JP3558265B2 - ピット信号検出回路及び光ディスクドライブ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光記録媒体上の目標トラックに光ビームを追従させてデータを記録および再生する光ディスクドライブ装置及びこの光ディスクドライブ装置に搭載され、光記録媒体上のランド部にあらかじめ記録されているピットにより発生するピット信号を検出するピット信号検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−326138号公報に開示されているように、従来の追記型光記録媒体は、ウォブルしたグルーブを有するとともに、これらグルーブ間のランド領域に所定間隔でピット(ランドプリピット)が形成されている。また、その記録、再生は、ウォブルしたグルーブから検出したウォブル信号により光記録媒体の回転を制御するとともに、ランドプリピットから検出したランドプリピット信号により、光記録媒体上のデータを記録すべき位置を検出することにより行う。
【0003】
ランドプリピット信号は次のようにして取り出す。すなわち、光記録媒体上の目標トラックに光ビームを追従させ、この光ビームの戻り光を複数の光電変換素子で領域を分割して各々受光して光電変換し、この各光電変換素子の出力信号を用いた加減算を所定の演算器により行う。そして、演算器の出力からハイパスフィルタにより所定の高周波成分としてランドプリピット信号を取り出す。そして、この取り出したランドプリピット信号はコンパレータにより所定の基準値と比較することにより2値化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記ハイパスフィルタとしてはACカップリング型のものが使用されるが、そのゲイン特性を図1に示す。図1において、完全に低周波成分をカットしようとするとカットオフ周波数fcを上げることになる。なお、図1のゲイン特性の横軸は、周波数fをカットオフ周波数fcで正規化したものである。
【0005】
しかし、この場合に、カットオフ周波数fcを上げるとCR時定数が小さくなるために、図2に示すように、ランドプリピット信号のプラスのパルスa、マイナスのパルスbの立ち上がりに同期してノイズc,dが発生する。ランドプリピット信号のプラスのパルスaは、光記録媒体上において、その円周上でグルーブの外側に位置するランドプリピットから検出される信号であり、マイナスのパルスbは、同じくグルーブの内側に位置するランドプリピットから検出される信号である。そして、ランドプリピット信号として使用されるのはプラスのパルスaであり、マイナスのパルスbは用いない。
【0006】
この場合に、マイナスのパルスbに同期して立ち上がるノイズdをプラスのパルスaとして前記コンパレータが誤検出してしまう不具合がある。
【0007】
この発明の目的は、ピット信号に含まれる不要なパルスを削除して、当該パルスに同期して出現するノイズを、ピット信号を2値化するコンパレータが誤検出することがないピット信号検出回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、光記録媒体上の目標トラックに光ビームを追従させてデータを記録および再生する光ディスクドライブ装置に搭載され、前記光記録媒体上のランド部にあらかじめ記録されているピットにより発生するピット信号を検出するピット信号検出回路において、前記光ビームの戻り光を領域を分割して各々受光し光電変換する複数の光電変換素子と、この各光電変換素子の出力信号を用いた加減算を行う演算器と、この演算器の出力信号の直流レベルを所定程度シフトしてオペアンプのクランプにより前記演算器の出力信号に含まれるピット信号のプラス側またはマイナス側のパルスをカットする第1のレベルシフト回路と、この第1のレベルシフト回路の出力信号の直流レベルを前記演算器の出力信号の直流レベルにシフトする第2のレベルシフト回路と、前記ピット信号を前記第2のレベルシフト回路の出力信号から所定の高周波成分として取り出す第1のハイパスフィルタと、この取り出したピット信号を所定の基準値と比較することにより2値化する第1のコンパレータと、を備えていることを特徴とするピット信号検出回路である。
【0009】
したがって、ピット信号のプラス側またはマイナス側の不要なパルスをカットすることができるので、当該パルスに同期して発生するノイズを第1のコンパレータでピット信号と誤検出することがない。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のピット信号検出回路において、第1のレベルシフト回路の前段に設けられ演算器の出力信号から所定の高周波成分を取り出して前記第1のレベルシフト回路に出力する第2のハイパスフィルタを備えていることを特徴とする。
