JP3552335B2 - 加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置 - Google Patents

加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のベッド材貯蔵容器を備えている加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の加圧流動層ボイラの一例を示したものであり、内部が加圧空気1aの供給によって加圧雰囲気になっている圧力容器1の中に流動層ボイラ本体2が設けられていて、該流動層ボイラ本体2の内側下部には下部の空気取入口3から圧力容器1内の加圧空気1aを取入れて上方に噴出する散気管或いは散気板等からなる散気装置4が備えられている。
【0003】
散気装置4の上部には石灰石等の脱硫材、燃焼灰、砂等からなるベッド材Bが供給されており、燃料管5から供給される石炭スラリー等の燃料6が前記ベッド材Bと共に加圧空気1aと攪拌されて効率的に流動燃焼することにより流動層7が形成されるようになっている。
【0004】
更に、前記流動層7内には、伝熱管8が配設されていて、該伝熱管8に供給された水9が前記流動層7のベッド材Bに接している伝熱管8により加熱され、蒸気10となって圧力容器1外部の図示しない蒸気タービンに導かれるようになっている。
【0005】
伝熱管8内の水9を加熱した燃焼排ガス11は、集塵器12で除塵された後、圧力容器1の外部に出て図示しないガスタービンに導かれ、該ガスタービンによって駆動される空気圧縮機により圧縮された加圧空気1aが前記圧力容器1に供給されるようになっている。
【0006】
前記圧力容器1の内部には二点鎖線で示すようにベッド材貯蔵容器13が設けてあり、流動層ボイラ本体2内の散気装置4の上部位置と、前記ベッド材貯蔵容器13の上端との間がベッド材抜出管14にて接続されており、またベッド材貯蔵容器13の上端には圧力容器1の外部に抜出弁15を有した排気管16が接続されており、前記抜出弁15を開いて前記ベッド材貯蔵容器13内を排気することにより、圧力差を利用して流動層ボイラ本体2内のベッド材Bをベッド材抜出管14を介してベッド材貯蔵容器13に抜出すようにしている。
【0007】
また、ベッド材貯蔵容器13の下端と前記流動層ボイラ本体2内の散気装置4の上部位置との間が、途中にL型輸送管17を備えたベッド材注入管18にて接続されており、且つ前記L型輸送管17には、注入弁19により圧縮空気20を吹込むようにした圧縮空気供給管21が接続されており、前記注入弁19を開けて圧縮空気供給管21から圧縮空気20を吹込むことにより、ベッド材貯蔵容器13内のベッド材BをL型輸送管17及びベッド材注入管18を介して流動層ボイラ本体2内に注入するようにしている。
【0008】
前記流動層ボイラ本体2の負荷の調整は、通常、燃料6の供給量を調節して図4に示すように流動層7の層温度を常に一定値37(例えば850℃)に維持した状態において、出力指令による負荷に基づいて前記ベッド材貯蔵容器13内の流動層7の層高を図4の実線38のように変えることにより、流動層7内の伝熱管8の伝熱面積を変えて熱交換量を変えることにより行っている。
【0009】
即ち、図3に示すように、加圧流動層ボイラの出力指令39が、レベル制御装置40に入力されていると共に、流動層ボイラ本体2内の流動層7の差圧を検出する差圧計41からの差圧信号42がレベル制御装置40に入力されて流動層7の層高が検出されており、該検出した層高が、出力指令39による負荷に対応した大きさになるように、前記した抜出弁15に対する抜出指令43、及び注入弁19に対する注入指令44を出力して層高を制御するようにしている。
【0010】
一方、前記石炭スラリー等の燃料6の燃焼によって生じた燃焼灰22は、流動層ボイラ本体2内にベッド材Bとして残留することになるため、流動層7の層高が次第に高くなり、このために流動層ボイラ本体2の負荷が徐々に増加されるように変動してしまう。
【0011】
このため、前記流動層ボイラ本体2内に発生した燃焼灰22の一部は、流動層ボイラ本体2から外部に排出する必要がある。
【0012】
上記流動層ボイラ本体2内に生じた燃焼灰22の一部を外部に排出するため、従来より、流動層ボイラ本体2の底部に灰溜ホッパ23を形成し(図示の場合は2個)、該灰溜ホッパ23の下部に取出バルブ25を備えた取出管24を接続し、該取出管の下端にL型輸送管29を接続している。
【0013】
該L型輸送管29の一側には、均圧バルブ30を介してロックホッパ31が接続してあり、且つ前記L型輸送管29の他側には、レベル制御装置40からのパルス排出指令45に基づいてパルス的に開閉を繰返すようにした排出制御弁26を備えた圧縮空気管27が接続してあり、該圧縮空気管27からのパルス的に噴射される圧縮空気28により前記L型輸送管29を介して取出管24内の燃焼灰22がロックホッパ31に取り出せるようになっている。
