JP3872235B2 - プリピット検出装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、アドレス情報等のプリ情報をプリピットの形態で備えた記録可能型の光学記録媒体に対して情報の記録、再生を行う光学記録再生装置における上記プリピットを検出するプリピット検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】
一般的に、記録可能型の光記録媒体には、未記録状態の光記録媒体上に、情報の記録を可能にするために、あらかじめアドレス情報や、記録再生動作に用いるクロック信号を生成するための基準信号が、プリピットやプリグルーブなどの形態で記録されている。例えば、CD(Compact Disc)の約7倍の情報が記録可能な記録媒体として、近年盛んに開発が進められているDVD−R(Digital Versatile Disc - Recordable)には、ビデオデータやオーディオデータなどの本来記録すべき情報が記録ピットとして記録される領域であるプリグルーブと共に、かかるプリグルーブ間の領域であるランド部にプリピット(以下、ランドプリピット:LPPと称する)が記録されている。このLPPは、プリグルーブの接線方向に対して垂直に交わる直線上に、プリグルーブを挟んで隣接することがないように形成される。
【0003】
LPPは、プリグルーブに照射した光ビームの反射光を、少なくともかかるプリグルーブの接線方向と光学的に平行な分割線で2分割された受光素子にて受光し、かかる受光素子の各領域(分割された個々の領域)からの出力信号の前記プリグルーブに垂直な方向の差分を演算し、この差分信号を所定の閾値と比較して得られる2値信号(以下LPP信号と称する)として検出される。より具体的には、図4に示される如く、図示しないDVD−Rよりの反射光をDVD−Rの情報トラックの接線方向に対して光学的に平行な分割線lで第1の分割受光部1aと第2の分割受光部1bとに分割された受光手段で受光する。第1及び第2の分割受光部より出力される第1及び第2の受光信号は、それぞれアンプ2、3により増幅されて、差動アンプからなるラジアルプッシュプル生成回路4に入力される。記録媒体が光ディスクの場合には、上記分割線によってディスクの半径方向(ラジアル方向)に沿って受光素子の分割領域が形成されることになるので、上記差分信号はラジアルプッシュプル信号と呼ばれる。
【0004】
このようにラジアルプッシュプル信号でLPPを検出できるのは、上記の如くLPPが、プリグルーブの接線方向に対して垂直に交わる直線上において、隣接するランド部に存在することがないように形成されているためである。つまり、光ビームを1つのプリグルーブに照射するとき、その両側のランド部からの反射光には、同時にはLPPの反射成分が存在しない(いずれか一方のランド部からの反射光のみにLPP成分が存在する)ことにより、上記差分演算を行うことによりLPPの反射光成分のみが抽出されるのである。ただし、通常は、差分演算による両極成分のうちいずれか一方(例えば正極成分)のみを抽出することになる。
【0005】
抽出された差分信号は、さらにLPP検出器5に入力され、所定の閾値と比較される。閾値と比較された結果得られる2値信号がLPP信号である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上述したプリピット検出装置を備えた記録媒体記録再生装置を使用する環境が変化してレーザーの発振器に光軸変動が生じたり、ピックアップに光学的な収差などが存在する場合には、ピックアップより出力される光ビームの光量のバランスが乱れる。また、記録媒体への記録中には、上記の原因の他に、ディスクの反射率の内外周差などの原因による反射光量のバランスが崩れるなどの理由により、結局受光素子に入射されるDVD−Rよりの反射光の光量のバランスが半径方向でずれる場合がある。
【0007】
この場合、単に再生信号のラジアルプッシュプル信号を生成するだけでは、記録ピット成分を完全にはキャンセル出来ない場合が生じる。その結果、記録媒体上で、本来LPPのない場所において、読取信号のプッシュプル信号に差分信号が発生し、そこにあたかもLPPが存在するかのような疑似LPP信号が、ラジアルプッシュプル信号出力として現れることになる。その結果、CPUにて、この疑似信号が偽のプリフォーマットデータとして認識され、アドレス検索や機器の制御などに使用されてしまい、その結果、装置全体が誤作動してしまうという問題があった。
【0008】
