JP3073205B2 - 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスクおよび光ディスク記録再生装置Info
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Description
ディスクにおいて、セクタアドレスの情報ピット列をラ
ンドトラックとグルーブトラックの中間にウォブルさせ
て配置した光ディスクと、その光ディスクを記録および
/または再生する光ディスク記録再生装置に関するもの
である。
ス性に優れている。また、このため、パソコンをはじめ
とする各種情報機器分野で、メモリとして光ディスクを
使用することがますます広がってきている。また、光デ
ィスクの記録容量を増加させる要求が一段と高まってい
る。
ラッキング制御用の案内溝が形成されており、その案内
溝をトラックとしてデータの記録および再生が行なわれ
る。また、トラックが複数のセクタに分割され、セクタ
単位でデータの管理が行なわれる。このため、ディスク
が製造される際には、案内溝が形成されると共に、各セ
クタのアドレス情報がピットとして形成されることが多
い。
データを記録するトラックは、ディスク成型時の溝部
(グルーブ)あるいは溝間(ランド)のどちらか一方で
ある。しかしながら、光ディスクの記録容量を大きくす
るために、グルーブとランドの両方にデータを記録する
ランド・グルーブ記録方式の光ディスクも考案されてい
る。
ディスクの一例を示している。本願明細書では、図22
に示すように、光ディスクの表面に近い方をグルーブと
称し、光ディスクの表面に遠い方をランドと称する。な
お、ランドおよびグルーブは単なる名称であり、光ディ
スクの表面に近い方をランドと称し、光ディスクの表面
に遠い方をグルーブと称してもよい。
は、ランドとグルーブの両方にセクタアドレスが必要と
なる。光ディスクにアドレスピットを形成する工程を簡
素化するために、隣接するランドおよびグルーブの中間
にアドレスピットを形成し、同一アドレスを隣接トラッ
クで共用する中間アドレス方法が検討されている(特開
平6−176404号公報)。
から情報を読みとるためのトラッキング制御方法と中間
アドレスの信号の読み取り方法とについて図を用いて説
明する。
の概念図である。図23において、参照符号200はディ
スクを示し、参照符号201はトラックを示し、参照符号2
02はセクタを示し、参照符号203はセクタアドレス領域
を示し、参照符号204はデータ領域を示している。図2
4は、従来の中間アドレスを模式的に示すために、セク
タアドレス領域を拡大した図である。図24において、
参照符号206はアドレスピットを示し、参照符号207は記
録マークを示し、参照符号208はグルーブトラックを示
し、参照符号209はランドトラックを示し、参照符号210
は光スポットを示している。
8およびランド209がトラックとして使用される。グルー
ブ208およびランド209に記録マーク207が形成されるこ
とにより、データ信号が記録される。また、グルーブト
ラック208とランドトラック209のトラックピッチTpは
同じ幅であり、アドレスピット206の中心は、グルーブ
トラック208の中心からTp/2半径方向にずれる。つま
り、アドレスピット206は、グルーブ208とランド209の
境界が中心となるように配置してある。なお、アドレス
ピット206の長さあるいは間隔は、アドレス信号により
変調されているが、図24ではアドレスピット206の形
状を模式的に示している。
光ディスク上の信号を読み取る信号処理のブロック図で
ある。
する。図25において、参照符号200はディスクを示
し、参照符号201はトラック示し、参照符号210は光スポ
ットを示し、参照符号211はディスク200を回転させるデ
ィスクモータを示している。光ヘッド212はディスク200
上の信号を光学的に再生する。光ヘッド212は、半導体
レーザ213と、コリメートレンズ214と、対物レンズ215
と、ハーフミラー216と、受光部217a、217bと、アクチ
ュエータ218とを備えている。トラッキングエラー信号
検出部220は、光スポット210とトラック201との半径方
向の位置ずれ量を示すトラッキングエラー信号を検出す
る。トラッキングエラー信号検出部220は、差動回路221
とLPF(ロー・パス・フィルタ)222とを備えてい
る。位相補償部223は、トラッキングエラー信号から光
ヘッドを駆動する駆動信号を生成する。ヘッド駆動部22
4は、駆動信号に基づき光ヘッド212内のアクチュエータ
218を駆動する。
等化部226、データスライス部227、PLL(Phase Lock
ed Loop)228、AM検出部229、復調器230、切替器23
1、および誤り検出部232を備えている。加算回路225
は、受光部217a、217bからの信号を加算する。波形等化
部226は、再生信号の符号間干渉を防ぐ。データスライ
ス部227は、再生信号を所定のスライスレベルで2値化
する。PLL228は、2値化信号に同期したクロックを
生成する。AM検出部229はAM(Address Mark)を検
出する。復調器230は、再生信号を復調する。切替器231
は、復調された信号をデータとアドレスに分離する。誤
り検出部232はアドレス信号の誤り判別を行う。誤り訂
正部233はデータ信号の誤り訂正を行う。
について説明する。半導体レーザ213から照射されたレ
ーザ光はコリメートレンズ214で平行光にされ対物レン
ズ215を介してディスク200上に集光される。ディスク20
0で反射されたレーザ光はハーフミラー216を介して受光
部217a、217bに戻りディスク上の光スポット210とトラ
ック201との相対位置によって決まる光量分布が電気信
号として検出される。2分割の受光部217a、217bを用い
た場合、差動回路221により受光部の217a、217bの差を
検出し、差動信号の低域成分をLPF222で取り出すこ
とでトラッキングエラー信号が検出される。光スポット
210をトラック201に追従させるには、トラッキングエラ
ー信号が0(受光部217a、217bの光量分布が等しい)に
なるように位相補償部223で駆動信号を生成し、その駆
動信号に応じてヘッド駆動部224でアクチュエータ218を
動かし、対物レンズ215の位置を制御することで実現さ
れる。
すると、トラックの記録マーク207およびアドレスピッ
ト206では光が干渉することで反射光量が減少し受光部2
17a、217bの出力が低下し、ピットのない部分では反射
光量が増加するため受光部217a、217bの出力が高くな
る。この記録マーク207、アドレスピット206に対応した
受光部出力の全光量を加算回路225で求め、波形等化部2
26を通し再生信号の符号間干渉を除去し、データスライ
ス部227では所定のスライスレベルで2値化し「0」、
「1」の信号列に変換する。この2値化信号からデータ
と読み出し用クロックをPLL228で抽出する。復調器2
30では、変調されて記録されているデータを復調し、外
部で処理可能なデータ形式へ変換する。この復調データ
がデータ領域の信号であれば誤り訂正部233でデータの
誤りを訂正して、データ信号を得る。一方、AM検出部
229ではPLL228から常時出力されてくる信号列の中か
らアドレス部を識別するためのAM信号を検出した場合
には、切替器231を切替え、復調データをアドレス信号
として処理する。誤り検出部232では読み取ったアドレ
ス信号に誤りがあるか否かを判定し、誤りがなければア
ドレスデータとして出力する。
203を光スポット210が通過する時の再生信号(RF信
号)とトラッキングエラー信号(TE信号)の様子を示
したものである。データ領域204では光スポット210はト
ラック中心にあるが、セクタアドレス領域203へ突入し
た直後には光スポット210とアドレスピット206とは急激
な位置ずれが発生するため、TE信号は大きくレベル変
動する。そして、光スポット210は急にはアドレスピッ
トに追従できず、破線のように徐々にアドレスピット側
へ寄っていく。しかし、セクタアドレス領域203は短い
ため、完全にアドレスピットに追従する前に溝部である
データ領域205になり、再び、溝部でオフトラックが0
になるようにトラッキング制御が行われる。セクタアド
レス領域の最後の部分でのオフトラック量をXadrとす
る。また、光スポット210の一部はアドレスピット207に
かかるため図26のようなRF信号が得られる。このR
F信号振幅Aadrは光スポット210とアドレスピット206
の距離によって変化する。すなわち距離が離れるとAad
rは小さくなり、近づくとAadrは大きくなる。
スピットを半径方向の一方向のみに設けた場合には、光
スポットの中心がデータ領域においてトラックの中心と
ずれていた際は、セクタアドレス領域でも光スポットと
アドレスピットの距離が変化するため、アドレスピット
に近づく側に光スポットが寄っていればアドレスピット
領域での再生信号の振幅は大きくなるが、光スポットが
アドレスピットから遠ざかる側に寄っている時には、ア
ドレスピット部での再生信号の振幅が小さくなり、アド
レスの読み取りが悪くなるといった問題がある。
クロックの同期や2値化のためのスライスレベルの設定
などを行うため、この先頭部分の再生が安定にならない
と、それ以下の部分で再生信号が得られても、正しく復
調できないという問題がある。
ドレスピットがずれるため、実際のトラックずれ量を表
さない大きなレベル変動がトラッキングエラー信号に発
生し、このトラッキングエラー信号を用いてトラッキン
グ制御が行われるために、セクタアドレス部通過後にト
