JP3552378B2 - 電子装置 - Google Patents

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JP3552378B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の通信装置、または情報処理装置などの電子装置に関する。
近年、電子装置は小型化、高密度化、信号の大容量化ならびに高周波化の傾向にある。これらにともなって、電子装置内部の熱損失も増加傾向にある。
【0002】
大容量の信号伝送には光信号が適用され、光フアイバを伝送線路とした信号伝送が行なわれるようになってきている。このような光信号は通常の信号伝送以外の、たとえば、VODなどの新サービスなどにも好適であり、多くの光フアイバが用いられる。
【0003】
放熱対策としては、従来の自然空冷方法からフアンによる強制空冷方法が採用されるようになってきている。
高周波に対する環境対策としても、電磁波などの雑音(EMI)が電子装置の外部空間へ漏洩放射されることを、極力抑制させることが求められている。
【0004】
電子装置の外観斜視図が図20に示される。装置架1は左右一対の支柱2が下部のベース3と上部の枠部材4とで結合された縦長の枠形であり、溝形鋼または、金属板を溝形に折り曲げ形成させた支柱2の前面には上下方向に所定間隔で、多数の取り付けねじ孔5が設けられている。
【0005】
電子装置6は、その左右側面に設けられた取り付け金具7が、装置架1の左右の支柱2にねじ8により着脱可能に取り付けられる。図示状態は、装置架1の上側に取り付けられた電子装置6は前面カバーが取り外された状態であり、上下二段にプリント配線板がプラグイン挿入されるように構成されている。また、装置架1の下側に取り付けられた電子装置6には前面カバー9が取り付けられ、プリント配線板の前面が覆われている。
【0006】
【従来の技術】
図21に取り外された状態の前面カバー9の外観斜視図が示され、図22には装置架1から取り外された電子装置6のみの斜視図が、前面カバー9の取り外された状態に示される。電子装置6は図示手前側が前面、紙面の裏面側が背面、である。
【0007】
電子装置6は、平面視L形をなす取り付け金具7が取り付けられた左右の側板11と、上面に前面側から背面方向に向けて上昇する傾斜面を有する冷却用空気の対流誘導板12と、上下二段のプリント配線板収容部15,16と、図23の要部斜視図にも示されるように、プリント配線板収容部15,16の中間部と下側のプリント配線板収容部16の下方とに、前面から挿入されるフアンユニット18と、下方のフアンユニット18の下側に、やはり、前面から挿入されるエアフイルタ19と、が設けられる。
【0008】
プリント配線板収容部15,16には、それぞれの上面と下面とに、いずれも図示省略のプリント配線板挿入用ガイドが対向状態に設けられる。プリント配線板挿入用ガイドには、プリント配線板の上下端縁をそれぞれ受け入れ沿わせて挿入し得るよう、所定間隔で左右方向に並列された前後方向のガイド溝と、冷却用空気を上方向に流通させ得る通気孔が多数設けられている。
【0009】
プリント配線板21には、前面にそれぞれ前面板22と、上下に一対のプリント配線板挿抜用レバー23と、が設けられている。前面板22はプリント配線板収容部15,16にプリント配線板21が挿入された状態で、プリント配線板収容部15,16の開口を覆うとともに、必要に応じて表示灯など動作状態の表示部品や、操作部品などが取り付けられる。
【0010】
挿抜用レバー23は、中間部がプリント配線板21の上下端部に回動可能に取り付けられるもので、上または下端部のまた状部がプリント配線板収容部15,16開口の垂直面板の端部に嵌まり合い、操作端を持って回動させることで、プリント配線板21の、背面側のコネクタ接続のプラグイン挿抜をその梃子作用により容易に行なうことができるものである。
【0011】
プリント配線板21の前面から光フアイバ25,26を内部に挿入して内部で着脱させるには、電子装置6の背面から対流誘導板12上に沿わせて載置させ、前面板22の切り欠き28を通して内部に導入させる。
【0012】
光フアイバ25,26は、交錯したり輻輳などすることなく、それぞれのプリント配線板21に対応させて整然と位置決めさせることが必要なことから、対流誘導板12の前側にガイド板31を設け、このガイド板31に形成された所定位置の切り欠き32をガイドとして嵌めることで、位置決めさせている。
【0013】
一方の光フアイバ25は、複数本の光フアイバを並列させて一体化したもので、テープ状光フアイバであり、厚さ方向に曲げることはできるが、幅方向に曲げることは困難なものである。他方の光フアイバ26は、単芯の光フアイバであり、いずれの方向に対しても曲げることが可能なものである。
【0014】
下側のプリント配線板収容部16へ挿入されたプリント配線板21には、側板11に形成された貫通孔33に光フアイバ26を通して横方向の光フアイバ通路内に導入させ、同様なガイド板34の所定位置の切り欠き35をガイドとして嵌め、位置決めさせるようにしている。貫通孔33へ光フアイバ26を容易に嵌め込ませるための狭幅な切り欠き開口36が、前面側に開口するように設けられている。貫通孔33は、図示状態は片側の側板11のみに設けられているが、必要に応じて両側の側板11に設けることは、もちろん任意に可能なことである。 また、図23に示されるように、必要に応じては、プリント配線板21の前面板22の切り欠き28に、光フアイバ26を確実に案内し支持させるための光フアイバ保持具37が、切り欠き28の直前に設けられる。
【0015】
対流誘導板12が前面側が低く、背面側が上昇して傾斜されている理由は、下方に設けられているフアンユニット18が、下面から外部空気を電子装置内へ採り入れ、内部を冷却するように空気を押し上げることで、温度上昇された空気を対流誘導板12の下面の傾斜に沿って背面から外部に排出させる。また、対流誘導板12の上面は、積み重ねられるように配置される上側の電子装置の冷却用空気を、電子装置の下面の前面側から取り入れることができる空間を与える。
【0016】
前面カバー9は図21に示されるように、電子装置6の前面を覆う大きさで、両側面41と下側42とが折り曲げられ、上側43は山形に折り曲げられている。両側の側面41上部と上側43の両端との間の隙間には、水平方向に支軸44が設けられている。
【0017】
前面板45の上方には通気用の貫通孔46が横方向に多数形成されており、要部に電子装置6の動作状態監視用の窓孔47が設けられている。この窓孔47には、異物の侵入を防止するための透明な窓板、たとえば、合成樹脂板が取り付けられている。また、側面41の下方両側には、ばね付勢された止め具48が設けられている。
【0018】
前面カバー9を電子装置6に取り付けるには、上側の支軸44を図22に示される側板11の前面上側に開口する切り欠き49に係合させ、支軸44を中心にして回動させながら、下方を電子装置6前面に押しつけることで、側面41が側板11の両外側に嵌まり合い止め具48が、側板11の係合孔51に、ばね付勢されて係合し自身で外れることはない。
【0019】
以上の状態が図20に示される下側の電子装置6の状態である。すなわち、図20から明らかなように、通気用の貫通孔46は、下側の電子装置6の対流誘導板12上に対応し、上側の電子装置6への空気採り入れ孔にほかならない。
【0020】
