JP3553789B2 - タンクの貯液状態検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料供給装置等に備えられるタンクの貯液状態を検知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給茶機では、容器を載置してお茶を受ける給茶口にドレンパイプを接続して、給茶機本体の底部に出し入れ可能に設けられたドレンタンクに導き、例えば、容器に受けられなかったお茶や、飲み残して給茶口に捨てられたお茶を、ドレンパイプを通してドレンタンク内に流入させて貯め、適宜の時期にドレンタンクを取り出して、水場まで運んで廃棄するようにしたものが知られている。そして、ドレン水の廃棄のタイミングを的確を知るために、ドレンタンクが満水状態になったことを検知する手段を備えたものも出現しており、従来その一例として図13に示すものが知られている。
【0003】
このものは、ドレンタンクaの奥端側の底面が板バネbで受けられて斜め姿勢で支持されるようになっているとともに、ドレンタンクaの奥端の上面に接して自重により回動するフラップcが設けられ、このフラップcに備えられたマグネットdが接離することでスイッチング動作するリードスイッチeが配された構造である。そして、給茶口から引き出されたドレンパイプfを通してドレンタンクa内にドレン水が次第に貯められると、板バネbを撓み変形させつつドレンタンクaが徐々に寝るような姿勢となってフラップcも下がり、ドレンタンクaが満水状態となると、同図の鎖線に示すように、フラップcが大きく下がることに伴いマグネットdがリードスイッチeから所定寸法離間してリードスイッチeが切れ、これによりドレンタンクaが満水状態となったことが検知されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものでは、ドレンタンクaが例えばポリエチレン等の合成樹脂製であり、かつドレン水がお茶やお湯のような高温のものであると、図14に示すように、ドレンタンクaの底面の板バネbで受けられた部分が熱変形を起こして、板バネbを食い込ませるようにして湾曲するおそれがある。そうすると、貯められたドレン水が少量であるにも拘らずドレンタンクaが早期に寝た姿勢となってリードスイッチeが切れ、すなわち満水状態となる前にリードスイッチeによる検知がなされるという誤検知を招くおそれがあった。
また、ドレンタンクaがブロー成形で形成される場合等には、部分的に凹みができる等形状が安定しないことがあり、凹んだ部分に板バネbが丁度当たるような形態となると、同じく誤検知を招くことになる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、タンクの貯液状態を正確に検知できるようにするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、液体を貯留するタンクが、一方向に変位付勢された支持部により底面の一部を受けられることにより支持され、貯留液体の量に応じて前記支持部を変位させつつタンクが傾動するのを検知することで、貯液状態を検知するようにしたものにおいて、前記支持部には前記タンクの横幅方向に長い受け板が設けられ、この受け板が、前記タンクの底面を横切って両側縁の角部を含む広範囲部分を受けることが可能とされている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記支持部がバネ部材により形成されているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
タンクの底面は支持部に設けられた受け板によって面状に受けられる。そのため、タンクが合成樹脂製であり、かつ貯留液体が高温である場合にもタンクの底面が熱変形により凹むことが極力避けられる。これにより、貯液量に対応したタンクの変位を期することができ、貯液状態を正確に検知することができる。またタンクの底面に凹んだ部分ができていたとしても、受け板が正規に形成された底面も含めて受けることができるので、同様に誤検知が避けられる。
しかも、タンクの底面の縁部が受けられるようになっており、この部分は、剛性が高くて最も熱変形し難いことからタンクの凹みがより確実に防止され、また成形時に最も寸法の安定する部分であるから、貯液状態の検知をより正確に行うことができる。
【0007】
請求項2の発明
支持部がバネ部材で形成されていることにより付勢手段が不要にでき、シンプルな構造にまとめることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図5によって説明する。この第1実施形態では、給茶機におけるドレンタンクの貯水検知部分を例示している。
まず図1によって、給茶機の全体構造を簡単に説明する。本体1内の上部には、貯湯タンク2と、粉末茶を貯留したキャニスタ3とが装備されている。貯湯タンク2では、給水タンク8から順次に清水が補給されつつ加熱されて、ほぼ一定温度の湯が貯留されている。キャニスタ3内に貯留された粉末茶は、シュータ4を介してミキシングボウル5内に投入可能とされており、ミキシングボウル5の下端に注出口6が形成されているとともに、その下方に、コップ等の容器Aが載置可能とされる給茶口7が設けられている。