ラックずれを発生してしまうといった問題がある。
クで同一のアドレスピットを読み取るために、現在追従
しているトラックがランドかグルーブかを識別すること
ができないといった問題がある。
部でのアドレスピットの配置形状を工夫することによ
り、トラックずれによるアドレス信号の読み取り不良を
低減すると共に、セクタアドレス通過後のトラックずれ
を低減させ、さらにはランドとグルーブのトラックの識
別を可能とする光ディスクと、それを用いた光ディスク
記録再生装置と、ID部の位置とその極性を正確に検出
することができる光ディスクのID検出回路を有する光
ディスク記録再生装置とを提供することを目的とする。
は、光ディスクにデータを記録する装置、光ディスクに
記録されているデータを再生する装置、および光ディス
クにデータを記録し、光ディスクに記録されているデー
タを再生する装置を含む。
ランドトラックおよびグルーブトラックを備えた光ディ
スクであって、前記ランドトラックおよび前記グルーブ
トラックのそれぞれは、複数のセクタを有しており、前
記複数のセクタのそれぞれは、セクタアドレス領域およ
びデータ領域を有しており、前記セクタアドレス領域
は、互いに円周方向に隣接する複数のアドレスブロック
を含む第1のアドレスブロック群と、互いに円周方向に
隣接する複数のアドレスブロックを含む第2のアドレス
ブロック群とを含み、前記第1および前記第2のアドレ
スブロック群に含まれる前記複数のアドレスブロックの
それぞれは、クロック同期信号のデータとアドレス番号
とを含み、前記第1のアドレスブロック群と前記第2の
アドレスブロック群とは、トラック中心軸から半径方向
にトラックピッチのほぼ半分だけ反対方向にシフトした
位置に配置されており、前記第1のアドレスブロック群
に含まれる前記複数のアドレスブロックのうち先頭のア
ドレスブロックに含まれる前記クロック同期信号のデー
タの長さは、前記第1のアドレスブロック群に含まれる
前記複数のアドレスブロックのうち先頭以外のアドレス
ブロックに含まれる前記クロック同期信号のデータの長
さより長く、前記第2のアドレスブロック群に含まれる
前記複数のアドレスブロックのうち先頭のアドレスブロ
ックに含まれる前記クロック同期信号のデータの長さ
は、前記第2のアドレスブロック群に含まれる前記複数
のアドレスブロックのうち先頭以外のアドレスブロック
に含まれる前記クロック同期信号のデータの長さより長
い。これにより、上記目的が達成される。本発明の光デ
ィスク記録再生装置は、前記光ディスクのための光ディ
スク記録再生装置であって、前記トラックと光スポット
の位置ずれ量を示すトラッキングエラー信号を検出する
トラッキングエラー信号検出部と、前記トラック中心軸
に対して外周側に配置されたアドレスブロックに対する
前記トラッキングエラー信号のレベルをサンプルし、ホ
ールドする外周値サンプルホールド部と、前記トラック
中心軸に対して内周側に配置されたアドレスブロックに
対する前記トラッキングエラー信号のレベルをサンプル
し、ホールドする内周値サンプルホールド部と、前記外
周値サンプルホールド部にホールドされた前記トラッキ
ングエラー信号のレベルと前記内周値サンプルホールド
部にホールドされた前記トラッキングエラー信号のレベ
ルとの差を求める差動部とを備えており、これにより、
上記目的が達成される。本発明の他の光ディスク記録再
生装置は、前記光ディスクのための光ディスク記録再生
装置であって、前記光ディスクからの反射光量を検出す
る反射光量信号検出部と、前記トラック中心軸に対して
外周側に配置されたアドレスブロックに対する反射光量
信号レベルをサンプルし、ホールドする外周値サンプル
ホールド部と、前記トラック中心軸に対して内周側に配
置されたアドレスブロックに対する反射光量信号レベル
をサンプルし、ホールドする内周値サンプルホールド部
と、前記外周値サンプルホールド部にホールドされた前
記反射光量信号レベルと前記内周値サンプルホールド部
にホールドされた前記反射光量信号レベルとの差を求め
る差動部とを備えており、これにより、上記目的が達成
される。本発明の他の光ディスク記録再生装置は、前記
光ディスクのための光ディスク記録再生装置であって、
前記光ディスクのトラッキングエラー信号を得るための
分割ディテクタと、前記分割ディテクタの検出信号の差
成分をトラッキングエラー信号として出力する広帯域差
動アンプとを有するトラッキングエラー検出回路、前記
トラッキングエラー信号の高周波成分を抽出するハイパ
スフィルタと、前記高周波成分を全波整流する全波整流
器と、前記全波整流された高周波成分の低周波変動成分
を抽出する第1ローパスフィルタと、前記低周波変動成
分と基準電圧を比較してIDのエンベロープ信号を出力
する第1コンパレータとを有するエンベロープ検出回
路、前記トラッキングエラー信号から第2低周波成分を
抽出する第2ローパスフィルタと、前記トラッキングエ
ラー信号から前記第2低周波成分より帯域幅の小さい第
3低周波成分を抽出する第3ローパスフィルタと、前記
第2低周波成分と前記第3低周波成分を比較してIDの
極性信号を出力する第2コンパレータとを有する極性検
出回路、および前記エンベロープ信号と前記極性信号か
らリードゲートとランドグルーブ識別信号を出力するロ
ジック回路を含む光ディスクのID検出回路を備えてお
り、これにより、上記目的が達成される。
の実施例を説明する。 (実施例1)図1は、本発明の第1実施例における光デ
ィスクの概要図である。図1において、参照符号1はデ
ィスクを示し、参照符号2はトラックを示し、参照符号3
はセクタアドレスを示し、参照符号4はセクタを示し、
参照符号5はセクタアドレス領域を示し、参照符号6はデ
ータ領域を示している。
ってトラック2に沿って、セクタを1単位として、複数
のセクタが連続して配置されている。また、セクタ4
は、そのセクタのディスク上での位置を示すセクタアド
レス領域5と、実際にデータを記録するデータ領域6を含
んでいる。
トの一例を示している。セクタアドレスは、複数のアド
レスブロックを有している。各アドレスブロックは、ア
ドレス番号と重複順番号とを有している。アドレス番号
と重複順番号とは、識別可能な情報で構成されている。
重複順番号には、各アドレスブロックに固有な値が書き
込まれる。
アドレスブロックからなり、各アドレスブロックが同じ
フォーマットをとる。各アドレスブロックをセクタアド
レスの先頭から順にID1、ID2、ID3、ID4と
示す。
信号(VFO)を示し、参照符号11はアドレスマーク
(AM)を示し、参照符号12は重複順番号(ID番号)
を示し、参照符号13はセクタのアドレス番号を示し、参
照符号14は誤り検出符号(EDC)を示し、参照符号15
はポストアンブル(PA)示す。参照符号16、17、18、
19は、各アドレスブロックを示し、各アドレスブロック
は、VFO10、AM11、ID番号12、アドレス番号13、
EDC14、およびPA15を有している。
っても確実にアドレス信号を再生できるようにするため
の連続的な繰り返しパターンを持つクロック同期信号が
記録されている。このパターンを用いてPLL(Phase
Locked Loop)をロックさせることによってデータ読み
出し用クロックが生成される。AM11は、アドレスデー
タの開始位置を示すための特殊なコードパターンで構成
されるアドレスマークが記録されている。ID番号12に
は、アドレスブロックに固有の番号(重複順番号)が記
録されている。アドレス番号13には、アドレス番号に対
応するセクタが位置するディスク上の位置の一部または
全てを示すアドレスデータが記録されている。EDC14
には、アドレス番号とID番号とから生成される誤り検
出符号が記録されている。PA15は、誤り検出符号の最
後のデータを記録時の変調符号の規則に合わせるための
ポストアンブルである。
図2に示すようなフォーマットを持つ。本発明のアドレ
スブロックは、アドレス番号および重複順番号(ID番
号)などの最低必要な情報を有していれば、どのような
フォーマットをとってもよい。さらに、本発明のアドレ
スブロックは、上述した、クロック同期信号、アドレス
マーク、重複順番号、アドレス番号、誤り検出符号、お
よびポストアンブル以外に付加情報を含んでもよい。
るアドレスブロックの配置を示す。参照番号5はセクタ
アドレス領域を示し、参照符号6および7はデータ領域を
示す。参照符号21および23はグルーブトラックを示し、
参照符号22はランドトラックを示し、参照符号24は光ス
ポットを示し、参照符号25はアドレスピットを示し、参
照符号26は記録マークを示している。1トラックのトラ
ック幅は、ランドトラック、グルーブトラック共にTp
で同じとする。ID1とID2のアドレスブロックを1
組のアドレスグループとし、ID3とID4のアドレス
ブロックをもう1組のアドレスグループとする。各アド
レスグループがトラック中心からTp/2だけ半径方向
にずれる。具体的には、一方のアドレスグループが光デ
ィスクの中心方向(内周側)にTp/2ずれ、他方のア
ドレスグループが光ディスクの中心方向とは反対の方向
(外周側)にTp/2ずれる。なお、一方のアドレスグ
ループが光ディスクの中心方向とは反対の方向にTp/
2ずれ、他方のアドレスグループが光ディスクの中心方
向にTp/2ずれてもよい。
ス部を再生する時の再生信号(RF信号)とトラッキン
グエラー信号(TE信号)の波形を示す。一般に、RF
信号の振幅は、光スポット24がアドレスピット25にかか
る面積にほぼ比例した値となる。例えば、光スポット24
がトラックの中心にある場合、光スポット24によって、
アドレスブロックID1、ID2部のアドレスピット25
