JP3549324B2 - ラベル票付連続帳票 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノンインパクトプリンタで高速印字するのに適した、ファイルパンチやコーナーカット等の穿孔部を有するラベル票付連続帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のラベル票付連続帳票の印字にあたっては、印字が高速で行われるために、切り用ミシン目が破断して連続状態が途切れてしまう事態が生じ易かった。このような事態が生じたり、印刷対象のラベル票付連続帳票がなくなって、いわゆる用紙切れ状態になった場合には、印刷動作を中断する必要があるので、用紙の移送が途切れたことを検出するセンサーを設けているのが一般的である。そして、通常このセンサーとしては、光線が用紙によって遮断あるいは反射されなくなった時に、検出信号を出力する光センサーが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、ラベル票付連続帳票にファイルパンチやコーナーカット等の穿孔部が設けられていると、この穿孔部を光センサーから出射した光線が通過してしまうので、誤動作により検出信号が出力され易いという不都合があった。本発明はこの不都合を解消し、穿孔部を設けたことによる光センサーの誤動作を防止することのできるラベル票付連続帳票を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明の請求項1に記載したラベル票付連続帳票は、ラベル票と帳票とを分離可能に並設したラベル票付帳票を切り用ミシン目を介して多数連接してなるラベル票付連続帳票であって、前記各ラベル票と前記各帳票の表面にはそれぞれ印字記入部を設け、前記各ラベル票の裏面には粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記各帳票の前記ラベル票との分離端に沿った位置には穿孔部を形成する一方、前記各ラベル票の剥離紙を延出して前記穿孔部を裏面側から覆うように構成したことを特徴とする。
【0005】
また、本発明の請求項2に記載したラベル票付連続帳票は、ラベル票と帳票とを分離可能に並設したラベル票付帳票を切り用ミシン目を介して多数連接してなるラベル票付連続帳票であって、前記各ラベル票と前記各帳票の表面にはそれぞれ印字記入部を設け、前記各ラベル票の裏面には粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記各帳票の前記ラベル票との分離端に沿った位置には穿孔部を形成する一方、前記各ラベル票の剥離紙を延出して前記穿孔部を裏面側から覆うように構成するとともに、前記各帳票の前記各ラベル票とは反対側を延出して延出部を形成し、この延出部の裏面に粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、この粘着剤設置部分の内側に切り取り部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施形態】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1はラベル票付連続帳票を単位化したラベル票付帳票を示す概略的な斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3はラベル票付帳票を配送品に貼付した状態を示す概略的な斜視図、図4はラベル票付連続帳票の他の実施形態を示す概略的な断面図、図5はラベル票付連続帳票のさらに他の実施形態を示す概略的な断面図である。
【0007】
まず、図1〜図3に基づいて第1の実施形態を説明する。図1及び図2に示すように、ラベル票付連続帳票1は、ラベル票2と帳票である配達票兼受領票3とを切り用ミシン目4で分離可能に並設してなるラベル票付帳票1aを、図示していない切り用ミシン目を介して天地方向に多数連接してなる。
【0008】
図1に示すように、各ラベル票2と各配達票兼受領票3の表面には、「送り状」、「配達票兼受領票」という表題を設けている。さらに、前記各ラベル票2の表面には、印字記入部たる届先の住所、氏名及び電話番号を印字記入する届先記入欄6と、荷送人の電話番号、名称を印刷した荷送人表示7とを設けている。また、前記各配達票兼受領票3の表面には、印字記入部たる届先の住所、氏名及び電話番号を印字記入する届先記入欄8及び問い合わせ番号を印字記入する問い合わせ番号記入欄9と、荷送人の電話番号、名称を印刷した荷送人表示10と、受領印捺印欄11とを設けている。
【0009】
図1及び図2に示すように、各ラベル票2の裏面には粘着剤12を設けるとともに剥離紙13で被覆し、各配達票兼受領票3の切り用ミシン目4に沿った位置には、穿孔部たる2つのファイルパンチ14,14とコーナーカット15とを穿設する一方、前記各ラベル票2の剥離紙13を延出して前記各ファイルパンチ14,14と前記コーナーカット15とを裏面側から覆うように構成している。また、前記各配達票兼受領票3の前記各ラベル票2とは反対側を延出して延出部16を形成し、この延出部16の裏面に粘着剤17を設けるとともに剥離紙18で被覆し、この粘着剤17設置部分の内側に切り取り部たる切り用ミシン目19を設けている。
【0010】
さらに、ラベル票2と延出部16の切り用ミシン目4とは反対側には、それぞれ切り用ミシン目20,20を介して、多数の移送孔21,21・・・を等間隔に透設したマージナル部22,22を設けている。
【0011】
以上のように構成したラベル票付連続帳票1において、図示していないコンピュータにあらかじめ入力しておいた届先データ及びこれに対応する問い合わせ番号データを、コンピュータに連繋したプリンタによって出力し、連続状態にあるラベル票付連続帳票1を移送孔21,21・・・を利用して移送しながら、届先記入欄6,8及び問い合わせ番号記入欄9に所定事項を印字記入する。この印字作業において、各ファイルパンチ14,14と各コーナーカット15は裏面側から剥離紙13で覆われているので、光センサーの出射光が前記剥離紙13で遮断され、誤動作することはない。
