JP3550140B2 - 鉄筋取り付け金具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、親綱等の条体を緊張状態で柱鉄筋等の鉄筋に架設するための端部に使用される端部金具となる鉄筋取り付け金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄筋取り付け金具としては、図12に示すように、一端部が枢着された開閉可能な一対の鋼製把持片37を使用して、これらを柱鉄筋30のまわりに挟むように配置して、各鋼製把持片37の他端側をボルト・ナット38により接近させて、鉄筋30をつかむように把持する鉄筋把持金具39が知られている。
【0003】
前記従来の場合には、一端部が枢着された開閉可能な一対の鋼製把持片を使用し、各鋼製把持片37の他端側をボルト・ナット38により把持する形式であるので、鉄筋断面径が狭く限られた範囲の鉄筋については、一つの鉄筋把持金具39により対応することができるが、鉄筋の直径の大きく異なる幅広い各種の鉄筋に対応することができず、鉄筋直径によって大きさの異なる鉄筋把持金具39を用意する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、鉄筋の直径の大きく異なる各種の鉄筋に対応することができ、鉄筋直径が大きく異なっても、一つの形態の金具によって鉄筋を取り付けることができる鉄筋取り付け金具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、請求項1の鉄筋取り付け金具12においては、鉄筋取り付け金具本体1の先端部における左右方向の一端側に、連結軸2によりリンク3相互が屈折自在に連結されたリンクチェーン5の一端部が枢着され、前記リンクチェーン5の中間部から他端側に伸びるリンク3相互を連結している複数の連結軸2の両端部はリンク3の外側に突出されて構成された係合部13を備えた係合部付き連結軸2aとされて、リンクチェーン長手方向に間隔をおいた複数の係合部13が形成され、さらに前記鉄筋取り付け金具本体1の先端部における左右方向の他端側に、前記係合部付き連結軸2の係合部13を係止するための係止溝14が設けられて、前記リンクチェーン5の係合部付き連結軸2aが着脱自在に係止にされて、リンクチェーン5が係止位置調整自在に鉄筋取り付け金具本体1に係止され、かつ鉄筋取り付け金具本体1の先端側に、先端部に鉄筋押圧部6を有する鉄筋押圧部材7が、前記鉄筋取り付け金具本体1に螺合された押圧螺杆9により進退移動自在に設けられ、さらに前記鉄筋取り付け金具本体1には、連結金具11が設けられ、前記鉄筋押圧部材7は鉄筋取り付け金具本体1のガイド溝17に摺動可能にガイドされるように構成されていることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2の鉄筋取り付け金具12においては、前記鉄筋押圧部材7の後部に、回動工具係合部8を有する押圧螺杆9の先端部が回転可能に係止されると共に、前記押圧螺杆9が前記鉄筋取り付け金具本体1の雌ねじ孔15に螺合されていることを特徴とする。
【0007】
さらに、請求項3の発明においては、請求項1または2に記載の鉄筋取り付け金具12において、鉄筋取り付け金具本体1の後部に、前記押圧螺杆9の外側を囲むように配置された連結金具11が回動可能に枢着されていることを特徴とする。
【0008】
さらにまた、請求項4の発明においては、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄筋取り付け金具12において、前記鉄筋取り付け金具本体1の先端部における左右方向の他端側に設けられた係止溝14は、側方に開放された係止溝14であることを特徴とする。
【0009】
また、請求項5の発明においては、請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄筋取り付け金具12において、リンクチェーン5は、上下方向に間隔をおいて平行な一対の板状外側リンク3とこれに重合される一対の板状内側リンク3とが交互に直列に連結されて構成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0011】
