JP2012220050A - ディスペンサ - Google Patents

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JP2012220050A
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Yuji Hirano
裕司 平野
Tomihiro Otake
富弘 大竹
Osao Kondo
修雄 近藤
Junichi Toida
順一 樋田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】注出部の清掃作業性を向上でき、プッシュレバーに設けられたマグネットに加えられる荷重を低減することのできるディスペンサを提供する。
【解決手段】プッシュレバー7の背面側の面、プッシュレバー7の長さ方向に延びる2つのリブ21,21が互いに平行に間隔を空けて設けられている。リブ21,21はそれぞれ、一部分が突出するように形成された付き当て部22を有している。リブ21,21間には、付き当て部22の下方に、マグネット9を収容するマグネット収容部23が設けられている。マグネット収容部23は、付き当て部22よりも凹むように設けられている。プッシュレバー7の最上部には、氷放出部4にプッシュレバー7を回動可能に取り付けるための取り付け部24が設けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、ディスペンサに係り、特に、氷及び飲料を注出するための操作部の構造に関する。
氷ディスペンサから氷を注出するための従来の操作部の構造が特許文献1に記載されている。この操作部は、注出スイッチである押しボタンをコップで押すと、マグネットがリードスイッチに近づいてリードスイッチを感応することにより、氷を注出する注出機構部が機能して、氷が注出されるものである。このような氷ディスペンサは、コップ等に氷を注出する注出部において、氷の注出時に氷の一部が飛び散ってコップの奥に位置する注出部の壁に付着してしまい、その壁が汚れやすくなる。しかし、その壁には、押しボタンを含む操作部が氷ディスペンサの内部から突き出る構成となっているので、壁の清掃がしにくいという問題点があった。これに対し、特許文献2に記載された氷ディスペンサのように、注出スイッチとして振り子状に回動するプッシュレバーを用いれば、コップの奥に配置された注出部の壁は、操作部が突き出る構成を回避することができるので、注出部の壁の清掃がしやすくなる。
特開2004−11951号公報 特開平2−34971号公報
しかしながら、振り子状に回動するプッシュレバーにマグネットを設け、注出部の壁の裏側にリードスイッチを設けると、コップでプッシュレバーを押したときにプッシュレバーが壁に突き当たる時の衝撃で、マグネットが破損してリードスイッチが作動しなくなるおそれがあるといった問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、注出部の清掃作業性を向上でき、プッシュレバーに設けられたマグネットに加えられる荷重を低減することのできるディスペンサを提供することを目的とする。
この発明に係るディスペンサは、氷及び飲料の少なくとも1つが注出される注出部と、氷及び飲料を注出するためのスイッチとなる操作部とを備え、操作部は、振り子状に回動するプッシュレバーと、注出部の壁に対してプッシュレバーと反対側に設けられたリードスイッチとを備え、プッシュレバーは、壁に対向する面に、複数のリブと、リブ間に設けられたマグネットと、リブから壁に向かって突出する付き当て部とを備える。
プッシュレバーには、注出部の壁に対向する面とは反対側の面に、窪み部が設けられていてもよい。
この発明によれば、プッシュレバーに設けられたマグネットに感応するリードスイッチが、注出部の壁に対してプッシュレバーと反対側に設けられていることにより、注出部の壁から操作部が突き出る構成を回避しているので、注出部の壁を拭き取りやすくなり、注出部の清掃作業性を向上することができる。また、プッシュレバーには、注出部の壁に対向する面に、注出部の壁に向かって突出する付き当て部が設けられていることにより、プッシュレバーが押されたときに付き当て部が注出部の壁に突き当たるので、マグネットに加えられる荷重を低減することができる。
この発明の実施の形態に係る氷ディスペンサの断面図である。 この実施の形態に係る氷ディスペンサに設けられたプッシュレバーの背面側斜視図である。 この実施の形態に係る氷ディスペンサに設けられたプッシュレバーの正面側斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、氷ディスペンサ1は、氷を貯氷する貯氷庫2を内部に有している。貯氷庫2内において、貯氷庫2の底部付近には、水平方向に延びるようにオーガ3が設けられている。貯氷庫2の底部には、オーガ3の一方の端部付近に、開口部2aが設けられている。開口部2aと連通するように、筒状の氷放出部4が設けられている。
氷放出部4の下方には、氷ディスペンサ1から氷が注出される注出部6が設けられている。注出部6は、壁6aによって、貯氷庫2の下方に設けられた機械室5と隔離されている。注出部6の下部には、スノコ10が設けられている。
注出部6には、注出部6に氷を注出させるスイッチとなる操作部11が設けられている。操作部11は、氷放出部4付近に可動軸が設けられて振り子状に回動可能なプッシュレバー7と、壁6aに対してプッシュレバー7とは反対側、すなわち機械室5内に設けられたリードスイッチ8とを備えている。プッシュレバー7にはマグネット9が内蔵されている。プッシュレバー7が壁6aに向かって回動すると、マグネット9によってリードスイッチ8が感応され、これによってオーガ3が回転するようになっている。尚、氷放出部4に図示しないシャッタが設けられている場合には、オーガ3が回転すると共にシャッタが開くようにする。
