JP3555685B2 - 流体作動システムにおける浄化装置 - Google Patents
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Description
本発明は、流体の状態がシステムの信頼性および寿命に大いに重要性を有する流体作動システムのための浄化装置に関するものである。
液圧技術は異なるタイプの移動可能な作動機械において共通で、機械の制御および作動機能と同様に機械の推進のために利用されている。
この推進は、別個の供給回路を備えた進歩した液圧システムであるいわゆる液体静力学伝達(hydrostatic transmission)によってなされる。移動可能な機械の残る機能は、殆ど例外なく液圧システムにより駆動されており、そこでは力伝達ポンプが液圧タンクから直接液圧媒体を吸込んでいる。乗物の異なる液圧システムは通常同じ液圧媒体と共通の液圧タンクを有している。
油は液圧媒体として利用されている。最も一般的なのは鉱油であるが環境的な理由で植物油の利用範囲が増大しつつある。この油は、様々な程度で周期的に交換されなければならない消費物質である。
液圧タンクは、通常、外気に向けて開いており、その結果液圧油は直接空気に接触する。そのことのためにこのタンクの油は多かれ少なかれ異なる空気中のガスで飽和する。それに加えて、水分が、温度降下の間、大気中の水蒸気が過飽和になり、そしてタンクの内面に水滴となって凝縮するという事実によりタンク内に集まる。さらに、固体粒子が、空気がろ過されるという事実にも拘わらず、流入空気を伴う。空気との直接接触のために、油は、液圧システムの作動状態が悪化するという事実にも寄与する異なる方法で汚染される。
油に溶解する空気中のガスの一つである酸素は、異なるゴム製品と同様に鉱物的および植物的な液圧油の化学的な破壊に寄与している。このプロセスは温度が上昇する間加速される。油の高い酸素含有量は、腐食を増大し、内面の摩耗を増大する。
油内の自由気泡と同様に空気は、ポンプの効率低下、高い油温、高い騒音レベルおよび腐食の被害を引き起こす。タンクからのポンプの直接の吸込み油は特にこの危険にさらす。
水分は、フィルタを即座に塞ぎ、液圧油の分解を急がせるのに寄与する厳しい汚染である。この水分は、外部から油に供給されるが、油の化学的な分解の間、残留物として創り出されもする。
液圧油をベストコンディションに保つために、そしてこの油の汚染を防ぐために大変な努力がなされている。このことは、強力なろ過により、頻繁な油およびフィルタ交換により、そして異なる構造の手段によりなされている。これらの手段にも拘わらず、液圧タンクの油は、通常空気および水分で飽和しており、そしてそれは、前述したように、寿命をより短くし、液圧システムの機能の信頼性をより悪くする。
序論として、従来の主な特徴をここに記述する。
添付図面の図1により、流体静力学的な動力伝達装置を備えた液圧システムを説明したISO記号による図が明らかであり、この液圧システムは、可変容量を有し、モータ52とともに閉じた回路に接続されたポンプ51を備え、この回路は、高い圧力を有することができ、流れの方向を逆転することができる。以下において液圧機械と呼ばれる二つの動力伝達ユニットはすべての4作動象限(all four operation quadrants)にて作動でき、即ち液圧モータの回転およびトルク方向が逆転可能となっている。
動力伝達装置の供給回路は、タンク54から油を吸込み、逆止弁55を介して上記閉回路を圧力下に置く供給ポンプ53を備えている。この閉回路の液圧油は作動中、絶えず供給回路からの油と混合される。供給ポンプ53の流れに対応する流れは、それから油がリバース弁(reverse valve)58を通り、接続部61および62を経由するという事実によりタンク54に戻る。このようにして、熱と汚染が閉じた高圧回路から取り除かれる。帰還流は、通常熱交換器を介して冷却と同様にフィルタを介してろ過される。供給回路の油は、常にその循環においてタンク54を通過し、それにより油中の自由気泡は大気に逃れることができる。圧力制限弁(pressure limitation valves)56および57は、供給回路の圧力を決定する。この閉じた回路の圧力は、図示しない特別な弁により決められる。
このシステムの液圧タンク54は、部分的に油で満たされた容器を備え、その内部はいわゆる空気フィルタを介して外気とのつながりを有している。この空気フィルタは、外側からタンクに浸透する異なる種類の粒子を減ずるが防ぐことはしない。このタンクはシステムの油に対して膨張室として機能し、そしてタンク内の大気圧は、いわゆる吸込み管を介して接続されたポンプに供給される油の供給圧を構成する。
それぞれの液圧機械は、アキシャルピストンタイプのもので、回転部が周囲を取り囲むハウジングにおいて自由に回転するという事実によって特徴付けられる。上述したハウジングでは、回転部用の軸受もまた存在し、ここでは漏洩油は集められ、さらにハウジングからいわゆるドレン抜き管内に進む。上述した液圧機械は、図1によればハウジング59および60、および枠組み要素を備えていると言える。弁56および57からの流れは、通常上述したハウジングへと直接進み、ドレン抜き管61および62を介して漏洩油を一緒に取り除かれる。
通常の液圧システムの上述した欠点は、H Ingvastの発明PCT/SE90/0714号によれば、液圧油は一部が、外気との接触が完全に遮断されるという事実により、一部が空気および水分と同様に粒子の積極的な浄化により取り除かれる。完全なサービスユニット(service unit)である本発明は、図2にその主たる特徴を備えて示されており、ここでは上述した流体静力学的伝導装置に接続されている。
このサービスユニットは、帰還接続部66と圧力接続部67とを有する閉じた容器63を有している。この閉じた容器63は、負圧のチャンバー64を備え、それに減圧エレメント70およびフィルタ71を介して一部が真空ポンプ68に、一部が帰還接続部66が接続されている。この容器では、さらに遠心ポンプからなる圧力発生エレメント69が設けられている。このポンプは上記容器の過圧チャンバ(over−pressure chamber)65を加圧下に置き、そのチャンバ65は圧力接続部67に直接接続されている。内部循環回路は、減圧エレメント70とフィルタ71を介して負圧のチャンバー64の背後の過圧チャンバー65から直接油流路により受け入れられている。油のための冷却器は、通常この内部回路内に配置されるが、ここでは外部冷却器により置換されている。
負圧のチャンバー64は、ある程度油で満たされているだけである。ここで、強い大気の負圧は作り出され、それは油に溶解した空気が流体の表面に逃れ、真空ポンプ68を介して容器を去るという結果をもたらす。圧力と温度とは、油中に自由に存在する水分が蒸発し、そして空気と同様に逃げるように同時に適合させられる。作動中、油は、酸化が低下すると同時に油中に溶解している残留酸素が消費されるという結果をもたらす大気中の空気と決して接触しないという事実に注目すべきである。負圧のチャンバー64における低圧は、油の容積変化が低い度合いでチャンバーの圧力に影響するという結果をもたらす。したがって、このチャンバー64はまたシステムの油に対して膨張室として機能する。
