JP3551206B2 - ネットワーク監視システムおよび方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、ネットワーク監視システムおよび方法に関し、特に、ネットワークを構成するノード及びネットワーク自身の異常を監視するネットワーク監視システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)等より構成されるFAのネットワークシステムでは、ネットワークの異常を診断する方法として図5または図6に示すものが採用されている。
【0003】
このうち、図5に示すものは、ネットワーク(図示せず)を構成する個々のPLC1に自己診断機能部11を具備させるというものである。
【0004】
また、図6に示すものは、例えばPLC1とPLC2が接続されたネットワーク4と、PLC3が接続されたネットワーク5を通信線8で接続してPLCネットワークを構成している場合、異常診断のための特別の管理局6を別途設けて、ネットワーク全体を監視するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のごとき従来の異常診断方法にあっては、まず、図5に示す方法では、個々のPLC1に独自の自己診断機能部11を具備させるというものなので、システム全体としてはコスト高になり、また、自己診断機能部11は各PLCに固定的に具備されているので、診断方法の変更等に柔軟に対応できないという不具合があった。
【0006】
また、図6に示す方法では、異常診断のための特別の管理局6を別途設けて、ネットワーク全体を監視するので、個々のPLCの診断の他ネットワーク自身の診断もできるという利点が有るが、例えば図6においてPLC3を監視する場合、通信線7,8,9を利用してPLC3の監視をすることになり、ネットワークの奥深くまで探索しなければならず、ネットワークの通信トラフィックが増大し、本来の通信機能が疎外されるという不具合があった。
【0007】
そこで、この発明は、診断方法の変更等に柔軟に対応でき、かつ低コストで、しかもネットワークの通信トラフィックの増大も招来しないネットワーク監視システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、
請求項1の発明は、個々に格納領域を持つノードをネットワークに複数台接続して構成し、ノードおよびネットワークの異常を監視するネットワーク監視システムにおいて、
ネットワークを介して各ノードの格納領域を移動し、個々のノードの異常およびネットワークの異常を監視する移動監視手段を有し、
上記移動監視手段は、
現在存在しているノードの異常診断をする異常診断手段と、
移動先ノードと通信できる場合は現在存在しているノードの格納領域から移動先ノードの格納領域へ移動監視手段を複写し、移動先ノードと通信できない場合は通信先ノードの異常またはネットワークの異常と診断する複写手段と、
移動監視手段を移動先ノードの格納領域に複写した後に、移動元ノードの格納領域に残った移動監視手段を削除する削除手段と、
上記異常診断手段による現在存在してるノードの異常診断の診断結果と、その異常診断が終わった既移動ノードアドレスと、が都度に記憶されることで個々のノードの異常のログが記録されるデータ部と、
を有し、
この移動監視手段は、各ノードの格納領域に対して複写および削除されることで個々のノードを移動して個々のノードの異常のログをとる動作をし、
個々のノードの異常のログは、移動監視手段の個々のノードの格納領域への移動とともに移動する、
を特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載のネットワーク監視システムであって、
上記移動監視手段は、
ノードのプログラム実行条件が一時的に記憶される実行条件退避エリアをさらに有し、
上記複写手段は、
選択された移動先ノードと通信できるか否かを判別する移動先ノード通信判別手段と、
上記移動先ノード通信判別手段で通信可能と判別された場合、移動先ノードの現在のプログラム実行条件を上記実行条件退避エリアに退避させる実行条件退避手段と、
上記実行条件退避手段で退避された移動先ノードの現在のプログラム実行条件を含めて移動監視手段を移動先ノードに複写する移動監視手段複写手段と、
上記移動先ノード通信判別手段で通信不能と判別された場合と、上記異常診断手段によりノードの異常が検出された場合の双方又はいずれか一方の場合においては、移動先ノードまたはネットワークの異常と判断して、該異常情報を所定のノードに送信する異常情報送信手段と、