止め具48を両側面から押さえることで、ばね付勢に抗して係合孔51から止め具48が外れるから、前面カバー9の下方を手前側に引くことで支軸44を中心に回動して開放され、持ち上げるようにして取り外すことができる。この、前面カバー9は軽量として取り扱い性を良好とするために、アルミニウム合金板からなるものである。
【0021】
図24にフアンユニット18と、エアフイルタ19の取り付け構造が、途中まで引き出した状態に示される。フアンユニット18は多数のフアン55が並列に配置された本体枠56と、前面に左右方向に延びる溝形の前面板57と、前面板57の左右端部(図では左端部のみが示される)に取り付けねじ58が設けられている。
【0022】
エアフイルタ19は薄い枠体59の内部に、上下の金網61に保持された綿状のフイルタ材62が設けられている。前面側に左右方向に延びる溝形の前面板63と、前面板63の左右端部(図では左端部のみが示される)に取り付けねじ64が設けられている。
【0023】
電子装置6の側板11には、溝形の前面板57と63の背面側端面を当接させて位置決めさせるとともに、取り付けねじ58と64をねじ込み、締めつけ固定させるための折り曲げ片65が設けられ、ねじ孔66が形成されている。
【0024】
図25に電子装置6の背面側からみた斜視図が示され、図26に背面板(覆い板)が取り外され、側面板11の一部が破断された状態に示されている。なお、図26ではコネクタの一部が図示省略されている。
【0025】
図26を参照すると、背面全面にプリント配線板でなるバックボード(BWB)71がねじ72止めされ、前面側(内部側)には、プリント配線板21と電気的接続をプラグイン式に行なわせるコネクタ73が上下のプリント配線板収容部15,16に、それぞれ並列して取り付け接続されている。
【0026】
バックボード71の背面側の要所には外部との信号、電源などの接続用コネクタ75が取り付け接続され、背面板76が取り付けられ背面開口が覆われる。背面板76には上方に横方向の通気孔77が設けられ、異物が侵入しないための金網78が取り付けられている。コネクタ75の部分には外部コネクタを接続させることができるように、窓孔79がそれぞれに形成されている。
【0027】
通気孔77の部分は、対流誘導板12の下側からの排気が背面側に排出される位置に設けられている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来の電子装置によると、図21に示される前面カバー9には、内部に設けられた電子装置の動作状態を監視するための窓孔47が設けられているが、この窓孔47には、透明な窓板である機械的な保護用の合成樹脂板が取り付けられているだけなので、内部の高周波信号などが電磁波として窓孔47をとおして外部空間に輻射漏洩し、このような信号が雑音として他の電子装置へ悪影響をおよぼすなどの不都合がある。
【0029】
図22に示されるような、テープ状光フアイバ25をプリント配線板21に導入接続させるのに、対流誘導板12の前面に設けられたガイド板31の溝状の切り欠き32で位置決めさせるのでは、プリント配線板21の引き出しや挿入に応じて、切り欠き32から浮き上がって外れたりすることがあり、このために、プリント配線板21の挿入に応じて光フアイバ25に無理な変形や、引っ張りが生じ光フアイバの許容曲げ半径以下の曲げ状態となるといった問題を生じる。
【0030】
図23に示されるように、プリント配線板21の幅が極端に狭いような場合には、光フアイバ26は狭い切り欠き35をガイドとして隣接する挿抜用レバー23間のわずかな隙間を経由して導入されることから、挿抜用レバー23の回動操作にともなって、挿抜用レバー23または手指などに引っ掛かり、不所望な曲げや、引っ張りを受けたり、曲げ半径が許容半径以下の状態に曲げられてしまうおそれがある。
【0031】
図22、図23に示されるように、光フアイバ26は電子装置6の側板11の貫通孔33から導入され、内部の直線の光フアイバ通路内の空間をとおして各プリント配線板21に導入されるようになっている。
【0032】
このような直線の光フアイバ通路の空間に連通する貫通孔33は、前面カバー9の側面41で覆われることがないので、この貫通孔33から内部の高周波信号などが電磁波として外部空間へ輻射漏洩し、雑音として他の電子装置へ悪影響をおよぼすことになる。
【0033】
図24に示されるように、フアンユニット18とエアフイルタ19とは、いずれも、その前面に左右方向に延びる前面板57,63を有し、その左右端の取り付けねじ58,64により、電子装置6の側板11の折り曲げ片65によって位置決めならびに、ねじ止め固定されるようになっているので、図示されるように、両側の折り曲げ片65の幅分、フアンユニット18とエアフイルタ19の横方向の幅が縮小される以外に、側板11の内面側に、この幅分の空間ができることから、空間を補う対策が必要となる。
【0034】
図25、図26に示されるように、背面板76にはバックボード71に設けられているコネクタ75のための、窓孔79が形成されているが、窓孔79の内面側の周囲は、塵埃や異物が容易に入り込めないだけの枠が設けられているのみで、窓孔79に対応するバックボード71が露出状態である。
【0035】
このために、バックボード71に構成されている回路から、高周波信号などが電磁波として外部空間へ輻射漏洩し、雑音として他の電子装置へ影響を与えることになる。
【0036】
以上のような、各種の問題点にかんがみて、本発明はこれらの問題点を解消させた電子装置の提供を発明の課題とするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるための本発明構成要旨とするところの、第1の手段は、光フアイバの許容曲げ半径以上の半円弧状をなして外側へ開口し該半円弧状方向へ延びる凹溝と、上記半円弧状の一端に凹溝の周囲に形成され筐体の円弧状凹所に嵌まり合う円弧状凹溝と、上記半円弧状の他端に上記円弧状凹溝と対向する方向に形成され筐体の孔に係合される突片と、が弾性を有する合成樹脂により一体成形された光フアイバガイドをそなえた電子装置である。
【0038】
上記、第1の手段によると、筐体の円弧状凹所に一端の円弧状凹溝をあてがい、他端側を引き延ばすようにして筐体の孔に突片を挿入させることで、弾性復元力により弧状凹溝と突片間が筐体を押しつけるようにして自立維持される。光フアイバは凹溝内に収容されて曲げ姿勢が安定に支持される。
【0039】
第2の手段は、請求項1の光フアイバガイドにおいて、さらに、凹溝を横切る開閉式の止め具が一体に設けられてなる光フアイバガイドをそなえた電子装置である。
【0040】
上記、第2の手段によると、凹溝内に収容される光フアイバは止め具によって確実に保持される。この止め具は複数箇所に設けることで、光フアイバが凹溝内から逸脱されることがなくなる。
【0041】
【発明の実施の形態】
第1の案は、金属板の窓孔を覆い内部を透視可能に設けられた導電体が上記窓孔の周囲面に対向されるように露出されてなる透明窓板と、上記露出された導電体と上記窓孔の周囲に介在される導電性弾性体と、からなり、上記導電性弾性体を介して上記透明窓板が窓孔の周囲に押圧取り付けられてなる電子装置である。
上記、第1の案によると、金属板の窓孔周囲に、透明窓板から露出された導電体が、導電性弾性体を介して押圧して取り付けられることから、導電体全体が一様に窓孔周囲に確実に導電接続されることとなり、窓孔に対するシールド遮蔽が確実なものとなる。