したがって、上述した方法は油の状態に関する上述した欠陥を取除き、接続された吸込み管50内の過大な大気圧力を作り出す。そして、この表面ユニット(surface unit)は、一ユニットで、通常のシステムの液圧タンク、フィルタ、冷却器および供給ポンプを備えている。さらに、たとえシステムの他の部分が作動中であるか否かであっても、油の連続的脱水および脱気は独立してなされる。
図2による方法についての欠点は、ある状況下で容器が不十分な容積を有しているということである。このことは、とりわけ大きい容積変動を有するシステムにおいて妥当性を有し、そこではリザーブ油の必要性が漏洩の危険性のために大きい。斯る状況は、可動性の作業機械において通常妥当性を有している。ここに、一部は油の容積がタンク内で変動するという結果をもたらす多くの液圧シリンダがあり、一部は、例えば管を束縛している間の明らかな漏洩の危険性がある。上述した方法に関するもう一つの欠点は、システムの停止中に生じ、その理由は、そのときもしも真空圧が広がるのを妨げられるように設備が仕上げられていなければ、例えばシャフトガスケットを介して空気が吸込まれる危険性がある。それ故、図2による方法は、多かれ少なかれ連続的に作動する産業システムに適用されるのに主として適している。
本発明は、上述した欠点を有さず、上述した方法と同様にして、広範囲にわたる方法で油を調節する新しい方法に関するものである。このことは請求の範囲で述べられた特徴付けた点を有する構造によって可能となっている。
本発明は、添付の図3−9を参照してここに記述されている。図3は、可動性の機械ではありふれたタイプの流体静力学的伝導装置の形式の液圧システムに接続された本発明の実施例を示している。図4および5は別の駆動装置を示し、図6および7は液圧により駆動される真空ポンプの二つの実施例を示している。図8は、モータハウジングが状態生成装置(condition−creating apparatus)の一部として利用される本発明の別の実施例を示し、図9はレベルと媒体とを検出する弁を示している。
図3より、本発明の実施例は明らかに流体静力学的伝導装置の形式の液圧システムに関連した上述した図に似ている。しかしながら、本発明は、すべてのタイプの液体システムの一部となり得て、一或はそれよりも多くのポンプを備え、その吸込み管はお互いに接続されている。
上述したように、吸込み管50を介して油を吸込み、逆止弁55を介して閉じた回路を圧力下に置く供給ポンプ53が伝導装置内にある。この閉じた回路内の液圧油は、作動状態下で供給回路からの油と混合される。そして、供給ポンプの流れに対応する流れは、油がリバース弁(reverse valve)58を通り、圧力制限弁57を経由するという事実により帰還管5に戻る。このようにして、熱と汚染は、閉じた高圧回路から取り去られる。帰還流れは、熱交換器を介して冷却されると同時にフィルタを介してろ過される。
供給回路の油は、この場合には、循環回路においてタンク18を通ることなく、吸込み管50に戻る。それ故に、タンク内の油は受動的になるが、管20によってシステム内の活動的な油につながっている。接続部5が一部である上述した循環回路では、油は浄化装置4を通り、その目的は、上述した方法と同様に、油から空気を水分を分離することである。
上記システムの活動的な油は、油が異なる空気ガスで飽和したタンク18を通過しない。もしも、油の循環回路もまたタンクを備えているならば、この活動的な油は、浄化装置4により取り除かれる空気ガスを連続的に供給されるであろう。この事実は、浄化の効率を低下させるであろう。タンクの油が非活動的になるという事実のために、タンク内の受動的な油が低温になり、速度を落とし低速になると同時に活動的な油のより高度な浄化が達成される。
浄化装置4は、外気から完全に閉ざされた空間を備え、ここではそれは容器9の形式をしている。エジェクターポンプ1は、装置の入口79と装置の出口80との間の圧力差により駆動され、それは接続部5のように、供給ポンプ53からの油の流れが作られる循環回路の一部である。上述した圧力差は、この場合逆止弁3による圧力低減の影響によって決められる。
レベル検出装置は、容器内において殆ど一定の油レベルを維持する。この装置は、フロート7を備え、その動作はスロットリング8のスロットリング効果を変化させ得る。その事実のために、流体の量が比較的一定のレベルに保たれる。もしも、このレベルが余りに高いと、スロットリング効果は増大し、エジェクタの吸込み接続部16を介して吸込まれる流れが吸込み口、即ちスロットリング8および供給管17を介して供給される流れよりも大きくなる。
真空管13は流体のない容器の部分10に接続されている。真空ポンプ35は乗物のメインモータにより電気的或は機械的に駆動され、メンブレン、羽根或はピストンタイプのいずれかでよいが、それはまた、ガス或は液体により駆動されるエジェクタポンプでもよい。真空ポンプ35は、直接的或は間接的に容器の圧力によりコントロールされる。真空ポンプ35のタイプの選択に依存して圧力を維持するために逆止弁が必要とされる。
吸込み接続部16が流体で満たされた容器の部分と結合したエジェクタポンプ1は通常の構造を有している。油の流れは、速い流速でエジェクタポンプ1の圧力接続部14を経由し、入口79からノズルを通って進む。この流れは、その後帰還接続部15およびさらに出口80に進む前に、いわゆるディフューザを通る。このディフューザは僅かに拡大した流路を備え、そこでは油の運動エネルギは圧力エネルギに変換される。エジェクタポンプ1の吸込み接続部16は、上述したノズルとディフューザとの間で残る二つの接続部に結合されている。
閉空間、即ち容器9における最低の圧力は真空ポンプ35によって決められ、エジェクタポンプが達成できる圧力以下ではない。そして、エジェクタポンプ1は容器9の最高の存在する負圧に対してであっても吸込み接続部16を通る正の流れを有している。それ故に、エジェクタポンプ1を通る油は、理論的には、油中に溶け込んだガスで過飽和となり、取るに足らない量の自由気泡が短時間の間、帰還流れにおいて表れる。
供給ポンプ53の入口圧は、直接的にタンク18の圧力に依存する。このタンク18の油はフィルタ6を介して大気に影響されるが、タンク18は、完全に閉じられ、そしてガスを介して過圧下に置かれる。この過圧は充填度を増大し、低温のスタート環境の間のキャビテーションの危険性を減ずる。もしも、タンク18の圧力が変化することが許容されるのならば、圧力調整弁が使用され、エジェクタポンプ1のディフューザがタンク18の圧力とは独立した同じ圧力差で常に作動するという結果となる。弁の働きの例は図6に関連して記述されている。