<実施の形態1>
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示すものであって、ほぼ平面コ字状の鋼製鉄筋取り付け金具本体1の先端部の左右に間隔をおいて対向する内側面が平行な2叉状の腕辺18,19が左右に設けられ、各腕辺18,19は、上下方向に間隔をおいた一対の上面板20a,20bおよび下面板21a,21bを備えて腕辺18,19とされている。
【0012】
左右方向他端側(右端側)の前記各上面板21aおよび下面板21bは、リンクチェーン5の他端側を収容するための収容溝4を形成するために間隔をおいて設けられ、これらに上下に貫通すると共に側方に開口する(またはこれらの対向する内側に係止溝側方に開口する係止溝)14が設けられている。
【0013】
前記各係止溝14は、左右方向の開口端部14aから奥側の係止部14bに向って、前記腕辺19の先端側に向って近づくように平面から見て緩傾斜で傾斜するように設けられている。これにより、後記の係合部付き連結軸2aの係合部13が前記奥側の係止溝14に位置していて、リンクチェーン5が緊張した状態では、係合部13が左右方向の側方開口溝から外れないように構成されている。
【0014】
また、左右方向一端側(左端側)の腕辺18の上面板20aおよび下面板20bは、リンクチェーン5の一端側を収容するための収容溝10を形成するために、間隔をおいて平行に設けられ、その上面板20aと下面板20bとの間にリンクチェーン5の一端側が配置されて、前記上面板20aとリンクチェーン5と下面板20bとに渡って挿通された縦の枢軸29により、リンクチェーン5の一端側は回動可能に設けられている。
【0015】
前記リンクチェ−ン5は、上下方向に間隔をおいて平行に配置された中央部が円弧状に窪むほぼ長円状の板状外側リンク3と、その内側に1ピッチずらして配置された中央部が円弧状に窪むほぼ長円状の板状内側リンク3とが重なるように直列に交互に配置され、前記上下に対向する内側リンク3はスペーサにより間隔が保持され、内外の4枚のリンク3は、これらの透孔およびスペーサにわたって挿通配置された上下方向に延長する連結軸2により屈折自在に枢着され、外側リンク3の外側で、前記連結軸2の円形軸部が若干押し潰されて膨出された係合部13が形成された係合部付き連結軸2aとされて、リンク3から連結軸2の抜け出しを防止するように構成されている。
【0016】
このような上下一対の外側リンク3と内側リンク3を連結軸2で連結したリンクチェーン5を使用しているので、鉄筋をリンクチェーンにより抱持するように保持するときに、上下の各リンク3による4点または4面(少なくとも2点または2面)で、鉄筋を保持するようにすることができるため、上下方向の曲げ力が作用しても、強固に鉄筋を保持することができる。
【0017】
また、前記の係合部付き連結軸2aは、前記リンクチェーン5の中間部から他端側までに設けてもよいが、この実施形態では、リンクチェーン5のほぼ全長に伸びるリンク3相互を連結している複数の連結軸2の両端部は、連結軸2の軸長手方向に延長するように構成され、リンク3の外側に突出する係合部13を備えた係合部付き連結軸2aとされている。
【0018】
このように、前記リンクチェーン5の始端部から端末までのリンク3相互を連結している連結軸は、リンク3の外側に十分突出する係合部付き連結軸2とされている。
【0019】
したがって、前記リンクチェーン5には、中間部から終端部にかけて、リンクチェーン長手方向に間隔をおいて屈折可能に複数の係合部13付の係合部付き連結軸2が形成されており、さらに、前記鉄筋取り付け金具本体1の先端部における左右方向の他端側に、前記係合部付き連結軸2aの係合部13を係止するための係止溝14が設けられている。
【0020】
したがって、鉄筋の断面直径が比較的大径の場合から比較的小径の場合まで、枢軸29により枢着されている一端側から伸びているリンクチェーン5を鉄筋外周側面を抱持するようにほぼ半巻き状に巻き付けて、適宜、前記上下の係止溝14に装着可能な一番接近している位置の係止部付き連結軸2aまたはその近傍の端末側に位置する係合部付き連結軸2を、前記上下の係止溝14に、着脱自在に係止させることができる。
