JP3554759B2 - 配線の形成方法、及び砥粒液 - Google Patents
配線の形成方法、及び砥粒液 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は配線の形成方法、及び砥粒液に関し、より詳細には研磨による半導体
装置における配線の形成方法、及び前記研磨に用いられる砥粒液に関する。
【0002】
【従来の技術】
研磨による配線の形成方法として、絶縁膜の上部に溝を形成し、この溝に金属材料を埋め込み、さらに成膜後、この金属膜の上部を研磨により除去して配線を形成する方法がある(特開昭62−102543号公報)。図12は従来の研磨による配線の形成方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は絶縁膜に溝を形成し、この絶縁膜の上面に金属膜を形成した状態、(b)は研磨により絶縁膜表面まで金属膜を除去した状態、(c)は研磨をさらに続行した状態を示している。この方法の場合、まず例えばスパッタリングにより基板(図示せず)上にSiO2 等の絶縁膜21を形成する。絶縁膜21の厚さta は配線となる金属膜22aの厚さtb と配線となる金属膜22aの下方に位置する絶縁膜21aの厚さtc との和に等しくなるように設定(ta =tb +tc )する。次にフォトリソグラフィ技術を用い、絶縁膜21上にパターニング処理を施し、溝21bを形成する。この後、絶縁膜21上にアルミニウム合金(Al−SiまたはAl−Cu)の金属膜22を形成する(a)。次に絶縁膜表面21c上にある金属膜22を研磨により除去し、全体的に平坦化するとともに絶縁膜21の溝21bに配線としての金属膜22aを埋め込み形成する。この研磨には、砥粒としてAl2 O3 粒子等、また砥粒液として硫酸水溶液(pH2.2)、硝酸水溶液(pH2.2)、酢酸水溶液(pH2.8)等が用いられる。これらの砥粒液を用いた場合、絶縁膜21の研磨速度よりアルミニウム合金からなる金属膜22の研磨速度が速くなり、研磨終了時における配線となる金属膜の厚さtb が制御される(b)。
【0003】
また砥粒としてAl2 O3 粒子、砥粒液として界面活性剤水溶液を用い、黄銅、構造用炭素鋼(JIS−S55C)、チタニウム及び銀の単一金属をラッピング研磨する方法が提案されている(友田ほか:1993年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集、p723〜p724)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した配線の形成方法において、砥粒液に硫酸水溶液、酢酸水溶液を用い、絶縁膜21と金属膜22とを研磨する場合、金属膜22の絶縁膜21に対する研磨速度比Rp (Rp =金属膜の研磨速度/絶縁膜の研磨速度)は比較的小さい。そのため図11(c)に示したように、絶縁膜表面21cまで研磨が到達した後、さらに絶縁膜21と金属膜22aとが研磨されて金属膜22aの厚さが薄くなり易い。したがって研磨終了時に配線となる金属膜22aの厚さをtb に制御することが難しいという課題があった。
【0005】
また上記した配線の形成方法においては、砥粒液に硝酸水溶液等の酸を用いており、これらの砥粒液は金属膜22自体をエッチングする性質を有する。図13は砥粒液に硝酸水溶液を用いた場合における従来の配線の形成方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は研磨前の状態、(b)は研磨途中の状態、(c)は絶縁膜表面まで研磨した状態を示している。この方法の場合、研磨速度比Rp を高めるために砥粒液濃度を濃くすると、金属膜22を研磨するにつれて溝21b内の金属膜22a表面もエッチングされ(b)、絶縁膜表面21cまで研磨が到達した際、配線となる金属膜22aの厚さtd が薄くなり易い(c)という課題があった。また金属膜22a表面がエッチングされるため、金属膜22a表面と絶縁膜表面21cとが同一面になるように平坦化することができないという課題があり、したがって砥粒液濃度を濃くして研磨速度比Rp を高めることが難しいという課題があった。
【0006】
また上記した配線の形成方法においては、砥粒液に硝酸水溶液等の酸を用いているため、研磨装置を構成する金属部材(ステンレス鋼、鋳鉄等)に腐食が発生し易く、実用化が難しいという課題があった。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、金属膜の絶縁膜に対する研磨速度比を高めることができ、研磨終了時における金属膜の膜厚の制御が容易で、金属膜の表面と絶縁膜の表面との平坦化を図ることができるとともに、配線の形成に用いられる装置の腐食を防止することができる配線の形成方法、及び砥粒液を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る配線の形成方法(1)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴としている。
また本発明に係る配線の形成方法(2)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴としている。
また本発明に係る配線の形成方法(3)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴としている。
また本発明に係る砥粒液(1)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤が混入されていることを特徴としている。
また本発明に係る砥粒液(2)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤が混入されていることを特徴としている。
また本発明に係る砥粒液(3)は、表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤が混入されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】