より具体的には、記録媒体への記録中において、第1の分割受光領域1a、第2の分割受光領域1bで得られるRF信号は理想的には、各々図7のイ、ロのような信号波形となる。すなわち、RF信号イ、ロはLPP存在部以外では同一基準電位(図7では「0」)上の、同一振幅の信号波形であり、LPP存在部ではLPPにより互いに反転した極性方向へLPP成分が現れることとなる。このRF信号イ、ロがラジアルプッシュプル生成回路4を通過すると、図7のハに示される差分信号が得られる。その差分信号がLPP検出回路5により所定の閾値(図7のハに記載の横方向点線部)と比較されることで、LPP信号が抽出される。ところが、上述した原因などで、第1の分割受光領域1a、第2の分割受光領域1bで得られるRF信号が図7のニ、ホに示す信号波形のように、基準電位に対してオフセットが発生したり、RF信号の振幅が互いに異なると、ラジアルプッシュプル生成回路4で得られる差分信号が図7のへに示すように、オフセット電位やRF信号の振幅の差異分により、本来存在しない値を有することとなる。その差分信号へをLPP検出器5で所定の閾値(図7のヘに記載の横方向点線部)と比較すると、誤ったLPP信号が抽出されることとなる。
【0009】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、その課題は、半径方向に反射光量のばらつきを生じたような記録媒体、もしくは記録媒体記録再生装置において、LPP信号の抽出を正確に行うことが出来るプリピット検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録情報を記録する情報記録トラックと、当該情報記録トラックに光ビームを誘導するガイドトラックとを備え、更に前記ガイドトラック上にはプリ情報を担持するプリピットが形成された光記録媒体の前記情報トラックに対して前記光ビームを照射し、当該照射した光ビームの反射光を前記情報トラックの接線方向に対して光学的に平行な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分割された受光手段で受光し、前記第1の分割受光部から出力する第1の読取信号と前記第2の分割受光部から出力する第2の読取信号との差分演算を行う差分器を備え、当該差分器から出力する差分信号に基づいて前記プリピットを検出するプリピット検出装置であって、前記差分器は、前記第1の読取信号の記録部電位と前記第2の読取信号の記録部電位とを第1の基準電位に一致せしめる第1の信号電位補正手段と、前記第1の読取信号の未記録部電位と前記第2の読取信号の未記録部電位とを第2の基準電位に一致せしめる第2の信号電位補正手段とを備え、前記第1及び第2の信号電位補正手段により補正された前記第1の読取信号と前記第2の読取信号との差分演算を行うものである。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、記録媒体から、トラックの接線方向に対して光学的に平行な部位に分割された第1の読取信号と第2の読取信号を得る。
【0012】
次に第1及び第2の読取信号の記録部の電位を予め設定された第1の基準電位に一致させる。
【0013】
これと平行して第1及び第2の読取信号の未記録部の電位を予め設定され、かつ第1の基準電位とは異なる第2の基準電位に一致させる。
【0014】
これらにより、生成された第1の補正読取信号と第2の補正読取信号との差分を取る。
【0015】
従って、記録部及び未記録部の電位が一致した補正読取信号の差分をとるので、その差分から正確なLPP信号として抽出することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプリピット検出装置において、前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第2の電位抽出手段からの出力と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段の出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の電位を調整する第2の電位調整手段と、からなる。
【0017】
請求項2の発明によれば、請求項1の記載の発明における第1及び第2の読取信号の記録部の電位について、まず第2の読取信号の記録部の電位を第1の基準電位に一致させる。
【0018】
次に第1の読取信号の読取信号の記録部の電位を第2の読取信号の記録部の電位に一致させる。
【0019】
従って第1の読取信号の記録部の電位と第2の読取信号の記録部の電位は、複数の基準電圧発生器を用いることなく第1の基準電位と一致する。
【0020】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のプリピット検出装置において、前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第1の基準電位と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部の電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の記録部の電位を調整する第2の電位調整手段と、からなる。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の記載の発明における第1及び第2の読取信号の記録部の電位について、第1、第2の読取信号のそれぞれを個別に第1の基準電位に一致させる。