【0011】
したがって、第2のハイパスフィルタで予め低周波成分をある程度除去することが可能となるので、ウォブル信号の直流レベルの変動が生じても、オペアンプのクランプによりピット信号のプラス側またはマイナス側の不要なパルスを充分にカットすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のピット信号検出回路において、演算器の出力信号から所定の周波数成分を取り出すことによりウォブル信号を取り出すバンドパスフィルタと、このウォブル信号を所定の基準値と比較することにより2値化する第2のコンパレータと、第1のコンパレータの出力信号と前記第2のコンパレータの出力信号のアンドをとるアンド回路と、を備えていることを特徴とする。
【0013】
したがって、信号として必要とする、ウォブル信号の山にあるピット信号のプラスのパルスのみを取り出し、ウォブル信号の谷に乗ったノイズを除去して、ピット信号の検出の信頼性を向上させることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路において、ピット信号に含まれる冗長符号を用い前記ピット信号検出のエラーを検出して訂正するエラー検出訂正回路と、前記ピット信号をカウントして予め設定されている値と比較するカウンタと、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出したときは前記カウンタの比較の結果に応じて第1のコンパレータの基準値を所定量増加または減少し、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出しないときは前記第1のコンパレータの基準値を現在のものに維持する制御部と、を備えていることを特徴とする。
【0015】
したがって、ピット信号検出のエラーが生じないような第1のコンパレータの基準値を探して、第1のコンパレータを当該基準値に設定することができるので、ピット信号の誤検出をさらに低減することができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路において、ピット信号に含まれる冗長符号を用い前記ピット信号検出のエラーを検出して訂正するとともに、エラーがあったときはエラーデータと訂正後のデータとを比較して当該エラーの態様の別を示す信号を出力するエラー検出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出したときは前記エラーの態様の別を示す信号に応じて第1のコンパレータの基準値を所定量増加または減少し、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出しないときは前記第1のコンパレータの基準値を現在のものに維持する制御部と、を備えていることを特徴とする。
【0017】
したがって、ピット信号検出のエラーが生じないような第1のコンパレータの基準値を探して、第1のコンパレータを当該基準値に設定することができるので、ピット信号の誤検出をさらに低減することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1,2,3,4,5のいずれかの一に記載のピット信号検出回路を備えた光ディスクドライブ装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
【0019】
この発明の実施の形態1にかかる光記録媒体としての光ディスクは、1回だけ追記可能な追記型の光ディスクであり、ウォブルしたグルーブを有するとともに、これらグルーブ間のランド領域に所定間隔でピット(ランドプリピット)が形成されている。また、その記録、再生は、ウォブルしたグルーブから検出したウォブル信号により光ディスクの回転を制御するとともに、ランドプリピットから検出したランドプリピット信号により、光ディスク上のデータを記録すべき位置を検出する。
【0020】
グルーブの間隔(トラックピッチ)は、約0.74μmで内周から外周まで連続したスパイラルとして形成されている。グルーブには光ディスクの回転数と記録信号のクロック周波数を制御するための情報として、単一周波数のウォブル信号が記録されている。なお、ウォブルとは、グルーブを光ディスクの半径方向にわずかに蛇行させることである。本例において、蛇行幅は約20nm、蛇行周期は約25μmである。したがって、この光ディスクを線速度3.5m/秒で回転させ、ウォブル信号を再生すると、その周波数は約140kHzとなる。