が照射される面積は、アドレスブロックID3、ID4
部のアドレスピット25が照射される面積とほぼ同じであ
る。このため、図3(b)に示すように、RF信号はほ
ぼ同じ振幅で得られる。
は、光スポット24とトラック溝との位置ずれに比例した
値となる。TE信号は、ピットで構成されたセクタアド
レス領域5でも同様に光スポットとピットとの位置ずれ
量に比例した値となる。また、TE信号では、光スポッ
ト24に対してピット25が内周側に有るか外周側に有るか
によって、TE信号の極性が変化する。その結果、図3
(b)のように、アドレスブロックの配置位置によって
極性の異なるTE信号が得られる。
トがトラックずれした(オフトラック)状態である場
合、セクタアドレス領域におけるRF信号の様子を示し
た図である。
周側にずれている場合のセクタアドレス領域5でのRF
信号を示し、図4(b)は光スポット24がトラック外周
側にずれている場合のRF信号を示している。図4
(a)において、ID1、ID2部では光スポット24が
アドレスブロック16、17から近いところを通過するた
め、RF信号振幅は大きくなり、ID3、ID4部では
光スポット24がアドレスブロック18、19から離れたとこ
ろを通過するためRF信号が小さくなる。そのため、I
D3、ID4ではアドレス信号が読み取りにくくなる。
セクタアドレスでは、最低1個のアドレスブロックが正
常に読み取れればよい。図4(a)に示す例では、ID
1、ID2に相当するRF信号が大きいため、ID1、
ID2のアドレスが読み取りやすくなり、セクタアドレ
スのアドレスが読み取られる。
D1、ID2ではRF信号振幅が小さくなりアドレスの
読み取りが悪くなるが、ID3、ID4ではRF信号振
幅は逆に大きくなりアドレス読み取りがよくなる。すな
わち、光スポットがトラック中心から内周側または外周
側のどちらにトラックずれを発生しても、セクタアドレ
ス部でのアドレス読み取り能力が低下しないことにな
る。
を互い違いに配置することによって、ランドトラックお
よびグルーブトラック共にアドレスを読み取る能力は低
下しない。
アドレスグループ毎に正負に交互にレベルシフトする。
アドレスグループをウォブルさせることにより、レベル
変動の周波数が高くなる。通常のセクタアドレス領域の
通過時間(100μsec以下)を考慮すると、TE信号のレ
ベル変動の周波数は、10kHz以上となり、光スポットを
トラックに追従させる制御帯域よりかなり高くなる。よ
って、このTE信号のレベルシフトに応じて、光スポッ
トを追従させることは難しい。しかしながら、アドレス
グループをアドレスグループ毎に内周側または外周側に
同じ量だけウォブルさせるので、レベル変動の平均値は
ほぼ0となり、DC成分による光スポットのずれも発生
しにくい。したがって、セクタアドレス領域通過直後の
トラッキングオフセットの発生は少なく、続くデータ領
域でのトラッキング制御の乱れも低減できる。
り、4アドレスブロックの場合について述べたが、この
個数に限るものではない。また、偶数のアドレスブロッ
クを内外周に均等に配置した場合にはアドレス通過後の
トラッキング制御の乱れの防止効果が得られる。奇数個
の配置では、TE信号のレベルシフトによるDC成分が
発生するが、TE信号のレベル変動の周波数は、上述の
ようにトラッキング制御帯域より高いため影響はほとん
どない。偶数個のアドレスブロックを内外周均等に配置
するのがアドレス読み取りとトラッキング制御の安定性
の両面から望ましい。
ックを重複して配置してもよいが、セクタアドレスと各
アドレスブロックに記録するアドレス番号の対応がとれ
れば、全てのアドレス番号を重複させる必要はない。 (第2実施例)以下に、本発明の第2実施例を図5
(a)および図5(b)を用いて説明する。第2実施例
は、セクタアドレス領域5にアドレス情報以外の付加情
報が付加される光ディスクに関する。
ドレス領域での情報ブロックの配置図である。図5
(a)および図5(b)において、参照符号107、108、
および109はアドレス番号情報ではない付加情報を記録
する付加情報ブロックである。アドレスブロック16、1
7、18、および19は、アドレス番号とID番号を識別す
るためのアドレス情報を含んでいる。アドレスブロック
16、17、18、19は、図2に示す第1実施例のものと同様
である。
第1実施例のアドレスブロック16、17、18、19と同じよ
うに、トラックの半径方向に概ねTp/2の幅ずれて配
置されている。
て短い場合、あるいは付加情報を分割することが不可能
な場合には、図5(a)のように、トラックの内周側
(波線で囲まれた部分)、あるいは外周側(実線で囲ま
れた部分)のどちらか一方に付加情報ブロック107を配
置する。
図5(b)のように、付加情報を識別可能なブロック単
位108、109に分割してトラックの内周側と外周側に交互
に配置すればよい。また 上述した構成により、付加情
報を追加した場合であっても、第1実施例と同様に、ア
ドレス情報と付加情報のトラックずれに対する読み取り
性能が向上するという効果と、セクタアドレス領域中お
よびセクタアドレス領域通過直後のトラッキング制御の
安定性が向上するという効果とを奏する。
セクタアドレス領域の最後部に配置したが、付加情報ブ
ロックは他の位置に配置される場合も、本実施例と同様
の効果を有する。また、図5(b)では、アドレスブロ
ック19の次に、内周側の付加情報ブロック108が読み出
されるが、アドレスブロック19の次に、外周側の付加情
報ブロックが読み出され、その次に内周側の付加情報ブ
ロックが読み出されるように第2実施例が改変されても
よい。 (第3実施例)以下に、本発明の第3実施例を図6〜図
9を用いて説明する。
ドレス領域でのアドレスブロックの配置を示す。図6
(a)および図6(b)において、参照符号110、112は
グルーブトラックを示し、参照符号111はランドトラッ
クを示し、参照符号113、114、115、116、117、118、11
9、120はアドレスブロックを示し、参照符号24は光スポ
ットを示している。図6(a)において、グルーブトラ
ック(溝)110とその両側のアドレスブロック113、11
4、115、116が形成される。その後、ディスク原盤が1
回転後に、グルーブトラック112とその両側のアドレス
ブロック117、118、119、120が形成される。
アドレスブロックの最終パターンがピットにならないよ
うにデータがディスクの上に配列され、かつ、次のアド
レスブロックの先頭パターンもピットにならないように
データがディスクの上に配列される。
先頭パターンでの非ピットデータは、ディスク原盤のカ
ッティング時の回転精度(ΔX)よりも長い非ピットデ
ータが配置される。
トにならないようにデータがディスクの上に配列され、
かつ、次のアドレスブロックの先頭パターンもピットに
ならないようにデータがディスクの上に配列される理由
を以下に示す。
方法について簡単に説明する。一般に、カッティング用
レーザ光を回転させたディスク原盤に照射することによ
って、トラックとピットが形成される。レーザ光が連続
して照射されると一本の連続溝となりこの部分がトラッ
ク溝(ここではグルーブ)になる。また、アドレスを表
す記録信号に従いレーザ光を断続的にON/OFFして
照射すると、レーザ光によって照射された部分がピット
として形成されアドレス信号が記録できる。すなわち、
セクタアドレスを有するディスクでは、カッティング用
レーザ光を、ディスク原盤1回転で溝のトラックピッチ
分だけ半径方向に移動させながら、溝部とアドレスピッ
ト部でレーザ光の照射を制御することでディスク全周に
トラックとアドレスが形成される。
させるアドレスも、上述したトラックとアドレスピット
の形成方法と同様な方法によって、形成される。具体的
には、レーザ光によってグルーブトラック(溝)が形成
され、アドレスピットがトラックの内周側と外周側に分
割して配置されるため、セクタアドレス領域では、アド
レスグループ毎にカッティング用レーザ光の中心を、光
デイスクの中心方向または、光デイスクの中心方向とは
反対の方向に所定量Tp/2だけシフトさせ、レーザ光
がON/OFFされる。
ドレスグループの連結部の模式図である。具体的には、
ピットの配列がアドレスブロック間で連続する場合を示
している。
している。アドレスブロック114の最終ピットとアドレ
スブロック115の先頭ピットは、各アドレスブロックの
中心から所定の長さだけ離れて形成される。ディスク原
盤のカッティングの際に、アドレス部でレーザ光を変位
させながらアドレスピットが形成されるため、アドレス
ブロック114とアドレスブロック115の連結部にピットが
形成される場合、カッティングのレーザを半径に変位さ
せている間もレーザ光によって、ディスクが照射され
る。そのため、図7(b)のような不正ピットが形成さ
れてしまい、正しいデータを再生することが不可能とな
る。
あるため、同じID番号であるアドレスブロック(例え
ば図6(a)のアドレスブロック113とアドレスブロッ
ク117)の円周方向の位置が一致するとは限らない。図
6(a)のように、仮に距離ΔXだけずれていた場合に
は、ランドトラック111を再生する時にはアドレスブロ
ック118の終端とアドレスブロック115の先頭が距離ΔX
だけ重なり、再生信号(RF)信号が正確に検出されな
い可能性がある。
ト24がランドトラック111を再生する場合のピットの読
み取り動作を説明するための図である。図8(a)は、
アドレスブロック間の連結部でのピット配列を規定しな
い場合の、アドレスブロック118とアドレスブロック115
とを示している。具体的には、図8(a)は、アドレス