【0021】
このように、リンクチェーン5は、鉄筋断面直径に応じて、係止位置調整自在に鉄筋取り付け金具本体1に係止可能に構成されている。
【0022】
また、鉄筋取り付け金具本体1の先端側に、先端部に横断面円弧状の凹部からなる円弧凹面状の鉄筋押圧部6を有する鉄筋押圧部材7が進退移動自在に設けられている。この実施形態では、鉄筋取り付け金具本体1の先端側中央部に前記腕辺17,18の対向する内側に、前後方向に延長するように側方開口のガイド用段部またはガイド溝17が設けられ、前記ガイド溝17に鋼製ブロック状の鉄筋押圧部材7における左右両側の前後方向に延長する側方凸部22がそれぞれ摺動可能に嵌合されて、前記鉄筋押圧部材7は鉄筋取り付け金具本体1の前後方向にガイドされて摺動移動可能に構成されている。
【0023】
また、前記鉄筋押圧部材7の後部には、前後方向に延長するように、押圧螺杆9の先端部を収容するための円柱状溝23が設けられており、その円柱状溝23に、押圧螺杆9の先端部の段付き無ねじ部24が嵌合され、その無ねじ部24の後面に近接するように前記鉄筋押圧部材7に抜け止めピン25が嵌合固定されて、前記押圧螺杆9は、前記鉄筋押圧部材7に対して回転可能に構成されている。このようにするために、前記押圧螺杆9は、鉄筋取り付け金具本体1の後部の雌ねじ孔15に螺合された状態で、前記鉄筋押圧部材7の後部に装着される。
【0024】
このように、鉄筋押圧部材7の後部に、回動工具係合部8を有する押圧螺杆9の先端部が回転可能に係合されると共に、前記押圧螺杆9が前記鉄筋取り付け金具本体1の雌ねじ孔15に螺合されている。
【0025】
さらに、前記鉄筋取り付け金具本体1には、連結金具11が設けられている。この実施形態では、鉄筋取り付け金具本体1の左右両側に、横方向に突出するように片持ち式に支軸26が着脱自在に設けられ、前記各支軸26に各回動アーム27の先端部が嵌設されて回動可能に支持され、各回動アーム27の後端部に渡って連結軸28が嵌合されて溶接により固定され、前記各回動アーム27と連結軸28により連結金具11が構成されている。
【0026】
前記のように各回動アーム27が支軸26を中心として回動可能に構成されていると、前記連結金具11は、図3等に2点差線で示すように、その自重により下降回動し、押圧螺杆9の回動工具係合部8を回動して鉄筋を取り付ける場合、回動工具係合部8を露出させ、前記連結金具11が邪魔にならない下方位置に位置するように付勢している。
【0027】
また、前記押圧螺杆9の回動工具係合部8を回動して、鉄筋取り付け金具12に鉄筋を取り付けて、前記連結金具11に直接または間接的に親綱の緊張状態としたときには、前記連結金具11が前記押圧螺杆9(特に回動工具係合部8)の外側を囲むように包囲するので、前記押圧螺杆9の回動工具係合部8に横方向から直接他物が衝突する恐れがなく、押圧螺杆9の回動による鉄筋取り付け金具12の鉄筋取り付け部が緩む恐れを排除している。
【0028】
前記の連結金具11の形態は、各種の形態が考えられ、前記連結軸28に代えて、各回動アーム27を一つのU字状アームにして、直接親綱等の係止フックを係止して連結したり、U字状アームに連結用透孔を設けたり、あるいは、U字状アームに連結用環状部を備えたアイボルトあるいは連結係止用段状軸部を固定する等各種の形態が可能である。また、鉄筋取り付け金具本体1自体に、フック係止孔等の連結部を設けることも可能である。
【0029】
次に、本発明の鉄筋取り付け金具12を使用して、これを、横方向に間隔を置いて隣り合う各柱鉄筋30に固定し、親綱31を張設する場合について、図10を参照して説明する。
【0030】
先ず、図1〜図3に示す状態の鉄筋取り付け金具12を、コンクリート製床スラブ70上において、横方向に間隔をおく各柱における主筋となる各一つの柱鉄筋30における所定のレベルに配置する。すなわち、柱鉄筋30間において、前記各鉄筋取り付け金具12の後部側の連結金具11を対向するように配置する。そして図6および図7の太径の柱鉄筋30の場合図8および図9に示す細径柱鉄筋30の場合も、リンクチェーン5を柱鉄筋30の側周面を抱き込むようにして前記リンクチェーン5の中間または端部側の係合部付き連結軸2aの係合部13を鉄筋取り付け金具本体1における係止溝14に係合させる。