【0042】
第2の案は、外側の筐体側板と内側の筐体側板との間に形成される上下方向の第1の光フアイバ通路と上記第1の光フアイバ通路に連通する横方向の第2の光フアイバ通路とで光フアイバ通路が形成されてなる電子装置である。
上記、第2の案によると、光フアイバ通路である空間は、高周波な電磁波の導波路となることから、横方向の光フアイバ通路を伝播する電磁波は連通する上下方向の光フアイバ通路に到り、側板に吸収されて横方向とは直交する上下方向の光フアイバ通路に伝播される成分は大幅に減衰されるので、外部空間に放射される雑音が少ないものとなる。
【0043】
第3の案は、筐体前面から挿入されるプリント配線板に対して接続されるテープ状光フアイバのガイドをそなえる電子装置であって、筐体の上側または下側に設けられる上記ガイドはテープ状光フアイバの幅方向を収容するガイド孔と該ガイド孔と外部とに連通し光フアイバの厚さを通過可能とする該ガイド孔への光フアイバ導入口とにより構成されることを特徴とする電子装置である。
上記、第3の案によると、テープ状光フアイバの方向を光フアイバ導入口に合わせ幅方向としてガイド内に挿入させることで、ガイド内に収容された光フアイバはガイド内のわずかな空間を移動可能であるが、導入口から脱出されることなく移動量が制限され、許容曲げ半径以下の状態になることが防止される。
【0044】
第4の案は、筐体前面から挿入されるプリント配線板に設けられる挿抜用レバーの側面に沿って設けられ、上記プリント配線板の前面板から上記挿抜用レバーの側面と間隔を有して並行に延びる側面のガイド板と、上記側面のガイド板から直交し該ガイド板に沿って延びる位置決め用ガイド板と、上記位置決め用ガイド板から延び上記挿抜用レバーの操作端側に接近して並行に設けられる保護用ガイド板と、上記保護用ガイド板とは離間した位置に上記側面のガイド板から延び上記位置決め用ガイド板と対向して押さえ用ガイドと、からなる光フアイバガイドをそなえてなる電子装置である。
上記、第4の案によると、挿抜用レバーを回動させて前面板から離間した起立状態とし、光フアイバを押さえ用ガイドの裏面に位置させることで、側面のガイドと位置決め用ガイドならびに保護用ガイド板に囲まれ、さらに、押さえ用ガイドによって四面が位置決めされるから、挿抜用レバーを前面板の位置に復元させる。
以上の状態において、プリント配線板の挿抜にともなう挿抜用レバーの操作、ならびに、隣接する挿抜用レバーの操作に対しても、光フアイバが移動されたり、変形されるようなことがないので、光フアイバの姿勢が安定維持される。
【0045】
第5の案は、プリント配線板に隣接する筐体面が該プリント配線板と直交し、上記プリント配線板面に接する主面と、上記プリント配線板の側端面に接する側面と、上記側面から上記プリント配線板の側端面から離反する方向に延びる櫛歯状の筐体面接触用舌片と、上記側面から上記プリント配線板面に接するよう上記主面と対向するように延びる櫛歯状のプリント配線板接触用舌片と、からなり、上記筐体面接触用舌片とプリント配線板接触用舌片とは側面から交互に延出される境界の切れ目が該側面に入り込まされてなる接地接続用板ばね片が取り付けられた電子装置である。
上記、第5の案によると、バックボード(BWB)の接地パターンを、隣接する筐体との接地電位の接続によるシールド遮蔽に適用するに好適なことであって、プリント配線板の端面に合わせて押し込み挿入させるのみで容易に取り付けることができ、その状態でプリント配線板を筐体内面に挿入させるといった簡単な操作で行なえる
【0046】
第6の案は、筐体の両側面間に接近して挿入されるフアンユニットの枠体の両側面に該側面内部に取り付けられてばね付勢された止め具が突出され、該止め具が筐体の側面に形成された孔に嵌まり合うことでフアンユニットが筐体内に位置決めされる電子装置である。
上記、第6の案によると、フアンユニットを筐体に挿入させるに応じて、止め具が枠体内に押し込まれて退避位置となり、挿入状態で突出復帰することで筐体側面の孔に嵌まり込み、フアンユニットが係止される。このようなことは、フアンユニットの幅を筐体の内面に一致する大きさ面積を確保することができ、効率的であるとともに、全体の構成を簡易なものとすることができる。
【0047】
第7の案は、筐体の両側面間に接近して挿入されるエアフイルタの枠体の両側面に該側面内部に取り付けられた板ばね片が該枠体の側面孔から彎曲突出され該板ばね片の突出彎曲面が上記筐体の両側面と接触されることで弾性変形されてエアフイルタが筐体に保持される電子装置である。
上記、第7の案によると、エアフイルタを筐体に挿入させるに応じて、板ばね片が枠体内に押し込まれ、挿入状態で板ばね片が筐体内壁面に圧接し、エアフイルタが筐体に保持され、板ばね片の弾性復元力でがたついたりすることなく、エアフイルタの幅を筐体の内面に一致する大きさ面積を確保することができ、簡易にして効果的なものとなる。
【0048】
第8の案は、プリント配線板面に対して位置決め手段をそなえて取り付けられる箱形の遮蔽板と、上記箱形の遮蔽板の底板に端子を貫通させて取り付けられ該端子がプリント配線板に接続されるコネクタと、上記箱形の遮蔽板の側面開口側からプリント配線板面に並行するように延びる接触片と、上記プリント配線板面を覆い上記コネクタを覗かせる窓孔の形成された覆い板と、からなり、上記覆い板の窓孔の周囲内面が上記箱形の遮蔽板の接触片と接触されてプリント配線板面がシールド遮蔽される電子装置である。
上記、第8の案によると、箱形の遮蔽板はコネクタの取り付けによりプリント配線板に取り付けられ、コネクタの取り付け領域空間をすべて接地電位とする。箱形の遮蔽板から延びる接触片が覆い板に接地電位として接触接続されることで、コネクタ取り付け領域外のプリント配線板面はすべてシールド遮蔽される
【0059】
図1は本発明電子装置の第1の一実施形態の分離状態斜視図、図2は組み立て状態の側断面図、であって、覆い板、カバー板などの金属板81の窓孔82の内面周囲に窓孔82よりも適宜に大きな内形を有する金属枠83が、たとえば、点溶接などして取り付けられる。この金属枠83の周囲面には、それぞれねじ孔84が形成されている。
【0060】
透明窓板86は金属枠83の内側に嵌まり合える大きさで、透明な合成樹脂の中間に金属細線の網体、または金属薄板をエッチングなどにより無数の小径の貫通孔を開けたもの、あるいは、硝子細線の表面に金属膜を形成した網体、などからなる導電体87が挟み込まれたもので、周囲に導電体87が露出されている。この導電体87は透明窓板86を透視するには、さして障害とはならない程度のものである。
【0061】
導電性弾性体88は、透明窓板86に露出されている導電体87の部分と同等な大きさの枠状の薄板で、弾性を有するウレタン樹脂などの発泡体の表面に柔軟な金属細線からなる網体89を覆わせたものである。
【0062】
金属枠83の内部に導電性弾性体88を嵌め、その上から透明窓板86を露出されている導電体87を接触させるようにして嵌める。この状態では、導電性弾性体88の厚さにより、透明窓板86の背面は金属枠83の面よりも適宜浮き上がっている。
【0063】
金属板81の背面から枠状の押さえ板91をあてがい、ねじ挿通孔92をとおして、ねじ93を金属枠83のねじ孔84にねじ込み取り付けることで、透明窓板86は金属枠83の面に一致する状態に押さえられる。
【0064】