ブロック118とアドレスブロック115がカッティング精度
ΔXで、物理的/時間的に重なり、かつ、アドレスブロ
ック115の先頭がピットデータである場合を示してい
る。
非ピットデータに、115の先頭のピットデータが重なる
と、ディスクから読み出された再生信号はピット有りと
判断されるため、アドレスブロック118に記録されてい
るデータが正しく再生されない。
よび終端が非ピットデータになるようにした場合の模式
図である。図8(b)において、アドレスブロック118
を再生する場合、アドレスブロック118の最終データの
非ピットデータとアドレスブロック115の先頭の非ピッ
トデータが重なっても、再生信号は非ピットデータとな
るため、アドレスブロック118に記録されているデータ
が正しく再生される。また、アドレスブロック115に記
録されているデータを再生する場合、アドレスブロック
115の先頭の非ピットデータの個数は正しく読めない。
しかしながら、一般的には、アドレスブロックの先頭は
VFO領域であり、必ずしもVFO領域に記録されてい
るデータがすべて再生される必要はない。なぜなら、V
FO領域後のAM領域で、アドレスデータ部に記録され
ているデータを読み出すために必要な同期を取り直し、
アドレス番号、および誤り検出符号(EDC)が正しく
認識できれば、アドレスブロックの読み取り動作上の問
題は発生しないからである。
一例を示している。
ブロックの先頭のVFO(クロック同期信号)のパター
ンである。記録変調後の符号をNRZ(Non Return Zer
o)で表す。符号1で記録信号のレベルが反転する。図
9(a)および図9(b)のパターンは、記録符号の周
期をTで表せば、4T毎に反転するパターンを示してい
る。この繰り返しパターンの先頭は、必ずスペースから
始まるようにする。
ブロックの最後のポストアンブル(PA)のパターンで
ある。ポストアンブルでは、誤り検出符号の最後のデー
タを記録時の変調符号の規則に合わせるため、マークに
続く場合とスペースに続く場合により、ポストアンブル
の前の方の部分のパターンは変化する。ポストアンブル
の残りの後ろの方の部分は常にスペースとなるように設
定される。
に、各セクタアドレスブロックの先頭パターンと最終パ
ターンがスペースとなるようにすることで、ウォブルさ
れて配置されるアドレスブロック間で、ディスク原盤の
カッティング時のピット形成不良および、セクタアドレ
ス再生時でのアドレスブロックの重なりによるアドレス
データの読み取り誤りを防止することができる。本実施
例では、アドレスブロックとアドレスブロックとが4T
の長さまで重なってもエラーは発生しない。
は、上述した説明に限るものではない。別のカッティン
グ方法として、例えば、原盤の1回転でTp/2だけ移
動するようにし、内周側のアドレスグループ、溝(グル
ーブ)、外周側のアドレスグループの順に形成すること
もできる。この場合、ウォブルしたアドレスを別の周で
カッティングするので、ピットの連結による形成不良は
発生しないが、回転精度の誤差によるアドレスブロック
の重なりは発生する。このため、各アドレスブロックの
最終パターンがピットにならないようにデータがディス
クの上に配列され、かつ、次のアドレスブロックの先頭
パターンもピットにならないようにデータがディスクの
上に配列される本実施例が有効である。なお、このカッ
ティング方式では3回転で1本の溝が形成される。
アドレスピット形成用レーザ光、外周側アドレスピット
形成用レーザ光の3レーザ光をセットにし、所定の位置
で、各レーザ光をON/OFFさせて、トラック溝と内
周側アドレスピットと外周側アドレスピットを別々のレ
ーザでカッティングすることもできる。この場合には、
ピットの連結による形成不良は発生しないが、レーザー
位置調整の誤差によるアドレスブロックの重なりが発生
する。このため、各アドレスブロックの最終パターンが
ピットにならないようにデータがディスクの上に配列さ
れ、かつ、次のアドレスブロックの先頭パターンもピッ
トにならないようにデータがディスクの上に配列される
本実施例が有効である。なお、このカッティング方式で
は、カッティング装置が複雑になる。 (第4実施例)以下に、本発明の第4実施例を図10を
用いて説明する。
配置図である。第1実施例と同様に、参照符号110、112
はグルーブトラックを示し、参照符号111はランドトラ
ックを示し、参照符号113、114、115、116、117、118、
119、120はアドレスブロックを示し、参照符号24は光ス
ポットを示している。ID1のアドレスブロック113
は、VFO1、アドレスマーク(AM)、ID番号、ア
ドレス番号、EDC、およびポストアンブル(PA)の
データを有している。また、ID2のアドレスブロック
114は、VFO2、アドレスマーク(AM)、ID番
号、アドレス番号、EDC、およびポストアンブル(P
A)のデータを有している。ID1およびID2に続く
ID3およびID4も、同様のデータを有している。な
お、各アドレスブロックにおけるデータが配置される順
番は、第1実施例と同じである。
3のアドレスブロックのVFO1の長さがID2および
ID4のアドレスブロックのVFO2よりも長い点であ
る。
する場合、ID1、ID2の順番でアドレスブロックに
記録されているデータが再生される。
されているが、セクタアドレス領域5は、トラックの中
心からTp/2だけずれた鏡面部にアドレスピットが形
成されているため、図4で示すように、データ領域6で
の再生信号であるRF信号の直流信号成分(DCレベ
ル)は、セクタアドレス領域5でのRF信号の直流信号
成分とは異なる。つまり、光スポット24がデータ領域6
からセクタアドレス領域5に移った直後に、RF信号が
急激にレベル変動を起こす。このため、記録再生装置が
ID1に記録されているデータを読み出すときに用いる
データ読み出し用クロックとデータ(VFO1)との位
相を合わせるために、PLLをロックする時間は、レベ
ル変動が無い場合に比べて長くなる。しかしながら、光
スポット24がID1からID2に移動する場合、RF信
号はレベル変動を起こさないため、記録再生装置がID
2に記録されているデータを読み出すときに用いるデー
タ読み出し用クロックとデータ(VFO2)との位相を
合わせるために、PLLをロックする時間は、レベル変
動がある場合に比べて短くなる。この結果、VFO2の
長さをVFO1の長さより短くできる。
域を再生する時には、前半のアドレスグループ(ID
1、ID2)と後半のアドレスグループ(ID3、ID
4)の再生クロックの位相が必ずしも一致しない。これ
は、前半のアドレスグループは、そのランドトラックに
隣接する外周側のグルーブと同時に記録され、後半のア
ドレスグループは、そのランドトラックに隣接する内周
側のグルーブと同時に記録されるため、外周側のグルー
ブを形成するときと内周側のグルーブを形成するときと
の間に、回転変動や周波数変動が発生するからである。
そのため、記録再生装置は、後半のアドレスグループの
先頭のアドレスブロック(ID3)のVFO1により、
PLLを再引き込みする。この時のVFO1の長さが長
いほど、安定にロックすることができる。
同じ長さにする場合には、記録再生装置がID1および
ID3に記録されているデータを正しく再生するのに必
要とされるVFO1の長さに、ID2およびID4のV
FO2の長さを合わせるという方法がある。この方法で
は、ID2およびID4では、VFO2が必要以上に長
くなり、長いVFO2が無駄となる。
るVFO長さを確保することを条件として、ID2およ
びID4のVFO2の長さを、ID1およびID3のV
FO1の長さよりも短くすることができる。このため、
アドレスの読み取り確度を保ちながら、不必要なデータ
を減らすことが可能となる。
でのVFO1の長さを同一にし、さらにID2でのVF
O2の長さとID4でのVFOの長さを同一にすれば、
各アドレスグループのデータ長は全く同じになり、第1
実施例で述べたセクタアドレス領域でのトラッキング誤
差信号の平均値には影響を与えない。 (第5実施例)以下に、本発明の第5実施例を図11を
用いて説明する。
セクタアドレスにアドレス番号を付加した一例を示して
いる。参照符号5はセクタアドレス領域を示し、参照符
号6、7はデータ領域を示し、参照符号51、53、61、63は
グルーブトラックを示し、参照符号52、62はランドトラ
ックを示し、参照符号54、55、56、57、64、65、66、67
はアドレスブロックを示している。
ついて説明する。セクタアドレス領域5に記録するアド
レスは、これに続くデータ領域7のセクタを表すものと
する。また、グルーブトラックとランドトラックは1ト
ラックずつ交互に繰り返し、セクタアドレスを順に割り
当てるものとする。また、1組のアドレスブロック(I
D1からID4)にはグルーブのセクタのアドレス値だ
けを設定し、全て同じ値を重複して記録する。このと
き、グルーブトラック61のセクタアドレスを#n番地と
すれば、グルーブトラック51のセクタアドレスは#(n
−1)番地となる。アドレスブロック54、55、56、57の
アドレス値として#nをアドレス領域(図2のアドレス
番地13)に記録する。トラック1周でトラック番号がk
ずつカウントアップするとしてランドトラック52は#
(n+k−1)番地、ランドトラック62は#(n+k)
番地、グルーブトラック53は#(n+2k−1)番地、
グルーブトラック63は#(n+2k)番地であるとす
る。アドレスブロック64、65、66、67のアドレス値とし
て#(n+2k)を記録する。 (第6実施例)図12は、第1実施例で述べた光ディス