【0022】
従って第1の読取信号の記録部の電位と第2の読取信号の記録部の電位は、複雑な配線なしに、第1の基準電位と一致する。
【0023】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のプリピット検出装置において、前記第2の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の未記録部電位を抽出する第3の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の未記録部電位を抽出する第4の電位抽出手段と、前記第3の電位抽出手段からの出力を前記第2の基準電位と比較する第3の比較手段と、前記第4の電位抽出手段からの出力と前記第2の基準電位とを比較する第4の比較手段と、前記第3の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の未記録部の電位を調整する第3の電位調整手段と、前記第4の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の未記録部の電位を調整する第4の電位調整手段と、からなる。
【0024】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1の記載の発明における第1及び第2の読取信号の未記録部の電位について、第1、第2の読取信号のそれぞれを個別に第2の基準電位に一致させる。
【0025】
従って第1の読取信号の未記録部の電位と第2の読取信号の未記録部の電位は、複雑な配線なしに、第2の基準電位と一致する。
【0026】
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のプリピット検出装置において、前記第2の基準電位が接地電位であることを特徴とする。
【0027】
従って、未記録部の信号電位は接地電位(0V)に等しくなるので、第2の基準電位としての電圧発生部を必要としない。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
まず、図5を用いてDVD−Rの構造について説明する。
【0029】
図5において、DVD−Rディスクは色素膜105を備えた一回のみ情報の書込みが可能な色素系DVD−Rであり、記録情報が記録されるべきプリグルーブ102と当該プリグルーブ102に再生光又は記録光としてのレーザビーム等の光ビームBを誘導するためのランド103とが形成されている。また、それらを保護するための保護膜及び記録された情報を再生する際に光ビームBを反射するための反射面106を備えている。そして、このランド103にLPP104が形成されている。
【0030】
更に当該DVD−Rディスクにおいては、プリグルーブ102を当該DVD−Rディスクの回転速度に対応する周波数でウォブリングさせている。そして、DVD−Rディスクに記録情報(プリ情報及び同期信号以外の本来記録すべき画像情報などの情報)を記録する際には、情報記録装置にてプリグルーブ2のウォブリングの周波数を検出することにより同期信号を取得してDVD−Rディスクを所定の回転速度で回転制御するとともに、LPP104を検出することにより予めプリ情報を取得し、それに基づいて記録光としての光ビームBの最適出力などが設定されるとともに、記録情報を記録すべきDVD−Rディスク上の位置であるアドレス情報などが取得され、このアドレス情報に基づいて記録情報が対応する記録位置に記録される。
【0031】
ここで、記録情報の記録時には、光ビームBをその中心がプリグルーブ102の中心と一致するように照射してプリグルーブ102上に記録情報に対応する記録情報ピットを形成することにより記録情報を形成する。このとき、光スポットの大きさは、図5に示すように、その一部がプリグルーブ102だけでなくランド103にも照射されるように設定される。そして、このランド103に照射された光スポットの一部の反射光を用いてプッシュプル法によりLPP104からプリ情報を検出して当該プリ情報が取得されるとともに、プリグルーブ102に照射されている光スポットの反射光を用いてプリグルーブ102からウォブリング信号が検出されて回転制御用のクロック信号が取得される。
【0032】