図11は砥粒液に所定の界面活性剤を用いた場合における配線の形成方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は研磨前の状態、(b)は研磨途中の状態、(c)は絶縁膜表面まで研磨した状態を示している。この方法の場合、界面活性剤により砥粒の分散性が高められるため、金属膜22の研磨が効率的に進行する一方、界面活性剤のエッチング作用がきわめて少ないため、研磨パッドが当たらない溝21b内の金属膜22a表面はエッチングされないこととなる(b)。また界面活性剤の添加により、金属膜22に対する研磨速度は速くなるが、絶縁膜21に対する研磨速度はほとんど変化しないことを本発明者は見出した。その結果、絶縁膜21に比べて金属膜22をより速く研磨し得ることとなる。さらに金属膜22a表面はエッチングされ難いため、研磨終了時における金属膜22の膜厚をtb に容易に制御し得るとともに、溝21b内の金属膜22a表面と絶縁膜の表面21cとの平坦化を確実に図り得ることとなる(c)。
【0010】
本発明に係る配線の形成方法(1)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤を混入した砥粒液を用い、また、本発明に係る配線の形成方法(2)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いるので、前記金属膜の前記絶縁膜に対する研磨速度比を高め得ることとなる。一方、前記金属膜や研磨装置を構成する金属材料は前記界面活性剤によりエッチングされ難いため、これら複合的作用により研磨終了時における配線としての前記金属膜の膜厚を容易に制御し得るとともに、前記金属膜の表面と前記絶縁膜の表面との平坦化を確実に図り得ることとなり、さらには配線の形成に用いられる前記研磨装置の腐食を防止し得ることとなる。
また、本発明に係る配線の形成方法(3)によれば、研磨時に前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤を混入した砥粒液を用いるので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の作用を得ることとなる。
また本発明に係る砥粒液(1)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤が混入され、また、本発明に係る砥粒液(2)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤が混入されているので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の作用を得ることとなる。
また本発明に係る砥粒液(3)によれば、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤が混入されているので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の作用を得ることとなる。
【0011】
なお、本発明は基板上に形成された絶縁膜と金属膜とを研磨し、該金属膜の前記絶縁膜に対する研磨速度比を高めつつ、前記絶縁膜と前記金属膜との表面を平坦化する方法であり、上記した単一金属のラッピング研磨方法とは異なる技術である。
【0012】
【実施例】
以下、本発明に係る配線の形成方法、及び砥粒液の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る配線の形成方法の実施例を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は絶縁膜に溝を形成し、この絶縁膜の上面に金属膜を形成した状態、(b)は研磨により絶縁膜表面まで金属膜を除去した状態を示している。まずECR−CVD(Electron Cyclotron Re sonance Chemical Vapor Deposition) 法により、略平坦形状を有する基板(図示せず)上にSiO2 等の絶縁膜11を形成する。次にフォトリソグラフィ技術を用い、絶縁膜11上の所定箇所にパターニング処理を施し、溝11bを形成する。この後、ECRスパッタ法により絶縁膜11上にAl−Cu合金またはCuの金属膜12を形成する(a)。次に絶縁膜表面11c上にある金属膜12を研磨により除去し、全体的に平坦化するとともに絶縁膜11の溝11bに配線としての金属膜12aを埋め込み形成する。この研磨の際、砥粒液として金属膜12の絶縁膜11に対する研磨速度比Rp が大きい界面活性剤を混合したものを使用する(b)。
【0013】
以下に、平均粒径が約0.05μmのSiO2 粒子を純水に約15%混合したものに界面活性剤を添加・混合した砥粒液を用い、この砥粒液中の界面活性剤濃度と、金属膜12の絶縁膜11に対する研磨速度比Rp (以下、単に研磨速度比Rp と記す)と、金属膜12の研磨速度に対するエッチング速度比Re (以下、単にエッチング速度比Re と記す。Re =金属膜のエッチング速度/金属膜の研磨速度)との関係を調査した結果について説明する。
サンプルとしては、6インチのSi基板上に、ECR−CVD法によりSiO2 の絶縁膜を形成したもの(A)と、ECRスパッタ法によりAl−Cu合金またはCuの金属膜を形成したもの(B)とを用いた。
界面活性剤としては、下記の表1に示した酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウムを用いた。
【0014】
【表1】
【0015】
研磨装置はシリコンウエハの研磨に通常用いられるものを使用し、研磨圧力は100g/cm2 、前記基板と前記研磨装置における研磨定盤との相対速度は60cm/secに設定した。
研磨速度比Rp はサンプル(A)とサンプル(B)とを同一条件で研磨し、単一時間当たりにおける金属膜の研磨量(深さ)/絶縁膜の研磨量(深さ)により測定した。