【0021】
グルーブとグルーブの間のランド部には、光ディスク上の位置を示すアドレス情報を記録するランドプリピットとして、幅約0.3μmで、深さがグルーブと同じ深さの溝が形成されている。
【0022】
図3は、グルーブとランドプリピットを模式的に示す平面図であり、この例では、ウォブルするグルーブ1の間の領域に所定の間隔でランドプリピット2が形成されている。各ランドプリピット2は、隣接するグルーブ間に連なり、光ディスクの半径方向の溝として形成されている。
【0023】
ランドプリピット2は、情報の1/0に対応して形成されている。すなわち、情報の1に対応する位置にはランドプリピット2が形成されていて、情報の0に対応する位置にランドプリピット2は形成されていない。したがって、ランドプリピット2の有無が情報の1/0に対応する。
【0024】
次に、光ディスクのトラッキング制御およびグルーブのウォブル信号とランドプリピット信号を、プッシュプル法を用いて単一のビームスポットで同時に読み出す手法について説明する。
【0025】
図4は、光ディスク上の目標トラックに光ビームを追従させてデータを記録および再生する光ディスクドライブ装置に搭載されているトラッキング制御回路のブロック図である。図4における光検出器3は、図1におけるグルーブ1上に集光されたビームスポットBeからの戻り光を、光電変換素子としての4分割のピンダイオード3A,3B,3C,3Dをディテクタとして光電変換し、これをI−V変換して4分割された各々のダイオードに対応する信号A,B,C,Dを得る。
【0026】
この信号A,B,C,Dを用いて“A+B−C−D”なる演算を演算器4で行うと、いわゆるプッシュプル方式のトラッキング誤差信号が得られる。この信号は、グルーブ1とビームスポットBeの半径方向の相対位置に対応した信号であるから、グルーブ1のウォブル信号も同時に再生される。さらに、ランドプリピット2が記録された位置でも、ランドプリピット2の形成位置がグルーブ1に対して光ディスクの内周側であるか外周側であるかに応じて、プラスあるいはマイナスのパルス信号が検出され、これも“A+B−C−D”の信号に含まれている。
【0027】
そこで、この“A+B−C−D”の信号をローパスフィルタ(LPF)5を通してトラッキング誤差信号のみを取り出し、これをトラッキング駆動回路6に送ってトラッキング駆動信号を出力する。
【0028】
また、ランドプリピット信号を検出するためには、ランドプリピット信号検出回路7(後述)を用いる。
【0029】
ウォブル信号は狭い帯域の信号であるから、その帯域を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)8を用いることによって、良好なS/N比のウォブル信号を得ることができる。得られたウォブル信号は、2値化回路9によって2値化し、この2値化データを周波数比較回路10において所定の基準周波数と比較することによりスピンドルモータ制御信号を得る。スピンドルモータ制御信号は、光ディスクを回転する図4において図示しないスピンドルモータを制御するための信号である。
【0030】
図5は、データ未記録のグルーブ1に沿ってビームスポットBeを走査したときに得られる信号の波形を示すものである。具体的には、低周波のウォブル信号の上に光ディスクの外周側のランドプリピット2によるパルス信号と、このパルス信号とは逆の極性を有する内周側のランドプリピット2によるパルス信号とが得られる。各トラックにとって必要なアドレス情報を含んでいるのは外周側のランドプリピット2によるランドプリピット信号であり、内周側のランドプリピット2によるランドプリピット信号は必要ではない。
【0031】
次に、プッシュプル方式を用いたトラッキングについて図6を参照して説明する。図6において、符号11は光ディスク、符号12は対物レンズ、符号13は対物レンズ12をトラッキング方向に駆動するトラッキングアクチュエータ、符号14は光ディスク11を回転するスピンドルモータである。なお、点線は対物レンズ12の光軸を示す。
【0032】
まず、光ディスク11からの反射光は対物レンズ12をとおって光検出器3に照射される。光検出器3の出力はトラッキング駆動回路6でアナログ演算され、ビームスポットBeの目標トラックからの偏差に比例した駆動信号が出力される。光ディスク11上でトラックは反時計回りのスパイラル状に形成されているため、光ディスク11の回転時、対物レンズ12が静止したままでは、ビームスポットBeはトラックからずれてしまうが、トラッキング駆動回路6の出力するトラッキング駆動信号でトラッキングアクチュエータ13を駆動し、対物レンズ12を動かすことでビームスポットBeは目標のトラックに追従する。
