀なくされ、操作者への負荷が増大している。
【0003】
上述シート補充の作業性改善策として種々工夫が見られるが、実開平4−138063号公報に成る、上段側の給紙トレイの先端部に直近下段に挿入される補助給紙板を懸架する構造を備えるものが広く採用されている。詳細は省くが、本願図4(上述先願公報図1を引用)は上述上段の給紙トレイ1に設けられたフック1−3に、直近下段の補助給紙板2の懸架手段2−7が保持されている様子を示すが、その実用効果は同公報に見られるように、補助給紙板2が懸架保持されてシートを補充する際の挿入空間を確保するので、目的である両手作業での補充シート(図示せず)の取扱いの実現は達成しているが、補充作業に先立つ補助給紙板2の引っ掛け懸架作業と、補充完了による補助給紙板2の引っ掛けを外してからの、シート束下側への再セット作業を省略できないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如き従来の構成は、丁合作業の迅速化に対応するシート補充の際、補充シートの両手作業は実現しているものの、補充作業のたびに補充の前の上段給紙トレイへの補助給紙板の懸架と、補充完了の後の離脱・開放という、丁合迅速化の障害となる作業を必須としていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に成るシート補充のため給紙トレイに付設される補助給紙板は、補助給紙板のシート載置面に補充シート挿入の上流端側を支点として該面から裏面側に傾斜・脚立自在の可動部が形成され、給紙トレイのシート載置残量が少なくなった時、給紙トレイのシート載置面に重なるようにして送りこまれた後、補充シート挿入空間を確保するため当該補充シート挿入の上流端側が揚動される時、前記補助給紙板に設けられた可動部が給紙トレイのシート載置面上に脚立するように構成され、
また、補充シート挿入に備え、補助給紙板の補充シート挿入の上流端側が揚動される時、前記給紙トレイのシート載置面に形成された凹状部に、補助給紙板の下流側先端が嵌着することで、該補助給紙板の下流側先端の位置決め手段となるように形成され、
また、前記補助給紙板に形成された傾斜・脚立自在の可動部は、シート補充に備える最大脚立状態において、その補助給紙板のシート載置面に対する脚立開角が、90度もしくはそれ以上となるように形成され、
また、前記補助給紙板に形成された傾斜・脚立自在の可動部は、シート補充のための揚動動作と補給シート束先端部での押圧で、シート載置面へ面内復帰するように構成され、
また、前記補助給紙板に形成された傾斜・脚立自在の可動部が、シート載置面内保持手段を備え、
更にまた、前記補助給紙板には補充シート挿入側端部に揚動動作のための取手部を備えると共に、該取手部に前記可動部のシート載置面内保持と保持の開放・脚立操作に係る押しボタン構造を有するごとく構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0007】
【実施例】
図1は本発明に成る補助給紙板2を備える給紙トレイ1の例の概観図で、図2に補助給紙板2の一例を示している。
【0008】
図2に見る本発明に成る補助給紙板2の例は、平板状のシート載置面2−1を有し、該シート載置面2−1のシート給送方向両サイドにシートの移動が容易なように摩擦抵抗の小さなすべり部材2−11を備えることは従前技術の構成と変わりは無いが、本発明での新たな構成として、前記補助給紙板のシート載置面2−1の中央部付近に窓が形成されると共に、該窓に嵌入する形の可動部2−2が設けられている。
【0009】
そして、該補助給紙板のシート載置面に形成された可動部2−2は補充シート挿入側の上流端部で支点2−21により回動自在に保持され、シート給送下流側がシート載置面2−1の裏面側に傾斜・脚立自在となっている。図1は給紙トレイ1にセットされた補助給紙板2が、図示はしていない補充シートを供給する際に、可動部2−2が脚立した様子を示している。
【0010】
また、補助給紙板2のシート挿入側上流端縁には、取り扱いの為の取手部2−3が形成されているが、該取手部2−3には押しボタン2−4が設けられ、該押しボタン2−4には、当該補助給紙板のシート載置面2−1の構成部に収納される連結金具2−5が連通しており、該連結金具2−5の先端が前記補助給紙板のシート載置面に形成された可動部2−2の、シート給送下流側端部近くに位置するように形成され、押しボタン2−4の押圧動作で連結金具2−5がシート給送方向に移動可能となるようになっている。
【0011】
そして、前記補助給紙板のシート載置面に形成された可動部2−2は少なくも前記連結金具2−5の先端に対向する近傍が磁性体部材で形成され、一方連結金具2−5の先端部に永久磁石小片2−6が固着保持されて、上述押しボタン2−4の押圧動作により両者が接近対向して吸引し、また離間して離脱するようになっている。
【0012】
図3は、シート補充作業における給紙トレイ1、補助給紙板2、シート束3と補充シート束4の変化の様子を説明する図で、上述図1及び図2を参照して
【0013】
(a)は給紙トレイ1と補助給紙板2の各シート載置面に積載されたシート束3が残り少なくなった様子を示し、この時は、補助給紙板のシート載置面に形成されている可動部2−2は、上述のように連結金具2−5先端の永久磁石小片2−6とこれに近接対向した磁性部材より成る前記可動部2−2との吸引で、補助給紙板2のシート載置面2−1に面内保持されている。
【0014】
(b)は載置されているシート束が残り少なくなったころを見計らって補助給紙板2を取手部2−3で揚動すると共に、補充シート挿入上流側の端縁の取手部に設けられた押しボタン2−4で連結金具2−5を移動することで、上述連結金具2−5先端の永久磁石小片2−6と補助給紙板のシート載置面に形成されている可動部2−2との吸引を離間・解除し、補助給紙板2のシート載置面2−1に面内保持されていた可動部2−2が、自重で給紙トレイ1のシート載置面1−1側に開放され脚立する。