【0031】
この時、回動アーム27は下降回動した位置にあるので、前記押圧螺杆9における回動工具係合部8にスパ等の回動工具を係合して、押圧螺杆9を前進させるように回転させて、鉄筋押圧部材7を柱鉄筋30に向って前進させると共に、係止溝14の奥部に係合部13を位置させ、鉄筋押圧部材7の鉄筋押圧部6を強固に柱鉄筋30に圧着させると共にリンクチェーン5の内側を圧着させ、鉄筋取り付け金具12を強固に柱鉄筋30に固定する。なお、図8および図9に示す細径柱鉄筋30を取り付ける場合、押圧部材7をほとんど前進させない位置で、柱鉄筋30を取り付けるようにしてもよい。
【0032】
次いで、一方の鉄筋取り付け金具12の連結金具11の連結軸28に、ロープ等の親綱31の一端側に固定の係止フック32を備えた係止フック付き親綱40を係止させ、かつ他方の鉄筋取り付け金具12の連結金具11に、係止用フック33を有すると共に親綱緊張保持金具34を有する係止フック付き緊張保持金具35における前記係止用フック33を係止させ、かつ前記親綱緊張保持金具35内のロープ押え受部材(図示を省略)とロープ抑え回動体の間にロープ等の親綱31の他端側(フリー端部41)を挿通すると共に、親綱31を緊張した状態でロープ押え受部材とロープ抑え回動体とにより、緊張状態の親綱31の他端側を保持するか、他の適宜の巻取り式緊張装置を介在させて、親綱31の張設を完了させる。そして、親綱31に、作業員側の命綱36の一端側を連結する。
【0033】
本発明では、リンクチェーン5は、鉄筋取り付け金具12に2箇所で支持されるので、柱鉄筋30の周側面をリンクチェーン5により抱持する直前において、柱鉄筋30に対してリンクチェーン5の緩み長さがあっても、押圧螺杆9の前進距離はその1/2で、強固に保持して取り付けることができる。
【0034】
なお、前記の鉄筋取り付け金具12を取り外す場合は、親綱31を取り外して、押圧螺杆9における回動工具係合部8を鉄筋から離れるように後退移動させて、リンクチェーン5における係合部13を係止溝14から取り外すことにより鉄筋取り付け金具12を柱鉄筋30から取り外すことができる。
前記実施形態においては、押圧螺杆9の先端部に鉄筋押圧部6を有する鉄筋押圧部材7が設けられている形態を示したが、本発明を実施する場合、前記鉄筋押圧部材7を省略して、押圧螺杆9の先端部により直接柱鉄筋等の鉄筋を押圧するように構成してもよい。
【0035】
本発明を実施する場合、柱鉄筋30以外の縦鉄筋または横鉄筋(または鋼製棒状杆体に)を取り付けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によると、下記のような効果を得ることができる。
請求項1の発明によると、鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の一端側に、連結軸によりリンク相互が屈折自在に連結されたリンクチェーンの一端部が枢着され、前記リンクチェーンの中間部から他端側に伸びるリンク相互を連結している複数の連結軸の両端部はリンクの外側に突出されて構成された係合部を備えた係合部付き連結軸とされて、リンク長手方向に間隔をおいた複数の係合部が形成され、さらに前記鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の他端側に、前記係合部付き連結軸の係合部を係止するための係止溝が設けられて、前記リンクチェーンの係合部付き連結軸が着脱自在に係止にされて、リンクチェーンが係止位置調整自在に鉄筋取り付け金具本体に係止され、かつ鉄筋取り付け金具本体の先端側に、先端部に鉄筋押圧部を有する鉄筋押圧部材が、前記鉄筋取り付け金具本体に螺合された押圧螺杆により進退移動自在に設けられ、さらに前記鉄筋取り付け金具本体には、連結金具が設けられているので、鉄筋取り付け金具本体にリンクチェーンの中間部から他端部の適当な部位の係合部付き連結軸を係止させてことにより、鉄筋の直径の大きく異なる各種の鉄筋を容易に取り付けることができる。したがって、鉄筋直径が大きく異なっても、一つの形態の金具によって鉄筋を取り付けることができる。また、本発明の鉄筋取り付け金具は構造が簡単であるので、取り扱いが容易であり、また、鉄筋取り付け本体に連結金具を備えているので、容易に他の部材を連結したり取り付けることができる。
