JP3558814B2 - 高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器 - Google Patents
高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器では、異なる音色にスムーズに変化させるなど、通常の楽器では困難な音楽的表現をとることができる。また電子楽器の中には、音色作成など通常の楽器では困難な機能を持つものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子楽器において異なる音色に変化させる方法には、フェードイン・フェードアウト機能による方法がある。その場合、2音色間では、スムーズな音色の変化が期待できるが、それ以上の音色間では、音を継ぎ足したような不自然な感じになり、実際には2音色間の変化が限界であった。
【0004】
また音色作成の行える電子楽器の中には、加算合成型の音色作成の行えるものがあり、更にその中には、高調波係数エンベロープ機能を持ち、且つエンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を備えているものがある。このような電子楽器では、図3に示すように、エンベロープを、複数のフェーズ(図ではフェーズ1〜フェーズ4として示されている)で構成し、各フェーズ毎に目標高調波レベル(図ではL1〜L4として示されている)と到達時間(図ではT1〜T4として示されている)を設定することができ、これらを複数の倍音分設定(但し全倍音のエンベロープの同じフェーズの到達時間を一定にする必要がある)し、高調波係数エンベロープを設定することになる。しかし高調波係数エンベロープを設定するのに、倍音の数が多くなればなるほど、このような設定の手間が増えることになり、ユーザはその設定で多大な労力を強いられることになる。
【0005】
本発明は従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、時間経過と共に選択された音色に次々に移行していくことのできるモーフィング効果が期待でき、且つ高調波係数エンベロープの設定時に簡単にその設定ができる高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明に係る電子楽器の構成は、複数のフェーズから構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベルと到達時間を入力値とする高調波係数エンベロープ機能を持ち、エンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を有すると共に、任意に選択した音色の基本高調波係数を、エンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーし、且つ全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にする合成機能を有することを基本的特徴としている。
【0007】
更に上記の合成機能は、複数の音色の基本高調波係数を記憶する基本高調波係数記憶手段と、該基本高調波係数記憶手段に記憶された基本高調波係数に対応する音色を選択する音色選択手段と、前記音色選択手段により選択された音色の基本高調波係数を基本高調波係数記憶手段から読み出す読み出し手段と、読み出された基本高調波係数をエンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーするコピー手段と、全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にするフェーズ同期手段とを有することで、達成される。
【0008】
【作用】
音色選択手段により選択された音色の基本高調波係数を、読み出し手段により基本高調波係数記憶手段から読み出し、更にそれを、上記高調波係数エンベロープ機能により入力される各フェーズ毎の目標高調波レベルとして、前記コピー手段によりコピーする。それと共に、更に前記フェーズ同期手段により全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にし、前記音源で発音せしめる。すると、発音開始から時間経過に伴って、選択された音色に次々に移行していくことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の具体的実施形態構成につき説明する。図1は本発明に係る高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器の一実施形態構成を示す装置構成説明図である。
【0010】
図1においてバス100上に、CPU101、RAM102、ROM103、FDやHDなどの外部記憶装置104、鍵盤インターフェース105aを介して繋がる鍵盤部105、パネルインターフェース106aを介して繋がりパネルスイッチによる操作のできるパネル操作部106、楽音信号発生回路107が各接続されており、該バス100を通じてこれらのデバイスに各種命令やデータの受け渡しがなされる。
【0011】
図2は、上記装置構成により構成される本電子楽器の機能ブロックを示しており、図中1は高調波合成方式音源、2は基本高調波係数記憶手段、3は音色選択手段、4は読み出し手段、5はコピー手段、6はフェーズ同期手段である。
【0012】
上記高調波合成方式音源1は、CPU101及びその処理プログラムを記憶したROM103と処理中のテンポラリーデータを記憶しておくRAM102及び楽音信号発生回路107で構成されている。そして該音源1は、図3に示されるように、複数のフェーズ(図中鍵盤部105のキーオンで始まるフェーズ1〜キーオフで開始されるフェーズ4)から構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベル(図中L1〜L4)と到達時間(図中T1〜T4)を入力値とする高調波係数のエンベロープを作成する高調波係数エンベロープ機能を有しており、各倍音毎に独立してこのようなエンベロープ設定ができるようになっている。本構成では、後述するフェーズ同期手段6で設定可能なT1乃至T4の時間を、上記高調波係数エンベロープ機能で設定される到達時間として設定できるようになっている。