図2に示されるように、導電性弾性体88が圧縮されて、網体89により金属板81の面と導電体87とが導電接続され、導電体87は全面が一様に窓孔82周囲の金属板81の面に電気的に接触接続されることから、この窓孔82の電気的シールド遮蔽は確実に行なわれる。
【0065】
また、透明窓板86の表面は金属板81の窓孔82から覗き同一面となっている。上記、金属板81は図20に示される前面カバー9に置き換えて適用し、窓孔82は同じく窓孔47とすることで、従来の問題点は解消される。
【0066】
本発明電子装置の第2の一実施形態は図3に示されるように、電子装置101は、平面視L形をなす取り付け金具7が取り付けられた左右の側板11と、上面に前面側から背面方向に行けて上昇する傾斜面を有する冷却用空気の対流誘導板12と、上下二段のプリント配線板収容部15,16と、図4の図(a)にも示される要部斜視図のように、プリント配線板収容部15,16の中間部と下側のプリント配線板収容部16の下方とに、前面から挿入されるフアンユニット102と、下方のフアンユニット102の下側に、やはり、前面から挿入されるエアフイルタ103と、が設けられる。
【0067】
プリント配線板収容部15,16には、それぞれの上面と下面とに、いずれも図示省略のプリント配線板挿入用ガイドが対向状態に設けられる。プリント配線板挿入用ガイドには、プリント配線板の上下端縁をそれぞれ受け入れ沿わせて挿入し得るよう、所定間隔で左右方向に並列された前後方向のガイド溝と、冷却用空気を上方向に流通させ得る通気孔が多数設けられている。
【0068】
プリント配線板21には、前面にそれぞれ前面板22と、上下に一対のプリント配線板挿抜用レバー23と、が設けられている。前面板22はプリント配線板収容部15,16にプリント配線板21が挿入された状態で、プリント配線板収容部15,16の開口を覆うとともに、必要に応じて表示灯など動作状態の表示部品や、操作部品などが取り付けられる。
【0069】
挿抜用レバー23は、中間部がプリント配線板21の上下端部に回動可能に取り付けられるもので、上または下端部の、また状部がプリント配線板収容部15,16開口の垂直面板の端部に嵌まり合い、操作端を持って回動させることで、プリント配線板21の、背面側のコネクタ接続のプラグイン挿抜をその梃子作用により容易に行なうことができるものである。
【0070】
プリント配線板21の前面から光フアイバ25,26を内部に挿入して内部で着脱させるには、電子装置101の背面から対流誘導板12上に沿わせて載置させ、図4の図(a)に示されるように、前面板22の上部に設けられたガイド枠104を通して内部に導入させる。
【0071】
光フアイバ25,26は、交錯したり輻輳などすることなく、それぞれのプリント配線板21に対応させて整然と位置決めさせることが必要なことから、対流誘導板12の前側にガイド板105を設け、このガイド板105に形成された所定位置のガイド孔106をガイドとして嵌めることで、位置決めさせている。
【0072】
一方の光フアイバ25は、複数本の光フアイバを並列させて一体化したもので、テープ状であり、厚さ方向に曲げることはできるが、幅方向に曲げることは困難なものである。他方の光フアイバ26は、単芯の光フアイバであり、いずれの方向に対しても曲げることが可能なものである。
【0073】
下側のプリント配線板収容部16へ挿入されるプリント配線板21には、外側の筐体側板11と内側の筐体側板107との間に形成される上下方向の第1の光フアイバ通路108と、この第1の光フアイバ通路108に連通する横方向の第2の光フアイバ通路109と、で形成される光フアイバ通路111を通して光フアイバ26を挿入させることで行なえる。
【0074】
第1の光フアイバ通路108を形成する両側板11,107から、その前面に重なり合うようにして交互に突出する突片112,113は、光フアイバ26を蛇行させて、第1の光フアイバ通路108内に挿入させることにより、光フアイバ26が脱出しない光フアイバ押さえである。
【0075】
以上のような光フアイバ通路111とすることにより、第2の光フアイバ通路109内の空間には、電子装置101内で処理される各種の高周波信号が存在するが、外部に輻射漏洩されるためには、前面には前面カバーが取り付けられることから、横方向に限定される。しかしながら、第1の光フアイバ通路108の空間内への伝送モードになり得るのは、ごく僅かであり大部分は側板11,107に吸収されて、外部に輻射漏洩される成分は少ないものとなる。
【0076】
図4の図(a)を参照して本発明電子装置の第3の一実施形態について説明すると、プリント配線板21の上方に設けられるガイド板105は、プリント配線板収容筐体である対流誘導板12上の前面側に設けられ、これから、側面視斜め前方に上昇する傾斜面115のプリント配線板21のガイド枠104と対応する位置に、方形のガイド孔106が形成されている。傾斜面115の先端は垂直面116に形成され、この垂直面116に光フアイバ導入口117が形成されている。
【0077】
テープ状光フアイバ25は、図(b)の断面図に示されるように、厚さがt1で、幅がw1である。ガイド板105のガイド孔106の幅はw2であり、w2はw1よりも僅かに広く、高さもw1より適宜に高い。光フアイバ導入口117の幅t2は光フアイバ25の幅t1より僅かに広い。
【0078】
以上のような構成であるから、光フアイバ25を縦姿勢とし、その幅t1を光フアイバ導入口117に合わせて挿入させ、ガイド孔106内で90°回転させることで図(a)に示されるようになるから、光フアイバ25がガイド孔106より不用意に逸脱することがなく、姿勢も安定し、許容曲げ半径も維持される。
【0079】
図5を参照して本発明電子装置の第3の一実施形態の異なる態様について説明する。図(a)においては、ガイド板105は側面視L形であり、ガイド孔106と光フアイバ導入口117とは、垂直面116に形成されている。ガイド孔106の幅w2ならびに高さと光フアイバ導入口の幅t2との関係、ならびに、光フアイバ25の挿入手順は、図4で述べたたことと同様である。
【0080】
図(b)においては、ガイド板105は側面視L形であり、ガイド孔106は水平方向前面に延びた面に形成されており、光フアイバ導入口117は垂直面116に形成されている。ガイド孔106の幅w2と長さは、図4で述べた幅w2と高さとの関係と同様であり、光フアイバ導入口117の幅t2との関係、ならびに、光フアイバ挿入手順も同様である。
【0081】
図6を参照して本発明電子装置の第3の一実施形態の、さらに異なる態様について説明する。図(a)は要部斜視図、図(b)はガイド板105の正面図、図(c)はガイド板105の側面視、である。
【0082】
基本的には図4と同様であるが、プリント配線板21の上方に設けられるガイド板105は、プリント配線板収容筐体である対流誘導板12の前面側に設けられ、これから、側面視斜め前方に上昇する傾斜面115のプリント配線板21のガイド枠104と対応する位置に、方形のガイド孔106が形成されている。傾斜面の115の先端は垂直面116に形成され、この垂直面116に光フアイバ導入口117が形成されている。
【0083】
光フアイバ導入口117は本形態によると、図(b)によく示されるように、ガイド孔106の一側面に連通しており、この一側面から斜め方向のガイド孔106から遠ざかる方向に延びて外部に開口されている。
【0084】
テープ状光フアイバ25は、図4の図(b)の断面図に示され、厚さがt1で、幅がw1である。図6のガイド板105のガイド孔106の幅はw2であり、w2はw1よりも僅かに広く、高さは光フアイバ25の挿入量(本数)に応じて任意に設定し得る。光フアイバ導入口117の幅t3は光フアイバ25の幅t1より僅かに広い。