【0033】
次に、ランドプリピット信号の特徴について説明する。ランドプリピット信号の波高値は、対物レンズ12の光軸ずれ、光ディスク11の傾きなどにより変動する。対物レンズ12の光軸ずれについて、図7、図8を参照して説明する。図7は光ディスク11が対物レンズ12の光軸と垂直であり、対物レンズ12の光軸が光検出器3の中心にある場合を示し、図8は光ディスク11が対物レンズ12の光軸と垂直であるが、対物レンズ12の光軸が光検出器3の中心に対してピンダイオード3A,3Bの側にずれている場合を示している。図7、図8において、いずれも(b)は、(a)を矢印から見たときの光検出器3の透視図である。図7の場合と比べて、図8の場合のランドプリピット信号の波高値は大きくなる。図8の場合と逆の方向に対物レンズ12の光軸がずれた場合は、ランドプリピット信号の波高値は小さくなる。トラッキング中は対物レンズ12の光軸と光検出器3の中心位置とのずれ量は変動しており、ランドプリピット信号の波高値も変動する。
【0034】
ランドプリピット信号の波高値の光軸ずれ、光ディスクの傾きなどによる変動の周期は50KHz以下である。これに140KHzの周期であるウォブル信号の振幅変動が加わったものがランドプリピット信号の波高値低域周波数での変動になる。従来のランドプリピット信号検出回路7は、ハイパスフィルタと、コンパレータで構成され、ハイパスフィルタでランドプリピット信号の低域周波数成分を除去し、コンパレータ回路でランドプリピット信号を2値化していた。ハイパスフィルタとしてはACカップリング型のものが使用されるが、そのゲイン特性を図1に示す。図1において、完全に低周波成分をカットしようとするとカットオフ周波数fcを上げることになる。なお、図1のゲイン特性の横軸は、周波数fをカットオフ周波数fcで正規化したものである。
【0035】
しかし、この場合に、カットオフ周波数fcを上げるとCR時定数が小さくなるために、図2に示すように、ランドプリピット信号のプラスのパルスa、マイナスのパルスbの立ち上がりに同期してノイズc,dが発生する。ランドプリピット信号のプラスのパルスaは、光ディスク上において、その円周上でグルーブ1の外側に位置するランドプリピット2から検出される信号であり、マイナスのパルスbは、同じくグルーブ1の内側に位置するランドプリピット2から検出される信号である。そして、ランドプリピット信号として使用されるのはプラスのパルスaであり、マイナスのパルスbは用いない。
【0036】
この場合に、マイナスのパルスbに同期して立ち上がるノイズdをプラスのパルスaとして前記コンパレータが誤検出してしまう不具合がある。
【0037】
そこで、かかる不具合を防止することができるランドプリピット信号検出回路7の内容について図9を参照して以下に説明する。
【0038】
このランドプリピット信号検出回路7は、演算器4の出力信号の直流レベルをVref1からVref2にシフトする第1のレベルシフト回路であるレベルシフト回路21と、レベルシフト回路21の出力信号の直流レベルをVref2からVref1にシフトする第2のレベルシフト回路であるレベルシフト回路22と、レベルシフト回路22の出力信号から、ウォブル信号の影響や、ウォブルの蛇行などによる低周波数帯域のノイズの影響を避けるため、260kHz以下の信号を抑圧するACカップリング型のハイパスフィルタ(HPF)23と、ハイパスフィルタ23の出力信号を基準電圧Vref3と比較することにより2値化する第1のコンパレータであるコンパレータ24とを備えている。
【0039】
レベルシフト回路21は、オペアンプ31を備え、演算器4の出力を抵抗32を介してオペアンプ31の非反転入力端子に入力し、また、基準電圧Vref1,Vref2を、各々抵抗33,34を介して非反転入力端子に入力する。また、基準電圧Vref1を、並列接続した抵抗35,36を介して、反転入力端子に入力し、また、負帰還用の抵抗37も接続されている。レベルシフト回路22は、オペアンプ41を備え、演算器4の出力を抵抗42を介してオペアンプ41の非反転入力端子に入力し、また、基準電圧Vref2,Vref1を、各々抵抗33,34を介して非反転入力端子に入力する。また、基準電圧Vref2を、並列接続した抵抗45,46を介して、反転入力端子に入力し、また、負帰還用の抵抗47も接続されている。なお、抵抗32〜37,42〜47は、すべて同一の抵抗値である。
【0040】