【0013】
前記基本高調波係数記憶手段2は、ROM103、外部記憶装置104、或いは外部記憶装置104から読み出されたデータを記憶するRAM102等からなる係数テーブルで構成され、各種音色の基本高調波係数データ(本構成では各音色につき64高調波分)をそれに記憶している。
【0014】
前記音色選択手段3は、パネル操作部106で構成されており、フェーズ1〜4のフェーズ選択スイッチと前記基本高調波係数記憶手段2に記憶された64の基本高調波係数に対応する音色の音色選択スイッチからなり、該構成で、各フェーズ毎に、音色の選択ができるようになっている。
【0015】
前記読み出し手段4は、CPU101及びRAM102で構成されており、音色選択手段3で選択された音色の基本高調波係数のデータを基本高調波係数記憶手段2から読み出し、それを一時的に記憶しておくものである。
【0016】
前記コピー手段5は、CPU101で構成されており、読み出し手段4によって読み出され一時的に記憶されている基本高調波係数を、各フェーズ毎の目標高調波レベルL1乃至L4としてコピーする。
【0017】
前記フェーズ同期手段6は、CPU101及びパネル操作部106で構成されるようになっており、パネル操作部106の操作により決定された時間を、前記音源1の上記高調波係数エンベロープ機能で設定される到達時間T1〜T4として設定でき、且つ全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にすることができるようになっている。
【0018】
ユーザは、パネル操作部106を操作して音色選択手段3により、各フェーズ毎に、64種類の音色の中から任意の音色を選択する。この選択の結果、選択された音色の基本高調波係数が、基本高調波係数記憶手段2から読み出し手段4により読み出され、更にコピー手段5により、その基本高調波係数が、図4に示されるように、各フェーズ毎の目標高調波レベルL1乃至L4としてコピーされる。他方、ユーザは、同じくパネル操作部106を操作してフェーズ同期手段6により、前記音源1の上記高調波係数エンベロープ機能における到達時間T1〜T4を設定する。すると、全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間が一致することになる。この状態で音源1を発音させると、発音開始から時間経過に伴って、選択された音色に次々に移行していく音色上のモーフィング効果が得られ、音楽表現の新たな手法を提供できることになる。また従来構成では、倍音毎のエンベロープ設定を行おうとすると、1音色につき、各フェーズ毎に64倍音分の高調波レベルLと到達時間Tを指定する必要があるため、そのデータ数は、64(倍音)×4(フェーズ)×2(レベル+タイム)=512となり、その設定に大変な労力が必要となる。しかし、本構成では、各フェーズ毎に64倍音分の高調波レベルが、1つの基本高調波係数の設定でできるため、そのデータ数は、4(フェーズ)×2(音色指定+タイム)=8となり、その設定が非常に容易になる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述した本発明の構成によれば、時間経過と共に選択された音色に次々に移行していくことのできる音色上のモーフィング効果が得られるようになり、音楽表現の新たな手法を提供できることになる。また各フェーズ毎に1音色を構成する複数の倍音分の高調波レベルが、1つの基本高調波係数の設定でできるため、高調波係数エンベロープの大量のデータのエディットを容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器の一実施形態構成を示す装置構成説明図である。
【図2】上記装置構成により構成される本電子楽器の機能ブロック図である。
【図3】高調波係数エンベロープ機能のエンベロープ及び設定パラメータを示す説明図である。
【図4】本構成によるエンベロープ設定状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音源
2 基本高調波係数記憶手段
3 音色選択手段
4 読み出し手段
5 コピー手段
6 フェーズ同期手段
100 バス
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 外部記憶装置
105 鍵盤部
105a 鍵盤インターフェース
106 パネル操作部
106a パネルインターフェース
107 楽音信号発生回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器では、異なる音色にスムーズに変化させるなど、通常の楽器では困難な音楽的表現をとることができる。また電子楽器の中には、音色作成など通常の楽器では困難な機能を持つものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子楽器において異なる音色に変化させる方法には、フェードイン・フェードアウト機能による方法がある。その場合、2音色間では、スムーズな音色の変化が期待できるが、それ以上の音色間では、音を継ぎ足したような不自然な感じになり、実際には2音色間の変化が限界であった。
【0004】
また音色作成の行える電子楽器の中には、加算合成型の音色作成の行えるものがあり、更にその中には、高調波係数エンベロープ機能を持ち、且つエンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を備えているものがある。このような電子楽器では、図3に示すように、エンベロープを、複数のフェーズ(図ではフェーズ1〜フェーズ4として示されている)で構成し、各フェーズ毎に目標高調波レベル(図ではL1〜L4として示されている)と到達時間(図ではT1〜T4として示されている)を設定することができ、これらを複数の倍音分設定(但し全倍音のエンベロープの同じフェーズの到達時間を一定にする必要がある)し、高調波係数エンベロープを設定することになる。しかし高調波係数エンベロープを設定するのに、倍音の数が多くなればなるほど、このような設定の手間が増えることになり、ユーザはその設定で多大な労力を強いられることになる。