【0085】
以上のような構成であるから、光フアイバ25を光フアイバ導入口117に沿わせてガイド孔106内に挿入させることで、90°回転させることなく、図(a)に示されるように、そのままガイド孔106内に容易に挿入位置させることができる。光フアイバ25はガイド孔106から不用意に逸脱することなく、姿勢も安定し、許容曲げ半径も維持される。
【0086】
図7は本発明電子装置の第4の一実施形態の要部斜視図である。この実施形態は図23の従来技術における、プリント配線板収容部16の狭幅なプリント配線板21に対応させるに好適なものである。
【0087】
プリント配線板21前面の前面板22から、挿抜用レバー23の側面121と間隔を有するよう曲げ起こされて並行に延びる側面のガイド板122が、さらに延び、折り曲げられ脚部123としてプリント配線板21の回路板124に取り付け固定される。
【0088】
側面のガイド板122から直交するように、挿抜用レバー23の側面121との間に、側面のガイド板122に沿って延びる位置決め用ガイド板125が取り付けられ、この位置決め用ガイド板125から挿抜用レバー23の操作端126側に接近して延び並行する保護用ガイド板127が設けられている。
【0089】
また、保護用ガイド板127とは離間した位置に,側面のガイド板122から延び,位置決め用ガイド板125と対向されるよう押さえ用ガイド128が折り曲げ形成されている。
【0090】
位置決め用ガイド板125の下方延長線上には,前面板22の切り欠き28との間に,光フアイバ保持具37が設けられている。
以上の構成で、図8に示されるように、挿抜用レバー23の操作端126を持って回動させ、操作端126側を前面板22から離間させた起立状態とし、上方から導入される光フアイバ26を、押さえ用ガイド128を避けるように彎曲させるとともに、保護用ガイド板127と側面のガイド板122との間に挿入させながら、光フアイバ保持具37にも挿入させ、切り欠き28からプリント配線板21内部に導入させる。光フアイバ26は図示状態で、たとえば、送受信用の2本が導入される。
【0091】
以上のようなことは、挿抜用レバー23を起立させることで、押さえ用ガイド128を避けるようにして彎曲させることができ、側面のガイド板122、保護用ガイド板127、位置決め用ガイド板125、押さえ用ガイド128、で囲まれるガイド空間に光フアイバ26を挿入させ位置決めさせることができるものである。
【0092】
光フアイバ26は光フアイバ保持具37とにより、真直状態に保持されることから、挿抜用レバー23の操作に、なんらの影響をおよぼすものとはならず、操作端126側の操作に対しても、保護用ガイド板127により手指が光フアイバ26に触れることもない。もちろん、隣接のプリント配線板21の挿抜用レバー23の操作に対しても側面のガイド板122により、保護されるものとなっている。
【0093】
光フアイバ26を取り外すような要求に応じては、なんらの工具などを要することなく、取り付けの手順の逆により、簡単容易に取り外すことができる。
図9は本発明電子装置の第5の一実施形態の、一部破断状態の要部斜視図である。図9は、図3に示される光フアイバ通路111に導入された光フアイバ26が、横方向の第2の光フアイバ通路109から、下側のプリント配線板収容部16に挿入された、図7にも示されるプリント配線板21に挿入接続されるに好適な態様が示される。
【0094】
本実施形態に適用される光フアイバガイド131は、図10を参照すると一層明確である。すなわち、図10の図(a)は平面図、図(b)は側面図、図(c)は図(b)のA−A断面、図(d)は図(b)のB−B断面、図(e)は図(b)のC−C矢視断面、がそれぞれ示される。
【0095】
光フアイバ26の許容曲げ半径以上の半円弧状部分132をなし、外側へ開口し半円弧状部分132方向へ延びる凹溝133と、半円弧状部分132の一端の周囲に形成される張り出された鍔状部分134に凹溝133の周囲を囲むよう形成される円弧状凹溝135と、半円弧状部分132の他端に円弧状凹溝135と対向する方向に形成された突片136と、を有し、弾性を有する熱可塑性の合成樹脂、たとえば、ポリイミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂などにより一体成形されたものである。
【0096】
鍔状部分134に形成される円弧状凹溝135は、図(c)に示されるように、その両端部分は切り込み137により欠損されている。
凹溝133を形成する一方の側壁138は、半円弧状部分132の中央部分から突片136の方向にかけて、除々に低くなるように形成されており、突片136の上側の側面には突起139が形成されている。
【0097】
以上の構成で、筐体に取り付けることについて図11を参照して説明すると、筐体141の要所には、図(a)の(1)の箇所に示されるような円弧状凹所142と、斜め方向の所定間隔離れた位置に角孔143と、が図示左右方向に形成されており、円弧状凹所142に光フアイバガイド131の円弧状凹溝135を(2)の箇所に示されるように嵌め合わせる。
【0098】
ついで、図示上方の先端を左方向の角孔143の位置へ回動させる。この状態が図(b)の側面視断面の実線に示される。突片136は角孔143の位置に届かない位置にあり、図示二点鎖線に示されるように弾性変形させることにより、突片136を角孔143内に嵌めることができる。
【0099】
突片136は筐体141の下面となることで変形の圧力を解除させると、光フアイバガイド131は自体の弾性力で復元するように働き、円弧状凹溝135と突片136側との間で筐体141を引き寄せるようになり、その蓄勢復元力で自立状態に取り付けられる。この状態が図(a)の(3)の箇所にも示される。
【0100】
鍔状部分134が筐体141の上下面を挟むことで姿勢は安定し、角孔143の部分は下側の突片136と、上側の突起139と凹溝133の他方の側壁144とにより挟まれることになり、同様に姿勢は安定する。このように両端が支持される。
【0101】
円弧状凹所142に嵌められた円弧状凹溝135は、その両端の切り込み137により円弧状凹所142に対して、いずれの方向へも容易に回動させることができる。
【0102】
ふたたび、図9を参照すると、上述したようにして光フアイバガイド131が光フアイバ通路109の筐体面141に取り付けられており、光フアイバ26が第1の光フアイバ通路108から第2の光フアイバ通路109に導入され、曲げられた光フアイバ26は無理なく円滑にプリント配線板21に導入されている様子がよく示されている。凹溝133の導入側の側壁138が低くなっているので、光フアイバ26の凹溝133内への嵌め合いも円滑な姿勢が与えられる。
【0103】
光フアイバガイド131の異なる実施形態について図12を参照すると、図(a)に平面図、図(b)に側面図、図(c)に正面図、がそれぞれ示される。光フアイバ26の許容曲げ半径以上の半円弧状部分132をなし、外側へ開口し半円弧状部分132方向へ延びる凹溝133と、半円弧状部分132の一端の周囲に形成される張り出された鍔状部分134に凹溝133の周囲を囲むよう形成された円弧状凹溝135と、半円弧状部分132の他端に円弧状凹溝135と対向する方向に形成された突片136と、凹溝133の一方の側壁144に薄肉部分145で一体に結合形成された鉤状の止め具146と、他方の側壁138に設けられた係止突起147と、を有し、弾性を有する熱可塑性の合成樹脂、たとえば、ポリイミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂などにより、一体形成されたものである。
