JP3549419B2 - 内視鏡用鉗子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡と組合せて使用され、例えば生体内腔等で生体組織を採取するために用いる内視鏡用鉗子に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡と組合せて使用し、体腔内の生体組織を採取する手技は現在、幅広く普及している。しかし、近年、患者に苦痛の少ない低侵襲の手技が一層強く要求される状況にあり、内視鏡の挿入部の細径化が進んでいる中で、その細径化に応じて内視鏡用鉗子の挿入部も細径なものにする必要が出てきた。
【0003】
特開平10−137254号公報において開示されるように、一般的な内視鏡用鉗子はその鉗子部材を開閉する力の伝達ロスを少なくするため、鉗子部材を開閉するリンク部材の中心線が操作ワイヤーの軸上を通るように配置されている。
【0004】
また、同公報の図5には操作ワイヤーとリンク部材をワイヤつなぎ部材を介して接続する構造が、ワイヤつなぎ部材の先端を一対のリンク部材の間で挟みこむようにした配置のものが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平10−137254号公報において開示される内視鏡用鉗子はリンク部材の中心を操作ワイヤーの軸上に一致させて配置するものであり、これにより、リンク部材を介して鉗子部材を開閉するときにおいてのガタツキを抑えている。しかし、この方式では可動する鉗子部材が片側の方向へしか開かない構造になるため、採取しようとする組織を大きく把持することができないという採取能力に限界があった。
【0006】
また、図4に示す従来の内視鏡用鉗子では、カップ40の脚部41と、ワイヤーつなぎ部材42を一対のリンク部材43の間に配置しているが、カップ40の脚部41とリンク部材43を枢着するリンクピン44と、このリンクピン44を通す嵌合孔の部分の強度を確保するのため、そのリンク部材43の厚みと幅を一定以上に大きくする必要があった。このため、リンク部材43の周縁部が先端カバー45の外周表面の位置よりも外側へ突き出すという問題があった(同図4(c)を参照)。
【0007】
以上のような問題は内視鏡用鉗子の挿入部の外径が小さくなる程、重大なものとなるものであった。
【0008】
本発明は上記問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、挿入部が細径なものであっても先端カバーからのリンク部材の突き出しを極力避け得ることが可能になり、リンク部材の強度が確保でき、その処置能力を向上するようにした内視鏡用鉗子を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、体腔内に挿入される挿入部と、
この挿入部内に挿通され操作部により押し引き操作される操作ワイヤーと、
前記挿入部の先端に設けられた先端カバーと、
この先端カバーに枢着され開閉自在な一対の鉗子部材と、
前記一対の鉗子部材の基端部分に互いに向き合う中心軸側の面部分に設けられた段差状の窪み部と、
前記窪み部にそれぞれの一端が配置され、それぞれの一端が前記各鉗子部材の基端部に個別に枢着されると共に、それぞれの向かい合う面同士が前記枢着部領域を含み接触する一対の板状リンク部材と、
一端は前記操作ワイヤーに連結し、他端は前記一対のリンク部材の他端と連結されたワイヤーつなぎ部と、
を具備したことを特徴とする内視鏡用鉗子。
【0010】
そして、操作部より操作ワイヤーに伝達された開閉力は、ワイヤーつなぎ部材を通してリンク部材から鉗子部材へと伝達され鉗子部材が開閉される。その際、一対のリンク部材同士は操作ワイヤーの中心軸延長線上で略接しながら開閉される。
【0011】
請求項2に係る発明は、体腔内に挿入される挿入部と、
この挿入部内に挿通され操作部により押し引き操作される操作ワイヤーと、
前記挿入部の先端に設けられた先端カバーと、
この先端カバーに枢着され開閉自在な一対の鉗子部材と、