【0005】
本発明は従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、時間経過と共に選択された音色に次々に移行していくことのできるモーフィング効果が期待でき、且つ高調波係数エンベロープの設定時に簡単にその設定ができる高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明に係る電子楽器の構成は、複数のフェーズから構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベルと到達時間を入力値とする高調波係数エンベロープ機能を持ち、エンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を有すると共に、任意に選択した音色の基本高調波係数を、エンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーし、且つ全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にする合成機能を有することを基本的特徴としている。
【0007】
更に上記の合成機能は、複数の音色の基本高調波係数を記憶する基本高調波係数記憶手段と、該基本高調波係数記憶手段に記憶された基本高調波係数に対応する音色を選択する音色選択手段と、前記音色選択手段により選択された音色の基本高調波係数を基本高調波係数記憶手段から読み出す読み出し手段と、読み出された基本高調波係数をエンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーするコピー手段と、全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にするフェーズ同期手段とを有することで、達成される。
【0008】
【作用】
音色選択手段により選択された音色の基本高調波係数を、読み出し手段により基本高調波係数記憶手段から読み出し、更にそれを、上記高調波係数エンベロープ機能により入力される各フェーズ毎の目標高調波レベルとして、前記コピー手段によりコピーする。それと共に、更に前記フェーズ同期手段により全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にし、前記音源で発音せしめる。すると、発音開始から時間経過に伴って、選択された音色に次々に移行していくことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の具体的実施形態構成につき説明する。図1は本発明に係る高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器の一実施形態構成を示す装置構成説明図である。
【0010】
図1においてバス100上に、CPU101、RAM102、ROM103、FDやHDなどの外部記憶装置104、鍵盤インターフェース105aを介して繋がる鍵盤部105、パネルインターフェース106aを介して繋がりパネルスイッチによる操作のできるパネル操作部106、楽音信号発生回路107が各接続されており、該バス100を通じてこれらのデバイスに各種命令やデータの受け渡しがなされる。
【0011】
図2は、上記装置構成により構成される本電子楽器の機能ブロックを示しており、図中1は高調波合成方式音源、2は基本高調波係数記憶手段、3は音色選択手段、4は読み出し手段、5はコピー手段、6はフェーズ同期手段である。
【0012】
上記高調波合成方式音源1は、CPU101及びその処理プログラムを記憶したROM103と処理中のテンポラリーデータを記憶しておくRAM102及び楽音信号発生回路107で構成されている。そして該音源1は、図3に示されるように、複数のフェーズ(図中鍵盤部105のキーオンで始まるフェーズ1〜キーオフで開始されるフェーズ4)から構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベル(図中L1〜L4)と到達時間(図中T1〜T4)を入力値とする高調波係数のエンベロープを作成する高調波係数エンベロープ機能を有しており、各倍音毎に独立してこのようなエンベロープ設定ができるようになっている。本構成では、後述するフェーズ同期手段6で設定可能なT1乃至T4の時間を、上記高調波係数エンベロープ機能で設定される到達時間として設定できるようになっている。
【0013】
前記基本高調波係数記憶手段2は、ROM103、外部記憶装置104、或いは外部記憶装置104から読み出されたデータを記憶するRAM102等からなる係数テーブルで構成され、各種音色の基本高調波係数データ(本構成では各音色につき64高調波分)をそれに記憶している。
【0014】
前記音色選択手段3は、パネル操作部106で構成されており、フェーズ1〜4のフェーズ選択スイッチと前記基本高調波係数記憶手段2に記憶された64の基本高調波係数に対応する音色の音色選択スイッチからなり、該構成で、各フェーズ毎に、音色の選択ができるようになっている。
【0015】
前記読み出し手段4は、CPU101及びRAM102で構成されており、音色選択手段3で選択された音色の基本高調波係数のデータを基本高調波係数記憶手段2から読み出し、それを一時的に記憶しておくものである。
【0016】
前記コピー手段5は、CPU101で構成されており、読み出し手段4によって読み出され一時的に記憶されている基本高調波係数を、各フェーズ毎の目標高調波レベルL1乃至L4としてコピーする。
【0017】
前記フェーズ同期手段6は、CPU101及びパネル操作部106で構成されるようになっており、パネル操作部106の操作により決定された時間を、前記音源1の上記高調波係数エンベロープ機能で設定される到達時間T1〜T4として設定でき、且つ全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にすることができるようになっている。
【0018】