【0014】
更に、前記ロックホッパ31の下側には切出バルブ32が設けてあり、該切出バルブ32の下側にベルトコンベヤ等の搬送装置33が配設されて燃焼灰排出装置34が構成されている。また、取出管24及びL型輸送管29等の外周には、空気を供給して冷却を行うようにした空冷用チャンネル装置35を設けている。図中36は流動層ボイラ本体2等を収容した圧力容器1を吊り下げ支持する架構を示している。
【0015】
又、前記レベル制御装置40は、前記取出バルブ25及び均圧バルブ30の開閉を制御する開閉指令46,47を出力するようになっている。
【0016】
レベル制御装置40には、現在の負荷に対応した層高が図5に示すように所定の層高設定幅Sで設定されており、層高が上昇することにより図3の差圧計41にて検出している差圧信号42が増加すると、レベル制御装置40は前記差圧信号42から層高を検出しているので、図5に示すように検出した層高48が層高設定幅Sの上限Sに達すると、レベル制御装置40は前記取出バルブ25及び均圧バルブ30を開ける開閉指令46,47を出力すると共に、図5に示すパルス排出指令45を排出制御弁26に出力するようになっている。
【0017】
図3の加圧流動層ボイラを或る一定の負荷で連続運転していると、石炭スラリー等の燃料6の燃焼により燃焼灰22が増加することによって流動層7の層高が徐々に上昇する。このように燃焼灰22によって層高が上昇してくると、流動層ボイラ本体2の負荷が変化してしまうので、前記燃焼灰22を適宜排出する必要がある。
【0018】
差圧計41によって検出された差圧信号42がレベル制御装置40に入力されて図5に示す層高48が検出されているので、この層高48が上昇して層高設定幅Sの上限Sに達すると、レベル制御装置40は取出バルブ25及び均圧バルブ30に開閉指令46,47を出力して取出バルブ25及び均圧バルブ30を開けるように操作すると共に、図3に示すパルス排出指令45を排出制御弁26に出力して、図5に示す所定長さの1パルスPの間だけ排出制御弁26を開け、その後直ちに閉じるという操作を、比較的密のパルスP幅で連続して行う。
【0019】
すると、圧縮空気管27の圧縮空気28がL型輸送管29にパルス的に略連続して供給され、流動層ボイラ本体2の灰溜ホッパ23に溜まった燃焼灰22が、取出管24、L型輸送管29、均圧バルブ30を通ってロックホッパ31に比較的大きな一定の排出速度で排出される。
【0020】
ロックホッパ31に燃焼灰22が充満すると、均圧バルブ30を閉じ、搬送装置33を駆動しつつ切出バルブ32を開くことにより、ロックホッパ31内の燃焼灰22は搬送装置33上に取り出されて外部に搬送される。
【0021】
燃焼灰22の排出によって流動層7の層高48が図5の層高設定幅Sの下限Sに達すると、前記レベル制御装置40は開閉指令46,47によって取出バルブ25及び均圧バルブ30を閉じるように操作し、更にパルス排出指令45の出力を停止して排出制御弁26を閉止することにより燃焼灰22の排出を終了する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の燃焼灰排出装置34においては、燃焼灰22の排出時に、図5に示すように一定間隔のパルスPを有したパルス排出指令45にて排出制御弁26を開閉させることにより排出を行うようにしているために、次のような問題を有していた。
【0023】
即ち、前記灰溜ホッパ23内の燃焼灰22は、流動層7に近い上側部は温度が非常に高く(例えば850℃に近い温度となっている)、下側部は圧力容器1内の加圧空気1aによって冷却されているために比較的低い温度となっているため、排出の初期の段階では比較的温度の低い燃焼灰22が排出されるが、その後に非常に高い温度の燃焼灰22が排出されるようになり、そのために図5に示すようにパルスPが密のパルス排出指令45で燃焼灰22を排出し続けると、取出管24部分の温度が曲線49で示すように高くなってしまい、よって取出管24以降の取出バルブ25、L型輸送管29、均圧バルブ30及びロックホッパ31等の構成部材を普通鋼材で構成することができる上限温度Tを越えてしまうことになり、従って前記構成部材が熱変形したり、破損を生じて高温の排ガスが噴出してしまう等の問題を生じる恐れがある。
【0024】
このため、従来、上記問題を解決するために、前記取出管24以降の取出バルブ25、L型輸送管29、均圧バルブ30及びロックホッパ31等の構成部材を、クロム含有鋼材等の耐熱材料にて構成することが考えられたが、装置が非常に高価なものになってしまう問題があり、実用化されていない。
【0025】