前記一対の鉗子部材の基端部分に互いに向き合う中心軸側の面部分に設けられた段差状の窪み部と、
前記窪み部にそれぞれの一端が個別に配置され、それぞれの一端が前記各鉗子部材の基端部に個別に枢着されると共に、それぞれの向かい合う面同士が接触する一対の板状リンク部材と、
前記操作ワイヤーに連結し、前記一対のリンク部材の他端が枢着され、この枢着した他端部分を配置したスリットを有するワイヤーつなぎ部と、
前記リンク部材の他端と前記ワイヤーつなぎ部とを枢着する枢支ピンと、
を具備したことを特徴とする内視鏡用鉗子である。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2において、操作ワイヤーは先端側部分と操作部側部分の柔軟性が異なるワイヤーで構成したことを特徴とする内視鏡用鉗子である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図3を参照して本発明の一実施形態に係る内視鏡用鉗子について説明する。
【0014】
(構成)
本実施形態に係る内視鏡用鉗子1は全体的に図1(a)で示すように構成される。つまり、内視鏡用鉗子1は挿入部2と操作部3を備えてなり、挿入部2の後端に操作部3が接続されている。操作部3は把持本体4を有し、この把持本体4の後端には指掛けリング5が形成されている。また、把持本体4の中途部外周にはスライダー6が前後方向へスライド自在に装着されている。このスライダー6は後述する操作ワイヤー7の後端が接続され、その操作ワイヤー7を進退操作するようになっている。
【0015】
上記挿入部2は密巻きコイル11によって構成された可撓性シース12を備えてなり、この可撓性シース12の先端には、鉗子部13が取着されている。鉗子部13は図1(b)で示すように、可撓性シース12の先端に取着された先端チップを兼ねた先端カバー(先端枠)14を備えており、この先端カバー14には、密巻きコイル11の先端部外周部分に被嵌して可撓性シース12に同軸的に取着された筒状部15と、この筒状部15の先端部分をすり割りして形成した細長いスリット16と、上記筒状部15の先端部分をすり割りしたときに上記スリット16の両側に残る部分によって形成される一対の支持アーム17とが設けられている。
【0016】
上記先端カバー14の筒状部15は密巻きコイル11の先端部外周に被嵌した状態で固定されている。上記スリット16は上下両側と先端が開口しており、この内部には上記筒状部15の内孔18内にスライド自在に嵌合するワイヤーつなぎ部材(ワイヤー接続部材)19の先端部分が位置するようになっている。上記ワイヤーつなぎ部材19の後端には上述した操作ワイヤー7の先端が接続されている。操作ワイヤー7は可撓性シース12内を通じて上記操作部3のスライダー6の位置まで導かれ、そのスライダー6に接続されている。
【0017】
さらに、鉗子部13は一対のカップ(鉗子部材)21を有しており、この両カップ21の部材の基端部分は板状の脚部(アーム部)22が形成されている。両脚部22は互いに向き合う板面同士が互いに接触する状態で、上記スリット16内に密に嵌め込まれて配置されている。各脚部22の中間部にはその両者にわたり貫通する枢支ピン23に枢着されている。この枢支用ピン23は上記スリット16の左右に位置する上記一対の支持アーム17に支持されている。
【0018】
両カップ21の脚部22の後端にはそれぞれ個別的に板状のリンク部材25の先端部分が接続されている。各脚部22の後端部分において互いに向き合う中心軸側の面部分には上記リンク部材25の板厚の深さで段差状の窪み部26が形成されている。各々の窪み部26内には対応するリンク部材25の先端部分が嵌め込まれている。尚、窪み部26の深さはリンク部材25の板厚を越えるものであってもよい。
【0019】
また、上記各カップ21の脚部22とこれに対応するリンク部材25はその接合部分において両者を貫通する枢支ピン27により枢着されている。枢支ピン27の両端は枢着する組のカップ21の脚部22とリンク部材25の外側面(両者の接合面との反対側の面)から突き出すことがなく埋没する状態にかしめ付けて設けられている。