【0012】
次いで、必要に応じて各マージナル部22,22を切り用ミシン目20,20から切り落とし、単位状態に切断したうえ、剥離紙13,18を剥離して粘着剤12,17を露出する。そして、単位化したラベル票付帳票1aは、露出したこれらの粘着剤12,17によって、配送品30の適所に接着され(図3参照)、配送作業が行われる。
【0013】
配送品30の届先において、図3に示すように、各切り用ミシン目4,19を破断して、配達票兼受領票3を配送品30から分離し、ラベル票2と延出部16とは配送品30に貼付したままにする。そして、前記配達票兼受領票3の受領印欄11に、配送品30の受領者に捺印してもらい、この受領印捺印済の配達票兼受領票3を配送員が持ち帰るものである。
【0014】
続いて、他の実施形態を、図4及び図5に基づいて説明する。これらラベル票付連続帳票41,51の各実施形態は、ラベル票2と配達票兼受領票3とを分離可能に並設する構成が上述した第1の実施形態のラベル票付連続帳票1と相違するだけであり、他の構成及び使用方法については同様であるから、相違点についてのみ説明し、対応する構成要素には同一の符号を付するに止め、詳細な説明は省略する。
【0015】
図4に示す実施形態は、ラベル票付連続帳票41のラベル票2の裏面側の粘着剤12に配達票兼受領票3の一端縁の表面側を接着し、その内側に切り用ミシン目31を設けて分離可能に構成したものである。また、図5に示す実施形態は、ラベル票付連続帳票51のラベル票2の表面側に設けた接着剤32によって配達票兼受領票3の一端縁の裏面側を接着し、前記接着剤32設置部分の内側に切り用ミシン目33を設けて分離可能に構成したものである。前記接着剤32の接着力が弱い場合には、分離用の前記切り用ミシン目33は設ける必要がない。
【0016】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、穿孔部はファイルパンチ14とコーナーカット15のいずれか一方のみを有する構成でもよく、また、ファイルパンチ14とコーナーカット15以外のもので穿孔部を構成してもよい。さらに、延出部16と粘着剤17及び剥離紙18を設けずに、配送品30へのラベル票付帳票1aの貼付をラベル票2裏面の粘着剤12のみによって行うこともできる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば、帳票の前記ラベル票との分離端に沿った位置に設けた穿孔部を裏面側から剥離紙で覆うように構成したので、剥離紙の延長部分は少なくてすむので無駄がなく、また、前記穿孔部に起因するセンサーの誤動作をなくすことができるという効果を奏する。また、帳票に延出部を形成し、延出部の裏面に粘着剤を設けた場合には、前記効果に加えて、ラベル票裏面の粘着剤のみならず、この延出部裏面の粘着剤をも使用して配送品に貼付できるので、配送品への貼付がより確実になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル票付帳票の概略的な斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】ラベル票付帳票を配送品に貼付した状態を示す概略的な斜視図。
【図4】他の実施形態を示す概略的な断面図。
【図5】さらに他の実施形態を示す概略的な断面図。
【符号の説明】
1,41,51 ラベル票付連続帳票
2 ラベル票
3 配達票兼受領票
4,19,20,31,33 切り用ミシン目
6,8 届先記入欄
7,10 荷送人表示
9 問い合わせ番号記入欄
11 受領印捺印欄
12,17 粘着剤
13,18 剥離紙
14 ファイルパンチ
15 コーナーカット
16 延出部
30 配送品
Claims (2)
- ラベル票と帳票とを分離可能に並設したラベル票付帳票を切り用ミシン目を介して多数連接してなるラベル票付連続帳票であって、前記各ラベル票と前記各帳票の表面にはそれぞれ印字記入部を設け、前記各ラベル票の裏面には粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記各帳票の前記ラベル票との分離端に沿った位置には穿孔部を形成する一方、前記各ラベル票の剥離紙を延出して前記穿孔部を裏面側から覆うように構成したことを特徴とするラベル票付連続帳票。
- ラベル票と帳票とを分離可能に並設したラベル票付帳票を切り用ミシン目を介して多数連接してなるラベル票付連続帳票であって、前記各ラベル票と前記各帳票の表面にはそれぞれ印字記入部を設け、前記各ラベル票の裏面には粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記各帳票の前記ラベル票との分離端に沿った位置には穿孔部を形成する一方、前記各ラベル票の剥離紙を延出して前記穿孔部を裏面側から覆うように構成するとともに、前記各帳票の前記各ラベル票とは反対側を延出して延出部を形成し、この延出部の裏面に粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、この粘着剤設置部分の内側に切り取り部を設けたことを特徴とするラベル票付連続帳票。
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- 1996-01-29 JP JP03444096A patent/JP3549324B2/ja not_active Expired - Fee Related
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