したがって、お茶スイッチをオン操作すると、キャニスタ3から粉末茶がミキシングボウル5に供給されるとともに、貯湯タンク2内のお湯がミキシングボウル5内に供給されることでお茶が生成され、注出口6から容器A内に注出されるようになっている。また、粉末茶を供給しないことによってお湯を注出することもできる。
【0009】
また、上記の給茶口7の底面はすのこ状に形成されて、その下面に受け皿9が配されており、ドレンパイプ10と接続されている。したがって、容器Aから溢れたり、あるいは飲み残して給茶口7に捨てられたお茶やお湯は、受け皿9で受けられたのち、ドレンパイプ10を通って後記するドレンタンク13内に排出されるようになっている。
なお、排水場所が近傍に無いような箇所に給茶機が設置された場合には、同図の鎖線に示すように、貯湯タンク2からバルブ40を介設した排水管41を引き出してドレンタンク13に導くことによって、ドレンタンク13を貯湯タンク2からのドレン水を貯めることにも利用することができる。
【0010】
本体1の底部にはタンク収容室12が形成され、このタンク収容室12内に、上記したドレンタンク13が前面側から出し入れ可能に収容されるようになっている。このドレンタンク13は、ポリエチレン等の合成樹脂材によって、図2に示すように、偏平な箱形に形成されている。ドレンタンク13の上面におけるタンク収容室12内への挿入方向の後端寄りの位置には、流入口14が開口されている。この流入口14の回りには、下り勾配の傾斜面が形成され、その底部に流入口14が開口されている。また、流入口14の形成された側の端縁には把手15が形成されている。
【0011】
ドレンタンク13の底面の奥端側は、板バネ17を介して支持されるようなっている。この板バネ17はバネ鋼板をプレス成形することで、図3に示すような形状に形成されている。板バネ17は、全体として、ドレンタンク13の横幅の略1/3程度の幅を有しており、下端の所定寸法が取付部18となっているとともに、その上側が斜め上方に曲げられてバネ部19となっており、さらにバネ部19の上端の所定寸法が少し下方に曲げられて受け部20となっている。
【0012】
さて、上記した板バネ17の受け部20の上面には、受け板22がさらに設けられている。この受け板22は、鋼板等を素材として横長状に形成されており、ドレンタンク13の横幅よりも少し大きい長さを有し、また受け部20の奥行き寸法の2倍強の幅を有している。そして、この受け板22の一方の側縁の中央部が、板バネ17の受け部20の上面に重ねられて、複数箇所をスポット溶接することによって固定されている。なお、受け板22における取付側と反対側の側縁は、下方に向けて少し曲げられている。
【0013】
上記のような受け板22を設けた板バネ17が、タンク収容室12の底面の奥方の所定位置において、受け板22を奥に向けた姿勢で収容され、取付板18をねじ24またはリベットにより底面に固定されている。したがって、ドレンタンク13がタンク収容室12内に挿入されると、図1に示すように、その底面の奥端側が板バネ17で受けられることによって、奥端側が上方に傾いた斜め姿勢で支持されつつ収容されるようになっている。
【0014】
一方、タンク収容室12の奥側に設けられたフレーム26の上端部には取付部材27が突設され、図4にも示すように、この取付部材27に軸28によりフラップ29が回動自由に支持されている。このフラップ29は、収容されたドレンタンク13の奥端の上面に当接可能な位置に配置されており、常には自重により垂れ下がろうとするところが、ドレンタンク13で受けられることにより、図4の反時計回り方向に回動しつつ先端が上方に持ち上げられるようになっている。このフラップ29の回動端の下面には、マグネット板30が貼着されているとともに、マグネット板30と対向する下方位置にはリードスイッチ31が配設されている。
【0015】
そして、ドレンタンク13が図4に示す傾斜姿勢にあるときには、フラップ29が大きく持ち上げられて、マグネット板30がリードスイッチ31から離間しており、後記するようにドレンタンク13が次第に横臥姿勢に変位すると、それに伴いフラップ29が自重により下がって、マグネット板30がリードスイッチ31に次第に接近し、所定寸法まで接近すると、リードスイッチ31が例えばオフからオンへとスイッチング動作を行う設定となっている。
【0016】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
空のドレンタンク13がタンク収容室12内に前面側から挿入されると、ドレンタンク13は、図4に示すように、その底面の奥端側を板バネ17、特に板バネ17に設けられた受け板22で受けられて、奥端が上方に傾いた斜め姿勢で支持される。その際、フラップ29がドレンタンク13の奥端側の上面角部で跳ね上げられて、先端のマグネット板30がリードスイッチ31の上方に離間した状態にある。また、ドレンタンク13の流入口14は、ドレンパイプ10の下端の下方に対応する。
【0017】