また、こうした問題を解決するべく、前記取出管24及びL型輸送管29等に空冷用チャンネル装置35を設けて空気冷却することも考えられているが、この方式の場合、空気による冷却は冷却効率が低いために大量の空気を吹きつけて冷却する必要があり、このために大型のコンプレッサ等の装置を必要としてやはり設備が高価になってしまう問題を有していた。
【0026】
本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもので、簡単な装置により燃焼灰排出制御装置の取出管以降の構成部材が高温に晒されることを防止できるようにした加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置は、流動層ボイラ本体の底部に形成した灰溜ホッパの下部に取出バルブを備えた取出管を接続すると共に、該取出管の下端にL型輸送管を接続し、該L型輸送管の一側に均圧バルブを介してロックホッパを接続し、且つ前記L型輸送管の他側に、レベル制御装置からのパルス排出指令により開閉して取出管からの燃焼灰を一定速度でロックホッパに排出する排出制御弁を備えた圧縮空気管を接続した加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置であって、前記取出管の温度を検出する温度検出器を備えると共に、該温度検出器が設定上限温度以上を検出した時に前記排出制御弁による排出速度を低減させる排出速度減少信号を前記レベル制御装置に出力する排出制限指示装置を備える。
【0028】
【作用】
加圧流動層ボイラにおいて石炭スラリー等の燃料を燃焼させて一定の負荷で連続運転していると、燃焼灰が増加することにより流動層の層高が徐々に上昇する。
【0029】
流動層の層高が上昇すると、レベル制御装置はパルス排出指令を排出制御弁に出力して排出制御弁をパルス的に開閉作動させる。すると、圧縮空気管の圧縮空気がL型輸送管にパルス的に供給され、流動層ボイラ本体の灰溜ホッパに溜まった燃焼灰は、取出管及びL型輸送管を介してロックホッパに略一定速度で排出される。
【0030】
この時、前記燃焼灰の排出によって灰溜ホッパ内の上層の高温の燃焼灰が取り出されることにより取出管の温度が上昇することになるが、この時、温度検出器が取出管の温度を検出して温度検出信号を排出制限装置に入力しており、前記温度検出信号が設定上限温度に達すると、排出制限装置がレベル制御装置に排出速度減少信号を出力して、レベル制御装置から排出制御弁に出力していた連続したパルス制御指令を排出速度減少信号により減少させ、排出制御弁による排出速度を低減させるように制御する。
【0031】
これにより、取出管から取り出される燃焼灰の取出し量が減少し、従って灰溜ホッパ内及び取出管内の燃焼灰を圧力容器内の加圧空気にて充分に冷却しながら取り出すことができるようになり、よって取出管の温度を普通鋼材を用いることができる設定上限温度以下に安定して保持することができる。
【0032】
従って、簡単な構成で、取出管以降の取出バルブ、L型輸送管、均圧バルブ及びロックホッパ等の構成部材の温度を設定上限温度以下に保持することができ、よって前記構成部材を安価な普通鋼材で構成することができる。
【0033】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0034】
図1は、前記図3の加圧流動層ボイラに適用した本発明の一実施例を示したもので、図中同一の符号を付したものは同一物を表わしている。
【0035】
図1に示すように、流動層ボイラ本体2の下部に構成される燃焼灰排出装置34の取出管24に、該取出管24の温度を検出するようにした温度検出器50を配設し、該温度検出器50の温度検出信号51を排出制限指示装置52に入力するようにし、更に該排出制限指示装置52からの排出速度減少信号53をレベル制御装置54に入力するようにしている。
【0036】
排出制限指示装置52は、前記温度検出信号51が、取出管24以降の取出バルブ25、L型輸送管29、均圧バルブ30及びロックホッパ31等の構成部材を普通鋼材で構成できる図2の設定上限温度55を越えた時に、レベル制御装置54から前記排出制御弁26に出力されるパルス排出指令45を図2に示すように変更するようにしている。
【0037】
即ち、図2の場合では、温度検出信号51が設定上限温度55を越えた時、今までaで示すようにパルスPが密の間隔で発生されて比較的大きい一定の排出速度で排出が行われていたのを、bで示すようにパルスPの間隔を粗にすることによって排出速度を低減させるようにしている。
【0038】
次に上記実施例の作用を説明する。
【0039】
図1に示した加圧流動層ボイラを或る一定の負荷で連続運転していると、石炭スラリー等の燃料6の燃焼により燃焼灰22が増加することによって流動層7の層高が徐々に上昇する。
【0040】