クのセクタアドレスを読み出す、第6実施例における光
ディスク記録再生装置のブロック図である。図12にお
いて、参照符号31はディスクを示し、参照符号32はディ
スクモータを示し、参照符号33は光ヘッドを示し、参照
符号34はアドレス再生部を示している。アドレス再生部
34は、加算回路35、波形等化部36、データスライス部3
7、PLL38、復調器39、AM検出部40、切替器41、お
よび誤り検出部42を備えている。参照符号43は誤り訂正
部を示し、参照符号44はアドレス補正部を示している。
方向)での位置を制御する処理が行われているが、本発
明においては一般的なフォーカス制御が実現されている
ことを前提とし、フォーカス制御の説明を省略する。
が、図11に示すようにアドレスブロックが配置された
セクタアドレス領域に記録されているデータを読み取る
動作を説明する。
し、ディスク31からの反射光量から、2つの再生信号を
検出する。2つの再生信号は、加算回路35によって加算
され、RF信号となり、RF信号が波形等化部36、デー
タスライス部37、PLL38、復調器39、切替器41、およ
び誤り検出部42を通り、各アドレスブロック毎にアドレ
ス番号とID番号が取り出される。アドレス番号とID
番号が取り出される動作は、従来例の説明で述べた動作
と同様である。
を再生する時には、セクタアドレス領域で得られるアド
レス信号は(アドレス番号、ID番号)の組で、順番に
(#n,1)、(#n,2)、(#n,3)、(#n,4)とな
り、この値がアドレス補正部44に入力される(図13参
照)。
ら62を再生する時には、セクタアドレス領域で得られる
アドレス信号は、(#n+2k,1)、(#n+2k,2)、
(#n,3)、(#n,4)の順番にアドレス補正部44に入力
される。
番号とID番号の組からセクタのアドレス値が判定され
る。この判定には、各アドレスブロックにアドレス値を
設定するフォーマットの規則が利用される。本実施例で
は、図11で示したフォーマットを用いる。このように
規定すれば、グルーブセクタを再生したときは、再生し
たアドレスは4つとも同じ値となる。また、ランドセク
タを再生したときには、アドレスグループ内のアドレス
値は同じになる。また、アドレスグループ間でのアドレ
ス値の差はトラック2周分のセクタ数である2kとな
る。
を示している。図13において、参照符号71、72、73、
74はメモリを示し、参照符号75、76は比較器を示し、参
照符号77は判定回路を示し、参照符号78は加算器を示
し、参照符号79は除算器を示している。図12に示した
誤り検出部42で誤りが無いと判定されたアドレス番号と
ID番号は、アドレス補正部44に送出される。図13の
アドレス補正部内では、各ID番号に対応したメモリ7
1、72、73、74に、各IDで再生したアドレス番号を記
憶する。比較器75は、メモリ71、72に記憶したID1、
ID2のアドレス番号を比較する。これが一致すれば正
しくアドレス番号が再生できているものとし、一致信号
が判定回路に出力され、アドレス番号が加算器78に送出
される。
したID3、ID4のアドレス番号を比較する。これが
一致すれば正しくアドレス番号が再生できているものと
し、一致信号が判定回路に出力され、アドレス番号が加
算器78に送出される。加算器78は2つのアドレス番号を
加算し、除算器79へ送出する。除算器79は入力された値
を1/2に除算し、これを検出したアドレス番号として
出力する。判定回路77は、比較器75、76からの一致信号
により、得られたアドレス信号が正しいかどうか判定す
る。
クタアドレス領域に記録されているデータを読み取る方
法を説明する。光スポット24がグルーブトラック51から
61を再生する時には、セクタアドレス領域で得られるア
ドレス信号は(アドレス番号、ID番号)の組で、順番
に(#n,1)、(#n,2)、(#n,3)、(#n,4)とな
り、全てのアドレス値が一致するため、判定回路77は正
しいアドレスと判定し、そのアドレス値として、上記の
演算を行えば、セクタアドレスとして#nが得られる。
また、光スポット24がランドトラック52から62を再生す
る時には、セクタアドレス領域で得られるアドレス信号
は、(#n+2k,1)、(#n+2k,2)、(#n,3)、(#
n,4)となる。比較器75、76は、それぞれ一致信号を出
力する。判定回路77は正しいアドレスと判定し、そのア
ドレス値として、上記の演算を行えば、セクタアドレス
として#(n+k)が得られる。
ンドかを識別する必要が無く、常に同じ演算によりセク
タアドレスを求めることができる。
グルーブのアドレスか、ランドのアドレスかを識別する
必要がある場合にも、本実施例のアドレス補正の方式が
利用できる。各比較器75、76から出力するアドレス番号
を判定回路77にも供給し、これが一致するかが比較され
る。そのアドレスは、一致すればグルーブのセクタを指
し示し、一致しなければランドのセクタを指し示すと判
定回路77が判定する。さらに厳密に行うならば、2つの
アドレス番号を比較し、その差が2kであれば、ランド
のセクタであると判定回路77が判定することもできる。
全てのアドレスブロックが誤りなく再生できた場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、誤り検出部42で誤りが検出された場合、同じアドレ
スグループのうち1つのアドレスブロックのアドレスが
誤りなく再生できれば、比較器での一致信号が不一致と
なってもアドレス番号として採用することも可能であ
る。
アドレス番号が読み出せるようにしたが、ランド再生時
に同一アドレス番号が読み出せるようにしても同様であ
る。
ブロック(ID1からID4)には同一アドレス番号を
重複して配置したが、これに限るものではない。上述し
たアドレス番地の記録フォーマット(規則)以外であっ
ても、ID番号とその記録フォーマット(規則)が分か
っていれば、ID番号およびその記録フォーマット(規
則)に基づき、アドレス番号が生成されてもよい。 (第7実施例)本発明の第7実施例を図14、図15
(a)〜図15(d)、および図16(a)〜図16
(c)を用いて説明する。第7実施例は、光スポットの
トラックからのずれを検出するための装置に関する。
生装置のブロック図である。図14において、参照符号
31はディスクを示し、参照符号32はディスクモータを示
し、参照符号33は光ヘッドを示し、参照符号34はアドレ
ス再生部を示し、参照符号81はトラッキングエラー信号
検出部を示している。トラッキングエラー信号検出部81
は、差動回路82およびLPF(Low Pass Filter)83を
備えている。参照符号84は位相補償部を示し、参照符号
85はヘッド駆動部を示している。参照符号90はタイミン
グ発生部を示し、参照符号91は外周値サンプルホールド
部を示し、参照符号92は内周値サンプルホールド部を示
し、参照符号93は差動回路を示し、参照符号94はゲイン
換算部を示している。
0に示すようなアドレスブロックが配置されたセクタア
ドレス領域で、光スポットとトラックとのずれ量(オフ
トラック量)を検出する動作を以下に説明する。
反射光量から2つの再生信号を検出する。2つの再生信
号は、アドレス再生部34によってRF信号となり、その
RF信号から、各アドレスブロック毎にアドレス番号と
ID番号が取り出される動作は、従来例の説明で述べた
動作と同様である。また、差動回路82は、2つの再生信
号の差を求め、差を求めた信号がLPF83を通り、TE
信号として出力される。
のオフトラック状態に対するトラッキングエラー信号
(TE信号)の変化を示す模式図である。光スポットと
アドレスブロックとの距離にほぼ比例してTE信号のレ
ベルが変化し、レベル変化の方向は光スポットとアドレ
スブロックの位置で決まる。このことは、第1実施例の
説明で述べた通りである。ここでは、光スポット24がア
ドレスブロックの外周側を通過した時にTE信号は負の
値となり、光スポット24がアドレスブロックの内周側を
通過した時に正の値となると仮定する。光スポット24が
トラック2の(a)を通る場合、ID1およびID2で
は、光スポット24とアドレスブロックとの距離が近いた
め、TE信号のレベル変動VTE1は小さく負方向の値と
なる。また、光スポット24がトラック2の(a)を通る
場合、ID3およびID4では、光スポット24とアドレ
スブロックとの距離が離れているためTE信号のレベル
変化VTE3は大きく正方向の値となる。このため、図1
5(b)に示すようなTE信号が得られる。
位置を通る場合、光スポット24とID1〜ID4の各ア
ドレスブロックとの距離が等しいため、レベル変動量は
同じとなる。ID1およびID2では、レベル変動VTE
1は負方向の値となり、ID3およびID4では、レベ
ル変動VTE3は正方向の値となる。このため、図15
(c)に示すようなTE信号が得られる。
場合、ID1およびID2では、光スポット24とアドレ
スブロックとの距離が離れているため、TE信号のレベ
ル変動VTE1は大きく負方向の値となる。また、光スポ
ット24がトラック2の(c)を通る場合、ID3および
ID4では、光スポット24とアドレスブロックとの距離
が近いためTE信号のレベル変化VTE3は小さく正方向
の値となる。このため、図15(d)に示すようなTE
信号が得られる。
に、光スポット24がトラック2のどの位置を通過したか
によってVTE1とVTE3の大きさが変化するため、この変
化値の差からオフトラック量を推定することができる。
すなわち、Voftr=VTE1−VTE3を求めればよい。光ス
ポット24がトラック2の中心(b)を通れば、セクタア