【0020】
各リンク部材25の後端部分は上記ワイヤーつなぎ部材19の先端部分にまとめて枢着されている。すなわちワイヤーつなぎ部材19の先端部分には中心に位置してすり割りして形成した細長いスリット28が形成されており、このスリット28の幅は各リンク部材25の後端部分を接触させた状態で両者の厚さの総和であり、各リンク部材25の後端部分の両者は上記スリット28内に摺動自在に比較的密に嵌め込まれている。そして、ワイヤーつなぎ部材19と両リンク部材25の後端部分の三者が重なり合う全ての部分にわたり貫通した枢支ピン29によりワイヤーつなぎ部材19に両リンク部材25の後端部分が枢着されている。
【0021】
上記ワイヤーつなぎ部材19に両リンク部材25を組み付ける場合には図3で示すように、上記ワイヤーつなぎ部材19のスリット28内に挿入された操作ワイヤー7の中心軸の延長線上において接するように、そのスリット28内に両リンク部材25を挿入した後に枢支ピン29でワイヤーつなぎ部材19に接続するようにする。
【0022】
以上の如く、両リンク部材25は上記操作ワイヤー7の通る中心軸の延長線を間にして向き合う板面が互いに接触する状態で、両カップ21の脚部22の間からワイヤーつなぎ部材19のスリット28内にわたり板面が平行になるように配置されている。つまり、両リンク部材25の互いに向き合う板面は操作ワイヤー7の通る中心軸の延長線上において互いに接触し、また、両リンク部材25は干渉し合うことなく、独立的に回動するようになっている。
【0023】
また、図2(a)及び(d)で示すように、上述した先端カバー14の支持アーム17、カップ21の脚部22、及びリンク部材25はその順で外側から中心に向かって近接または密接する状態で配置されており、図2(c)で示すように、一対のカップ21が閉じた状態において、最も内側に位置する各リンク部材25の周縁部25aは先端カバー14の外表面を通る円周が作る円14aの内側の領域内に配置され、先端カバー14の外周から外へ突き出さない構造となっている。
【0024】
(作用)
内視鏡用鉗子1を使用する場合、操作部3より操作ワイヤー7に伝達された開閉操作力はワイヤーつなぎ部材19を通して一対のリンク部材25及び一対のカップ21へと伝達され、一対のカップ21が開閉される。その際、一対のリンク部材25同士は操作ワイヤー7の中心軸の延長線上で接しながら摺動開閉され、目的部の組織をカップ21の間に挟み込んで、その目的部位の組織を切除し、カップ21内に目的部の組織を取り込む。
【0025】
また、本実施形態では上記各カップ21の脚部22の後端に枢着される上記一対のリンク部材25が、その一対のカップ21の脚部22の間の内側に位置して互いに向き合うと共に、その向き合う一対のリンク部材25の間を上記操作ワイヤー7の中心軸延長線が通るようにして、上記先端カバー14のスリット16内に上記一対のリンク部材25の部分を配置したものである。
【0026】
この点、従来例のものでは図4(c)に示す通り、リンク部材43の枢着強度を確保するためにそのリンク部材43の厚みと幅を一定以上にする必要があり、その結果、リンク部材43の周縁部が先端カバー45の外表面が作る円周より突き出した構造となっていたが、本実施形態のものでは各リンク部材25が最も内側に位置するようにしたため、枢着部分の幅を大きく取りながら、リンク部材25の周縁部25aが先端カバー45の外周表面から外へ突き出さないように構成することができる。
【0027】
(効果)
鉗子部13の一対のカップ21を開閉する際、一対のリンク部材25同士が操作ワイヤー7の中心軸延長線上で接しながら摺動するため、圧縮力によるリンク部材25の撓みが低減できて、一対のカップ21の開閉動作がスムーズに行われる。さらに一対のリンク部材25が左右対称に配置されているため、開閉力が各カップ21に均等に配分され、一対のカップ21のスムーズな開閉につながる。従来例のものでは図4(c)に示す通り、リンク部材43の枢着強度を確保するためにそのリンク部材43の厚みと幅を一定以上にする必要があり、リンク部材43の周縁部が先端カバー45の外表面が作る円周より突き出した構造となっていたが、本実施形態のものでは各リンク部材25が最も内側に位置するため、リンク部材25の周縁部25aが突き出さない。