エッチング速度比Re はサンプル(B)の金属膜を砥粒液により常温でエッチングし、単一時間当たりにおける金属膜のエッチング量(深さ)/金属膜の研磨量(深さ)により測定した。
なお比較例として平均粒径が約0.05μmのSiO2 粒子を純水に約15%混合したものに、表1に示した硫酸、酢酸、硝酸を添加・混合した砥粒液をそれぞれ用い、Al−Cu合金の金属膜とSiO2 の絶縁膜とを研磨またはエッチングした場合について併せて説明する。
【0016】
図8、図9は比較例1、比較例2のそれぞれ硫酸、酢酸を添加・混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図8、図9から明らかなように、硫酸、酢酸を添加・混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中の硫酸、酢酸濃度が増えるにつれて研磨速度比Rp が増大するとともに、エッチング速度比Re も増大する。したがって絶縁膜表面11cによる金属膜12a(ともに図1)の研磨停止効果は大きくなるが、金属膜12aがエッチングされ易くなり、金属膜12a表面と絶縁膜表面11c(ともに図1)との平坦化が困難となり、配線となる金属膜12a(図1)の所望膜厚も得難くなる。
【0017】
また図10は比較例3の硝酸を添加・混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図10から明らかなように、硝酸を添加・混合した砥粒液を用いた場合、硝酸が低濃度の際は研磨速度比Rp が比較的高く、かつエッチング速度比Re が小さくなっており、平坦化が容易となり、所定の金属膜厚も比較的得易い。しかし、砥粒液中の硝酸濃度が増えるにつれて研磨速度比Rp は一層増大するとともに、エッチング速度比Re も増大しており、絶縁膜の研磨停止効果はより大きくなるが、平坦化が困難となり、金属膜の所望膜厚も得難くなる。
【0018】
一方、図2は実施例1の酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図2から明らかなように、酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中の酢酸ステアリルアミン濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略2から略20に増大するが、エッチング速度比Re は略0に維持される。
【0019】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例1に係る配線の形成方法によれば、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料は酢酸ステアリルアミンによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により研磨終了時における配線としての金属膜12aの膜厚を容易に制御することができるとともに、金属膜12aの表面と絶縁膜の表面11cとの平坦化を確実に図ることができ、さらには配線の形成に用いられる前記研磨装置の腐食を防止することができる。特に酢酸ステアリルアミンを0.1%以上混合した砥粒液を用いると、研磨速度比Rp を大きく高めることができ、平坦化と配線の膜厚制御とをより一層確実に実現することができる。
【0020】
また図3は実施例2のポリエチレングリコールを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図3から明らかなように、ポリエチレングリコールを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中のポリエチレングリコール濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略2から略10に増大するが、エッチング速度比Re は略0に維持される。
【0021】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例2に係る配線の形成方法によれば、砥粒液にポリエチレングリコールが混合されているため、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料はポリエチレングリコールによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により実施例1の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0022】
また図4は実施例3のラウリン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図4から明らかなように、ラウリン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中のラウリン酸ナトリウム濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略2から略12に増大するが、エッチング速度比Re は略0に維持される。
【0023】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例3に係る配線の形成方法によれば、砥粒液にラウリン酸ナトリウムが混合されているため、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料はラウリン酸ナトリウムによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により実施例1の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0024】