を有することを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1記載のネットワーク監視システムであって、
上記移動監視手段は、
次に移動する移動先ノードを探索する移動先ノード探索手段をさらに有し、
上記データ部には、移動可能ノードアドレスがリストアップされて更に記録され、
上記移動先ノード探索手段は、
上記データ部にリストアップされて記録されている移動可能ノードアドレスの中から、現在のノードから移動可能なノードを選択する移動可能ノード選択手段を有し、
この移動可能ノード選択手段で選択されたノード中にこれまで移動してこなかったノードがあるなら該ノードを次の移動先ノードとして選択し、これまで移動してこなかったノードがないなら一番長い間移動していないノードを移動先ノードとして選択することを特徴とする。
【0012】
また、上記目的を達成するため、
請求項4の発明は、個々に格納領域を持つノードをネットワークに複数台接続して構成し、個々のノードおよびネットワークの異常を監視する移動監視手段をネットワークを介して各ノードの格納領域を移動させるネットワーク監視方法であって、
上記移動監視手段が現在存在しているノードの異常診断をする異常診断ステップと、
上記移動監視手段が移動先ノードと通信できる場合は現在存在しているノードの格納領域から移動先ノードの格納領域へ移動監視手段を複写し、移動先ノードと通信できない場合は通信先ノードの異常またはネットワークの異常と診断する複写ステップと、
上記異常診断ステップによる現在存在してるノードの異常診断の診断結果と、その異常診断が終わった既移動ノードアドレスと、を都度に記憶し、個々のノードの異常のログを上記移動監視手段が備えるデータ部に記録する異常診断結果格納ステップと、
移動監視手段を移動先ノードの格納領域に複写した後に、移動元ノードの格納領域に残った移動監視手段を削除する削除ステップと、
を有し、
各ステップの実行によって、移動監視手段は、個々のノードの異常のログが記憶されるデータ部を含めて、各ノードの格納領域を移動して、個々のノードの異常のログをとる動作をする、
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】
この発明では、複数のノードを接続して構成されるネットワークの異常を監視するネットワーク監視システムにおいて、移動監視手段を有し、ノード間を自由に移動してネットワークの異常を監視する。
【0014】
【実施例】
以下、この発明に係わるネットワーク監視システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
まず、図1を参照してこの発明が適用されるネットワーク監視システムの概略構成について説明する。
【0016】
図1に示すネットワークは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を用いたFA用のネットワークシステムで、ネットワーク4に通信線12,13を介してそれぞれPLC1とPLC2が接続され、ネットワーク5に通信線14を介してPLC3が接続され、さらにネットワーク4とネットワーク5が通信線15で接続されてPLCネットワークを構成している。
【0017】
ところで、本実施例では、こうして構成されたネットワークの異常を監視するものとして、ネットワーク上を通信線を介して自由に移動できる異常検出ワーム20を有し、各PLCの異常診断は、当該PLCに移動してきた異常検出ワーム20によって行われる。
【0018】
以下、図2乃至図4を参照しながら異常検出ワーム20の詳細について説明する。
【0019】
図2は、異常検出ワーム20の構成を示すブロック図であるが、異常検出ワーム20は異常診断のためのプログラムが格納されたコード部30と、異常診断のための各種データが格納されたデータ部40より構成されている。
【0020】
図3は、このうちデータ部40のデータ構成を示す説明図である。
【0021】
データ部40は、同図に示すごとく、実行条件退避エリア(A1)、異常診断結果ログ(A2)、既移動ノードアドレスリスト(A3)、移動可能ノードアドレスリスト(A4)より構成されている。
【0022】
ここで、例えば、異常検出ワーム20は、最初にPLC1を診断し、次にPLC2に移動してきて、現在PLC2にあるとする。
【0023】
この場合、後に詳述するが、異常検出ワーム20の動作の中に以下の動作が含まれている。
【0024】
最初のPLC1では、
(1)PLC1の異常診断