次に、当該DVD−Rディスクに予め記録されているプリ情報及び回転制御情報の記録フォーマットについて図6を用いて説明する。なお、図6において、上段は記録情報における記録フォーマットを示し、下段の波型波形は当該記録情報を記録するプリグルーブのウォブリング状態(プリグルーブ102の平面図)を示し、記録情報とプリグルーブ102のウォブリング状態の間の上向き矢印は、LPP104が形成される位置を模式的に示すものである。ここで、図6においては、プリグルーブ102のウォブリング状態は、理解の用意のため実際の振幅よりも大きい振幅を用いて示してあり、記録情報は当該プリグルーブ102の中心線上に記録される。
【0033】
図6に示すように、DVD−Rディスクに記録される記録情報は、予めシンクフレーム毎に分割されている。そして、26のシンクフレームにより情報単位としての一つのレコーディングセクタが形成され、更に、16のレコーディングセクタにより情報ブロックとしての一つのECCブロックが形成される。なお、一つのシンクフレームは、上記記録情報を記録する際の記録フォーマットにより規定されるビット間隔に対応する単位長さ(以下、Tとする)の1488倍(1488T)の長さを有しており、更に、一つのシンクフレームの先頭の14Tの長さにの部分にはシンクフレームごとの同期をとるための同期情報SYが記録される。
【0034】
一方、DVD−Rディスクに記録されるプリ情報は、シンクフレームごとに記録される。ここで、LPP104によるプリ情報の記録においては、記録情報におけるそれぞれのシンクフレームにおける同期情報SYが記録される領域に隣接するランド103上にプリ情報における同期信号を示すものとして必ず一つのLPP104が形成されるとともに、当該同期情報SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接するランド103に記録するべきプリ情報の内容(アドレス情報)を示すものとして二つ又は一つのLPP104が形成される(なお、同期情報SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分については、記録すべきプリ情報の内容によっては、LPP104が形成されない場合もある。また、一つのレコーディングセクタの先頭のシンクフレームでは、その前半部分に必ず三つのLPP104が連続して形成される)。この際、一つのレコーディングセクタにおいては、偶数番目のシンクフレーム(以下EVENフレーム)のみ、又は奇数番目のシンクフレーム(以下ODDフレーム)のみにLPP104が形成されてプリ情報が記録される。すなわち、図6において、EVENフレームにLPP104が形成された場合には(図6において実線上向き矢印で示す)それに隣接するODDフレームにはLPP104は形成されない。
【0035】
更にプリグルーブ102のウォブリングとLPP104の関係については、当該ウォブリングにおける最大振幅の位置にLPP4が形成されている。
【0036】
一方、プリグルーブ102は総てのシンクフレームに渡って140kHz(一つのシンクフレームがプリグルーブ102の変動波形の8波分に相当する周波数)の一定ウォブリング周波数f0でウォブリングされている。そして、情報記録装置において、当該一定のウォブリング周波数f0を検出することでDVD−Rディスクを回転させるためのスピンドルモータ(図示せず)の回転制御のための同期信号が検出される。
【0037】
次に、図1ないし図3を用いて本発明のプリピット検出装置に好適な実施形態について説明する。
図1に、本発明の実施形態におけるプリピット検出装置の全体のブロック図を示す。
【0038】
図1に示すように、この実施形態におけるプリピット検出装置は、図示しないスピンドルモータによって回転駆動されるDVD−R(図示せず)の情報記録面に対して記録用のビームを照射するとともに、照射した記録用のビームの上記情報記録面からの反射光を、少なくともDVD−R上のプリグルーブの接線方向に対して光学的に平行な方向で2分割された受光素子(以下、この受光素子における分割された受光素子を第1の分割受光部1a及び第2の分割受光部1bと称する)で受光し、これら第1及び第2の分割受光部で受光した反射光の光量に応じた電気信号を第1の分割RF信号SDRF1及び第2の分割RF信号SDRF2として出力するピックアップ1と、第1及び第2の分割RF信号のそれぞれの記録部及び未記録部の電位差を補正する電位補正回路2、3と、電位を補正された第1及び第2の分割RF信号SDRF1及びSDRF2から差分信号としてのラジアルプッシュプル信号Srppを生成する差分器であるところのラジアルプッシュプル回路4と、生成されたプッシュプル信号Srppを所定の基準レベルと比較することにより2値化してLPP信号として検出するプリピット検出回路5からなる。かかるプリピット検出回路から出力されるLPP信号は、図示しないデコーダにてデコードされLPP信号が担うアドレス情報として抽出されるのである。
【0039】