油はシステムにおける容積変動に依存して管20を介してタンク18に供給されるか、タンク18から取り除かれる。もしも、管20の容積がシステムの標準容積変動に関して大きいならば、活動的な調節された油とタンク18の油との間の相互作用は小さい。それ故に、管20は、管の容積を増大させるために粗く作られ、その長さのある部分をタンク18の内部に位置させられるのがよい。そして、活動的な油は限定された範囲でのみ酸素および空気ガスと一緒に供給され、受動的な油は低温のままとなる。
供給ポンプ53が停止するとエジェクタ効果は途絶え、容器9内に生成された負圧は、圧力が等しくなるまでタンク18から液圧流体を吸込む。供給ポンプ53が始動すると、状態は自動的にエジェクタポンプ1の仕事により回復させられる。
図3に示された実施例は、好ましくは容積タイプの一或はそれよりも多くのポンプを含むすべての現存するシステムに一般的に使用できる。このポンプは上記システムの供給ポンプ或はメインポンプの働きを有することを必要としないが、浄化装置を駆動しているポンプは、この目的のためだけにシステムの一部となってよい。
上述したエジェクタポンプ1は、主に従来の容積タイプ或は遠心タイプのポンプにより置換できる。図4は、上記エジェクタポンプ1と同様にして従来のポンプ38が吸込み接続部16から油を吸込むような実施例を示している。このポンプ38は、エジェクタポンプ1のように循環回路の流れにより駆動されるモータ39により駆動されている。エジェクタポンプ1に代わる従来のポンプ38はまた、他の方法で駆動される得る。そして、出口80を通るすべての油は容器9を通って進む。図5は、ポンプ38が電気モータ90によって駆動される実施例を示している。
図3に示す実施例における真空ポンプ35は、通常電気的に駆動され、そしてその作動は電気の供給の他に、圧力および温度コントロールを必要とする。これらの必要性は、ある場合には欠点であり、そして簡単化が望ましい。以下、これらの欠点がなく、真空ポンプが液圧駆動である浄化装置の実施例を示している。
図6は、真空ポンプの機能が時計のように、周期的にかつ油レベルの変動と一致してそのストライク(strikes)を実行するピストン装置によりもたらされる実施例を示している。このピストン装置は、共通のピストンロッド49を介してピストン48を有する上部シリンダに接続されたピストン47を備えた下部シリンダを有している。この下部シリンダのチャンバ77は、装置の供給管17および入口79を介して流入流れに接続されている。このチャンバ77は、ピストンロッド49の孔により上部シリンダのプラスチャンバ78と液圧接続している。上部シリンダのマイナスチャンバ35は、真空ポンプ自身を備えており、逆止弁36を介して流体で満たされていない容器の部分、即ち液面の上方の上部空間10と、逆止弁37を介して外気につながっている。ピストン装置は、チャンバ77と78との間の面積差により部分的に、そして圧力差により部分的に制御され、それは以下のようにしてフロート74からの影響により生じる。
閉空間、即ち容器9を通る油の流れは固定調節(a stationary adjustment)を備えた第1のスロットリング72を通り、その後、ここではピストンロッド49の孔で示された第2のスロットリング73を通る。このスロットリング73は上記孔がフロート74の位置によって覆われたり、そうでなかったりするという事実のために変化する影響を有している。この孔が覆われると、ピストン47,48は下方に移動し、空気は大気に押し出され、孔が覆われていないと、この逆となり、空気は真空ポンプに吸込まれる。
油はエジェクタ弁1を経由して容器9から吸込まれ、それによりフロート74は孔の形式の第2のスロットリング73覆われているという仮定下で、下方に動く。ピストン面積およびスロットリング72を通る流れの構造的な適用は、スロットリング73の孔を備えたピストンロッド49がフロート74よりも速い速度で下方に移動させる。このピストンの移動は、ピストンがその下端の位置に達すると、それ故に休止しており、静止する。このレベルが、フロート74がスロットリング孔73を覆わない程度に沈むと、チャンバ78の圧力は、ピストン装置が上方に移動する程に低下し、それによりマイナスチャンバ35の容積が増大し、空気が逆止弁36を介して吸込まれる。
この上方への移動は、スロットリング孔73から通過する第1の油の量が部分的にフロート74の凹所75に捕獲され、その結果、これが重量負荷され(weightloaded)、流対面に関する新しいより低いレベルまで下降し、これによりスロットリング孔は大きな余裕をもって覆われなくなりという事実により、上方への移動が起こされる。このスロットリング孔73を経由する流入油流れが、吸込まれた油の流れよりもここで大きくなり、そして、ピストン装置は、フロート74と同様に上方に移動する。上方に行く上記移動の始めの間、油レベルに関してフロート74の最初の降下は、フロート74を、そしてそれにより油レベルもまたピストン装置がその上端の位置に達する前にピストン装置よりも長い距離を上昇させることになる。孔73上のフロート74の覆い効果が、孔73を介する流入流れが吸込み接続部16を介する流出流れと同じ程大きくなるバランス点に近づく程に上記レベルが上昇すると、第1,2のスロットリング間の接続部の圧力が上昇する。このバランス点に到達する前にチャンバ78内の圧力は上昇し、ピストン装置の下方への移動は始まり、スロットリング孔73が完全に覆われ、上記流入流れは止むという結果をもたらす。この状態で、凹所75の油の容積が環状ギャップ76を介して吸い出されるという事実のために油レベルに関して、フロート74は、ゆっくりと上方レベルに戻る。
上述した経過(course)は、フロート74が下部の転換位置にあるときにフロート74の凹所75は吸い出されることが推定している。それ故に、フロート74の上述した凹所75は、そこに内部空間が生成されるように覆われるのが好ましい。斯る方策(measure)は、液体が容器内においてあちらこちらにはね散らすときに上記凹所75が意図せず液体で満たされるという危険を取り除く。
エジェクタの吸込み接続部16を介して一定の流出を生じるために、エジェクタの前後の圧力はここでISOにしたがって標準化された符号を付された二つの圧力制限弁44および45によって制御される。この弁は管46を介してエジェクタの吸込み接続部16に向かってドレン抜きされ、その事実は、吸込み接続部16に関して接続部14と15における圧力差が一定であるという結果をもたらす。この実施例における弁44は、図3の実施例の逆止弁3を置換し、そしてシステムからのすべての帰還油は入口79を介して流れることが意図されている。フィルタ11および多分冷却器もまた、この実施例では、弁44の後ろに適切に配置され、それらが浄化装置4を備えたユニットを形成している。
上述したフロート74は、ピストンロッド49に沿って直線的に移動し、上記容器への油流れの上述した第2のスロットリング73を生じる。小さい隙間でもっての比較的長い直線的な移動は、異なる理由のため固定するというある危険性を意味し、それ故に大きい力の強化を伴う小さいフロートの移動は望ましい。図7は、このことが、揺動体運動を介してピストン装置のピストンロッドに接続されたフロートを有することによりいかに達成されるかを示している。