給茶口7において、お茶やお湯が容器Aから溢れたり、あるいは飲み残したお茶やお湯が捨てられると、それらがドレン水となって受け皿9で受けられたのち、ドレンパイプ10を通って流入口14からドレンタンク13内に排出される。ドレン水が次第に増えると、ドレンタンク13の重量が大きくなることで、板バネ17のバネ部19を弾性的に撓み変形させながら、ドレンタンク13はその奥端側が次第に下がるように変位する。
【0018】
ここで、ドレンタンク13は合成樹脂製であり、また貯留されるドレン水も高温であるためドレンタンク13は熱変形しやすい状態にあると言える。しかしながら、ドレンタンク13の底面は、板バネ17に設けられた受け板22により、底面の広い領域にわたって面状に受けられており、しかも、受け板22の両端部により、剛性が高くて最も熱変形し難い底面の両側縁の角部が受けられているため、ドレンタンク13の底面が熱変形により凹むことが避けられる。そのためドレンタンク13は、ドレン水の流入量に比例するようにして板バネ17のバネ部19を撓み変形させつつ次第に横臥姿勢へと変位する。
【0019】
そしてドレンタンク13が満水状態となって、ドレンタンク13がほぼ水平な姿勢にまで変位すると、それに伴ってフラップ29が下がることで、マグネット板30がリードスイッチ31にごく接近してリードスイッチ31にスイッチング動作を行わせ、それによりドレンタンク13が満水状態となったことが検知される。なおこの検知動作に伴い、表示ランプを点灯させたり、警告音を出したりするとよい。
上記のようにドレンタンク13が満水となったら、所定の水場にドレン水を廃棄し、空にした状態で再度タンク収容室12に収容すればよい。
【0020】
以上のように本実施形態によれば、板バネ17に受け板22を設けて、ドレンタンク13の底面の角部を含む広い領域にわたって面状に受けるようにしたから、ドレンタンク13が合成樹脂製であり、かつドレン水が高温であって熱変形しやすい状況にあったとしても、ドレンタンク13の底面が熱変形により凹むことが避けられる。そのため、ドレン水の貯水量に対応したドレンタンク13の変位を期することができ、満水状態に至った時期を正確に検知することができる。
【0021】
<第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態を図6ないし図12によって説明する。この第2実施形態では、貯水式製氷機における貯水タンク50の貯水検知部分を例示している。
まず図6によって製氷機の全体構造を説明すると、貯水タンク50を出し入れ可能に収容する収容室51の上部に製氷部52が備えられ、貯水タンク50に貯留された製氷用水が、ポンプ53の駆動力により給水ホース54を介して製氷部52に供給されて氷が生成され、製氷残水が戻しホース55を介して貯水タンク50に戻されるようになっている。
【0022】
収容室51の底面には、貯水タンク50を載せる載置台57が装置されている。載置台57は、浅皿状で、かつ前面側(図6の右側)の側壁が切除されて開放された形状となっていて、前後の脚体58により水平姿勢で設置されている。そして、収容室51の前面の扉59を開閉しつつ、貯水タンク50が載置台57上に前面側から出し入れされ、貯水タンク50は、図7の鎖線に示すように、載置台57にほぼすっぽりと収まるように載置される。この載置台57の奥方の端部よりの位置に、貯水検知機構61が設けられている。
【0023】
貯水検知機構61の詳細を説明する。載置台57の奥方における幅方向のほぼ中央部分には窓孔62が開口され、載置台57の裏面における窓孔62の後方位置には支持体63が設けられている。検知部材65は例えば鋼板製であって、先端側に2度直角曲げされた検知部66が形成されているとともに、基端側が二股に分かれて軸支板67が形成されている。この検知部材65が、図8及び図9に示すように、検知部66を窓孔62に臨ませ、支持体63の両側面に突設された軸68に軸支板67を嵌合することによって、検知部66が窓孔62を上下に通過しつつ揺動可能に支持されている。検知部材65は、軸支板67と支持体63とに突設されたピン70,70の間に装着された引張コイルバネ71の弾縮力によって、常には図9の反時計回り方向に揺動付勢され、図10に示すように、窓孔62の後縁に当たることで上方への揺動が規制される。なお、検知部材65の下方への揺動は、ストッパ72に当たることで規制される(図9参照)。
【0024】
載置台57の裏面における窓孔62の前方位置には、取付板74が垂下状に設けられ、この取付板74における図8の手前側の端部には、マイクロスイッチ75が取り付けられている。このマイクロスイッチ75は常開式であって、ボタン76の押圧操作によりオン動作するようになっており、ボタン76を上に向けた姿勢で取り付けられている。
一方、検知部材65の先端側の下面には、上記したマイクロスイッチ75の方向に延出した押圧片78が設けられている。この押圧片78は弾性変形可能であって、検知部材65が図10に示す上方位置にある場合には、押圧片78はマイクロスイッチ75のボタン76の上方に離間しており、検知部材65が下方に揺動すると、押圧片78がボタン76を押圧し、さらに検知部材65が下方に揺動すると、押圧片78が弾性的に撓み変形しつつボタン76の押圧動作を継続し得るようになっている。