レベルシフト回路21では、入力信号Vi1と基準電圧Vref2とのアナログ加算を行うことで、入力信号Vi1の直流レベルがVref1からVref2にシフトされ、“出力Vo1=Vi1+Vref2”の関係式が成り立つ。レベルシフト回路22は、入力信号Vi2と基準電圧Vref2とのアナログ減算を行うことで、入力信号Vi2の直流レベルがVref2からVref1にシフトされ、“出力Vo2=Vi2−Vref2”の関係式が成り立つ。
【0041】
図10に、レベルシフト回路21の入力信号(a)、出力信号(b)およびレベルシフト回路22の出力信号(c)について示す。図10(b)に示すレベルシフト回路21の出力信号中でランドプリピット信号の負のパルスがカットされているのは、Vref2の値がオペアンプ31の負電源電圧に近いとクランプされるためである。このクランプについて図11を参照して説明する。すなわち、オペアンプは入力信号振幅が小さい場合は、入力信号を増幅した出力信号が出力されるが、入力信号振幅がある値を超えると、超えた部分は出力されない。例えば、入力信号が正弦波の場合(図11(a))、上と下がクランプされた波形が出力される(図11(b))。レベルシフト回路22は、レベルシフト回路21の出力を再びVref1レベルに戻すためのものである。
【0042】
レベルシフト回路22の出力はハイパスフィルタ23で低域周波数を除去されることになるが、ランドプリピット信号の負のパルスがカットされているので、この負のパルスに同期して発生するノイズを気にしなくて済み、前記カットオフ周波数fcを充分に上げることができ、もって、完全に低域周波数を除去することができる。そして、ハイパスフィルタ23の出力はコンパレータ24により2値化される。
【0043】
[発明の実施の形態2]
図12は、この発明の実施の形態2にかかるトラッキング制御回路に用いられるランドプリピット信号検出回路7の回路図である。この発明の実施の形態2の説明において、発明の実施の形態1と共通する点については、同一符号を図12に付し、詳細な説明を省略する。
【0044】
この発明の実施の形態2が発明の実施の形態1と相違する点は、レベルシフト回路21の前段に第2のハイパスフィルタであるハイパスフィルタ51を設けている点にある。このハイパスフィルタ51は、ローパスフィルタ52とアナログ減算回路53とからなり、アナログ減算回路53は、オペアンプ54ならびに抵抗55〜58からなる。
【0045】
次に、動作について説明する。
【0046】
発明の実施の形態1の場合では、演算器4の出力をレベルシフト回路21に直接入力するため、ウォブル信号の直流レベルの変動のために(図13(a)のレベルシフト回路21の入力信号参照)、レベルシフト回路21において、ランドプリピット信号の負のパルスを完全にはクランプできない場合がある(図13(b)のレベルシフト回路21の出力信号参照)。
【0047】
しかし、この発明の実施の形態2によれば、ハイパスフィルタ51である程度低域周波数成分を除去した後、レベルシフト回路21に入力しているので、ランドプリピット信号の負のパルスを完全にクランプして除去することができる。
【0048】
なお、ハイパスフィルタ51は、低域周波数成分をローパスフィルタ52を用いて取り出しているが、このローパスフィルイタ52の出力信号は元の低域周波数成分に対して位相差があるため、アナログ減算回路53において完全には低域周波数成分を除去することができない。したがって、ハイパスフィルタ51単体では充分な性能ではないが、ハイパスフィルタ23と組み合わせることにより相補効果があり、より完全に低域周波数成分を除去することができる。
【0049】
[発明の実施の形態3]
図14は、この発明の実施の形態3にかかるトラッキング制御回路に用いられるランドプリピット信号検出回路7の回路図である。この発明の実施の形態3の説明において、発明の実施の形態1、2と共通する点については、同一符号を図14に付し、詳細な説明を省略する。
【0050】
この発明の実施の形態3が発明の実施の形態1、2と相違する点は、発明の実施の形態2のランドプリピット信号検出回路7のほかに、バンドパスフィルタ61、第2のコンパレータであるコンパレータ62、アンド回路63を備えている点にある。バンドパスフィルタ61は、バンドパスフィルタ8と同様の回路であり、演算器4の出力信号からウォブル信号を取り出す。この取り出したウォブル信号をコンパレータ62が基準値Vref4と比較することにより2値化する。アンド回路63は、ランドプリピット信号7の出力信号とコンパレータ62の出力信号とのアンドをとる。
【0051】
次に、動作について説明する。
【0052】