(2)次の移動先ノードであるPLC2の現在のプログラム実行条件をデータ部40の実行条件退避エリア(A1)に一時的に退避させる
(3)PLC2の現在のプログラム実行条件を実行条件退避エリア(A1)に退避させた状態で、PLC1にあるコード部30とデータ部40をPLC2のRAM領域に複写する
移動先のPLC2では
(4)元のノードであるPLC1に残してきたコード部30とデータ部40を削除する
(5)PLC2の異常診断
従って、実行条件退避エリア(A1)には、各PLCで異常診断が行われる直前のプログラム実行条件が一時的に記憶されていることになる。
【0025】
また、異常診断結果ログ(A2)には、各PLCでの診断結果が記録される。従って、PLC1の診断を終えて、異常検出ワーム20がPLC2にあるときには、PLC1の診断結果が、異常診断結果ログ(A2)に記録されると共に、PLC2の診断が終わると、PLC2の診断結果も記録される。
【0026】
既移動ノードアドレスリスト(A3)には、既に移動したノードのアドレスが記録され、PLC1の診断を終えて、現在PLC2にあるときには、PLC1のアドレスが記録されている。
【0027】
移動可能ノードアドレスリスト(A4)には、現在のノードから移動可能なノードのアドレスが記録され、現在PLC2にあるときには、移動可能ノードとしてPLC1とPLC3のアドレスが記録されている(なお、この場合、後に詳述するが、PLC2からの次の移動先ノードとしてはPLC1が選択されることはない)。
【0028】
以上がデータ部40の内容である。
【0029】
次に、図4を参照しながら、このデータ部40のデータを用いて、異常検出ワーム20のコード部30で行われる診断処理手順について説明する。
【0030】
なお、以下の説明でも、異常検出ワーム20は、最初にPLC1を診断し、次にPLC2に移動してきて、現在PLC2にあるとする。
【0031】
この処理では、まず、移動元ノードでのプログラム実行条件を、異常検出ワーム20の実行条件退避エリア(A1)に退避させていた値に復帰する(ステップ100)。
【0032】
これは、すでに述べたように、異常検出ワーム20が、PLC1からPLC2に移動する場合、それまでPLC1のRAM領域に格納されていた異常検出ワーム20をPLC2のRAM領域に複写(コピー)するというやり方で移動する。従って、異常検出ワーム20がPLC2に移動したといっても、当初は、同一内容の異常検出ワーム20がPLC1のRAM領域とPLC2のRAM領域に存在する。このため、異常検出ワーム20がPLC2に移動した後は、PLC1に残った異常検出ワーム20を削除しなければならず、その動作の一環として、ステップ100の処理が行われる。
【0033】
すなわち、異常検出ワーム20があるノード(この場合PLC1)に移動してきて異常診断処理をする場合、それまでそのノードで実行していた実行条件をデータ部40の実行条件退避エリア(A1)に一時的に退避させている。従って、異常診断が終わると、実行条件退避エリア(A1)に退避させていた実行条件で再びPLCのプログラム実行動作をさせなければならないので、ステップ100の処理が行われるのである。
【0034】
このステップ100の処理が終わると、移動元ノードのPLC1では、異常検出ワーム20は不要となるので、コード部30とデータ部40を削除する(ステップ102)。
【0035】
次に、PLC1での元のプログラムを実行させる(ステップ104)。
【0036】
以上が、異常検出ワーム20がPLC1からPLC2に移動した場合のPLC1での異常検出ワーム20の削除処理である。
【0037】
次に、現在のノードであるPLC2の異常診断を行う(ステップ106)。
【0038】
これは、現在のノードに対して、メモリのパリティチェックを行なったり、付設されている高機能ユニットに対する認識チェックを行ったりするものであり、異常が検出されたら、エラー情報を予め定めた所定のノードに送信し、また異常検出ワーム20のデータ部40の異常診断結果ログ(A2)に記録する。また、PLC2に対する異常診断が終ると、異常検出ワーム20のデータ部40の既移動ノードアドレスリスト(A3)にPLC2のアドレスを追加する。
【0039】
こうして、PLC2での異常診断が終ると、次の移動先ノードの探索処理が行われる。
【0040】
この処理では、まずネットワーク情報から異動可能ノードを移動可能ノードアドレスリスト(A4)にリストアップする(ステップ108)。具体的には、PLC2から異動可能ノードとしては、PLC1とPLC3がリストアップされる。
【0041】
次に、いままで移動してこなかったノードがあるか否かを調べる(ステップ110)。