【0028】
さらに、リンク部材25の枢着部分の幅(スペース)を大きく取れる構成であるため、リンク部材25の枢着部の強度を十分に確保することができる。
【0029】
本実施形態のものにあってはリンク部材25の支持強度を保ったまま、挿入部2の細径化が可能となり、採取する組織の量も大きくすることができる。特に鉗子部13を含めた挿入部2の外径が1.5mm以下のものにおいても十分に適応できるようになる。
このような効果は細径なものほど顕著に現れる。
【0030】
加えて、前述した如く、ワイヤーつなぎ部材19のスリット28内に2枚のリンク部材25をまとめて挿入した後、リンク部材25をピン29にて一度に固定することができるため、鉗子部13の組み立て作業性も向上する。
【0031】
尚、上記操作ワイヤー7は先端側の部分と操作部3側の部分を異なる柔軟性をもつワイヤーで構成してもよい。この場合には挿入部2の可撓性を必要に応じて調整した設定とすることができる。また、上記操作ワイヤー7の先端側部分は複数の素線を撚りあわせた構造とし、手元側部分は1つの素線で構成したものとしてもよい。この場合には挿入部2の先端側部分の可撓性を柔らかいものに設定することができる。
【0032】
本実施形態では生検鉗子について記載しているが、本発明は鋏鉗子、把持鉗子等、開閉自在な一対の鉗子部材を有するその他のものにも適用することができるものである。
【0033】
<付記>
1.体内に挿入される挿入部と、
この挿入部内に挿通され、操作部により押引き操作される操作ワイヤーと、
上記挿入部の先端に設けられた先端カバーと、
この先端カバーに枢着され、開閉自在な一対の鉗子部材と、
上記各鉗子部材の脚部に、それぞれの一端が個別的に枢着される一対のリンク部材と、
上記一対のリンク部材の他端に接続され、上記操作ワイヤーに連結したワイヤーつなぎ部材とを具備し、
上記各鉗子部材に枢着される上記一対のリンク部材が、その一対の鉗子部材の脚部間の内側に位置して互いに向き合うと共に、その向き合う一対のリンク部材の間を上記操作ワイヤーの中心軸延長線が通るように、上記先端カバー内に上記一対のリンク部材を配置したことを特徴とする内視鏡用鉗子。
【0034】
2.第1項の内視鏡用鉗子において、上記操作ワイヤーは先端側部分と操作部側部分の柔軟性が異なるワイヤーで構成したことを特徴とするもの。
3.第1項の内視鏡用鉗子において、上記リンク部材が枢着される鉗子部材の部分に、そのリンク部材が嵌り込む段差状の窪み部を形成したことを特徴としたもの。
4.第3項の内視鏡用鉗子において、上記窪み部の深さは上記リンク部材の厚さと略一致し、あるいはそれ以上であることを特徴とした内視鏡用鉗子。
5.第1項の内視鏡用鉗子において、上記操作ワイヤーは先端側部分と操作部側部分が異なる柔軟性をもつワイヤーで構成したことを特徴とするもの。
【0035】
6.第5項の内視鏡用鉗子において、上記操作ワイヤーは先端側部分が複数の素線を撚りあわせた構造のものとし、手元側部分は1つの素線で構成したものとしたことを特徴とするもの。
7.第1項の内視鏡用鉗子において、上記内視鏡用鉗子は鉗子部を含む挿入部の外径1.5mm以下であることを特徴とするもの。
【0036】
8.第1項のものにおいて、上記内視鏡用鉗子は生検鉗子であることを特徴とするもの。
9.第1項のものにおいて、上記内視鏡用鉗子は把持鉗子であることを特徴とするもの。
10.第1項のものにおいて、上記内視鏡用鉗子は鋏鉗子であることを特徴とするもの。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、挿入部が細径なものであっても先端カバーからのリンク部材の突き出しを極力避け得ることが可能になる。つまり、リンク部材の強度を保ったまま挿入部を細径化することが可能である。挿入部が細径なものであってもリンク部材の枢着支持強度が確保でき、その処置能力を向上することができる。