図15は、ウォブル信号と(図15(a))、その2値化後の信号(図15(b))とのタイミングチャートを示している。信号として必要なランドプリピット信号の正のパルスは、ウォブル信号の山の位置にあり、谷の位置にはない。そこで、アンド回路63により、2値化されたランドプリピット信号と2値化されたウォブル信号のアンドをとることにより、ウォブル信号の谷の位置に乗ったノイズを除去して、ランドプリピット信号の検出の信頼性を向上させることができる。
【0053】
[発明の実施の形態4]
図16は、光ディスクのデータの一単位であるセクタ内のランドプリピット信号の配置を示す図である。1セクタと1フレームに記録されるデータ量はそれぞれ約2,366byteと91byteで、1セクタは、図16(c)に示すように26フレームで構成される。ランドプリピット信号はウォブル信号に同期しており、1stフレームでは図16(a)に示すように3つ出力される。その他のフレームでは奇数番目のフレームにランドプリピット信号が記録されており、ランドプリピット信号によりアドレス情報として1が記録されているときは図16(b)の点線部分のランドプリピット信号が出力される。また、アドレス情報として0が記録されているときは当該点線部分のランドプリピット信号は出力されない。また、偶数番目のフレームにはランドプリピット信号は通常記録されていない。したがって、1セクタには12ビットのアドレス情報が入っているが、このうち、4ビットは、16セクタで構成される1ECCblock内でのセクタのアドレスを、残り8ビットは、1ECCblockの光ディスク上での24ビットのアドレス情報または24ビットのリード・ソロモン符号の一部になる。このリード・ソロモン符号は冗長符号の一種であり、情報の信頼性を向上するためにランドプリピット信号列内に付加されていて、光ディスクの再生時にこの符号を使ってエラーのチェック、訂正が行われる。なお、図16(d)に1ECCblock内のアドレス情報などの配置を示す。
【0054】
図17は、この発明の実施の形態4にかかるトラッキング制御回路に用いられるランドプリピット信号検出回路7等の回路図である。この発明の実施の形態4の説明において、発明の実施の形態3と共通する点については、同一符号を図17に付し、詳細な説明を省略する。
【0055】
この発明の実施の形態4が発明の実施の形態3と相違する点は、さらに、リード・ソロモン符号によるエラーの検出と訂正を行うエラー検出訂正回路64と、2フレーム単位で2値化後のランドプリピット信号の数をカウントするカウンタ65とを備えている点にある。エラー検出訂正回路64の出力信号Errはエラーの有無を示す信号であり、カウンタ65の出力信号Ovは1セクタの25番目と26番目のフレームのランドプリピット信号のパルスの合計が2以上あれば1を出力し、1以下であれば0を出力する信号である。
【0056】
次に動作について説明する。
【0057】
16セクタをリードした時点で更新されるErr信号が1でエラーありの場合に、信号Ovが0のときは、ランドプリピット信号の波高値が低いことが考えられるので、図示しないマイコン回路等により、コンパレータ24の基準電圧Vref3を一定値だけ下げ、信号Ovが1のときは、基準電圧Vref3が低く、ノイズをランドプリピット信号として誤検出していることが考えられるので、コンパレータ24の基準電圧Vref3を一定値だけ上げる。この後、ランドプリピット信号をリードして、再びErr信号が更新されるまでは基準電圧Vref3を変えない。Err信号が更新されてエラーを検出したときは、再び基準電圧Vref3を前記同様に信号Ovにしたがって変更して、ランドプリピット信号をリードする。そしてエラーがなくなった時点で、このような動作を停止して、そのときの基準電圧Vref23保持する。以上のようにして、この発明の制御部を実施している。
【0058】
したがって、ランドプリピット信号検出のエラーが生じないようなコンパレータ24の基準電圧Vref3を探すことができるので、ランドプリピット信号の誤検出を低減することができる。
【0059】
[発明の実施の形態5]
図18は、この発明の実施の形態5にかかるトラッキング制御回路に用いられるランドプリピット信号検出回路7等の回路図である。この発明の実施の形態5の説明において、発明の実施の形態4と共通する点については、同一符号を図18に付し、詳細な説明を省略する。
【0060】
この発明の実施の形態5が発明の実施の形態4と相違する点は、エラー検出訂正回路64とカウンタ65に代えて、アンド回路63から出力されるランドプリピット信号のエラーのチェックと訂正を行うエラー検出訂正回路66を備えている点にある。エラー検出訂正回路66は、エラーの有無を示す信号Errを例えば図示しないマイコン回路等に出力する。また、エラーを含んだランドプリピット信号と、その訂正後のランドプリピット信号を比較して、1部のビットの1が0になっているエラーの場合は0を信号Dirとして出力し、0が1になっているエラーの場合は1を信号Dirとして出力する。