そして、検知部材65の検知部66における上面板66Aの下面には、受け板80がさらに取り付けられている。この受け板80は、例えば鋼板によって形成され、図7に示すように、載置台57のほぼ全幅にわたる細長い形状をなし、ネジ81によって検知部66の上面板66Aに固定されている。
【0025】
続いて、第2実施形態の作用を説明する。
貯水タンク50が収容されていない状態では、引張コイルバネ71の付勢力により検知部材65の検知部66は上方に大きく突出している(図10参照)。製氷用水を満水に貯留した貯水タンク50が載置台57上に載置されると、検知部材65の検知部66に貯水タンク50の底面の奥方の部分が載せられ、その重量により検知部材65が引張コイルバネ71の弾力に抗して下方に揺動され、図9及び図11に示すように、押圧片78が撓み変形しつつマイクロスイッチ75のボタン76を押圧し、オン動作する。これにより製氷が可能な状態となる。
製氷中は、貯水タンク50内の製氷用水がポンプ53により製氷部52に供給されて氷が生成され、製氷残水が貯水タンク50に戻されることが繰り返されるが、氷が生成された分、貯水タンク50内の貯水量は次第に減少する。これにより、貯水タンク50の重量が次第に減少するため、引張コイルバネ71の復元弾力を受けて、検知部材65が貯水タンク50の奥方を持ち上げつつ次第に上方に揺動する。この間、押圧片78は、その撓み変形量が次第に減少するものの、依然としてマイクロスイッチ75のボタン76を押圧した状態にある。
【0026】
貯水タンク50内の残水がごく少量になると、貯水タンク50をさらに持ち上げつつ検知部材65がさらに上方に揺動し、ついには図10及び図12に示すように、押圧片78が元形に復元したのちマイクロスイッチ75のボタン76の上方に離間する。これにより、マイクロスイッチ75がオフとなって、図示しない表示ランプ等により、貯水タンク50の充填時期が来たことが知らされる。
上記の動作の間、貯水タンク50の形状のバラツキ等によって、検知部材65の検知部66が当たる部分に凹部等ができていると、貯水タンク50内の貯水量が多いにも拘わらず検知部材65が上方に揺動して、誤検知を招くおそれがある。その点この実施形態では、検知部66に受け板80を設けて貯水タンク50の底面の広い領域を受け得るようにしたから、貯水タンク50の底面の一部に成形上のバラツキ等があったとしても、受け板80のいずれかの箇所が正規の底面部分を受けることができる。したがって、貯水タンク50の貯水量に対応して検知部材65を変位させることが可能となり、ひいては貯水量の検知を正確に行うことができる。
なお、受け板80はネジ81で取り付けられるようになっているため、既存のものにも簡単に取り付けることができる。また、貯水タンクとしては、専用のものに限らず、載置台57に載せられる限りは汎用のものも利用することができる。
【0027】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明はドレン水や製氷用水に限らず、他の用途の水、さらには他の液体を貯留するタンクにおいてその貯液状態を検知する場合全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る給茶機の全体構造を示す一部切欠側面図
【図2】ドレンタンクの斜視図
【図3】板バネの斜視図
【図4】空のドレンタンクが収容された状態におけるタンク収容室内を示す断面図
【図5】ドレンタンクが満水となった場合の断面図
【図6】本発明の第2実施形態に係る製氷機の全体構造を示す一部切欠側面図
【図7】載置台の平面図
【図8】貯水検知機構を示す一部切欠斜視図
【図9】満水のタンクが載置された状態の断面図
【図10】タンク内の残量が少なくなった場合の断面図
【図11】満水のタンクが載置された状態の一部切欠正面図
【図12】タンク内の残量が少なくなった場合の一部切欠正面図
【図13】従来例に係るタンク収容室内を示す断面図
【図14】そのドレンタンクが熱変形した状態を示す断面図
【符号の説明】
13…ドレンタンク 17…板バネ 22…受け板 29…フラップ 30…マグネット板 31…リードスイッチ 50…貯水タンク 61…貯水検知機構65…検知部材 71…引張コイルバネ 75…マイクロスイッチ 80…受け板 81…ネジ

Claims (2)

  1. 液体を貯留するタンクが、一方向に変位付勢された支持部により底面の一部を受けられることにより支持され、貯留液体の量に応じて前記支持部を変位させつつタンクが傾動するのを検知することで、貯液状態を検知するようにしたものにおいて、
    前記支持部には前記タンクの横幅方向に長い受け板が設けられ、この受け板が、前記タンクの底面を横切って両側縁の角部を含む広範囲部分を受けることが可能とされていることを特徴とするタンクの貯液状態検知装置。
  2. 前記支持部がバネ部材により形成されていることを特徴とする請求項1記載のタンクの貯液状態検知装置。
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