ここでは、浄化装置の上記記述によって関係するそれらの部分のみを示している。省略された部分は、図6による実施例のそれらと同様と考えられる。容器9は、前と同様、筒状の形をしていると考えられ、上部ピストン室は筒状体の全体を構成する部分であるのが好ましい。外が球形で、筒状体の中央に配置されたフロートはシャフト81を介して揺動体42に接続されている。上記シャフトは紙面に垂直な延設部を有し、上記フロートは上記シャフトの端部に関節結合され配置されており、上記フロートは低い抵抗でシャフトの回りをそれ自身回転可能となっている。上記揺動体42はシャフトヒンジ43を介して弁座40に関節結合されており、その揺動動作は弁エレメント41に影響を与えている。弁座はピストンロッドに固定され、そして上記ロッドを貫通する孔と液圧結合(hydraulicconnection)しており、上述した第2のスロットリング効果は上記揺動体の動作により達成される。
上記フロートは内部空間75を有しており、それは第2のストットリングを介して容器への流入を受ける。上記内部空間は、フロートを貫く垂直孔とピストンロッドとの間の環状ギャップ76を介してドレン抜きされる。上記装置は上記記述にしたがって機能する。上記フロートの内部空間は、ピストン装置が上方に作動するときに完全に、或は部分的に満たされ、それが下方に作動するときに吸い出される。フロートの球形と筒状の中心における中央の位置は、フロートの位置と力の影響が容器の傾斜には相対的に依存しないという結果をもたらす。
上記方法は液圧駆動される真空ポンプを作り出すためのいくつかの可能な方法の一つである。例えば弁座40が、原則として可動ピストンロッドに固定される代わりに容器に固定されることは可能である。そのような場合における揺動体より大きな動作をなさねばならず、その構造はより複雑となるが、その効果は同じである。ピストン47からでる圧力がばね力により置き換えられることもまた可能である。
図6または7の実施例に類似した浄化装置の可能な実施例は、シリンダの形式を有し、その上部においてピストン48およびマイナスチャンバ35が全体を構成する部分となっており、その中間部において接続部79,80が配置され、そこではチャンバの取り外し可能な下部がフィルタ11を備えている。このフィルタ11は、フィルタエレメントおよびフィルタ容器を備え、このフィルタ容器は上記フィルタエレメントを交換するときに取り外される。上記浄化装置は、長さ0.5−1mを有するパイプのようで、その半分の長さの近くに液圧用入口および出口を備えている。
図8は、本発明の応用を示し、閉じた空間がモータ52のハウジング60を備えている。このことはモーターハウジングが上述した図の容器9を置換している。上記モータの回転部は、液体で満たされないハウジングの部分であることが好ましく意図されている。このことは、特に急になるモータでの損失が低減される故に利点がある。同じ方法が、ポンプ本体或は歯車箱に適用される。
ここではレベル調整装置は、媒体を検出し、エジェクタ1の吸込み接続部に配置された弁12を備えている。上記エジェクタポンプは、この場合の弁12が流体の流路を許容するのみであるが、ガス流路を閉じるという事実により油を吸込むだけである。この真空ポンプ35はその上部にてモーターハウジングに直接結合された吸込接続部を有している。
図9より、媒体を検出する上述した弁12の実施例は明らかである。弁体21を備えた弁は矢印の方向への流れのために開かれている。弁の出口22は、それによりその入口よりも低い圧力を有している。パイロット開口部(pilot opening)27が配置された壁部は、弁体21自身および支持スリーブ25とともに金属ベロー24の上部と固定された接続部を有している。弁エレメント23は、環状ギャップ30の開口エリアを介して通り抜ける流れを制御する。この弁エレメント23は、金属ベロー24のばね力により閉じた状態に保たれる。ベロー24の内部の部分はスロットリング孔28を介して弁の外部部分と、そしてパイロット開口部27を介して入口側と接続されている。弁が開くと、開口部27はスロットリング孔28の開口部よりもかなり大きくなる。27での開口面積は、フローティング体29と接続された弁エレメント26によりコントロールされる。もしも、弁エレメント26が、フローティング体29が流体により取り囲まれているという事実のために、開口部27からさらに移動させられると、ベロー24内の圧力は、弁が低い開口圧力になる結果、入口側の圧力と同じになる。
図にしたがって装備されると、流体は低い開口圧力で通過するのを許容され、一方ガスは、パイロット開口部を閉じ、最も高い開口圧力となる。出口開口部22が上方に向くように逆方向に装備すると、機能は逆になり、即ちガスが低い開口圧力で通過することが許容される。したがって、弁は油がポンプに吸込まれるのを防止するために真空ポンプに接続されるのが好ましい。
質的向上に達成するために、複数の浄化装置を一緒に接続するのが望ましい。もしも、図8の浄化装置と同様に図3或は7の浄化装置が並列回路における同様なシステムに導入されると、脱気および脱水に関して良好な容量が得られると同時に、ポンプおよびモータにおいて損失を低減させる方法が得られる。
液圧技術は異なるタイプの移動可能な作動機械において共通で、機械の制御および作動機能と同様に機械の推進のために利用されている。
この推進は、別個の供給回路を備えた進歩した液圧システムであるいわゆる液体静力学伝達(hydrostatic transmission)によってなされる。移動可能な機械の残る機能は、殆ど例外なく液圧システムにより駆動されており、そこでは力伝達ポンプが液圧タンクから直接液圧媒体を吸込んでいる。乗物の異なる液圧システムは通常同じ液圧媒体と共通の液圧タンクを有している。
油は液圧媒体として利用されている。最も一般的なのは鉱油であるが環境的な理由で植物油の利用範囲が増大しつつある。この油は、様々な程度で周期的に交換されなければならない消費物質である。
液圧タンクは、通常、外気に向けて開いており、その結果液圧油は直接空気に接触する。そのことのためにこのタンクの油は多かれ少なかれ異なる空気中のガスで飽和する。それに加えて、水分が、温度降下の間、大気中の水蒸気が過飽和になり、そしてタンクの内面に水滴となって凝縮するという事実によりタンク内に集まる。さらに、固体粒子が、空気がろ過されるという事実にも拘わらず、流入空気を伴う。空気との直接接触のために、油は、液圧システムの作動状態が悪化するという事実にも寄与する異なる方法で汚染される。
油に溶解する空気中のガスの一つである酸素は、異なるゴム製品と同様に鉱物的および植物的な液圧油の化学的な破壊に寄与している。このプロセスは温度が上昇する間加速される。油の高い酸素含有量は、腐食を増大し、内面の摩耗を増大する。