【0104】
鍔状部分134に形成される円弧状凹溝135は、図10の図(c)に示されるように、その両端部分は切り込み137により欠損されている。
凹溝133を形成する一方の側壁138は、半円弧状部分132の中央部分から突片136の方向にかけて、除々に低くなるように形成されており、突片136の上側の側面には突起139が形成されている。
【0105】
止め具146の側壁148には係止突起147と係合する係止孔149と、側方に突出するつまみ部分151とが形成されている。
以上の構成で、止め具146は図(a)に矢印で示されるように、薄肉部分145のヒンジ機能により、凹溝133を横切るようにして凹溝133を開閉可能である。凹溝133を横切ることで、図(d)の平面図に示されるように、側壁148が凹溝133の側壁138の外面に到り、係止突起147に係止孔149が係合することで、凹溝133内に挿入される光フアイバ26を保持することができる。つまみ部分151に手指を掛けて引くことで、相互の弾性変形により外すことができる。
【0106】
図12に示される光フアイバガイド131は、図11に示される取り付け手順により筐体141に取り付けることができ、図9に示されるようにして光フアイバ26をガイドならびに保持することができる。本実施形態における止め具146と係止突起147とは、1箇所に限らず複数箇所の要所に設けることは任意である。
【0107】
図13は本発明電子装置の第6の一実施形態の要部側断面図である。電子装置101の下側のプリント配線板収容部16以下の前面側が示されている。すなわち、プリント配線板21は筐体のプリント配線板挿入用ガイド155に沿って挿入されている。
【0108】
プリント配線板挿入用ガイド155は、左右に外側から内側に向けた長円形の絞り加工による押し出し孔156が形成されることにより、その両側の縁に沿った凹溝をガイドとしてなるものである。このことから、その押し出し孔156を通気孔としている。
【0109】
挿抜用レバー23は、プリント配線板21の回路板124の前面隅にピン157を支点として回動可能に取り付けられ、操作端126を操作することで、また状の第1,第2の作用端158,159により、筐体の垂直面161のいずれかの面を押圧することにより、プリント配線板21をバックボード71のコネクタ73に対して挿入、あるいは引き出すことができる。
【0110】
プリント配線板収容部16の下面には、フアンユニット102とその下側にエアフイルタ103とが挿入されている。
筐体の下面は、冷却用空気の採り入れ口162として多数の孔によって開口されている。前面側は補強を兼ねた折り曲げ面163としてあり、この面163に前面カバー9の折り曲げ面164が対向している。
【0111】
前面カバー9は図21に示される従来構成と基本的には同じであるが、折り曲げ面164に乙字状のシールド用板ばね165が挿入取り付けられている。シールド用板ばね165は、櫛歯状のシールド片166が多数形成されたもので、このシールド片166が筐体側の折り曲げ面163と押圧接触し、対向間の電磁遮蔽が行なわれる。
【0112】
同様なシールド用板ばねは、前面カバー9の上側43(図21参照)の山形の端縁にも設けられており、上側のガイド板105(図3参照)の垂直面116と押圧接触し、外部とのシールド遮蔽が行なわれる。
【0113】
前面カバー9の両側面の折り曲げ面には、異なる形のシールド用板ばねが取り付けられており、筐体側板11の外面と摺動し接触することで両側面についても、シールド遮蔽が行なわれ、以上のようにして電子装置の前面開口の4面が、前面カバー9によってシールド遮蔽される。
【0114】
図14は本発明電子装置の第7の一実施形態である。図(a)に示されるものは、図26に示されるバックボード71であり、その従来技術に対する対策がなされることにある。
【0115】
すなわち、バックボード71には、下側のプリント配線板収容部16に挿入接続されるプリント配線板21用のコネクタ73(図(a)では図示省略)が実装された左右両側の端部に、接地接続用板ばね片171が取り付けられた状態が示されている。
【0116】
この接地接続用板ばね片171は、図(b)の拡大部分斜視図に示されるように、バックボードであるプリント配線板71面に接する主面172と、プリント配線板71の側端面173に接する側面174と、側面174からプリント配線板71の側端面173から離反する方向に延びる櫛歯状の筐体面接触用舌片175と、側面174からプリント配線板71面に接するよう主面172と対向するように延びる櫛歯状のプリント配線板接触用舌片176と、からなる。
【0117】
これらの、筐体面接触用舌片175とプリント配線板接触用舌片176とは、側面174から交互に延出される境界の切れ目177が、側面174に大きく入り込まされてなるものである。
【0118】
また、筐体面接触用舌片175とプリント配線板接触用舌片176とは、いずれも、凸形状に彎曲形成されており、プリント配線板接触用舌片176の彎曲面178の主面172との対向間は、プリント配線板71の厚さよりも接近されており、側面174からの折り曲げ近傍179は、プリント配線板71の厚さよりも離間されている。
【0119】
以上の構成で、二点鎖線で示されるようにプリント配線板71を、主面172とプリント配線板接触用舌片176との対向間に挿入させると、プリント配線板接触用舌片176は主面172間に対して、プリント配線板71の厚さとの差分弾性に抗して押し広げられ、その復元力によってプリント配線板71面に押圧接触される。
【0120】
プリント配線板接触用舌片176が接触するプリント配線板71面には、回路の接地電位である接地層(アース層)が全面に形成され覆われているので、接地接続用板ばね片171はプリント配線板71の回路の接地電位に接続される。
【0121】
この状態で、図(c)に示されるようにして、筐体の背面側からプリント配線板(バックボード)71を押し込むことで、筐体面接触用舌片175の彎曲凸面181が筐体の側板11の内面に接することで、弾性変形して側板11の面に押圧接触されるから、ねじ72を適用して筐体の側板フレーム182にねじ止めして取り付ける。
【0122】
プリント配線板71は、筐体側板11面と直交方向に配置されるが、接地接続用板ばね片171によって両者が接地電位に接続されるから、これらの間が直接接地され、シールド遮蔽される。
【0123】
筐体面接触用舌片175とプリント配線板接触用舌片176との境界の切れ目177が、側面174に大きく入り込んでいることで、相互の弾性変形に影響をおよぼすことなく、個々に独立した円滑な変形が与えられる。このシールド遮蔽構造は上側のプリント配線板収容部15の部分に対しても適用され得る。
【0124】
図15は本発明電子装置の第8および第9のそれぞれ一実施形態が要部斜視図に示される。これらの実施形態は図24の従来技術の対策に適用されるものである。すなわち、下側のプリント配線板収容部16の下方に取り付けられるフアンユニット185(102)とエアフイルタ186(103)が示され、挿入途中の状態が示される。
【0125】