ここで、電圧制御ゲイン可変素子21と、増幅器22は、合わせてゲイン可変アンプを構成している。サンプルホールド23では、後述するスペースクランプパルスSSCPを受けて、第1の分割RF信号SDRF1中のスペース区間(記録ピットが形成されない期間)をサンプリングする。すなわち、スペース区間を示すHレベルのスペースクランプパルス信号SSCPが供給される期間のみ、サンプルホールド23から第1の分割RF信号SDRF1が出力される。ローパスフィルター24は、サンプルホールド23より出力された第1の分割信号SDRFの高周波成分を取り除いて平滑化する。差動アンプ25は、非反転端子は接地されており、反転端子には、ローパスフィルタ24から出力される平滑化された第1の分割信号が入力される。その結果、差動アンプ25は、平滑化された第1の分割信号の0Vに対する差分電圧を出力し、増幅器22にフィードバックする。このような構成をとることにより、第1の分割信号SDRF1のスペース区間は0V(第2の基準電位)にクランプされる。
【0040】
一方、サンプルホールド26では、後述するマーク区間クランプパルスSMCPを受けて、SDRF1中のマーク区間(記録ピットが形成される区間)をサンプリングする。すなわち、マーク区間を示すマーククランプパルス信号SMCPが供給される期間のみ、サンプルホールド26から第1の分割RF信号SDRF1が出力される。ローパスフィルター27は、サンプルホールド26より出力された第1の分割信号SDRFの高周波成分を取り除いて平滑化する。差動アンプ28は、非反転端子は定電圧源29の出力(定電圧Ve(第1の基準電位))が接続されており、反転端子には、ローパスフィルタ27から出力される平滑化された第1の分割信号が入力される。結果、差動アンプ28からは、平滑化された第1の分割信号の定電圧Veに対する差分電圧を出力する。これが、上述の電圧ゲイン可変素子21の電圧制御信号SCV1である。
【0041】
電位補正回路3は、上記の電位補正回路2と同様の回路構成であり、第2の分割RF信号SDRF2は、電位補正回路3によって、スペース区間は0Vに、マーク区間は定電圧Veに固定される。
【0042】
つまり、DVD−Rに記録されるマーク及びスペースは、図2のa)に示すような記録NRZI(Non Return to Zero Invert)信号であるが、DVD−Rに記録を行うときには、ピットの形状を成型して読取り時にクロストークを増加させぬよう、NRZIにしたがって生成された、図2のb)に示すライトストラテジパルストレイン出力によって記録される。ここで、実際の記録中のRF信号は、図2c)に示されるように、マーク部からスペース部、あるいはスペース部からマーク部への遷移後の部分では、振幅電位が安定しない。従って、図2のd)、e)のように、RF信号のマーク部分における振幅電位が安定する部分(本実施例ではV2)をサンプリングするマークAGCサンプルパルスと、スペース区間におけるRF信号がの振幅電位が安定する部分(本実施例ではV1)をサンプリングするスペース区間クランプパルスを生成させて、それぞれを電位補正回路のサンプルホールド回路23、26、もしくは33、36に注入することによって、スペース区間の電圧V1を0Vに、マーク区間の電圧V2をVeにそれぞれ固定することによって、第1及び第2の分割RF信号SDRF1、SDRF2のマークとスペースの間の振幅差のバランスを取ることが可能になる。従って、各電位補正回路を介して出力させる第1及び第2の分割RF信号出力をラジアルプッシュプル回路4に入力することにより、RF信号成分のみが相殺されることとなり、安定したLPPの抽出を行うことができるのである。
【0043】
より具体的には、第1の分割RF信号SDRF1と第2の分割RF信号SDRF2が各々図8のト、チに示すような、基準電位(図8では「0」)に対して異なるオフセット成分(V3、V5)や、互いに異なる振幅(V4、V6)を有するとする。その第1の分割RF信号SDRF1と第2の分割RF信号SDRF2は、サンプルホールド回路23、33、ローパスフィルタ24、34、差動アンプ25、35、増幅器22、32による働きにより、図8のヌ、リに示すように、スペース区間(オフセット成分である)の電圧V3、V5が両者とも0Vにクランプされることで両者ともオフセット成分が無くなる。さらに、サンプルホールド回路26、36、ローパスフィルタ27、37、差動アンプ28、38、電圧ゲイン可変素子21、31の働きにより、マーク区間の電圧がVeにクランプされることなり、両信号ともに振幅も一致することとなる。このように補正された第1の分割RF信号リと第2の分割RF信号ヌの差分信号をラジアルプッシュプル回路4に入力すると、図8のルに示す差分信号が得られることとなり、LPP検出回路5において、差分信号と所定の閾値(図8のルに記載の横方向点線部)との比較により、安定したLPP信号が抽出することが可能となる。