また、請求項1の発明によると、鉄筋押圧部材は鉄筋取り付け金具本体のガイド溝に摺動可能にガイドされるように構成されていると、鉄筋押圧部材を安定した状態で、前進または後退移動させることができ、鉄筋に対して姿勢良く安定した状態で圧着させることができる。
【0037】
また、請求項2の発明によると、鉄筋押圧部材の後部に、回動工具係合部を有する押圧螺杆の先端部が回転可能に係止されると共に、前記押圧螺杆が前記鉄筋取り付け金具本体の雌ねじ孔に螺合されていると、押圧螺杆を回動して、鉄筋押圧部材を回転させることなく前進または後退移動させることができ、鉄筋押圧部材をブロック状にすることにより柱鉄筋等の鉄筋長手方向に面接触状態強固に圧着保持して取り付けることができる。
【0038】
また、請求項3の発明によると、鉄筋取り付け金具本体の後部に、前記押圧螺杆の外側を囲むように配置された連結金具が回動可能に枢着されていると、鉄筋取り付け金具を鉄筋に確実に取り付けるまで、連結金具がその自重により、押圧螺杆の回動工具係合部から邪魔にならない位置に位置させることができるため、容易に押圧螺杆を回動させることができ、また、連結金具に他の金物が連結されて、押圧螺杆の外側を囲むように位置しているときには、前記押圧螺杆に横方向等から他物が直接衝突する恐れはなく、他物の衝突による押圧螺杆の回動を防止することができる。
【0039】
また、請求項4の発明によると、記鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の他端側に設けられた係止溝は、側方に開放された係止溝であると、リンクチェーンの係合部を横方向から容易に装着係止させたり離脱させることができる。
【0040】
また、請求項5の発明によると、リンクチェーンは、上下方向に間隔をおいて平行な一対の板状外側リンクとこれに重合される一対の板状内側リンクとが交互に直列に連結されて構成されていると、鉄筋に対して上下のリンクにより少なくとも2点(または2面)の接触状態で抱持することができるので、曲げモーメントが作用しても、鉄筋を安定した状態で保持して取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の鉄筋取り付け金具を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の鉄筋取り付け金具を示す左側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の鉄筋取り付け金具を示す右側面図である。
【図4】鉄筋取り付け金具本体と押圧螺杆並びに押圧部材との関係を示す一部横断平面図である。
【図5】(a)は図1における鉄筋取り付け金具本体と、押圧部材との関係を示す一部縦断正面図、(b)は鉄筋取り付け金具本体と押圧螺杆並びに回動アームとの関係を示す一部縦断正面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の鉄筋取り付け金具を使用して、比較的鉄筋直径の大きな柱鉄を抱持している状態示す平面図である。
【図7】図6における端部のリンクの一部を取り除いて、係止溝に係合部付き連結軸が係止されている状態を示す一部省略側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態の鉄筋取り付け金具を使用して、比較的鉄筋直径の小さい柱鉄筋を抱持している状態を示す平面図である。
【図9】図8における端部のリンクの一部を取り除いて、係止溝に係合部付き連結軸が係止されている状態を示す一部省略側面図である。
【図10】本発明の鉄筋取り付け金具を柱鉄筋に取り付けると共に、親綱を緊張状態で張設した状態を示す概略正面図である。
【図11】一端部に係止フックを備えた親綱を示す正面図である。
【図12】従来の鉄筋取り付け金具を柱鉄筋に取り付けて親綱を張設した状態を概略正面図である。
【符号の説明】
1 鉄筋取り付け金具本体
2a 係合部付き連結軸
2 連結軸
3 リンク
4 収容溝
5 リンクチェーン
6 鉄筋押圧部
7 鉄筋押圧部材
8 回動工具係合部
9 押圧螺杆
10 収容溝