【0042】
ここで、いままで移動してこなかったノードがあるなら(ステップ110でYES)、移動可能ノードアドレスリスト(A4)にリストアップされたノードの中から1つのノードを選択する(ステップ112)。具体的には、PLC1はすでに移動してきたノードなのでPLC3が選択されることになる。
【0043】
一方、いままで移動してこなかったノードがないなら(ステップ110でNO)、一番長い間移動していないノードを移動先ノードとして選択する(ステップ114)。例えば、異常検出ワーム20が次にPLC3に移動した場合、一番長い間移動していないノードはPLC1なので、PLC1が選択されることになる。
【0044】
以上が移動先ノードの探索処理である。
【0045】
以上のようにして移動先ノードが選択されると、移動先ノードへの異常検出ワーム20の複写処理が行われる。
【0046】
この処理では、まず、移動先ノードと通信できるか否かが調べられる(ステップ116)。
【0047】
そして、移動先ノードと通信できるなら(ステップ116でYES)、移動先ノードでの実行条件を異常検出ワーム20のデータ部40の実行条件退避エリア(A1)に退避させる(ステップ118)。
【0048】
そして、この状態の異常検出ワーム20を移動先ノードのRAM領域に複写する(ステップ120)。
【0049】
こうして、現在のノードであるPLC2での一連の診断処理が終り、移動先ノードで再びステップ100以下の処理が行われることになる。
【0050】
一方、移動先ノードと通信できないなら(ステップ116でNO)、ネットワーク自身、あるいは通信先ノードの異常と判断できるので、エラー情報を所定のノードに送信する(ステップ122)。
【0051】
そして、移動可能ノードアドレスリスト(A4)の中から該当アドレスを削除して、再びステップ110以下の処理に戻る。
【0052】
なお、以上の説明では、説明の便宜上3つのPLCでネットワークを構成した場合に付いて説明したが、ノードの数はこれらの数に限定されず、さらに増えても良いことは勿論である。
【0053】
また、以上の説明では、PLCでネットワークを構成した場合に付いて説明したが、その他各種のネットワークにも適用できることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】
以上の実施例の説明からも明らかなように、本発明では、以下の効果を奏する。
【0055】
(1)ネットワークに特別の管理局を設けたり、個々のノードに異常診断機構を設けることなく個々のノード及びネットワークの異常監視ができるので、低コストにシステムを構築できる。
【0056】
(2)異常診断プログラムをシステムと切り離すことができるため、異常診断方法の柔軟な変更が可能となる。
【0057】
(3)従来のように管理局を設けた場合、ネットワークの奥深くまで探索しなければならない場合が生じて通信トラフィックの増大が生じるが、本発明では監視手段が移動するので、通信トラフィックを低減できる。
【0058】
(4)監視手段は、各ノードに寄生して動作するため、管理局からの遠隔探査に比して詳細な異常診断ができる。
【0059】
(5)複数のノードのログをとり動作するので、個々のノードの異常情報だけでなく、ネットワーク自身の異常診断もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるネットワーク監視システムの概略構成を示すブロック図。
【図2】異常検出ワームの構成を示すブロック図。
【図3】異常検出ワームのデータ部の内容説明図。
【図4】異常検出ワームのコード部の動作を説明するフローチャート。
【図5】従来のネットワーク監視システムの構成を示すブロック図で、個々のPLCに自己診断機能部を設けた場合の説明図。
【図6】従来のネットワーク監視システムの構成を示すブロック図で、監視用の管理局を設けた場合の説明図。
【符号の説明】
1、2、3 PLC
4、5 ネットワーク
6 管理局
7、8、9、12、13、14、15 通信線
11 自己診断機能部
20 異常検出ワーム
30 コード部
40 データ部
A1 実行条件退避エリア
A2 異常診断結果ログ
A3 既移動ノードアドレスリスト
A4 移動可能ノードアドレスリスト
Claims (4)
- 個々に格納領域を持つノードをネットワークに複数台接続して構成し、ノードおよびネットワークの異常を監視するネットワーク監視システムにおいて、
ネットワークを介して各ノードの格納領域を移動し、個々のノードの異常およびネットワークの異常を監視する移動監視手段を有し、
上記移動監視手段は、