【0044】
図3に、本発明の他の実施の形態を示す。この実施の形態においては、差動アンプ28の非反転入力端子は、差動アンプ38の反転入力端子に供給される第2の分割RF信号のマーク期間におけるサンプル電位が直接入力される。既に説明したように、差動アンプ38の反転入力端子に入力される信号SDRF2のマーク区間は、定電圧源39の電圧Veに一致する様にクランプされている。従って、差動アンプ28の非反転入力端子に入力される電圧は、結局定電圧源39の電圧Veに一致する。
【0045】
このような構成にすると、定電圧源39の電位Veが経年変化などにより変動しても、差動アンプ28、38の非反転入力端子に入力される電圧が常に一致することとなるため、第1の分割RF信号SDRF1と第2の分割RF信号SDRF2のマーク区間の電位を同一の振幅に安定して補正することが可能となる。その結果、ラジアルプッシュプル回路4にてRF信号成分のみを安定してキャンセルすることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明によるプリピット検出装置では、記録情報を記録する情報記録トラックと、当該情報記録トラックに光ビームを誘導するガイドトラックとを備え、更に前記ガイドトラック上にはプリ情報を担持するプリピットが形成された光記録媒体の前記情報トラックに対して前記光ビームを照射し、当該照射した光ビームの反射光を前記情報トラックの接線方向に対して光学的に平行な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分割された受光手段で受光し、前記第1の分割受光部から出力する第1の読取信号と前記第2の分割受光部から出力する第2の読取信号との差分演算を行う差分器を備え、当該差分器から出力する差分信号に基づいて前記プリピットを検出するプリピット検出装置であって、前記差分器は、前記第1の読取信号の記録部電位と前記第2の読取信号の記録部電位とを第1の基準電位に一致せしめる第1の信号電位補正手段と、前記第1の読取信号の未記録部電位と前記第2の読取信号の未記録部電位とを第2の基準電位に一致せしめる第2の信号電位補正手段とを備え、前記第1及び第2の信号電位補正手段により補正された前記第1の読取信号と前記第2の読取信号との差分演算を行うので、記録部及び未記録部の電位が一致した補正読取信号の差分をとることができ、その差分を正確なLPP信号として抽出することができる。
【0047】
また、請求項2に記載のプリピット検出装置は、前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第2の電位抽出手段からの出力と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段の出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の電位を調整する第2の電位調整手段と、で構成したので、第1の読取信号の記録部の電位と第2の読取信号の記録部の電位は、複数の基準電圧発生器を用いることなく第1の基準電位と一致する。
【0048】
また、請求項3に記載のプリピット検出装置では、前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第1の基準電位と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部の電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の記録部の電位を調整する第2の電位調整手段と、で構成したので、第1の読取信号の記録部の電位と第2の読取信号の記録部の電位は、複雑な配線なしに、第1の基準電位と一致させられる。
【0049】
また、請求項4に記載のプリピット検出装置は、前記第3の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の未記録部電位を抽出する第3の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の未記録部電位を抽出する第4の電位抽出手段と、前記第3の電位抽出手段からの出力を前記第2の基準電位と比較する第3の比較手段と、前記第4の電位抽出手段からの出力と前記第2の基準電位とを比較する第4の比較手段と、前記第3の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の未記録部の電位を調整する第3の電位調整手段と、前記第4の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の未記録部の電位を調整する第4の電位調整手段と、で構成したので、第1の読取信号の未記録部の電位と第2の読取信号の未記録部の電位は、複雑な配線なしに、第2の基準電位と一致する。