ドレス領域5でVTE1−VTE3=0、トラック2の(a)を
通ればVTE1−VTE3<0、トラック2の(c)を通れば
VTE1−VTE3>0となり、オフトラック量の方向と大き
さを求めることができる。
イミング信号を発生するタイミング発生部90の動作につ
いて説明する。図16(a)は、データ領域の一部とセ
クタアドレス領域を示す図であり、図16(b)および
図16(c)は、タイミング発生部90でのゲート信号発
生のタイミングチャートを示す図である。タイミング発
生部90には、アドレス再生部34からアドレスの読み取り
の信号が入力される。そのアドレスの読み取りの信号に
基づき、内周側アドレスブロックに同期したゲート信号
GT1と、外周側アドレスブロックに同期したゲート信
号GT2とが生成される。このゲート信号GT1は、内周
値サンプルホールド部でTE信号をサンプルための信号
であり、ゲート信号GT2は外周値サンプルホールド部
でTE信号をサンプルするための信号である。
がID1を読み込むことができた場合の、ゲート信号G
T0、GT1およびGT2の一例を示している。ID1を
読み込むことができれば、ID2、ID3、およびID
4が出現するタイミングが分かる。例えば、実施例7の
記録再生装置は、ID1が終了する時に同期した信号G
T0を発生すればよい。ID1が終了する時に同期した
信号GT0を発生する場合、ゲート信号GT1はゲート信
号GT0が発生した時刻から時間T1遅れた時刻で発生さ
れ、ゲート信号GT2はゲート信号GT0が発生した時刻
から時間T2遅れた時刻で発生される。このことによっ
て、内周側アドレスブロックID2でのTE信号をサン
プルホールドするためのゲート信号GT1と、外周側ア
ドレスブロックID3(ID4でもよいがここではID
3の場合で説明する)でのTE信号をサンプルホールド
するための信号GT2とを発生させることが可能であ
る。
期した、セクタアドレス領域を示すゲート信号GT0
と、ゲート信号GT0に同期するゲート信号GT1および
GT2の一例を示している。
0は、セクタアドレス領域の直前で立ち上がる信号とす
る。ゲート信号GT1はゲート信号GT0が発生した時刻
から時間T3遅れた時刻で発生され、ゲート信号GT2
はゲート信号GT0が発生した時刻から時間T4遅れた
時刻で発生される。このことにより、内周側アドレスブ
ロックID2でのTE信号をサンプルホールドするため
のゲート信号GT1と、外周側アドレスブロックID3
(ID4でもよいがここではID3の場合で説明する)
でのTE信号をサンプルホールドするための信号GT2
とを発生させることが可能である。
GT1、GT2を用いると、図16(b)を例に取れば、
外周側アドレスブロックID3でのTE信号レベルVTE
3はゲート信号GT2に同期させて外周値サンプルホール
ド部91で記憶され、内周側アドレスブロックID2での
TE信号レベルVTE1はゲート信号GT1に同期して内周
値サンプルホールド部92で記憶される。その結果、差動
回路93からは(VTE1−VTE3)の値が出力される。この
値は、オフトラック量に相当するため、さらにゲイン換
算部94でトラッキングエラー信号のレベルに変換され、
オフトラック信号(OFTR信号)が得られる。トラッキン
グ制御系では、TE信号が0になるように制御されてい
ても、トラッキングエラー信号検出部81、位相補償部8
4、ヘッド駆動部85で発生するオフセット分等のため、
実際には光スポットがトラックの中心にない状態が起こ
る。そのため、トラッキング制御系のオフセットを補正
するために、図14に示す構成を有する記録再生装置が
OFTR信号を生成することで、実施例7の記録再生装置
は、光スポットをトラックの中心に位置決めできるよう
になる。図16(c)に示したゲート信号GT0、GT
1、およびGT2を用いても、光スポットをトラック中心
に位置決めすることが可能である。
ゲート信号GT1と、外周側アドレスブロックに同期し
たゲート信号GT2を発生させればよく、ゲート信号G
T1およびGT2は、特定のアドレスブロックに固定さ
れるものではない。
ミングを必要としないが、各アドレスブロックでピット
配列パターンが同じ区間で測定するのが好ましい。例え
ば、図10で示したアドレスブロックのフォーマットで
は、ID1、ID3のアドレスブロックのクロック同期
信号(VFO1)部が他の領域に非常に長く設定してい
るため、この領域内(特に後半部)では再生信号も安定
し、サンプリングには適している。
るアドレスブロックは、内周側アドレスブロック1つ、
外周側アドレスブロック1つとしたが、複数の内周側ア
ドレスブロックでの平均値と複数の外周側アドレスブロ
ックの平均値を用いてオフトラック信号を検出すれば、
トラックの局所的なうねりがあっても、より平均的な値
を検出できる。 (第8実施例)本発明の第8実施例を図17を用いて説
明する。
生装置のブロック図である。図17において、参照符号
31はディスクを示し、参照符号32はディスクモータを示
し、参照符号33は光ヘッドを示し、参照符号34はアドレ
ス再生部を示し、参照符号81はトラッキングエラー信号
検出部を示し、参照符号84は位相補償部を示し、参照符
号85はヘッド駆動部を示している。参照符号90はタイミ
ング発生部を示し、参照符号91は外周値サンプルホール
ド部を示し、参照符号92は内周値サンプルホールド部を
示し、参照符号93は差動回路を示し、参照符号94はゲイ
ン換算部を示している。参照符号100は、反射光量信号
検出部を示し、反射光量信号検出部100は、加算回路101
およびのLPF(Low Pass Filter)102を備えている。
4、85、90、91、92、93が示す構成は第7実施例の構成
と同じであり、それらの動作の説明は省略する。第7実
施例ではTE信号をサンプルホールドしオフトラック量
を検出するのに対して、第8実施例では、反射光量信号
検出部100で検出される反射光量信号(AS信号)をサ
ンプルホールドしてオフトラック量を検出する点が異な
る。
から得られる2分割受光器の出力を加算回路101で加算
し、さらに加算信号をLPF102(帯域はトラッキング
制御帯域よりも高いがRF信号より低く数十KHz程度)
を通して高域成分を除去して平均的な反射光量信号とし
てAS信号が検出される。
ット24の通過する位置によってRF信号が図3(b)、
図4(a)、および図4(b)のよう変化する。図4
(a)は、光スポット24が通過する位置が内周側にずれ
る場合のRF信号を示し、図4(b)は、光スポット24
が通過する位置が外周側にずれる場合のRF信号を示し
ている。
示すため、RF信号の振幅の変化に追従して変化する。
したがって、第7実施例と同様に内周側アドレスブロッ
クと外周側アドレスブロックに同期してAS信号をサン
プルホールドし、その差を求めれば、オフトラックに相
当する信号が検出できる。ここでサンプルホールドする
ゲート信号GT1、GT2の発生は、第7実施例のタイミ
ング発生部90が行う。ただし、ゲート信号を発生するタ
イミングは、各アドレスブロックでのピット配列が同じ
位置でのAS信号をサンプルした方がより正確な検出が
可能であるため、VFO区間、AM区間あるいは特別に
設けたピット区間でのAS信号を用いるのが好ましい。
置は、第7実施例同様に、AS信号を用いて検出したオ
フトラック信号(OFTR信号)をトラッキング制御系のオ
フセット補正に用いることができる。 (第9実施例)以下、本発明の第9実施例の光ディスク
記録再生装置を図18、図19(a)〜図19(h)、
図20(a)〜図20(h)、および図21を用いて説
明する。第9実施例の光ディスク記録再生装置は、光デ
ィスクのID検出回路を備えている。
(a)に示すように、ランドとグルーブの中間位置に対
称配置されたID部を設けた構造となっている。なお、
ID部の構造は、図3(a)に示すような構造であって
もよい。第9実施例は、光ディスクの再生信号からID
部の位置および極性を検出し、光ディスク装置で信号の
読出基準となるリードゲートとランドグルーブ識別信号
を出力する機能を有する。
する光ディスクのID検出回路を有する光ディスク記録
再生装置のブロック図である。図18において、トラッ
キングエラー検出回路101は、光ディスク(図示せず)
から反射してきた光ビーム103を受光する。トラッキン
グエラー検出回路101は、トラッキング情報を検出する
分割ディテクタ102と、各分割ディテクタ102の検出信号
の差成分をトラッキングエラー信号105として出力する
広帯域の差動アンプ104とを備えている。トラッキング
エラー信号105は、エンベロープ検出回路106および極性
検出回路122に入力される。エンベロープ検出回路106
は、トラッキングエラー信号105の高周波成分108を抽出
するハイパスフィルタ107と、高周波成分108を全波整流
する全波整流器109と、全波整流された高周波成分110か
ら低周波変動成分112を抽出する第1ローパスフィルタ1
11と、低周波変動成分112と基準電圧113を比較してID
のエンベロープ信号115を出力する第1コンパレータ114
とを備えている。極性検出回路122は、トラッキングエ
ラー信号105から第2低周波成分117を抽出する第2ロー
パスフィルタ116と、同じくトラッキングエラー信号105
から第2低周波成分より帯域幅の小さい第3低周波成分
119を抽出する第3ローパスフィルタ118と、第2低周波
成分117と第3低周波成分119を比較してIDの極性信号
121を出力する第2コンパレータ120とを備えている。
例の各部の動作を示す信号波形図である。図19(a)
〜図19(h)を参照しながら第9実施例の動作の詳細