油内の自由気泡と同様に空気は、ポンプの効率低下、高い油温、高い騒音レベルおよび腐食の被害を引き起こす。タンクからのポンプの直接の吸込み油は特にこの危険にさらす。
水分は、フィルタを即座に塞ぎ、液圧油の分解を急がせるのに寄与する厳しい汚染である。この水分は、外部から油に供給されるが、油の化学的な分解の間、残留物として創り出されもする。
液圧油をベストコンディションに保つために、そしてこの油の汚染を防ぐために大変な努力がなされている。このことは、強力なろ過により、頻繁な油およびフィルタ交換により、そして異なる構造の手段によりなされている。これらの手段にも拘わらず、液圧タンクの油は、通常空気および水分で飽和しており、そしてそれは、前述したように、寿命をより短くし、液圧システムの機能の信頼性をより悪くする。
序論として、従来の主な特徴をここに記述する。
添付図面の図1により、流体静力学的な動力伝達装置を備えた液圧システムを説明したISO記号による図が明らかであり、この液圧システムは、可変容量を有し、モータ52とともに閉じた回路に接続されたポンプ51を備え、この回路は、高い圧力を有することができ、流れの方向を逆転することができる。以下において液圧機械と呼ばれる二つの動力伝達ユニットはすべての4作動象限(all four operation quadrants)にて作動でき、即ち液圧モータの回転およびトルク方向が逆転可能となっている。
動力伝達装置の供給回路は、タンク54から油を吸込み、逆止弁55を介して上記閉回路を圧力下に置く供給ポンプ53を備えている。この閉回路の液圧油は作動中、絶えず供給回路からの油と混合される。供給ポンプ53の流れに対応する流れは、それから油がリバース弁(reverse valve)58を通り、接続部61および62を経由するという事実によりタンク54に戻る。このようにして、熱と汚染が閉じた高圧回路から取り除かれる。帰還流は、通常熱交換器を介して冷却と同様にフィルタを介してろ過される。供給回路の油は、常にその循環においてタンク54を通過し、それにより油中の自由気泡は大気に逃れることができる。圧力制限弁(pressure limitation valves)56および57は、供給回路の圧力を決定する。この閉じた回路の圧力は、図示しない特別な弁により決められる。
このシステムの液圧タンク54は、部分的に油で満たされた容器を備え、その内部はいわゆる空気フィルタを介して外気とのつながりを有している。この空気フィルタは、外側からタンクに浸透する異なる種類の粒子を減ずるが防ぐことはしない。このタンクはシステムの油に対して膨張室として機能し、そしてタンク内の大気圧は、いわゆる吸込み管を介して接続されたポンプに供給される油の供給圧を構成する。
それぞれの液圧機械は、アキシャルピストンタイプのもので、回転部が周囲を取り囲むハウジングにおいて自由に回転するという事実によって特徴付けられる。上述したハウジングでは、回転部用の軸受もまた存在し、ここでは漏洩油は集められ、さらにハウジングからいわゆるドレン抜き管内に進む。上述した液圧機械は、図1によればハウジング59および60、および枠組み要素を備えていると言える。弁56および57からの流れは、通常上述したハウジングへと直接進み、ドレン抜き管61および62を介して漏洩油を一緒に取り除かれる。
通常の液圧システムの上述した欠点は、H Ingvastの発明PCT/SE90/0714号によれば、液圧油は一部が、外気との接触が完全に遮断されるという事実により、一部が空気および水分と同様に粒子の積極的な浄化により取り除かれる。完全なサービスユニット(service unit)である本発明は、図2にその主たる特徴を備えて示されており、ここでは上述した流体静力学的伝導装置に接続されている。
このサービスユニットは、帰還接続部66と圧力接続部67とを有する閉じた容器63を有している。この閉じた容器63は、負圧のチャンバー64を備え、それに減圧エレメント70およびフィルタ71を介して一部が真空ポンプ68に、一部が帰還接続部66が接続されている。この容器では、さらに遠心ポンプからなる圧力発生エレメント69が設けられている。このポンプは上記容器の過圧チャンバ(over−pressure chamber)65を加圧下に置き、そのチャンバ65は圧力接続部67に直接接続されている。内部循環回路は、減圧エレメント70とフィルタ71を介して負圧のチャンバー64の背後の過圧チャンバー65から直接油流路により受け入れられている。油のための冷却器は、通常この内部回路内に配置されるが、ここでは外部冷却器により置換されている。
負圧のチャンバー64は、ある程度油で満たされているだけである。ここで、強い大気の負圧は作り出され、それは油に溶解した空気が流体の表面に逃れ、真空ポンプ68を介して容器を去るという結果をもたらす。圧力と温度とは、油中に自由に存在する水分が蒸発し、そして空気と同様に逃げるように同時に適合させられる。作動中、油は、酸化が低下すると同時に油中に溶解している残留酸素が消費されるという結果をもたらす大気中の空気と決して接触しないという事実に注目すべきである。負圧のチャンバー64における低圧は、油の容積変化が低い度合いでチャンバーの圧力に影響するという結果をもたらす。したがって、このチャンバー64はまたシステムの油に対して膨張室として機能する。
したがって、上述した方法は油の状態に関する上述した欠陥を取除き、接続された吸込み管50内の過大な大気圧力を作り出す。そして、この表面ユニット(surface unit)は、一ユニットで、通常のシステムの液圧タンク、フィルタ、冷却器および供給ポンプを備えている。さらに、たとえシステムの他の部分が作動中であるか否かであっても、油の連続的脱水および脱気は独立してなされる。
図2による方法についての欠点は、ある状況下で容器が不十分な容積を有しているということである。このことは、とりわけ大きい容積変動を有するシステムにおいて妥当性を有し、そこではリザーブ油の必要性が漏洩の危険性のために大きい。斯る状況は、可動性の作業機械において通常妥当性を有している。ここに、一部は油の容積がタンク内で変動するという結果をもたらす多くの液圧シリンダがあり、一部は、例えば管を束縛している間の明らかな漏洩の危険性がある。上述した方法に関するもう一つの欠点は、システムの停止中に生じ、その理由は、そのときもしも真空圧が広がるのを妨げられるように設備が仕上げられていなければ、例えばシャフトガスケットを介して空気が吸込まれる危険性がある。それ故、図2による方法は、多かれ少なかれ連続的に作動する産業システムに適用されるのに主として適している。
本発明は、上述した欠点を有さず、上述した方法と同様にして、広範囲にわたる方法で油を調節する新しい方法に関するものである。このことは請求の範囲で述べられた特徴付けた点を有する構造によって可能となっている。