流動層7の層高が上昇して図2に示す層高設定幅Sの上限Sに達すると、レベル制御装置54は取出バルブ25及び均圧バルブ30に開閉指令46,47を出力して取出バルブ25及び均圧バルブ30を開けるように操作すると共に、図2にaで示すように密のパルスPを有したパルス排出指令45を排出制御弁26に出力して排出制御弁26をパルス的に開閉作動させる。
【0041】
すると、圧縮空気管27の圧縮空気28がL型輸送管29にパルス的に供給され、流動層ボイラ本体2の灰溜ホッパ23に溜まった燃焼灰22は、取出管24、取出バルブ25、L型輸送管29、均圧バルブ30を通ってロックホッパ31に排出される。
【0042】
この時、前記灰溜ホッパ23内の燃焼灰22の排出が継続されると、上層部の高温の燃焼灰22が徐々に排出されるようになることにより、取出管24の温度が上昇するようになる。
【0043】
この時、温度検出器50が取出管24の温度を検出して温度検出信号51を排出制限指示装置52に入力しているので、温度検出信号51が図2の設定上限温度55に達すると、排出制限指示装置52は排出速度減少信号53をレベル制御装置54に出力し、排出制御弁26に出力していた連続した図2中aの密のパルス排出指令45を、排出速度減少信号53によって例えば図2に示すようにパルスP数を3分の1に減少させるように修正し、これにより排出制御弁26による燃焼灰22の排出速度を減少させる。
【0044】
このように、取出管24からの燃焼灰22の取出し量が減少することによって、灰溜ホッパ23内及び取出管24内の燃焼灰22を圧力容器1内の加圧空気1aによって充分に冷却しながら取り出すことが可能となり、従って取出管24の温度検出信号51を図2に示すように普通鋼材を使用可能な設定上限温度55以下に安定して保持することかできる。尚、前記排出速度を減少するために、パルス排出指令45のパルスP数を、排出速度減少信号53によって前記3分の1とする以外に、2分の1或いは4分の1のように任意に減少することができるようにして、取出管24の温度の変化に応じて排出速度を適宜選定して制御できるようにすることができる。
【0045】
上記によれば、簡単な構成によって、取出管以降の取出バルブ25、L型輸送管29、均圧バルブ30及びロックホッパ31等の構成部材の温度を設定上限温度55以下に保持することができ、よって前記構成部材を安価な普通鋼材で構成することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明の加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置によれば、取出管の温度を検出し、その検出温度が取出管以降の構成部材を普通鋼材で構成できる設定上限温度を越えないように排出制御弁による排出速度に制限を加えるようにしているので、前記構成部材の温度を簡単な構成にて設定上限温度以下に保持することができ、よって前記構成部材を安価な普通鋼材で構成することができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明における取出管温度と、層高と、パルス排出指令との関係を示す線図である。
【図3】従来の加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置の一例を示すブロック図である。
【図4】流動層ボイラの負荷と層高及び層温度との関係を示す線図である。
【図5】従来の取出管温度と、層高と、パルス排出指令との関係を示す線図である。
【符号の説明】
2 流動層ボイラ本体
22 燃焼灰
23 灰溜ホッパ
24 取出管
25 取出バルブ
26 排出制御弁
27 圧縮空気管
28 圧縮空気
29 L型輸送管
30 均圧バルブ
31 ロックホッパ
45 パルス排出指令
50 温度検出器
51 温度検出信号
52 排出制限指示装置
53 排出速度減少信号
54 レベル制御装置
55 設定上限温度

Claims (1)

  1. 流動層ボイラ本体の底部に形成した灰溜ホッパの下部に取出バルブを備えた取出管を接続すると共に、該取出管の下端にL型輸送管を接続し、該L型輸送管の一側に均圧バルブを介してロックホッパを接続し、且つ前記L型輸送管の他側に、レベル制御装置からのパルス排出指令により開閉して取出管からの燃焼灰を一定速度でロックホッパに排出する排出制御弁を備えた圧縮空気管を接続した加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置であって、前記取出管の温度を検出する温度検出器を備えると共に、該温度検出器が設定上限温度以上を検出した時に前記排出制御弁による排出速度を低減させる排出速度減少信号を前記レベル制御装置に出力する排出制限指示装置を備えたことを特徴とする加圧流動層ボイラの燃焼灰排出制御装置。
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