また図5は実施例4のオレイン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図5から明らかなように、オレイン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中のオレイン酸ナトリウム濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略2から略18に増大するが、エッチング速度比Re は略0に維持される。
【0025】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例4に係る配線の形成方法によれば、砥粒液にオレイン酸ナトリウムが混合されているため、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料はオレイン酸ナトリウムによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により実施例1の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0026】
また図6は実施例5の酢酸ステアリルアミンと硫酸0.05%とを混合した砥粒液を用いた場合における酢酸ステアリルアミンの重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図6から明らかなように、酢酸ステアリルアミンと硫酸0.05%とを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中の酢酸ステアリルアミン濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略3から略22に増大するが、エッチング速度比Re は略0.02に維持される。
【0027】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例5に係る配線の形成方法によれば、砥粒液に酢酸ステアリルアミンと硫酸0.05%とが混合されているため、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料は酢酸ステアリルアミンと硫酸0.05%とによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により実施例1の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0028】
また図7は実施例6の酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用い、Al−Cuの金属膜に代えてCuの金属膜12(図1)を形成した基板を研磨した場合における酢酸ステアリルアミンの重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。図7から明らかなように、酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用いた場合、砥粒液中の酢酸ステアリルアミン濃度が0.01%から20%に増えるにつれて研磨速度比Rp は略2から略15に増大するが、エッチング速度比Re は略0に維持される。
【0029】
上記した説明及び測定結果から明らかなように、実施例6に係る配線の形成方法によれば、砥粒液に酢酸ステアリルアミンが混合されているため、金属膜12がCuである場合でも、研磨速度比Rp を高めることができる。一方、金属膜12や研磨装置を構成する金属材料は酢酸ステアリルアミンによりエッチングされ難いため、これら複合的効果により実施例1の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0030】
なお、上記した実施例では金属膜12としてAl−Cu合金またはCuを用いたが、別の実施例ではAl、W、Ag、Au、Al−Si合金、Al−Si−Cu合金等を用いることも可能である。
【0031】
また、上記した実施例では絶縁膜11としてECR−CVDまたはECRスパッタリングにより形成したSiO2 膜を用いたが、別の実施例ではTEOS−CVD、p−CVD、熱CVD、熱酸化、スパッタリング等の方法により形成したSiO2 膜を用いることも可能である。
【0032】
また、上記した実施例では絶縁膜11としてSiO2 膜を用いたが、別の実施例ではSiN、SiON、SiOF、PSG、BPSG、SOG膜等を用いることも可能である。
【0033】
また、上記した実施例では砥粒に平均粒径が略0.05μmのSiO2 粒子を用いたが、別の実施例では平均粒径が略0.05μmのAl2 O3 粒子を用いることも可能である。
【0034】
また、上記した実施例では平均粒径が略0.05μmの砥粒を用いたが、別の実施例では平均粒径が0.05μmでない砥粒を用いることも可能である。
【0035】
また、上記した実施例では界面活性剤として酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウムを用いたが、別の実施例ではドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレート等の界面活性剤を用いることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る配線の形成方法(1)にあっては、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤を混入した砥粒液を用い、また、本発明に係る配線の形成方法(2)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いるので、前記金属膜の前記絶縁膜に対する研磨速度比を高めることができる。一方、前記金属膜や研磨装置を構成する金属材料は前記界面活性剤によりエッチングされ難いため、これら複合的作用により研磨終了時における配線としての前記金属膜の膜厚を容易に制御することができるとともに、前記金属膜の表面と前記絶縁膜の表面との平坦化を確実に図ることができ、さらには配線の形成に用いられる前記研磨装置の腐食を防止することができる。