本発明は、添付の図3−9を参照してここに記述されている。図3は、可動性の機械ではありふれたタイプの流体静力学的伝導装置の形式の液圧システムに接続された本発明の実施例を示している。図4および5は別の駆動装置を示し、図6および7は液圧により駆動される真空ポンプの二つの実施例を示している。図8は、モータハウジングが状態生成装置(condition−creating apparatus)の一部として利用される本発明の別の実施例を示し、図9はレベルと媒体とを検出する弁を示している。
図3より、本発明の実施例は明らかに流体静力学的伝導装置の形式の液圧システムに関連した上述した図に似ている。しかしながら、本発明は、すべてのタイプの液体システムの一部となり得て、一或はそれよりも多くのポンプを備え、その吸込み管はお互いに接続されている。
上述したように、吸込み管50を介して油を吸込み、逆止弁55を介して閉じた回路を圧力下に置く供給ポンプ53が伝導装置内にある。この閉じた回路内の液圧油は、作動状態下で供給回路からの油と混合される。そして、供給ポンプの流れに対応する流れは、油がリバース弁(reverse valve)58を通り、圧力制限弁57を経由するという事実により帰還管5に戻る。このようにして、熱と汚染は、閉じた高圧回路から取り去られる。帰還流れは、熱交換器を介して冷却されると同時にフィルタを介してろ過される。
供給回路の油は、この場合には、循環回路においてタンク18を通ることなく、吸込み管50に戻る。それ故に、タンク内の油は受動的になるが、管20によってシステム内の活動的な油につながっている。接続部5が一部である上述した循環回路では、油は浄化装置4を通り、その目的は、上述した方法と同様に、油から空気を水分を分離することである。
上記システムの活動的な油は、油が異なる空気ガスで飽和したタンク18を通過しない。もしも、油の循環回路もまたタンクを備えているならば、この活動的な油は、浄化装置4により取り除かれる空気ガスを連続的に供給されるであろう。この事実は、浄化の効率を低下させるであろう。タンクの油が非活動的になるという事実のために、タンク内の受動的な油が低温になり、速度を落とし低速になると同時に活動的な油のより高度な浄化が達成される。
浄化装置4は、外気から完全に閉ざされた空間を備え、ここではそれは容器9の形式をしている。エジェクターポンプ1は、装置の入口79と装置の出口80との間の圧力差により駆動され、それは接続部5のように、供給ポンプ53からの油の流れが作られる循環回路の一部である。上述した圧力差は、この場合逆止弁3による圧力低減の影響によって決められる。
レベル検出装置は、容器内において殆ど一定の油レベルを維持する。この装置は、フロート7を備え、その動作はスロットリング8のスロットリング効果を変化させ得る。その事実のために、流体の量が比較的一定のレベルに保たれる。もしも、このレベルが余りに高いと、スロットリング効果は増大し、エジェクタの吸込み接続部16を介して吸込まれる流れが吸込み口、即ちスロットリング8および供給管17を介して供給される流れよりも大きくなる。
真空管13は流体のない容器の部分10に接続されている。真空ポンプ35は乗物のメインモータにより電気的或は機械的に駆動され、メンブレン、羽根或はピストンタイプのいずれかでよいが、それはまた、ガス或は液体により駆動されるエジェクタポンプでもよい。真空ポンプ35は、直接的或は間接的に容器の圧力によりコントロールされる。真空ポンプ35のタイプの選択に依存して圧力を維持するために逆止弁が必要とされる。
吸込み接続部16が流体で満たされた容器の部分と結合したエジェクタポンプ1は通常の構造を有している。油の流れは、速い流速でエジェクタポンプ1の圧力接続部14を経由し、入口79からノズルを通って進む。この流れは、その後帰還接続部15およびさらに出口80に進む前に、いわゆるディフューザを通る。このディフューザは僅かに拡大した流路を備え、そこでは油の運動エネルギは圧力エネルギに変換される。エジェクタポンプ1の吸込み接続部16は、上述したノズルとディフューザとの間で残る二つの接続部に結合されている。
閉空間、即ち容器9における最低の圧力は真空ポンプ35によって決められ、エジェクタポンプが達成できる圧力以下ではない。そして、エジェクタポンプ1は容器9の最高の存在する負圧に対してであっても吸込み接続部16を通る正の流れを有している。それ故に、エジェクタポンプ1を通る油は、理論的には、油中に溶け込んだガスで過飽和となり、取るに足らない量の自由気泡が短時間の間、帰還流れにおいて表れる。
供給ポンプ53の入口圧は、直接的にタンク18の圧力に依存する。このタンク18の油はフィルタ6を介して大気に影響されるが、タンク18は、完全に閉じられ、そしてガスを介して過圧下に置かれる。この過圧は充填度を増大し、低温のスタート環境の間のキャビテーションの危険性を減ずる。もしも、タンク18の圧力が変化することが許容されるのならば、圧力調整弁が使用され、エジェクタポンプ1のディフューザがタンク18の圧力とは独立した同じ圧力差で常に作動するという結果となる。弁の働きの例は図6に関連して記述されている。
油はシステムにおける容積変動に依存して管20を介してタンク18に供給されるか、タンク18から取り除かれる。もしも、管20の容積がシステムの標準容積変動に関して大きいならば、活動的な調節された油とタンク18の油との間の相互作用は小さい。それ故に、管20は、管の容積を増大させるために粗く作られ、その長さのある部分をタンク18の内部に位置させられるのがよい。そして、活動的な油は限定された範囲でのみ酸素および空気ガスと一緒に供給され、受動的な油は低温のままとなる。
供給ポンプ53が停止するとエジェクタ効果は途絶え、容器9内に生成された負圧は、圧力が等しくなるまでタンク18から液圧流体を吸込む。供給ポンプ53が始動すると、状態は自動的にエジェクタポンプ1の仕事により回復させられる。
図3に示された実施例は、好ましくは容積タイプの一或はそれよりも多くのポンプを含むすべての現存するシステムに一般的に使用できる。このポンプは上記システムの供給ポンプ或はメインポンプの働きを有することを必要としないが、浄化装置を駆動しているポンプは、この目的のためだけにシステムの一部となってよい。
上述したエジェクタポンプ1は、主に従来の容積タイプ或は遠心タイプのポンプにより置換できる。図4は、上記エジェクタポンプ1と同様にして従来のポンプ38が吸込み接続部16から油を吸込むような実施例を示している。このポンプ38は、エジェクタポンプ1のように循環回路の流れにより駆動されるモータ39により駆動されている。エジェクタポンプ1に代わる従来のポンプ38はまた、他の方法で駆動される得る。そして、出口80を通るすべての油は容器9を通って進む。図5は、ポンプ38が電気モータ90によって駆動される実施例を示している。
図3に示す実施例における真空ポンプ35は、通常電気的に駆動され、そしてその作動は電気の供給の他に、圧力および温度コントロールを必要とする。これらの必要性は、ある場合には欠点であり、そして簡単化が望ましい。以下、これらの欠点がなく、真空ポンプが液圧駆動である浄化装置の実施例を示している。