第8の一実施形態である、フアンユニット185の取り付け構造は、筐体の両側板11,11(図は一方のみが示される)間の幅を有し、その間に丁度嵌まり合える大きさである。前面の左右にはばね付勢された止め具187を、連動させて退避位置にさせる操作レバー188が前面に設けられている。
【0126】
止め具187は図16の図(a)にも示されるように、挿入側が傾斜面189に形成されており、ばね付勢によって図示進出位置となり、押し込まれるか、引き込まれることで内部の退避位置とに進退可能となっている。
【0127】
操作レバー188は、図15の実線で示される位置と、二点鎖線に示される動作位置とに傾動可能であり、実線位置において止め具187が進出位置となり、二点鎖線の動作位置に回動させることにより止め具187を退避位置に移動させる。
【0128】
図16の図(c)の正面図(図は左側の片方のみが示される)に示されるように、筐体の側板11の内面に取り付けられた左右一対のコの字形の、比較的に薄板なガイド板191の内側に案内されて挿入されるようになっている。
【0129】
挿入にともなって、止め具187は傾斜面189が側板11の先端面に接触すると、傾斜面189に沿って退避位置に押し込まれ、そのまま挿入することにより、側板11の側面の孔192内に弾性力によって進出し位置決めされ、操作レバー188を操作しないかぎり引き出すことはできない。
【0130】
この、フアンユニット185の取り付け構造は、上側のプリント配線板収容部15と下側のプリント配線板収容部16との間に設けられるフアンユニットに対しても、適用し得ることは、もちろんのことである。
【0131】
以上のようであるから、本実施形態によると、フアンユニット185は筐体の幅方向の内面間に、最大限の大きさを確保し得るから、従来の問題点はないものとなる。
【0132】
第9の一実施形態である、エアフイルタ186の取り付け構造は、図15および、図16の図(b)にも示されるように、枠の前面側の両側面に長孔195を設け、内面に外方向へ彎曲させた板ばね片196の片側をリベット197により取り付け、彎曲面198を長孔195から突出させたものである。
【0133】
エアフイルタ186は筐体の両側板11,11間の幅を有し、その間に丁度嵌まり合える大きさである。図16の図(c)に示されるようにフアンユニット挿入用のガイド板191に接して、筐体の側板11の内面に取り付けられた左右一対のL字形の、ガイド板199とガイド板191の間に案内されて挿入されるようになっている。
【0134】
挿入にともなって、板ばね片196の彎曲面198がガイド板199の内面に接触すると、板ばね片の彎曲面198がエアフイルタ186の枠内に弾性変形により、押し込まれ、その弾性復元力でガイド板199を押圧し、位置決めされるから振動したり、自体で抜け出ることが防止される。
【0135】
図17は本発明電子装置の第10の一実施形態が背面側の斜視図に示される。本実施形態は、図25および図26の従来技術の問題点の対策に対応するものである。
【0136】
まず、図18の分離状態斜視図を参照すると、バックボードであるプリント配線板71に、コネクタ75の端子接続孔211と取り付けねじ用のねじ挿通孔212、および、対角線上の位置に取り付け位置基準孔213が設けられる。
【0137】
箱形の遮蔽板215は、折り曲げ加工された構造用鋼板などからなり、Niめっきなどの表面処理が施されたものであり、底面216にコネクタ75の端子217を通すに十分な余裕のある大きさを有する孔218と、取り付けねじ用のねじ挿通孔219と、対角線位置に押し出し加工された、取り付け位置基準突起221と、が形成される。
【0138】
箱形の遮蔽板215の側面開口側から、プリント配線板71と並行するように四方向へ延びる接触片222に、それぞれ取り付け用のねじ孔223が設けられる。
【0139】
背面板である覆い板76には、箱形の遮蔽板215の開口に相当する大きさの窓孔79と、その周囲に取り付けねじ用のねじ挿通孔225が形成される。
以上の構成で、図19の組み立て状態の断面図をも参照すると、箱形の遮蔽板215の底面216をプリント配線板71上に接触配置させることにより、取り付け位置基準突起221が、取り付け位置基準孔213に嵌まり合い位置決めされる。
【0140】
箱形の遮蔽板215の内面からプリント配線板71に対して、コネクタ75を挿入配置させるとともに、ねじ226をそれぞれのねじ挿通孔227,219,212を通し、プリント配線板71の内面からナット228を嵌め締めつけることにより、コネクタ75を介して箱形の遮蔽板215がプリント配線板71に取り付け固定される。
【0141】
コネクタ75の端子217は、箱形の遮蔽板215の孔218には接触することなく、プリント配線板71の所定の配線パターン(図示省略)に接するから、半田付け接続させることができる。
【0142】
覆い板76を筐体の背面に取り付けるとともに、箱形の遮蔽板215の接触片222のねじ孔223に対して、ねじ挿通孔225からねじ229を挿入して接触片222のねじ孔223へねじ込み、締めつけ固定させる。
【0143】
以上のようにしてコネクタ75は覆い板76の窓孔79から覗き、周囲はすべて箱形の遮蔽板215によりシールド遮蔽される。箱形の遮蔽板215と接触するプリント配線板71の面は接地電位であるアースパターンに形成されているので、覆い板76ならびに箱形の遮蔽板215とともに接地電位となり、窓孔79は確実なシールド遮蔽が行なわれる。
【0144】
図17を参照すると、以上の説明は図示左側のコネクタ75について述べたが、図示右側のコネクタ75についても同様な対策が施されることは、もちろんのことである。
【0145】
以上、説明のプリント配線板収容部15,16のプリント配線板21に対する光フアイバ25,26の導入は、いずれも、上側から導入させる場合について述べたが、このようなことに限定されるものではなく、下側から導入し得ることは可能であり、上下方向の第1の光フアイバ通路108は、図示側に限ることなく反対側、あるいは、両側に設けることは任意に実施し得ることである。
【0146】
【発明の効果】
以上、詳細に説明のように本発明電子装置によれば、第1に、カバーなどの金属以上の窓孔周囲に、透明窓板から露出された導電体が、導電性弾性体を介して圧接取り付けられるので、導電体全体が窓孔周囲に一様に導電接続され、窓孔に対するシールド遮蔽が確実に行なわれる。
【0147】
第2に、光フアイバ通路である空間が高周波電磁波の導波路となるが、横方向の光フアイバ通路に対して上下方向の光フアイバ通路とを連通させることで、横方向の光フアイバ通路を伝播する電磁波は、上下方向の光フアイバ通路に到り、側板に吸収されて上下方向の光フアイバ通路に伝播される成分は大幅に減衰されて、外部空間に放射される量は少なくなる。
【0148】
第3に、テープ状光フアイバの方向を、ガイドの狭幅な光フアイバ導入口に合わせて幅方向としてガイド内に挿入させると、光フアイバはガイド内のわずかな空間を移動可能にして、導入口から脱出することなく移動量が制限され、許容曲げ半径以下となることが防止される。
【0149】
第4に、挿抜用レバーを前面板から離間させた起立状態とすることで、光フアイバを挿抜用レバーに隣接された、側面のガイドと位置決め用ガイドと保護用ガイドおよび押さえ用ガイド内に四面を位置させることが容易に行なえ、プリント配線板の挿抜にともなう挿抜用レバーの操作に応じて、挿抜用レバーや手指によって光フアイバが移動されたり、変形されることがなくなり、光フアイバの姿勢が安定維持される。
