JP3558955B2 - 帯域拡大方式及びその方式を用いた帯域拡大増幅器 - Google Patents

帯域拡大方式及びその方式を用いた帯域拡大増幅器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークシステムの伝送方式において、片方向伝送を双方向化する、又は双方向伝送において、その上り帯域を拡大する伝送方式に関する。又、その方式を用いた増幅器に関する。
本発明は、TV信号とデータ信号を高群下り帯域で、データ信号を低群上り帯域で伝送するCATVネットワークシステムに適用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数のTV受信装置にテレビジョン信号(以下、TV信号。)を配信するCATVネットワークシステムがある。このシステムでは、通常2つの周波数帯が使用されている。1つは、CATVセンターへ制御情報(上り信号)を伝送する10〜50MHzの周波数帯であり、他の1つはTV信号(下り信号)を伝送する70〜770MHzの周波数帯である。これらの信号は、周波数多重により伝送されている。
近年では、インタネット等のデータ通信が普及し、CATVネットワークシステムでも端末装置を備え、その端末装置間でデータ通信が行われている。それらは、下り信号には上記70〜770MHz帯域の何れかのチャネルが使用され、上り信号には10〜50MHz帯域の何れかのチャネルが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、上記伝送システムでは限られたチャネルを用いてデータ伝送をするため、端末数が増大すると待機時間が多くなるという欠点がある。即ち、端末数が多くなると効率のよいデータ通信ができなくなるという欠点がある。特に、上り方向では帯域が狭いためチャネル数の増大が要望されている。
又、今後インタネット等によるデータ通信の需要は大幅に見込まれ、さらなる多チャンネル化が要望されている。
【0004】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、既存の増幅器に帯域拡大増幅器を併設して、双方向とすることである。又、双方向増幅器においては、一方向の増幅器に割り当てられた帯域の一部を制限し、その制限された帯域分だけ他方向の帯域を拡大させる方式を提供することである。そして、データ伝送の効率を上げることである。更に、その方式を可能にする帯域拡大増幅器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用及び効果】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の帯域拡大方式は伝送する高周波信号の帯域を拡大する帯域拡大方式であって、構内ネットワークの伝送路上の双方向増幅器に帯域拡大増幅器を併設することによって、その双方向増幅器に割り当てられた高群下り帯域の最低周波数から所定帯域幅を制限し、その制限された所定帯域幅だけ低群上り帯域の最高周波数から周波数帯域を拡大させる。
【0006】
構内ネットワークの伝送路上の双方向増幅器は、入力信号に対して増幅し得る帯域を有している。帯域拡大増幅器はこの双方向増幅器に併設され、上記帯域の一部を制限して不使用とする。例えば、その増幅器に割り当てられた高群下り帯域の下限の一部(△f)を不使用とする。
そして、不使用とした帯域△fを含んで逆の低群上り帯域を設け、その帯域で他方向の信号を伝送する。即ち、既存の双方向増幅器の帯域の一部を制限し、その制限された帯域分を含んで他方向への帯域を設ける。これにより、他方向の伝送チャネルを追加することができる。
【0007】
伝送チャネルが増加されるので、伝送時の待機時間が短縮され伝送効率のよいネットワークシステムが実現できる。又、低群上り帯域を拡大した場合には、流合雑音の影響を受け難い高い帯域を用いたデータ伝送が可能となる。
尚、上記制限は便宜上高群下り帯域で説明したが、低群上り帯域でも可能である。この場合は、高群下り帯域が拡大される。
又、上記伝送チャネルの追加は、予め他方向帯域を使用していない場合は、拡大された他方向帯域の追加、即ち双方向化を意味し、予め他方向帯域を使用している場合はその帯域の拡大を意味する。
【0008】
方向増幅器は、高群下り帯域を増幅する下り増幅器と低群上り帯域を増幅する上り増幅器が並列に接続されている。又、周波数多重で双方向にデータを伝送するネットワークシステムにおいては、その周波数帯域は低群上り帯域、ガードバンド、高群下り帯域の3帯域に分離されている。そして、上り増幅器と下り増幅器は、それぞれの帯域の信号を増幅するように設計されている。
【0009】
域拡大増幅器は、一方向、例えば下り増幅器の高群下り帯域の下限の一部を例えば△fだけ制限する。又、ガードバンドの下限も△fだけ制限する。即ち、ガードバンド全体を△fだけ高群下り帯域側にシフトさせる。