図6は、真空ポンプの機能が時計のように、周期的にかつ油レベルの変動と一致してそのストライク(strikes)を実行するピストン装置によりもたらされる実施例を示している。このピストン装置は、共通のピストンロッド49を介してピストン48を有する上部シリンダに接続されたピストン47を備えた下部シリンダを有している。この下部シリンダのチャンバ77は、装置の供給管17および入口79を介して流入流れに接続されている。このチャンバ77は、ピストンロッド49の孔により上部シリンダのプラスチャンバ78と液圧接続している。上部シリンダのマイナスチャンバ35は、真空ポンプ自身を備えており、逆止弁36を介して流体で満たされていない容器の部分、即ち液面の上方の上部空間10と、逆止弁37を介して外気につながっている。ピストン装置は、チャンバ77と78との間の面積差により部分的に、そして圧力差により部分的に制御され、それは以下のようにしてフロート74からの影響により生じる。
閉空間、即ち容器9を通る油の流れは固定調節(a stationary adjustment)を備えた第1のスロットリング72を通り、その後、ここではピストンロッド49の孔で示された第2のスロットリング73を通る。このスロットリング73は上記孔がフロート74の位置によって覆われたり、そうでなかったりするという事実のために変化する影響を有している。この孔が覆われると、ピストン47,48は下方に移動し、空気は大気に押し出され、孔が覆われていないと、この逆となり、空気は真空ポンプに吸込まれる。
油はエジェクタ弁1を経由して容器9から吸込まれ、それによりフロート74は孔の形式の第2のスロットリング73覆われているという仮定下で、下方に動く。ピストン面積およびスロットリング72を通る流れの構造的な適用は、スロットリング73の孔を備えたピストンロッド49がフロート74よりも速い速度で下方に移動させる。このピストンの移動は、ピストンがその下端の位置に達すると、それ故に休止しており、静止する。このレベルが、フロート74がスロットリング孔73を覆わない程度に沈むと、チャンバ78の圧力は、ピストン装置が上方に移動する程に低下し、それによりマイナスチャンバ35の容積が増大し、空気が逆止弁36を介して吸込まれる。
この上方への移動は、スロットリング孔73から通過する第1の油の量が部分的にフロート74の凹所75に捕獲され、その結果、これが重量負荷され(weightloaded)、流対面に関する新しいより低いレベルまで下降し、これによりスロットリング孔は大きな余裕をもって覆われなくなりという事実により、上方への移動が起こされる。このスロットリング孔73を経由する流入油流れが、吸込まれた油の流れよりもここで大きくなり、そして、ピストン装置は、フロート74と同様に上方に移動する。上方に行く上記移動の始めの間、油レベルに関してフロート74の最初の降下は、フロート74を、そしてそれにより油レベルもまたピストン装置がその上端の位置に達する前にピストン装置よりも長い距離を上昇させることになる。孔73上のフロート74の覆い効果が、孔73を介する流入流れが吸込み接続部16を介する流出流れと同じ程大きくなるバランス点に近づく程に上記レベルが上昇すると、第1,2のスロットリング間の接続部の圧力が上昇する。このバランス点に到達する前にチャンバ78内の圧力は上昇し、ピストン装置の下方への移動は始まり、スロットリング孔73が完全に覆われ、上記流入流れは止むという結果をもたらす。この状態で、凹所75の油の容積が環状ギャップ76を介して吸い出されるという事実のために油レベルに関して、フロート74は、ゆっくりと上方レベルに戻る。
上述した経過(course)は、フロート74が下部の転換位置にあるときにフロート74の凹所75は吸い出されることが推定している。それ故に、フロート74の上述した凹所75は、そこに内部空間が生成されるように覆われるのが好ましい。斯る方策(measure)は、液体が容器内においてあちらこちらにはね散らすときに上記凹所75が意図せず液体で満たされるという危険を取り除く。
エジェクタの吸込み接続部16を介して一定の流出を生じるために、エジェクタの前後の圧力はここでISOにしたがって標準化された符号を付された二つの圧力制限弁44および45によって制御される。この弁は管46を介してエジェクタの吸込み接続部16に向かってドレン抜きされ、その事実は、吸込み接続部16に関して接続部14と15における圧力差が一定であるという結果をもたらす。この実施例における弁44は、図3の実施例の逆止弁3を置換し、そしてシステムからのすべての帰還油は入口79を介して流れることが意図されている。フィルタ11および多分冷却器もまた、この実施例では、弁44の後ろに適切に配置され、それらが浄化装置4を備えたユニットを形成している。
上述したフロート74は、ピストンロッド49に沿って直線的に移動し、上記容器への油流れの上述した第2のスロットリング73を生じる。小さい隙間でもっての比較的長い直線的な移動は、異なる理由のため固定するというある危険性を意味し、それ故に大きい力の強化を伴う小さいフロートの移動は望ましい。図7は、このことが、揺動体運動を介してピストン装置のピストンロッドに接続されたフロートを有することによりいかに達成されるかを示している。
ここでは、浄化装置の上記記述によって関係するそれらの部分のみを示している。省略された部分は、図6による実施例のそれらと同様と考えられる。容器9は、前と同様、筒状の形をしていると考えられ、上部ピストン室は筒状体の全体を構成する部分であるのが好ましい。外が球形で、筒状体の中央に配置されたフロートはシャフト81を介して揺動体42に接続されている。上記シャフトは紙面に垂直な延設部を有し、上記フロートは上記シャフトの端部に関節結合され配置されており、上記フロートは低い抵抗でシャフトの回りをそれ自身回転可能となっている。上記揺動体42はシャフトヒンジ43を介して弁座40に関節結合されており、その揺動動作は弁エレメント41に影響を与えている。弁座はピストンロッドに固定され、そして上記ロッドを貫通する孔と液圧結合(hydraulicconnection)しており、上述した第2のスロットリング効果は上記揺動体の動作により達成される。
上記フロートは内部空間75を有しており、それは第2のストットリングを介して容器への流入を受ける。上記内部空間は、フロートを貫く垂直孔とピストンロッドとの間の環状ギャップ76を介してドレン抜きされる。上記装置は上記記述にしたがって機能する。上記フロートの内部空間は、ピストン装置が上方に作動するときに完全に、或は部分的に満たされ、それが下方に作動するときに吸い出される。フロートの球形と筒状の中心における中央の位置は、フロートの位置と力の影響が容器の傾斜には相対的に依存しないという結果をもたらす。
上記方法は液圧駆動される真空ポンプを作り出すためのいくつかの可能な方法の一つである。例えば弁座40が、原則として可動ピストンロッドに固定される代わりに容器に固定されることは可能である。そのような場合における揺動体より大きな動作をなさねばならず、その構造はより複雑となるが、その効果は同じである。ピストン47からでる圧力がばね力により置き換えられることもまた可能である。