【0150】
第5に、筐体の円弧状凹所に光フアイバガイドの一端側の円弧状凹溝をあてがい、他端側の突片を筐体の孔に挿入させることにより、弾性復元力で自立するたら、半円弧状に沿って設けられた凹溝内に光フアイバを収容させることで、光フアイバの曲げ姿勢が安定に保持される。
【0151】
第6に、半円弧状に沿って設けられた凹溝を横切る開閉式の止め具を、さらに設けることで、凹溝内に収容される光フアイバは止め具によって確実に保持される。
【0152】
第7に、バックボードなどのプリント配線板のように、隣接する筐体面とが直交するような状態において、プリント配線板に接地接続用板ばね片を取り付けることで、プリント配線板の接地パターンと、筐体面とを直接接地接続させることができ、その間のシールド遮蔽が確実容易に行なえる。
【0153】
第8に、フアンユニットを筐体に挿入させるに応じ、止め具が枠体内に押し込まれ、挿入状態で突出することで筐体側面の孔に嵌まり込み、フアンユニットが係止位置決めされる。フアンユニットを筐体側板間の幅に一致する大きさの面積とすることができ、全面に対する送風量を得ることができて効率的であり、全体を簡易構成にし得る。
【0154】
第9に、エアフイルタを筐体に挿入させるにつれて、側面の板ばね片が枠体内に押し込まれ、挿入状態で板ばね片が筐体内壁面に圧接し、エアフイルタが筐体に保持され、がたついたりすることなく、エアフイルタの幅を筐体の側板内面に一致する大きさの面積を確保することができ、簡易にして効果的である。
【0155】
第10に、箱形の遮蔽板はコネクタの取り付けによりプリント配線板に取り付けられ、コネクタの取り付け領域空間をすべて接地電位とする。箱形の遮蔽板から延びる接触片がカバー板などの覆い板に接地電位として接触接続されるので、コネクタ取り付け領域外のプリント配線板はすべて、シールド遮蔽される。
【0156】
以上のようであって、本発明電子装置は種々実用上、きわめて顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電子装置の第1の一実施形態の分離状態斜視図である。
【図2】図1の組み立て状態の側断面図である。
【図3】本発明電子装置の外観斜視図および第2の一実施形態である。
【図4】図3の要部斜視図および本発明電子装置の第3の一実施形態(その1)である。
【図5】本発明電子装置の第3の一実施形態(その2)である。
【図6】本発明電子装置の第3の一実施形態(その3)である。
【図7】本発明電子装置の第4の一実施形態である。
【図8】図7の構成に光フアイバが取り付けられた状態である。
【図9】本発明電子装置の第5の一実施形態である。
【図10】光フアイバガイドの外観および各部の断面図である。
【図11】光フアイバガイドを筐体に取り付ける手順の説明図である。
【図12】光フアイバガイドの異なる実施形態である。
【図13】本発明電子装置の第6の一実施形態である。
【図14】本発明電子装置の第7の一実施形態である。
【図15】本発明電子装置の第8および第9の一実施形態(その1)である。
【図16】本発明電子装置の第8および第9の一実施形態(その2)である。
【図17】本発明電子装置の第10の一実施形態である。
【図18】図17の要部分離状態の斜視図である。
【図19】図17の要部側断面図である。
【図20】装置架へ取り付け状態の電子装置外観斜視図である。
【図21】従来の前面カバー外観斜視図である。
【図22】従来の電子装置外観斜視図である。
【図23】従来の電子装置要部斜視図である。
【図24】従来のフアンユニットとエアフイルタの取り付け構造である。
【図25】従来の電子装置の背面側斜視図である。
【図26】図25の背面板を取り外した状態である。
【符号の説明】
1 装置架
2 支柱
7 取り付け金具
9 前面カバー
11 側板
12 対流誘導板
15 上側のプリント配線板収容部
16 下側のプリント配線板収容部
18 フアンユニット
19 エアフイルタ
21 プリント配線板
22 前面板
23 挿抜用レバー
25 光フアイバ、テープ状光フアイバ
26 光フアイバ、単芯の光フアイバ
28 切り欠き
37 光フアイバ保持具
41 側面
42 下側
43 上側
44 支軸
45 前面板
47 窓孔
48 止め具
49 切り欠き
51 係合孔
55 フアン
71 バックボード、プリント配線板
72 ねじ
73,75 コネクタ
76 背面板
77 通気孔
79 窓孔
81 金属板
82 窓孔
83 金属枠
84 ねじ孔
86 透明窓板
87 導電体
88 導電性弾性体
89 網体
91 押さえ板
92 ねじ挿通孔
93 ねじ
101 電子装置
102 フアンユニット
103 エアフイルタ
104 ガイド枠
105 ガイド板
106 ガイド孔
107 筐体側板
108 第1の光フアイバ通路
109 第2の光フアイバ通路
111 光フアイバ通路
112,113 突片
115 傾斜面
116 垂直面
117 光フアイバ導入口
121 側面
122 側面のガイド板
123 脚部
124 回路板
125 位置決め用ガイド板
126 操作端
127 保護用ガイド板
128 押さえ用ガイド
131 光フアイバガイド
132 半円弧状部分
133 凹溝
134 鍔状部分
135 円弧状凹溝
136 突片
137 切り込み
138 側壁
139 突起
141 筐体
142 円弧状凹所
143 角孔
144 側壁
145 薄肉部分
146 止め具
147 係止突起
148 側壁
149 係止孔
151 つまみ部分
155 プリント配線板挿入用ガイド
156 押し出し孔
157 ピン
158,159 第1,第2の作用端
161 垂直面
162 冷却用空気の採り入れ口
163,164 折り曲げ面
165 シールド用板ばね
166 櫛歯状のシールド片
171 接地接続用板ばね片
172 主面
173 側端面
174 側面
175 筐体面接触用舌片
176 プリント配線板接触用舌片
177 切れ目
178 彎曲面
179 折り曲げ近傍
181 彎曲凸面
182 側板フレーム
185 フアンユニット(102)
186 エアフイルタ(103)
187 止め具
188 操作レバー
189 傾斜面
191 ガイド板
192 孔
195 長孔
196 板ばね片
197 リベット
198 彎曲面
199 ガイド板
211 端子接続孔
212 ねじ挿通孔
213 取り付け位置基準孔
215 箱形の遮蔽板
216 底面
217 端子
218 孔
219 ねじ挿通孔
221 取り付け位置基準突起
222 接触片
223 ねじ孔
225 ねじ挿通孔
226 ねじ
227 ねじ挿通孔
228 ナット
229 ねじ

Claims (2)

  1. 光フアイバの許容曲げ半径以上の半円弧状をなして外側へ開口し該半円弧状方向へ延びる凹溝と、上記半円弧状の一端に凹溝の周囲に形成され筐体の円弧状凹所に嵌まり合う円弧状凹溝と、上記半円弧状の他端に上記円弧状凹溝と対向する方向に形成され筐体の孔に係合される突片と、が弾性を有する合成樹脂により一体成形された光フアイバガイドをそなえたことを特徴とする電子装置。
  2. 請求項1に記載の光フアイバガイドにおいて、さらに、凹溝を横切る開閉式の止め具が一体に設けられてなる光フアイバガイドをそなえたことを特徴とする電子装置。
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