これにより、他方向(例えば、低群上り帯域)が連続して△fだけ高群下り帯域側に拡大される。この時、双方向増幅器の上り増幅器は機能しないが、それに代えて帯域拡大増幅器がその機能を果たす。即ち、全体として見れば、上り方向の帯域が拡大されたことになる。よって、この方式を双方向増幅器に適用すれば、一方向の伝送チャネルを増加させることができる
【0010】
内ネットワークであれば、その帯域拡大増幅器に構内の電源から容易に給電することができる。よって、外部のネットワークシステムの電力供給に何ら影響を与えない安価な方式となる。
又、構内ネットワークから外部のCATVネットワークシステムへの出力時には、従来の所定の周波数帯域に変換して送出する。即ち、拡大された低群上り帯域を本来のCATVネットワークシステムの低群上り帯域の周波数帯域に変換して送出する。これにより、従来のネットワークシステムに何ら影響を与えることなく従来通り双方向通信が可能である。従って、本発明の方式は拡大された帯域を用いて構内ネットワークシステム(LAN)の効率を上げるとともに、従来のネットワークシステムに接続可能とする利便性に優れた方式となる。又、構内ネットワークにおいて、低群上り帯域を拡大した場合には、流合雑音の影響を受け難い高い帯域を用いたデータ伝送が可能となる。
【0011】
請求項2に記載の帯域拡大増幅器は、双方向増幅器の入力端子に接続され高群信号を下流に低群信号を上流に分波する第1分波器と、双方向増幅器の出力端子に接続され高群信号を下流に低群信号を上流に分波する第2分波器と、第1分波器と第2分波器を結ぶ低群経路上に、その双方向増幅器に並列に接続された上り増幅器からなることを特徴とする。上述の様に、周波数多重伝送するネットワークシステムにおいては、その周波数帯域は、低群信号の通過する低群上り帯域、ガードバンド、高群信号の通過する高群下り帯域の3帯域に分離されている。
【0012】
双方向増幅器の入力端子に接続された第1分波器と双方向増幅器の出力端子に接続された第2分波器は、高群信号を下流に低群信号を上流に分波する。この時、第1分波器及び第2分波器は、上記高群下り帯域の下限を従来より例えば△fだけ制限する。又、ガードバンドの下限も△fだけ制限する。即ち、ガードバンドを高群下り帯域側に△fだけシフトさせ、低群上り帯域を拡大させる。
そして、第1分波器と第2分波器を結ぶ低群経路上に設けられた上り増幅器が、その拡大された低群上り帯域を通過する低群信号を増幅して上流に伝送する。即ち、低群上り帯域を拡大、即ち上り方向のチャンネル数を増加させて、伝送効率を向上させる増幅器となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(第1実施例)
図1に本発明の帯域拡大方式を適用した双方向増幅器を示す。図は、構成ブロック図である。本発明の帯域拡大方式は、従来の増幅器の高群下り帯域の一部を制限し、その一部を利用して低群上り帯域を拡大して伝送効率を向上させる方式である。上記方式は、伝送路10、従来の増幅器20と本発明の帯域拡大増幅器30からなる双方向増幅器に適用される。
【0014】
従来の構成は、伝送路10を直接端子21、22に接続して、片方向に伝送する片方向増幅器である。例えば、伝送路をCATV伝送路とすれば、従来の増幅器20は70〜770MHz帯域のTV信号を増幅して下流の各需要家に伝送する片方向増幅器である。本方式は、従来の増幅器20を伝送路10から切り離して直接帯域拡大増幅器30に接続し、伝送路10を帯域拡大増幅器30の端子31、32と接続する構成である。
【0015】
信号の流れに沿って、構成要素の各機能を説明する。例えば、伝送路10から入力端子31に高群下り信号が入力される場合を想定する。高群下り信号とは、高周波帯域を周波数多重で伝送される複数の信号の総称である。
帯域拡大増幅器30は、その内部に後述する分波器(方向性フィルタ)を有し、高帯域の85〜770MHzまでを高群下り帯域としている。従来の通過帯域を70〜770MHzとすれば、高帯域の下限側の一部が制限されることになる。図2(a)に従来の増幅器20の増幅し得る帯域を、図2(b)に増幅器20を本発明の帯域拡大増幅器30に併設した場合のそれを示す。これにより、85〜770MHzまでの通過信号は従来通り増幅器20によって増幅され、帯域拡大増幅器30をバイパスして各需要家に伝送される。
【0016】
逆に、帯域拡大増幅器30は図2(b)に示すように、例えば10〜65MHzまでの帯域を他方向伝送の帯域とすることができる。即ち、需要家に設置された図示しない端末装置からのデータ信号を低群上り信号としてこの拡張された帯域を用いて伝送することができる。