【0061】
そして、16セクタをリードした時点で更新されるErr信号が1でエラーありの場合に、信号Dirが0のときは、ランドプリピット信号の波高値が低いことが考えられるので、図示しないマイコン回路等の制御により、コンパレータ24の基準電圧Vref3を一定値だけ下げ、信号Dirが1のときは、基準電圧Vref3が低く、ノイズをランドプリピット信号として誤検出していることが考えられるので、コンパレータ24の基準電圧Vref3を一定値だけ上げる。この後、ランドプリピット信号をリードして、再びErr信号が更新されるまでは基準電圧Vref3を変えない。Err信号が更新されてエラーを検出したときは、再び基準電圧Vref3を前記同様に信号Dirにしたがって変更して、ランドプリピット信号をリードする。そしてエラーがなくなった時点で、このような動作を停止して、そのときの基準電圧Vref3を保持する。以上のようにして、この発明の制御部を実施している。
【0062】
したがって、ランドプリピット信号検出のエラーが生じないようなコンパレータ24の基準電圧Vref3を探して、当該基準電圧Vref3に設定することができるので、ランドプリピット信号の誤検出を低減することができる。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、ピット信号のプラス側またはマイナス側の不要なパルスをカットすることができるので、当該パルスに同期して発生するノイズを第1のコンパレータでピット信号と誤検出することがない。
【0064】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のピット信号検出回路において、第2のハイパスフィルタで予め低周波成分をある程度除去することが可能となるので、ウォブル信号の直流レベルの変動が生じても、オペアンプのクランプによりピット信号のプラス側またはマイナス側の不要なパルスを充分にカットすることができる。
【0065】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のピット信号検出回路において、信号として必要とする、ウォブル信号の山にあるピット信号のプラスのパルスのみを取り出し、ウォブル信号の谷に乗ったノイズを除去して、ピット信号の検出の信頼性を向上させることができる。
【0066】
請求項4に記載の発明は、請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路において、ピット信号検出のエラーが生じないような第1のコンパレータの基準値を探して、第1のコンパレータを当該基準値に設定することができるので、ピット信号の誤検出をさらに低減することができる。
【0067】
請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路において、ピット信号検出のエラーが生じないような第1のコンパレータの基準値を探して、第1のコンパレータを当該基準値に設定することができるので、ピット信号の誤検出をさらに低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ACカップリング型のハイパスフィルタのゲイン特性を示すグラフである。
【図2】ランドプリピット信号の波形を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1である光ディスクのグルーブとランドプリピットを模式的に示す平面図である。
【図4】この発明の実施の形態1であるトラッキング制御回路のブロック図である。
【図5】前記光ディスクのデータ未記録のグルーブに沿ってビームスポットを走査したときに得られる信号の波形を示す図である。
【図6】トラッキング制御方式を説明するためのブロック図である。
【図7】前記トラッキング制御方式における光軸ずれを説明する図である。
【図8】前記トラッキング制御方式における光軸ずれを説明する図である。
【図9】前記トラッキング制御回路のランドプリピット信号検出回路の回路図である。
【図10】前記ランドプリピット信号検出回路のレベルシフト回路の入力信号、出力信号の波形を示す図である。
【図11】オペアンプのクランプについて説明する図である。
【図12】この発明の実施の形態2であるトラッキング制御回路のランドプリピット信号検出回路の回路図である。
【図13】前記発明の実施の形態2の課題を説明する図である。