【0038】
また、リンク部材同士が操作ワイヤー中心軸の延長線上で互いに接しながら摺動し、鉗子部材を開閉するため、圧縮力によるリンク部材の撓みが低減でき、スムーズな開閉へとつながる。さらに一対のリンク部材が挿入部中心軸に対し、左右対称に配置されているため、開閉力が各鉗子部材に均等に配分され、鉗子部材をスムーズに開閉することができる。
【0039】
加えて、ワイヤーつなぎ部材のスリットに2枚のリンク部材をまとめて挿入した後、リンク部材をピンにて一度に固定できるため、その組み立て作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る内視鏡用鉗子の全体の側面図、(b)は上記内視鏡用鉗子の鉗子部の拡大した断面図。
【図2】(a)は上記内視鏡用鉗子の鉗子部を縦断して上から見た断面図、(b)は上記内視鏡用鉗子の鉗子部を縦断して側方から見た断面図、(c)は(b)中A−A線に沿う横断面図、(d)は(b)中B−B線に沿う横断面図。
【図3】上記内視鏡用鉗子の鉗子部の一部の展開斜視図。
【図4】(a)は従来の内視鏡用鉗子の鉗子部を縦断して上から見た断面図、(b)は上記内視鏡用鉗子の鉗子部を縦断して側方から見た断面図、(c)は(b)中A−A線に沿う横断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡用鉗子、2…挿入部、3…操作部、7…操作ワイヤー、
12…可撓性シース、13…鉗子部、14…先端カバー(先端枠)、
15…筒状部、16…長いスリット、17…支持アーム、18…筒状部の内孔、
19…ワイヤーつなぎ部材(ワイヤー接続部材)、21…カップ(鉗子部材)、
22…脚部(アーム部)、23…枢支ピン、25…リンク部材、26…窪み部、
27…枢支ピン、28…スリット、29…枢支ピン。

Claims (3)

  1. 体腔内に挿入される挿入部と、
    この挿入部内に挿通され操作部により押し引き操作される操作ワイヤーと、
    前記挿入部の先端に設けられた先端カバーと、
    この先端カバーに枢着され開閉自在な一対の鉗子部材と、
    前記一対の鉗子部材の基端部分に互いに向き合う中心軸側の面部分に設けられた段差状の窪み部と、
    前記窪み部にそれぞれの一端が配置され、それぞれの一端が前記各鉗子部材の基端部に個別に枢着されると共に、それぞれの向かい合う面同士が接触する一対の板状リンク部材と、
    一端は前記操作ワイヤーに連結し、他端は前記一対のリンク部材の他端と連結されたワイヤーつなぎ部と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡用鉗子。
  2. 体腔内に挿入される挿入部と、
    この挿入部内に挿通され操作部により押し引き操作される操作ワイヤーと、
    前記挿入部の先端に設けられた先端カバーと、
    この先端カバーに枢着され開閉自在な一対の鉗子部材と、
    前記一対の鉗子部材の基端部分に互いに向き合う中心軸側の面部分に設けられた段差状の窪み部と、
    前記窪み部にそれぞれの一端が個別に配置され、それぞれの一端が前記各鉗子部材の基端部に個別に枢着されると共に、それぞれの向かい合う面同士が接触する一対の板状リンク部材と、
    前記操作ワイヤーに連結し、前記一対のリンク部材の他端が枢着され、この枢着した他端部分を配置したスリットを有するワイヤーつなぎ部と、
    前記リンク部材の他端と前記ワイヤーつなぎ部とを枢着する枢支ピンと、
    を具備したことを特徴とする内視鏡用鉗子。
  3. 請求項1または請求項2において、操作ワイヤーは、先端側部分と操作部側部分の柔軟性が異なるワイヤーで構成したことを特徴とする内視鏡用鉗子。
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