を説明する。
ラックを再生するために光ビームがグルーブトラックを
走査している状態を模式的に示した図である。図19
(a)に示される、○印は光ビームを表し、ハッチング
部分はグルーブを表している。ID部は、ランドおよび
グルーブの中間位置に対称に配置され、かつ、トラック
間に挿入されている。
のトラッキングエラー信号105を示す図である。トラッ
キングエラー信号105は、広帯域の差動アンプ104でID
部での信号ピットを高周波成分として再生したものであ
る。ID部以外のグルーブ部分では、たとえ信号が記録
されていても、両方の分割ディテクタの検出成分が同相
であるため、記録されていた信号は、差動アンプ104で
打ち消されてトラッキングエラー信号としては検出され
ない。
105がハイパスフィルタ107を通った後の信号を示してい
る。トラッキングエラー信号105は、ハイパスフィルタ1
07に入力され、図19(c)に示すように、トラッキン
グエラー信号105の高周波成分108が出力される。この
時、トラッキングエラー信号のID部の段差つまり直流
成分や、サーボの乱れなどにより生じる低周波変動は、
ハイパスフィルタ107により除去される。
通った後の信号を全波整流器109によって全波整流した
信号を示している。高周波成分108は、全波整流器109で
全波整流され、第1ローパスフィルタ111に入力され
る。
1ローパスフィルタ111を通った後の信号を示してい
る。第1ローパスフィルタ111で平滑された低周波変動
成分112は、図19(e)に示す基準電圧113との関係で
第1コンパレータ114で2値化され、図19(g)に示
されるIDのエンベロープ信号115が生成される。
2ローパスフィルタ116と第3ローパスフィルタ118とに
入力され、第2低周波成分117と第3低周波成分119とが
それぞれ抽出される。図19(f)に示すように、ID
部のトラッキングエラー信号の段差つまり直流成分がそ
のまま抽出波形に残り、かつ、第2および第3のローパ
スフィルタに帯域差を設けているので、第2低周波成分
117の振幅が必ず第3低周波成分119の振幅を上回る。更
に、再生の光ビームがオフトラック状態であっても、こ
の振幅関係は常に成立する。従って、第2コンパレータ
120が第2低周波成分117の信号と第3低周波成分119の
信号とを比較することで、ID部の位置が変化したこと
を表す極性信号121が出力される(図19(h))。こ
の例では、極性信号として、エンベロープ信号が有効な
期間に、立ち下がりエッジが検出される。
生するために光ビームがランドトラックを走査している
場合の極性信号について説明する。
ックを再生するために光ビームがランドトラックを走査
している状態を模式的に示した図である。第9実施例が
グルーブトラックを走査して極性信号を求める上記動作
と同じ動作の説明は省略する。
トラッキングを走査する場合と異なる点は、図20
(b)に示すトラッキングエラー信号の段差が存在する
位置(トラッキングエラー信号の位相)、および、図2
0(f)に示す第2および第3ローパスフィルタから出
力される信号の位相である。グルーブトラックを走査し
て極性信号が求められたのと同様に、第9実施例は、極
性信号として、エンベロープ信号が有効な期間に、立ち
上がりエッジを検出することができる。
路106と極性検出回路122との望ましい実施パラメータを
示す。光ディスクの再生線速度が6m/sであり、デー
タレートが14Mbpsであり、ID期間が0.4mm
である条件の下で実験を行った。ハイパスフィルタ107
のカットオフ周波数が約1MHzであり、第1ローパス
フィルタのカットオフ周波数が約100KHzの時、ドロ
ップアウト(信号の微小欠落)があってもエンベロープ
信号115が正確に検出できた。同条件で、第2ローパス
フィルタのカットオフ周波数が約10KHzであり、第3
ローパスフィルタのカットオフ周波数が約1KHzであ
り、第2および第3の帯域差を10倍程度にすれば極性
信号121の検出エラーは皆無となり、光ビームのオフセ
ットに対し良好な検出結果を得た。
て説明する。ロジック回路131の入力信号は、前述のエ
ンベロープ信号115と極性信号121で、出力信号は、リー
ドゲート127とランドグルーブ識別信号128である。極性
信号121は、立下がりエッジ検出回路130と立上がりエッ
ジ検出回路123とに入力され、それぞれ回路は、エッジ
パルスを出力する。ANDゲート124は、エンベロープ
信号115が有効な時だけ、前記エッジパルスを抽出す
る。抽出されたエッジパルスは、RSフリップフロップ
125に入力される。RSフリップフロップ125はランドグ
ルーブ識別信号128を出力する。
する。
ロープ信号115が有効な期間に、極性信号121の立下がり
エッジが検出され、RSフリップフロップ125にリセッ
ト信号が入力されるので、ランドグルーブ識別信号128
はLOレベルになる。
ンベロープ信号115が有効な期間に、極性信号121の立上
がりエッジが検出され、RSフリップフロップ125にセ
ット信号が入力されるので、ランドグルーブ識別信号12
8はHIレベルになる。
Oに対応してランド/グルーブが検出できる。また、エ
ンベロープ信号115は、ディレイ126とANDゲート129
は不要なパルスノイズを除去し、光ディスクドライブ装
置の信号読出基準となるリードゲート127を生成する。
定されるものではなく、IDのエンベロープ信号と極性
信号とに基づいてリードゲートおよびランドグルーブ識
別信号を生成する、パターンマッチングや誤検出保護の
機能を有してもよい。
ームがトラック中心に対してずれている場合(オフトラ
ック状態)であっても、極性の検出精度が低下しない。
このため、本実施例は、光ビームがランドにいるかグル
ーブにいるかを正確に識別できる。
ブの中間位置に対称配置されたID部を設けている。こ
のため、再生光ビームにオフセットがある場合や、ま
た、再生信号にドロップアウトが存在しても、ID部の
位置とその極性を高精度に検出することができる。従っ
て、本発明では、読出基準となるリードゲートの生成や
ランドグルーブの識別が安定となり、ディスクドライブ
装置の信頼性が飛躍的に向上する。
クとグルーブトラックで記録再生が可能で隣接するトラ
ックの中間にセクタアドレスをずらして設けている。1
セクタアドレスを構成する複数のアドレスブロックを少
なくとも2つ以上のアドレスブロックを1組としてアド
レスグループを構成し、アドレスグループをアドレスグ
ループ単位でトラックの中心に対して半径方向に内周側
と外周側とに交互にウォブルして配置することにより、
光スポットがトラックずれしていても、セクタアドレス
の読み取りを確実に行うことができる。さらに、セクタ
アドレス領域でのトラッキングエラー信号のレベル変動
によるトラッキング制御の乱れが低減できる。
は、少なくとも2つ以上のアドレスブロックを1組とし
てアドレスグループが構成され、各アドレスブロックの
先頭部分にクロック同期信号が付加され、前記アドレス
グループに含まれる先頭のアドレスブロックのクロック
同期信号の長さが他のアドレスブロックのクロック同期
信号の長さよりも長い。このことにより、アドレスグル
ープの先頭部分の再生が安定に行われる。その結果、読
み出し用クロックの同期や、2値化のためのスライスレ
ベルの設定などを確実に行うことができる。クロック同
期信号が記録されている部分よりも後に呼び出される部
分に記録されているデータを正しく復調することができ
る。
ォブルしたアドレスブロックを再生する際、ランドトラ
ックあるいはグルーブトラックであっても、読み出した
アドレス番号を重複順番号に応じて補正することができ
る。その結果、1セクタアドレス内でアドレスブロック
毎に異なるアドレス番号を読み取って正確なアドレス値
を求めることができる。
置は、内周側アドレスブロック部でのトラッキングエラ
ー信号あるいは反射光量信号と、外周側アドレスブロッ
ク部でのトラッキングエラー信号あるいは反射光量信号
の差を検出することで、光スポットとトラックの真のオ
フトラック量を検出できる。さらに、このオフトラック
量を用いてトラッキングエラー信号を補正することで、
常に光スポットをトラック中心に位置決めできるトラッ
キング制御系が実現される。
装置によれば、トラッキングエラー検出回路において高
周波成分を含んだ広帯域のトラッキングエラー信号が検
出され、エンベロープ検出回路において、ハイパスフィ
ルタ、全波整流器、第1ローパスフィルタ、第1コンパ
レータによりトラッキングエラー信号中のID部のみで
IDのエンベロープ信号が検出される。この時、ID部
以外のトラック上に書き込まれたデータを再生したとし
ても、差動増幅器によって検出したトラッキングエラー
信号には振幅が現れないため、誤検出することがない。
置では、第2ローパスフィルタ、第3ローパスフィル
タ、第2コンパレータにより、ランドグルーブ間に対称
配置されたID部の極性が検出される。この時、光ビー
ムがオフトラック状態でトラッキングエラー信号に振幅
乱れがあっても、帯域差を持たせた第2および第3ロー
パスフィルタにより生成された極性信号の向きは変化し
ない。また、前記エンベロープ信号からリードゲートが
生成され、前記エンベロープ信号が有効な期間に前記極
性信号の向きが判定されるため、光ビームがランドグル
ーブのどちらにトラッキングしているかが識別できる。
の図である。
領域とを示す図であり、(b)は、セクタアドレス領域
でのRF信号とTE信号を説明するための図である。
号を説明するための図であり、(b)は、光スポットの
トラックずれとRF信号を説明するための図である。
置図であり、(b)は、第2実施例のアドレスブロック