このように、上記増幅器20が高群下り帯域のみを増幅する下り増幅器であれば、図2(b)の低群上り帯域Aが追加され、全体としては双方向増幅器となる。
【0017】
又、詳細は後述するが、上記増幅器20を双方向増幅器と想定することもできる。この場合は、従来の帯域に図2(b)に示す帯域Bが追加されて、低群上り帯域Aが形成される。上記増幅器20が何れであっても、図1に示す双方向増幅器は、図2(b)に示す拡大された低群上り帯域Aを用いて上り方向にデータ通信することができる。即ち、上りチャネルが追加されるので、待機時間の短縮された効率のよい伝送が可能となる。
【0018】
(第2実施例)
図3に本発明の帯域拡大方式を用いた双方向増幅器を示す。図は、回路図である。本実施例の双方向増幅器は、信号を高群下り信号と低群上り信号に分波する第1分波器である分波器33、第2分波器である分波器37、低群上り信号を増幅する上り増幅器であるアンプ36、高群下り信号を増幅するアンプ25、高群下り信号をのみを通過させるハイパスフィルタ(以降、HPF)24から構成される。ここで、アンプ25、HPF24が従来の増幅器であり、ここでは片方向増幅器20Aで表す。又、分波器33、分波器37、アンプ36が帯域拡大増幅器30である。
高群下り信号と低群上り信号は、図3の矢印で示すように、分波器33、37によってそれぞれ分波される。分波された高群下り信号の経路を高群経路、低群上り信号の経路を低群経路と呼ぶ。
【0019】
信号の流れに沿って、各構成要素の機能を説明する。入力端子31から入力された高群下り信号は、先ず分波器33に入力される。分波器33は、フィルタであり図2(b)に示した通過特性を有している。即ち、高帯域の85〜770MHzと低帯域の10〜65MHzを分離する特性である。従って、85〜770MHz帯域の高群下り信号は、従来のHPF24を経てアンプ25で増幅される。増幅された高群下り信号は、再びHPF24、分波器37をへて下流に出力される。高群下り信号は、この様に高群経路を経て各需要家に伝送される。
【0020】
逆に、低群上り信号は分波器33、37の図2(b)の周波数特性によって、10〜65MHzの帯域Aで他方向(上流方向)に伝送される。即ち、下流からの低群上り信号は低群上り経路上に配置されたアンプ36で増幅されて上流に伝送される。この時、図2(b)の帯域Aは、従来より帯域Bだけ(10MHz程度)拡大されている。
即ち、上りチャネルが拡大されるので、従来より待機時間の短縮された効率のよい伝送が可能となる。よって、本発明の帯域拡大方式と帯域拡大増幅器を用いれば、容易に帯域が拡大された新たな双方向増幅器が実現され、より効率よく双方向通信させることができる。
【0021】
(第3実施例)
図4に本発明の第3実施例を示す。図は、ブロック図である。本実施例の特徴は、第2実施例のHPF24とアンプ25からなる片方向増幅器20Aを双方向増幅器20Bとした場合である。尚、本実施例に用いる他の構成要素が第2実施例のそれと同一の場合は、同一番号が記してある。その作用は、第2実施例のそれと同等である。従って、ここでは帯域拡大増幅器30の分波器33、37が双方向増幅器20Bの周波数配置に及ぼす影響についてのみ記述する。
【0022】
従来の双方向増幅器20Bの周波数構造を図5(a)に示す。70〜770MHzの高帯域Cが高群下り信号の伝送に使用される帯域であり、10〜50MHzの低帯域Dが低群上り信号の伝送に使用される帯域である。高帯域Cと低帯域Dに挟まれた箇所がガードバンドである。これらの周波数構造は、双方向増幅器の入出力に設けられた分波器41、42によって決定されている。
【0023】
本実施例では、これらの分波器41、42の外側に更に帯域拡大増幅器30の分波器33、37が配置されている。図5(b)に、分波器33、37によって決定される周波数配置を示す。分波器33、37は分波器41、42の外側に設けられているので、入力信号に対しては分波器33、37が有効となる。即ち、図5(b)に示す周波数配置が、帯域拡大増幅器30と双方向増幅器20Bからなる新たな双方向増幅器の周波数配置となる。
【0024】
これは、ガードバンドが高帯域側に△fシフトされて、低帯域Dの上限が△fだけ高帯域側にシフトされ、その結果低帯域Dが△fだけ拡大されたことを意味する。低帯域Dの拡大は、上りチャネルの追加を意味するので、そのチャネルを利用すれば通信時の待機時間が短縮される。よって、本発明の帯域拡大増幅器を従来の双方向増幅器に適用した場合でも、より伝送効率のよい双方向通信が実現できる。
【0025】
(第4実施例)
図6に本発明の帯域拡大方式を利用した構内ネットワークの1例を示す。本実施例の構内ネットワークは、周波数変換装置50、帯域拡大増幅器30、双方向増幅器20B、分配器54、同軸ケーブル56、分配器58、TV受信器60、端末装置62から構成される。この構内ネットワークは、例えばCATVネットワーク幹線路100に設けられたノード110に接続される。