現在存在しているノードの異常診断をする異常診断手段と、
移動先ノードと通信できる場合は現在存在しているノードの格納領域から移動先ノードの格納領域へ移動監視手段を複写し、移動先ノードと通信できない場合は通信先ノードの異常またはネットワークの異常と診断する複写手段と、
移動監視手段を移動先ノードの格納領域に複写した後に、移動元ノードの格納領域に残った移動監視手段を削除する削除手段と、
上記異常診断手段による現在存在してるノードの異常診断の診断結果と、その異常診断が終わった既移動ノードアドレスと、が都度に記憶されることで個々のノードの異常のログが記録されるデータ部と、
を有し、
この移動監視手段は、各ノードの格納領域に対して複写および削除されることで個々のノードを移動して個々のノードの異常のログをとる動作をし、
個々のノードの異常のログは、移動監視手段の個々のノードの格納領域への移動とともに移動する、
ことを特徴とするネットワーク監視システム。 - 上記移動監視手段は、
ノードのプログラム実行条件が一時的に記憶される実行条件退避エリアをさらに有し、
上記複写手段は、
選択された移動先ノードと通信できるか否かを判別する移動先ノード通信判別手段と、
上記移動先ノード通信判別手段で通信可能と判別された場合、移動先ノードの現在のプログラム実行条件を上記実行条件退避エリアに退避させる実行条件退避手段と、
上記実行条件退避手段で退避された移動先ノードの現在のプログラム実行条件を含めて移動監視手段を移動先ノードに複写する移動監視手段複写手段と、
上記移動先ノード通信判別手段で通信不能と判別された場合と、上記異常診断手段によりノードの異常が検出された場合の双方又はいずれか一方の場合においては、移動先ノードまたはネットワークの異常と判断して、該異常情報を所定のノードに送信する異常情報送信手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク監視システム。 - 上記移動監視手段は、
次に移動する移動先ノードを探索する移動先ノード探索手段をさらに有し、
上記データ部には、移動可能ノードアドレスがリストアップされて更に記録され、
上記移動先ノード探索手段は、
上記データ部にリストアップされて記録されている移動可能ノードアドレスの中から、現在のノードから移動可能なノードを選択する移動可能ノード選択手段を有し、
この移動可能ノード選択手段で選択されたノード中にこれまで移動してこなかったノードがあるなら該ノードを次の移動先ノードとして選択し、これまで移動してこなかったノードがないなら一番長い間移動していないノードを移動先ノードとして選択することを特徴とする請求項1記載のネットワーク監視システム。 - 個々に格納領域を持つノードをネットワークに複数台接続して構成し、個々のノードおよびネットワークの異常を監視する移動監視手段をネットワークを介して各ノードの格納領域を移動させるネットワーク監視方法であって、
上記移動監視手段が現在存在しているノードの異常診断をする異常診断ステップと、
上記移動監視手段が移動先ノードと通信できる場合は現在存在しているノードの格納領域から移動先ノードの格納領域へ移動監視手段を複写し、移動先ノードと通信できない場 合は通信先ノードの異常またはネットワークの異常と診断する複写ステップと、
上記異常診断ステップによる現在存在してるノードの異常診断の診断結果と、その異常診断が終わった既移動ノードアドレスと、を都度に記憶し、個々のノードの異常のログを上記移動監視手段が備えるデータ部に記録する異常診断結果格納ステップと、
移動監視手段を移動先ノードの格納領域に複写した後に、移動元ノードの格納領域に残った移動監視手段を削除する削除ステップと、
を有し、
各ステップの実行によって、移動監視手段は、個々のノードの異常のログが記憶されるデータ部を含めて、各ノードの格納領域を移動して、個々のノードの異常のログをとる動作をする、
ことを特徴とするネットワーク監視方法。
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JPH0884145A JPH0884145A (ja) | 1996-03-26 |
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- 1994-09-12 JP JP21730994A patent/JP3551206B2/ja not_active Expired - Fee Related
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