の配置図である。
置図であり、(b)は、第3実施例のアドレスブロック
の配置図である。
る場合の模式図であり、(b)は、アドレスグループで
ピットが連続する場合の模式図である。
する場合のピットの読み取り動作を説明するための図で
あり、(b)は、光スポットがランドトラックを再生す
る場合のピットの読み取り動作を説明するための図であ
る。
(b)は、データ波形の一例を示す図であり、(c)
は、データ波形の一例を示す図であり、(d)は、デー
タ波形の一例を示す図である。
る。
例を示す図である。
である。
である。
ラック状態に対するトラッキングエラー信号(TE信
号)の変化を示す模式図であり、(b)は、スポットが
トラック2の(a)を通る場合のTE信号を示す図であ
り、(c)は、スポットがトラック2の(b)を通る場
合のTE信号を示す図であり、(d)は、スポットがト
ラック2の(c)を通る場合のTE信号を示す図であ
る。
ス領域を示す図であり、(b)は、タイミング発生部で
のゲート信号発生のタイミングチャートを示す図であ
り、(c)は、タイミング発生部でのゲート信号発生の
タイミングチャートを示す図である。
ック図である。
置のブロック図である。
称配置されたID部を示す図であり、(b)は、光ビー
ムが走査したときのトラッキングエラー信号を示す図で
あり、(c)は、トラッキングエラー信号がハイパスフ
ィルタを通った後の信号を示す図であり、(d)は、ハ
イパスフィルタを通った後の信号を全波整流器によって
全波整流した信号を示す図であり、(e)は、全波整流
された信号が第1ローパスフィルタを通った後の信号を
示す図であり、(f)は、第2および3ローパスフィル
タを通った後の信号を示す図であり、(g)は、ID部
のエンベロープ信号を示す図であり、(h)は、極性信
号を示す図である。
称配置されたID部を示す図であり、(b)は、光ビー
ムが走査したときのトラッキングエラー信号を示す図で
あり、(c)は、トラッキングエラー信号がハイパスフ
ィルタを通った後の信号を示す図であり、(d)は、ハ
イパスフィルタを通った後の信号を全波整流器によって
全波整流した信号を示す図であり、(e)は、全波整流
された信号が第1ローパスフィルタを通った後の信号を
示す図であり、(f)は、第2および3ローパスフィル
タを通った後の信号を示す図であり、(g)は、ID部
のエンベロープ信号を示す図であり、(h)は、極性信
号を示す図である。
例を示す図である。
る。
である。
めの図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ランドトラックおよびグルーブトラック
を備えた光ディスクであって、 前記ランドトラックおよび前記グルーブトラックのそれ
ぞれは、複数のセクタを有しており、 前記複数のセクタのそれぞれは、セクタアドレス領域お
よびデータ領域を有しており、前記セクタアドレス領域は、 互いに円周方向に隣接する
複数のアドレスブロックを含む第1のアドレスブロック
群と、互いに円周方向に隣接する複数のアドレスブロッ
クを含む第2のアドレスブロック群とを含み、 前記第1および前記第2のアドレスブロック群に含まれ
る前記複数のアドレスブロックのそれぞれは、クロック
同期信号のデータとアドレス番号とを含み、 前記第1のアドレスブロック群と前記第2のアドレスブ
ロック群とは、トラック中心軸から半径方向にトラック
ピッチのほぼ半分だけ反対方向にシフトした位置に配置
されており、 前記第1のアドレスブロック群に含まれる前記複数のア
ドレスブロックのうち先頭のアドレスブロックに含まれ
る前記クロック同期信号のデータの長さは、前記第1の
アドレスブロック群に含まれる前記複数のアドレスブロ
ックのうち先頭以外のアドレスブロックに含まれる前記
クロック同期信号のデータの長さより長く、 前記第2のアドレスブロック群に含まれる前記複数のア
ドレスブロックのうち先頭のアドレスブロックに含まれ
る前記クロック同期信号のデータの長さは、前記第2の
アドレスブロック群に含まれる前記複数のアドレスブロ
ックのうち先頭以外のアドレスブロックに含まれる前記
クロック同期信号のデータの長さより長い、光ディス
ク。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスクのための光
ディスク記録再生装置であって、 前記トラックと光スポットの位置ずれ量を示すトラッキ
ングエラー信号を検出するトラッキングエラー信号検出
部と、 前記トラック中心軸に対して外周側に配置されたアドレ
スブロックに対する前記トラッキングエラー信号のレベ
ルをサンプルし、ホールドする外周値サンプルホールド
部と、 前記トラック中心軸に対して内周側に配置されたアドレ
スブロックに対する前記トラッキングエラー信号のレベ
ルをサンプルし、ホールドする内周値サンプルホールド
部と、 前記外周値サンプルホールド部にホールドされた前記ト
ラッキングエラー信号のレベルと前記内周値サンプルホ
ールド部にホールドされた前記トラッキングエラー信号
のレベルとの差を求める差動部とを備えた光ディスク記
録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光ディスクのための光
ディスク記録再生装置であって、 前記光ディスクからの反射光量を検出する反射光量信号
検出部と、 前記トラック中心軸に対して外周側に配置されたアドレ
スブロックに対する反射光量信号レベルをサンプルし、
ホールドする外周値サンプルホールド部と、 前記トラック中心軸に対して内周側に配置されたアドレ
スブロックに対する反射光量信号レベルをサンプルし、
ホールドする内周値サンプルホールド部と、 前記外周値サンプルホールド部にホールドされた前記反
射光量信号レベルと前記内周値サンプルホールド部にホ
ールドされた前記反射光量信号レベルとの差を求める差
動部とを備えた光ディスク記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光ディスクのための光
ディスク記録再生装置であって、 前記光ディスクのトラッキングエラー信号を得るための
分割ディテクタと、前記分割ディテクタの検出信号の差
成分をトラッキングエラー信号として出力する広帯域差
動アンプとを有するトラッキングエラー検出回路、 前記トラッキングエラー信号の高周波成分を抽出するハ
イパスフィルタと、前記高周波成分を全波整流する全波
整流器と、前記全波整流された高周波成分の低周波変動
成分を抽出する第1ローパスフィルタと、前記低周波変
動成分と基準電圧を比較してIDのエンベロープ信号を
出力する第1コンパレータとを有するエンベロープ検出
回路、 前記トラッキングエラー信号から第2低周波成分を抽出
する第2ローパスフィルタと、前記トラッキングエラー
信号から前記第2低周波成分より帯域幅の小さい第3低
周波成分を抽出する第3ローパスフィルタと、前記第2
低周波成分と前記第3低周波成分を比較してIDの極性
信号を出力する第2コンパレータとを有する極性検出回
路、および前記エンベロープ信号と前記極性信号からリ
ードゲートとランドグルーブ識別信号を出力するロジッ
ク回路、 を含む光ディスクのID検出回路を備えた光ディスク記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230145A JP3073205B2 (ja) | 1996-04-15 | 1999-08-16 | 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235496 | 1996-04-15 | ||
JP8-92354 | 1996-06-06 | ||
JP8-144033 | 1996-06-06 | ||
JP14403396 | 1996-06-06 | ||
JP11230145A JP3073205B2 (ja) | 1996-04-15 | 1999-08-16 | 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09536950 Division |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000067436A JP2000067436A (ja) | 2000-03-03 |
JP3073205B2 true JP3073205B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=27307015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11230145A Expired - Lifetime JP3073205B2 (ja) | 1996-04-15 | 1999-08-16 | 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073205B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002008315A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
1999
- 1999-08-16 JP JP11230145A patent/JP3073205B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000067436A (ja) | 2000-03-03 |
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