【0015】
(c)補助給紙板2のシート載置面2−1に面内保持されていた可動部2−2が面内保持状態から開放され、該可動部2−2の開放端側先端を給紙トレイ1のシート載置面1−1に接触させた状態で、残りの少ないシート束3を載置したままの補助給紙板2を、給送方向に送りこむことで、給紙トレイ1のシート載置面1−1に形成された凹状部1−11に当該補助給紙板2の先端が落ちこみ、該補助給紙板2は、前記凹状部1−11での保持と、上述可動部2−2の開放端縁と給紙トレイ1のシート載置面1−1との接触による脚立により、補充シート束4の挿入空間を確保することになる。前記補助給紙板2のシート載置面2−1に設けられている可動部2−2の脚立は、安定した補助給紙板2の揚動状態保持の為、補助給紙板2のシート載置面2−1に対し90°以上の開角が得られるように回動支点2−21が構成される。
【0016】
(d)開口状態が保たれている補充シート挿入上流側の補助給紙板2と給紙トレイ1のシート載置面1−1の間に補充シート束4を挿入すると、該補充シート束4により補助給紙板2は持ち上げられると共に、先端が給紙トレイのシート載置面に当接して脚立していた可動部2−2は、補助給紙板2のシート載置面2−1の構成部内に復帰収納状態となる。
【0017】
(e)補充シート束4が給紙トレイ1のシート載置面1−1に載置され、シートの補充が完了した状態で、補助給紙板2を引き抜き、補充されたシート束4の下側即ち、給紙トレイ1のシート載置面1−1に再セットすることで終了となる
【0018】
【発明の効果】
本発明に成る給紙装置は、上述の如き構成とすることで、補充シート取扱いの際、シート補充の両手作業を可能とするだけでなく、補充作業のたびに補充の前の上段給紙トレイへの補助給紙板の懸架と、補充完了の後の離脱・開放という、作業迅速化の障害となる作業の回避を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成る補助給紙板を備える給紙トレイの概観図である。
【図2】本発明に成る補助給紙板の例の斜視説明図である.
【図3】図2に示す補助給紙板の動作の推移を示す説明図である。
【図4】従来技術に成る給紙トレイのシート補充に備えた補助給紙板の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ
1−1 給紙トレイのシート載置面
1−11 凹状部
1−2 シート送りガイド壁
1−3 懸架フック
2 補助給紙板
2−1 補助給紙板のシート載置面
2−11 滑り部材
2−12 可動部のストッパー
2−2 可動部
2−21 回動支点
2−3 取手部
2−4 押しボタン
2−5 連結金具
2−6 永久磁石小片
2−7 懸架部
3 シート束
4 補充シート束
5 補助給紙ローラ
6 給紙ローラ
7 捌き板

Claims (6)

  1. 新聞広告等のシートを丁合する丁合機等の給紙装置に設けられ、シート載置面とその両端のシート送りガイド壁を有する給紙トレイに付設される、給紙トレイのシート載置残量が少なくなった時、補充シート挿入空間を確保するため、その補充シート挿入上流端側が揚動される補助給紙板において、該補助給紙板のシート載置面には、補充シート挿入の上流端側を支点として該面から裏面側に傾斜・脚立自在の可動部が形成され、該補助給紙板が、給紙トレイのシート載置面に重なるようにして送りこまれた後、補助給紙板のシート挿入側端部を揚動動作する際、前記補助給紙板に設けられた可動部が給紙トレイのシート載置面上に脚立するように構成されていること、を特徴とする給紙トレイに付設される補助給紙板。
  2. 補充シート挿入に備え、補助給紙板の補充シート挿入の上流端側が揚動される時、前記給紙トレイのシート載置面に形成された凹状部に、補助給紙板の下流側先端が嵌着することで、該補助給紙板の下流側先端の位置決め保持手段となるように形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の給紙トレイに付設される補助給紙板。
  3. 前記補助給紙板に形成された傾斜・脚立自在の可動部は、補充シート挿入に備え給紙トレイのシート載置面により保持される最大脚立状態において、当該補助給紙板のシート載置面に対する脚立開角が、90度もしくはそれ以上となるように形成されていること、を特徴とする請求項1もしくは2のいずれかに記載の給紙トレイに付設される補助給紙板。
  4. 前記補助給紙板のシート載置面に形成された傾斜・脚立自在の可動部は、補充シート挿入のための当該補助給紙板揚動動作に続く、挿入された補充シート束先端部による押圧で、当該補助給紙板のシート載置面へ面内復帰するように構成されていること、を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給紙トレイに付設される補助給紙板。
  5. 前記補助給紙板に形成された傾斜・脚立自在の可動部が、当該補助給紙板のシート載置面への面内保持手段を備えること、を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の給紙トレイに付設される補助給紙板。
  6. 前記補助給紙板は、補充シート挿入の上流端側に揚動動作のための取手部を備えると共に、該取手部に、前記可動部の、補助給紙板のシート載置面内保持と、保持の開放・脚立操作に係る押しボタン構造を有すること、を特徴とする請求項5に記載の給紙トレイに付設される補助給紙板。
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