図2に示されるように、プッシュレバー7の背面側の面、すなわち壁6a(図1参照)に対向する面に、プッシュレバー7の長さ方向に延びる2つのリブ21,21が互いに平行に間隔を空けて設けられている。リブ21,21により、プッシュレバー7の強度が増すことになる。リブ21,21はそれぞれ、一部分が突出するように形成された付き当て部22を有している。リブ21,21間には、付き当て部22の下方に、マグネット9(図1参照)を収容するマグネット収容部23が設けられている。マグネット収容部23は、付き当て部22よりも凹むように設けられている。プッシュレバー7の最上部には、氷放出部4にプッシュレバー7を回動可能に取り付けるための取り付け部24が設けられている。また、図3に示されるように、プッシュレバー7の正面側の面、すなわち壁に対向する面とは反対側の面に、窪み部25が設けられている。
次に、この発明の実施の形態に係るディスペンサの動作を図1〜3に基づいて説明する。
氷ディスペンサ1から氷を注出するために、ユーザーは、注出部6において、コップでプッシュレバー7を押す。この際、コップの飲み口を窪み部25に位置するようにすると、コップの飲み口がプッシュレバー7の正面側の面に接触しなくなるので、不特定多数のユーザーが氷ディスペンサ1を使用しても衛生的である。プッシュレバー7が押されて壁6aに向かって回動すると、プッシュレバー7の背面側の面から最も突出した部分である付き当て部22が壁6aに衝突し、壁6aに向かってこれ以上回動できなくなる。マグネット9は、付き当て部22よりも凹むように設けられたマグネット収容部23内に収容されているので、マグネット9が壁6aに直接衝突することはない。これにより、プッシュレバー7が壁6aに衝突する際にマグネット9に加えられる荷重を低減することができる。
プッシュレバー7が壁6aに向かって回動すると、マグネット9がリードスイッチ8に近づくことにより、リードスイッチ8が感応され、オーガ3が回転し始める。貯氷庫2内に貯氷された氷の一部は、オーガ3の回転によってオーガ3に沿って開口部2aに向かって移動され、開口部2aから氷放出部4内に落下し、氷放出部4の下方に位置するコップに氷が注出される。ユーザーは、氷の注出を停止するときには、プッシュレバー7を押すのをやめる。すると、プッシュレバー7が壁6aから離れる方向に回動し、マグネット9がリードスイッチ8を感応しなくなる。これにより、オーガ3が停止し、注出部6への氷の注出が停止する。
このように、プッシュレバー7に設けられたマグネット9に感応するリードスイッチ8が、注出部6の壁6aに対してプッシュレバー7と反対側に設けられていることにより、注出部6の壁6aから操作部11が突き出る構成を回避しているので、注出部6の壁6aを拭き取りやすくなり、注出部6の清掃作業性を向上することができる。また、プッシュレバー7には、注出部6の壁6aに対向する面に、注出部6の壁6aに向かって突出する付き当て部22が設けられていることにより、プッシュレバー7が押されたときに付き当て部22が注出部6の壁6aに突き当たるので、マグネット9に加えられる荷重を低減することができる。
この実施の形態において、マグネット収容部23は、付き当て部22の下方に位置するが、付き当て部22の上方に位置してもよい。ただし、マグネット9は、リードスイッチ8に対してできるだけ長い距離を移動可能にすることが、リードスイッチ8の感応性の観点から好ましい。このため、マグネット9は、プッシュレバー7においてできるだけ下方に設けることが好ましく、この実施の形態のように、マグネット9がプッシュレバー7において最下位置に配置され、マグネット9の上方に付き当て部22が設けられている構成が最も好ましい。
この実施の形態では、ディスペンサとして、氷を注出する氷ディスペンサ1を例にして説明したが、これに限定するものではない。氷を注出する機能に加えて、またはそれに代えて、水(お湯も含む)やジュースやお茶等の飲料を注出する機能を有する氷飲料ディスペンサまたは飲料ディスペンサであってもよい。これらの場合には、飲料を注出する飲料注出部に、操作部11を設け、マグネット9がリードスイッチ8を感応することにより、ポンプ等が起動して、タンク内の飲料が飲料注出部から注出されるようにすることができる。
1 氷ディスペンサ(ディスペンサ)、6 注出部、6a (注出部の)壁、7 プッシュレバー、8 リードスイッチ、9 マグネット、11 操作部、21 リブ、22 付き当て部、25 窪み部。

Claims (2)

  1. 氷及び飲料の少なくとも1つが注出される注出部と、
    前記氷及び飲料を注出するためのスイッチとなる操作部と
    を備え、
    前記操作部は、
    振り子状に回動するプッシュレバーと、
    前記注出部の壁に対して前記プッシュレバーと反対側に設けられたリードスイッチと
    を備え、
    前記プッシュレバーは、前記壁に対向する面に、
    複数のリブと、
    該リブ間に設けられたマグネットと、
    前記リブから前記壁に向かって突出する付き当て部と
    を備えるディスペンサ。
  2. 前記プッシュレバーには、前記壁に対向する面とは反対側の面に、窪み部が設けられている、請求項1に記載のディスペンサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20150239760A1 (en) * 2014-02-27 2015-08-27 IIl Bong KIM Cold/hot hydrogen water dispenser

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