【0050】
また、請求項5に記載のプリピット検出装置は、前記第2の基準電位が接地電位であるので、従って、未記録部の信号電位は接地電位(0V)に等しくなるので、第2の基準電位としての電圧発生部を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプリピット検出装置のブロック図である。
【図2】光学記録媒体への記録時の各信号を表す図である。
【図3】本発明の別の実施形態におけるプリピット検出装置のブロック図である。
【図4】従来のプリピット検出装置のブロック図である。
【図5】ランドトラックにプリピットを形成したDVD−Rの例である。
【図6】実施形態のDVD−Rにおける記録フォーマットである。
【図7】光学記録媒体への記録時の各信号を表す図である。
【図8】光学記録媒体への記録時の各信号を表す図である。
【符号の簡単な説明】
1・・・ピックアップ
2、3・・・電位補正回路
21、31・・・電圧ゲイン可変素子
22、32・・・増幅器
23、26、33、36・・・サンプルホールド回路
24、27、34、37・・・ローパスフィルタ
25、28、35、38・・・差動アンプ
29、39・・・定電圧源
4・・・ラジアルプッシュプル回路
5・・・LPP検出器
Claims (5)
- 記録情報を記録する情報記録トラックと、当該情報記録トラックに光ビームを誘導するガイドトラックとを備え、更に前記ガイドトラック上にはプリ情報を担持するプリピットが形成された光記録媒体の前記情報トラックに対して前記光ビームを照射し、当該照射した光ビームの反射光を前記情報トラックの接線方向に対して光学的に平行な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分割された受光手段で受光し、前記第1の分割受光部から出力する第1の読取信号と前記第2の分割受光部から出力する第2の読取信号との差分演算を行う差分器を備え、当該差分器から出力する差分信号に基づいて前記プリピットを検出するプリピット検出装置であって、
前記差分器は、前記第1の読取信号の記録部電位と前記第2の読取信号の記録部電位とを第1の基準電位に一致せしめる第1の信号電位補正手段と、前記第1の読取信号の未記録部電位と前記第2の読取信号の未記録部電位とを第2の基準電位に一致せしめる第2の信号電位補正手段とを備え、前記第1及び第2の信号電位補正手段により補正された前記第1の読取信号と前記第2の読取信号との差分演算を行うことを特徴とするプリピット検出装置。 - 前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第2の電位抽出手段からの出力と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段の出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の電位を調整する第2の電位調整手段と、からなる請求項1に記載のプリピット検出装置。
- 前記第1の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の記録部電位を抽出する第1の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の記録部電位を抽出する第2の電位抽出手段と、前記第1の電位抽出手段からの出力を前記第1の基準電位と比較する第1の比較手段と、前記第2の電位抽出手段からの出力と前記第1の基準電位とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の記録部の電位を調整する第1の電位調整手段と、前記第2の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の記録部の電位を調整する第2の電位調整手段と、からなる請求項1に記載のプリピット検出装置。
- 前記第2の信号電位補正手段は、前記第1の読取信号の未記録部電位を抽出する第3の電位抽出手段と、前記第2の読取信号の未記録部電位を抽出する第4の電位抽出手段と、前記第3の電位抽出手段からの出力を前記第2の基準電位と比較する第3の比較手段と、前記第4の電位抽出手段からの出力と前記第2の基準電位とを比較する第4の比較手段と、前記第3の比較手段からの出力に基づいて前記第1の読取信号の未記録部の電位を調整する第3の電位調整手段と、前記第4の比較手段からの出力に基づいて前記第2の読取信号の未記録部の電位を調整する第4の電位調整手段と、からなる請求項1に記載のプリピット検出装置。
- 前記第2の基準電位が接地電位であることを特徴とする請求項2に記載のプリピット検出装置。
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