【0026】
通常、構内ネットワークでは、例えば、延出された同軸ケーブル56に各需要家のTV受信装置60、端末装置62が接続されている。そのネットワークシステムにおける周波数配置は、図5(a)に示したそれである。即ち、70〜770MHz帯域で高群下り信号(TV信号とデータ信号)が伝送され、10〜50MHz帯域で低群上り信号(データ信号)が伝送される。この時、低群上り帯域が狭いため端末装置数が増大すると待機時間が増大し伝送効率が低下する。又、流合雑音の影響も受けやすい。
【0027】
本実施例では、従来の構内ネットワークの双方向増幅器20Bに帯域拡大増幅器30を、ノード110と帯域拡大増幅器30の間に周波数変換装置50を備えている。即ち、構内ネットワークの周波数変換装置50以降の周波数配置は、帯域拡大増幅器30を備えているので第3実施例と同じ理由で図5(b)となる。即ち、低群上り信号が使用する周波数帯域が拡大される。帯域が拡大されてチャネルが増大するので、上り信号の待機時間が短縮されその伝送効率が向上する。又、流合雑音の影響を受け難い高い帯域をデータ伝送に用いることができるので、データ伝送の品質が向上する。
【0028】
又、この構内ネットワークは他ネットワークシステム、例えばCATVネットワークシステムとは周波数変換装置50を介して接続されている。構内ネットワークから外部への出力時には、図5(a)の従来の所定の周波数配置に変換してて送出する。これにより、従来のネットワークシステムと双方向通信が可能となる。従って、従来のネットワークシステムにも接続可能な利便性に優れた方式となる。
又、構内ネットワークであれば、上記帯域拡大増幅器30に構内の電源から容易に給電することができる。これによっても、外部のネットワークシステムの電力供給に何ら影響を与えることはない。よって、より安価な方式となる。
【0029】
(変形例)
以上、本発明を表わす1実施例を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。
例えば、第2実施例、第3実施例では、帯域拡大増幅器30にアンプ36を備えたが、増幅する必要がない場合は増幅率を1又はアンプ36を省略してもよい。即ち、分波器33、37のみで形成してもよい。
【0030】
又、第4実施例では、双方向増幅器20Bと帯域拡大増幅器30はノード110と分配器54間に配置したが、構内ネットワーク内ならば何処でもよい。又、その個数は複数でもよい。周波数配置が同一であれば、複数設置して大規模LANが形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる帯域拡大方式を説明するブロック図。
【図2】本発明の第1実施例に係わる帯域拡大方式の適用前の周波数配置図(a)、適用後の周波数配置図(b)。
【図3】本発明の第2実施例に係わる帯域拡大増幅器の回路図。
【図4】本発明の第3実施例に係わる帯域拡大増幅器を適用した双方向増幅器の回路図。
【図5】本発明の第3実施例に係わる帯域拡大方式の適用前の周波数配置図(a)、適用後の周波数配置図(b)。
【図6】第4実施例に係わる帯域拡大方式を適用した構内ネットワークの構成図。
【符号の説明】
10 伝送路
20A 片方向増幅器
20B 双方向増幅器
21,22,31,32 端子
24 ハイパスフィルタ
25 アンプ
30 帯域拡大増幅器
33、37 分波器
36 アンプ
41、42 分波器
50 周波数変換装置
54、58 分配器
56 同軸ケーブル
60 TV受信器
62 端末装置

Claims (2)

  1. 伝送する高周波信号の帯域を拡大する帯域拡大方式であって、
    構内ネットワークの伝送路上の双方向増幅器に帯域拡大増幅器を併設することによって、該増幅器に割り当てられた高群下り帯域の最低周波数から所定帯域幅を制限し、その制限された所定帯域幅だけ低群上り帯域の最高周波数から周波数帯域を拡大させ、
    構内ネットワークから外部のCATVネットワークシステムへの出力時には、拡大された低群上り帯域を本来のCATVネットワークシステムの低群上り帯域の周波数帯域に変換して送出することを特徴とする帯域拡大方式。
  2. 請求項1に記載の帯域拡大方式を用いる帯域拡大増幅器であって、
    前記双方向増幅器の入力端子に接続され、高群信号を下流に低群信号を上流に分波する第1分波器と、
    前記双方向増幅器の出力端子に接続され、高群信号を下流に低群信号を上流に分波する第2分波器と、
    前記第1分波器と前記第2分波器を結ぶ低群経路間に、前記双方向増幅器に並列に接続された上り増幅器と
    を備えたことを特徴とする帯域拡大増幅器。
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