【図14】この発明の実施の形態3にかかるトラッキング制御回路のランドプリピット信号検出回路の回路図である。
【図15】ウォブル信号とその2値化後の信号とのタイミングチャートである。
【図16】この発明の実施の形態4である光ディスクのデータの一単位であるセクタ内のランドプリピット信号の配置を示す図である。
【図17】この発明の実施の形態4にかかるトラッキング制御回路のランドプリピット信号検出回路の回路図である。
【図18】この発明の実施の形態5にかかるトラッキング制御回路のランドプリピット信号検出回路の回路図である。
【符号の説明】
3A 光電変換素子
3B 光電変換素子
3C 光電変換素子
3D 光電変換素子
4 演算器
11 光記録媒体
21 第1のレベルシフト回路
22 第2のレベルシフト回路
23 第1のハイパスフィルタ
24 第1のコンパレータ
51 第2のハイパスフィルタ
61 バンドパスフィルタ
62 第2のコンパレータ
63 アンド回路
64 エラー訂正検出回路
65 カウンタ
66 エラー訂正検出回路
Be 光ビーム
Claims (6)
- 光記録媒体上の目標トラックに光ビームを追従させてデータを記録および再生する光ディスクドライブ装置に搭載され、前記光記録媒体上のランド部にあらかじめ記録されているピットにより発生するピット信号を検出するピット信号検出回路において、
前記光ビームの戻り光を領域を分割して各々受光し光電変換する複数の光電変換素子と、
この各光電変換素子の出力信号を用いた加減算を行う演算器と、
この演算器の出力信号の直流レベルを所定程度シフトしてオペアンプのクランプにより前記演算器の出力信号に含まれるピット信号のプラス側またはマイナス側のパルスをカットする第1のレベルシフト回路と、
この第1のレベルシフト回路の出力信号の直流レベルを前記演算器の出力信号の直流レベルにシフトする第2のレベルシフト回路と、
前記ピット信号を前記第2のレベルシフト回路の出力信号から所定の高周波成分として取り出す第1のハイパスフィルタと、
この取り出したピット信号を所定の基準値と比較することにより2値化する第1のコンパレータと、
を備えていることを特徴とするピット信号検出回路。 - 第1のレベルシフト回路の前段に設けられ演算器の出力信号から所定の高周波成分を取り出して前記第1のレベルシフト回路に出力する第2のハイパスフィルタを備えていることを特徴とする請求項1に記載のピット信号検出回路。
- 演算器の出力信号から所定の周波数成分を取り出すことによりウォブル信号を取り出すバンドパスフィルタと、
このウォブル信号を所定の基準値と比較することにより2値化する第2のコンパレータと、
第1のコンパレータの出力信号と前記第2のコンパレータの出力信号のアンドをとるアンド回路と、
を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のピット信号検出回路。 - ピット信号に含まれる冗長符号を用い前記ピット信号検出のエラーを検出して訂正するエラー検出訂正回路と、
前記ピット信号をカウントして予め設定されている値と比較するカウンタと、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出したときは前記カウンタの比較の結果に応じて第1のコンパレータの基準値を所定量増加または減少し、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出しないときは前記第1のコンパレータの基準値を現在のものに維持する制御部と、
を備えていることを特徴とする請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路。 - ピット信号に含まれる冗長符号を用い前記ピット信号検出のエラーを検出して訂正するとともに、エラーがあったときはエラーデータと訂正後のデータとを比較して当該エラーの態様の別を示す信号を出力するエラー検出訂正回路と、
前記エラー検出訂正回路がエラーを検出したときは前記エラーの態様の別を示す信号に応じて第1のコンパレータの基準値を所定量増加または減少し、前記エラー検出訂正回路がエラーを検出しないときは前記第1のコンパレータの基準値を現在のものに維持する制御部と、
を備えていることを特徴とする請求項1,2,3のいずれかの一に記載のピット信号検出回路。 - 請求項1,2,3,4,5のいずれかの一に記載のピット信号検出回路を備えたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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