図6または7の実施例に類似した浄化装置の可能な実施例は、シリンダの形式を有し、その上部においてピストン48およびマイナスチャンバ35が全体を構成する部分となっており、その中間部において接続部79,80が配置され、そこではチャンバの取り外し可能な下部がフィルタ11を備えている。このフィルタ11は、フィルタエレメントおよびフィルタ容器を備え、このフィルタ容器は上記フィルタエレメントを交換するときに取り外される。上記浄化装置は、長さ0.5−1mを有するパイプのようで、その半分の長さの近くに液圧用入口および出口を備えている。
図8は、本発明の応用を示し、閉じた空間がモータ52のハウジング60を備えている。このことはモーターハウジングが上述した図の容器9を置換している。上記モータの回転部は、液体で満たされないハウジングの部分であることが好ましく意図されている。このことは、特に急になるモータでの損失が低減される故に利点がある。同じ方法が、ポンプ本体或は歯車箱に適用される。
ここではレベル調整装置は、媒体を検出し、エジェクタ1の吸込み接続部に配置された弁12を備えている。上記エジェクタポンプは、この場合の弁12が流体の流路を許容するのみであるが、ガス流路を閉じるという事実により油を吸込むだけである。この真空ポンプ35はその上部にてモーターハウジングに直接結合された吸込接続部を有している。
図9より、媒体を検出する上述した弁12の実施例は明らかである。弁体21を備えた弁は矢印の方向への流れのために開かれている。弁の出口22は、それによりその入口よりも低い圧力を有している。パイロット開口部(pilot opening)27が配置された壁部は、弁体21自身および支持スリーブ25とともに金属ベロー24の上部と固定された接続部を有している。弁エレメント23は、環状ギャップ30の開口エリアを介して通り抜ける流れを制御する。この弁エレメント23は、金属ベロー24のばね力により閉じた状態に保たれる。ベロー24の内部の部分はスロットリング孔28を介して弁の外部部分と、そしてパイロット開口部27を介して入口側と接続されている。弁が開くと、開口部27はスロットリング孔28の開口部よりもかなり大きくなる。27での開口面積は、フローティング体29と接続された弁エレメント26によりコントロールされる。もしも、弁エレメント26が、フローティング体29が流体により取り囲まれているという事実のために、開口部27からさらに移動させられると、ベロー24内の圧力は、弁が低い開口圧力になる結果、入口側の圧力と同じになる。
図にしたがって装備されると、流体は低い開口圧力で通過するのを許容され、一方ガスは、パイロット開口部を閉じ、最も高い開口圧力となる。出口開口部22が上方に向くように逆方向に装備すると、機能は逆になり、即ちガスが低い開口圧力で通過することが許容される。したがって、弁は油がポンプに吸込まれるのを防止するために真空ポンプに接続されるのが好ましい。
質的向上に達成するために、複数の浄化装置を一緒に接続するのが望ましい。もしも、図8の浄化装置と同様に図3或は7の浄化装置が並列回路における同様なシステムに導入されると、脱気および脱水に関して良好な容量が得られると同時に、ポンプおよびモータにおいて損失を低減させる方法が得られる。
Claims (7)
- 真空処理により脱気および脱水するための浄化装置(4)において、
液面の上方の上部空間(10)を有し、かつレベル検出装置(74)を含む閉空間(9)であって、この閉空間(9)への液体の流れを制御し、上昇および下降時に上記閉空間(9)内における液体レベルの変化をもたらすレベル検出装置(74)を含む閉空間(9)と、
真空ポンプを構成し、上記液体レベルの変化と同時に作動し、閉空間(9)の上部空間(10)に存在するガスを上記装置から押し出すピストン(48)を備えた内部ピストン室(35)と、
上記閉空間(9)の下部から液体を吸引する装置(1)とを備えたことを特徴とする浄化装置(4)。 - タンクを含む液圧システム又は潤滑システム内の液体からガス又は水分を除くための浄化装置(4)であって、上記システム内の液体のための閉空間(9)と、浄化装置(4)が不可欠部分をなす循環回路における液体を押し出すポンプ(53)とを備えた浄化装置(4)において、
液面の上方の上部空間(10)を有し、かつ流入する液体の流れを制御するレベル検出装置(7,74)を含む閉空間(9)であって、上記閉空間(9)からガスを吸込み、上記浄化装置(4)の流体出口(80)よりも上記閉空間(9)においてより低圧を作り出す真空ポンプ(35)に上記上部空間(10)が接続された閉空間(9)と、
液体を上記閉空間(9)のより低い部分から上記液体出口(80)へ吸引する装置(1)とを備えたこと
を特徴とする浄化装置(4)。 - 上記真空ポンプ(35)が、上記循環回路の液体の流れにより駆動されることを特徴とする請求項2に記載の浄化装置(4)。
- 上記液体を吸引する装置(1)が、いわゆるエジェクタポンプを備え、その圧力接続部(14)が上記浄化装置(4)の流体の入口(79)に結合され、その戻り結合部(15)が上記浄化装置(4)の液体の出口(80)に結合され、その吸込み結合部(16)が液体で満たされた上記閉空間(9)の下方部分に結合されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の浄化装置(4)。
- 上記閉空間(9)が、上記システム内に存在する液圧ポンプ又はモータ(52)のためのハウジング(60)を備え、それによりハウジング(60)が上記浄化装置(4)の一体的な部分になっていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の浄化装置(4)。
- 上記循環回路中の液体が、粒子を除くためのフィルタ(11)において濾過され、上記浄化装置(4)が、シリンダの形式の連続部を備え、その下縁部に上記フィルタ(11)が接続され、上記浄化装置(4)の流体の入口(79)を通過する上記液体が濾過されることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の浄化装置(4)。
- 上記真空ポンプ(35)が、
上記閉空間(9)への流体の流れを制御し、上昇および下降時に上記閉空間(9)の液体レベルの変化をもたらす上記レベル検出器(74)と、
ピストン(48)を備え、そのピストン(48)は、真空ポンプ(35)を構成し、液体レベルの変動と同時に作動し、上記閉空間(9)の上部空間(10)内に存在するガスを上記浄化装置(4)から押し出す内部ピストン室(35)とを備えたこと
を特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の浄化装置(4)。
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