また、本発明に係る配線の形成方法(3)によれば、研磨時に前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤を混入した砥粒液を用いるので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の効果を得ることができる。
また本発明に係る砥粒液(1)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤が混入され、また、本発明に係る砥粒液(2)によれば、研磨時に砥粒の分散性を高め、絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤が混入されているので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の効果を得ることができる。
また本発明に係る砥粒液(3)によれば、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤が混入されているので、上記配線の形成方法(1)、(2)と略同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線の形成方法の実施例を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は絶縁膜に溝を形成し、この絶縁膜の上面に金属膜を形成した状態、(b)は研磨により絶縁膜表面まで金属膜を除去した状態を示している。
【図2】実施例1の酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図3】実施例2のポリエチレングリコールを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図4】実施例3のラウリン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図5】実施例4のオレイン酸ナトリウムを混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図6】実施例5の酢酸ステアリルアミンと硫酸0.05%とを混合した砥粒液を用いた場合における酢酸ステアリルアミンの重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図7】実施例6の酢酸ステアリルアミンを混合した砥粒液を用い、Cuの金属膜を形成した基板の場合における酢酸ステアリルアミンの重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図8】比較例1の硫酸を混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図9】比較例2の酢酸を混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図10】比較例3の硝酸を混合した砥粒液を用いた場合における重量%濃度と、研磨速度比Rp 及びエッチング速度比Re との関係を示した曲線図である。
【図11】砥粒液に所定の界面活性剤を用いた場合における配線を形成する工程を模式的に示した断面図であり、(a)は研磨前の状態、(b)は研磨途中の状態、(c)は絶縁膜表面まで研磨した状態を示している。
【図12】従来の配線の形成方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は絶縁膜に溝を形成し、この絶縁膜の上面に金属膜を形成した状態、(b)は研磨により絶縁膜表面まで金属膜を除去した状態、(c)は研磨をさらに続行した状態を示している。
【図13】砥粒液に硝酸水溶液を用いた場合における従来の配線の形成方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)は研磨前の状態、(b)は研磨途中の状態、(c)は絶縁膜表面まで研磨した状態を示している。
【符号の説明】
11 絶縁膜
12、12a 金属膜
Claims (6)
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴とする配線の形成方法。
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴とする配線の形成方法。
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨により除去する配線の形成方法において、研磨時に前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤を混入した砥粒液を用いることを特徴とする配線の形成方法。
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする界面活性剤が混入されていることを特徴とする砥粒液。
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、研磨時に砥粒の分散性を高め、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくし、かつ前記金属膜に対する研磨速度より前記金属膜に対するエッチング速度を小さくする界面活性剤が混入されていることを特徴とする砥粒液。
- 表面に凹凸部を有する絶縁膜上の金属膜を研磨する際に用いられる砥粒液であって、前記絶縁膜に対する研磨速度より前記金属膜に対する研磨速度を大きくする酢酸ステアリルアミン、ポリエチレングリコール、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ラウリルアミン酢酸塩、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ソルビタンモノラウレートの少なくともいずれかの界面活性剤が混入されていることを特徴とする砥粒液。
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