11 連結金具
12 鉄筋取り付け金具
13 係合部
14 係止溝
15 雌ねじ孔
17 ガイド溝
18 腕辺
19 腕辺
20 上面板
21 下面板
22 側方凸部
23 円柱状溝
24 段付き無ねじ部
25 抜け止めピン
26 片持ち式の支軸
27 回動アーム
28 連結軸
30 柱鉄筋
31 親綱
32 係止フック
33 係止フック
34 親綱緊張保持金具
35 係止フック付き緊張保持金具
36 命綱
37 鋼製把持辺
38 ボルト・ナット
39 鉄筋把持金具
40 係止フック付き親綱
41 親綱のフリー端部
Claims (5)
- 鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の一端側に、連結軸によりリンク相互が屈折自在に連結されたリンクチェーンの一端部が枢着され、前記リンクチェーンの中間部から他端側に伸びるリンク相互を連結している複数の連結軸の両端部はリンクの外側に突出されて構成された係合部を備えた係合部付き連結軸とされて、リンク長手方向に間隔をおいた複数の係合部が形成され、さらに前記鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の他端側に、前記係合部付き連結軸の係合部を係止するための係止溝が設けられて、前記リンクチェーンの係合部付き連結軸が着脱自在に係止にされて、リンクチェーンが係止位置調整自在に鉄筋取り付け金具本体に係止され、かつ鉄筋取り付け金具本体の先端側に、先端部に鉄筋押圧部を有する鉄筋押圧部材が、前記鉄筋取り付け金具本体に螺合された押圧螺杆により進退移動自在に設けられ、さらに前記鉄筋取り付け金具本体には、連結金具が設けられ、前記鉄筋押圧部材は鉄筋取り付け金具本体のガイド溝に摺動可能にガイドされるように構成されていることを特徴とする鉄筋取り付け金具。
- 前記鉄筋押圧部材の後部に、回動工具係合部を有する押圧螺杆の先端部が回転可能に係止されると共に、前記押圧螺杆が前記鉄筋取り付け金具本体の雌ねじ孔に螺合されていることを特徴とする鉄筋取り付け金具。
- 鉄筋取り付け金具本体の後部に、前記押圧螺杆の外側を囲むように配置された連結金具が回動可能に枢着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄筋取り付け金具。
- 前記鉄筋取り付け金具本体の先端部における左右方向の他端側に設けられた係止溝は、側方に開放された係止溝であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄筋取り付け金具。
- リンクチェーンは、上下方向に間隔をおいて平行な一対の板状外側リンクとこれに重合される一対の板状内側リンクとが交互に直列に連結されて構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄筋取り付け金具。
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| JP (1) | JP3550140B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101575355B1 (ko) * | 2009-07-06 | 2015-12-07 | 현대자동차주식회사 | 와이어하니스 해체 전용 체인형 클램프 |
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2002
- 2002-08-23 JP JP2002243047A patent/JP3550140B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101575355B1 (ko) * | 2009-07-06 | 2015-12-07 | 현대자동차주식회사 | 와이어하니스 해체 전용 체인형 클램프 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2004084192A (ja) | 2004-03-18 |
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