ユーザは、パネル操作部106を操作して音色選択手段3により、各フェーズ毎に、64種類の音色の中から任意の音色を選択する。この選択の結果、選択された音色の基本高調波係数が、基本高調波係数記憶手段2から読み出し手段4により読み出され、更にコピー手段5により、その基本高調波係数が、図4に示されるように、各フェーズ毎の目標高調波レベルL1乃至L4としてコピーされる。他方、ユーザは、同じくパネル操作部106を操作してフェーズ同期手段6により、前記音源1の上記高調波係数エンベロープ機能における到達時間T1〜T4を設定する。すると、全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間が一致することになる。この状態で音源1を発音させると、発音開始から時間経過に伴って、選択された音色に次々に移行していく音色上のモーフィング効果が得られ、音楽表現の新たな手法を提供できることになる。また従来構成では、倍音毎のエンベロープ設定を行おうとすると、1音色につき、各フェーズ毎に64倍音分の高調波レベルLと到達時間Tを指定する必要があるため、そのデータ数は、64(倍音)×4(フェーズ)×2(レベル+タイム)=512となり、その設定に大変な労力が必要となる。しかし、本構成では、各フェーズ毎に64倍音分の高調波レベルが、1つの基本高調波係数の設定でできるため、そのデータ数は、4(フェーズ)×2(音色指定+タイム)=8となり、その設定が非常に容易になる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述した本発明の構成によれば、時間経過と共に選択された音色に次々に移行していくことのできる音色上のモーフィング効果が得られるようになり、音楽表現の新たな手法を提供できることになる。また各フェーズ毎に1音色を構成する複数の倍音分の高調波レベルが、1つの基本高調波係数の設定でできるため、高調波係数エンベロープの大量のデータのエディットを容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器の一実施形態構成を示す装置構成説明図である。
【図2】上記装置構成により構成される本電子楽器の機能ブロック図である。
【図3】高調波係数エンベロープ機能のエンベロープ及び設定パラメータを示す説明図である。
【図4】本構成によるエンベロープ設定状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音源
2 基本高調波係数記憶手段
3 音色選択手段
4 読み出し手段
5 コピー手段
6 フェーズ同期手段
100 バス
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 外部記憶装置
105 鍵盤部
105a 鍵盤インターフェース
106 パネル操作部
106a パネルインターフェース
107 楽音信号発生回路
Claims (2)
- 複数のフェーズから構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベルと到達時間を入力値とする高調波係数エンベロープ機能を持ち、エンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を有すると共に、任意に選択した音色の基本高調波係数を、エンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーし、且つ全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にする合成機能を有することを特徴とする高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器。
- 複数のフェーズから構成され、各フェーズ毎の目標高調波レベルと到達時間を入力値とする高調波係数エンベロープ機能を持ち、エンベロープ設定が倍音毎に独立で行える高調波合成方式音源を有すると共に、複数の音色の基本高調波係数を記憶する基本高調波係数記憶手段と、該基本高調波係数記憶手段に記憶された基本高調波係数に対応する音色を選択する音色選択手段と、前記音色選択手段により選択された音色の基本高調波係数を基本高調波係数記憶手段から読み出す読み出し手段と、読み出された基本高調波係数をエンベロープの各フェーズの目標高調波レベルとしてコピーするコピー手段と、全倍音のエンベロープにおける同一フェーズの到達時間を一定にするフェーズ同期手段とを有することを特徴とする高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04860997A JP3558814B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04860997A JP3558814B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232680A JPH10232680A (ja) | 1998-09-02 |
JP3558814B2 true JP3558814B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=12808161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04860997A Expired - Fee Related JP3558814B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 高調波係数エンベロープ機能を持つ電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3558814B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP04860997A patent/JP3558814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10232680A (ja) | 1998-09-02 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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